- 親友「赤羽根!学校休んでゲームしてんじゃねぇ!」(アイマス)
421 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 02:16:54.95 ID:7C+qTtnF0 - 千早「あの…」
P「!…あぁ…さ、さーて!今日はなにを作ろうかな!腕が鳴るぜ!」 千早「…」 〜20分後〜 P「…ということで」 P「一応、鮭のバター焼きと、和食尽くし……的な感じなんだけど…」 千早「…」 千早「…」パクッ P「…どう?」 千早「……すごいです。素直に」 P「そ、そうか!」 P「それはよかった…」ハハ P「じゃあいただくとするか」 千早「…はい」
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422 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 02:19:05.89 ID:7C+qTtnF0 - 〜40分後〜
P「ごちそうさん…俺が言うのもなんだけど」 千早「…ごちそうさまでした」 P「食ったー」 千早「…」 千早「おいしかったです…」 P「!」 P「…そうか」 P「そうか」ハハ
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423 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 02:22:36.19 ID:7C+qTtnF0 - 〜10分後〜
千早「あの…」 P「?」 千早「訊かないんですか?」 P「なにを?」 千早「だから…春香のことです」 P「…」 千早「それだけじゃありません」 千早「…今日は私に言ってやろうと思うことがあって来たのでしょう」 P「…」 P「……まあな」
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424 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 02:27:55.61 ID:7C+qTtnF0 - 千早「では…」
P「もういいんだ」 千早「は?」 P「なんかもう…どうでもよくなっちゃった」 千早「?」 P「いやさ、腹へってイライラしてたけど」 P「腹いっぱい食ったらどうでもよくなっちゃった」テヘ 千早「…」 千早「…しかし」 P「う〜ん、ってか方針変更ってやつ?」 千早「方針…変更」
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426 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 02:33:58.69 ID:7C+qTtnF0 - P「そうそう」
P「最初はインパクトのある説教でもかまして、千早を懐柔してやろうかとも思ったけどよ…」 P「やめた!」 千早「…」 P「アクシデントにかこつけて、格好つけるのもやめる!」 千早(…一応、ギャグのつもりなのかしら…) P(…一応、韻を踏んだギャグのつもりだったんだが…) P「……そりゃ、どっかの主人公よろしく、ピンチをチャンスに変えるってのも悪くないけど」 P「千早が相手じゃ、そんなこけおどしは意味無いだろうしな」 P「…」
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427 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 02:36:08.53 ID:7C+qTtnF0 - P「なんか、ドラマチックな展開が無くて申し訳ないけど…」
千早「…」 P「失くした信用は日々の姿で、ゆっくりと地道に取り戻すさ」 千早「…元々」 P「『元々信用してない』とかは言うなよ。…そこは空気を読んでくれ(笑)」 千早「…」 千早「そうですね…」
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428 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 02:37:11.89 ID:7C+qTtnF0 - P「…」
P「それじゃあ、俺はそろそろ行くわ」 千早「…もう、ですか」 P「一人暮らしの少女の自宅に、こんな時間まで居座ってちゃ信用もないだろ?」 千早「それも…」 千早「…そうですね」 P「それじゃあな!それじゃあ明日」 千早「…はい、では明日」 P「…と、そういえば」 千早「?」 P「…お前、飯はきちんと食えよ」 P「少しは自炊するように!」 千早「…はい」
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429 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 02:37:59.13 ID:7C+qTtnF0 - P「分かればよしっ!」
P(これは親友の口癖だけど…) P「…それじゃあな!」 ガチャ ガ…チャ… 千早「…」 千早(………)
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431 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 02:40:15.84 ID:7C+qTtnF0 - 〜数ヶ月後・11月中旬・765プロ〜
P「それじゃあ、今日俺は貴音に付いていくから、みんなも予定を確認して動くように!なにかあったらすぐ連絡な!」 一同「ハイ!」 律子「『竜宮小町』も負けてられないわよ!今日もがんばりましょ!」 伊織「最初から負けてないっての!」 亜美「そうだぜ→りっちゃん!」 あずさ「あらあらまあまあ」 律子「とにかく!今日もベストパフォーマンス!竜宮ファイッ!」 伊織・亜美・あずさ「オー!」
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433 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 02:45:43.09 ID:7C+qTtnF0 - 高木「中々、活気が出てきた…いや、戻ってきたねぇ、これは」
小鳥「そうですね…随分といい形に安定してきたのではないでしょうか」 高木「うんうん」 高木「…それはそうと音無君?」 小鳥「はい?」 高木「君…」 小鳥「?」 高木「……少し太ったかい?………なんちゃって!」 小鳥「!…ひどいですよ社長!」 高木「なんちゃってね!ハハハ!冗談冗談!」 小鳥「…」 高木「もう秋も終わりだからね。コタツ太りもするさ!」 小鳥「もう!いい加減にしてくださいよ!」 高木「ゴメン!ゴメン!」ハハ 小鳥「…でも、もう冬……」
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434 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 02:48:53.65 ID:7C+qTtnF0 - 小鳥「今年も終わりが見えてきましたね…」
小鳥「…今年は、本当に色々なことがありましたからね」 高木「…」 高木「…汚い話にはなるが、今年はアイドル諸君が頑張ってくれたからね」 高木「うちの事務所も相当儲かったよ」 小鳥「…そうですか」 小鳥「…」 小鳥「……でも、今はまだ、彼女達の環境を変えるべき時では無いと思います…」 高木「…もちろん。そこは重々承知してるさ」
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436 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 02:50:50.18 ID:7C+qTtnF0 - 〜30分後〜
P「それじゃあ、あと少ししたら行くぞ貴音」 貴音「…はい」 P「…」 貴音「…」チラッ 伊織「…」チラッ 千早「…」チラッ P「?」 P「どうした?なんか俺の顔についてるか?」 貴音「いえ、なんでもございません」 伊織「いや!なんでもないわ!」 千早「え!なんでもないです」 貴音・伊織・千早「え?」 P「?」 P「そうか?」
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437 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 02:54:59.09 ID:7C+qTtnF0 - 律子「プロデューサー!」
P「はい!どうした!」スタスタ 貴音「…」 貴音「千早」 千早「なんですか」 貴音「少しよろしいでしょうか」 千早「はい」 貴音「…どう思いますか、最近のぷろでゅーさーの仕事ぶりは」 千早「…いいと思いますよ、非常に優秀です」 貴音「そうでしょう。彼は彼なりに彼の出来ることを実践してますからね」 千早「…ええ」 貴音「…ただ、最近は疲れているようですが」 千早「…大学が少し忙しいとか…聞きましたけど…」 貴音「…」 貴音「そうですか…」
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438 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 03:00:51.84 ID:7C+qTtnF0 - 千早「?」
貴音「なんにせよ…」 貴音「…なんにせよ」 貴音「なんにせよ」 千早「?」 貴音「…もう、冬ですね」 千早「はあ…」 貴音「風邪をひかないように気をつけましょう」 千早「…はい」 貴音「…」
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440 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 03:06:11.12 ID:7C+qTtnF0 -
貴音「…ところで、今日春香は…?」 千早「休みじゃないですか?最近来てないし…」 貴音「…そうですか」 貴音「…」
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441 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 03:10:33.71 ID:7C+qTtnF0 - 〜〜〜
伊織「…」クイッ P「うわっ」 P「なにすんだよ」 伊織「ちょっと!…大丈夫なの?」コソッ P「なにが」コソッ 伊織「あんたよ!あんた自身!」コソッ P「ああ、それなら」コソッ P「……余裕だ」コソッ 伊織「…」 伊織「……そう」コソッ 伊織「ならいいわ」コソッ P「?」 伊織(これ以上言うのは野暮ってやつよね…)
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443 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 03:15:47.53 ID:7C+qTtnF0 - 〜数時間後・タクシー〜
貴音「…それでですね、その殿方が…」 貴音「?…あなた様?」 貴音「…といいますか」 P「…」グー 貴音「…お疲れさまのようですね」 P「…」スヤスヤ
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451 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 03:58:07.60 ID:7C+qTtnF0 - すいません!寝てました
再開します
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452 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 03:58:52.38 ID:7C+qTtnF0 - 〜10分後・765プロ前〜
貴音「あなた様、着きましたよ」ユサユサ P「!」 P「お、おう…」 P「っていうか俺寝ちゃってたか…スマン」 貴音「いえ、それより大丈夫でございますか」 P「大丈夫!大丈夫…」フラッ 貴音「あなた様っ!」ガシッ P「おっ…」 P「…ありがとう貴音」 貴音「いえ、お気をつけください」 P「そうだな、スマンスマン」 貴音「…」
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453 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 04:05:44.90 ID:7C+qTtnF0 - 〜同時刻・病院〜
ガラガラ 千早「こんにちは」 真「やあ、いらっしゃい」 千早「はい、これ」 真「わあ!『月バス』じゃん!ありがとう!」 千早「これでよかったの?」 真「うん!月に一度の楽しみだよ。病院じゃ売ってなくてね」 千早「…そんなに面白い雑誌なの?」 真「まぁね!今月の特集は…女子日本代表だって!」 真「いやー、カッコいいよね」 千早「…そうね」ニコリ
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- 親友「赤羽根!学校休んでゲームしてんじゃねぇ!」(アイマス)
455 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 04:13:58.51 ID:7C+qTtnF0 - 真「?」
千早「…いや、真の喜んでる顔が見れてよかったわ」 真「え!?」 真「あは、あはははは…なんか恥ずかしいな…」 千早「…」 真「千早も今度バスケやろうよ!…いや765プロのみんなで!」 真「絶対面白いと思う!」 千早「いや、私は…」 真「ね!いいでしょ!?」
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- 親友「赤羽根!学校休んでゲームしてんじゃねぇ!」(アイマス)
456 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 04:19:02.72 ID:7C+qTtnF0 - 千早「……そうね」
真「そうとなるとチーム分けしないとなぁ!伊織は相手チームにして、千早はこっちね!他には…そうだ、あずささんは危なっかしいからこっちのチームで…」ワクワク 千早「…真」 真「?」 真「なに?」 千早「ごめんなさいね、結局事務所の皆でお見舞いに来れなくて…約束したのに」 真「ああ…」 真「それなら別に!」 真「全然気にしてないよ!」
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- 親友「赤羽根!学校休んでゲームしてんじゃねぇ!」(アイマス)
458 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 04:28:52.01 ID:7C+qTtnF0 - 真「みんな忙しそうだもんなぁ〜。一応みんなの雑誌は買ってるからね!」
千早「そう……ありがとう…」 千早「……でも、退屈じゃない…?」 真「まぁね…。でも、嫌じゃあないよ」 千早「…」 真「…う〜ん」 真「これは言うなって、言われてるんだけどな」 千早「?」 真「…う〜ん」
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459 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 04:30:21.58 ID:7C+qTtnF0 - >>457
寝てください いつ終わるか…
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- 親友「赤羽根!学校休んでゲームしてんじゃねぇ!」(アイマス)
460 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 04:35:20.41 ID:7C+qTtnF0 - 〜5分後〜
千早「プロデューサーが…?」 真「そう、毎日」 千早「そうなの…でも、そんな時間は…」 真「だから来る時間は夜遅いけどね。ここは水瀬家の病院だし、ボクの部屋は個室だから、基本的に出入りは自由みたい」 千早「そう…」 千早「…」 千早「ねぇ、真…」 真「だからリハビリだって全然辛くないさ!」
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461 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 04:44:04.21 ID:7C+qTtnF0 - 千早「…」
真「…そういってもさ、プロデューサーに負担かけてばかりもいられないから、雑誌は千早に頼んだんだけど」 千早「…」 真「でも、プロデューサーは優しいよ。ボクの為に毎日来て、話をして、話を聞いてくれるんだから。ハハハ、今日も楽しみだな」 千早「真…」 真「昨日なんてね!『テレビに出演する仕事とった』って自慢ばっかりなんだから。ずっと、その話をしたりしてね」
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462 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 04:51:48.49 ID:7C+qTtnF0 - 千早「あのね真…聞いてくれる?」
真「ハハハ!やっぱりプロデューサーはいい人だな!ボクも怪我さえしてなきゃ、もっとプロデューサーと話せるのになあー」 千早「…っ」 真「それにプロデューサーはカワイイところもあってね、この間なんか…」 千早「真っ!!」 真「!」
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463 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 05:01:44.05 ID:7C+qTtnF0 - 千早「真…私の話を聞いて」
真「…」 真「…」 真「…ううん、千早の言いたいこと、全部分かってる」 千早「…」 真「おかしいよね…ボクの怪我はボクのせいなのに…」
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- 親友「赤羽根!学校休んでゲームしてんじゃねぇ!」(アイマス)
465 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 05:14:17.50 ID:7C+qTtnF0 - 千早「…そうね……でも、そこじゃあないでしょ」
真「…」 真「…負担…だよね…」 千早「ええ、その通りだわ」 真「ボクは…嘘をついてる」 真「『プロデューサーに負担かけてばかりもいられない』なんて…嘘だっ!」 千早「…」
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466 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 05:25:11.39 ID:7C+qTtnF0 - 千早「…ねぇ、真」
千早「…私にだって話を聞くことくらいなら出来るわ」 真「…」 真「…ボクは」 真「ボクは、ボクは…」 千早「『ボクは』?」 真「みんなの邪魔してる…プロデューサーに負担をかけて…」 真「結果的にみんなの足を引っ張ってるよ」
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473 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 07:05:34.06 ID:7C+qTtnF0 -
み き しゃらぁ!完全復活しました!ありがとうございまいた! のってきたました! …ここからの話は少し 深夜のテンションで行きましょう!!
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475 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 07:07:31.23 ID:7C+qTtnF0 - 千早「そうね」
真「なにより…ボクはプロデューサーに、ひどいことしてるよ…」 千早「そう…」 真「いくらプロデューサーが優しいからって、ボクを気遣ってくれるからって、話が面白いからって、一緒に居たいからって」 千早「…全て分かっているんでしょ」 真「…」 真「…全て?全てって?なに?」ジュワー
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479 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 07:12:01.49 ID:7C+qTtnF0 - 真「ボクのせいで…プロデューサーが、毎日フラフラになってること…?」
千早「…」 真「それでも、やめられなくて…明日も、明日も、プロデューサーに会いたいなって思って……やめられないこと?」 千早「…」 真「本当はやめたくて、やめたくて、仕方ないのに……どうしても…プロデューサに甘えちゃうこと?」 千早「…」 真「…みんなの足引っ張るのを…分かってること?」 千早「…」 真「……とめて欲しくて…千早に本当のこと教えたこと?」 千早「…」 真「それとも…ボクが………」 千早「…もう」 千早「もういいのよ」ダキッ 真「!?」
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481 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 07:17:27.17 ID:7C+qTtnF0 - 真「…」
真「…」ウルウル 真「千早っ!千早っ!千早っ!」 千早「…なあに?」 真「…ボクね」 真「ボク…ボクッ!こんな体だけどっ!」ウルウル 真「今はろくに動けないけどっ!」ポロポロ 真「あの人の負担になるだけだけどっ!」ポロポロ 千早「…」 千早「けど…?」
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482 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 07:17:34.28 ID:7C+qTtnF0 - 真「ボクは!ボクはっ!プロデューサーのことがっ!!」ボロボロ
千早「…」 真「プロデューサーのことがっ…」ボロボロ 千早「…」 真「……好きになっちゃったよぉ……」ボロボロ 千早「…」 千早「そう…」ダキッ 千早「そうなのね…」ギュッ 千早「…やっぱり…そうなのね」ギュゥ 真「うわああああああん」
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484 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 07:21:46.03 ID:7C+qTtnF0 - 〜15分後〜
真「ヒグッ!ヒクッ!」ポロポロ 千早「…すこしはおちついた?」 真「ヒグッ!」 千早「……だいじょうぶだからね。ゆっくりでいいからね」ギュゥゥゥ 〜更に15分後〜 真「……千早、千早」 千早「なあに?」 真「も、もういいよ、大丈夫」 千早「ほんとう?」 真「ほんと、ほんと!」 真「…だから、その…離してくれない?」 千早「……そうね」バッ 真「…なんていうか……ありがとう」 千早「…」
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485 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 07:25:31.64 ID:7C+qTtnF0 - 千早「なんか…私も恥ずかしくなってきたわ」
真「…年下に優しくされたボクの方が恥ずかしいよ……」ハハ 千早「そう…だったわね…」 千早(年上…) 千早(…自分より小さいボーイシュな子が泣いてたから…つい…) 千早(私…優のことを……) 真「?」 千早「…」 真「…とにかく…ありがとっ」 千早「!」 千早「…これから…どうするの」
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486 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 07:30:23.21 ID:7C+qTtnF0 - 真「…とりあえず夜に……いや、今すぐ電話してプロデューサーが、来ないようにしてもらうよ」
千早「そうね…」 千早「…でもあの人なら…無理やりでも入ってくるかも」 真「その時は、伊織にでも相談するさ」 千早「…そうね、それがいいわ」クスッ 真「……でさ」 千早「?」 真「さっきのことなんだけど…」 千早「…それは」 真「お願いっ!」 千早「え」 真「さっきのことは黙ってて欲しいんだ!」 千早「でも…」 真「…」
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487 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 07:35:16.50 ID:7C+qTtnF0 - 千早「あまり他人に干渉するのは、好きでは無いけれど…」
千早「今の真は随分と自信を無くしてるみたいだし…このままじゃあ、結局言えずに終わると思うわよ」 真「…」 千早「プロデューサーは、新年になったらどうするのか分からないわ」 千早「もしかしたら、別のところに就職するかも…」 千早「なら、今のうちに…」 真「…分かってる。千早の言いたいことは分かる」 真「でも…今のボクじゃあ…」 千早「ほら、そうやって…」 真「だからさ!」 千早「?」 真「だから…」 真「もし、リハビリが終わって…それでも告白できるなら……」 千早「できるなら…?」 真「きちんと告げてくるよ…ボクの想い」
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488 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 07:40:13.60 ID:7C+qTtnF0 - 千早「…」
千早「…そう、真がそう決めたなら…それでいいわ」 真「ありがとう…」 真「…といっても……」 千早「?」 真「今まで、ボクって告白とかしたことないからなぁー」 千早「…自慢?」 真「そうじゃなくって!…ほらっ、ボクってバレンタインとかでも貰う側だったりしたから…」 真「好きな相手としてきちんと男性を見たことないなぁ〜…なんて」 千早「ふーん」 真「『ふーん』って」 千早「私も恋愛に関しては門外漢…というか興味ないから」 真「……そのようだね、はは…」
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489 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 07:45:07.67 ID:7C+qTtnF0 - 〜2時間後〜
千早「それじゃあね」 真「うん」 千早「…」 真「千早」 千早「…なに?」 真「ありがとう」 千早「……ええ」 真「もう大丈夫!…千早も、そんなにいつも来なくていいから」 千早「…私は無理はしないわ」 千早「体調管理は完璧だもの」 真「あははは…」
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491 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 07:50:11.33 ID:7C+qTtnF0 - 千早「…じゃあね、真」
真「うんっ!」 ガラガラ ガラガラ 千早「…」 千早「…」 千早「…」グスンッ 千早(どうして、涙が……優のこと思い出したから?…それとも…)
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492 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 07:55:07.60 ID:7C+qTtnF0 - 〜翌日・765プロ〜
P「ハァー」シュン P(急に真に来るなって言われたけど…俺、そんなに嫌われることしたかな…) P(それとも話がつまんなかったとか…?) P(やっぱり、仕事自慢なんてしなきゃよかった…) 千早「…」チラッ P「ハァー」 千早「プロデューサー」 P「?」
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493 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 08:00:54.71 ID:7C+qTtnF0 - 千早「その…ツンデレって知ってますか?」
P「は?(いきなりなんだ?)」 千早「その…気持ちと態度が一致しない状態及び行為、人格を指す言葉なのですが…」 P「ああ、そりゃ知ってるけど?」 千早「つ、つまりですね…今の真はそのような…」ボソボソ P「要は千早みたいなやつのことだろ」 千早「…」 P「…?」 千早「…もういいです」ゲシッ P「痛ぇえ!なにすんだよ!」
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494 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 08:01:07.00 ID:7C+qTtnF0 - 千早「全く!せっかく私が親切心で教えてあげようとしてるのに……プロデューサーには話ても無駄のようですっ!」
P「はぁ…?」 千早「…」スタスタ P「なんだあいつ…?」 亜美・真美「これはこれは…」 亜美「もしかすると…」ニヤリ 真美「…もしかするかもしれませんな」ニヤリ
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496 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 08:06:14.34 ID:7C+qTtnF0 - 〜一週間後〜
高木「ということでアイドル諸君!」 高木「ついに我が765プロ始まって以来の快挙!」 高木「ニューイヤーライブが迫って来ているわけだが」 高木「まあ、君達なら最高のライブにしてくれるだろう!」 高木「では頑張ってくれたまえ!ワハハハハハ」 伊織「ついに来たわね…」 千早「大舞台で歌える機会…」 美希「『竜宮小町』といっしょに…いや、ライバルとして」 亜美・真美「一緒のステージに立てるねっ!」 響「今までの自分らの」 貴音「…集大成…というやつでしょうか……」
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- 親友「赤羽根!学校休んでゲームしてんじゃねぇ!」(アイマス)
499 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 08:11:28.49 ID:7C+qTtnF0 - あずさ「あらあらまあまあ、なにはともあれ〜」
雪歩「がんばりますぅ〜」 やよい「うっうー!!」 律子「……これは…」ゴクッ P「頑張ろう!みんなで!765プロ全員で!」 小鳥「みなさん頑張ってくださいねー」 一同「…」 小鳥「…765プロー?」 一同「ファイッ!!!!」
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- 親友「赤羽根!学校休んでゲームしてんじゃねぇ!」(アイマス)
500 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 08:15:58.45 ID:7C+qTtnF0 - 〜〜〜
P(雪歩がなんとか戻ってくれてよかった…) P(…人生において、あれほど土下座をすることはもう無いだろうな…はは) P(ただ…) 律子「春香が…来ませんね」 P「…ああ」 P(春香…) 律子「今日は765プロ全員で練習よ!早く準備してちょうだい!」 P「あっ、じゃあ、俺は車のエンジンかけてくるよ」 律子「はい、お願いしますね!」 律子(…あれから、休みの日を費やして、すぐに免許をとるなんてね) 律子(車は友達のらしいけど……ひとまず及第点ね) プルルルルル 律子「?」
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- 親友「赤羽根!学校休んでゲームしてんじゃねぇ!」(アイマス)
501 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 08:19:59.51 ID:7C+qTtnF0 - 伊織「あっ!私の携帯だわ」
ガチャ 伊織「はい、もしもし…」 「」 伊織「!!?」 「」「」 伊織「!!」 「」 伊織「…わかったわ」 律子「…ちょっと、伊織?」 伊織「…」ダッ 律子「!?」 律子「伊織!?」 亜美「いおりんどったの!?」 真美「…さあ?」
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- 親友「赤羽根!学校休んでゲームしてんじゃねぇ!」(アイマス)
502 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/02/12(日) 08:23:13.57 ID:7C+qTtnF0 - 〜765プロ前〜
ガチャ 伊織「ちょっと!」 P「!?」 P「…どうした伊織?そんなに慌てて?」 伊織「あんたはちょっと来なさいっ!」グイグイ P「え?え?え?」 律子「ちょっと!」ダッ 律子「どうしたのよ!?急に!」 伊織「ちょうどよかったわ!」 伊織「ちょっとばかりコイツ借りるから…あと、私も今日は休むから!」 律子「え!えぇ!?」
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