- 【本鯖】ROでVIPPERがのし上がるスレ 天皇誕生日編【新規】
77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 00:03:46.42 ID:tb6AGWJQ0 - :::::: :: : :_,,.. -──- 、.,_ : : :: ::: ::::: :::::::: :: : : / へ
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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 00:27:07.64 ID:tb6AGWJQ0 - サンタ「Yo-----Ho-------!!」
男父「男!はやくこっちへ!!」 男「パパ・・・パパ!?」 男父「もうだめだ家が囲まれてる・・・」 男母「ああっ・・・」 男父「くそっ・・・男だけでもつれて逃げるんだ!!」 男「パパ・・・パパ何するの!?」 男父「ここは俺が食い止めるから男を頼んだぞ・・・」 男母「男・・・さ、こっちへ・・・」 男「パパ!パパああああああああ!!」 サンタ「YOOOOOOOOOOOOOOOOOHOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!」 男父「王国一の剣士はここにいるぞ!首をとって名を上げてみせよ!!」ジャギッ 男「パパあああああああっ!!」 男母「だめ!ふりかえっちゃだめっ!」 サンタ「ここにも2匹いたYOOOOOOOOOOO!!」 ぐちゅっ 男母「きゃあああっ!!あなただけでも・・・逃げ・・・」 サンタ「うまHOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!」 男「ママ!!ママああああああああああっ!!」
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5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 00:28:51.50 ID:tb6AGWJQ0 - がばっ
男「ふーっ、ふーっ」 女「どうしたんですか先輩、かなりうなされてましたけど」 男「・・・なんでもない」 女「あれ?先輩こんな時間に何するんですか」 男「振ってくる」 女「えっ、振ってくるって、えっ?」 男友「ほっといてやれ」 女「男友先輩!」 男友「そろそろあの季節だからな」 女「ああ・・・」 男友「というわけであっちで一杯やらね?」 女「結構です」
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7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 00:34:22.81 ID:tb6AGWJQ0 - ブンッ!ブンッ!
男友「精が出るねぇ」 男「・・・。」 男友「時代遅れとされながらも、父親の背中を追い続け剣を振る・・・か」 ぴたっ 男「・・・。」 男友「才の無き者は皆『銃』を使う時代になった、それでもなぜ男は剣を振り続けるんだい」 男「あいつらの首を切り落とす感触を直に感じたいからだ」 男友「ふぅこえぇ・・・お前ならきっとできるさ、挫折した俺と違ってな」 男「お前は王国一の『銃』使いだろう、充分胸を張れる」 男友「やめろい、それよかそろそろ朝礼だ。いよいよだぞ」 男「ああ、水を浴びたらすぐにいく」
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8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 00:37:11.05 ID:tb6AGWJQ0 -
騎士団長「本日、国王からサンタ狩りの勅命が下った」 騎士達「おおおおおおおっ!!」 騎士団長「我々は騎士としての誇りを持ち、命を賭け、しかし投げ出すことなく生きるために戦うのである!!」 騎士達「おおおおおおおおおおおおおっ!!!!!」 騎士団長「技術の発展により、サンタなど『銃』を使いこなすようになった我々の敵ではない これまでは畏怖の対象であったがもはや恐れることはない!! 諸君らにはこれから存分に働いていただく、出発は3日後夜明けだ。充分休んでくれたまえ」 騎士達「イエス!マイロード!!」
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11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 00:42:55.13 ID:tb6AGWJQ0 - 男友「かーっ!!いよいよだな」
男「お前はもう武器の手入れはいいのか?」 男友「ばーっちりよ、この王室御用達工房製エクソダスジョーカーがサンタの心の臓を貫いてやるぜ!」 男「頼りにしてるぞ」 男友「お前もな」 女「せんぱーい!!」 男友「おっ、お嬢ちゃんも武器の手入れはばっちりか?」 女「ばっちりっすよ男友先輩!」 男友「おお、それじゃあその右手にもってる『元』銃っぽいパーツはなんだ?」 女「ふえぇ・・・新型に馴染めなくて・・・」 男「ったく・・・これ持っとけ」
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12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 00:46:47.20 ID:tb6AGWJQ0 - ぱしっ
女「これは・・・?」 男「極東の島国では女はダガーを懐に持っておくらしいぞ」 女「こんなんで身を守れと・・・?」 男「それを使えばサンタに食い殺されるよりかは楽な死に方ができる」 女「ハハハ・・・お、脅しても仕方がないデスよ・・・」 男友「お嬢ちゃんは今回はどのみち後方担当だろ、緊張すんない」 女「生理がとまりそうかも・・・」
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13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 00:53:22.60 ID:tb6AGWJQ0 - 国王「諸君らの健闘を祈る、くれぐれも全員無事で帰れ」
騎士団長「では行って参ります」 国王「頼んだ」 騎士団長「では行くぞ!!」 騎士達「おおおおおおおおおっ!!」
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14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 00:53:48.18 ID:tb6AGWJQ0 - 男友「やっぱ剣持ってんのお前くらいだなあ」
男「そうだろうな、時代遅れの遺物さ・・・」 男友「時代もうつりかわっていく・・・か。いつかこんなサンタに怯えることもなくなっていくのかな」 男「お前は怖いのか?」 男友「そりゃ怖いさ、男は怖くねーの?」 男「怖い、サンタに怯える自分が怖い・・・」 男友「んー男さ、考えすぎだって。誰だって怖い、それでいいじゃんよ」 男「この手で必ず・・・」 男友「だめだ、もう話聞く気ねーな」
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15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 00:54:03.15 ID:tb6AGWJQ0 - 女「せんぱーい!」
男友「調子はどうよー」 女「疲れました・・・」 男友「はええよ」 女「あれ?男先輩は?」 男友「あっち」 女「ええええっ、歩くのはやっ!」
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17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 00:59:20.85 ID:tb6AGWJQ0 - 騎士団長「日が暮れてきたな。ここで野営を敷くが
ここはすでにサンタの目撃が相次いでいる土地である 重々気をつけるように!」 女「ふえぇぇ・・・やっと休める・・・」 男友「気ぃ抜きすぎだ馬鹿たれ、死ぬぞ」 女「でもぉ・・・」 男友「去年、ここから数キロ先で野営をした時は急襲食らって5人死んでる」 女「oh・・・」 男友「まあ去年は特別豊作な年だったから今年は大丈夫だと思うけどな」 女「ところで男先輩は?」 男友「あー、あいつ今気ぃ立ってるからあんま近づかないほうがいいか・・・も・・・」 とてててて 男友「だから人の話きけーっつの」
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18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 01:04:40.01 ID:tb6AGWJQ0 - 女「先輩?ご飯ちゃんと食べました?」
男「・・・。」 女「せーんぱい」 男「・・・。」 女「せんぱーーい!!」 男「食った」 女「そ、そうですか」 男「・・・。」 女「先輩」 男「・・・。」 女「ひとつ質問いいですか?」 男「・・・。」 女「男友先輩とはどこで知り合ったんですか?」 男「・・・。」 女「きいてんですけどー」
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19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 01:05:24.80 ID:tb6AGWJQ0 - がっ
女「きゃっ!」 男「殺すぞ」 女「ひっ!」 男友「はいはいやめやめー!!サンタ殺す前に女殺してどうすんの!!」 女「うえぇ・・・」 男友「だから言ったろ・・・こいつ気ィ立ってんだよ、察してやれ」 女「ふぁい・・・」 男友「明日もはええからとっとと自分のテントに戻れ、な?」
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21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 01:10:10.81 ID:tb6AGWJQ0 -
男「待て」 男友「ん?」 男「お出ましだ・・・」ジャギッ 男友「おおう・・・臭ってきやがったぜぇ・・・女、構えろ・・・」 女「えっ?・・・えっ?な、何ですか?」 男「馬鹿野郎!!その腰のモンをとれ!腹かっさばかれてぇのか!」 男友「3・・・4か?」 男「いや・・・6だ」 男友「見張り番は何してんだよ・・・っ!」
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22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 01:11:24.17 ID:tb6AGWJQ0 - 男「とっくにあいつらの腹ん中だ、そうじゃなければ・・・」
男友「その6の中・・・か」 女「は、はやく知らせなきゃ・・・」 男友「よし」 男「俺がひきつける。男友と女はキャンプへ走れ」 男友「らじゃりんこ」 女「え?男先輩は?」 男友「俺らがいりゃ足手まといだ、合図したら走るぞ・・・」 男「・・・・・・・・行け!!」 だっ!! 男友「走れ!!」 女「うえぇええええええええ!!!」
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23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 01:11:55.24 ID:tb6AGWJQ0 - 男「やれやれ、まだ雪もふってねえぞ・・・わざわざ殺されにご苦労なこった!!」
ジャギッ サンタ「YOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!」 サンタ「HOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!」 ギンッ!!
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24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 01:14:03.38 ID:tb6AGWJQ0 - 女「はあっ!はあっ!男先輩大丈夫なんですかぁ!?」
男友「大丈夫だ!!ほっとけ!!夜襲だあああああっ!!サンタが来たぞおおおおおおおっ!!」 女「や、やっぱ私男先輩見てきますっ!!」 男友「おいバカやめろ!ちっ!!」
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25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 01:15:52.72 ID:tb6AGWJQ0 - ざしゅっ!!ぐちゃっ!!
サンタ「YOOOO・・・HO?」 ぶちっ 男「ひとおおおおおおおおつ!」 サンタ「MERRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!」 がっ!! 男「ふたあああああああああああああつ!!」
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26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 01:22:12.31 ID:tb6AGWJQ0 - サンタ「WYRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR!!」
ずしゃあああっ 男「みいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっつ!!!」 サンタ「OOOOOO・・・」 男「おいおい、逃げられると思うなよ・・・俺はなあ・・・俺はなぁああああああああああああっ!!」 ずおおおおっ!! 男「よおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっつ!!!!」
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28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 01:22:35.26 ID:tb6AGWJQ0 - サンタ?「ああ・・・や、やめてくれ・・・俺は・・・俺はまだ・・・」
男「ん?」 サンタ「YOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!」 男「後ろぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 ぶしゃあああっ!! 男「いつううううううううううつ!!!!!」 サンタ?「あ・・・あ・・・死にたくない・・・まだ・・・」 男「お前まだ・・・」 サンタ?「噛まれた・・・傷口気持ち・・・いい・・・嫌だ・・・」
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29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 01:26:52.48 ID:tb6AGWJQ0 - 男「くっ・・・」
女「先輩!!」 サンタ?「ひっ・・・ひっ・・・」 女「その人は?」 ザッ――― サンタ?「あり・・・がTO・・・」 女「えっ?」 男「もうだめだ、サンタに噛まれた。人である間に殺してやるのがせめてもの情だ」 女「で、でも・・・」 男「お前は何を学んできたんだ、サンタに噛まれたらどうなるかわかってるだろう」 女「・・・。」 男「これが戦場だ、割り切れ」 女「でも、なんとかならないんですか!!」
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31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 01:31:47.23 ID:tb6AGWJQ0 - すまん風呂わいたし風呂はいってくる
落ちてなかったら続き書く
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35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 01:53:45.08 ID:tb6AGWJQ0 - 気持よかった、今から続き書くけど人いんのかな
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38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 02:00:40.31 ID:tb6AGWJQ0 - 男「なるわけねえだろ!」
女「うぅ・・・っ」 男「それよりキャンプが心配だ、戻るぞ」 女「はい・・・」
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39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 02:01:13.39 ID:tb6AGWJQ0 -
ターン!!ターン!! 男友「狙う時はぼんやりと全体像を見るんだ!!とにかくどこかに当てれば動きがとまる!! その瞬間を狙って頭か心臓を吹き飛ばすんだ!!」 ターン!! 新入り「は、はい!!」 男友「銃身ブレてる!!しっかり肩で支えろ!!」 新入り「はいぃい!!」 騎士団長「火器で焼き払え!!敵はたった3匹だぞ!!」
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41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 02:04:41.87 ID:tb6AGWJQ0 -
男友後輩1「おいおい、こいつまだ生きてんぞwwww」 男友後輩2「ほんとだ、しぶてーなーwwwww」 男友後輩1「調子乗りやがってwwww銃の前じゃてめぇらなんか敵じゃねえっつのwwww」 男友後輩2「ざまぁwwwwww」 ちょんちょん 男友「おいバカよせ!!!生きてるサンタに近づくんじゃねえ!!!」 サンタ「YO・・・HO・・・がうううううううっ!!」 ずりゅっ・・・ 男友後輩1「あ・・・ああ・・・噛まれた・・・」 男友後輩2「うわああああああっ!!」
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42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 02:05:33.59 ID:tb6AGWJQ0 - 男友「だから言っただろこのバカ!!」
男友後輩1「傷口が・・・・・・ぎんもぢいい・・・」 男友後輩2「お前の血おいしい・・・ぺろぺろ」 男友「ちっ・・・ったくよぉ・・・バカな後輩もっちまったよ」 ターン!! 男友後輩1「ふあ・・・?」 男友「最期まで世話焼かせやがってよ・・・」 ターン!! 男友後輩2「ぺろぺろ・・・へろ?」 男友「幸せそうなツラで死にやがって・・・バカが・・・」
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43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 02:06:03.83 ID:tb6AGWJQ0 - 男「男友!!」
男友「ああ、どうだった?」 男「だめだ見張りが2人やられてた・・・」 男友「こっちも2人やられた、残りももう始末できてる」 女「うぅっ・・・ぐすっ・・・」 男「今年のサンタは優しいな」 男友「ああ、はやめに通過儀礼すませてくれたからな」 女「これが・・・」 男「ああ、これが戦場だ。はやく慣れろ」 女「びぇええええ」
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45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 02:11:22.78 ID:tb6AGWJQ0 - 新ジャンル「サンタ」は毎年あるね
「サンタ狩り」とか「サンタvsVIPPER」とか
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46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 02:16:23.71 ID:tb6AGWJQ0 - 男友「おら起きろ」
女「ふえ?」 男友「お前あんだけ泣いてたのにしっかり寝てんじゃねえよ・・・」 女「ふぁあああっ・・・男先輩は?」 男友「さあな」 女「ふえぇ・・・」 男友「今年もここに沸いたってことはかなり活発だ、先を急ぐ 明日あの山を越すからな」 女「ええ・・・あの天剣フルングニルを一日でですか・・・」 男友「とにかくこのテントたたむからとっとと出てこい」 女「ふぁい」
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47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 02:21:31.08 ID:tb6AGWJQ0 - ざくっ・・・ざくっ・・・
女「見張りさんのお墓ですか?」 男「・・・。」 女「男先輩って優しいんですね」 男「もう出発だろ、準備はいいのか」 女「ばっちりっすよ!」 男「ならぼけっとつったってねぇで適当に墓標になりそうなもん持って来いや」 女「この石でいいですかね」 男「そこ置いとけ」 女「よいしょっと、ああっ!先輩まってくださいよ〜」 男「とろとろすんな、もうやつらのテリトリーだぞ」
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48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 02:21:53.93 ID:tb6AGWJQ0 - 女「先輩のこういう優しいところ、好きですよ」
男「寝ぼけてんなら目覚まさせてやろうか?」 ギリギリギリギリ 女「げぇっ!男先輩目がマジ!目がマジだから!」 男「ったく・・・ピクニックかなんかと勘違いしてんのか・・・」
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49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 02:24:37.08 ID:tb6AGWJQ0 - 男友「よお、寝られたか?」
男「誰に聞いてんだよ」 男友「はっはっは、俺は気が昂っちゃって寝られてねぇわ」 男「同じく・・・」 男友「天剣フルングニル・・・単なる登山になるわけがないからな」 男「・・・。」
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50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 02:24:47.84 ID:tb6AGWJQ0 -
騎士団長「これより厳しい道程となる、諸君ここを超えればサンタの聖地である!!」 騎士達「おおおおおおおっ!!!」 男友「いよいよだぜ、男!」 男「興奮しすぎじゃないか?感覚を研ぎ澄ませ、すでに敵地だぞ」 男友「あいあい」
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51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 02:27:14.49 ID:tb6AGWJQ0 - ばいばい猿さん食らいそうだなwwwwww
ペース落とすか
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52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 02:36:38.10 ID:tb6AGWJQ0 - 女「はあ・・・はあ・・・さすが天剣と名高いフルングニル・・・登り甲斐があるぜえぜえ・・・」
男友「息あがってんぞ、いざというとき銃がブレるから息を整えろ!」 女「そんなこと言われても・・・ぜえ・・・」 男「・・・。」 女「男先輩余裕っすね・・・ぜえ・・・」 男「お前はアカデミーで何してきたんだ」 女「適度な運動と・・・ぜえ・・・臭い飯を食ってました・・・」 男「おい男友、こいつ今のうちにここからつきおとしといたほうがこいつのためでもあると思うが」 男友「ああ、俺も今同じ事考えてた」 女「ひえええええっ!!」
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53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 02:50:37.45 ID:tb6AGWJQ0 - 男「突風だ!伏せろ!!」
ぶおおおおおおおおおっ!! 女「きゃあああっ!!」 男友「いやーさすが天剣、これでこそ天然の要塞だねぇ」 男「おら行くぞのそのそすんな」 女「ひゃああああっ!!」
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54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 03:04:45.07 ID:tb6AGWJQ0 - 男友「なあ男」
男「なんだ」 男友「おかしいと思わねぇか?」 男「・・・ああ」 男友「血の匂いがしねぇ」 男「それとあのクソ忌々しい鈴の音も聞こえてこねぇ」 女「ぜえ・・・ぜえ・・・」 技術主任「あなたたちも気づいたッスかwwwwwwwww」
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55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 03:10:52.77 ID:tb6AGWJQ0 - 男友「主任もきてたんか」
技術主任「やけに静かッスよねwwwwwwwwwwwwwww」 男友「だなあ」 女「今来て欲しくないからちょうどいいッス・・・」 技術主任「私、もうサンタ討伐に加わって10年目ッスけどwwwwwwwwwwwww 6年前の討伐隊でもこんな静けさがあったッスwwwwwwwwwwwww」 男「6年前・・・?」 男友「待てよ・・・6年前っつったら・・・」
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58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 03:14:50.38 ID:tb6AGWJQ0 - 男友「雪崩で討伐隊が壊滅した年じゃねえか!!」
技術主任「正解ッスwwwwwwwwwwwwwwww さすが王国一の銃使いッスwwwwwwwwwwww」 ドドドドドドドドドドドドド 斥候「雪崩だあああああああああああああああああっ!!!」 騎士団長「全隊避けぇえええええええええっ!!!」 女「げぇっ!!」 技術主任「ちなみに言っておくッスがwwwwwwwwwwwww」 男友「ええいなんだよまだあんのかよ!!」 技術主任「あれよく見て欲しいッスwwwwwwwwwwwwww」
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59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 03:25:11.02 ID:tb6AGWJQ0 - 男「赤い・・・?サンタか!!」
技術主任「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」 男友「とりあえず逃げるぞ!ここじゃまずい!!」 女「うわわわわわわ!!」 技術主任「えっ男君剣抜いて何してるんスかwwwwwwwwwwwwwww まさかここでやるとか言わないッスよねwwwwwwwwwwww」 男「先逃げてろ・・・俺はあいつらを殺す」
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61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 03:29:10.06 ID:tb6AGWJQ0 - >>60
今ぐぐったらそっちが正解だったorz
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62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 03:38:12.17 ID:tb6AGWJQ0 - 男友「無茶だ!!ここは凹んでるから格好の雪の流道だぞ!!」
男「いいから行け!!」 男友「ちぃっ!!主任!女逃げよう!!」 女「えええええっ!!!?さすがにこれは無理っしょー!!!」 主任「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」 男「6年前・・・ああもう6年もたったのか・・・」 男「そうさ、お前らはこの雪崩にのって一気に俺の村まで飛んできたんだよなぁ・・・」 男「そして俺のパパとママを殺した・・・ぜってぇ忘れねぇ・・・」 ドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!
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63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 03:49:47.42 ID:tb6AGWJQ0 -
女「男先輩さすがに今度はないでしょ!!」 男友「とりあえず自分が生き残る事が先決だ、あいつは大丈夫だと言ったら大丈夫だ・・・多分」 女「多分ってなんすか多分ってえええええええ!!」 技術主任「とりあえず私先逃げるッスwwwwwwwwwwwwwwwwww」 女「はやっ!!あの人デスクワーク派じゃないの!?」 男友「いいから走れ!!あの岩超えたらなんとか凌げる!!」
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64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 03:59:33.84 ID:tb6AGWJQ0 - ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!
サンタ「YOOOOOOOOOOOOOHOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!」 サンタ「MERRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!」 男「来やがったな・・・てめぇらまとめて肉塊にしてやらぁ!!!」 サンタ「こいつ、雪崩、乗ってる」 サンタ「波乗り、人間、乗ってる」 男「おおっと、こいつら中級サンタか・・・人間様の言葉使いやがって」 ぶおおおおおっ!! 男「殺す・・・殺す殺す殺す殺す殺す!!お前らまとめて殺してやるッ!!」 サンタ「こいつ、怖い」 サンタ「人間、憎しみ」 ざしゅっ!! 男「死ね・・・死ね死ね死ね死ね死ね死ね!!しねええええええええええええっ!!」 サンタ「ぶちゅ・・・首、とれた・・・」 サンタ「怖い、こいつ、怖い」
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65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 04:02:17.13 ID:tb6AGWJQ0 - ???「おいおい、俺の手下に何してくれてんだァ!?」
男「ちっ・・・上級か!?」 ???「上級だァ!?舐めとんちゃうぞ!!」 男「でけぇ・・・なんだこのでかさは・・・」 ドドドドドドドドドドドドドドドド!!!
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66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 04:10:14.29 ID:tb6AGWJQ0 - くそねみぃ・・・人いないならもう寝ていいよね・・・
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69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 04:21:10.92 ID:tb6AGWJQ0 - ストックキレ
ストーリーはだいたい考えてあるから それにそって作るだけだけどちょっと時間かかるお コーヒー飲んで最後まで書ききるからしばしお付き合いを
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73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 04:35:51.09 ID:tb6AGWJQ0 - 男友「ふう、なんとか雪崩は凌げたが・・・」
技術主任「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」 女「はーっ・・・はーっ・・・空気が・・・酸素が足りない・・・」 男友「とりあえず合流しねぇと・・・」 女「男先輩は!男先輩はどうするの!!」 男友「この有様で一体どうすんだよ!!」 女「でもでもでも!!あの人はまだ生きてるよ!!」 男友「ああそりゃ生きてるさ、あいつは特別だからな!!だからこそ俺達を先に逃したんだわかるか だからあいつのためにも俺達は生きなきゃならねえんだよ!むざむざ死ににいくことはねぇ」 技術主任「ご高説有難いッスけどちょっとヤバいかもしれないッスwwwwwwwwwwwww」
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- 新ジャンル「サンタ」
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/24(土) 04:48:29.13 ID:tb6AGWJQ0 - サンタ「YOOOOOOOHOOOOOOOOO・・・」
女「ひぃいいいっ!!」 男友「構えろ、ちっ・・・この轟音に紛れて囲んでやがったか・・・」 技術主任「私デスクワーク派なんでバトルは無理ッスwwwwwwww」 男友「聞いたな女、こっちの戦力は2人。そして敵は6,7・・・9匹か・・・」 女「2人・・・えーそれ私と男友先輩ですよね・・・」 男友「ったりめーだ!!来るぞ!!」 女「ひいぃいいいい!!」
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