- 松本「・・・チーム松本、始動や」
157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/12/18(日) 00:00:06.25 ID:yQEv3CTh0 -
宮迫 「普通に考えてこの疑問ですよ。 『 なんでユナを撃ったのか? 』 宮迫 「だって、裏切り者じゃないなら、ユナを撃つ必要ないでしょ」 山崎 「・・・ユナも裏切り者だった・・・?」 岩尾 「そんな!?」 ユナ 「・・・・・・」
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- 松本「チーム松本、始動や」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/12/18(日) 13:36:57.63 ID:yQEv3CTh0 - 無念のdat落ち・・・
松本 「今回の仕事は、正直な話、俺らには関係ないことや。 みんなは、どうやねん?」 山崎 「ぼくは、後輩の岩尾がやりたい言うんやったら、力貸してあげたいです」 宮迫 「俺も、やっぱ、そうですね」 千原ジュニア 「僕も、山崎と同意見ですわ」 浜田 「岩尾、お前はどないしたいねん?」 岩尾 「・・・僕は、この娘を助けてあげたいです!」 松本 「決まりやな・・・ チーム松本、始動や」
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2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/12/18(日) 13:38:14.40 ID:yQEv3CTh0 -
【一日前・・・】 ________________________ | |\ | ○○マート ===========================| | | ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄~..|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄|\. | || || / / / || ||____| | | ||l ̄ ̄| ̄ ̄l.|| || || |.\| | ||| !| l.|| [] ||~|~|~~~~|~|~|~~|~|~|~|~|~|. .|| | | | ||| !| l.|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. || | | | ||| !| l.|| / / / ||~|~~|~||~~~|~~|~~|~|~~~|~|. || | | | ||| !| l.|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. || | | | ||| !| l| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| _| | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\. | | 店員 「ありあとあした〜」 フット岩尾 「はあ〜、今日もなんやめっちゃ疲れたわ・・・ はよ家帰って休も・・・」
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- 松本「チーム松本、始動や」
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/12/18(日) 13:39:03.97 ID:yQEv3CTh0 - ':;;`;:;;;:;;:;;)';;:;;;. ;';:.):. ;;:.ヽ;`;:.:;. )'''' , .,.., ., ;:.(:. ;;:.';:. ;:.:.
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4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/12/18(日) 13:39:38.96 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾 「なんや、暗すぎてよ〜見えへんな・・・」 岩尾は、携帯のバックライトを照らしながら、見渡した。 岩尾 「えっ、ちょっと待って〜や、あれ、人間の腕ちゃうの?」 桜の木の根元に、白い腕が見えた。
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5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/12/18(日) 13:40:43.29 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾 「なんで、こんな時間に、あんなとこに人が居るんやろ・・・」 岩尾は、そう思いつつ、ガードレールを跨いで その木のところまで近づいた。 そこにいたのは、17か8歳ぐらいの女の子だった。 目を閉じて、桜の木に寄りかかり、足を投げ出して座っていた。 || | { {厶イ / |', \ゝ U U ハ ||/| |∧ |\ | U // / | | .∧ .| ト _ .イ / / | |/ ∧ .| | > _ r ´ | / / i! | ./ ∧ .!__rリ ト、 |.{ { 从 |/ / ム | \ マ\_i_| | 小∧ _.ム.イ「:::::| .∧ `ー 、 / i! /ト、 /八 ハ
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6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/12/18(日) 13:41:19.30 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾 「あの〜大丈夫ですか〜?」 しかし、聞こえていないのか、女の子は目を閉じたまま動かない。 眠っているのだろうか。 女の子の体を揺さぶろうと肩に手を置いた。 手に何か液体がついたような感触があった。 岩尾 「なんや、ヌルヌルするわ・・・」
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- 松本「チーム松本、始動や」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/12/18(日) 13:41:45.19 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾は、自分の手のひらを携帯のバックライトで照らしてみた。 そこには赤黒い液体がべっとりと付着していた。 鼻に近づけてみると、鉄が錆びたような生臭いにおいがした。 岩尾 「これ!t!もがもがもが」 驚いた岩尾は、大声をあげそうになった。 しかし、岩尾の声が空気を振動させる前に、 何かが口を覆っていた・・・
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8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/12/18(日) 13:42:29.12 ID:yQEv3CTh0 -
/ / / / ム ‘, Y\i ./ .! / / ハ"\ ! .「`ヾぅ i | | !| | \' .| ト、 ‘, | | | | !| | / ヽ| |} }. |\ | ハ ! ト、 从 i! / _/,z≠笂ア !/ |\\ 大声を出したら、殺す! |/ .i!∧ i! 〕 ト<ヽ /´¨〃乂.ンリ! | .人 `¨ヽ 从 Y{_<代テぅミ / /アヽ \ |.\`\.ヽ ゞ‐' ` _U //:::/:::::::::::\ \ | | \ 人_ -=彡' //::::/:::::::::::::::::::\ \ / ∧ \ |≧=‐-r ' / .{:::::{:::::::::::::::::::::::::::\ \ 岩尾 (なんやねんな〜、この力・・・見た目は普通の女の子やのに) 岩尾は肯いて、意思表示をしようとした。凄まじい力だ。 力を振り絞ったが、顎がふるふると揺れるだけだった。
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- 松本「チーム松本、始動や」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/12/18(日) 13:43:03.71 ID:yQEv3CTh0 -
女の子 「・・・さっさと、消えろ」 岩尾 「でも、その怪我は大丈夫なん・・・?」 女の子 「うるさい!いいから、さっさと行け」 岩尾 「・・・やっぱり、病院行った方がええんとちゃう? 電話して救急車呼ぶわ」 携帯電話を開きながら岩尾は言った。
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- 松本「チーム松本、始動や」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/12/18(日) 13:43:35.63 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾 「えっ!?」 次の瞬間、息ができなくなった。目の前が暗くなる。 自分の首の頸動脈に喰いついている女の子の腕を、無我夢中で掴む。 / / / / ム ‘, Y\i ./ .! / / ハ"\ ! .「`ヾぅ i | | !| | \' .| ト、 ‘, | | | | !| | / ヽ| |} }. |\ 余計なことをするな。 | ハ ! ト、 从 i! / _/,z≠笂ア !/ |\\ |/ .i!∧ i! 〕 ト<ヽ /´¨〃乂.ンリ! | .人 `¨ヽ 殺されたくなかったら、さっさと消えろ 从 Y{_<代テぅミ / /アヽ \ |.\`\.ヽ ゞ‐' ` _U //:::/:::::::::::\ \ | | \ 人_ -=彡' //::::/:::::::::::::::::::\ \ / ∧ \ |≧=‐-r ' / .{:::::{:::::::::::::::::::::::::::\ \
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- 松本「チーム松本、始動や」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/12/18(日) 13:44:03.74 ID:yQEv3CTh0 -
女の子が、手を放した。 岩尾はその場にうずくまり、何度も嗚咽を繰り返しながら喘いだ。 何度か息をすると、意識がはっきりとしてきた。 今まで受けたことのない暴力に、岩尾は唖然としていた。 何でもいいから早くここから立ち去ろう。 そう考えた岩尾は、すぐに体を起して逃げようとした。 しかし、岩尾の視界の隅で、女の子が倒れるのが分かった。 岩尾 「・・・やっぱり、ほっとかれへんわ」
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- 松本「チーム松本、始動や」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/12/18(日) 13:46:15.77 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾 「あの・・・病院に行くのがまずいねんやったら 僕の家で手当てだけでもしたほうがええんとちゃいますか? 一人暮らしやし、他に誰もおれへんねん。 その傷、だいぶ深いやんか・・・」 女の子は、しばらく岩尾を見つめた。 女の子 「(コクリ・・・)」 岩尾 「よかった〜・・・歩けます?肩貸すわ・・・ほら」
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- バナナマン日村「jksgdfhjdぎんvじsdfにうdfぬl;」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/12/18(日) 13:48:45.06 ID:yQEv3CTh0 -
設楽 「あ〜、あれさ・・・日村さんの中の人が暴れてんだ。 ほっとくと、すぐ治まると思うよ」
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- 松本「チーム松本、始動や」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/12/18(日) 13:49:57.70 ID:yQEv3CTh0 -
【岩尾の家】 岩尾 「着いたで。ここが僕の家や」 女の子 どさっ 岩尾 「めちゃくちゃ、血出てるやんか・・・ いったいどうしたん、これ?」 女の子 「銃創だ。左肩に一発、まだ体内に残っている。 取り出さなくてはならない」
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- 松本「チーム松本、始動や」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/12/18(日) 13:51:01.54 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾 「じゅーそー・・・ えっ!?なんなんそれ! ってことは、それ銃で撃たれたん!?」 女の子 「そうだ・・・ ナイフと救急箱をくれ」 岩尾 「えっ!?ちょっと待って〜や。ここで取り出すん!?」 女の子 「お前がいいと言ったんだろう」 岩尾 「いや、それはまあそうやねんけど・・・」
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- 松本「チーム松本、始動や」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 13:53:15.25 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾は彼女に言われるがままに、台所へ走った。 果物ナイフを脇に挟み、タオルと救急箱を持ってきた。 岩尾 「んもー!なんでもう裸なん!?恥ずかしいやんかー!」 彼女は、岩尾のことなどどうでもいいと言わんばかりに、 黙って品物を受け取ると、タオルを棒状に丸めて自分の口に入れて噛んだ。
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- 松本「チーム松本、始動や」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 13:54:05.10 ID:yQEv3CTh0 -
女の子 「くっ・・・うっ・・・!!」 ナイフを持って、傷口にあてがい切開する。 3センチほどの幅を切開し、ピンセットに持ち替えて、 そこに突き刺す。 女の子 「ぎ……ぐぎ……」 タオルを噛み締める音が聞こえる。 ピンセットは、根元近くまで体内に入り込んでいる。 岩尾 「んも〜、痛い痛い・・・見てられへん」
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- 松本「チーム松本、始動や」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 13:55:02.66 ID:yQEv3CTh0 -
15分ほど、彼女はその行動を繰り返していた。 岩尾は顔面蒼白になりながら、その光景を見守るしかできなかった。 女の子 「これで・・・取り出せた・・・」 かんっ ピンセットの先から、鉄の塊が床に落ちた。 岩尾 「じゃあ、もう今日は休んだ方がええんとちゃう? これ、僕のジャージやけど・・・ さっきの服は、血で汚れてるしな」
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- 松本「チーム松本、始動や」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 13:55:30.95 ID:yQEv3CTh0 -
彼女は、何も言わず、ただ小さく肯いて、 ジャージの袖に手を通した。 岩尾 「着替えたら、もう寝た方がええよ。 そこのベッド使ってええし」 彼女は黙って岩尾を見つめて、小さく肯いた。 ゴソゴソ…… 彼女は布団にもぐり込むと、すぐに目を閉じた。 岩尾 「・・・これ片付けなあかんやん・・・」
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- 松本「チーム松本、始動や」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 13:56:01.57 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾は、タオルやガーゼなどを片付けていた。 ピンポーン! 岩尾 「んも〜・・・だれや、こんな時間に」 玄関まで行く。 岩尾 「はーい、どちらさん?」
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- 松本「チーム松本、始動や」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 13:56:59.05 ID:yQEv3CTh0 -
後藤 「俺や、後藤や!ちょっと入れてくれるか」 岩尾 「え、今はちょっと、あかんて・・・」 後藤は、返事を待たずドアを開けて入ってきた。 岩尾 「ちょ、ちょっと〜、待ってや」 後藤 「いや〜すまんすまん! 今度の収録の打ち合わせをしときたかったんや」 岩尾 「今日は、あかんねんて・・・」
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- 松本「チーム松本、始動や」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 13:58:11.23 ID:yQEv3CTh0 -
後藤 「お前・・・あれ、ベッドの娘・・・だれやねん?」 岩尾 「いや、あれは・・・」 後藤 「お前・・・あれどう見ても未成年ちゃうんかい!?」 岩尾 「それはそうやけどな・・・」 後藤 「お前、極楽とんぼ山本さんのこと覚えてないんか!?なあ!? こんなんスッパ抜かれてみいや!俺ら、やばなるやろ!?」
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- 松本「チーム松本、始動や」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 13:59:09.01 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾 「そんなんとちゃうて・・・」 後藤 「ほたら、あれは誰やねん!?」 岩尾 「僕もわかれへんねんて!」 後藤 「わからんてなんやねん! 出会い系で見つけてきた奴やから 分からんだけと違うんかい!?」
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- 松本「チーム松本、始動や」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 13:59:58.91 ID:yQEv3CTh0 -
後藤 「・・・岩尾、お前とはもうコンビ解散やわ。 このことは、事務所に報告するさかいな」 後藤は、出て行った。 岩尾 「・・・・・・」 女の子 「・・・ごめんなさい」 岩尾 「!?いや・・・ええよ。気にせんといて。 誤解してるだけやし・・・」 岩尾 「あかん・・・今日はもう疲れたわ・・・」 そう言うと、岩尾は床に寝ころんだ。
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- 松本「チーム松本、始動や」
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:00:40.30 ID:yQEv3CTh0 -
【次の日】 岩尾が目覚めると、女の子はまだ寝ていた。 岩尾は、食べるものを買いに外に出た。
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- 松本「チーム松本、始動や」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:01:28.86 ID:yQEv3CTh0 - |(;ノヾ;;;::::::...... ヽ ヽ
| (;ノ;;;::::::...... ヽ,..;;'、 |((;ノ;;;::::::...... , i.;:::| |(;ノヾ;;;::::::....... /二二二二二/i |((;;;;:::::....., | c a f e ..;;| | ______________,,| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l |: Star .Box...:| | __|__|____|__,,| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l;;; |_____;|/ _|__|__|__|_| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l |:|‖.;:| |:| ‖ __|__|__|__,,| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l ,|:|‖.::| |:| ‖ """''' """'''~ """'''" ""'''"""'''"""'''"""'''"""''' 岩尾 「女の子は、銃で撃たれたって言うてたな・・・ なんかの事件に巻き込まれたんやろか・・・ とりあえず、携帯でニュースをチェックしてみよか」 しかし、過去3日分のニュースを見たが、それらしき情報は載っていなかった。 あんな発砲事件が報道されていないなんてことがあり得るだろうか。 実際に、人が撃たれているというのに。 念のために別のニュースサイトも調べたが同じだった。
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- 松本「チーム松本、始動や」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:03:38.26 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾 「該当するニュースはないんや・・・」 そうすると、考えられる可能性は二つある。 一つは、この発砲事件が日常からかけ離れた場所で起こったという可能性。 例えば、暴力団絡みなんかの場合。 彼女が、そういう裏の人間ならば、あの銃弾も、病院を拒否したことにも説明がつく。
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- 松本「チーム松本、始動や」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:04:43.04 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾 「もうひとつの可能性は・・・」 例えば、自分で自分を撃った……とか。 しかし、これではその動機が不明だ。自殺しようとしたのなら、 肩に撃つわけがない。しかも彼女は、自分で弾を摘出した。 つまり、助かりたいということだ。 それならば、病院に行くのが一番確実だ。 しかし、彼女はそうしなかった。 なぜ? ただ単に、お金がなかったから? いや、銃創の場合は、病院から警察に連絡がいく。 それを嫌がったのだろうか。
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- 松本「チーム松本、始動や」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:05:49.87 ID:yQEv3CTh0 -
警察にばれてはまずいものがあるのか。 例えば、銃・・・。 彼女は、まだ銃を持っているのか。 しかし、昨日着替えた服を触ったが、銃らしきものは見つからなかった。 それに、体にも身に付けていなかった。 もしあるとすれば、昨日出会った場所か、彼女の家か、あるいはまったく別の場所か。 分からない。現状では、情報が少なすぎる。 岩尾 「・・・とりあえず、今は看病が先やな」 岩尾は、店を出ると国道沿いにあるドラッグストアに向かった。
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- 松本「チーム松本、始動や」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:07:38.81 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾 「あれだけ血が出ていたら、水分とミネラルの補給が第一やんな。 ポカリと・・・ミネラル剤に、抗酸化作用のあるビタミン剤・・・ あとは、消毒液に、化膿止め、痛み止めと・・・ ご飯は、雑炊の素でもええかな」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 岩尾 「ただいま〜」 がちゃ
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- 松本「チーム松本、始動や」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:08:07.59 ID:yQEv3CTh0 -
女の子 「おかえりなさい」 部屋の奥から、そう聞こえた。 返事など期待していなかったので、少し驚いた。 岩尾 「体はもう大丈夫なん?」 女の子 「まだ体はあちこち痛いけれど、大丈夫だと思う・・・」
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- 松本「チーム松本、始動や」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:08:42.79 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾 「あ、動かんでええよ。 これ、ポカリ買ってきたけど飲む?」 女の子 「ポカリってなに?」 岩尾 「えっ・・・ポカリ知らんの? 大塚製薬のスポーツドリンクやんか」 彼女はそれを聞くと、コップを手に取り、口をつけた。 一口だけ口に含み味を確かめているようだ。 5秒ほど口に含んだ後、飲み込んだ。 j! | | |_|─| ̄厂| // イ | |│ | ̄| | | ノ |、 //──- 、 | | | |│ | | | | |ハ// \_| | | |│ | |f埓梦*x._ |/ |\| ‰ヘ {メ、 Y⌒Vハ | _____ / 」| / 人 ∧ 爻ァ 弋__沙ノ f瓜允/癶うx ]| ,′ とても、おいしい |\ ∧ | .::.::..^¨´ 冰⌒V7 ノ〃/ \ 、 ′ ^冖沙 /y′ // j . .::.::.::.::.::./ イ / V | | 丶 ヽ、__, / /|/| ∨ | /ト イ xy′ Ν 《 | |/ A _ r<_ァ|_乂 | |〉/ | | 《 | │  ̄\| | |/
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- 松本「チーム松本、始動や」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:10:17.40 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾 「・・・雑炊は食べれる?」 女の子 「食べたい」 岩尾は、冷凍のご飯に雑炊の元を混ぜたものを ガスコンロにかけて、女の子に手渡した。 岩尾 「はい、これ。熱いから気いつけて食べなあかんで」 女の子 「ふーふーふー・・・もぐもぐ・・・」
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- 松本「チーム松本、始動や」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:13:11.68 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾 「・・・君の名前とか聞いてもいい?」 女の子 「私は、ゆな」 岩尾 「優奈ちゃんていうんや。僕は、岩尾。 それで、なんで撃たれたん?」 女の子 「・・・分からない。記憶が混濁していて・・・ あの時のことは、よく覚えてない」 岩尾 「あ〜、撃たれたショックで、一時的な記憶喪失みたいなんに なってるんかもしれんな」
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- 松本「チーム松本、始動や」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:35:48.80 ID:yQEv3CTh0 - すまんかった
岩尾 「おかわりもあるから、欲しかったら言うてな」 岩尾は、そう言うと、テレビのスイッチを入れた。 昼間のこの時間は、昔の黒沢映画がやっていたので、 それを見ることにした。
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- 松本「チーム松本、始動や」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:36:41.49 ID:yQEv3CTh0 -
映像からするにかなり古い作品だろう。 地デジの番組情報を見ると、 黒沢明監督の『隠し砦の三悪人』という映画らしい。 画面は、荷車に隠れた六太郎が、 追っ手に見つかりそうになっている場面だ。 なんとか見つからず、追っ手が離れていく。 ______ \ |「 ̄ ̄ ̄ `||`l / ─ || ォ゚゚゚Πへ.:|| :| 『馬鹿だね、薪を調べねえのかい』 / |L二二二ニ!| ;| \ | ̄ ̄| ̄ ̄|~::| |__|__|/ 八 :f^ん心 .... } / 八 . | i\ 代cツ .::::::::.. i / /フノ i | 馬鹿だね、薪を調べねえのかい l lヽj ..::::.. ′ // /イ i | | |:八 ___ // / 人 | | | _丶 v' ィ/ / \. 八 _>七: : :ヽ> イ / > 'ー≠< ヽ. '. ./: : : : : : : : : :\i≧<へ //: : : : : : : 丶:\ ヽ : : : ー: :、: : : : : : :Y<¨フ .ノ.//i: : : : : : : : : :.\:\ \ : : : : : : : :__>─ ' /(/i/ / |ヽ: : : : : : : : : : :\:ヽ
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- 松本「チーム松本、始動や」
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:37:38.93 ID:yQEv3CTh0 -
女の子の声が、テレビのセリフと重なった。 岩尾 「ちょっと〜!なんで、この映画のセリフ知ってんの!?」 女の子 「うーん、分からない。 けど、この映画は何度も見たような気がする」 岩尾 「こんな古い映画のセリフを覚えてるって・・・ もしかして、君は映画関係者かなんかかな?」 女の子 「うーん・・・分からない」
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- 松本「チーム松本、始動や」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:38:54.06 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾 「なんか、他に覚えてる映画のタイトルとかない?」 女の子 「うーん・・・タイトルは覚えてない けど、見たら思い出せるかもしれない」 岩尾 「ツタヤで適当に何本か借りてこようか? 自分のこと何か思い出せるかもしれへんし」 女の子 「うーん・・・私も一緒に行きたい」 岩尾 「えっ!?怪我はもういけるん?」 女の子 「おそらく、だいぶ良くなったと思う」 岩尾 「それやったらええけど・・・ (なんか言葉遣いが妙なところあんねんな・・・)」 岩尾たちは、ツタヤに出かけた。
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- 松本「チーム松本、始動や」
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:39:49.79 ID:yQEv3CTh0 - |[][][][][][][][][][][][]├┤|IIII:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.___________________::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
|[][][][][][][][][][][][]├┤|IIII::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.|スーパー |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |[][][][][][][][][][][][]├┤|IIII...................................................................|NEXT FRAME|___________________________________............... |[][][][][][][][][][][][]├┤|IIII ___________________ .|=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I|新.|=I=I.| |[][][][][][][][][][][][]├┤|IIII |TSUTAYA .| .|=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I|旬.|=I=I.| |[][][][][][][][][][][][]├┤|IIII___________|__ __|___________|=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I|大.|=I=I.|________ |[][][][][][][][][][][][]├┤|IIII|======================== ||=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I|売.|=I=I.||「「「「 |[][][][][][][][][][][][]├┤|IIII|======================== ||=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I|り .|=I=I.||「「「「 |[][][][][][][][][][][][]├┤|IIII|======================== ||=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I|出.|=I=I.||「「「「 |[][][][][][][][][][][][]├┤|IIII|======================== ||=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I|し .|=I=I.||「「「「 |[][][][][][][][][][][][]├┤|IIII|======================== ||=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I=I|_!__|=I=I.||「「「「 |[][][]]┌┬┐.[[][][]├┤|IIII|=======| ̄| ̄| ̄| ̄|=======||┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐||「┌ // ./ / / !ム | |: :`ヾ // | | /| |""', i! | |ヾ=≧=- /イ | | / ! | / ?亜? | | | ー' | | |\./ i! // | | ! | | | /! | i! ! |≧ミハ // _. 斗匕| | ! | じーーーーー・・・・ ! | {从{.ヤr笊ぅミ|`/{' `¨z≠笊ァミ、 | ,| 八 ?亜 小乂zク j/ 乂zク /' ./ /.!/ \ ∧ 从"^^ 、 ¨^`/ / | i!_ \ /^ヾv \ / / ∧ \ Y  ̄ ̄≧=- { ::::::\ !>. ‐- / / / \ \\__z≦=‐ | :::::::/}\ \| マ ≧=≦ _/ /{ { | \ \ \`ヽ /l :::/ | /\ \ マア´ /´/ / 从.V |\ \ Y ハ ,/..:| .:/ / / ム }ーミヽ / /―、/\ヽ /ハ \ ヽ } / /〈 j/ ./,イ j从 |:|ヽ. /// { Yハ.// } Y ハ .//
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46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:40:36.24 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾 「めちゃめちゃ真剣に見てるやん・・・」 ・・・・・ ・・・ ・・ ・ 岩尾 「もう一時間やで・・・」 女の子 「・・・思い出した」 岩尾 「えっ?」
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47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:41:12.76 ID:yQEv3CTh0 -
| .∧ | ' ,イ / .| | | / ∧ | , /| | i ! ! | ./ / i! | ≧=- _/| .| | | | | みんな・・・死んでしまった・・・ |! ./ ハ ! ∧ ̄ヽ | .| | | | | リ / /从 |ー―‐ァヘ._\| ! ! ! // ./ / ./::::::\|.| | /='.く \::ヽ. | | | // / / /:::::::::::::::::从 .| |{ilililili〕 !:::? | |'./ そう言うと、女の子は外に走り出した。 岩尾 「ちょっと〜!待ってえな〜!」
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48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:41:54.45 ID:yQEv3CTh0 - . .:.:.:.... .:.:.:..... .. .. :. .:.:.:.: .. .:.:.:.:.:.:.:.... .. . . ..:.:.:..: .:.:.:... . \((~)ii:;;i
. .. .... .. ......:.:.:.:.:... .. . .. ...:.:.:.:.:.... .. .. .... .:.:.:.:.:...... .. ... . .. :. ... .: . : ヾi(~): .. . .... ... . . . ..... . |:;ili;:i (i;||;(:: (:..ll::i .............. i;;ii;;;: ..::'' ::'' i '':: ''::.. |li;;::; .::' .:' :i: ':. ':.. (;(ii::: ,::' ,::' ii '::, ':;, ilijl::: | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (,,);i:i ||三三三三三三三三|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ||三三三三三三三三|| ノ;;ii:::i ヾ((; ⌒((⌒ ⌒ヾ⌒;; ))((⌒;:(⌒ i/((⌒ v⌒ii(⌒;;))(⌒;;⌒)) ;;((⌒V⌒;;⌒));; ,ノ(~))ii;  ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ノiiノiレll| """"""" """"""""""""""""""""" """"""""""""" """""""""""" """""""""" 岩尾 「はあ、はあ・・・いったいどうしたん急に・・・」 女の子 「私は・・・」 ぎゅっ 女の子が岩尾に抱きついた。 岩尾 「ちょっとー、どうしたん、もう」
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49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:42:28.07 ID:yQEv3CTh0 -
女の子に抱きつかれるなんて、今まで経験しなかった。 岩尾 「(どきどき)」 女の子 「聞いて・・・」 岩尾 「う、うん・・・」 女の子 「私たち・・・」 岩尾 「は、はい・・・」 女の子 「つけられてる」
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50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:43:17.89 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾 「ええ〜!?」 女の子 「振り向かないで!」 岩尾 「!」 岩尾 「え〜!何人いるんよ?」 女の子 「たぶん、2人ぐらいだと思う」 岩尾 「2人か・・」
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52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:44:30.81 ID:yQEv3CTh0 - >>51 そうです。設楽バージョンのひぐらしも。
女の子 「とりあえず、気付かないふりをしたまま、 人通りの多い国道へ出る」 岩尾 「わかった」 公園は、いつも通りの平穏が続いている。 岩尾たちは、散歩中のカップルという雰囲気で、進んでいく。 ベビーカーを押して歩いている女性の横を通り過ぎる。 杖をついて歩いている老夫婦の横を通り過ぎる。 国道へ出た。 右か、左か・・・ どちらへ進むべきだ。 彼女もどう進むべきか迷っているようだ。
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53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:44:59.04 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾 「右にいこ!」 岩尾が、女の子の手を引っ張る 女の子 「どうしてそっちなの!?」 岩尾 「この先に、大きな西友スーパーがあるねん。 そこで尾行を撒いたる」 女の子 「分かった」
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54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:45:40.38 ID:yQEv3CTh0 - | ' ̄ ̄(:)" ' ̄ ̄(:)" ' ̄ ̄(:)" ' ̄ ̄(:)" '二二二 |: : : : : : |
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55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:46:03.01 ID:yQEv3CTh0 - l:/ ミ: ミ
_ ',i ----ヽ ヾミ,-、 !? /ヽヽl __ _,.-'"ニ_ jイ/ } ヽ ヽ', '---ニニ、_ ノニニ'´、 // iノ/ ',ヽ、〈 ィニエエュ 〉l l 〈 ィニエエュ } il 〉ノ/ ∨゙l ニニ / .l l ニニ ノ /_// し', , l l lト-' l / ', .l l ; ヽ ヽ ヽ リ l i / ヽ、___,,.-'" ヾヽ .i ./ _', ', (ヽ、___ __,,.-' ノ/ /i、 _,.-'7∧ ', ', ヽ、----'' ノ .// /j lkヽ、 ,,.-'"jヲ/ /\ .', `ー‐'" // ,イ/ lr>水、 __,,.-'"从kj/ / ヽ' , / / / l氷卅ヽ _,,.-''"´幵卞z夕/ i / ヽ、__,./ i l升汁卞ヽ、 /t.rー-ニ._ ヽ::.. '';ヽ ,il;, `ヽ ヾ'.:..':;;;! irrミ. ';-:.、 ヽ ヾ;.:;;l rヾ'´ :::r'r.、ヽ ヽ ヾ:l ,/:' ミ. ` ^ 、 ヽ i' .lヽ_ 、 ;: ` ` - 、 ! !? .!t';;;;;;';,, ':. ヘ`':;i ,.イ i `-ニヾ : ;' ノ ヾ ,;;';;';;- '; -‐ ;::〉、ミ ,i;;::,,;;,;::;;;;;;;, / .i ヾ:;;;::::::::::::':;,,. ,::'_,r,r'´ 、ヽ、 _ -'`iヾ、:;:;;.,,.._,. - ニ '´ _j:i -´rー 、
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58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/12/18(日) 14:47:49.20 ID:yQEv3CTh0 -
岩尾 (明らかに怪しい2人おるやん) 女の子 「相手に気付いてることに、気付かれた!走って!」 岩尾 「うわあ!ごご、ごめんな〜!」 たたたたた・・・ 追っての二人も追いかけてきた。 女の子 「くっ!傷がまだ・・・」 岩尾 「あかんわ!このままやったら、追いつかれてまう」
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