- !ninjaとID確認してけ
293 : 忍法帖【Lv=9,xxxP】 []:2011/11/05(土) 00:01:27.18 ID:2MbnSF0A0 - みきったー!!
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- !ninjaとID確認してけ
307 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/05(土) 00:03:53.56 ID:2MbnSF0A0 - どうやったらレベルてあがるんだっけな
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- ( ^ω^)ブーン系小説雑談スレのようです
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 00:06:32.12 ID:2MbnSF0A0 - ちょっと雰囲気よろしくねーな
話題変えようぜ 鋼鉄ってどうなったんだっけ?
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- ( ^ω^)ブーン系小説雑談スレのようです
116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/05(土) 00:09:22.25 ID:2MbnSF0A0 - >>109 まじかよー終盤の空気結構好きだったのにー
>>110 何アピールだとか思われるからよしとけよそういう発言は
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322 : 忍法帖【Lv=9,xxxP】 [sage]:2011/11/05(土) 00:11:32.51 ID:2MbnSF0A0 - もういっちょう
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122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/05(土) 00:16:51.38 ID:2MbnSF0A0 - >>120
ニーイチ先生ってよくネタにされてるが元ネタは見てないことに気付いた 代表作教えてくれくれー >>119 えっ そういう言い回しおもしろいとでも思ってます?
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- ( ^ω^)ブーン系小説雑談スレのようです
125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/05(土) 00:19:58.06 ID:2MbnSF0A0 - >>124
一瞬すごく黒歴史見てる気分になるよなそういうミスした時って
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- ( ^ω^)ブーン系小説雑談スレのようです
137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/05(土) 00:28:18.73 ID:2MbnSF0A0 - >>126
は? >>127 すげえ怖い言い方するですじゃんか 見てくるよ
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368 : 忍法帖【Lv=9,xxxP】 []:2011/11/05(土) 00:30:18.07 ID:2MbnSF0A0 - うがああああ
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- ( ^ω^)ブーン系小説雑談スレのようです
143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/05(土) 00:33:19.01 ID:2MbnSF0A0 - 見たよ
ニーイチって2+1かだからニーイチなのか俺頭悪い…… バッティングセンターだかの件が分けわかんなすぎて、 必死に理解しようとして泣いた記憶がある
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- スレ立て代行します!
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 00:40:36.14 ID:2MbnSF0A0 -
スレタイ:高校時代虐めてた先輩のことを彼女にしたときの話をする 本文:ID:2MbnSF0A0の代理。たったらかくそうです
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- ( ^ω^)ブーン系小説雑談スレのようです
149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/05(土) 00:42:35.67 ID:2MbnSF0A0 - >>148
糞スレと言えばレオナルド・マ・ビッチ様しか頭に浮かばない 一応楽しめたけど
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- 高校時代虐めてた先輩のことを彼女にしたときの話をする
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 00:44:50.28 ID:2MbnSF0A0 - きたよ
書けばいいのかな
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- 高校時代虐めてた先輩のことを彼女にしたときの話をする
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 00:49:07.72 ID:2MbnSF0A0 - >>6
お、おう んじゃあゆっくり書いてくよ 6年とちょっとくらい前の話だ スペック 【俺】 当時退学寸前の高校一年 身長でかいだけ 【先輩】 超陰キャラとかではない 書道部 巨乳めっちゃ気にしてる
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- 高校時代虐めてた先輩のことを彼女にしたときの話をする
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/05(土) 00:52:10.55 ID:2MbnSF0A0 -
会った経緯はごく簡単で、 おれは部活チギりたいから楽だって聞いてた書道部に入った 中学からの身内と一緒にな 先輩は一個上なんだが、元々書道部員だった
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14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 00:55:34.65 ID:2MbnSF0A0 -
部活入部してることが在学条件だったから、仕方なく入ったわけだ 当然まともな活動なんてするわけない。おれ字下手だし だから俺は部活初日にちょっと顔出してから、後ずっとサボってた 顧問も基本無関心(なぜかこういう部活の顧問ってやる気ないの多い)で、 直接の注意とかはしばらくなかった。平常点は確実にもってかれてたとは思う
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15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 00:57:53.17 ID:2MbnSF0A0 - >>13
ごめんな、もうちょい聞いててくれんか 誰かに秘密話したいときがある。そういうあれです でも、ずっと幽霊のままで終わるはずない 三回目の定期考査終わった辺りで、成績の話にかこつけて顧問から呼び出しをくらった
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17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/05(土) 01:01:06.14 ID:2MbnSF0A0 -
「どうして部活こねえのよ?」 みたいな話になって、なんかそういう御託を小1時間聞かされた もうだらだら聞くのも飽きてきてたし、正直どうでもよかったから、 「次から週2でちゃんと活動来い」 とかいう顧問の調子乗った条件を飲んでしまったおれ
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19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 01:04:40.78 ID:2MbnSF0A0 - >>16
今はこういうの真剣に聞いてくれる奴はいないかな 仕事の同僚の話とかで出身校うんぬんを聞いててもつまんねえだろ、それと同じ 軽く受け流して帰ろうとしたが、顧問が 「お前ノウハウ分かんないんだから、誰かに教えてもらえ」 とか言ってきた。ここで俺はすかさず 「いやあ〇〇とか(一緒に入部した友達)とゆるくやってきますから大丈夫っす」 と拒否の色を示してみる なんか悩みこむ顧問
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21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/05(土) 01:06:56.63 ID:2MbnSF0A0 -
でも何十秒か考えてから、 「アホがアホと一緒になってもプラスには働かんわ」 と、結局一蹴されてしまう で、俺らは渋々インストラクター(というのか?)の指導を受けることになったわけだ ここから本題が始まる
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25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 01:10:55.55 ID:2MbnSF0A0 - >>20
ありがとな思い出話でしかないのに >>22 驚くなFだ ぷにぷにってよりかはぶにぶにだった お前らの世界だと巨乳とはどこから? 翌日。 案の定サボろうと俺ら一派(一緒につるんでる4人をA、B、C、Dとする)は、 放課になり次第そそくさと学校の正面玄関へ また案の定、顧問に見つかる 複数の教師(多分9人くらい)で張られてた。まいっちんぐ
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28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/05(土) 01:15:15.46 ID:2MbnSF0A0 - >>23
あんがと >>24 世界には俺みたいな喋り方をするやつもいるんだってこと 俺の通ってた某県立高校は、底辺も底辺でいいとこで 安全策取って楽しようとする頭いいやつと、頭悪いクズの吐溜みたいなところだった 俺は勿論後者。ぶっちぎりで頭悪い現在も そんなクソ校の校舎は四階建てでだな 書道部の部室を兼ねた書道室は最上階である四階にあった 教師に囲まれたまま階段を登るおれら
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29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 01:19:15.22 ID:2MbnSF0A0 - >>27
だろ。珍しくね? でもめっちゃ邪魔らしいよ付いてる方が言うには あ、この話バッドエンドでもハッピーにもならないよ オチは自然消滅 書道室って教室の左右端に一つずつ入り口があるデカいタイプの教室なんだよ 両側に教師が一人ずつ見張りに付いた状態で、未知の世界に放り込まれる俺ら5人 墨汁臭いだろーなとか思ってたらそうでもなかった 初日は臭いとか気にする前に退散したからわからんかったのかも。しらんけど
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30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 01:22:52.67 ID:2MbnSF0A0 -
中には目下活動中って感じの部員さんたちがたくさんいた 俺らとは違って髪の色も黒か、それに近い(校則で許容されるレベルの)茶髪と大人しい人達ばっかり 放り込まれて一番にカバン投げ置いた俺らを睨む部員さん達。たじろぐおれ その殺意っぽい渦の中から、ちっこい黒縁眼鏡(ダサくない茶目っ気のあるやつ)を掛けた女子生徒が出てきた
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31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 01:27:09.31 ID:2MbnSF0A0 -
その人はおれたちの前に出てきて軽く会釈した これがとても印象的で、「なんか律儀な人だな」とか思ったのを覚えている この人が、問題のいじめられっ子なワケだ 仮に呼び名を「黒縁」としよう 黒縁さんは何の前触れもイベントも無しに、 「真ん中の金メッシュの子」 といきなりおれを指さした またしてもたじろぐおれ
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33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/05(土) 01:31:51.26 ID:2MbnSF0A0 -
「きみが西くんだよね?」 と黒縁。 おれらパッと見クソヤンチーのアホだからか、めっちゃこっちを睨んでてちょっと気が強そうなところが見え隠れ 「そうすけど」 とか応答する 「なんか知らないけど、あたしがきみのこと監督しなきゃみたいだから」 こっちを睨みながら、意味不明な事を嫌そーな顔でぶちまけた黒縁さん 一瞬おれは監督って意味を推し量れなかった つまり御目付役ってやつだったらしいが、悟るのにちょっと時間を要した
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35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 01:35:35.48 ID:2MbnSF0A0 - >>32
ばかか風邪引くぞせめて手袋と靴下は穿いてろ 「……よろしく」 つめたーい印象ってか雰囲気みたいなもんを纏った一言。 マジな威嚇で、おれらはちょっとびっくりした 女の子にこういう態度されたのは一度や二度じゃなかったけど、 ここまで徹底的にウザがられたのは初めてで正直ショックすぎた 「よろしくっす」 と、肩を狭めるような声音で口をそろえ、最後に会釈する 「はい」 と、曖昧な黒縁さんの返事だけが残った
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36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/05(土) 01:41:15.46 ID:2MbnSF0A0 -
そこからは黒縁さんから、色々講習を受けた まずは部則から学習面への点数加算、部活点、なんか伝統的っつか風習みたいなもんも説明を受ける 学校祭のイベントで現代アートっぽくした版を一枚作るとか、とにかくそういうん 書道部の部則は、うちの学校にしては厳しくない方だったと思う 野球部とかはなんかチョコ喰うにも飯喰うにも煙草吸うにも顧問と腹割って相談してたし、 それにくらべたらちょろいもんだったんじゃないかな でもやっぱ痛手なのも数件あって、 中でも一等におれらへのダメージがでかかったのは 「腰パン禁止」と「飲んだ条件である週2の部活が終わるまで、携帯はいじっちゃだめ」というもの 流石にキビシー
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37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 01:43:46.54 ID:2MbnSF0A0 -
もちろん、部則なんぞを守る俺らではなかった 拘束されてから一二週間は流石におとなしくしてたが、教師が巡回に来なくなったときに俺達の防波堤は決壊する 見せパンズリズリで20分に一回、部活中にメールの確認をするようになった もちろん、お目付け役である黒縁さんが黙っているわけはない
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38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 01:49:11.46 ID:2MbnSF0A0 -
唐突に話は変わるが、ここで黒縁さんの詳しいスペックを晒しておく 身長は161cm、体重は知らん 足のサイズは23、スリーサイズとかは聞いてないすまんな おっぱいはさっきも言ったとおりF。(付き合ってから判明したことだけど、本人はこのことをかなり負い目に思っていたらしい) セーターはクリーム色の奴を当初きていたけど、おれがビビットピンク可愛いとか言ったらピンクのも着てくるようになった 彼女の黒縁眼鏡について情報は少ないけれど、セカンドメガネの品物だったのは覚えてる 伊達メガネみたいな面白さがあって、俺は虐める前も付き合い始めてからも気に入っていた
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40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 01:52:31.48 ID:2MbnSF0A0 -
スペック続き。 私服はボーイッシュ(女の子っぽいコーデが出来ないわけではない)で、髪型もそれに沿ったもの ただ、常にデコは出してた。そういうスタイルを関係の終始貫き通していた そういう意思の硬さには度々感服させられる 一回だけパーティスタイルっぽいセミロングまで伸ばしたことがあったけど 何分背が小さいからあんまし似合って無かった 他にスペックについて聞きたい事あったら遠慮なく聞いてくれ
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41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 01:56:40.69 ID:2MbnSF0A0 - >>40
半分あたり まあエロ展開も多少は入れるか。そのほうが楽しいよな なんか昔の記憶からセックスの文章起こすのは変な気分になる と、話は元の路線に戻る 一応切れたところの安価>>37 黒縁さんも最初は面倒臭そうに、「ちゃんとしてね」とか「腰パンだめだよ」とか、 ゆるーい感じの注意だけで牽制しようとしてくるだけだった が、冬休み直前くらい(正確に言うと二年生の修学旅行前)でついに、酷過ぎるおれらの態度に彼女が爆発するときがきてしまった
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42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 02:00:12.09 ID:2MbnSF0A0 -
部室は基本的に飲食禁止なんだが、 その日はおれとC、Dで、近くのミニストから買ってきた弁当やらデザートやらを食い散らかしていた 上級生が来る前から、一年生のおれらがね 加えて、いつもの態度は全く改善なし まあ普通はキレる。当然だ おれらがトランプで盛り上がってきたところで、 ちょっと遅れてきたA、Bと同時に、黒縁さんが入場してきた
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44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 02:03:31.74 ID:2MbnSF0A0 -
C「あ、黒縁先輩ちぃーっす」 俺「どもっす先輩ー」 黒縁「――」 俺の頭の中の構想では、お互いに軽い挨拶を交わして、いつも通り部活が始まってそんで終わって帰るはずだった でも、次いで黒縁さんの口からスベリでた言葉は挨拶じゃなく、 「――マジいい加減にしろや」 という、挑戦的でエロチカなものだった
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45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 02:08:27.50 ID:2MbnSF0A0 -
俺「――えっ、どうしたんすか先輩?」 マジ一瞬分けわかんなくなるおれ 黒縁さんうつむいてるけどめっちゃ耳赤い。超分かる。超泣きそう 黒縁「ざけんなよガチで」 いやー下手なタメの威嚇より怖かったね 黒縁さんが顔上げた瞬間、不覚にもちょっとおれはビビってしまった C「これさ、西。やらかしたパターンじゃね?」(小声) AとBは黒縁さんの真横だ。神妙な面持ちで黒縁さんの横顔を眺める二人 おめえらそこ完全にストライクゾーンあぶねえ、と顎で合図する
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48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 02:11:56.23 ID:2MbnSF0A0 -
黒縁「本当に立場分かってんの、あんたら」 てめえらがあんたらに変わって、ちょっと落ち着いた雰囲気にー 黒縁「あんたらのそれのせいで、誰が一番面倒くってると思ってんの?」 ならない。 焦るおれたち 黒縁「いっつも不手際怒られんのあたしなんだぞわかってんの?」 ぶつぶつ、というよりははっきりとよく聞こえる声で、着実に言葉を繋いでいくミス黒縁 騒いだりしないところ、普通の女の子とは違っている こんなタイミングなのに、ちょっと可愛いと思ってしまった
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52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 02:17:02.30 ID:2MbnSF0A0 - >>46
それは流石にドヤンじゃねーかwwwwwww おれはつぶさんかったよ 黒縁「いい加減気づいて。バカとかアホとかあんたらみたいに下品な言葉言いたくないのあたしは」 久米田漫画だったら完璧に四段ぶち抜きで写っているであろう、その出で立ち ゲームとかやりやすそうなちっちゃな手を強く握って、黒縁さんはおれたち(正確には俺とCとD)を睨みつけいた ここで今まで黙っていたDが、なぜか急に活発になった 今考えると正直、次に来るDの発言が無かったら俺と黒縁さんは付き合うことにならなかったであろう
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54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 02:20:27.04 ID:2MbnSF0A0 - >>51
ごめんな、ふと思い立って代理頼んだからながらなんだわ 我慢頼む D「――なんで女風情が俺らの時間にクチ出すんすか」 A、B、C、俺(えっ) 一瞬、場が凍る。 黒縁「――は?」 D「いやだから、なんでアンタが俺ら個人個人の楽しみまで奪おうっての? あんた教師じゃねえだろ、ん?」 彼の中のマチズモが、雄叫びを上げてしまったのだ。
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56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 02:24:18.99 ID:2MbnSF0A0 -
黒縁「いや、どういう……」 D「あー、うるさいんすよいつもいつも。正直言うとガチで迷惑すね」 喧嘩とかそういうきな臭い話にはいつも一番乗り気なD君のスイッチを、黒縁さんは入れてしまっていた それも1から2345飛ばしてニュートラル無視のトップギアへ。無理ありすぎ 俺とかB、Cがおろおろしてる内に、黒縁さんの横で彼女と共にDの視線を真っ向から受けていたAが、 ここで制止にかかる A「いや、ちょっとまt」 D「うるせえおまえは黙ってろ」 二秒で失敗
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58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 02:28:27.01 ID:2MbnSF0A0 -
Aは、完全に分かっていたと思う いや、正確に言うとDを含めて、この部室にいる人間全員が僅か数秒先の未来を頭に展開していただろう このままだと誰かしら怪我人出るガチで、と。 D「マジおれ、もうはなっからあんたのことウザいって思ってたんスよ」 おれは一応、黒縁さんがD君より強いかもしれない可能性も考慮して、ここでどうやって胴元やったらいいか考えてた 止める気は、 D「なんかその無駄に細けえの? イラつくっつか超厳しーんすよ」 なかった
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59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 02:33:23.15 ID:2MbnSF0A0 - >>57
貴方の予想の斜め上をいくことになります 最後まで読んでも納得できるか怪しい ギャンブルのことで頭一杯一杯だったおれは、とりあえずずっと握っていたトランプの手札(一枚はハートの6)を机に放る この調子でDが言葉責めして黒縁さんが泣いて収集がついたら楽に終われるな、と余裕ぶっこいたことを考える そうすれば気の強いっぽい黒縁さんの泣き顔も見れて俺儲かるな、とか、実をいうと俺はこういうときでも変態だった D「保護者ツラする意味っすよね、マジ分かんねえ。やめろっつうの鬱陶しいんだよ」 みたいな感じで、どんどん罵詈雑言バーストなD君
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62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 02:38:09.95 ID:2MbnSF0A0 -
黒縁「……」 一瞬だけ俯いて、鼻で息をする黒縁さん 泣け、泣いたら終わりだ。祈るおれ おそらくこの場にいたA、B、C、おれ、部活のY先輩、P先輩も同じようなことを考えてたはずだ なぜか現社で習ったイエスの顔がおれの脳裏をよぎる。何の前兆だよ D「てめえが教師から何言われようと知らねえよ。やめろな? もう絶対さっきみたいなこと言うなや」 黒縁「……」 黒縁さんがもう一度、顔をあげる 黒縁「――黙ってろクズ」 ゴングが鳴った
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64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 02:43:14.44 ID:2MbnSF0A0 -
D「――え」 みんな「ええっ」ドヨメキ 黒縁「悔しいだろクズ。殴ってみろよ、そんな度胸ねえくせに威張り散らすなキモいわ」 もう目を細めないで睨み始めた黒縁さん。怖い 何だかんだで長い付き合いを繰り広げることになる俺らだが、この日の黒縁さんが一番怖かった Dも一瞬、色々な意味で逡巡するような仕草っつうか表情をとる Y先輩「おいもうやm」 黒縁「こいよ負け犬。将来ヒモ確定のクズのくせによコラぁ」(語尾のこらぁ、はちょっと慣れてない感じ) Dの出した結論は、言うまでもない
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67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 02:46:49.76 ID:2MbnSF0A0 -
ぼくっ、と鈍い音が部室に響く 結構吹っ飛ぶ黒縁先輩。俺の視界に、拳を振り降ろしたモーションのDがスローに映った 黒縁先輩はその勢いのまま、書道とか小書物やら古文献やらの詰まったガラス扉のタンス(というのか?)に頭からバックで激突 「あ゛っ」 と、何とも形容しがたい感じの悲鳴を上げて、倒れた
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68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 02:49:13.49 ID:2MbnSF0A0 -
ここで余談になるけれど、一昔前にクリ●●ードで喧嘩騒ぎを起こし話題になった中学生というのは、 まさしくこのDのことである。個人特定されたら不味いってかもうこれ喋った時点でかなり絞られちゃったな Dは、人を殴るのを容赦するタイプじゃなかった ボクサーとかと同じ価値観で、相手の痛い、とか苦しい、っていうのを考えられないような奴だった
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69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 02:52:09.44 ID:2MbnSF0A0 -
ボクサーの場合は競技の間しか人を殴らないから、全然問題ない ただ、Dはボクサーじゃない 落ちこぼれ底辺校で書道部員(しかも幽霊)の、ただの男子生徒 人を殴ったら、犯罪。常識ですね 「だいじょぶか?!」 何人かが黒縁先輩に駆け寄る でも俺達のメンバーの中からは、誰も行こうとはしなかった 黒縁先輩は、うんともすんとも喋らない
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71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 02:54:27.53 ID:2MbnSF0A0 -
一呼吸置いて、黒縁先輩は泣き出した 大きな声で。すげえ大きな声だったマジで Dがふーふー言ってる間に教師たちがきて、救急車がきて、そんで警察官様が来た おれら5人は当然のこと、部室にいた全員が警察の詰め所に連れてかれた
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72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 02:58:06.40 ID:2MbnSF0A0 -
警察までいくとちょっとイレギュラーだったが、教師沙汰だの特殊召喚『両親』だのは日常茶飯だった俺らにとって、 この一件はそこまで負の方向には意味を持たなかった てかこの一件の発端も教師沙汰から始まった(悪いのは完璧に俺らだったけど)。俺はそこまで動揺しなかった 傷害についても直接的な関係は無いから、ほぼ目撃者扱いで話は進む 完全に余談だが なぜかAは、黒縁さんの近くにいたためDと同じ扱いを受けた
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73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 03:02:13.15 ID:2MbnSF0A0 - なんか>>72の日本語変だよね
ごめんな頭悪いんだ 一日中(夜の10時くらいまで)拘束された後に、とりあえず帰宅するおれ 玄関を開ける。目の前には仁王立ちの親父 担任から電話あったぞかけなおせ、とのこと 俺は素直に担任のケー番で、家電じゃなく俺の携帯から通話をかけた 担任「あほ、こういうときは家の方から電話するもんなんだよ」 とどやされて、ちょっと恥ずかしくなる。前回学校サボった時も同じ事注意されたからだ
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75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/05(土) 03:05:18.75 ID:2MbnSF0A0 -
担任からの話の内容は至ってシンプル。 黒縁先輩はいわいるショック状態になって泣いただけで、体に異常は見られなかったということ。 タンスのガラスも一部割れていたからそれが心配だった(外傷を負わせるとDが更にやばい)が、そういうのもないということ。 もう一つ。お前ら直接無関係者は明日から学校で取り調べ的なんをする。 Dは、停学処分になったらしかった
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