- マミ「お友達100人できるかな」
385 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 00:06:13.34 ID:BvaLQg+n0 - マミ「痛ッ……最後は全力の攻撃だったみたいね…ちょっと傷が深いかも……」
さくら「大丈夫デスカ?」 マミ「平気よ、これくらい魔法で……」 ゆま「てぇーい!マミ大丈夫?」パアァァ マミ「えっ傷が…?ゆまちゃん、どうしてここに?」 ほむら「魔法少女としての経験を積ませるために私が指導していたのよ…ちなみに、さやかも同じように杏子に指導されてるわ」 ゆま「ゆまはキョーコに教えてもらいたかったのに……」 ほむら「近接武器同士の方が指導しやすいでしょう?」 ゆま「ゆまだって接近戦の方が得意なのに」ブツブツ ほむら「それで、マミさんはどうしてここに?このあたりに魔女の反応があったのだけれど、魔女にやられたのかしら?」 さくら「イエ、コレはキリカさんの攻撃によるものデス」 マミ「さくらちゃん!」 ほむら「……どういうこと?どうして呉キリカと接触しているの?」
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- マミ「お友達100人できるかな」
388 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 00:12:46.57 ID:BvaLQg+n0 - 私達は事情を説明した
ほむら「なるほど……無駄なことをするのね」 マミ「暁美さんまで!呉さんだって悪い人じゃないはずなのよ……ただ、ちょっと道を間違えてるだけなの」 ほむら「とにかく、これで二人は危機感を覚えたはず……まずいわね、まどかの身に危険が迫ることになるかもしれないわ」 マミ「私の責任だもの……今から美国さんの家に行くわ。場所は暁美さんの資料に書いてあったところのはずね」 ゆま「そんな…無茶だよマミ!だって、二人とも悪い人なんでしょ!?危ないよぉ」 マミ「大丈夫、話せばきっと分かってくれるはずなの……彼女達の目的も、最終的には私と同じ、世界を救うことなんだもの」 ほむら「私達も行くわ。杏子とさやかにも連絡を取って、それから皆で――」 マミ「下手に大人数で行くと嫌われるわよ……私とさくらちゃんだけで十分」 ほむら「……ならせめて、外で待ってるから…危険があれば、迷わず呼んでちょうだい」 マミ「ありがとう……さ、行くわよさくらちゃん!」 さくら「合点承知の助でありンス!」 マミ「江戸っ子っぽいわよ」
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- マミ「お友達100人できるかな」
389 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 00:14:42.25 ID:BvaLQg+n0 - マミ「ここね……」
随分と大きな屋敷だった そして、その庭先で、彼女は優雅にお茶を嗜んでいた 織莉子「ようこそおいで下さいました」 マミ「あなたが、美国織莉子さんね?」 織莉子「そうです……あなた達が来ることは分かってましたわ」 マミ「初めまして、私は巴マミ。こちらが道明寺さくらさん…そして、それが未来を見る力、というやつなのね?」 織莉子「はぁ……キリカから聞いた通り、やっぱりあなた達は私達の邪魔をするのね」 マミ「邪魔とは失礼ね……私達の目的は同じところにあるのよ?世界を救う、ということはね」 織莉子「無理よ…ワルプルギスの夜、あの魔女は決して倒せない……そして、もし仮に倒せるとすれば、それは最悪の魔女となる彼女だけ……」 マミ「あなたの未来視、どこまでが確かだという自信があるのかしら?」 織莉子「あなた達が来るということは分かっていたと、最初に申しましたわ?確かだったでしょう?」
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- マミ「お友達100人できるかな」
392 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 00:17:37.30 ID:BvaLQg+n0 - キリカ「おやぁ?こっれはこれはお早い再会だねぇ、邪魔者と邪魔者の友人さん?そんなに死にたかったのかい?」
織莉子「キリカ、少し静かにしていなさい。客人のお話は途中なのよ?」 キリカ「うっ……織莉子もそうやって私を子ども扱いするんだね!ひどいよひどいよ!そんな織莉子が……私は大っ好きだよ!」 さくら「相変わらず素晴らしい愛の振りまき具合デスネ、中々興味深いデス」 マミ「美国さん、単刀直入に言わせてもらうわ……鹿目さんから手を引いて」 織莉子「それは無理な相談よ、もはや彼女を始末するしか道は残されていないの…あれを世に解き放ってはいけないのよ」 マミ「今まで私達は、鹿目さんを魔法少女にしないよう様々な手を打ってきたわ そして、ワルプルギスの夜を私達の手で倒してしまえば、それでいいでしょう?」 織莉子「無理だと言っているのに……あれはあなた達5人の力をもってしても倒せるものではないのよ?」 マミ「5人?おかしなことを言うのね、あなた さっき呉さんに言った通り、この街には私、暁美さん、美樹さん、佐倉さん、ゆまちゃん……」 マミ「そして、呉キリカさんと美国織莉子さんの、全部で7人よ」 マミ「あなた達は戦闘に参加しないつもりなのかしら?」
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- マミ「お友達100人できるかな」
394 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 00:20:33.92 ID:BvaLQg+n0 - 織莉子「………なるほど、言われてみればそうね。盲点だったわ」
マミ「なら、私たち全員で戦闘に挑めば勝てる確率は上がると思わない?」 織莉子「それはきっと無理よ……その場に私達がいる未来が見えないということは、私達はもうきっとこの世にいないのね」 マミ「それは……魔女になってしまうということかしら?」 織莉子「……それは分からないわ…でも、見えないということは、いないということに間違いないのよ」 キリカ「そんなぁ!織莉子が死んじゃったら私も死ぬよ!腐って果てちゃうよ!」 マミ「……どうしてそんなに簡単に未来を諦められるの」 織莉子「諦めてなんかいないわ……鹿目まどかは、必ず排除してみせる…例え私達がどうなろうと」 織莉子「それが私の生きる理由なのだから」 マミ「ふぅ……どうしても鹿目さんを殺すというのなら、私にも考えがあるわ」 キリカ「やれやれ…ようやく君と殺り合えるんだね?」 マミ「美国さん、私と…私達とお友達になりましょう?」
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- マミ「お友達100人できるかな」
395 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 00:23:53.77 ID:BvaLQg+n0 - オリキリ「…………はい?」
さくら「マミさん、私最近思うのデスガ、そんな風に見境なく友達を迫るのは何と言いマスカ…… いたいけな少女を狙う不審者みたいで不気味デスヨ?」 マミ「なっ、何言ってるの!?お友達に誘うくらい普通でしょ!?」 さくら「いえ、デスカラ誰かれ構わずというのがデスネ……」 織莉子「あなた……ひょっとしてどこか悪いんじゃないかしら?頭とか」 マミ「大きなお世話よ!」 織莉子「仮にも私達は敵のはずなのに、しかも魔法少女同士でなんて……どうすればそういう発想になるのか甚だ疑問だわ」 キリカ「織莉子、やっぱりこいつらやっちゃっていいよね?私は相手にするのが疲れるよ……」 マミ「あなたにだけは言われたくないわ……それに、まだ落とし物を見つけてあげたお礼、貰ってないわよ?」 さくら「自分で言い出しマスカ……ナントいうか、必死デスネ」 マミ「それは言わないで!」 織莉子「落とし物…?キリカ、どういうことかしら?」 キリカ「えっ!?いや、その、それはだね、織莉子、なんというか、あの、えっとね……」
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- マミ「お友達100人できるかな」
397 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 00:27:50.19 ID:BvaLQg+n0 - 織莉子「酷い人ね、私が差し上げたプレゼントを落として、あまつさえ私達の邪魔をする人に見つけてもらったなんて」
キリカ「織莉子ぉ〜、そんなこと言わないでよぉ〜…うぅぅぅうぅ……そっか……だったら邪魔者を消してしまえばいいんだね!」シュパアァ ヘンシーン マミ「なんでそうなるのかしら」 織莉子「そうね、鹿目まどかのついでに消してしまいましょうか」シュパアァ ヘンシーン マミ「交渉決裂ね……ところで二人とも、ソウルジェムが傷つくと私達も痛みを受けることは知ってたかしら?」 織莉子「なんとなくね……さあ、あなたも変身しないの?」 織莉子「――っ!?な、何!?あなた一体どういうつもりなの!?」 マミ「あら、私が何をしようとしたのか分かっちゃったのかしら」ポイッ キリカ「なんだい?あっさり死んでくれるってことかい?ソウルジェムを手放すなんて」 さくら「よろしいのデスカ、アレを放り投げてしまって」 マミ「こうでもしないと私が敵意を持ってないことも戦う気がないことも、分かってもらえないでしょう?」
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- マミ「お友達100人できるかな」
398 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 00:30:35.19 ID:BvaLQg+n0 - さくら「残念ながら、アノ距離デスと私の静止も間に合うか分かりマセンので、
最悪地球は終末を迎えるというコトにナリマスがあしからず」 マミ「それも仕方ないわね……ここで二人とお友達になれずにワルプルギスの夜と戦っても、きっと勝てないわ」 マミ「そのままもし未来に帰ることができたとしても、私は後悔したまま生きていくことになるでしょうね 多分、チャンスを生かせなかったことに絶望するわね」 さくら「まあ、私も努力はシマスが……」 キリカ「よく分かんないけど、壊すよ?バラよ?いいよね?いいんだよね!?」 織莉子「キリカ!!」 キリカ「っ!?」ビクッ 織莉子「ちょっと待ちなさい…………あなたは、一体何がしたいの?」 マミ「巴…巴マミよ」 織莉子「……巴さん、質問に答えてくださる?」 マミ「少なくとも、これで私があなた達の味方になりたいということは伝わったかしら? しまったわね、せっかくだからお茶菓子でも持ってくればよかったわ」 さくら「マミさん、ソレだと打算的に思われマセンカ?」 マミ「そ、そんなつもりじゃないのよ…?ただ、一緒にお茶できたらなってだけで……」
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- まどか「芸術科……アートデザインクラス?」
123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 00:31:42.98 ID:BvaLQg+n0 - ノダミキもみきだったなそういえば
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- マミ「お友達100人できるかな」
400 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 00:32:59.81 ID:BvaLQg+n0 - マミ「それに!二人のことをもっと知りたいなって思ったの!ほら、私ったら友達になりたいって言っておきながら、全然知らないんだもの」
織莉子「あら、でも私達の名前や目的は知っていたわよね?」 マミ「あれは例外よ!お友達になるのには、あんまり必要ないものだし……」 キリカ「私は君のことを知りたいだなんて思ってないけどね」 マミ「そうね……それはどうすればいいかまた考えましょうか」 キリカ「ここで壊れる人が何を言ってるんだい……?」 織莉子「…………あなたは、私のお父様がどんな人だったか知らないの?」 マミ「美国さんのお父さん?……知ってるけど、それがどうかしたかしら?」 織莉子「!……」 マミ「私は、今のあなた達と話してみたいの……それじゃ駄目かしら?」
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- マミ「お友達100人できるかな」
405 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 00:45:47.28 ID:BvaLQg+n0 - 織莉子「……ふぅ〜………キリカ」
キリカ「おぅ……やっちゃっていいの?」 織莉子「返してあげましょう」 キリカ「なっ!?織莉子ぉ〜、いいの?」 織莉子「少しこの人に興味が湧いたわ、今日のところは引き上げてもらいましょう」 キリカ「チッ……どうぞ、邪魔者」ポイッ マミ「ありがとう……明日また来るわね」 さくら「学校はドウスルおつもりで?」 マミ「一日くらい休んだって変わらないわ……勉強に関してはね」 織莉子「ホントあなた変わってるわね……あっ、私もあのお店のチーズケーキ好きなの」 マミ「あら、また未来を見たのね?私がケーキを買ってくるっていう」 さくら「ただの催促ともとれマスガ」
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- マミ「お友達100人できるかな」
408 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 00:49:46.78 ID:BvaLQg+n0 - マミ「さてと、今日はそろそろお暇しましょうか……帰りましょうさくらちゃん」
さくら「せっかくデスノデ、次は織莉子さんの愛を聞かせてもらいマショウ」 織莉子「さようなら」フリフリ キリカ「いいーーーーっだ!!」 ほむら「大丈夫だったの?」 マミ「明日会う約束を取り付けたわ」 ゆま「マミすごっ!」 マミ「私達のことは気にしないで……少し、ほんの少しだけど、心を開いてくれそうだから」 ほむら「……分かったわ、彼女達のことは任せたわ。頼んだわよ、道明寺さくら」 さくら「善処しマショウ」 さくら「ちなみに、キリカさんの親愛度はいかほどなのデス?」 マミ「んー、2割といったところね……まあ、私の親愛度もそんなに高くはないけれど」 さくら「時間がかかりそうですね」 マミ「ワルプルギスの夜が来るまでに、なんとかなるといいのだけれど……」
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- マミ「お友達100人できるかな」
411 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 00:51:17.30 ID:BvaLQg+n0 - さくら「マミさんはグループセットは使わないのデスカ?」
マミ「あっ……忘れてたわ」 さくら「ヤレヤレ、宝の持ち腐れトハせっかくの機能が泣いてしまいマス…正常に動作シテいるカ確認したいのデスガ」 マミ「明日ちゃんとやるわよ……そういえば、さっきのあれ嘘なんでしょ?」 さくら「アレ、とは?」 マミ「制止できるかどうか分からないっていうやつ……暁美さんに聞いてたけど、時間を止めれば余裕だったんじゃないの?」 さくら「……ナルホド、ソノ手がありマシタカ」ポン マミ「あれ!?忘れてた…の?てっきり私の覚悟を理解してもらうために手を貸してくれたのかと」 さくら「カ、勘違いしないでよネ!別にあんたのタメに言ったコトじゃナイんだからネ!!」 マミ「どこかで聞いたことあるような台詞ね」 翌日、私達は学校を休み、美国さんのご希望通りにチーズケーキを買って行った
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- マミ「お友達100人できるかな」
413 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 00:54:20.19 ID:BvaLQg+n0 - キリカ「流石織莉子の言った通りだ、ほんとに来たよ」
マミ「巴マミよ、呉さん」 さくら「道明寺さくらデスヨ、キリカさん」 キリカ「うへぇ…織莉子以外のことを覚えるのは御免なんだけどなぁ」 織莉子「私は覚えてるわ。キリカも覚えてあげなさい」 キリカ「織莉子がそう言うんなら……」 マミ「ほら、『U&me』のチーズケーキよ?他にもいろいろ買ってきたし、みんなで食べましょうか」 織莉子「ありがとう……キリカ、お茶を淹れるから手伝って?」 キリカ「分かったよ理解したよ、織莉子」 マミ「あ、私にも手伝わせて?でもその前に……美国さんにセット!」カチッ 美国さんが紅茶を入れ呉さんがケーキを切り分け私がお皿などの準備 さくらちゃんはじっと座って今か今かと待っていた マミ「こんなところね」
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- マミ「お友達100人できるかな」
416 :一先ずオリキリ+αくらいまでいきたい[]:2011/10/27(木) 00:57:14.05 ID:BvaLQg+n0 - 織莉子「キリカ、紅茶に砂糖は何個入れる?」
キリカ「3個!それからジャムも3杯!」 マミ「まるでシロップを飲んでるみたいね……」 さくら「私もそれでお願いシマス!私も甘いのは好きデスヨ!」 キリカ「邪魔者の……ああー、あれだ、道明寺も分かってるね!」 マミ「ふふっ……さ、食べましょうか」 それから私達は以外にも普通にお話をした 美国さんとは話が合うし、さくらちゃんと呉さんも何やら相性が良さそうだった ただ、私と美国さんが話していると呉さんに嫉妬深い目線を送られることもしばしばだったので、なるべく皆で話すようにしていた さくら「ところでマミさん、親愛度のほうはいかがデスカ?」 マミ「さくらちゃん、声が大きいってば……」 織莉子「何の話?」 マミ「ううん、なんでもないのよ」 マミ「二人がいるから後で確認しましょう……ここでそんな話してたら怪しまれるわ」ボソボソ さくら「仕方ないデスネ。まだ説明はできておりマセンガ、一応正常動作しているようですカラ良しとしマショウ」 マミ「だから声が大きいってば!」
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- マミ「お友達100人できるかな」
417 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 00:57:49.01 ID:BvaLQg+n0 - それからもしばらく他愛のない話をしていたが、ふと口火を切ったのはさくらちゃんだった
さくら「オ二人はドノようにお知り合いになられタのデスカ?」 織莉子「……あなた達には関係ないわ」 キリカ「出合いだの別れだのをいちいち気にしてたら世界は回りまわって夜を迎えちゃうよ」 マミ「……さくらちゃん、デリケートな問題みたいだからあんまり聞かない方がいいわよ」ヒソヒソ さくら「ソレデハ、ちょっと話しヤスクしてみマショウカ」ポチッ 織莉子「あれはこの間のことなんだけどね〜、一人街を歩いていたらね〜」ホワー キリカ「私が織莉子を見つけてさ〜、いつかのお礼も兼ねて話しかけたらさ〜」ホワー マミ「さくらちゃんまた毒電波を使ってるの?あんまり感心できないわよ?」 さくら「デハ消しましょうか?チナミニ強制させてるワケではありマセンよ?あくまで話しヤスイ気持ちにしただけデスノデ」 織莉子「私はびっくりしちゃってね〜」ホワー キリカ「それを言うなら私も驚いたよ〜」ホワー マミ「……ごめんなさい二人とも、もう少し見てみたいわ……」
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- マミ「お友達100人できるかな」
418 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 00:58:47.29 ID:BvaLQg+n0 - マミ「そう……そんなことがあったの」
キリカ「あんまり言いたくなかったんだけどね〜、道明寺がどうしても聞きたいっていうから仕方なくね〜」ホワー 織莉子「うふふふ、あんまり面白くなかったかしら〜?」ホワー さくら「イエ、大変興味深いオ話しデシタ」ポチッ 織莉子「……あら?私、どうしてあなた達にあんな話を……」 キリカ「うっがああぁぁぁあーー!!!!!不覚不覚ふっかっくだああぁあああーー!!なんで私ががががが!!!」ガシガシ マミ「落ち着いて二人とも!私は全然気にしてないから!」 キリカ「とぉおおおもえええぇええ!!それは私達の愛が粉々プリングルス以下の存在って言いたいのかい!?」 マミ「そんなこと言ってないから!!」 織莉子「キリカ、静かにしてちょうだい?」 キリカ「ぅぅううう……」
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- マミ「お友達100人できるかな」
420 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 00:59:47.57 ID:BvaLQg+n0 - マミ「いい話だったわよ。二人の愛の深さがとても伝わってきたもの」
キリカ「フンだ、どうせ君にはそんな相手もいないさびしんぼなんだろ?」 さくら「失礼ナ!マミさんは確かニ一人で下校しタリ一人で魔女と戦っタリ一人で大きいけーきを買って食べタリしてきましたガ、 決してさびしんぼではありマセンヨ!」 マミ「さくらちゃんの方がよっぽど失礼よ!?それに、今はもうそんなことないもの!」 キリカ「ふぅーん……あっそ」 マミ「……興味0ね」 織莉子「あなたは本当に酔狂よね、私達の正体を知っていて何をしてきたのかも知っていて、それでもなお私達に踏み込んでくるなんて」 さくら「エエ、コレも不器用なマミさんなりの愛情表現なのデス。許してあげて下サイ」 マミ「それ星野さんの台詞でしょ!」
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- マミ「お友達100人できるかな」
421 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 01:01:05.54 ID:BvaLQg+n0 - 織莉子「私はたくさんの人を殺してしまったの……今さら無駄にはできないわ
なんとしてもあの災厄を断つ、それが私の生きる理由だもの」 マミ「美国さん……何でも一人で背負わないで?重すぎるものを持っているなら、私も持つから そうすれば、少しは楽になるでしょ?」 マミ「あなた達のやってきたことは間違っていたかもしれない……でも、まだ間に合うと思うの 私も一緒に背負ってあげるから…だから、一緒に手を取って戦ってほしいの」 織莉子「…………へぇ、あなたはキリカと同じことを言うのね」 マミ「へ?」 キリカ「パクったなこのパクリ野郎!!パックリ頭から割ってやろうかぁあん!?」 マミ「待ってよ、わけが分からないわ!」 織莉子「キリカも言ってたわよね?」 キリカ「えぇ?……そりゃ、似たような言ったけど」
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- マミ「お友達100人できるかな」
423 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 01:04:36.22 ID:BvaLQg+n0 - 織莉子「キリカはね」
『重すぎる荷物を持ってるようなものかな?なら、私が半分持ってあげよう』 『だから、一緒に行こう』 織莉子「って言ってくれたのよ」 さくら「キャー!情熱的な告白デスネ!!」ヒューヒュー キリカ「やめてよ織莉子ぉ〜こっ恥ずかしいってば!」 マミ「それって私の台詞も恥ずかしかったってこと…?」 さくら「マミさん今さらデスカ?」 マミ「そんなに頻繁に言ってないわよ!?」 マミ「……でも、二人で持つより三人で持った方が軽くなるわよね?」 その時、私達の間に緊張が走った この気配は、恐らく魔女がすぐ近くに――
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- ほむら「戻りすぎた」マミ「貴女誰ですか?」
442 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 01:11:06.91 ID:BvaLQg+n0 - まだ慌てるような時間じゃぁない
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- マミ「お友達100人できるかな」
426 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 01:11:53.53 ID:BvaLQg+n0 - vs鎧の魔女
マミ「白昼堂々人の家に登場なんて、いい度胸してるじゃない」 キリカ「ああ、前からあるといいなって思ってたんだよね、この家にあると言いなってさ ブルジョワは家に鎧を置くのがしきたりなんでしょ?」 織莉子「初耳だわ……」 さくら「ヤレヤレ、オ茶の邪魔はしないで貰いたいデスネ」ズズー キリカ「フン、こんな奴私一人で十分だよ」 織莉子「えぇ、任せるわ」 美国さんは変身もせず、座ったままお茶を嗜んでいた 呉さんはというと一人で特攻し、凄まじい速度で魔女を斬り裂いていた やはり攻撃に関しては流石と言うべきである 織莉子「――!キリカ後ろよ!」 マミ「危ないっ!!」 私はとっさに銃撃で、呉さんに迫っていた後ろからの攻撃を防いだ キリカ「余計なことはしなくていいんだよっ!!!! 魔女はそのまま粉々に砕け散った
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- マミ「お友達100人できるかな」
428 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 01:18:53.47 ID:BvaLQg+n0 - マミ「!!織莉子さん!」
織莉子「!」 魔女の欠片が危うくテーブルにぶつかりそうになり、私はリボンで縛り上げて落下を食い止めた キリカ「全く、私達の邪魔をするなんてとんだ間女だよ」 マミ「さくらちゃんも怪我はない?」 さくら「大丈夫デス、けーきも無事デスヨ」モシャモシャ 織莉子「……ねえ、今」 キリカ「やっほー!グリーフシードゲットしったよー織莉子!」 マミ「やったわね!……私はいいから、キリカが使って?」 キリカ「?元よりそのつもりだけど、何を血迷っているんだい君は?」 マミ「……そこまで言われるほどかしら?」
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- マミ「お友達100人できるかな」
430 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 01:24:13.67 ID:BvaLQg+n0 - 織莉子「……巴さん…今私のこと、なんて?」 ピピピ
マミ「今…?……あっ!」 そういえば、どさくさに紛れてつい名前を呼んでしまったのだった マミ「ごめんなさい、二人とも名前で呼び合ってるからつい……それにほら、このほうがお友達っぽいかなって」 マミ(実際名前とかあだ名で呼んだら仲良くなれた、ってこともあったものね) キリカ「うわぁ、グリーフシードが黒くなっちった」 さくら「ちょっとソレを見せてくれマセンカ?」 キリカ「構わないよ、ほれ」ポイッ さくら「ナルホド……これ貰っても宜しいデスカ?是非研究したいのデスガ!」 マミ「さくらちゃん、それを放っておいたら魔女が孵化するわよ?危険だからやめた方がいいわ」 キリカ「???いいけど、研究だなんて素人にできるわけないじゃん」
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- まどか「芸術科……アートデザインクラス?」
137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 01:27:09.14 ID:BvaLQg+n0 - 早く来てくれー!
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- マミ「お友達100人できるかな」
432 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 01:29:26.82 ID:BvaLQg+n0 - さくら「ご心配には及びマセン、母船に送って管理シマスので」シュイン
キリカ「へぇ、道明寺は手品師だったの!?そいつは凄い、是非巴もワンツースリーで消してみてくれないかな?」 マミ「どういう意味よ!!……まあ、さくらちゃん達なら大丈夫そうだけど」 織莉子「――!あっ…これは、まさか…………いえ、でも何かが違う……何かしら……」 キリカ「お、織莉子…?」 織莉子「…………未来が見えたの…ワルプルギスの夜が消滅していく結末……」 マミ「!それは……誰が倒したの?」 織莉子「………8人の魔法少女よ」 マミ「8人?」 さくら「現在この街にいる魔法少女ト数が合わないノデハ?」 織莉子「でも、誰も魔女にはならなかった……それに、1人だけ私達と違って何かがおかしかった」
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- マミ「お友達100人できるかな」
433 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 01:30:54.28 ID:BvaLQg+n0 - キリカ「それより織莉子!そんな未来今まで見たことなかったんじゃないのかい!?」
マミ「そうよ、織莉子……それってつまり、私達と一緒に戦ってくれるつもりになってくれたのね」 織莉子「……それが私の運命となってしまったのなら、私は受け入れるつもりよ」 マミ「ありがとう織莉子!」 キリカ「そ、そんなぁ〜」 マミ「キリカ」 キリカ「……なんだよ巴」 マミ「お願い、私達と一緒に戦って」 織莉子「キリカ……私と一緒に来て」 キリカ「えぇ〜!?……ん〜、あ〜、え〜…………」 ピピピピ キリカ「分かったよ、織莉子がどうしてもっていうんなら、私も協力するよ、うん」ポリポリ
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- マミ「お友達100人できるかな」
436 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 01:35:10.62 ID:BvaLQg+n0 - マミ「キリカ!ありがとう…ほんとにありがとう!」
キリカ「言っとくけど!手を組むだけだぞ!べっつに友達なんてもんになるつもりはないからな!!!」 ピカッ キリカ「そこんとこ間違えるなよっ!!」 マミ「……そうね、それでもいいわ」 マミ(私の気持ちを受け入れてくれただけで、今は十分よ) さくら「やりましたネマミさん。詳しい説明抜きにグループセットを使いこなすとはオ見事デス!!」 マミ「詳しい説明…?」 さくら「夢のはーれむにまた一歩近づきマシタネ」 マミ「そんなもの目指してないわよ!」 キリカ「巴……流石の私もそれは引くよ」 マミ「あなたねぇ!」
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- マミ「お友達100人できるかな」
438 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 01:43:35.44 ID:BvaLQg+n0 - マミ「とにかく、二人ともありがとう……今度魔法少女の顔合わせ会をやりましょう」
キリカ「はぁ!?なんで私がくだらない慣れ合いを――」 織莉子「参加しましょう」 キリカ「織莉子ぉ!?ほんとにどうしちゃったんだよぉ……なんで急に乗り気なのさ?」 織莉子「協力するというのなら当然の選択よ、あなたも楽しみましょう?」 キリカ「うへぇ……」 織莉子「ねえ、そろそろお昼だけれど…軽いものを用意するから食べて行かない?」 マミ「いいの?……なら、お言葉に甘えさせてもらうわ」 それから軽い昼食を取った後しばらく雑談し、私達は帰ることにした マミ「今日はありがとう。また連絡するから……それじゃあ、またね」 さくら「お邪魔しマシタ」 織莉子「さようなら」フリフリ キリカ「フンだ」 織莉子「…………それにしても、あれはどういうことだったのかしら……」
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- マミ「お友達100人できるかな」
439 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 01:45:24.57 ID:BvaLQg+n0 - マミ「そうだわ、暁美さん達に連絡しとかないと……」
さくら「予定より早くオ友達になれましたネ。順調過ぎて気持ち悪いくらいデスヨ」 マミ「そこまで言わなくっても……」 マミ「ところで、グループセットの詳しい説明って一体何なの?」 さくら「ンー……ソレはまたオ使いにナラレた時にした方がよいかト」 マミ「それもそうね」 暁美さんが言ったように敵になることもなく、無事に友達になることができた もう私がいた世界とは何もかもが違う 最後に織莉子が言った8人という言葉も気になるけれど、きっとワルプルギスの夜も倒せるだろうと思う いえ、必ず倒して見せる ━現在友達23人━
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- まどか「芸術科……アートデザインクラス?」
145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 01:48:52.39 ID:BvaLQg+n0 - キター
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- マミ「お友達100人できるかな」
442 :しばらくマミさん以外まどかキャラ出ません[]:2011/10/27(木) 01:51:39.51 ID:BvaLQg+n0 - ワルプルギスの夜襲来、そのちょっと前の休日
さくら「本日はワザワザ電車を乗り継いで、ドチラにお出掛けなのデスカ?」 マミ「もうすぐワルプルギスの夜が来るじゃない?そうなったらいろいろと忙しくなりそうだから、その前に会っておこうと思って」 さくら「ホゥ、一体誰なんデス?もしや未来の旦那様を迎えに…!?」キラキラ マミ「なんの話よっ!?相生先生よ、相生先生! 本当は未来に一度帰ったあの日から会ってみたいと思ってたんだけどね」 さくら「なーんだ同性かよ…チッ、つまんね」 マミ「さくらちゃんそんなに口悪かったかしら…?」 私達は一度相生先生に聞いたことがあった記憶を頼りに、時定駅で降りた このあたりの高校に通っていたらしいのだが マミ「とは言っても、そう簡単には見つからないわよ――あっ」 \アリガトーゴザイマシター/ ゆっこ「フッフッフー……今の私にかかれば大工コーヒーでの注文など、所詮明日の私への踏み台でしかないのだよ……」ブツブツ さくら「どうかしマシタカ?」 マミ「……いえ、流石相生先生だわと思って」
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- マミ「お友達100人できるかな」
444 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 01:58:21.12 ID:BvaLQg+n0 - マミ「運よく見つけたと言っても、なんて声かけるべきかしら……いきなり近づくのも不自然だし」
さくら「驚きデス、マミさんにもソノような気持ちがあったのデスネ。すとーきんぐ行為は堂々としておられマスガ」 マミ「さくらちゃん、最近辛辣すぎない?」 マミ「知り合いならともかく、完全初対面の人に話しかけるのって難しいわね……」 さくら「いつまでもウジウジしないノ!勇気を出して告白しに行くのヨ!」バシバシ マミ「痛ッ…今度は何キャラなのよ……」 さくら「コノ国には当たっテ砕けろ、トイウ素晴らしい諺があるトカ?」 マミ「砕けたら駄目じゃない!」 ゆっこ「おっ、ヒカルちゃんだー!スラマッパギー!!」 さくら「ア〜ア、ドウヤラお知り合いと出会ってしまったようデスヨ。これでますます声がかけ辛くなりマシタネ!」 マミ「しまったわ……どうすればいいかしら……」
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- マミ「お友達100人できるかな」
446 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 02:00:31.06 ID:BvaLQg+n0 - ヒカル「あらあら…珍しいこともあるのね……ゆっこ、後ろの人を見てみて」
ゆっこ「えっ?なになに?後ろの人がどうかしたの?」 マミ「あれ、もしかして私のこと?」 「…………」 ゆっこ「ああーーーーっ!!!!それっ!それー!!」 マミ「?………あっ!?」 相生先生の左腕に巻かれていたもの それは間違いなく、私の身につけているものと同じ、『カウンター』だった マミ「どういうことなの…?私以外にも、未来から来た人がいたっていうの……」
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- マミ「お友達100人できるかな」
448 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 02:07:46.31 ID:BvaLQg+n0 - ゆっこ「良かったー!私以外にも未来から来てた人がいたんだねー!
私一人だったら今頃地球は滅んでたかもしれないもんね!!握手握手!」 マミ「はぁ……そうね!まあ、なんにしても、また会えてうれしいです、相生先生!」 ゆっこ「あれぇ?私まだ名乗ってないのに……私達、どこかで会ったことありましたっけ?」 マミ「えっ?だって、私達二人で小学校で先生を……」 ゆっこ「えぇ!?そりゃ、私も学校の先生やってましたけど、あなたみたいな人はいなかったような……」 ゆっこ「あっ、もしかして荒井先生!?壮絶なイメチェンでもしたとかですか!?」 マミ「いや、私の名前は巴マミですけど……相生裕子さん、よね?」 ゆっこ「い、え〜す!そうだよねえ、荒井先生男の人だしねえ」 マミ「誰と間違えられたのよ」 ゆっこ「……でもでも、これってなんかおかしくないですか?だって、あなたも未来から来た『レポーター』なんですよね?」 マミ「レポーター?」 ヒカル「ゆっこ、レポーターじゃなくて『リピーター』よ」 ゆっこ「そうだっけそうだっけ?ついうっかり……」
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- マミ「お友達100人できるかな」
449 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 02:13:49.64 ID:BvaLQg+n0 - マミ「ちょっと待って、状況を整理しないと何がどうなってるのかさっぱり分からないわ……」
マミ「とりあえず自己紹介をしましょう。私は巴マミ。 今は15歳だけれど、元の世界では30歳、桜井小学校で教員をしているの」 マミ「そしてある日、宇宙人達に友達を作れという試験を与えられて、タイムスリップしてこの世界に来たの」 さくら「私がマミさんの監視役デス。コノ世界では道明寺さくらと名乗っておりますので、さくらちゃんとでも呼んで下サイ」 ゆっこ「私は相生裕子、同じく未来だと31歳で、えーっと、私の場合は高崎小学校で働いてて…… あっ、麻衣ちゃんは中村小なんだけど…って知らないかな?」 ゆっこ「未来から来た理由は一緒って感じかなー……そうそう今は時定高校に通ってるの! なんかねー、元々小学生まで遡るらしかったんだけど、変な都合で高校生になっちゃったんだってさ 高校生は大変なんだから、そこんとこ気を使って欲しいもんだよね」 マミ「そ、そうね……」アハハ ヒカル「私はヒカル、笹山ヒカル。ゆっこの監視役よ……ヒカルちゃんって呼んでね」 マミ「んー、とりあえず、ここで話すのもなんだから、どこか落ち着けるところに移動しない?」 さくら「出タ!マミさんの必殺、お茶しながらの勧誘とーく!!」 マミ「出たとか言わないでよっ!」 ゆっこ「いいねいいねー!ほんじゃあまあ、また大工コーヒーに行っときますか!」
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- まどか「芸術科……アートデザインクラス?」
153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 02:17:27.71 ID:BvaLQg+n0 - 支援するノダ
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- マミ「お友達100人できるかな」
452 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 02:19:09.44 ID:BvaLQg+n0 - ゆっこ「ねえねえどうだった?私の華麗なる注文っぷりは?見惚れるほど鮮やかだったでしょ!?」
マミ「え、えぇ、まあ……」 ゆっこ「流石は私……もはや救世主としての勢いはとどまるところを知らないってことかな!!」 マミ(未来でも自慢されたことあったけれど、一体何がそんなに自慢だったのかしら…?) ゆっこ「で、何話すの?」 マミ「それなんだけど…相生先生の時の首相って誰だった?」 ゆっこ「えぇー?誰だっけなー……うーーーん………んーーーーー……」 マミ「……あの、質問変えようか?」 ゆっこ「見くびらないで!仮初にも、私だって何時までも馬鹿だったわけじゃないんだからね!」 マミ「そこまで言ってないのだけれど……」 ゆっこ「そうそう思い出した!確かウロフチ首相だよ!」 マミ「うーん、そこからすでに私がいた世界と違うわね…… 私の世界だと、その人は既に暗殺されちゃってアラフサって人が首相になってるのよね」 ゆっこ「何それ怖っ!!」
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- マミ「お友達100人できるかな」
453 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 02:24:21.00 ID:BvaLQg+n0 - マミ「さくらちゃん達がいつだったか言ってたわよね……この時間を中心に無数のパラレルワールドが広がっているって」
さくら「ハイ、幾つもございマス。無駄に増やさぬようにしておりマスし」 ヒカル「私達はパラレルワールドの存在を認識しているの」 マミ「つまり、私と相生先生の時間軸は全く違うってことね」 ゆっこ「?…ドユコト?」 店員「お待たせしましたー」コトッ 店員に運ばれてきたコーヒーで一息入れ、説明を再開する マミ「とある事情で数多くのパラレルワールドが出来上ってしまった…… 戻ってきたこの世界は共通していても、未来は二人とも別々の世界」 マミ「だから、相生先生が来た未来では私と面識がなくっても何ら不思議じゃない ひょっとしたら、私が既にいなくなっている世界なのかもしれないわ……」 さくら「見て下サイ、持ってきた角砂糖デたわーを作りマシタ!」 ヒカル「凄いわ、何十段あるのかしら」 ゆっこ「おおー!さくらちゃんスゴイ!」 マミ「私の話聞いてるの…?」
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- マミ「お友達100人できるかな」
455 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 02:33:03.58 ID:BvaLQg+n0 - ゆっこ「ようするにー、私らは別々の世界だから知らない者同士なのは当たり前、ってことでしょ?」ズズー
マミ「そうね…いわば私達は無関係だから、多分どちらかが試験に合格しても互いの世界に影響はないってことよね」 ゆっこ「ブーーッ!!!」 マミ「ちょっ、相生先生大丈夫ですか!?」 ゆっこ「ゲホッゲホッ…だ、大丈夫……ちょっとびっくりしただけだから……しまったー!謀られたー!」 マミ「誰に…?」 ゆっこ「そっかー、結局私が頑張るっきゃないってことかー」トホホ マミ「まあ、難しい話はこれまでにしておきましょう。今日は相生先生に会いに来てよかったわ」 ゆっこ「私に?なんでまた?」 マミ「未来だと、私達は同僚ってだけじゃなくってお友達だったから……この時代の相生先生にも会ってみたかったの」 ゆっこ「ふーん、そうなんだぁ……」
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- まどか「芸術科……アートデザインクラス?」
157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 02:33:59.20 ID:BvaLQg+n0 - 蕎麦食いたくなってきた
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- マミ「お友達100人できるかな」
457 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 02:41:44.16 ID:BvaLQg+n0 - ゆっこ「よぅし!じゃあ、マミちゃんにセット!」カチッ
マミ「へっ?」 ゆっこ「未来の私が仲良くなれたんなら、きっと今の世界でも仲良くなれると思うわけですよ!」 ゆっこ「私と友達になりましょう!」バッ マミ「あ、相生先生…!」 ゆっこ「もう、やだなー!せっかくだからゆっこって呼んでよー!皆そう呼んでくれてるんだしさ!」 マミ「そうね……ちょっと恥ずかしいけど……じゃあ、ゆっこにセット!」カチッ マミ「私とお友達になってください!」 カッ カッ ゆっこ「おおー!やっぱり私達、相性が良かったってことですね!?」 マミ「良かったわ……本当に」
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- マミ「お友達100人できるかな」
458 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 02:42:55.53 ID:BvaLQg+n0 - ゆっこ「そういえばさあ、マミちゃんは何人友達ができたの?」
マミ「私はえっと、あい…ゆっこも入れて24人ね」 ゆっこ「うっそぉ!?凄すぎる!!!私なんかまだ9人だよ〜…マミちゃんはモッテモテなんだねー」 マミ「いや、別にそういうことは……」 さくら「そうデスネ、男性のオ友達は子供を入れても二人しかおりマセン」 マミ「さくらちゃん!」 ゆっこ「いえす勝った!あたしは三人だもんねー!!ピースピース」 さくら「大丈夫デスよマミさん、男っ気で負けても女っ気では勝っておりますカラ」 マミ「棘のある言い方しないでよ……」 ゆっこ「ちなみに、1人目はヒカルちゃんだったんだよねー?」 ヒカル「そうだったわね」
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- マミ「お友達100人できるかな」
460 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 02:49:17.18 ID:BvaLQg+n0 - マミ「あら、偶然ね。私の1人目もさくらちゃんだったの……お互い優しい宇宙人でよかったわね」
ゆっこ「そうなんだよね〜」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ヒカル「それじゃあ試験頑張ってね…あと、私のことはヒカルちゃんって呼んでね」 ゆっこ「なるほど……よし、ヒカルちゃん!友達になろう!」カチッ ピカッ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ゆっこ「一瞬だったね」 マミ「早すぎない!?どれだけ相性抜群だったのよ!?」 ゆっこ「マミちゃんもセットしてみれば?私もさくらちゃんにセットしてみるからさ!セット!」カチッ マミ「そうねぇ……じゃあ、ヒカルさんにセット」カチッ カウンターを見てみると、私からは4割、ヒカルさんからは1割未満といったところだ ゆっこ「おおー、私がもうちょいさくらちゃんを好きになれば友達になれそう!」 マミ「んー……私は、もう少し時間が必要かな…?」 ヒカル「ヒカルちゃんって呼んでね」
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- マミ「お友達100人できるかな」
461 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 02:49:40.18 ID:BvaLQg+n0 - ヒカル「面白いことをするのねマミちゃんは……初対面なのにセットするなんて、
普通に考えたらありえないわ?あと、ヒカルちゃんって呼んでね」 マミ「確かに短絡的かもしれないけれど、でも、ゆっこと相性の良かったあなたとなら、私ともお友達になり易いかと思って」 ヒカル「理解しかねるわぁ…人の友達と簡単に友達になろうなんて、そんなにうまくいくものかしら?」 ゆっこ「大丈夫だって!マミちゃんならすぐに仲良くなれるよ!」 ヒカル「それから私のことはヒカルちゃんって呼んでね…… ところでゆっこ、この後あなた用事があったんじゃないの?」 ゆっこ「しまったー!!みおちゃん達となのちゃん家で宿題する約束してるんだったー!」ガタッ マミ「あら、お友達と約束してたのね……じゃあ、私達はもう帰ろうかしら?」 さくら「オヤ、もう宜しいのデスカ?ヒカルさんともまだお友達になれておりマセンガ」 ヒカル「ヒカルちゃんって呼んでね」 マミ「でも、邪魔するのも悪いじゃない?」 ゆっこ「いいじゃん、マミちゃんも一緒に来れば」 マミ「へっ?」
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- まどか「芸術科……アートデザインクラス?」
165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 02:50:46.73 ID:BvaLQg+n0 - 流石ナミコさんやで
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- マミ「お友達100人できるかな」
464 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 03:00:22.23 ID:BvaLQg+n0 - みお「遅いよゆっこ!何時だと思ってんの!?……っていうか、笹山先生!?そして後ろの二人誰!?」
麻衣「初めまして」 待ち合わせ場所にいたのは髪を縛った小柄な少女と、綺麗な黒い長髪の眼鏡をかけた少女だった ゆっこ「みおちゃん麻衣ちゃん、スラマッパギー!って言っても、結局この挨拶とはララバイしちゃってるんだけどね」 みお「いや、そんなのどうでもいいから!後ろの二人誰なの!?」 ゆっこ「紹介するね、私と同じく未来から来た巴マミちゃんと道明寺さくらちゃん!」 マミ「えっ!?それ言っちゃっていいの?」 ゆっこ「いいのいいの!二人ともなんとなく信じてくれてるからさっ!」 みお「ゆっこまだそんな馬鹿なこと言ってたの?」 ゆっこ「あれっ!?信じてくれてたんじゃないの!?」 みお「いや、ゆっこがまた変なこと言いだしたと思って華麗にスルーしてたと思うんだけど……」 ゆっこ「えぇー……トホホー、とんだピエロだよ……」
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- まどか「芸術科……アートデザインクラス?」
168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 03:00:57.72 ID:BvaLQg+n0 - マミ「初めまして、巴マミです。あの、ゆっことはちょっとした知り合いという感じなので、そんなにお気になさらないでください」
みお「ああ、どうもどうも。私は長野原みおです」 麻衣「水上麻衣……よろしく」 さくら「ドウゾ宜しくお願いしマス」 ゆっこ「麻衣ちゃんは、さっきも言ってたように中村小で先生やるんだよ」 マミ「じゃあ、いつか一緒に働くこともあるかもしれないわね」 みお「ちょっとゆっこ、あんたこの人にまで変な遊び付き合わせないの」 ゆっこ「みおちゃんはすごいんだよー!なんせ未来の大漫画家なのですから!」 みお「ばっ、こんなとこで言わないでよ!」 マミ「長野原……ああ!ゆっこが何度か言ってた長野原大介さんね!」 みお「げげっ!?どうして私のペンネームまで…!?はぁー……ゆっこちょっとは自重してよねー、恥ずかしいんだから」 マミ「私も応援してますから、頑張ってください!ファンタジーって夢があっていいですよね!!」 みお「うわ〜ゆっことおんなじこと言ってる……あんまり興味なかったけど、こりゃ本格的に取り組んでみようかな〜……」
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- まどか「芸術科……アートデザインクラス?」
170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/10/27(木) 03:01:28.96 ID:BvaLQg+n0 - 誤爆ったごめんなさい死にたい
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- マミ「お友達100人できるかな」
465 :誤爆ってきた死にたい…[]:2011/10/27(木) 03:01:57.32 ID:BvaLQg+n0 - マミ「初めまして、巴マミです。あの、ゆっことはちょっとした知り合いという感じなので、そんなにお気になさらないでください」
みお「ああ、どうもどうも。私は長野原みおです」 麻衣「水上麻衣……よろしく」 さくら「ドウゾ宜しくお願いしマス」 ゆっこ「麻衣ちゃんは、さっきも言ってたように中村小で先生やるんだよ」 マミ「じゃあ、いつか一緒に働くこともあるかもしれないわね」 みお「ちょっとゆっこ、あんたこの人にまで変な遊び付き合わせないの」 ゆっこ「みおちゃんはすごいんだよー!なんせ未来の大漫画家なのですから!」 みお「ばっ、こんなとこで言わないでよ!」 マミ「長野原……ああ!ゆっこが何度か言ってた長野原大介さんね!」 みお「げげっ!?どうして私のペンネームまで…!?はぁー……ゆっこちょっとは自重してよねー、恥ずかしいんだから」 マミ「私も応援してますから、頑張ってください!ファンタジーって夢があっていいですよね!!」 みお「うわ〜ゆっことおんなじこと言ってる……あんまり興味なかったけど、こりゃ本格的に取り組んでみようかな〜……」
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