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◆r3nmejKTPY
◆4zj.uHuFeyJ8
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
俺よりIDにXが多い奴がいたらそいつに50万振り込む

書き込みレス一覧

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AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
39 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:00:39.76 ID:ClaooJHr0
指原「あれ?そういえば横山は?」

横山「……」

北原「あ?え?横山まだ潜ってるよ」

指原「嘘?あ、ほんとだ。優子ちゃーん!!横山まだ潜ってますー!!」

大島「えー、嘘でしょー?あたしの負けかよぉ〜」

横山「(プファッ)あ、皆さんもう出てたんですか?うちが最後…?」

小嶋「由依ちゃんすごいねー」

高橋「優子、意外なライバル登場だねww」

大島「うーん…」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
40 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:02:31.19 ID:ClaooJHr0
一方その頃、柏木と渡辺は6号室にて――。

渡辺「あれ?(ゴソゴソ)あれぇ〜ないなぁ…」

柏木「どうしたの?」

渡辺「鏡がないの。バッグに入れてたはずなのに」

柏木「鏡ってあの、いつも持ち歩いてる大きなやつ?」

渡辺「うーん…(ゴソゴソ)」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
42 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:04:32.25 ID:ClaooJHr0
柏木「あの大きさの鏡ならバッグの中で行方不明になるわけないし、どこかに置き忘れたんじゃない?」

渡辺「そうかなぁ〜いつも櫛とセットでしまってるのに…あれがないと前髪直せないよ。。」

柏木「ひとまずあたしのコンパクト貸してあげるから」

渡辺「ありがとう」

柏木「ちょっと待ってね…(ゴソゴソ…)あれ?ないや…ポーチに入れてたはずなのに」

渡辺「え?ゆきりんも?」

柏木「もしかしたら他のメンバーの荷物に紛れこんでるのかもね…まあ今は取りあえず洗面所の鏡使いなよ」

渡辺「うん、そうする」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
43 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:05:47.24 ID:ClaooJHr0
一方その頃、前田と板野は脱衣所にて――。

板野「まさか大浴場にお湯が入ってなかったなんてね」

前田「よく考えたらこのホテル、従業員いないんだもんね」

板野「これじゃあホテルじゃなくて合宿所だよ〜」

前田「でもシャワーは使えて良かった!お陰ですっきり〜♪」

板野「あっちゃんちょっと髪の毛後ろで留めてくれない?」

前田「いいよ〜」

AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
46 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:07:59.23 ID:ClaooJHr0
板野「さてと、ネックレスネックレスと…あれ?ない!!」

前田「どうしたの〜?」

板野「シャワー浴びるとき外したネックレス…ここに置いたはずなのになくなってる」

前田「あ、あたしのブレスレットもないよ〜」

板野「おかしいな、なんでだろう」

前田「なんでだろうね〜あ、部屋で外してきたのかな?」

板野「あたしの勘違いってこと?」

前田「そうだよ勘違いだよ〜。チユウちゃん寂しがってるかもしれないし、早くお部屋戻ろ〜」

板野「う、うん…」

板野(絶対勘違いじゃない…あたし確かにここでネックレス外したんだから…)
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
47 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:09:59.37 ID:ClaooJHr0
一方その頃、篠田と松井玲奈は山の中にて――。

篠田「あ、いたいた!玲奈ちゃーん!!」

松井玲「あ、篠田さん(タタッ)どうしたんですか?」

篠田「玲奈ちゃん間違えてあたしのデジカメ持ってったでしょ?」

松井玲「え?え?(ゴソゴソ…)あ、ほんとだ!すみません…」

篠田「いいよいいよ。しっかしここ、いい眺めだなぁ〜」

松井玲「はい。ブログに載せて、少しでもこの景色をファンの方に伝えられたらなと思って…」

篠田「あたしも1枚撮っておこう(カシャッ)んじゃ、もうちょっとあたしは島の周りを巡ってくるよ〜」

松井玲「はい」

篠田「道悪いから、玲奈ちゃん気をつけてね」

松井玲「はい、篠田さんも」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
48 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:11:21.03 ID:ClaooJHr0
一方その頃、宮崎は島の裏側で――。

宮崎「…フゥ…フゥ……着いた…ここが伝説のお寺…ってただのボロ小屋じゃーん(ガックリ)あ、鍵壊れてる!(キョロキョロ)ちょっとくらい覗いたって、バチ当たらないよね…おじゃましまーすっと…(ギギィ…)」

宮崎(うわぁ〜中も埃だらけ…手入れする人がいないだもん仕方ないか…一応カメラ回しておこう)

(ジーーーーー…)

宮崎「ケホケホ…空気悪いなぁ。あ!!これもしかして、古い文献!?伝説について何か書いてあるかも!見てみよーっと」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
49 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:12:39.48 ID:ClaooJHr0
一方その頃、宮澤は展望台にて――。

宮澤「うーーん、やっぱり頂上は気持ちがいいなぁーみんなも来れば良かったのに!あ〜見晴らしも最高!!…んん!?」

宮澤(あの2人、あんなところで何やってるんだろう…)
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
51 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:15:21.06 ID:ClaooJHr0
午後6時、食堂――。

スタッフ「今日の夕飯はカレーになりまーす。柏木が味見しておいしいって言ってたから味はお墨付きでーす」

小嶋「あ〜ゆきりん味見させってもらったのぉ?ずるいよー」

柏木「ちょっとスタッフさんバラさないでくださいよー!あ、そうだ!ちょっと皆さんに聞きたいんですけど、あたしのコンパクトと麻友の鏡が行方不明になってて…誰か荷物に紛れこんでないですかー?」

峯岸「え?そうなの?あたしのとこにはなかったと思うよ」

小嶋「あたしのとこにもないと思うよー」

指原「(ゴソゴソ…)ない…ないなぁ…誰か、指原の携帯知りませんか?」

柏木「携帯、なくしちゃったの?」

指原「海に行くまでは持ってたはずなんだけど…」

前田「はーい、はーい!!あたしのブレスレットとともちんのネックレスも行方不明ですー」

AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
52 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:17:01.42 ID:ClaooJHr0
高橋「まったくみんなだらしないんだから。部屋に帰ったらそれぞれもう一度荷物を確認して、間違って持ってる人いたらすぐに持ち主に帰すこと!いいね?」

AKB「はーい」

小森「あ、でもまだ来てない人達いますよ?(キョロキョロ)」

高城「篠田さんいないねぇ」

渡辺「あ、みゃおもいない…」

高橋「そうかぁ、何してるんだろう、2人…」

松井玲「あの、篠田さんはさっき島の周りを写真に撮るって言ってました」

松井珠「あ、言ってた言ってた!あと、優子ちゃん達の写真を撮りに海に行くとかも言ってた気がする」

大島「えー、麻里子は来なかったよ。ねえ?(チラッ)」

峰岸「うん」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
53 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:19:18.45 ID:ClaooJHr0
高橋「麻里子マイペースだからなぁ。。どうしようか…」

前田「あたしお腹すいたよ〜」

高橋「じゃあ作ってくれたスタッフさんにも悪いし、先に食べてようか」

前田「わ〜い!あ、キュウリもあるキュウリ。いただきまーす」

小森「指原さん、あたしの人参あげますよ」

指原「げぇ〜嫌いなもの人に押しつけないでよ小森」

小森「(ニヤニヤ)」

(ガヤガヤガヤ…)

柏木(みゃおが食事の時間に来ないなんておかしい…何かあったのかな…)

渡辺「…ゆきりん?どうしたの?食べよ?」

柏木「う、うん…」

AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
54 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:20:58.91 ID:ClaooJHr0
夕食後――。

高橋「ふぅ〜満腹満腹…(ポンポン)」

前田「あ、トランプある!たかみなババ抜きしよババ抜き♪」

峯岸「あ、あたしもやりたーい!」

前田「ともちんはー?」

板野「あたしはいいよ。ちょっと外に出て、夜風に当たってくる」

前田「ふぅん。じゃあにゃんにゃん!」

小嶋「いいけど、あたしこういうの強いよ?」

高橋「陽菜、運が必要になってくるゲームだけはなぜか妙に強いよね」

前田「えーそうなのー?」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
56 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:22:40.17 ID:ClaooJHr0
15分後――。

小嶋「わぁ〜勝った勝ったぁ♪」

前田「ほんとだ強ーい」

高橋「ね?すごいでしょ陽菜」

峯岸「もう一回やろ!カード混ぜるね(ザッザッザッ)」

小嶋「あ、そういえばさ、結局麻里ちゃん現れなかったね」

高橋「そうだった!ババ抜きしてる場合じゃないや!あたしちょっとスタッフさんに報告してくる(タタタッ)」

峯岸「麻里ちゃん、道に迷ってるのかなぁ…」

前田「……」

AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
61 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:28:35.01 ID:ClaooJHr0
一方その時、柏木と渡辺は――。

柏木「麻友、そっちのお皿も集めちゃって!まとめてキッチンに運ぼう」

渡辺「うん」

柏木「……(カチャ、カチャ)」

松井玲「(スッ)……」

柏木「?あぁ玲奈ちゃん、いいよ、ここはあたしと麻友で片付けちゃうから」

松井玲「でも…」

渡辺「平気だよ?あたし達でも皿洗いくらいはできるし!」

指原「(タタッ)いたいた、玲奈ちゃーん、指原お風呂行くけど、一緒に行く?」

松井玲「うん行くー(パタパタ)あ、じゃあ柏木さんまゆゆさん、片付けすみません、お願いします」

柏木「うん、まかせてー」

渡辺「私達もこれ終わったらお風呂行くね」

松井「(ペコリ)あ、待ってよさっしー(タタタッ)」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
62 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:30:30.91 ID:ClaooJHr0
(………)

柏木「いつも思うんだけど、玲奈ちゃんあんなにあたし達に気を遣わなくてもいいのにね…」

渡辺「楽屋でもみんが椅子に座るまでは、立って待ってたりするよね。いつまで経っても敬語だし…なんか寂しい…」

柏木「同じSKEでも珠理奈ちゃんは自然とみんなに溶け込んでるのに」

渡辺「あ、でも玲奈ちゃん、さっしーとは敬語抜きで話せるみたいだから良かったよね」

柏木「不思議だよね、あの2人、趣味とか全然違いそうなのに」

渡辺「(ハッ!!)もうこんな時間!」

柏木「よし、これキッチンに持って行っちゃおう(ガチャ)」

渡辺「うん」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
63 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:32:39.07 ID:ClaooJHr0
一方その頃、河西は1号室にて――。

河西「……(ゴソゴソ)」

河西(あれ?ないなぁ髪留め…あれお気に入りだったのに。仕方ない、誰かに借りよう)ギィ、タタタッ

倉持「……(テクテク)」

河西「あ、ちょうど良かったもっちぃ」

倉持「ん?どうしたの?」

河西「もっちぃ今からお風呂?」

倉持「うん。とも〜みちゃんも?」

河西「ねぇもっちぃ、髪留め2つ持ってない?あたしなくしちゃったみたいで」

倉持「持ってるよ(ササッ)はい、どうぞ」

河西「ありがとー。助かったよ」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
64 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:34:34.72 ID:ClaooJHr0
一方その頃、小森は7号室にて――。

小森(先にメイクだけ落としちゃおっかな〜)

小森「(ゴソゴソ)フンフフンフフーン…♪」

小森(!!…あれ?)

(ギィ…ハァ…ハァ…ハァ…)

小森「(ビクッ)みゃおさん!!」

宮崎「た、ただいま…ハァ…ハァ…」

小森「どうしたんですか?泥だらけじゃないですか!あ、みんな先にごはん食べちゃいましたよ?」

宮崎「えぇーそうなの?あたしのぶん残ってるかなぁ」

小森「はい、たぶん」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
65 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:36:22.86 ID:ClaooJHr0
宮崎「それより聞いてよ〜お寺に行ったはいいけど帰り道迷っちゃってさぁ、山道を転がるようにして歩き回ってやっとここに辿り着いたんだよ!!」

小森「それで泥だらけなんですね」

宮崎「あ〜お腹すいたなぁ〜」

小森「ごはんより先にお風呂入ったほうがいいんじゃないですか?あ、みゃおさんわたしの手鏡知りません?」

宮崎「知らないよ」

小森「そうですか。今ポーチの中見てたんですけど、なくなってるんですよねぇ」

宮崎「ふぅん」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
66 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:38:18.51 ID:ClaooJHr0
小森「柏木さんのコンパクトとまゆゆさんの鏡もなくなったらしくて、あちこちで物が行方不明なんですよ」

宮崎「!!!!ね、それって鏡ばっかりなくなってるんだよね!?」

小森「え…あぁそういえばそうですね…でも前田さんはブレスレット、ともちんさんはネックレス、指原さんは携帯がなくなってますよ?」

宮崎「そう…ブレスレットにネックレスかぁ…(ニヤニヤ)」

小森「?みゃおさん…?何ですか気持ち悪い。それより早くドア閉めてくださいよ、わたしこれから着替え、」

(キャーーーーー…!!!!)

小森「何…今の悲鳴…」

宮崎「たかみなさんの声だ!!行ってみよう!!(ダダッ)」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
67 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:39:49.27 ID:ClaooJHr0
スタッフルーム前にて――。

高橋「…あ…あ……(ガクガク)」

(バタバタバタバタバタ…)

前田「たかみな?どうしたの〜?(タタタッ)」

峯岸「たかみな今の声って…」

小嶋「何何何ぃ〜?」

高橋「(ハッ!!)駄目だ3人とも!来るな!!」

前田「(ビクッ)どうしたの…」

高橋「なんでかわかんないけど、スタッフさんがみんな…倒れてる…」

峯岸「え?助けなきゃ!!(タタッ)」

高橋「みぃちゃん来るな!!もう…遅いんだよ…全員、死んでるんだ…」

前田「!!!!」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
68 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:41:14.70 ID:ClaooJHr0
小嶋「嘘ぉ〜アハハ」

高橋「(ガクガクガク…)嘘じゃない…全員……ウゥ…」

前田(フラフラ〜)ガクリッ

峯岸「(ガシッ)あっちゃん!?あっちゃんしっかりして!!」

宮崎「(バタバタッ)たかみなさーん、どうしたんですか?」

小森「あ、前田さん倒れてる!!」

高橋「みゃお帰ってたのか!!ちょうど良かった、2人は至急メンバーを全員食堂に集めてくれ!」

宮崎小森「え?は、はい(ダダダッ)」

高橋「陽菜は警察に電話!みぃちゃんはあたしと一緒にあっちゃんを部屋まで運ぼう!」

峯岸「わ、わかった…」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
69 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:42:40.25 ID:ClaooJHr0
数分後、食堂にて――。

高橋「みんな集まった!?」

北原「(キョロキョロ)前田さんがいませんけど」

高橋「あっちゃんはいいんだ…」

(ギィ…パタパタ…)

板野「あれ?(キョロキョロ)みんな揃ってどうしたの?ミーティングだったっけ?」

高橋「ともちん!!いいから取りあえず座って」

板野「?うん…(ガタッ)」

宮崎「お腹すいたなぁ…」

高橋「これからみんなに伝えなきゃいけないことがある。落ち着いて聞いて…」

AKB(ゴクリ…)
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
70 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:43:55.67 ID:ClaooJHr0
高橋「さっきスタッフさんの部屋に行ったら、全員亡くなっていた」

大島「え?はぁ?どういうこと!?」

高橋「理由はわからないけど、全員倒れてたんだ…」

河西「本当なの?」

高橋「あぁ信じられないだろうけど、本当だ」

河西「そんなぁ…なんで…」

高橋「スタッフさんの部屋にはカレーを食べた後の紙皿が残ってた。つまり、スタッフさんはカレーを食べた後に亡くなったことになる。そのことから考えると、恐らく…」

峯岸「(ガタッ)食中毒!?」

北原「やだ、あたしカレーお代わりしちゃったよ」

佐藤亜「亜美菜、なんか気持ち悪くなってきた…」

指原「今から吐き出せないかな?ゲッヘ、うわぁ無理だぁぁ」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
71 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:45:07.65 ID:ClaooJHr0
(ザワザワザワ…)

高橋「みんな落ち着いて!いい?気分が悪くなったり、体に異変を感じた人はすぐにあたしに申し出ること!いいね!?」

大島「あ、警察に連絡しようよ!(ガタッ)」

高橋「今、陽菜が電話しに行ってる」

小嶋「……(ギィ…)」

高橋「ほら戻って来た。どうだった?すぐ来てくれるって?」

小嶋「それが…何度もやってるんだけど、全然かからなくて…電話、故障してるみたい…」

高橋「えぇ!?」

峯岸「じゃあ携帯で…って無理か…ここ圏外だったっけ」

高橋「船が迎えに来るは4日後……くそっ、どうしたらいいんだよ…」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
73 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:47:01.05 ID:ClaooJHr0
(ポツポツポツ…ザザーーー……)

松井珠「この音…雨?」

板野「あぁそういえばさっき、なんか降りだしそうな空気だったな」

松井珠「麻里ちゃん、大丈夫かな…」

松井玲「え?篠田さん、まだ戻って来てないの?」

高橋「珠理奈それ本当?麻里子、何やってるんだろう…」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
74 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:49:01.85 ID:ClaooJHr0
大島「探しに行くにしてもこの天気だし、いつあたし達も食中毒で倒れるかかわからないしな…」

宮澤「……(コクリ)」

板野「この雨だから、どこかで雨宿りでもしてるんじゃない?」

河西「そ、そうだよ…小雨になったら戻ってくるよ」

(ザワザワザワ…)

高橋「みんな静かに!!仕方ないなぁ、麻里子が帰って来たら誰かあたしに教えて!後で説教しなきゃ。ひとまず今日はみんなもう休んで。船が来るのは4日後なんだ、それまで体力を落とすようなことがあったら大変だからね」

AKB「はい…」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
75 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:50:27.05 ID:ClaooJHr0
その夜、1号室では――。

板野「あっちゃん、大丈夫?」

前田「うん、横になったらだいぶ落ち着いたよ」

河西「怖いよね…まさかここで集団食中毒が発生するなんて…」

板野「でもさぁ、なんで同じカレーを食べたあたし達は平気なんだろ?」

河西「年齢とか免疫力の面で何か違ってくるんじゃない?あたし達みんなまだ若いし…」

板野「そうなのかなぁ〜なんか変な感じ…」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
77 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:53:03.38 ID:ClaooJHr0
一方、2号室では――。

高橋「2人とも大丈夫?気分悪くなってない?」

峯岸「うん、平気」

小嶋「大変なことになっちゃったね…やっぱりカレーの中のお肉が原因かなぁ〜」

峯岸「なんであたし達は平気でスタッフさんは…」

高橋「……」

小嶋「変だよねぇ。まだ誰もメンバーの中に食中毒起こした人がいないんだよぉ?ゆきりんなんて先に味見までしてたのに…」

高橋「(ハッ!!)あたしちょっと柏木のとこ行って来る!!(タタタッ)」

小嶋「え?急にどうしたの?」

高橋「ちょっと気になることがあるんだ!!2人は先に寝てて!」

(バタバタバタ…)

小嶋「行っちゃった…変なたかみな」

峯岸「……」

AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
78 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:54:16.54 ID:ClaooJHr0
一方、3号室では――。

(ザーザーッ…)

佐藤亜「本格的に降りだしちゃったね、雨…」

松井珠「麻里ちゃん、一体何やってるんだろう…(ハッ!!)まさか怪我でもして動けないんじゃ…(ガバッ)」

佐藤亜「待って珠理奈ちゃん!どこ行くの?」

松井珠「わからないけど、麻里ちゃんを探さないと!」

佐藤亜「こんな雨だよ!?山道はすべるし、第一みんないつ食中毒で倒れるかわからないんだよ!?危険すぎるよ…」

松井珠「でも…でも…(グッ)」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
79 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:55:26.20 ID:ClaooJHr0
佐藤亜「今は篠田さんを信じて待とう?きっとそのうちひょっこり帰って来るよ…」

松井珠「じゃああたし、寝ないで待ってる!」

佐藤亜「珠理奈ちゃん…フッ…仕方ないなぁ、亜美菜も付き合うよっ!」

松井珠「え?」

佐藤亜「1人で待ってても不安になるだけだもんね!待ってて、ミルクティーでも淹れて来るから」

松井珠「亜美菜ちゃん…ありがとう…」

佐藤亜「(ニコッ)じゃあ、ちょっと食堂行って来るね(タタッ)」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
81 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:57:09.61 ID:ClaooJHr0
一方、4号室では――。

大島「食中毒かぁ〜困ったことになったよねぇ」

宮澤「そうだね」

大島「スタッフさん…」

横山「撮影も出来なくなりましたし、うちら明日からどないしましょう」

大島「船が来るまでは体調に気をつけておとなしくしてるしかないね」

宮澤「優子、おとなしくしてられるの〜?」

大島「今はさすがに遊ぶ気力も失せたよ…佐江ちゃんのほうこそ、顔色悪いよ?」

宮澤「そ、そうかな…」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
82 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:58:05.25 ID:ClaooJHr0
大島「さっきも、なんかいつもより口数少なかったし、大丈夫なの?気分悪いんじゃない?」

横山「あ、うちたかみなさんに報告してきましょうか?(ガタッ)」

宮澤「いいよ、ゆいはん。大丈夫だから」

横山「でも…ほんまに顔色悪いですよ?」

宮澤「……う、うるさいなぁ〜あたし地黒なだけだよ!!平気平気!アハハ、もう寝よう(バサッ)」

大島「う、うん…」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
83 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 00:59:21.41 ID:ClaooJHr0
一方、5号室では――。

指原「あ、窓開けっ放しだった!(タタタッ)うわっ、雨が降り込んじゃってるよぉ〜最悪だぁ」

松井玲「さっしーこれ使って!」

指原「ありがと玲奈ちゃん(フキフキ)良かったパソコンには雨かかってないや」

高城「さっしーのパソコン、なんか光ってるね」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
86 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 01:01:13.42 ID:ClaooJHr0
指原「(フフンッ)この間秋葉のメイドカフェ行った帰りに衝動買いしたんだっ!この鏡面加工がめっちゃオシャンティーじゃないすかぁ〜(ナデナデ)」

高城「?あきちゃそういうのわかんな〜い」

松井玲「あ、かっこいいと思うよ(汗)」

指原「ほんとにぃー?ありがとー」

高城「ねぇねぇ、もう電気消していい〜?」

指原「あ、寝る?指原は平気だけど、玲奈ちゃんは?」

松井玲「うん平気。あ、でもわたしのベッドの上に石が乗ってるんだけど……」

指原「……あきちゃ?(チラリ)」

高城「あ、忘れてたぁ〜ごめんなさーい」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
88 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 01:02:50.56 ID:ClaooJHr0
一方、6号室では――。

北原「……(ゴソゴソ)」

渡辺「怖いなぁ、食中毒だって」

柏木「ね?あたし達が見たときは何も腐ったような臭いとかしてなかったよねぇ」

渡辺「臭いだけじゃなんともいえないんじゃない?カレー粉の香りで消されちゃうし」

柏木「そっかぁ…」

(トントンッ)

柏木「あれ?誰だろう…(ガチャ)あぁ!たかみなさん、どうしたんですか?」

AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
89 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 01:04:10.34 ID:ClaooJHr0
高橋「ちょっと聞きたいんだけど、柏木、カレーを味見したとき、なんか変なことなかったか?」

柏木「あ、今あたし達も同じこと話してたんですけど、特に変なことはなかったと思います」

高橋「じゃあ質問を変えよう。カレー鍋は2つなかったか?」

柏木「2つ…ですか?えーっとどうだっただろう…」

渡辺「1つだけでしたよ」

高橋「そうか…もしかしたらカレー鍋は2つあって、あたし達が食べたものとスタッフさんが食べたもの、まったく別物だったんじゃないかと考えたんだけど…」

渡辺「そうだったら少しは安心できるんですけどね…」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
90 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 01:05:55.16 ID:ClaooJHr0
柏木「ああでも使ったお皿は違いますよ。あたし達はホテルに備え付けの瀬戸物のカレー皿。数が足りないとかで、スタッフさんは紙皿を使ってました」

高橋「確かに、スタッフルームにはカレーのついた紙皿が残ってたな…」

柏木「(ハッ!!)もしかしたらその紙皿に何か原因が!!」

高橋「だけど、紙皿が原因で食中毒なんて聞いたことない」

北原「あのぉ〜じゃあこうは考えられないですか?紙皿には毒が塗られていて、それを使ったスタッフさんは毒により死亡した。これならあたし達が誰も食中毒を起こしてないのも不思議じゃなくなります」

柏木「里英ちゃん…。だけど、それなら誰がスタッフさんの紙皿に毒を塗ったの?」

北原「さぁわかんないけど、スタッフさんの中にそういう変質者がいたとか…元々自殺願望があって、みんなを巻き込んだ…とか?」

渡辺「やだ、怖い…」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
91 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 01:08:02.00 ID:ClaooJHr0
高橋「だけど、考えられない話じゃないな。まぁ確信はないから、この話は他のメンバーには黙っておこう。混乱させるだけだしね。警察が調べればすぐわかることだよ。じゃ、悪かったね夜遅くに。おやすみ」

北原「あ、待ってくださいたかみなさん!」

高橋「ん?」

北原「ないんです…あたしの鏡。探したんですけど見つからなくて…」

渡辺「えぇ!?りっちゃんも?」

柏木「これでこの部屋から合計3個の鏡が消えたことになる…」

高橋「ハァ…そのこともなぁ、原因を考えなきゃ。こうもあちこちで物がなくなるなんておかしいよ…」

柏木「まぁ人数が多いAKBですから、これくらいは日常茶飯事ですよ。たかみなさん、あんまり考えすぎないでくださいね」

高橋「ありがとう柏木。じゃあ行くね」

柏木「はい、おやすみなさい」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
92 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 01:09:48.28 ID:ClaooJHr0
一方、7号室では――。

宮崎「ない!ない!誰かあたしのDVD知らない?」

倉持「どうしたの?なくした?」

小森「あ、わたし知りませんよ〜?」

宮崎「ホテルで観ようと思って持ってきたのにケースだけで、肝心のディスクがなくなってるんだよぉ…ん?そうか、そういうことか…(ニヤリ)」

小森「はい?」

宮崎「いやいやこっちの話だよ。そういえばこもりんの手鏡は見つかったの?」

小森「いいえ、もう諦めました」

倉持「あたしも爪やすりが見当たらないんだよね。爪のお手入れしたかったのに」

宮崎「ふーん(ニヤニヤ)」

倉持「あ、なんかみゃお、変な笑い方してる…いいけど早く食べないと伸びちゃうよ、カップラーメン」

宮崎「おっとそうだった!(ズズズーッ)」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
93 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 01:11:08.21 ID:ClaooJHr0
翌朝、2号室――。

高橋「(ガバッ)えぇ!?麻里子がまだ帰ってないって!?」

佐藤亜「はい…亜美菜達、寝ないでずっと待ってたんですけど…」

松井珠「麻里ちゃん…きっと何かあったんだ…どうしよう今頃…」

高橋「悪い想像しちゃ駄目だ!みぃちゃん陽菜、メンバーを起こして!みんなで麻里子を探しに行こう」

峯岸「オッケー(タタッ)」

小嶋「じゃああたしは1号室のほうからみんなを起こしてくるね!(タタッ)」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
94 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 01:12:23.28 ID:ClaooJHr0
高橋「それから2人!昨日から寝てないんだろ?ちょっと休みな」

松井珠「いえ、あたしも探しに行きます!!」

佐藤亜「亜美菜も行く!」

高橋「駄目だ2人とも。気持ちはわかるけど、もし2人が倒れたりしたら、麻里子が気にするだろ?」

松井珠「でも…」

高橋「必ず麻里子を見つけるから、2人は麻里子のために今はしっかり休むこと!いいね?」

佐藤亜「はい…」

松井珠「……」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
95 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 01:13:35.36 ID:ClaooJHr0
数分後、玄関前――。

(ザワザワザワ……)

大島「麻里子が戻って来てないって本当?」

河西「おかしいよね…絶対何かあったんだよ(ブルブル)」

板野「てかとも〜み、朝早くてもちゃんと起きれるんだね」

河西「だって陽菜ちゃんがくすぐってきたんだもん(プンッ)」

小嶋「そうまでしなきゃ、とも〜みちゃんは起きないでしょぉ〜?」

峯岸「あれ、あっちゃんは?」

板野「うん…まだ気分悪そうだったから…」

峯岸「そっか…大丈夫かな、1人にして…」

河西「あっちゃんは亜美菜ちゃん達と一緒に寝てるよ」

AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
97 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 01:16:11.00 ID:ClaooJHr0
高橋「よしみんな集まったねー!?これから手分けして麻里子を探すよ!道に迷ったりしたら大変だから、絶対に何人かでかたまって探すこと!昨日の雨で斜面がぬかるんでるから気をつけて!2時間後にここへ集合!わかったー!?」

AKB「はい!」

(ガヤガヤガヤ…)

大島「佐江ちゃん行こう」

宮澤「あぁ…」

河西「すべるのか…ヒールなんて履いてこなければ良かった…」

板野「いいから行くよ、とも〜み!」

河西「あ、ともちん待って〜」

柏木「みんな山の上のほうに行くみたいだから、あたし達は海のほうから探していこうか」

渡辺「そうだね」

宮崎「あ、2人とも待って、あたしも一緒に行くよ!」


AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
98 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 01:17:23.19 ID:ClaooJHr0
峯岸「陽菜〜早くしてよ!」

小嶋「待ってぇ、みぃちゃん」

小森「倉持さん、わたしどっちに行ったらいいですか?」

倉持「さぁ、とりあえず近い所から、徐々に遠くを探してみる?」

松井玲「……(オロオロ)」

高城「玲奈ちゃん、一緒に行こ?」

松井玲「う、うん!(ニコッ)」

指原「里英ちゃん、指原達はどこから探せば…(キョロキョロ)」

北原「そうだね、みんなに先越されちゃった…」

高橋「じゃあ2人は島の裏側を頼むよ」

指原北原「はい」

高橋「横山はあたしと一緒に、船着き場までの道を辿っていってみよう」

横山「わかりました」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
110 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 01:39:56.35 ID:ClaooJHr0
一方その時、山の中では――。

大島「うわぁぁぁぁ、嘘だろ!?なんでだよ!?」

宮澤「……」

倉持「(タタタッ)どうしたの!?…ハッ……!!!!」

小森「(タタタッ)ちょっと倉持さん、置いてかないでくださいよ〜って、あれ?宮澤さん?え?痛いですよ掴まないでください(ジタバタ)」

宮澤「(グググッ)いや、小森は見ないほうがいいよ。それより、早くたかみなやみんなに知らせて…麻里子が見つかったって……」

小森「あ、見つかったんですか?良かった、じゃあわたし行ってきますね(タタタッ)」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
112 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 01:41:51.23 ID:ClaooJHr0
宮澤「……」

倉持「こもりん、行った?」

宮澤「うん、大丈夫…何も見ていなかったはずだよ…」

大島「麻里子ぉ…麻里子しっかりしろよぉぉぅぇっ…」

宮澤「優子、離しなよ…」

大島「なんで?このままだと麻里子が、」

宮澤「もう……手遅れなんだよ!!」

大島「(ビクッ)……ぅわぁぁぁぁぁ…」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
113 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 01:43:50.33 ID:ClaooJHr0
宮崎「(バタバタバタッ)ハァ…ハァ…ねぇ、今の声って…」

柏木「何かあったんですか?」

宮澤「みゃお、ゆきりん…」

柏木「なんで優子ちゃん泣いてるの?え、もっちぃまで…え?」

宮澤「……麻里子が見つかったんだよ」

柏木「(ホッ)良かった、どこですか篠田さん」

宮澤「優子の傍にいる。だけどもう…麻里子は…」

柏木「!!!!」

渡辺「ハァ…ハァ…ゆきりんとみゃお、走るの速い…って……あぁ麻里ちゃん…!(ビクッ)」

宮澤「行こうみんな、早くホテルに帰るんだ」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
114 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 01:44:57.90 ID:ClaooJHr0
食堂にて――。

高橋「みんな集まったね?」

松井珠「まだ麻里ちゃんがいないですよ。優子ちゃんと佐江ちゃんが見つけたんじゃないんですか?」

高橋「それを今から説明する。いいか珠理奈、落ち着いて聞くんだ」

松井珠「?……」

高橋「優子と佐江が見つけた時、すでに麻里子は息をしていなかった…」

前田「(ガタッ)たかみなそれどういうこと?麻里子どうしちゃったの?」

高橋「いいからあっちゃん座って!最後まで話を聞けよ!」

前田「……(ストン)」

AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
117 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 01:46:06.03 ID:ClaooJHr0
高橋「麻里子は森の中にいた。展望台へと登る階段の近くで、茂みの中に倒れていたんだ。服が土や泥で汚れていたから、たぶん滑って転んだんだろう。頭から血を流していたよ」

河西「……(グスッ)」

前田「……うぅっ……ヒック…」

板野「とも〜み、あっちゃん……(ナデナデ)」

北原「篠田さんは、事故に遭ったってことですか?」

高橋「……」

指原「……え?…なんで黙るんですか…(ビクビク)」

高橋「……」

大島「(ガタッ)たかみな言えよ!隠したってしょうがないだろ!みんなは知っておかなきゃならないことなんだ!!」
AKB柏木「この事件の謎は必ずあたしが解いてみせる…」
119 : ◆r3nmejKTPY []:2011/10/09(日) 01:49:31.46 ID:ClaooJHr0
高橋「……(コクリ)わかった。実は、頭の傷以外にもう一ヵ所、麻里子には傷があった…」

AKB(シーーン…)

高城「はい!どこに傷があったんですか?教えてください!(ビシッ)」

高橋「……くっ、首だ」

宮崎「……(ニヤリ)」

大島「そうだよ麻里子の首には複数の切り傷があった。滑って転んだくらいじゃあんな傷はつかない!!そう…まるで刃物で首を切り落とそうとしたかのような、不自然な傷…」

松井珠「(ガタッ)そんな刃物って!!…じゃあ麻里ちゃんは…麻里ちゃんは……っあぁぁぁぁ」

松井玲「珠理奈、落ち着いて…(サスサス)」

松井珠「嘘だ…嘘だよ…(ガタガタ)」

大島「嘘じゃないんだよ…あたしはこの目で確かに見たんだ…佐江ちゃんだって、ね?」

宮澤「…うん」

佐藤亜「だとしたら篠田さんは事故じゃなくて、誰かに殺されたってことですか!?(ハッ!!)今もまだ犯人が森の中に潜んでるんじゃ……(ブルブル…)」

(……ザワザワザワ…)

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