- 妹「○○」←一番グッと来た事言わせた奴が爆発
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 00:48:37.75 ID:rxdXVgUj0 - 妹「うぅ、おしっこ漏れる」
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- 幼女「ママー・・・おなかすいたよー・・・」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 00:50:04.44 ID:rxdXVgUj0 - _,,,-‐、_ノ)
ヾ'''" ⌒゙ヽ、 r''" ''ヾ、 i(__..'´ ゝ |ヽ し 〈 ( 、_/ ゝ ヽ、 .{ ノ( /( /)/(/ /⌒l ´し ヽ、〈 (/、,,_( ノ_;;;;三''`、 .)`i.| ) ヾ、`;Yr::ヶ,、 '-`="' 、ノ .|、_/ (_,,) `ー{ ~~´ノ ヾ、| ヾ、/‐ 、_ ここにいるぜ ヽ (⌒ ) 、 ヾ彡\__ツ:::::::::::::::`ー、 _..-''´ ̄ヽ、二´-‐ '´ / ,,''::::::::::::::::::::::::::::::`-、 /:::::::::::::::::r''/ー‐'' /_,,-‐"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`-、 . /:::::::::::::::::::::::゙~:::ヽ--‐'´ ̄::::::::::::::::::_.-'''二ニニヽ、 ::::::::`‐、 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,i' -"_..-ー‐''´ ̄\:::::::::::`、 |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,i' /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\:::::::::} |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,,,,-‐7~ /;;;;;;;/ ̄;;;;\;;ノノl:::::::i |/ ̄ ̄\_,,,,,,,...、、、-‐'''":::::::::/ ./l__ノl;;γ⌒ヽ;;l(/|:::::〈 ! ._,,,,-‐'''" /:::::::::::::::::::| /l⌒ヽl;;;ゝ;;_ノ;;;l(彡|:::::::} / |::::::::::::::::::::>‐-‐'´:::|;;;;;;;;\_;;;/;;;;/::::::/ ヽ、;;: -‐"::::::::::::::::::\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:::::::::/ _,,-''":::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ー---‐''´:::::::::::::|
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- 佐天「うぅ…ゾンビに腕噛まれちゃったよ初春ぅ」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 00:51:16.41 ID:rxdXVgUj0 - とーまの右手が効かなかったら天敵やな
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 01:03:58.04 ID:rxdXVgUj0 - 兄「妹?」
母「あんたとは異父兄妹になるかな、別れてから不幸があって、こっちが引き取ることになったのよ」 兄「へぇ、カーチャンも大変だな、がんばれよ」 母「あんたが育てるのよ」 兄「へ?」 母「だってほら、こんなクソ田舎で実家一人暮らししてるんだし、妹の1人もいたほうが寂しくなくていいでしょ」 兄「いや、その理屈はおかしい、カーチャンの子だろ」 母「あたしは自由に生きるの、妹ー、入ってらっしゃーい」 ガラッ 妹「……こんばんは」 兄「金髪?」 母「うん、今回の旦那はドイツ人だったから」 兄(やべぇフェイトちゃんじゃんいもペロ)
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 01:08:35.80 ID:rxdXVgUj0 - 兄(ほんとに行っちまいやがった)
兄「……」 妹「……」モジ 兄(やべーうつむいてるよ、どうすんだこれ) 妹「……」 兄(麦茶でもてなすか……いや、明らか都会の子なのに麦茶とか飲むのか) 妹「……」 兄「はぁ」 妹「……」チラ 兄「腹割って話そうか」 妹「……腹?」 兄「思ってる事、言い合うっていうか、自己紹介から、しよう」 妹「……分かった」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 01:12:14.37 ID:rxdXVgUj0 - ―――トクトクトク
兄「麦茶、飲むか?」 妹「うん」 トン 兄「ど、どうぞ」 妹「……ごく」 兄「ふぅ……よし、俺はここで農家やってる、ハタチ、お前の兄貴にあたるらしい」 妹「農家?」 兄「うん、えっと、このキュウリとか俺が作ったんだ」 妹「……キュウリ作ってるんだ」 兄「まぁ他にもトマトとかスイカとかいろいろな」 妹「うん」 兄(不安そうだな、まぁこんなド田舎にいきなり連れてこられて知らん男と2人暮らしとか) 兄「……俺ならグレるな」 妹「なに?」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 01:15:39.26 ID:rxdXVgUj0 - 兄「で、この家でばーちゃんと2人で暮らしてたんだけど、死んじゃったから2人暮らし」
妹「……」 兄「まぁ、その、大体こんなもんかな……」 妹「10」 兄「ん?」 妹「10歳、東京から」 兄「お、おぉそうか」 妹「名前は妹」 兄「安易な名前だよな、俺も兄だし」 妹「兄」 兄「うん、お兄ちゃんでいいんだよ」 妹「……兄」 兄(10歳に呼び捨てにされる兄貴……)
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
17 :訂正 2人暮らし→1人暮らし[]:2011/09/05(月) 01:19:16.72 ID:rxdXVgUj0 - 兄「こんなもんか、なんか質問とかある?」
妹「……」 兄「な、ないならそれで」 妹「私は」 兄「うん」 妹「……こ、ここにいてもいい?」 兄「お、おおもちろんだぜ」 兄(あー、カーチャンとの会話聞いてたのかな) 妹「……ひっく」 兄「え?なんで泣いてんだ」 妹「お、お部屋ある?」 兄「おお!どこがいいかな!えーっと!」 妹「……」 妹(慌ててる……)
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 01:23:31.95 ID:rxdXVgUj0 - 兄「よし、布団敷いたぜ、ここが妹の部屋だ」
妹「……」キョロキョロ 兄「蚊帳つっとくか、えっと押入れにしまったんだけど」 妹(畳だ) 兄「よいよいっと、これでいいぜ、お姫様の天蓋付きベットだ!」 妹「……」 兄「風呂は1階な、あと、冷蔵庫に入ってるもんはなんでも食っていい」 妹「……分かった」 兄「っと、あ、そうだビールはダメだぜ、未成年だからなははは!」 妹「お酒まずい」 兄「お?飲んだことあるのか?カーチャンに飲まされた?」 妹「……」フルフル 兄「親父さん?」 妹「……うん」 兄(娘と晩酌したいタイプだったのかな……嫌なもん飲ませるこたないとは思うけど、ううん)
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 01:28:22.59 ID:rxdXVgUj0 - ―――居間
プシュッ 兄「んぐんぐんぐ……プハッ」 兄「あー、えらいことなったな……」 兄(明日からどうすっかな) 兄(荷物昼に届くって言ってたから、昼まで畑して、戻って) 兄(学校には明日から登校だから……) ガタッ 兄「ん?」 兄(おほ、バスタオル1枚) 妹「……しゃ、シャワー熱湯だった」 兄「ああ、ごめん!湯と水で調整するんだ、あー、教えとくべきだったな」 妹「……」 兄「行くよ、実際に見せるから」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 01:31:08.06 ID:rxdXVgUj0 - 兄「こうやってな、湯と水両方ひねって」
キュッ ザァァァ 妹「……」 兄「で、丁度いい熱さにするわけさ」 妹「……わかった」 兄「ごめんな、火傷とかしてない?」 妹「大丈夫、ありがと、兄」 兄「へへ、いいってことよ、兄ちゃんだからなんでも頼っていいんだぞ」 妹「……」 兄「ん?」 妹「……お風呂入るから」 兄「はい、出ていきます」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 01:36:27.18 ID:rxdXVgUj0 - 兄「ふぅ、ラッキーなハプニングだった」
兄「ぐびぐびぐび……ああ、うめぇ」 兄(……腕になんか打ちつけたみたいなアザがあったな) 兄「ぐび、ああ、怖い想像を酒で追いやる」 兄「んー、ツインテールにしてくんないかな、うん」 ガラ 兄「あ、スイカ食うか?」 妹「……うん」 兄「へへ、兄ちゃんスイカ切るのうまいぜ」 ザクザク 兄「ほれ、とんがっててスイカバーみたいだろ」 妹「はむ」 兄「どうだ?」 妹「……甘い」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 01:40:00.84 ID:rxdXVgUj0 - ―――兄の寝室
スゥゥ 妹「……」 兄「ぐおお……すぴ」 妹(8時なのに、もう寝てる) 兄「むにゃ……フェイトちゃん」 妹(フェイト?) 妹「……」ジッ 妹(ばかみたいにのんびりした顔してる……) 妹「テレビ、見ていい?」 兄「むにゃむにゃ」 妹「……おやすみなさい」 スゥゥ バタン
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 01:42:46.79 ID:rxdXVgUj0 - ―――翌朝4時
兄「ふぁ……ああ、いい朝だ」 キッチン 兄「んー、昼飯は帰ってから作ればいいか」 兄「飯炊いてあるし、お茶もある、梅干しもある」 兄「……パンとかのがいいのかねぇ」 兄「ま、いいか」 兄「えっと、畑仕事に行ってきます、朝ご飯は炊飯器の中です、お昼には帰ります、っと」サラサラ 兄「これでいいか、ああ、なんか家の中に人いるのって久しぶりだ」 兄「……」 兄(悪くないな、この感覚)
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 01:46:53.44 ID:rxdXVgUj0 - ズボッ ドサッ
兄「ふぃ、熱い」 兄「今年は結構いいな」 兄「この大根で味噌汁でも作ってやるかな……」 兄「んしょ」ズボッ ドカッ 兄「うし、満タンなった、帰るか」 バタンッ ブロロロッ 兄「軽トラは最強」 兄「あ、そうだ、電話しとくか」 兄「あ、もしもし、うん、俺、ちょっと相談したい事あって昼から――」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 01:50:46.82 ID:rxdXVgUj0 - 家
ガラッ 兄「ただいまー」 トントントン 妹「……おかえり」 兄「よぉ、朝飯食ったか?」 妹「うん」 兄「今昼飯作るわ」 妹「……手伝う?」 兄「お?できるのか?」 妹「うん」 兄「すげーな、俺が10の時なんかなんもできなかったぞ」 妹「……ん、早く」グイ 兄「お、おお」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 01:54:11.91 ID:rxdXVgUj0 - 兄「ほれ、大根、味噌汁にするけど切れる?」
妹「貸して」 兄「うん」 妹「んっ……」ググ 兄「あー、あぶなっかしいな、へへ、俺が切り分ける」 妹「……」スッ 兄「やっぱまだ身長もたりてねーしなぁ、うん」 ザク ザク 兄「ほい、ピーラー」 妹「いい、大根かして」 シュルシュル 兄「おぉ……あざやかなもんだ、皮むけるのか」 妹「うん」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 01:58:10.05 ID:rxdXVgUj0 - ―――居間
兄「いただきます!」パン 妹「いただきます」 兄「茄子と豚肉の煮付け、大根の味噌汁、飯、ほうれん草のお浸し、うーん、結構豪勢になった」 妹「……」 兄「ん?どうした?食わないのか?」 妹「人は見かけによらない」 兄「10歳にしちゃ難しい言葉知ってんなぁ、ははは!」 妹「料理ができるなんて思ってなかった」 兄「お、おぉ」 兄(この子から見て、所帯染みてないように見えてると喜ぶべきか……ううむ) 妹「ぱく……美味しい」 兄「はは、まぁ新鮮だしな」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 02:03:27.11 ID:rxdXVgUj0 - カチャカチャ
兄「んでよ、えっと、昼から2人で行きたい場所あるんだけどいいか?」 妹「どこ?」 兄「神社」 妹「……」 兄「知り合いがいるんだ、妹も明日から学校だし、ちっと相談をな」 妹「もぐ……」 兄「もぐもぐ」 妹「ごくん……分かった」 兄「よし、あ、麦茶なくなってんぞ、ほら」 妹「ん」 トクトク
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 02:07:39.71 ID:rxdXVgUj0 - 玄関
兄「出かけるぞー、日差し強いからなー、なんか帽子あるか?」 妹「ない」 兄「そうか、んじゃ兄ちゃんの帽子かぶっとくか、ほい」 妹「うん、麦わら帽子」 兄「そうだぜ、夏の風物詩」 妹「うん」ポス 兄「おぉ、似合う似合う」 ガラッ 兄「近所だから自転車で行こう」 妹「え?」 兄「あ、まさか」 妹「……乗れない」 兄「……」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 02:10:37.67 ID:rxdXVgUj0 - ミーンミンミン ギーコギコ
兄(まぁ、軽いからね、いいさ) 兄「妹のためにひーとこぎ」ギッ 妹「なにそれ」 兄「兄の歌だぜ」 妹「……」 兄「えーんやこら」ギッ ―――10分後 兄「到着、この階段の先だ」 妹「こ、これ登るの?」 兄「うん、100段」 妹「うぅ」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 02:13:25.99 ID:rxdXVgUj0 - 階段 中腹
妹「はぁ……はぁ」 兄「おい、いくらなんでも体力なさすぎじゃね?」 妹「も、もうだめ、兄、先いっていい」 兄「そうは言ってもな、お前がいてくれないと……よし、ほら」スッ 妹「?」 兄「おんぶ、妹なんか軽いしなんてこたない」 妹「……」 兄「あー、兄ちゃんの背中は嫌?」 妹「……そんなことは、ない」 ドサ ギュッ 兄「うし、行くか」 妹「……」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 02:17:06.15 ID:rxdXVgUj0 - 頂上 神社
ザッザッ 巫女「はーあ、今日も参拝の人ぜーんぜんこないわ」 巫女「あっついわねぇ……あれ」 巫女「おーい、兄」 兄「おお、おっす巫女」 巫女「ひひ、あんたコブ付きになったんだ」 妹「……」 兄「まーな、可愛いだろ?」 巫女「うん、やばいね、あんたと兄妹なんて信じられないよ」 巫女(うーん、兄の背中に隠れてめっちゃやぶにらみで観察されてる……) 兄「妹さんいるか?」 巫女「うん、社務所いる、行こっか」 巫女(小動物的な警戒って感じ?うーん、同じ10歳でも色々あんのね)
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
75 :>>21 すげぇIDポーカーで優勝できる[]:2011/09/05(月) 02:21:30.44 ID:rxdXVgUj0 - ザクザク
巫女「へぇー、異父兄妹?」 兄「ああ、これでバツ3だよ」 妹「……」 巫女「おばさんすごいわねぇ、なんていうか圧倒されちゃう」 兄「憧れるか?」 巫女「うーん……あ、あんまり?」 兄「そか」 妹(どういう関係なんだろう……)ギュッ 巫女「はーい、つきましたっと」 ガラッ 巫女「おーい、友妹いる?」 「はーい!なになに?お姉ちゃん!」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 02:26:29.15 ID:rxdXVgUj0 - 友妹「あ、お兄ちゃんじゃん!おーっす!」
兄「おーっす、相変わらず無駄に元気だな」クシャクシャ 友妹「へへ、まーねー!」 妹「……」グイッ 兄「ん?」 妹「お、降ろして……」 兄「あ、ああそうだった!よっと」 妹「んっ……」スト 巫女(あ、パンツ見えた白) 友妹「こんにちは!友妹です!」 妹「あ、あの、兄、この子?」 兄「うん、妹と同じ学年なんだ、明日から学校行く前に友達作っといたらいいかと思って」 友妹「ねね、お名前は!?」 妹「い、妹」 兄(適役だろうしな、うん)
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 02:31:21.44 ID:rxdXVgUj0 - 友妹「すごーい、髪が金色でキラキラしてる!」
妹「う、うん」 友妹「さわってもいい??」 妹「……いいよ」 巫女「こーら、あんまり困らせるんじゃないわよ」 友妹「へへ」 兄(こっちは大丈夫そうだな) 兄「そうだ、これ」 巫女「あ、トマト?わーありがと!みんなきゅうりばっかりくれるのよね、有難いんだけど」 兄「作りやすいしなぁ」 巫女「そうなんだ、あんたもお百姓さんになってきたねぇ」 兄「うん、ばーちゃんに仕込まれたしな」 巫女「……お婆さん、残念だったね」 兄「歳だよ、病気のせいだけじゃないさ」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 02:35:27.17 ID:rxdXVgUj0 - 友妹「バイバーイ!また明日学校でね!」ブンブン
巫女「またいつでも遊びにおいでよー」 兄「おう、明日から頼むぜー」 妹「バイバイ」 ザクザク 兄「さてと、降りようか」 妹「……兄」 兄「うん?」 妹「あの子毎日ここ登り降りしてるの?」 兄「おう、あっこに住んでるしな」 妹「神社の中に?」 兄「ちっと離れたとこに住むとこあんだよ」 妹「そうなんだ……はぁ、友達になっても遊びにくるの大変」 兄「はは、体力つけりゃ毎日でも遊びにこれるさ、ああ、自転車も覚えないとな」 妹「うん」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 02:38:56.91 ID:rxdXVgUj0 - ギーコギコ
兄(友達できたせいか、ちょっとは饒舌になってくれたかな) 妹「……」ギュ 兄「ん?」 妹「風が強いから」 兄「そっか」 兄(そういや女の子と二人乗りするの始めてだな) 妹「背中、汗でべっとり」 兄「暑いからな」 妹「喉乾いた」 兄「おお、店よってくか」 妹「店?」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 02:41:39.06 ID:rxdXVgUj0 - ミーンミンミンミン
兄「おーっす、婆ちゃん」 婆「あら、兄ちゃんかい」 兄「うん、今日は妹連れてきた」 妹「ん……」 婆「あら、外人さんみたいだねぇ」 兄「ハーフだぜ、ハーフ、かっこいいだろ?」 妹(かっこいい?) 婆「そうだねぇ」 兄「えっと、チョコバーとラムネ2つでいいか、妹、なんか欲しいのあるか?」 妹「……選んでいいの?」 兄「おう、晩飯入るようにくいすぎんなよ」 妹「う、うん……それじゃ――」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 02:45:05.16 ID:rxdXVgUj0 - ―――店前のベンチ
兄「もぐもぐ……うん、やっぱりアイスはチョコだな」 妹「もぐ……もぐもぐ」 兄「ラムネ、知ってるか?開け方あるんだぜ?」 妹「?」 兄「よし、やってみるか」 妹「うん」 兄「まず頭のとこのビニルをこうやって外す」ビリッ 妹「……」ビリッ 兄「で、中のこいつでビー玉を中に押しこむわけさ、いよっと」ボン 妹「ん……」ギュッ 兄「そうそう、あ、もうちょい力いれないと」 妹「あっ」シュワシュワシュワ 兄「がはは!あー、妹は力ねーなぁ、ずいぶんこぼれちゃったぜ」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 02:47:58.96 ID:rxdXVgUj0 - 妹「うぅ……」
兄「ほら、タオル、手拭いて」 妹「……うん」ゴシゴシ 兄「兄ちゃんのとかえてやるよ、実はあんまり喉かわいてないんだ」 妹「え……」 兄「妹があけたラムネはプレミア価値があるしな、へへ、ぐびぐび」 妹「……」 兄「どうした?飲まないのか?」 妹「ううん、ごく」 カラン 兄「……ビー玉はめ込んで飲めなくなるの期待したんだが、ううん、上品すぎる」 妹「?」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 02:50:09.68 ID:rxdXVgUj0 - ダメだ寝よ、頭が働かない
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 09:00:28.39 ID:rxdXVgUj0 - すいません、起きました、おはようございます
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 09:04:45.42 ID:rxdXVgUj0 - ―――家
兄「ふぅ、暑かった」 妹「……部屋で休む」 兄「おう、おやすみ、飯になったら起こすわ」 妹「……」 兄「ん?」 妹「気、使ってくれて……ありがと」 兄「おう」 妹「……おやすみ」 バタン 兄(お兄ちゃんらしいことできてるかな……) 兄(それにしても、都会っこだからか体力ねぇな) 兄(子供ってのは無尽蔵の体力で走りまわるイメージだったけど……)
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 09:09:11.08 ID:rxdXVgUj0 - 妹の部屋
妹「はぁ、疲れた……お、お布団」 ボフッ 妹(柔らかい……) 妹(こんなに歩いたの久しぶり、だから、体が泥みたいに重い……) 妹「すぅ……すぅ……」 キッチン ガチャッ 兄「豚肉がまだある」 兄「スタミナ料理にするか」 兄「子供ならきっと肉好きだろうし、ここは豚のしょうが焼き」 兄「うん、キャベツの千切りとトマト、あとやっぱり味噌汁」 兄「ああ、腹へってきた」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 09:13:22.58 ID:rxdXVgUj0 - 兄「よし完成した、うん」
兄「レパートリー増やさないとな……一人の時は割りとどうでも良かったけど」 兄「……」 妹の部屋 ガチャッ 兄「おーい、飯でき……」 妹「え?」 兄「えっ?」 兄(パンツ一丁じゃねえか!) 妹「あ……あ、あ!」 兄「す、すみません!」 妹「で、出て行けー!変態!」 兄「はい」 バタン 妹(はぁ……裸見られた)ガク
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 09:21:17.84 ID:rxdXVgUj0 - バタン
兄「はぁ」 兄(汗かいたから着替えてたのか) 兄「なんてこった……せっかく打ち解けてきたのに」 兄(ラッキースケベで帳消しとは……) 兄「はぁ、ノックすりゃ良かった」 ―――居間 兄「い、いただきます!」パン 妹「……」ジト 兄「あ、あれは事故なんだからね!小学生の裸とか別に……」 妹「ばか」 兄「はい」 妹「……いただきます」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 09:32:47.09 ID:rxdXVgUj0 - 妹「もぐもぐ……」
兄「おかわりもあるからな、もぐもぐ」 妹「うん」 兄(食うことは食うんだよな) 妹「お味噌汁まだある?」 兄「おう、入れてくるよ」 妹「いい、自分でするから」 兄「そっか」 トコトコトコ ジャバ 妹「……兄はお味噌汁上手」 兄「味噌も自家製なんだ、香りがいいだろ?」 妹「うん……お味噌って作れるんだ」 兄「ああ、今度見せてやろうな」 妹「うん」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 09:36:39.22 ID:rxdXVgUj0 - ジャー カチャカチャ
兄「ごしごしっと、はい」 妹「うん」フキフキ 兄(洗い物まで手伝ってくれるとは……俺が子供の時はシンクに持って行きすらしなかったなぁ) 妹「兄」 兄「ん?」 妹「美味しかった」 兄「おうよ、こんな適当な料理でよかったらいくらでも作ってやるからな」 妹「……ありがと」 兄「へへ、妹痩せてるからもうちょい飯食わないとな」 妹「……」 兄(あれ、うつむいちまった……ああ、会話って難しいな)
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 09:42:43.65 ID:rxdXVgUj0 - 兄「はい、これで最後だぜ」
妹「ん、終わった」トン 兄「お茶でもするか、緑茶飲める?」 妹「うん」 コポコポコポコポ 兄「ほい」トン 妹「ん……ふーふー」 兄「ずず……」 妹「ずず……」 兄「えっと、明日朝8時前に友妹ちゃんが迎えに来るから」 妹「うん」 兄「で、えっとあと、教科書なんかは2・3日で届くって」 妹「……わかった」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 09:47:00.66 ID:rxdXVgUj0 - 翌朝4時
ギュッ ギュ 兄「おにぎりでいいよな」 兄「ええっと、朝ごはんは冷蔵庫の中、お昼は給食が出ますっと」サラサラ 兄(うーん、なんか書き足すものあるかな……) 兄「学校頑張れよっと、うん、兄貴らしい」カキカキ 兄「うっし、行ってきます」 ガラガラ ピシャ 兄「う、今朝はちっと涼しいな」 バタン 兄「妹がいると思えば仕事にも身が入るってもんだな」 キュル ブロロン
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 09:50:46.63 ID:rxdXVgUj0 - ―――7:30
妹「くぴ……すぅ」 ピピピピピ 妹「んんー……」 ピピ パン 妹「……ぐぅ」 ―――7:40 ガラガラッ 友妹「妹ちゃーん!学校いこー!」 友妹「へんじがない……ただのしかばねのようだ」 友妹「あれ?いないのかな」 友妹「うーん、お邪魔します!」 ドタドタ
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
185 :妹友に変更します、打ちやすさの問題で[]:2011/09/05(月) 09:55:22.65 ID:rxdXVgUj0 - 妹友「いるならどこの部屋かな……空いてるのって2階くらいかな」
妹友「へへ、この家は全部知ってるもんね」 スゥ 妹友「……いない、こっちかな?」バタン ガチャ 妹友「いない……」 ガチャ 妹友「いた!」 妹「すぅすぅ……」 妹友「うわー、寝てる!」 妹友「はぁー、綺麗だなぁ、ふわふわの髪でお人形さんみたい……」 妹「むにゃ…・・」ゴロ 妹友「お邪魔します!」 ゴソゴソッ
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 09:59:03.59 ID:rxdXVgUj0 - 妹「ん……」
妹「!?」 妹友「えへへ、あったかーい、いい匂いがする、ぎゅー」 妹(目が覚めたら、昨日の子が張り付いていた……) 妹「……あの」 妹友「はぁ、ちょっと寝ちゃお、超ここちよい」 妹「……」 妹友「くぅ……」 妹「こら」ポカッ 妹友「あいたっ!」 妹「なんでここにいるの」 妹友「え?迎えに来たんだよ?」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 10:01:52.63 ID:rxdXVgUj0 - ―――台所
妹「びっくりした」 妹友「えへへ、ごめんね?」 カパ 妹「いい、けど……あ、朝食おにぎりだ」 妹友「おー!お兄ちゃんが作ったの?」 妹「うん……なんで兄の事お兄ちゃんって呼んでるの」 妹友「うーん……なんでだろ」 妹「なにそれ……」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 10:04:57.08 ID:rxdXVgUj0 - 妹「もぐ……」チラ
妹友「じー……ごく」 妹「い、一個食べる?」 妹友「い、いいの?妹ちゃんのご飯だし……」 妹「いいよ、そんなに朝食べないし、兄のおにぎり大きいし……」 妹友「えへへ、いただきます!ぱく!おかかだ!」 妹「私梅干し……」 妹友「交換する?」 妹「……うん、はい」 妹友「はい、ぱくっ、うーん、この梅干しはお兄ちゃん自家製だね!美味しい!」 妹「梅干しも作ってるんだ……でもすごく酸っぱい」 妹友「これが元気のモトだよ!はい、あーん」 妹「え?」 妹友「あーん!」 妹「……あ、あーん」
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 10:11:55.52 ID:rxdXVgUj0 - その頃の兄
ブチ 兄「やべー、草生えるの早すぎだろ」 ブチ 兄「夏場はきちーなほんと、ふぅ」 ブチ 兄「妹上手くクラスに馴染めたらいいんだけどなぁ」 兄「妹友ちゃん、君だけが頼りだぜ……」 ―――学校 先生「それでは転校生の女の子を紹介します!」 先生「えっと、○○さんの妹さんね、今回引っ越してくる事になったんだって!」 先生「それではどうぞ!」 ガラ 妹(すごい緊張する……先生テンションたかいよ……)ドキドキ
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 10:36:30.45 ID:rxdXVgUj0 - 妹「……」
妹(あれ?5人しかいない……) 先生「どうしたの?緊張しちゃったかな?」 妹「ん、大丈夫……です」 妹「○○妹といいます、こちらに住んでいる兄に預けられることになりました、よろしくお願いします……」ペコ オオー パチパチ カワイイ! キンパツ! 妹(はぁ、目立ってる……うぅ) 先生「はい!よくできました、えっと席は……」 「先生、ここ!」 先生「うん、妹友ちゃんの隣がいいかしら」 妹「えっ?」 妹友「へへー、妹ちゃん!こっちこっち!」ブンブン
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- 兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」
203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 10:41:00.65 ID:rxdXVgUj0 - 先生「はい、それではホームルームを終わります、転校生が珍しいからって質問攻めにしちゃダメよ?」
ハーイ 妹友「はーい!」 妹(良かった……ぼっちは避けられた……はぁ) 先生「よろしい、一時間目が始まるまで大人しく席に座っていること」 ガラガラッ ピシャ ドヤドヤッ 「ねぇ、どこか来たの!?」 「すごい金髪!外国の子??」 「肌きれい!さわっていい!?」 妹「あ、えっと……」 妹友「はぁーい、どうどう、質問は一人づつね!」
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204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/05(月) 10:44:25.71 ID:rxdXVgUj0 - ―――その頃の兄
ザクッ 兄「追肥して……ちっと耕しとかないとな……」 ザクッ 兄(妹帰ってくるのはやくても3時は越えるだろうし、今日は午後も仕事しよ) ザクッ 兄「あちぃ、お茶お茶」 兄「……んぐんぐんぐ、ぷはっ」 兄「あー不安だ、授業参観とかダメだよなぁ」 兄「心配しすぎか……でもあの容姿ここじゃめっちゃ目立つしなぁ」 兄「やんちゃなガキも多いし……」
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