- 床下浸水したったwwwwwwワラエナイwww
245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 05:54:01.81 ID:EJBD+igk0 - 書き込もうと思ったら地震wwwwww
浸水地方は大丈夫か?
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- 床下浸水したったwwwwwwワラエナイwww
249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 06:00:19.67 ID:EJBD+igk0 - >>247
ctrl+Fで調べてみたら、スレ名に地震ってつけてるのが26個もあったwwwww
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 08:18:13.60 ID:EJBD+igk0 - すいません…今から続き書きます
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 08:28:19.32 ID:EJBD+igk0 - カツオ「これ新しい漫画なんだ」
中島「ん?」 カツオ「魔人探偵脳噛ネウロだよ!」 中島「へぇー初めて聞く漫画だね」 カツオ「タラちゃんがちょっとだけ読んじゃって。僕が姉さんに怒られたんだ。」 パラッ 中島「うわっ…グロいなぁ」 カツオ「何言ってんだよ〜別にこれぐらい普通だろ?」 中島「そうか…。」 家には潜入できたものの そこから先に進むことができず、ただ刻々と時間が過ぎて行った
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 08:31:46.83 ID:EJBD+igk0 - 中島「お邪魔しましたー」
カツオ「また来いよ中島!」 ―公園― 中島「打ったーーー!!三遊間抜けたあああ!!」 タッタッタ 中島「中島2塁へ滑り込んだーー!!」 ザザーッ 中島「ハハッ!1人野球面白いや、友達なんていなくてもできるし。」 ザッ ネウロ「何をしているのだ?」 中島「ヒッ…」 ヤコ(ネウロが言ってた、新しい奴…協力者って…この子?)
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 08:37:19.90 ID:EJBD+igk0 - 中島「家には潜入したんだけど…お菓子だけもらって…」
ドスッ 中島「ぐぁぁぁ…顔は蹴らないでよぉ…」 ネウロ「やはりウジムシ程度の貴様では無理か」 ヤコ「ネウロやり過ぎだよ!」 ネウロ「貴様は関節技だ」 グググッ ヤコ「ギャーーーッ!!!!何、この無差別なDV!!」 ネウロ「ヤコー♪このまま行くと骨が折れてしまうなぁ!」 ヤコ「やーーーめーーーてーーーッ!!!!」 中島「やっぱり、僕が調べるなんて無理だよ」 ネウロ「フン…元から期待はしてなかったから安心しろ」 ヤコ「それより、どうするの?」 ネウロ「我が輩達で調査するしかなかろう。」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 08:40:53.05 ID:EJBD+igk0 - サザエ「ふぅ…もう夕飯ね。」
タラ「ババァ、早くカレーを作るですぅ」 フネ「はいはい。」 マスオ「ははっ、タラちゃんも家を指揮るようになってきたね」 タラ「僕がこの家の神ですぅ」 波平「タラちゃんらしいな」 ワカメ「タラちゃんって元々、神様みたいな存在よ」 カツオ「意味分からないよワカメ。」 ドスッ カツオ「いたっ…」 タラ「居候の分際で、無駄口叩くなですぅ」 カツオ「タラちゃん……」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 08:45:23.45 ID:EJBD+igk0 - ガラガラッ
ヤコ「すいませーん。」 フネ「おや、誰か来たみたいだよ」 ワカメ「女の人の声だわ」 サザエ「私、見てくるわ」 タッタッタ ヤコ「あ、初めまして…桂木弥子です。」 ネウロ「先生の助手のネウロです^^」 サザエ「まあ…桂木弥子って……」 ワカメ「あの、名探偵じゃない!!」 サザエ「そんな、有名人が私達の家に来るなんてビックリだわー」 ワカメ「どうしてこの家に?」 ヤコ「あ…えーーっと…」 ネウロ「死体を調べに来たんですよ^^」 ヤコ「!?」
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100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 08:51:19.17 ID:EJBD+igk0 - カツオ「し、死体?」
ヤコ(ちょ、ネウロ!ストレートに言い過ぎだって!) ネウロ(なに?我が輩は、変化球から入ったつもりだがな) ヤコ(ど真ん中ストレートだよ…) サザエ「失礼な人ね!この家にそんなのないわ!」 ネウロ「ほう、それは失敬。」 ワカメ「最近、勝手に噂されてるみたいなのよ。」 ヤコ「噂?」 カツオ「誰かは知らないけど…メガネの子供がそんな噂を流してるんだ」 ヤコ(中島君……) サザエ「それより、上がっていきなさいよ。」 ワカメ「有名人が家に上がるなんて素敵!」 ヤコ「え…いいんですか?」 ネウロ(フン、絶好のチャンスではないか。)
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 08:57:13.99 ID:EJBD+igk0 - マスオ「あれ?桂木弥子ちゃんじゃないか」
ヤコ「こんばんは」 ワカメ「ねぇ今夜、泊まっていくでしょ?」 ヤコ「え…」 タラ「そうするですぅ!ワカメお姉ちゃんより綺麗ですぅ!」 ワカメ「ひっく…タラちゃん…」 カツオ「まず髪型がダメじゃないかワカメ。」 ヤコ「でも……」 ヤコはちらっとネウロの方へ視線を走らせた ネウロ「ありがたいですねぇ…先生は見ての通り醜い生物なのです。他人の家に行っては、泊まるという醜い行為をしている方なので」 フネ「じゃあ泊まっていったらどうだい?」 ネウロ「はい^^先生だけ^^」 ヤコ「!!」 タラ「やったですぅ!綺麗なお姉さんが泊まるですぅ!」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 09:04:27.06 ID:EJBD+igk0 - サザエ「じゃあ、ここの部屋を使ってちょうだい」
ヤコ「すいません…」 ネウロ「先生があとで、土下座をしながら町内を1周するみたいなので」 サザエ「まあ…律儀な子なのね」 ヤコ(やらんわ!!!!) サザエが夕飯の支度へ戻り ネウロとヤコが2人きりになった ネウロ「どうした…何か言いたそうな顔だな?」 ヤコ「何で、私だけ1人なのよ…」 ネウロ「我が輩は事務所に戻らなければならん。」 ヤコ「吾代さんに任せればいいじゃん!あの人、そういう雑用は完璧にこなすんだしさ!」 ネウロ「吾代は交通事故を起こして入院中だ」 ヤコ「いや…それって…あんたが魔界道具で吾代さんの車に細工したからだよね?」 ネウロ「ふぅ…貴様の吾代に対する拷問も鬼だな」 ヤコ「いやいや!!なに、人に罪なすり付けようとしてんの!?」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 09:08:22.48 ID:EJBD+igk0 - ネウロ「死体…と、我が輩があの家族の前で発した時…誰1人無表情だった。」
ヤコ「やっぱり見間違いなんじゃ…」 ネウロ「まるで、そんなことがなかったかのような表情だった」 ヤコ「中島君が嘘をついてるようには見えないしね」 ネウロ「しかし…このままでは埒が明かん」 グイッ ヤコ「え?」 ネウロ「夕飯が出来るまでに物置小屋を調べてこい」 ヤコ「あーもう、分かったよ。」 ネウロ「フン、1人で泊まる事もできん奴隷が」 ヤコ「べ、別に1人でも泊まれるよ…!あんたなんかいなくても…」 タッタッタ ネウロ「フハハハハ…」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 09:12:40.44 ID:EJBD+igk0 - ヤコ「えーっと…あの中に…死体が。」
そーっと小屋の取っ手に手をかけ 小屋の中を覗き込んでみた ヤコ「うーん…暗くてよく見えないけど。」 死体は見当たらない それどころか、綺麗に整頓されている物置小屋だった ヤコ「やっぱりないよね…」 タラ「何してるですかぁ?」 ヤコ「ビクッ」 タラ「その物置小屋の中に何かあると思ってるですか?^^」 ヤコ「あ、いや…はは…私、物置小屋マニアだから…」 タラ「変わったマニアですぅ!」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 09:17:50.07 ID:EJBD+igk0 - サザエ「ネウロさーん」
ネウロ「はい?」 サザエ「ご飯が出来たわよー」 ネウロ「今先生を引きずって行きますね」 ネウロは立ち上がり、物置小屋へ向かった タラ「ワカメお姉ちゃんはブサイクですぅ」 ヤコ「た、タラちゃん…それはダメだよ」 タラ「不細工にブサイクって言ったらダメですかぁ?」 ヤコ「いや…そうじゃなくて…」 ネウロ「そうですね!先生はブサイクで醜い生物です!」 グシャッ ヤコ「ギャーーーッ!!」 タラ「ネウロお兄ちゃん」 ネウロ「夕飯が出来たみたいですよ?」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 09:23:16.81 ID:EJBD+igk0 - サザエ「カレーなんてありきたりで悪いんだけど」
ヤコ「いえ!口に入れる物なら何でも好きですから!」 パクパク マスオ「すごい食欲だね〜」 フネ「ネウロさんは食べないのかい?」 ネウロ「僕はダイエット中なので…」 ワカメ「ねぇ、いつまでこの家にいてくれるの?」 ヤコ「う…うーん。」 ワカメ「ずっといてもいいのよ!」 ヤコ「それは、ダメだよワカメちゃん!私だって学校もあるしさ…」 波平「うむ。桂木さんは高校生だ。」 ワカメ「そんなぁ」 タラ「だったワカメお姉ちゃんとヤコお姉ちゃんを取り替えるですぅ!」 カツオ「ひどいな、タラちゃん」 一同「アハハハハハッ!」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 09:28:16.67 ID:EJBD+igk0 - ―夕食後―
ヤコ「はぁ〜…食べた食べた…」 ネウロ「相変わらずその食欲は変わってないな」 ヤコ「だってカレーが美味しかったからさ〜」 ガラガラッ ワカメ「ヤコお姉ちゃん!」 ヤコ「あれ、どうしたのワカメちゃん?」 カツオ「トランプしようってさ」 タラ「一番ビリが全裸になるですぅ」 ネウロ「じゃあ、全裸で君が代を歌いながら町内を走ってもらいましょうか^^」 ヤコ「何で国歌!?」 ワカメ「全員強制参加ね!」 マスオ「ゴクリ……」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 09:33:13.61 ID:EJBD+igk0 - 波平「マスオくん、将棋でもやらんか?」
マスオ「い…いえ、僕は…」 波平「そうか…また声をかけてくれ」 マスオ「はい…」 マスオは台所のタマをジッと見つめていた そして、ポケットから包丁を取り出した マスオ(ハァハァ…殺りたい殺りたい……) タマ「ニャァ?」 マスオ(快楽を得たい、この殺ったあとの快楽をッ!!)
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 09:38:01.91 ID:EJBD+igk0 - ワカメ「きーみーがーーあああああ!」
ネウロ「フハハハハ。中々様になってますね」 カツオ「ワカメがビリだったんだから」 タラ「全裸で家を飛び出したですぅ!」 ヤコ「……」 ネウロ「じゃあ、僕はこの辺で失礼しますね」 カツオ「えぇ!もう帰るの!?」 ネウロ「明日また来ますね」 タラ「いつでも来るですぅ!」 ネウロ「どうも…」 ヤコ(ここからは、本当に私1人だ…ネウロがいなくても調べられる事は調べなきゃ…)
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 09:43:20.40 ID:EJBD+igk0 - ネウロ「む?」
帰る途中、駅前で座り込んでいる中島を見つけた 中島「小銭でいいんで。」 DQN「なんだコイツ」 ビッチ「きもーい、何か臭いし」 中島「……」 ネウロ「中島」 中島「ヒッ…って、お兄さんじゃないかぁ!」 ネウロ「こんな所で何をしているのだ?」 中島「じいちゃんの金で課金したら家を追い出されちゃって」 ネウロ「ふむ、家出というやつか」 中島「まぁね!僕は帰る気なんてないけど、あのジジイもボケてんだよ」 ネウロ「ここら一帯は暴走族の溜まり場で有名なのだがな」 中島「え…え……」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 09:49:30.77 ID:EJBD+igk0 - ネウロ「貴様は本当に死体を見たのか?」
中島「だから見たんだってさぁ!」 ネウロ「それが必ずしも死んでいたとは限らんだろ」 中島「でも…」 ふと、人ごみの中 中島は視線を走らせると…死体として処理されたはずの 堀川の姿が目に入った 中島「あ!!」 ネウロ「む?」 中島「堀川だよ!!あいつだよ!!」 懸命に指をさしてネウロに伝えるが 既に、堀川の姿はなかった ネウロ「貴様…見間違えるのもいい加減にしろ」 ドスッ 中島「グァァ…ホントだってば……」 ネウロ「どうやら、これ以上話しても無駄のようだ」 中島「そんなぁ!待ってよお兄さん!!」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 09:56:57.62 ID:EJBD+igk0 - ―磯野家―
時刻は11時を回り それぞれ静かに就寝をしていた ギギギギッ ヤコ「う、う〜ん……」 ギギギッ ヤコ「あぁ…もう!!うるさくて寝れない!」 先程から部屋から聞こえてくる異音に 寝れずにいたヤコ ヤコ「誰か起きてるのかな…」 ギギギッ ヤコ「見てみよう。このままじゃ寝れないし」 ヤコは起き上がり 音の聞こえる、台所へ向かった
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 10:02:30.55 ID:EJBD+igk0 - パチッと台所の電気をつけ見回した
だが、何1つおかしなところはなかった 不思議と…さっきまで聞こえてた異音も消えていた ヤコ「幻聴かな…前にとろーんってなる薬使っちゃったからかな」 大きな欠伸をし、再び部屋へ戻ろうとした時 タマ「ニャア…」 ヤコ「ん、タマちゃん?」 タマ「…ニャア」 ヤコ「え……」 足元に駆け寄ってきたタマを見ると タマの体に血が付着している ヤコ「な、なんで……?」 ヤコはタマに付着した血をそっと触り ヤコ(まだ暖かい…時間はそんなに経ってないってことかな…)
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 10:07:41.07 ID:EJBD+igk0 - マスオ「ヤコちゃん、何してるんだい?」
ヤコ「!!」 不意に背後から声をかけられ 思わず身体を震わせたヤコ 振り返ると、そこにはマスオが立っていた ヤコ「ま、マスオさん……?」 マスオ「ちょっと水を飲みにきたんだ。」 ヤコ「そ…そうなんですか」 タマは既に外へ飛び出していた ヤコ(どうしてだろう…この人、何か隠してるみたいに感じる…) マスオ「ごくごくっ」 勢いよく水を飲み干し、口を拭った ヤコ「そ、それじゃあ…私は部屋に戻りますね」 マスオ「……」 グイッ
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 10:11:43.49 ID:EJBD+igk0 - ヤコ「え…」
部屋に戻ろうとした時 右手をグイッとマスオに掴まれた マスオ「待ってよ」 ヤコ「ど、どうしたんですか?」 マスオ「あまり深入りはしない方がいいよ」 ヤコ「…」 マスオ「これこそが快感なのかなぁ…ふふっ…」 マスオが何を言っているのかヤコには分からなかった マスオ「フフッ…おやすみ」 ヤコ「お…おやすみなさい。」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 10:18:10.71 ID:EJBD+igk0 - ―次の日―
ヤコ「うーん…よく寝たっ!」 日差しが差し込み 眠気も一気に消し飛んだ 朝食ができているようで、布団を畳もうとしたのだが… ヤコ「え、何コレ……?」 布団を見てみると、ほんの僅かだが血が付着していた ヤコ「何で私の布団にも…」 きっと前に使ってた人のだろうと思い その時は大して気にしなかった サザエ「ヤコちゃーん!ご飯よ!」 ヤコ「はーい!」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 10:25:05.93 ID:EJBD+igk0 - ネウロ「すいません、お忙しい中」
堀川母「い…いえ」 吾代「はーっ…はーっ……」 堀川母「そちらの方は大丈夫なんですか…?」 ネウロ「ええ!点滴をぶら下げてまで話を聞こうとする程厚かましい男ですから」 吾代「うるせー!!化けモン、テメェが無理矢理連れてきたんだろうが!!」 ネウロ「うるさい男ですね」 ガボッ 吾代「むぐぐぐっ…」 吾代の口へコップを詰め込むネウロ 堀川母「それで、今日はどういったご用件で?」 ネウロ「息子さんのことです」 吾代「……」 堀川母「え?何を言ってるんですか?」 ネウロ「…?」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 10:38:20.90 ID:EJBD+igk0 - 堀川母「息子なら…1ヶ月前に亡くなっています…」
ネウロ「…」 堀川母「いつも通り学校から帰ってくる時間だったんですが…何時までも帰ってこなくて」 ネウロ「行方不明ですか。」 堀川母「えぇ…警察には連絡したんですけど。見つからなくて…」 吾代「ケッ、おまわりさんはそこまで動いてくれねーよ」 堀川母「それで偶然公園のベンチに付着していた大量の血が…息子のものだと分かって…」 ネウロ「なるほど、警察は死亡と断定したんですね」 堀川母「夕方に公園で息子を見たと言っていた人もいたんです…」 吾代「しらねーよ。死んだもんは死んだんだからよ。」 ガシャンッ! 吾代「ギャーーッ!!」 ネウロ「ですが、お母さん…貴方はそうは思いませんよね?」 堀川母「もちろんです…うぅ…今でも息子がどこかで生きてるんじゃないかと思って……」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 10:43:11.34 ID:EJBD+igk0 - ―喫茶店―
吾代「で、どうすんだよ」 ネウロ「堀川が死んだとしたなら…中島の見た堀川は一体何なのだ」 吾代「その中島って奴が嘘ついてんじゃねーか?」 ネウロ「嘘をついてるようには見えんがな」 吾代「大体、死んだ人間が街中うろちょろする訳ねーだろ」 ネウロ「フン…そうとは限らんがな」 吾代「あ…?」 ネウロ「では、ご苦労。あとは歩いて帰れ」 吾代「お、おい!ちょっと待て…俺は怪我人だぞ!!おい…待ってくれ頼む!!!」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 10:50:51.28 ID:EJBD+igk0 - ネウロ「さて、そろそろ磯野家に行くか」
トンッ 喫茶店の前で、マスクをした男とぶつかった ネウロ「すいません」 ???「大丈夫だよ。」 ネウロ「ん、そうですか…?」 男はそれだけを言い放ち、人ゴミにへと消えていった マスクをつけていたから分かりにくかったが 僅かに口元を緩めたようにも見えた。 ネウロ「ふぅ…おかしな奴もいるのだな」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 10:56:23.98 ID:EJBD+igk0 - サザエ「今日は日曜日だから。」
波平「なんだ?」 カツオ「デパートに行こうよ!!!」 波平「ワシは家に残っている。皆で行って来たらどうだ」 タラ「ノリの悪い老人ですぅ」 波平「すいません」 ワカメ「ヤコおねえちゃんも来てよ!」 ヤコ「え?私も?」 サザエ「お父さんと2人きりなんてロクなことないわ」 タラ「変態おじいちゃんですぅ」 フネ「父さんは危険だよ」 波平「ぶわっかAもぉおおおお!!!」 ヤコ「ははっ…それじゃお言葉に甘えて」 ワカメ「やったぁ!!」 カツオ「ワカメはホントにヤコさんに懐いてるよなぁ」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 11:00:56.29 ID:EJBD+igk0 - 中島「タックル!!」
タッタッタ 中島「モール!!ドライブして押し込め!」 花沢「何してるのよ中島くん」 かおり「らりってるわ」 中島「1人ラグビーだよ!」 スタスタ ネウロ「ほう、またやっているのか」 中島「あ!お兄さん!」 花沢「誰よあのイケメンさん」 かおり「///」 中島「探偵の仕事やってるみたいなんだ!」 ネウロ「どうも、ネウロです^^」 花沢「あら敬語だなんて紳士だわ!」 中島(僕の時と全然態度が違う…)
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 11:07:50.12 ID:EJBD+igk0 - 中島「それより何か分かった?」
ネウロ「今、まだ調査中だ」 花沢「ネウロさん。このメガネの言ってることは信じちゃダメよ。」 ネウロ「ほう?」 かおり「薬を海外から密輸してるみたいなの」 中島「してないよ!!どうして僕を信じてくれないのさ!!」 ネウロ「嘘としては、中々面白い話ですがね…」 花沢「幻覚でも見たのよ」 ネウロ「らりってますね」 中島「ひどいよ!!ちゃんと見たんだってば!」 ネウロ「…」 中島「だって三郎さんが死体を運んで、それを磯野家が眺めてたんだよ!」 花沢「バカね!もうあんたが犯人よ!!」 ネウロ(ふむ…)
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 11:14:14.86 ID:EJBD+igk0 - ヤコ「あ!ネウロ!」
タラ「ネウロおにいちゃんですぅ!」 サザエ「ネウロさんも一緒にどう?」 ネウロ(主人を待たせて、貴様は暢気に買い物か) ワカメ「ねぇ早く行こうよ!」 ネウロ「すいません、先生は後で行かせますので…先に行っててください」 フネ「そうかい」 ワカメ「絶対来てよ!」 ヤコ「うん!分かってるよワカメちゃん!」 タッタッタ ネウロ「これは謎が1つだけではないかもしれん」 ヤコ「1つじゃないって…」 ネウロ「2つ…茹で上がるのかもしれんな…」 ヤコ「でも、まだ何も分からないよ。」 ネウロ「どちらにせよ、我が輩にとっては美味しい話だ」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 11:19:47.41 ID:EJBD+igk0 - ヤコ「そういえば、私の布団や猫のタマちゃんに血がついてたの…」
ネウロ「ほう?」 ヤコ「おかしいよ…でも、家族誰1人顔色変えてないから」 ネウロ「殺人にも色々種類がある。快楽を求める者や、恨みを晴らすため…理由は様々だ」 ヤコ「あの家族にそんな殺人をする人なんているように思えないよ」 ネウロ「中島の話だが…嘘では無さそうだ」 ヤコ「どうして?」 ネウロ「普通、あそこまできちんと覚えているのは珍しい…逆に作り話のようにも思えるが」 ヤコ「ホントに…死体が…」 ネウロ「曖昧な部分が1つある方が信頼性は高いが…」 ヤコ「あ、物置小屋には何もなかったよ?」 ネウロ「ふむ、問題はそれだ」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 11:26:06.00 ID:EJBD+igk0 - ヤコ「だって、中島くんが街で堀川くんを見たんでしょ?」
ネウロ「死者が歩く訳がない」 ヤコ「だよね」 ネウロ「つまり、どういうことか分かるか?」 ヤコ「え?」 ネウロ「堀川の母親は言っていた、まだ生きていると信じてる…と」 ヤコ「もしかして…死んでない?」 ネウロ「あくまで仮説だ。もし、中島が見たとき堀川が生きていたらどうする?」 ヤコ「私だったら、全力で逃げるかな……」 ネウロ「そういうことになる。逃げてる最中にこの公園に寄ったとしよう」 ヤコ「…!」 ネウロ「血まみれの状態だ。ベンチに血が付着してもおかしくはない。」 ヤコ「堀川君は生きてる……?」 ネウロ「それは分からん。生きていたとするなら親元へ帰るはずだ」 ヤコ「そうだよね…誰かに襲われたりしたんなら尚更言わないといけないのに」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 11:32:33.49 ID:EJBD+igk0 - ネウロ「我が輩の仮説はこうだ。」
1ヶ月前 中島が磯野家に行った時 まだ気絶している、堀川を物置小屋に隠そうとした 人間ならば血を流していたらそう思うのも変ではない その後…物置小屋へ隠した後に 気絶していた堀川が目を覚まし、恐怖に駆られ必死で小屋から出て逃げようとする 公園に寄り…誰か助けを呼ぼうとしたのか。 そして、そのまま息絶えるか。どこかに身を潜めているのか? ネウロ「こんな感じだ」 ヤコ「逃げた後が問題だよね」 ネウロ「だから生きてるとは断定しにくい。なぜ、1ヶ月も見つからんのだ」 ヤコ「公園にだけ血がついてるしね…」 ネウロ「まぁいい、さっさと貴様はデパートに行って来い」 ヤコ「あ!!!もうこんな時間!!!」 タッタッタ
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 11:39:09.08 ID:EJBD+igk0 - ネウロ「仕方ない、魔力を使って調べてみるか」
ズズズッ ネウロ「魔界777ツ能力…足音の化石(イビルセンティビード)…」 ネウロの魔界能力の1つ 大地の嘆きを大地に変わって訴える魔界の靴… 誰がどのくらいの頻度でここの場所に立ち寄ったかなどを調べるのに使う ネウロ「そうら……見えるぞ…」 この公園のベンチ付近に立ち寄った人間の足跡が浮き出てきた ネウロ「中島は当然多いな…あとは他の人間が少し…」 ネウロ「むっ…これは……」 1つだけ、意外な人物の足跡が浮き出ていた ネウロ(どういうことだ…) 暫し、その足跡を見つめたまま微動だにしなかった
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160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 11:48:37.93 ID:EJBD+igk0 - 望月「吾代くん!この選手の名前はどうしたらいい?」
吾代「あ?俺は忙しいっつってんだろ!」 望月「中卒吾代でいいか」 吾代「テメェーーー!!ぶっ殺すぞ!!」 望月「ふぐぐぐっ…パワプロのサクセスの選手の名前が決まらないんだよ〜」 吾代「中学卒業したら大人なんだよ!義務教育終了なんだよ!!」 望月「大卒^^」 吾代「ブチッ…」 ドスドスッ 望月「ぐぁぁぁぁ!!」 吾代「ハーッハーッ…いちいち腹立つ野郎だぜ…」 ぷるるるるる 吾代「あ?誰だ電話なんてかけてきやがって」 ガチャッ 吾代「はい、もしもし」 ネウロ「我が輩だ。至急調べて欲しい人物がいる。」
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167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 11:56:06.17 ID:EJBD+igk0 - 吾代は小卒だったごめん
ヤコ「わぁ〜美味しそうなチョコ!」 パクパク 店員「お、お客様…もちろん買われるんですよね?」 ヤコ「え?試食食べてるだけですよ?」 ワカメ「私も食べたい!」 ヤコ「はいっ、ワカメちゃんの分」 ワカメ「ありがとう、ヤコお姉ちゃん!」 さわさわ ヤコ「いっ…!」 タラ「ヤコお姉ちゃんのお尻柔らかいですぅ^^」 ヤコ「も、もう〜タラちゃんったら」 タラ「えへへへ^^」 カツオ(タラちゃん…きもい) ワカメ「どうして私のを触らないのよ?」 タラ「臭そうだからですぅ」
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173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 12:07:52.77 ID:EJBD+igk0 - 三郎「いらっしゃいやせー」
サザエ「あら、サブちゃん」 三郎「あ!磯野さん!」 カツオ「どうしてこんなところに?」 三郎「また転職したんですよ。」 フネ「デパートの肉屋さんにかい?」 三郎「はい、試食してみます?」 ヤコ「やったー!お肉好きです!」 三郎「ははっ…犬の肉だから柔らかいよ」 ヤコ「い、犬…?」 三郎「僕は犬をズタズタにして肉を切るのが好きだからね」 サザエ「サブちゃん変わったわね」 ヤコ(あれ…この人が死体処理を…)
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174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 12:14:52.00 ID:EJBD+igk0 - ―魔界探偵事務所―
ドサッ 吾代「おら、これがそいつの資料だ」 ネウロ「ご苦労。」 吾代「資料読むのは苦手だから…テメェが読め」 ネウロ「すまん、貴様は漢字が読めないのだったな」 吾代「るっせーーー!!!」 ネウロ「ふむ…過去には色々とあったみたいだな」 吾代「俺にはそんな風には見えなかったけどな…」 ネウロ「表面上だけだ、人間誰しも悪意は抱えているものだ」 吾代「チッ…俺はもう戻んぞ」 ネウロ「待て、吾代」 吾代「あァ?まだ何か用事か…?」 ネウロ「帰る時はこの事務所の屋上から飛び降りてハンドスプリングをしてくるのだぞ」 吾代「できる訳ねーーだろ!!!!!」
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176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 12:20:09.89 ID:EJBD+igk0 - サザエ「カツオ、いつまで座り込んでるのよ」
カツオ「このコンドーム欲しいよぉ!」 ワカメ「お兄ちゃん童貞なのに」 マスオ「ははっ、お守りに欲しいんだろ?」 フネ「あんまり我が儘言うんじゃありませんよ」 カツオ「だって子供ができたら大変じゃないか!」 ヤコ「か、カツオくん…」 ワカメ「気持ち悪いわお兄ちゃん!」 タラ「ベイビーできたら大変ですぅ」 サザエ「勝手にしなさい。行くわよ。」 カツオ「か、買ってよォォ!!!」
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179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 12:28:15.69 ID:EJBD+igk0 - 中島「…ん」
公園で1人アイスホッケーをしようとしていた中島 公園に入るとベンチには堀川が座っていた 中島「おおーーい!!堀川ァァ!!」 堀川「!!」 タッタッタ 堀川は中島を見た途端、ダッシュで公園を出た 中島「ま、待てよぉ!逃げなくてもいいだろぉ!」 鈍足、中島では追いきれず 中島「ハァハァ…今日はスタミナが足りないな…」 そして その2時間後 堀川の遺体が、近くのコンビニ前で見つかった このことにより磯野家の「死体処理」の噂はなくなり 警察は誰かに拉致され監禁し、殺されたものだと断定した
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182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 12:35:23.02 ID:EJBD+igk0 - ワカメ「ひっくひっく…堀川くん…」
サザエ「まさか遺体で見つかるなんて…」 ヤコ(ワカメちゃんになんて声をかけていいか分からなかった) カツオ「いつまでめそめそしてんだよ!」 ワカメ「だってぇ…堀川君が……」 フネ「今日はお赤飯にしましょう」 波平「堀川君のためだ。よかろう。」 マスオ「何だか悲しいねぇ…こういうのは…」 ―中島家― 中島「じいちゃん、いってきまぁす!」 タッタッタ ネウロ「見つけたぞ中島」 中島「あ、お兄さん!」
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184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 12:40:16.71 ID:EJBD+igk0 - ネウロ「もう1度、あの日の出来事を聞きにきたのだ」
中島「だから〜磯野の家に行ったら物置小屋で死体が隠されようとしていたんだよ!」 ネウロ「そこには誰がいた?」 中島「磯野家と三郎さんだよ!!」 ネウロ「何時ぐらいだ?」 中島「昼頃だったよ。」 ネウロ「そうか、ご苦労」 中島「ハハッ!今更どうしたのさ!」 ネウロ「ククッ…いや、何でもない」
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187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 12:48:16.21 ID:EJBD+igk0 - ネウロ「…」
吾代「これが、2人目の資料だ」 ネウロ「これで…完成だ」 吾代「犯人が分かったのかよ?」 ネウロ「この謎はもう我が輩の舌の上だ…」 ―堀川家― ネウロ「すいません、急にお邪魔して」 堀川母「い、いえ…」 中島「こんな時間に何なのさぁ!」 ヤコ「…」 カツオ「何を始めるの?」 ネウロ「ククッ…謎解きですよ」 ググッ 魔力を使い、ヤコの右手を操り…犯人を指差す ヤコ「犯人は…お前だ!!!」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 12:54:02.10 ID:EJBD+igk0 - ヤコ「…!」
カツオ「う、嘘だ…」 ネウロ「大真面目ですよ…」 堀川母「どうして私が犯人なのよ!?」 ネウロ「それは、僕が今から先生に代わって説明します」 中島「……」 ネウロ「まず、磯野家死体処理の話なんですが」 カツオ「死体処理!?」 ネウロ「ご存知の通り、噂なので磯野家の方々は知りません」 中島「まぁね!僕が磯野達には言わなかったからさ」 ワカメ「そんな噂初めて聞いたわよ」 ネウロ「堀川さん、勝手ながら貴方の過去を調べさせて頂きました」 堀川母「…!!」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 12:57:54.39 ID:EJBD+igk0 - ネウロ「元旦那さんと離婚してから…息子さんに対する虐待をしてましたよね?」
ヤコ「虐待…」 堀川母「そ、それがどうしたのよ」 ネウロ「今回のこの事件…我々は芝居に付き合わされただけです」 カツオ「どういうこと?」 ネウロ「中島くん、貴方度々妄想を見る癖がありますね?」 中島「あ、あぁ?」 ネウロ「これも調べさせてもらいました。重度の妄想病で…有もしないことを周りに話すと」 カツオ「な、中島が?」 ネウロ「1ヶ月前の昼頃。磯野家を見たと貴方は言っていましたね?」 中島「そうだよ!!見てたよ!!!」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 13:01:53.87 ID:EJBD+igk0 - ワカメ「中島くん…」
中島「ハーッ…ハーッ」 ネウロ「1ヶ月前の昼頃。磯野家は全員旅行に出かけていますよ」 ヤコ「!!」 中島「ば、バカな……僕は見た…んだぞ……」 ネウロ「あれ程繊細に覚えてるのも不思議。だから敢えて僕はしつこく聞いたんです。」 中島「あ、あの時の質問は…」 ネウロ「そう、罠ですよ。見事に有もしないことを話してくれました」 ワカメ「じゃあどうやって堀川くんを?」 堀川母「凶器もないじゃない…私達が犯人って証拠はないわ…」
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- タラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/09/04(日) 13:07:00.58 ID:EJBD+igk0 - ネウロ「恐らく、虐待がエスカレートし…堀川くんを殺そうとしたんでしょうね」
堀川母「…」 ネウロ「貴方、何度も公園をうろつかれてますよね?」 堀川母「ど、どうしてそれを…」 ネウロ「少し調べただけです。」 ヤコ「どうして奥さんが公園に?」 ネウロ「堀川くんを殺そうとした時、仕留め損ねたんです」 カツオ「!!」 堀川母「そ、そんなことは…」 ネウロ「いえ、貴方が堀川君を追いかけているのを見たという証言は聞いてます」 中島「クッ…」 ネウロ「そして…公園に逃げた堀川くん。」 ヤコ「…」 ネウロ「たまたま、公園に中島くんがいたんでしょうね」
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