トップページ > ニュー速VIP > 2011年04月22日 > DYzfwRxw0

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以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
まどか「ほむらちゃんのほうが胸が大きい」
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
FFであんまり使わない呪文
なぜニワカオタクはアニメの話をしたがるのか
ほむほむのデスクトップマスコットつくるから安価で台詞考えて
まどか「だからね、全部分かったよ。いくつもの時間で……」
【就活】無い内定とかマジ辛いんですけどwwwwwwwww【選考】
まどか☆なんとか見てないから、最終回の内容産業で教えてくれ
ほむら「お気に入りのまどパンが消滅した……」
まどかマギカのさやか実際救われてないよな

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まどか「ほむらちゃんのほうが胸が大きい」
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 00:04:27.96 ID:DYzfwRxw0
まどか「触ってもいい?」

ほむら「駄目よ」

まどか「お願い!」

ほむら「絶対に駄目」

まどか「えーっと、それじゃあ、ほむらちゃんの胸を触らせてくれたら私の胸も触っていいよ!」

ほむら「好きなだけ触りなさい」

まどか「わーい! ……あれ? なんかほむらちゃんの胸、感触がおかしい」

ほむら「……」ギクッ

まどか「もしかして、胸パット?」

ほむら「そそそそんな訳ないじゃない」
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 00:39:43.97 ID:DYzfwRxw0
10話後


響「やー、夜にピアノを弾くのもなかなかいいものですなー」

奏「そうね。普段と状況が違うからか、なんだか少しわくわくする」

響「ねえ奏」

奏「どうしたの?」

響「やっぱりこれからも時々は、こうして一緒にピアノ弾かない?」

奏「えー、響がそんなこと言いだすなんて意外!
    いったいどういう風の吹きまわし?」

響「……が、好きだから」

奏「えっ? ごめん、よく聞こえなかった」

響「あ、いや、なんでもないなんでもない! あはははは!」

奏「……」
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 00:46:44.69 ID:DYzfwRxw0
響「それにしてもお腹空いたなぁー! きょーうの晩御飯は何だろうー」

奏「誤魔化さないで、響」

響「えっ?」

奏「響、何か私に隠してる」

響「そっ、そんなことないよ!」

奏「ううん。絶対隠し事してる」

響「どうしてそんなこと分かるの?」

奏「それぐらい分かるよ、小さい頃からずっと一緒だったんだもん」

響「……」

奏「響、前にこう言ってくれたよね? 私達は仲間だから、もう私が奏で、奏が私みたいなものだって」

響「う、うん……、あの時は、奏はリズムだったけど……」

奏「お互い隠しごとは止めよう? どんなことでも受け入れるから……、
   お願い、変に私に気をつかったりしないで」

響「……」
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 00:53:47.00 ID:DYzfwRxw0
響「本当に……」

奏「本当に?」

響「本当に、どんなことでも、受け入れてくれる?」

奏「もっちろん!」

響「じゃ、じゃあ……、目、閉じて」

奏「目を? こうかしら?」

響「うん。そのままじっとしてて」

奏「……?」

響(私は、友達よりももっと深い意味で、奏のことが好き)

響(奏は、私の全てを受け入れてくれると言った)

響(そして今私の目の前には、目を閉じた奏の顔がある)

響(ここで決めなきゃ女がすたる!)

響「ん……」

奏(……? 何、この感触、唇に何か当たって……)

奏「へっ!? ひ、響!? い、いいい、今何してたの!?」
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 01:01:19.55 ID:DYzfwRxw0
響「何ってその、キスだけど……」

奏「どうして突然そんなこと!? はっ、初めてだったのよ私!」

響「キスをする意味なんて決まってるじゃん」

奏「決まってるって……、えっ!? まさか響……」

響「これが私の隠し事。私は奏のことが好き」

奏「す、好きって……いやいや、だって、えぇー……?」

響「奏は私のこと、好きじゃないの?」

奏「そりゃ嫌いか好きかでいえば好きだけど、こういうのはちょっと別問題というか……。
   ……ごめんなさい、ちょっと気持ち悪い」

響「き、気持ち悪い……?」
FFであんまり使わない呪文
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 01:01:49.37 ID:DYzfwRxw0
エアロ
FFであんまり使わない呪文
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 01:03:56.18 ID:DYzfwRxw0
>>50
メルトンは8仕様ならめちゃくちゃ便利だが6のは使い難すぎるな
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 01:08:38.22 ID:DYzfwRxw0
奏「だって私達女の子どうしなんだよ?」

響「……」

奏「ねえ、響。一度ゆっくり頭を冷やして考えてみたら?
    たぶん響は友情と恋を一時的に履き違えてるだけだと思う」

響「そんなことないもん……、だって私、ずっと前から奏のこと……」

奏「とにかく、今日はもう帰ろう」

響「……」
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 01:11:39.85 ID:DYzfwRxw0
――――


響「奏には悪いことしちゃったかな……」

響「あれ、絶対引いてたよね……」

響「……」

響「嫌われちゃったかな、やっぱ」

響「もう昨日までみたいに仲良くできなかったらどうしよう……」

響「……ぐすっ」

響「ぐすっ、ぐすっ、ひっく……」
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 01:19:56.26 ID:DYzfwRxw0
響「やだよぉ……」

響「せっかく昔みたいな仲良しに戻れたと思ったのに……」

響「……」

響「いっそ、勘違いだったってことにしちゃおうかな……」

響「そういうことにして精一杯謝れば、奏も、許して……くれる、よね?」

響「……」

響「なんでこんなに好きになっちゃったんだろう」

響「苦しいよ……」
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 01:29:06.63 ID:DYzfwRxw0
――――


奏(……どうして?)

奏(なんで私……、こんなにドキドキしてるの?)

奏(暗がりだったからか響は気がついてなかったけど、
    キスされたって気がついた時は、思わず顔が真っ赤になった)

奏(王子先輩に対するドキドキとこのドキドキはどこか違う)

奏(もしかして、私、響のこと……)

奏(でも……、こんなのおかしい)

奏(女どうしなんて許される筈ない)

奏(世間の目は絶対厳しくなる)

奏(私は我慢できるけど、響は……、あの子、そういうところ意外と脆いから……)
なぜニワカオタクはアニメの話をしたがるのか
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 01:31:29.01 ID:DYzfwRxw0
別にガンダム見てないガチオタだっているよ
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 01:37:23.82 ID:DYzfwRxw0
奏(でも……)

奏(本当にそれでいいのかな?)

奏(世間体を気にして、自分の気持ちを押し殺して、生き方を周りに迎合して)

奏(そんなの、なんだか……、悲しい)

奏(気持ち悪いだなんて言って、きっと響、傷ついたよね)

奏(明日、謝ろう)

奏(謝って、本当は私も同じなんだって伝えて……)
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 01:42:03.30 ID:DYzfwRxw0
――――


奏「おはよう、響!」

響「あっ、お、おはよう奏……」

響(まさか奏の方から話しかけてくれるなんて……)

奏「あのね、昨日のことなんだけど――」

響「昨日はごめん奏!」

奏「えっ?」

響「私、あれから色々考えたんだけど、やっぱり奏の言う通りだったんだと思う」

奏「響……?」
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 01:52:44.33 ID:DYzfwRxw0
響「もう昨日みたいなことは言わないし、しない」

奏「……」

響「だから……。こっ、これからも、私と親友でいてくれる?」

奏(響、明らかに無理してる)

奏(これは嘘をついてる時の顔)

奏(でも、長い目で見れば……、きっとこれでいいのよね?)

奏「ええ、勿論。それより私の方こそ、昨日は言い過ぎてごめん」

響「ううん。悪いのは私の方」

奏「そんなことないって、私が……、って、これじゃキリがないか」

響「あはは、そうだね」

奏「それじゃあ両成敗ってことで、このことは水に流しましょう」

響「そうしよそうしよー!」
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 02:01:06.35 ID:DYzfwRxw0
――――

放課後


響「やー、今日の午後の授業はまいったまいった」

奏「爆睡して先生に怒られてたもんね。駄目よ、ちゃんと授業は聞かないと」

響「そんなこといっても眠いもんは眠いんだもん」

奏「眠くても我慢する」

響「奏優しくなーい」

奏「優しさと甘さは違うんだから」

響「甘いといえば奏のケーキ。ってことで今日、奏の家にお邪魔してもいい?」

奏「なんでこの話の流れからそう転ぶのよ……。まあ、別にいいけど」

響「やったー! 奏最高!」
FFであんまり使わない呪文
153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 02:04:02.97 ID:DYzfwRxw0
>>151
最初の召喚獣は習得したての時期なら割と強かった
すぐに駄目になるけどな
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 02:12:12.45 ID:DYzfwRxw0
ラッキースプーンのテラス



奏「はい、お待たせ」

響「んーっ! 美味しい!」

奏「本当にいい食べっぷりよね」

響「だって奏のケーキ大好きだから!」

奏「……」

響「? どうしたの奏?」

奏「やっぱり響は、そうして自然に笑っている時が一番響らしいのよね」
ほむほむのデスクトップマスコットつくるから安価で台詞考えて
90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 02:20:37.98 ID:DYzfwRxw0
まどか>杏子=マミ>>>>>>>青
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 02:32:49.29 ID:DYzfwRxw0
響「そう? 自分じゃよく分からないけど」

奏(響には、いつだってこんな風に伸び伸びとしていて欲しいな)

奏(その為にも……)

奏(やっぱり、昨夜決心した通り、私は……)

奏「ねえ、響」

響「ん?」

奏「昨日ピアノを弾いた場所に行きましょう」

響「ええっ!? 今から!?」

響(できればあそこには……、しばらく行きたくないんだけどなあ……)

響(たぶん凄く悲しい気持ちになるから……)
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 02:43:07.88 ID:DYzfwRxw0
奏「うん、そのつもり。嫌かしら?」

響(うっ……)

響(ず、ずるいよ奏)

響(そんな、上目遣いで見られたら……断れるわけないじゃん)

響「分かったわかった! 分かったからそんな顔は止めてったら」

奏「さーっすが響!」
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 03:01:16.90 ID:DYzfwRxw0
ごめ、寝かけてた
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 03:09:12.87 ID:DYzfwRxw0
――――


響「……それで、どうしてこんな場所に? 今からピアノでも弾くの?」

奏「それもいいんだけど……、少し、話をしようよ」

響「話って、それなら何もここに来なくても……」

奏「ううん、ここがよかったの。ここは私達にとって特別な場所だから」

響「……」

奏「昨日ね、家に帰ってからずっと考えてたんだ。響のこと」

響「私のこと?」

奏「うん」
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 03:18:32.97 ID:DYzfwRxw0
奏「自分にとって響って一体どんな存在なんだろうって、そんなことを考えてたの」

響「……で、答えは出たの?」

奏「さあ、どうでしょう」

響「ええーっ! 何それっ!?」

奏「ふふっ、ごめんごめん! 今のは冗談。ちゃんと出たよ、私なりの答え」

響「どんな答えなのか聞かせてくれない……?」

奏「いいよ。ただし条件が一つあります」

響「条件ー?」

奏「昨夜私がしたみたいに、少しの間、目を閉じて。そしたら教えてあげる」
ほむほむのデスクトップマスコットつくるから安価で台詞考えて
96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 03:20:44.79 ID:DYzfwRxw0
おお、上がってる
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 03:29:48.08 ID:DYzfwRxw0
響「……。分かった」

奏(ここでキスしてしまったら、多分もう後戻りはできない)

奏(でも……、やっぱり私は響が好き)

奏(きっと響となら辛い道でも越えていける)

奏(だから……)

奏「ん……」

響(この、感触……。そっか、奏……)
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 03:36:28.41 ID:DYzfwRxw0
奏「好きよ、響」

響「奏……。私もっ、私も奏の、こと、が……」

奏「どうしたの?」

響「ごっ、ごめん……。なんか……、嬉し過ぎて……泣けてきちゃって……」

奏「響……」

響「これ、夢じゃ……ないんだよね?」

奏「紛れもない現実よ。だからほら」

響「あ……」

奏「抱き締めると、こんなに暖かい」

響「うん……、そうだね」
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 03:46:38.57 ID:DYzfwRxw0
奏「きっとこういう関係は、許されないものだと思う」

響「……うん」

奏「でも、誰が何と言おうと、私は響を守るから」

響「奏ぇ……」

奏「ああもう、泣かないの。まったく、響は本当に小さい頃から変わらないんだから」

響「そっ、そんなことないよ! 私だって色々……、成長してるって。少なくとも奏よりは」

奏「どどっ、どこ見て言ってんの!? そっ、そりゃ私は胸小さいけど、まだ成長期だし……」

響「私が大きくしてあげよっか?」

奏「……響の馬鹿。変態」
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 03:57:01.34 ID:DYzfwRxw0
響「でも奏、本当に私なんかでいいの?」

奏「ええ。よく考えて決めたことだから」

響「じゃあ王子先輩のことはもう――」

奏「好きだよ。好きだけど……、そうね、恋というよりは、憧れみたいなものだから。
    響に対する気持ちとはまた別物かな」

響「そうなんだ……」

奏「なんだか納得いかない様子ね」

響「別にそんなことないよ」

奏「ううん、そんなことある。……あっ、もしかして王子先輩に妬いてる?」

響「ちっ、違うってそんなんじゃ!」

奏「大丈夫。私が一番好きなのは響。これは胸を張って言えるわ」

響「あ……、う、うん。ありがとう」
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 04:23:27.62 ID:DYzfwRxw0
響「ね、奏。もう一回キスしよう」

奏「うん!」

2人は互いの両手を絡ませ合うと、3度目の口づけをした

響「ぷはっ……。あ、奏、よだれたれてる。きたなーい」

奏「そういう響だって」

響「ええっ!? あ、本当だ」

奏「あはは……、なんか締まらないわね、私達」

響「いいよそんなの。2人で一緒に成長していけば、それで」

奏「そうね。キスも、それ以上のことも……、まだまだ時間はたっぷりあるもんね」
北条響「奏にキスしたらドン引きされた」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 04:26:08.85 ID:DYzfwRxw0
とにかくこの二人のいちゃいちゃが書きたかった
眠気のピーク。寝
まどか「だからね、全部分かったよ。いくつもの時間で……」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 10:45:06.65 ID:DYzfwRxw0
まどか「ほむらちゃんが、私をおかずに頑張ってたこと」

ほむら「!? ぜ、全部……?」

まどか「何もかも。なんども鳴いて、傷だらけになりながら、それでも私をおかずに」

ほむら(あわわわわわ)

まどか「ずっと気付けなくて、ごめん。ごめんね」

ほむら「……」

まどか「今の私になったから、本当のあなたを知ることができた」

ほむら「い、いや……」

まどか「私には、こんなにも凄い存在がいてくれたんだって」

ほむら「違うのまどか! 私は!」

まどか「私はあなたの、最高のオナペットだったんだね」

ほむら「う、うぅぅ……」
まどか「だからね、全部分かったよ。いくつもの時間で……」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 10:56:05.53 ID:DYzfwRxw0
まどか「これからの私はね、いつでもどこにでもいるの」

ほむら(どこでも……、トイレの中にも!?)

まどか「見えなくても聞こえなくても、私はほむらちゃんの傍にいるよ」

ほむら(ストーカー&視姦宣言されてしまった……)

ほむら(でも、それはそれで……)

ほむら「まどかは、それでもいいの? 私はあなたをおかずにしてたのに……?」

まどか「……」

ほむら「まどかのことをもう2度と感じさせることさえできなくなっちゃうのに!?」

まどか「ううん。諦めるのはまだ早いよ。ほむらちゃんはこんな場所までついてきてくれたんだもん」
まどか「だからね、全部分かったよ。いくつもの時間で……」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 11:02:14.89 ID:DYzfwRxw0
まどか「元の世界に戻っても、私のことおかずにしてくれるかも」

ほむら(リボン……?)

ほむら(はっ、まさか)

ほむら(これで、自縛プレイをしろと……?)

まどか「大丈夫。きっと大丈夫」

ほむら「……」

まどか「信じようよ!」

ほむら「まどか……」

まどか「だって魔法少女はさ、夢と希望をかなえるんだから」

ほむら(夢、希望……?)

ほむら(私の夢と希望は……)

まどか「きっとほんの少しなら、本当の未開のジャンルがあるかもしれない」
まどか「だからね、全部分かったよ。いくつもの時間で……」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 11:06:48.91 ID:DYzfwRxw0
ほむら(信じる、か)

ほむら(そうね、自分を信じれば、きっと自縛オナニーのような危険なプレイだって……)

まどか「そうでしょ?」

ほむら(はっ……!)

ほむら(まどかのこの満たされた顔)

ほむら(まさかまどかは……、見ることだけで達することのできる領域へ?)

ほむら(そんな、そんなまさか……)

ほむら(誰も達したことのない一つ上の次元へ、まどかはいこうとしているの?)

まどか「んっ、く……」

ほむら「まどか……、イカないでっ!」
まどか「だからね、全部分かったよ。いくつもの時間で……」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 11:12:53.43 ID:DYzfwRxw0
まどか「はあっ、はあっ……。ごめんね。私、みんなを迎えに行かないと」

ほむら(多人数プレイにも手を出そうというの、まどか……?)

まどか「ほんのちょっとだけ、お別れだね」

ほむら(ま、まどかが、何か自分の手の届かない場所へ行ってしまう……)

ほむら「まどかぁー!」

まどか「……」

ほむら「あ、まどかが消え、そんな……」

ほむら(いつ終わるともしれない長い放置プレイが、始まるのね……)
まどか「だからね、全部分かったよ。いくつもの時間で……」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 11:27:03.10 ID:DYzfwRxw0
――――

あるコンサート会場
1人の青髪の少女が、客席からバイオリン奏者の少年をうっとりした目で眺めている
彼女の隣では、見るだけでXTCに達することのできる存在となった、
ある意味で神ともいえる少女が、優しい目線を送っていた


まどか「じゃあ、イコっか」

さやか「うん……」


こうしてまどかはあらゆる時間軸の魔法少女をイカせ続けた
しかし、穢れというものはどのような形にしろ発生してしまうもの
世界からは魔女が消えたが、その代わりに、
淫獣と呼ばれる存在が、溜まった穢れのよりしろとして世界に具現化し始めた


杏子「さやかは……、おい、さやかはどうした!?」

マミ「イってしまったわ。さっきのあの一撃に、全ての精力を使ってしまったのね」

淫獣は、満たされない孤独や、歪んだ情欲の凝り固まったもの
人の精力を吸い尽くす性質を持っている
唯一それに対抗できる力を持っているのが、魔法淫女だ
まどか「だからね、全部分かったよ。いくつもの時間で……」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 11:35:20.02 ID:DYzfwRxw0
杏子「バカ野郎……。惚れた男の為だからって、自分がイキ狂っちまってどうすんだよ……」

建物全体が揺れるほどの力で、杏子は柱を殴りつけた
彼女は自分の内から湧き出る強い感情のイキ場を見失っていた

杏子「バカ……、やっとセフレになれたのに……」

マミ「それが魔法淫女の運命よ」

マミ「この感度を手に入れた時から分かっていた筈でしょ」







ほむら(え? なんなのこの世界?)

ほむら(えっ? ええっ? ま、魔法淫女って何!?)
まどか「だからね、全部分かったよ。いくつもの時間で……」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 11:50:12.85 ID:DYzfwRxw0
魔法淫女は、強い感度と、何度イっても枯れない膨大な性欲を兼ね備えている
その力をもって、初めて淫獣を腹上死させることができる
ただし普段は性欲を魔法の力で無理やり抑えつけているため、
その矛先が人間に向くことは無い

魔をして淫を制する女、それが魔法淫女という言葉の由来なのだ
しかし、魔法は万能ではない

マミ「快楽を求めた性器が、この世にインポをもたらす前に、
     私達はああやってイキ死ぬしかないのよ」

身体は徐々に魔法に馴れてしまい、その効き目は日に日に薄れていく
そうして魔法淫女はいつか、性欲に飲み込まれてしまう

ほむら(えええっ!?)

性欲のコントロールを失った魔法淫女は、淫女と呼ばれる存在になり下がる
魔法淫女は相手となる男を求め続け、その犠牲となった男は、
あまりの激しいプレイに腹上死するか、もしくはインポになってしまう

さやかは、性欲に飲まれかけていた
彼女が性欲に狂った場合、まず真っ先にその犠牲となるのは、恐らくは彼女の思い人である上条恭介
さやかはそうなる前に、自らの手でイキ死んだのだ
まどか「だからね、全部分かったよ。いくつもの時間で……」
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 11:51:48.51 ID:DYzfwRxw0
>魔法淫女は相手となる男を求め続け、その犠牲となった男は、

魔法淫女→淫女に訂正
まどか「だからね、全部分かったよ。いくつもの時間で……」
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 11:56:56.79 ID:DYzfwRxw0
ほむら(ど、どうなってるのこの世界は……?)

ほむら(でも、感じる……)

ほむら(自分の身体が、何か以前とは違うのを……)

ほむら「まどかっ……」

杏子「ん?」

マミ「暁美さん?」

ほむら「……」

マミ「まどかって……」

杏子「誰だよ……?」

ほむらは、2人の期待に満ちた目をまともに見ることができず、無言でその場を去った
まどか「だからね、全部分かったよ。いくつもの時間で……」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 12:05:19.44 ID:DYzfwRxw0
――――


西日がきらきらと川を赤く輝かす、そんな時間帯
ほむらは、1人の見覚えのある少年が、
一心不乱に何かを地面に書いている場面に遭遇した


タツヤ「ひ、ひっ、いひひっ」

ほむら「……」

タツヤ「まんこ! まんこ!」

ほむら「う、うん……、そっ、そうだね……」

まどかの弟、タツヤの落書きは、まどかの局部の特徴をよく捉えていた
戸惑いながらも、ほむらは思わずこう漏らしてしまう

ほむら「そっくりだよ」

タツヤ「……?」
まどか「だからね、全部分かったよ。いくつもの時間で……」
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 12:20:44.97 ID:DYzfwRxw0
タツヤ「……」

ほむら「ちょっ、ちょっと!?」

不意にタツヤが、ほむらのスカートに手を伸ばしてきた
少し遠くにいた父親が、慌てて駆け寄ってきて、タツヤを抱きかかえる

知久「こら、駄目じゃないかタツヤ。女の人のスカートをめくるのはダメ」

タツヤ「まんこまんこー! まんこー!」

洵子「すみません、大丈夫でしたか?」

母親は、ほむらを気遣うようにそう言った

ほむら「いえ、こちらこそ……お邪魔してしまって」

タツヤ「……」

ほむら「まんこ……だね?」

タツヤ「はいー!」
まどか「だからね、全部分かったよ。いくつもの時間で……」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 12:28:22.23 ID:DYzfwRxw0
タツヤ「イクよー!」

知久「さあこい!」

離れた位置でタマ遊びをしている父子を眺めながら、
洵子とほむらは、並んで土手に腰掛ける

洵子「まあ、その……あの子が1人遊びする時の、いけないお友達ってやつ?」

ほむら「……」

洵子「子供の頃にはよくあることなんだけどね」

ほむら(ええっ!? よ、よくあるかしら……?)

ほむら「え、えーっと。私にも覚えがあるような気がしなくもないような……」
まどか「だからね、全部分かったよ。いくつもの時間で……」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 12:29:12.90 ID:DYzfwRxw0
洵子「まんこってさ、あなたも知ってるの?」

ほむら「はい!?」

ほむら(え? この人、子持ち……よね?)

洵子「アニメかなんかのキャラとか?」

ほむら(ちょっ、え、本気なの!?)

ほむら(ま、ま、まんこが何かの説明なんて……そんなのできるわけないじゃない!)

ほむら「さっ、さあ、どうだったか。聞きおぼえがあるような無いような……」

洵子「ああそっか。あたしもどっかでタツヤと一緒に見たのかなあ」

ほむら(むしろあなたも持っているものですって!)
まどか「だからね、全部分かったよ。いくつもの時間で……」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 12:35:27.23 ID:DYzfwRxw0
洵子「たまにね、すっごく懐かしい響きだなって思うことがあるんだよね」

洵子は身体の節を伸ばしながら、そう語る

洵子「まんこ……」

どこか遠くを見るような目をして呟いたその言葉は、何故だかとても切なくて
ほむらはじんわりとした悲しみと、懐かしさと、寂しさに包まれた

ほむら「……そうですか」

洵子「……」

ほむら「……」

洵子「……ん? そのロープすっごく可愛いね!」

ほむら(え? ろ、ロープ!? まさかこのリボンのこと!)

洵子「あたしの好みにド直球だわ!」
まどか「だからね、全部分かったよ。いくつもの時間で……」
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 12:39:11.84 ID:DYzfwRxw0
洵子「ちょっとビックリしたくらい!」

ほむら(何言ってんだこの人)

ほむら(というか鼻息荒い荒い!)

ほむら「さっ、差し上げましょうか……?」

洵子「あははははっ! こんなおばさんじゃ体力もたないって!」

ほむら(何を? リボンで何をするつもりなの?)

洵子「まあ娘とかいたらつけさせたかもしれないねー」

ほむら(まどかが……)

ほむら(この世界で鹿目家に生まれなかったのは、正解だったのかもしれない……)
まどか「だからね、全部分かったよ。いくつもの時間で……」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 12:48:41.60 ID:DYzfwRxw0
――――

QB「ふぅんっ……! な、なるほ、ど、ね……。確かに君の話しっ、は……。
     一つの仮説としてはっ……、なりたつっ……、ね……」

淫獣が残した種を処理しながら、QBがほむらの話に対する感想を述べる

ほむら「仮説じゃなくて本当のことよ。こんな世界が正史であってたまるものですか」

QB「精子? ……ああ、正史……、かっ。あ、んんっ……。
     だとし、てもぉ……、証明しようが……ない、よぉっ……!」

ほむら(きめぇ……)

QB「ふうっ……。君が言うように宇宙のルールが書きかえられてしまったのだとすれば、
     今の僕達にそれを確かめる手段は無いし、君だけがその記憶を持ち越しているのだとしても、
     それは君の頭の中にしかないエロ妄想と同次元の事柄でしかない」

ほむら「ふん……」

ほむらは、淫獣の子種をQBに投げつけた

QB「あ……、んんっ! 」
まどか「だからね、全部分かったよ。いくつもの時間で……」
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 12:59:40.46 ID:DYzfwRxw0
QB「まあ、確か……にっ! か、快楽に落ちかけてしまった魔淫少女が、
    何故穏やかな表情で消滅していくのか。
    その原理は、僕たちにも解明できていない」

ほむら(当たり前よ)

ほむら(まどかが切り開いた、見るだけで達するなんて高次なステージを、
       こんな人外に理解できてたまるもんですか)

QB「その点、君の話にあった魔女の概念というのは、なかなか興味深くはある」

QB「特に……、エルザマリアとかいったかな?
     その魔女の触手には、未知の可能性を感じるよ。
     後はパトリシアの6本の手にも、新たな体位の可能性を」

ほむら「もういい、話をすすめて」

QB「とにかく、魔女というものは、人間の性的エネルギーを回収する方法としては、確かに魅力的だ。
     そんな魅力的な方法があれば、僕達インキュベーターのプレイも、もっと違ったものになったろうね」

ほむら(やっぱこいつ駄目だ……)
まどか「だからね、全部分かったよ。いくつもの時間で……」
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/22(金) 13:05:19.99 ID:DYzfwRxw0
――――

ほむら(開発と絶頂を繰り返す、救いようのない世界だけど)

ほむら(だとしてもここは、かつてあの子が守ろうとした場所なんだ)

ほむら(それを、覚えて)

ほむら(決して忘れたり……)

ほむら(決して……)

自分をとり囲む、6体の淫獣
その股間についた、全長50センチほどの肉棒を見て、溜め息をつく

ほむら「……なんでこんな世界にしちゃったのよ、まどか」

ほむら「放置プレイはいつまで続くの……?」
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