- 学歴ってそんなに大事ですか??????????
657 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 02:12:55.44 ID:Uk+7Bzbi0 - 大学は専門に行かないならどうせモラトリアムになるからなー
|
- 正答率2パーセントのクイズです
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 02:14:18.80 ID:Uk+7Bzbi0 - >>38でFAじゃね?
|
- 正答率2パーセントのクイズです
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 02:14:39.40 ID:Uk+7Bzbi0 - >>90
また懐かしいものを・・
|
- !ninja
392 :!ninjya[]:2011/04/02(土) 02:42:12.60 ID:Uk+7Bzbi0 - te
|
- !ninja
393 : 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 []:2011/04/02(土) 02:42:33.27 ID:Uk+7Bzbi0 - re
|
- 正答率2パーセントのクイズです
150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 02:51:51.53 ID:Uk+7Bzbi0 - いやいやおかしくね?
それって、感染者途中で増えてるじゃん
|
- 正答率2パーセントのクイズです
154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 02:52:56.47 ID:Uk+7Bzbi0 - 感染者一人なら、全員の顔みて判断できるけど
一日目の時点で7人いたら、自分以外の6人が感染者だと思うだろ
|
- 正答率2パーセントのクイズです
174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:00:48.75 ID:Uk+7Bzbi0 - >>162
なるほど・・賢いな、おまえらww
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:04:12.68 ID:Uk+7Bzbi0 - ブーーーーーーーー
『ただいまより、第二部を開始致します』 ラウラ「(一夏はまだだろうか…)」ソワソワ 一夏「悪い、遅くなっちまった。思ったよりも混んでた。はい、これストレートティー」 ラウラ「ありがとう。一夏」 一夏「ほら、始まるぞ」 225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 彼女は処女じゃないのか? 249 : ◆1v62Y8KFbk >>225 処女です。初めての彼氏が俺みたいです 初めてVS初めてなんで余計に緊張 <「ナ、ナンダッテー!」 <「オイ、ふざけんな!」
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
122 :またさるすると嫌なので少しゆっくりになります。。ごめん・・[]:2011/04/02(土) 03:05:42.19 ID:Uk+7Bzbi0 - ラウラ「(なっ!!『初めてVS初めて』、『処女』、『童貞』、『卒業』……まさか…)」
368 : ◆1v62Y8KFbk ちなみに家族全員に童貞はばれてます…(;ω;) 覚悟きめます!! ラウラ「まさか…『童貞』とは…」ソワソワ 396 : ◆1v62Y8KFbk 弟コンドーム投げていったwwww ラウラ「(や、やはりっ!い、い、一夏っ!)」チラッ 一夏「」プイッ ラウラ「(なぜだ!なぜ顔を背けるっ!まずい…まずいぞ…)」アセアセ
|
- 正答率2パーセントのクイズです
188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:08:29.50 ID:Uk+7Bzbi0 - >>185
わかるww 最終日まで誰も出ていかないことによって、感染者が7人いるって初めてわかるんだよね。
|
- 正答率2パーセントのクイズです
194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:10:38.43 ID:Uk+7Bzbi0 - >>186
9932 素数飛ばす?
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:13:43.26 ID:Uk+7Bzbi0 - 〜15分後〜
xxx: ◆1v62Y8KFbk 「キスしてもいい?」 「え?うん。」 「じゃあ…」 「あっ、待って。あの、あのね。初めてだから優しくしてほしいの…」 ラウラ「(あっ…あぁ…)」カァー 〜10分後〜 xxx: ◆1v62Y8KFbk 「んっ、あっ、あっ」 「はぁ、はぁ、くっ…」 「あっ、あっ…ねぇ、私幸せだよ?」 「はぁ、はぁ、お、俺も…大好きだよ」 ラウラ「…あ、あんなものが…あんなところに……」ボンッ <「あぁ、また貴重な妖精が…」グスッ <「はいはい。わろすわろす……わろ…す…」 <「…ウッ!…フゥー、落ち着け、まだ慌てるような歳じゃない」
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:16:46.65 ID:Uk+7Bzbi0 - 〜20分後〜
xxx: ◆1v62Y8KFbk そんなこんなで、みんなにはお世話になりました! 俺たちはこれからも仲良く一緒に、生きていこうと思います! それでは! <「幸せになー」 <「※」 <「目から変な汁が出てきた」 ブーーーーーーーー 『以上で本作品の上映を終了いたします。』 ラウラ「」ポォー 一夏「(や、やっぱり…)ラウラ、ラウラ!」 ラウラ「い、一夏。私は、一体…」 一夏「いや!思い出さなくていい!むしろ思い出さないでくれ。 ほら、終わっちまったぞ?さぁ、出よう」 ラウラ「う、うむ」
|
- 正答率2パーセントのクイズです
216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:18:14.29 ID:Uk+7Bzbi0 - >>209
これは・・・5kg・・
|
- 正答率2パーセントのクイズです
219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:18:58.71 ID:Uk+7Bzbi0 - >>198
>>130難しいね。俺もわからんw
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:20:19.85 ID:Uk+7Bzbi0 - ――デパート・外
映画を観終わって、外へ出る。 デパートとは違う街の薫りが、両肺を満たしていく。 いつの間にか、街は夕焼けに照らされて茜色に染まっていた。 前にも見た景色。だが、前とは違って見えるのは気のせいだろうか? それとも、本当に何かが変わってしまったのだろうか? 何が?…私が? 一夏「ふぅ、中々良い時間になったな。もう一か所ぐらい回れるけど、どこに行きたい?」 ラウラ「…公園…城址公園に行きたい」 一夏「城址公園?あぁ、城跡に立てた公園か。うん、行こう」 不思議と、考えるよりも先に言葉が出ていた
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:22:30.45 ID:Uk+7Bzbi0 - ――城址公園
一夏「だいぶ久しぶりだな。ここへ来るのは」 ラウラ「前にも来たことがあるのか、一夏は?」 一夏「あぁ、でももうずっと昔だよ。ずっと小さかった頃のことだ」 ラウラ「そうか。あっ、一夏!クレープを食べよう。ほら、あそこにクレープ屋があるぞ」 一夏「すみませーん」 店主「はいよ、いらっしゃい。何にします?」 無精ヒゲにバンダナという風体の店主が頭を下げる。 ラウラ「ストロベートとブ、ブルーベリーだ」 店主は「おやっ?」という顔を一瞬見せたが、すぐに品物の用意に戻りラウラにクレープを渡した。 一夏「お、おいおい」 ラウラ「一夏はどっちがいい?」
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:30:47.74 ID:Uk+7Bzbi0 - 一夏「ったく。んーそうだな、ブルーベリーかな」
二人は少しお店から離れたベンチに並んでかけると、クレープをはむっとかじった。 一夏「はむっ、おっ?これ、結構旨いな。」モグモグ ラウラ「そ、そうだな。イチゴのクレープは、これが初めてだが、旨いと思うぞ」 一夏「(『イチゴのクレープは』?んじゃあ、他のクレープは食べたことがあるのか? そう言えば、あの店員さんとも顔馴染みのようだったし…)」ウーン ラウラ「い、一夏…」 一夏「ん?なんだ、ラウ――」 ぺろっ。――と、ラウラが一夏の唇を舐めた。 一夏「なっ、なぁっ、ななななっ!?」カァー ラウラ「ソ、ソースがついていた…」カァー 一夏「だっ、だだっ、だだだからって、え、えぇぇ?」
|
- ワンピースの火拳のエースって結局何も活躍しないで死んだな
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:32:55.23 ID:Uk+7Bzbi0 - >>5
ちょっと上手いこと言ったと思っただろ
|
- 懸賞系で当たった事あるやついるの?
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:34:01.65 ID:Uk+7Bzbi0 - う、漆の食器あたった。
ちょっと嬉しかったのは内緒
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:34:53.47 ID:Uk+7Bzbi0 - ラウラ「そ、それに両手がふさがっている。」
そう言って、右手のクレープと左手の紙袋を持ちあげてみせる。 一夏「そ、そそそ、それなら言って――」 ラウラ「す、すぐに垂れ落ちそうだった」カァー 人間が完全に想定外の行為を受けたときに、取る行動などそうそう多いものではない。 そしてまた、これは一度や二度経験しただけで、落ち着いていられるものではない。 そう、行為を与える側も―― ラウラ「おっと」 今度はラウラの手にクレープがこぼれてしまう。 ラウラはそれを見つめて、そっと一夏の眼前に手を差し出してきた。 一夏「なっ、ど、どどうしたんだ?」 ラウラ「――舐めて」 一夏「はっ、はぁ!?」 またもラウラの突飛な発言に、胸の鼓動がうるさくなる。 ラウラ「嫌か?」
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:36:44.91 ID:Uk+7Bzbi0 - ゆっくりと右手を一夏の口に近づける
一夏はまるで魔法にでもかかったかのように微動だにすることができず、ただ大きく目を見開いて、 ラウラの潤んだオッドアイと白地の頬というキャンパスを桃色に染めるラウラを見つけることしかできなかった。 それは官能的で、扇情的で、庇護欲をかきたて、異論を言わせないような―― 一夏「はむっ…」 ラウラ「ひやぁ、、んっ…」 これが、ブドウとブルーベリーの違い これが、ミックスベリーの力 シャルロットが言っていた『オマジナイ』をラウラは信じてもいいと思った
|
- 頭のいいお前らの力を借りたい
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:38:18.30 ID:Uk+7Bzbi0 - この季節の耳鼻科って混んでるよね・・
この前一時間待たされたわ
|
- 一番大切な人を思い浮かべてから開け
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:39:24.85 ID:Uk+7Bzbi0 - おまえ、、平凡に暮らせるなら誰もが後者だろ
|
- 正答率2パーセントのクイズです
271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:41:07.14 ID:Uk+7Bzbi0 - >>264
思ったww100pのもらえよ・・
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:43:59.26 ID:Uk+7Bzbi0 - ――夫婦の会話・帰宅の徒
一夏「……(き、気まずい…)」ドキドキ ラウラ「……」 一夏「な、なぁ、ラウラ?」 ラウラ「ん?なんだ?一夏?」 一夏「さ、さっきはすまなかったな。 なんか自分でもよく分かんないぐらい、何も考えられなかった」 ラウラ「さっきの?あぁ、一夏が私の手についたクレープを舐め取ってくれたことか」カァー 一夏「あ、あぁ」アセアセ ラウラ「気にするな。私が頼んだことだ。それに、私は嬉しかったぞ。 そ、その、なんだ、一夏の唇や舌が私の肌に触れた瞬間、電気が走ったように感じた。 あんな経験は初めてだった」
|
- 正答率2パーセントのクイズです
292 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:45:57.70 ID:Uk+7Bzbi0 - >>285
さてはカタカナを覚えられない子だったな?
|
- 正答率2パーセントのクイズです
295 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:46:47.76 ID:Uk+7Bzbi0 - >>294
哲か
|
- 正答率2パーセントのクイズです
303 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:47:50.33 ID:Uk+7Bzbi0 - >>300
詰んでるww
|
- 懸賞系で当たった事あるやついるの?
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:55:30.25 ID:Uk+7Bzbi0 - 懸賞に関しては数打てばあたるでしょ
|
- 正答率2パーセントのクイズです
335 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 03:56:46.82 ID:Uk+7Bzbi0 - >>329
うわーん、ばか・・
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 04:02:57.58 ID:Uk+7Bzbi0 - 一夏「そ、そうか」
ラウラ「うむ。それに、今日は本当に多くの新しいことを経験できた。 一夏には感謝している。シャルロットの奴にも報告してやらねば」 一夏「シャルに?どうして?」 ラウラ「そもそも、今日の外出はシャルロットが言い出したことなのだ。 もっとも、あやつは最初から予定が入っていて、私だけを行かせるつもりだったようだが…」 一夏「そうだったのか…」 ラウラ「そしてあやつに言われたのだ。今の私は軍人である前にIS学園の生徒であると。 そして、学園の生徒であるのだから様々なものを見聞きして、 経験するしてもいいのではないかと。」 一夏「シャルがそんなことを…」 シャルがそんなことを言うことを、俺は意外と感じるべきなのか、 それとも、あいつらしいと感じるべきなのか 俺にはよく分からなかった
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 04:05:06.94 ID:Uk+7Bzbi0 - ふと一夏の前を歩いていたラウラが立ち止まり、はにかんだ笑顔を見せながらこう言う。
ラウラ「そして、その初めての経験を共にする相手が一夏、お前なら、私も幸せだろう、と」ニコッ 一夏「…ラウラ」 ラウラ「あやつの言ったことは正しかった。 今日、私が初めて体験したことは一夏が一緒にいなければ、価値のないことだった。 今日、私が初めての経験した感情は一夏が一緒にいなければ、起こり得ないものだった。」 一夏「……」 ラウラ「あ、あんな卑猥な映画まで見せられたのだからなっ」カァー 一夏「あっ…あれは、お前が…っ……まぁ、す、すまなかった」カァー ラウラ「ふふん。――なぁ、知っているか、一夏?」 一夏「ん?」 ラウラ「人とは、体験した物事や経験した感情・価値観が折り重なって形成されるものだと聞く」 一夏「うん」
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 04:06:07.98 ID:Uk+7Bzbi0 - ラウラ「そして、私が今までに経験したそれらの中で、嬉しいと感じたことや悔しいと感じたこと、
忘れたくないと思った想いや、幸せ過ぎて怖いと思ったことのほとんどは、 ここに来てから得たものだ。 すべてが一夏やみんなが与えてくれた、私の宝物だ わ、私が初めて唇を許したのも一夏で、私が初めて他人の唇に感じ入ったのも一夏だ」カァー 一夏「ラ…ウラ」ドキドキ ラウラ「だが、その事実に気づいてから思ったのだ。 私は、今まで与えられた分の幸福をみんなに与えれているだろうかと。 私はみんなに、一夏に与えられた行為を受けて確かに幸せだ。 だが、みんなは、一夏は私の行為によって幸せになってくれているだろうかと わ、私の想いは自分のためではなく、お前を含めたみんなを、幸せにできているだろうかと」 一夏「なっ…そんなの…当たり――」 ラウラ「本当に『当たり前か』?」 一夏「ッ……」 ラウラ「だから…だから、一夏。お前を幸せにするために、 せめて私は、私が感じられるであろう全ての初めての経験と感情をお前にやろう。 お前に私の全てをやろう。その代わり……その代わりに私はお前の全てをもらう」
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 04:06:47.47 ID:Uk+7Bzbi0 - 一夏「(あぁ…こいつはこんなにも俺のことを――)」
ラウラ「決定事項だ。異論は――」 一夏「(異論は――)」 ラウラ「――認めるっ!」 一夏「(――認めない)…あれ?」 ラウラ「馬鹿者。言ったであろう。大事なのは、相手が幸せだと感じてくれることだ」クスッ 一夏「あ、あぁ、そうだな」クスッ ラウラ「良かれと思って行った行為が、相手を、お前を苦しめては本末転倒だからな」 一夏「ラウラ…ありがとう」 ラウラ「ふふん。さぁ、帰ろう。あまりに遅いとみんなが変に勘繰ってしまうぞ?」 一夏「あぁ…うん、帰ろう。みんなが待ってる」
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 04:08:57.20 ID:Uk+7Bzbi0 - 生まれた時から軍にいた。
軍に優秀だと認められることが全てだった。 他には、何もない。 親や身寄りはいなかった。 自分を他者と隔てるものは階級で、私と上官と部下しか私の世界には存在しなかった。 別段、寂しいとは思わなかった。 当然だ。暖かさという概念など経験したことがなかったからだ。 知らなければ、それはないのと同じだ。 世界中で何十万人が死に絶えようが、自分を取り巻く世界が平和ならば世界は平和だと感じられる。 きっと、それは人の持つ防衛本能の一種なのだ。 知らないから、苦しまない。 知らないから、生きられる。 それなのに――
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 04:09:45.21 ID:Uk+7Bzbi0 - ――教官
貴女は酷いお方です。 苦しみのない世界だったのに。 母がいれば、貴女のように優しく、時に厳しい存在だったのでしょうか。 姉がいれば、貴女のように先を行き、私を教え導いてくれる存在だったのでしょうか。 知識として持ち合わせた「暖かさ」が初めて意味を持つ言葉になりました。 初めて抱いた、その気持ちを私は決して忘れはしません。 あぁ、それなのに… 貴女は、更なる幸福がこの世には存在することだけ教えて、私から去ってしまわれた。
|
- 正答率2パーセントのクイズです
386 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 04:12:26.26 ID:Uk+7Bzbi0 - >>363
2ペニー
|
- 正答率2パーセントのクイズです
390 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 04:13:25.86 ID:Uk+7Bzbi0 - >>383
やな文化だなw
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 04:14:11.16 ID:Uk+7Bzbi0 - 私も貴女を恩返しをしたかった。貴女が私に与えてくれたように、
私も貴女に幸福だと思ってほしかった。 しかし、貴女の視線は私を捕らえてはいなかった。 貴方が捕らえていたのは一夏だけだった。 今思えば、私は一夏に嫉妬していたのかもしれません。 まるで、弟が生まれたために、母を奪われた長女のように。 醜く心が乱れたこともありました。 ですが、今では貴女の全てに感謝しております。 貴女がいたから、暖かさを知り 貴女がいたから、己の中の醜さを知り 貴女がいたから、それを制御する方法を知り、 貴女がいたから―― ―― 人を愛することができました。
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 04:17:29.02 ID:Uk+7Bzbi0 - ――寮・ラウラとシャルロットの部屋
シャル「ラウラ遅いなぁ〜」グテー ―ガチャ ラウラ「ただいま、シャルロット」 シャル「おかえ……か、可愛ぃ〜」ワァー ラウラ「そ、そうか?」 シャル「うん!凄くよく似合ってるよ!今日買った服だよね?」 ラウラ「うむ。一夏が選んでくれた。最初はこのような可愛らしい洋服が、 私などに似合うのか疑問だったが、か、可愛いと言ってくれて今では気に入っている」カァー シャル「うんうん。一夏って見る目あるなぁ。ラウラには綺麗な服が似合うと思っていたけど、 そんな可愛い服も似合うんだね。ね?今日はどうだった?」 ラウラ「どうとは?」 シャル「もうっ!意地悪せずに教えてよ〜楽しかった?」
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 04:18:12.10 ID:Uk+7Bzbi0 - ラウラ「ふふっ、すまない。うん。楽しかった、凄く。
たくさんの知らなかったことを知って、たくさんの感じたことのない感情を感じることができた。 一夏とシャルロットのおかげだ。ありがとう」 シャル「そっか〜ふふっ。よかったね、ラウラ。 でも素敵な1日を送れた一番の理由は、ラウラが頑張ったからだよ」ニコッ ラウラ「むぅ、お前は謙遜しすぎだ。もう少し自分を褒めた方がいいぞ」ムー シャル「そ、そんなことないと思うけどなぁ。ね?今日は一夏と他にどんなところに行ったの?」 ラウラ「うむ、今日は生まれて初めて映画を見たぞ。あ、あれは中々言葉で表現のが困難な稀有な経験だった。 それとお前には申し訳ないと思ったが、あの公園でミックスベリーを食べた」 シャル「えっ……えぇ〜〜!? ミックスベリーってあの公園の?もぅ!抜け駆けしちゃダメって言ったじゃないか〜!? まったく〜油断も隙もあったもんじゃないね、ラウラには」クスクス ラウラ「すまん、すまん。お詫びと言ってはなんだが、 是非今度、私とお前で一緒にミックスベリーを食べよう」クスクス シャル「もぅ!それじゃあ意味が――」 僕はラウラが楽しそうに笑いながら話している姿を見るのが大好きだ。
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 04:18:40.01 ID:Uk+7Bzbi0 - 人を寄せ付けないように冷たく、他人に厳しく、自分には更に、更に厳しい。
娯楽や流行りなどに関する興味はまるでない。 およそ10代の少女とは思えない。 まるでロボットのように強靭で規則正しく、何を考えているのか分からない。 初めてあった頃は、そう思っていた。 この子は、笑ったことがあるのだろうかと疑問になるぐらい。 だけど敵という関係から、同級生という関係になって、初めてラウラが笑っているところを見た。 少しぎこちなく、遠慮がちに目を伏せて、笑うことが恥ずかしいことのように、 コッソリと頬を上げていた。
|
- 正答率2パーセントのクイズです
431 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 04:20:41.82 ID:Uk+7Bzbi0 - >>425
勉強になります><
|
- 正答率2パーセントのクイズです
435 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 04:21:19.01 ID:Uk+7Bzbi0 - おっぱい!!
優しいだろ
|
- クリームパンうますぎわろたwwwwww
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 04:24:54.40 ID:Uk+7Bzbi0 - メロンパンが至高だとなぜ気づかないっ・・
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 04:31:03.50 ID:Uk+7Bzbi0 - そのときに思ったんだ。
あぁ、この子はきっと、笑い方を知らないだけなんだって。 だから、そのときに決めたんだ。 僕はこの、世間知らずで不器用で、だけど恥ずかしがり屋で、 そしてとても優しいこの子と友達になろうって。 だから今日ラウラが帰ってきて、まるで今まで無口だったことを取り返すぐらい饒舌に、 そして感情を隠すことなど知らないみたいに、コロコロと表情を変えて、 楽しそうに話をしているのを見て、 僕は本当に幸せな気持ちになれたんだ。
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 04:31:21.67 ID:Uk+7Bzbi0 - ――寮・一夏の部屋
一夏「ッ……クソッ…!」 まるで、自分の気持ちに自分が押し潰されるような気がした その日、また昔の夢を見た
|
- 一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」
159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/04/02(土) 04:33:14.52 ID:Uk+7Bzbi0 - ――翌日・弾の家
一夏「オッス!」 弾「なーにが、『オッス!』だ、このバカっ。貴重な日曜だってのに朝っぱらから電話してきやがって。 しかも『今から行くわ』って言うなり切っちまいやがって」 一夏「すまん、すまん。なんつーか、こう、衝動的に?」 弾「ったく。まぁ、立ち話もなんだ。上がれよ?」 一夏「おう。さんきゅーな」 叩き起こしてしまったことを、内心で申し訳なく思いつつも なんだかんだ言いながら、快く迎えてくれる辺り、流石は弾だと感謝する。 今はただ、一人でいたくなかったんだ。
|