トップページ > ニュー速VIP > 2011年01月27日 > 8YPsjaGoP

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以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
ゲーム音楽が好きで好きでたまらないのだが・・・
唯「12人の怒れる女」
澪「このペットボトルのお茶おしっこの臭いがする・・・」
「小鳥遊」←これ読めないやつはゆとり
スカイプを興味本意で買ったら大変な事になった
初めて買ったゲームソフト書いていけ
まどかが神アニメ過ぎる件
噴火くるーーーーーーーーーーー /^o^\
友達が何かあるたびに2ちゃんに晒すぞとか脅してくる
唯「あはは〜!ブリーチっておもしろ〜い」

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逆にこれだけは見んなって映画ある?
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 16:38:01.28 ID:8YPsjaGoP
ジョーブラックによろしく
ブラピがかっこいいだけだし無駄に長い
なんつーか話も普通
俺は神だ
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/27(木) 16:40:12.38 ID:8YPsjaGoP
神様俺にお金をください
ドラマーの神といったら誰なの?
426 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 16:41:58.95 ID:8YPsjaGoP
ドラムとかセンスないと出来ねぇ
俺にはセンスなかった

逆にギターの方のセンスがあったようだ
全然おっぱい見たくないわ
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 16:43:22.76 ID:8YPsjaGoP
これはけしからんスレですね
ジョジョの矛盾点
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 17:01:31.90 ID:8YPsjaGoP
6部も確かに何やってるのか分からんときがおおい

あとジャイロの意味不明なギャグ
荒木先生は普段あんなネタをも考えているのだろうか
ひどい後付設定だな・・・って思った瞬間
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 17:03:43.64 ID:8YPsjaGoP
やっぱナルトですな
小学生のときに習った音楽で一番の名曲は
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 17:07:44.33 ID:8YPsjaGoP
翼をくださいって学校で歌ったっけ?
教科書に載ってた希ガス
唯「あはは〜!ブリーチっておもしろ〜い」
96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 17:10:52.20 ID:8YPsjaGoP
和ちゃんヨン様か
3DSとは何だったのだろうか?
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 17:12:43.56 ID:8YPsjaGoP
ぶっちゃけもうそういうのって頭打ちだろ
これ以上高性能にしてどーすんだよ
3DSもしかり
ニコニコでミクのマトリョシカって曲聴いたんだけど素晴らしい
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 17:16:28.39 ID:8YPsjaGoP
ミクは別にいいが他のボーカロイドの存在意義がわからん
ミクのバージョンアップじゃだめなのか

俺が唯一好きなミクが歌った曲はこれだな
http://www.youtube.com/watch?v=nIeIk695jxI

オリジナルは聞く気になれない…
唯「12人の怒れる女」
307 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 17:22:20.03 ID:8YPsjaGoP
【音楽室前】

タッタッタッ

和「はぁ……はぁ……」

律「…の、和…そんなに急いでどうしたんだよっ」

和「……エ、エリはどこに……?」キョロキョロ

?「エリはここには来ていないわ」

律「!お前は………」

春菜「……これから秋山さんも来る。エリは今、いちごと対峙しているところよ」

律「はぁ?言ってる意味が分からないぞ…」

しずか「律さん…わたしたちは、けいおん部を守るためにここに集まったの」

和「……どういうこと?」

春菜「エリが何を考えているのかは分からないけど、どうやら私たちを敵に回すつもりのようね」

律「おいおい、ますます意味が分からねぇ…エリが何をしたって言うんだ?」

春菜「…………裏切りよ」
誰も文句が言えない名曲集
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 17:26:23.72 ID:8YPsjaGoP
俺はデジモンのバタフライを押しとくぜ
唯「12人の怒れる女」
308 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 17:29:37.50 ID:8YPsjaGoP
律「裏切り!?」

春菜「ええ。目的は分からないけれど………」

律「そんな馬鹿な……だってアイツ確か、自分たちが秩序を守るって言ってたぞ?」

春菜「その通り……何を考えているのかしら……」

和「…………私は知ってるわ。エリの本当の目的を」

春菜「…?なぜ真鍋さんが知っているの?……そういえばさっき、エリと話してたみたいだけど…」

和「彼女の狙いは……"平等"よ。全ての人間に分け隔てなくチャンスが与えられる世界を作ろうとしている…」

和「そして、そのために彼女は全てを無に帰すつもりでいる……それが今回の真相よ」

しずか「……どういうこと…?」

和「……………」

春菜「全てを無に帰す……平等な世界を作る………?」

律「無に帰す…って、何も無かったことにするってことか?そんなの出来るわけないだろ」
唯「12人の怒れる女」
309 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 17:33:52.91 ID:8YPsjaGoP
春菜「…そう。出来るわけないわ。エリだけじゃ、琴吹紬と平沢唯には何一つ影響を及ぼすことはできない」

春菜「その前にいちご相手でも何もできずに終わる……エリは四天王の中でも、もっとも固体値が低いのよ?」

春菜「能力だってほぼ役に立たない……そもそも、真鍋さんの言ってることは本当なの?」

和「………………本当よ。私の『真眼』でエリの真実を見たの」

和「…そしてエリはこれまで、あなたたちを騙し続けていたのよ。私たちはまんまとハメられた……」

春菜「……なんのこと?」

和「……エリの『能力解放』の本当の力は、ただ能力に名前をつけるだけじゃないわ」

和「名前を付けた能力を、自分のものにする能力………エリは現在、七賢者の全ての能力を使える」

春菜「!!そ そんな……」

和「そして恐ろしい事に、全てを難なく使いこなしている……下手したら私たちよりも……」

春菜「で、でも……私たちだって琴吹さんや平沢さんみたいに唯一にして絶対の能力…まねできるわけがない!」

和「…おそらく、エリは『観測者』と『固体値判定』は使えないわ。岡田さんの言うとおり…」

春菜「ならどっちにしたっていちごには勝てっこない……」

律「な、なあ……いちごはそんなに強いのか?『固体値判定』だけじゃ何もできなさそうだけど…」

唯「12人の怒れる女」
311 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 17:38:13.16 ID:8YPsjaGoP
春菜「……能力は一人にひとつとは限らない。いちごは『固体値判定』ともうひとつの最強の能力の持ち主…」

春菜「『絶対恐怖領域(ツンデレ)』……これがある限りいちごにはいかなる能力も攻撃も効かない」

律「……ツ、ツンデレ…漢字だけ見ると確かに強そうだけど……」

和「…待って。そんな能力があるなんて聞いてないわ」

春菜「『絶対恐怖領域』のことは誰にも話したことはないわ。知ってるのは私と、エリだけ……」

春菜「だけどいちごが『絶対恐怖領域』を使っている可能性が高い今、あなたたちにも知ってもらう必要がありそうね…」

律「……なんで今まで黙ってたんだよ」」

春菜「切り札は最後までとっておくものだからよ」

律「……そうかい。じゃあ教えてもらおうじゃないの、その能力」
唯「12人の怒れる女」
312 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 17:41:32.09 ID:8YPsjaGoP
春菜「『絶対恐怖領域(ツンデレ)』はいちごの身を守るための、いわば防御壁……目に見えない心の壁よ」

春菜「壁はいちごを中心に半径1M強の範囲で発動される。この壁は物理的には決して破壊することはできない」

春菜「もちろん私たちの能力もはじかれる。言葉どおり絶対防御ね」

律「……なんじゃそりゃ……無敵じゃねーか」

春菜「そうしていちごを覆う防御壁のことを私たちは『ツン』と呼んでいるわ」

律(もっと他に良い呼び方はなかったんかい…)

しずか「で でも守ってるばかりじゃ、相手を倒せないんじゃ……」

春菜「…いえ、『絶対恐怖領域』は『ツン』だけではないわ。もうひとつの要素があってこの能力は完成する」

律「……どうせ『デレ』とかなんだろ?」

春菜「その通りよ田井中さん。『デレ』は『ツン』の内側の空間のこと……」

律(珍しく誉めてもらったが全然うれしくねー)

春菜「『デレ』ではこの世の全ての法則が無視され、いちごのためだけの空間となる」

春菜「要するに『デレ』内では全てがいちごの好きなように出来るということ……それこそ簡単に人も殺せる」

律「殺す!?そんなことが許されるのか?」
8000字のレポートが明日までだった
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 17:43:08.69 ID:8YPsjaGoP
ここを乗り切れるかどうかでキミの資質が問われる
駄目なら駄目で開き直れ
唯「12人の怒れる女」
313 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 17:46:49.20 ID:8YPsjaGoP
春菜「もちろん殺すなんてことはしないわ。戦闘不能にするくらいよ」

和「戦闘不能……気絶させる、とかかしら?」

春菜「あとは眠らせるとかね……どちらにせよ『絶対恐怖領域(ツンデレ)』は攻守において最強の能力よ」

律「……その『デレ』の範囲内では、ムギの『世界創造(ピースメーカー)』も無視されるのか?」

春菜「……少しは考えるようになったのね。たまにはいい質問をするじゃない」

律(馬鹿にされてる!これ馬鹿にされてるよ私!)

春菜「その通り…『絶対恐怖領域』は琴吹さんの『世界創造』すらも効かないわ」

しずか「そんなにすごいなら……きっとエリさんを止めてくれるはず…!」

和「……………………」

律「……どうしたんだよ和、険しい顔して」

和「…岡田さん、もしかしたら、もしかしたらだけど……」

春菜「…………何かしら?」

和「『絶対恐怖領域』という名前を付けたのも、エリなの?」

春菜「そうだけど……ハッ!?」

和「……もしかして…」
唯「12人の怒れる女」
314 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 17:48:34.79 ID:8YPsjaGoP
春菜「馬鹿な…有り得るはずないわ……」

律「今度はなんだよ……二人だけで盛り上がりやがって」

和「…私が『真眼』で見た時はよく確かめられなかったけど……」

春菜「…エリも『絶対恐怖領域』を使えるというの……!?」

律「なにぃ!?」

しずか「…そ、そうか…エリさんは名前を付けるとその能力をコピーできる…」

律「待て待て。『絶対恐怖領域』は唯一絶対の能力じゃないのか?」

春菜「……それは『観察者』と『固体値判定』の話よ…確かに『絶対恐怖領域』は絶対の能力ではあるけど…」

和「………可能性はゼロじゃないってわけね……」

律「……!それなら早くいちごに知らせないと!しずか、『思念操作』だ!!」

しずか「………………! だ 駄目……届かない……!?」

春菜「…『絶対恐怖領域』を発動しているんだわ…。こうなってしまったらこちらからは何もできない…」

律「なんてこった…………」
唯「12人の怒れる女」
317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 18:31:39.66 ID:8YPsjaGoP
・・・・・・・・・・

ドン!! ズサァッ!

いちご「……………………」

エリ「はぁ………はぁ………くそっ……!」

いちご「……………目的は何?」

エリ「クッ………余裕だねぇ……」

エリ(全く隙がない……っ…)

いちご「………………あなたを傷つけたくない」

エリ「…そうかい。私は倒す気マンマンだけどねっ」ダッ

いちご「…………それは無理………」

バリバリバリ・・・・・・

エリ(!! 床を剥がして……まさか!?)

ヒュンヒュンヒュン

エリ「ぐっ!」

ドドドドド・・・・・・
唯「12人の怒れる女」
318 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 18:35:20.42 ID:8YPsjaGoP
いちご(…………かわされた)

エリ「…そんな攻撃もできるなんてね。やっぱりあんたの『デレ』、強すぎだよ」

エリ(遠距離攻撃……物理法則まで思いのままとは、恐れ入る…)

いちご「………おとなしく捕まって」

エリ「………イヤだと言ったら?」

いちご「…………………………」スーッ

エリ「!!」ズキュゥン

エリ「無駄だよいちご。姿を消しても私には見える」

いちご「…………………なんで見えるの?」

エリ「教えないよ〜だ」

いちご「……………分かった。もう手加減しない」

ぶわっ

エリ「!? うわっ!!ちょ、ちょっとタンマ!」」

いちご「逃がさない」
クソワロタwwwwwwwww(無表情)
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 18:39:18.37 ID:8YPsjaGoP
寒い(完
唯「12人の怒れる女」
319 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 18:42:08.30 ID:8YPsjaGoP
エリ「『ツン』の範囲は半径1M強じゃなかったの!?話がちがうよ!」ダッ

いちご「……………避けた…?」

エリ「あ あぶないかった……もうすこしで『デレ』に引きずり込まれるとこだったよ」

いちご「……………『ツン』が見えるの?」

エリ「目を凝らせば見えるんだなこれが…。それにしても、範囲がここまで広いとは…5Mくらいあるね」

エリ(……まだだ……まだ体勢が整っていない…ここは逃げるべきか)

いちご「………………見えても見えなくても関係ない。もう一度聞く。目的は何?」

エリ(……とりあえず時間を稼いで……あと少しだ……)

エリ「目的ねえ……別にあんたたちに恨みがあるわけじゃないんだよ」

エリ「…ただ、今の現状……世界の在り方に、どうしても納得できなくってね」

いちご「………………世界の在り方……『世界創造(ピースメーカー)』のこと?」

エリ「……いや、けいおんという世界そのものに対して、だよ」

いちご「………………あなたに何ができるっていうの?」

エリ「この歪んだ世界をゼロに帰し、正しい姿に戻す……。そのためにはいちご、あんたが邪魔なんだ」

いちご「……………………………」
唯「12人の怒れる女」
321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 18:45:06.95 ID:8YPsjaGoP
エリ「………さて、そろそろ私も温まってきたよ。反撃してもいいかな?」

いちご「…………私を倒して、どうするの?」

エリ「もうおしゃべりはここまで。先に言っとくけど、逃げるなら今のうちだよ?」

いちご「………逃げる必要なんてない。私があなたを止める。あの人に手出しはさせない」

エリ「やってみなよ…………行くよっ」ダッ

いちご「…………『絶対恐怖領域(ツンデレ)』……出力100%……」ぶわっ

ドン!!!

エリ「ッ!」ガガッッ

いちご「!?」

エリ「な……なんてパワーだ……押し返されるっ…」

いちご「私の『ツン』を……止めた……!?そんな馬鹿な………」

エリ「フ……フフッ………いちごの困惑した顔、初めて見たよ……っ」ガガガッ

いちご「な、なんで…………」
唯「12人の怒れる女」
322 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 18:49:08.44 ID:8YPsjaGoP
エリ「う……ぐぐぐ………」ギリギリギリ

いちご「! まさか…『ツン』をこじ開けているの!? エリ、あなた一体……」

エリ「……うおりゃっ!」

バリッ!

バリバリバリッ!

いちご「くっ……でもそっちから『デレ』に侵入してくるなら……」

いちご(…まず動きを封じて…それから………)

エリ「…っぶはぁっ…!こ、ここが『デレ』内部……いちごの意志が体全体に伝わるね…気持ち悪い」

いちご「!!そ……そんな……『デレ』も効かない!?」

エリ「フフ…あははははっ……最強が崩れていく様は見ていて痛快だね……」

いちご「……エリ……一体何をしたの………」

エリ「……教えてあげるよ……冥途の土産ってやつ?」

エリ「私は今、七賢者と四天王のほぼ全ての能力を使うことができるんだよ…『絶対恐怖領域』もね…」

エリ「これが私の『能力解放』の真の力……今まで騙しててごめんね」

いちご「…………………」
一番適当なこと言ったったやつが優勝
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/27(木) 18:52:00.29 ID:8YPsjaGoP
実は俺、こう見えても二十歳なんだよね
え?見えない?
まあ嘘なんだけどね
唯「12人の怒れる女」
323 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 18:54:22.18 ID:8YPsjaGoP
エリ「ま、『絶対恐怖領域(ツンデレ)』だけは全然コントロールできなかったんだけど、そこは能力の使い様ってね」

エリ「澪の『上方修正(ポイントアップ)』を自分にかけて、『ツン』を身に纏うレベルまではなんとか制御できるようになったよ」

エリ「だからいちごの『デレ』は私には効かない。いや〜、ここまでえらい時間かかったよ…」

いちご「………………くっ」

シュン・・・

エリ「……やっぱりいちごは賢いね。すぐに危険を察知して『ツン』を最小限に縮める……流石だよ」

いちご(……………お互い最強の矛と盾を身に纏っている状態……これじゃ決着がつかない)

エリ「…フフフッ……決着がつかないと思ってるでしょ?どうするの?逃げるの?」

いちご「………………」

エリ「考えても無駄だよ。身体能力は私の方が遥かに上だからね……もう私の勝ちは決まってるんだ」

ダッ!

いちご「!!きゃっ…」

エリ「……捕まえたよっ」ギュッ

いちご「……離して……っ」
唯「12人の怒れる女」
324 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 18:57:30.42 ID:8YPsjaGoP
エリ「最強の矛と盾がぶつかるとどうなるか知ってる?」ギュゥ…

いちご(くっ……ち、力が……入らない…!)

エリ「この場合はね……中和されるんだよ。お互いの『デレ』は今、混ざり合っている」

いちご「うぐっ……」ギリ・・・

エリ「そこで私が律の能力……『下方修正(デスペル)』を使うと、こうなる」ズキュゥゥン

いちご「!?」ガクッ

フッ

エリ「…フフフ……あははははははっ……これでいちごは無力だっ!」

いちご「…『絶対恐怖領域』が……使えない!?」

エリ「……『ツン』と『デレ』がなければいちごなんてただの雑魚……そして私にはまだ奥の手がある…」

いちご「は……離してっ」グイ

エリ「抵抗しないで。悪いようにはしないよ」キュピィン

いちご「…………!」グッタリ

いちご(体に力が入らない………)
唯「12人の怒れる女」
325 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 18:59:23.21 ID:8YPsjaGoP
エリ「さて、これからが本当のお楽しみ………いちご、こっち向いて?」

いちご「なにを…………んむっ!?」

エリ「…んっ………ん……」チュパ

いちご「……んあ………やめっ……むっ……!」チュパチュパ

エリ「……はむ……むちゅ………んんっ……はぁ……」レロ

いちご(……な……なに…これ………頭が、ぼーっとする……)レロレロ

エリ「……んむ…………っぷはぁっ」

いちご「 」とろーん

エリ「……どう?気持ち良かった?」ぎゅっ

いちご「…………」ビクン

エリ「ふふ………これで準備は全て整った…………春菜、見てるんでしょ?」

エリ「今からそっちに行くよ」



ブツン
一番適当なこと言ったったやつが優勝
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 19:01:31.58 ID:8YPsjaGoP
アヌスは激怒した
必ずかの邪知暴虐のペニスを受け入れなければならぬと決意した
唯「12人の怒れる女」
329 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 19:19:44.22 ID:8YPsjaGoP
・・・・・・・・・・・・・

春菜「……………いちごが……負けたわ……」

律「!!!」

しずか「そん…な……!」

春菜「もうすぐこっちに来る……」

律「……クソッ!おい、あっちでは何が起こってたんだ!?」

春菜「エリが『絶対恐怖領域』と『下方修正』を使っていちごを無力化した所までは分かったけど……」

和「………?」

春菜「そのあとエリがいちごに……その、なんていうか…………///」

律「なんで顔赤くしてんだよ……」

和「!待ってみんな…………誰か来る!」

しずか「えっ!?」

タッタッタッ

律「誰だ!」
唯「12人の怒れる女」
330 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 19:23:24.67 ID:8YPsjaGoP
澪「うわっ!び、びっくりさせるな、馬鹿!」

律「なんだ澪か……遅いぞ」

春菜「律!澪から離れて!」ぐいっ

律「ぐえっ」

澪「えっ?」

和「………………大丈夫よ岡田さん。この澪は本物よ」

春菜「……律、軽率な行動は控えて頂戴。エリが化けてるかもしれないんだから」

澪「?化けてる?どういうことだ?」

律「けほっけほっ……春菜、いきなりひっぱらないでくれ……」

澪「ていうか、人多いな…律に和、木下さんに春菜……何が起こったのか説明してくれ」

春菜「そうね。また一から説明しなおすのも面倒だから………木下さん」

しずか「は はい」

春菜「『思念操作(テレパシー)』で秋山さんにこれまでの経緯を伝えてちょうだい。こっちの方が早く済むわ」

しずか「…わかりました」ムムムムム・・・
唯「12人の怒れる女」
331 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 19:26:46.22 ID:8YPsjaGoP
澪「うわっ……頭の中に鮮明にイメージが浮かんでくる…。木下さん、ここまで『思念操作』を操れるなんて…」

和「私の特訓のおかげね」

澪「……………………!!」

春菜「どう?だいたい状況は掴めた?」

澪「……ああ……大変なことになったな」

春菜「私たちに出来ることは……ここでエリを迎えうつこと…。けいおん部を守ることよ」

律「そんな事言ったって相手はいちごを倒した化け物だぞ!?私たちにどうしろっていうんだ!」

春菜「…………………」

澪「……そういえばアカネはどうしたんだ?」

春菜「…アカネなら姫子と一緒に三花を倒して………」

律「そういやすっかり忘れてた……」

《アカネと姫子ならもう始末したよ》

春菜「!?この声は……エリ!」
唯「12人の怒れる女」
332 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 19:30:00.24 ID:8YPsjaGoP
律「?春菜…どうしたんだ?」

春菜「……エリが『思念操作(テレパシー)』で私に話しかけている。アカネと姫子を始末したですって…!?」

澪「そんな!」

《嘘だと思うなら『観察者』で見てみれば?二人とも可愛い顔して寝てるよ》

春菜「……くっ…!」

・・・・・・・・・・・・

【保健室】

あかね「……………zzzZZ」

姫子「………zzzZZZ」

・・・・・・・・・・・・

春菜「………どうやら二人とも保健室で寝かされているようね……」
唯「12人の怒れる女」
333 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 19:35:14.73 ID:8YPsjaGoP
《私は別に暴力を振るおうってわけじゃないんだよ。大人しくしてくれればすぐに終わる》

春菜「あなたの思い通りになんかさせないわ」

律「そ、そうだそうだ!何の話をしているか分かんないけど、私たちのけいおん部を壊させはしない!」

エリ「そう……なら力ずくしかないね」


澪律和しずか春菜「!!!」

エリ「『絶対恐怖領域(ツンデレ)』ッ!!」キュイィィン・・・

ズンッ

澪「!?う、動けない……」

春菜「いつの間にっ………やられた…」

和「能力も…使えないっ……これが『デレ』……!?」

エリ「ふぅ…。こんなに一つの所にかたまってたら狙ってくださいって言ってるようなもんだよ?」

春菜「……エリっ…」キッ

エリ「おおこわいこわい……そんな怖い顔してたら美人が台無しだよ」
トイレでうんこする奴wwwwwwwwww
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 19:37:09.33 ID:8YPsjaGoP
トイレで用をたすとか情弱乙ww
ニコニコでミクのマトリョシカって曲聴いたんだけど素晴らしい
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 19:40:43.63 ID:8YPsjaGoP
ニヤニヤ動画
唯「12人の怒れる女」
334 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 19:41:51.32 ID:8YPsjaGoP
春菜「こんな……強力な『デレ』を……使えるなんて……っ」

エリ「春菜、違うよ。これは私の『絶対恐怖領域』じゃない」

エリ「私がこんなぶっとんだ能力を、ここまで使いこなせるわけないじゃん」

春菜「……………じゃあ……まさか……」

エリ「そう。これはいちごの『絶対恐怖領域』…。すでにいちごは私の手中にある」

エリ「いちご、こっちに来なよ」

いちご「………………………」スッ

澪「……!!い、いちご………なんで!」

いちご「………………………」

エリ「クックックッ……もういちごに話しかけても無駄だよ……私がコントロールしてるからね」

春菜「もしかして…いちごに『服従の円舞曲(マインド・コントロール)』をかけたというの……!?そんな馬鹿な…!!」

エリ「春菜は呑み込みが早いね。その通りだよ」

エリ「私は同時に複数の能力を使えるからね……でも流石に4つ同時はきつかったけど」
唯「12人の怒れる女」
335 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 19:45:03.07 ID:8YPsjaGoP
律「同時に使えるなんて……そんなのアリかよ……っ」ググッ

エリ「……『服従の円舞曲(マインド・コントロール)』を最も高い精度で扱うためには、相手を辱める必要がある……」
  
エリ「そのための『凌辱の処女(レイパー)』だったんだ。全てが上手くいったよ」

澪「私たちに………何をするつもりだ……っ」

エリ「別に澪と律には用はないよ……私が狙ってるのは、琴吹紬ただ一人……」

エリ「『絶対恐怖領域』をもってすれば、琴吹さんですら私の意志の下に動かすことができる」
  
エリ「それはつまり『世界創造(ピースメーカー)』を私が使えるということ…」

春菜「くっ……ここから先へは……行かせない……っ」グググ・・・

エリ「無理だよ春菜。この『デレ』内にいるかぎりあんたたちは身動きはとれない……」

エリ「黙って私のやることを見てなって」

スタスタスタ

律「ま、待てっ!」

エリ「……いちご、この子たちのこと頼んだよ。しっかり『デレ』ておいてね」

いちご「……………………」コク

澪「…いちご……っ……目を覚ましてくれっ…」
唯「12人の怒れる女」
336 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 19:48:01.44 ID:8YPsjaGoP
コンコン

エリ「おじゃましまーす」

ガチャ

唯「ほえ?あっ、エリちゃん!」

エリ「ちょっと用事があって来たんだけど、今、いいかな?」

紬「それなら大丈夫よ♪まだりっちゃんと澪ちゃんが来てなくて、お茶飲んで待ってた所だから」

梓(先輩方のクラスメイト…?)

紬「良かったらエリちゃんもお茶、飲んでいく?」

エリ「え、いいの?」

唯「ゆっくりしてっていいよ〜」

エリ「…じゃあお言葉に甘えちゃおうかな」

梓(……私がすごく気まずいんですけど……)

唯「それで、用事ってなあに?」

エリ「う〜ん……実は琴吹さんに話があるんだけど……二人きりになれないかな?」
唯「12人の怒れる女」
337 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 19:57:16.28 ID:8YPsjaGoP
紬「え!?私に!?」ポッ

梓「ムギ先輩、なんでそんなに嬉しそうなんですか……」

唯「……!なるほど…あずにゃんや、ここは二人にしてあげようじゃないか」

梓「別に私は構いませんが……」

エリ「あ、平沢さんたちはここにいていいから……琴吹さん、あっちの長椅子で話しましょ?」

紬「う うん」ドキドキ

テクテク

唯「………あずにゃん、邪魔しちゃだめだよ?」ひそひそ

梓「何の話ですか…先輩こそ聞き耳立てたりしちゃダメですよ」ひそひそ


紬「よいしょ…と。それで、何の話なの?」

エリ「うん…………」


梓(うわー、ぴったりくっついて座って……///)
唯「12人の怒れる女」
338 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 20:00:56.28 ID:8YPsjaGoP
エリ「……あのね琴吹さん…。いきなりこんな話でびっくりするかもしれないけど……」

紬「な なあに?」ドキドキ

エリ「あのね……ずっと前から……私、琴吹さんのこと………」

そっ…

紬「!」ドキッ

エリ「…………………好きだったの………」


梓(うわー、うわー、うわー///)

唯(…?今なんて言ったの?声小さくて聞こえな……)

梓(うわー、私たちすごい場違い…っていうかなんでわざわざ部室で!?)

梓(そして唯先輩は空気読んでください!)


紬「…………///」カァァ

エリ(顔を赤らめた琴吹さん……本当に好きになっちゃいそう……///)

エリ(………ハッ……危ない危ない………)
役に立つ豆知識
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 20:06:33.67 ID:8YPsjaGoP
ようつべ等の動画はスペースキーで再生、一時停止が出来る

さっき知った
そして画面をスクロールできることも知った
唯「12人の怒れる女」
339 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 20:11:08.06 ID:8YPsjaGoP
エリ「…………私じゃ、駄目…かな…?」

紬「!……そ、そんなことないわ!……すごく…嬉しい……」ドキドキ

エリ「ほんとに…?」

紬「でっ…でも…………私……どうしたらいいか………」ドキドキ

エリ「………女の子同士とか関係ない……琴吹さんは私のこと、好き?」

紬「エ、エリちゃんのことは…………嫌いじゃないわ、もちろん……」

エリ「……………じゃあ、私と…付き合ってくれる?」


唯(おお!とうとう告白だね!どきどき……)

梓(先輩は反応が遅すぎです!っていうかつ、付き合うなんて…///)


紬「…………ごめんなさい、エリちゃん……実は私、他に好きな人がいて……」カァァ

エリ「へっ?」
唯「12人の怒れる女」
340 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 20:14:54.22 ID:8YPsjaGoP
梓(なんてこと!まさか!まさかの展開!)ドキドキ


エリ(ちょ、ちょっと待ってよ…琴吹さんに好きな人がいたなんて聞いてないよ)

エリ(………こうなったら………!)

ぎゅっ

紬「…!」ドキ

エリ「私は……私は、ムギがいいの」

紬「………エリちゃん……」


梓(近い近い!めっちゃ顔が近いって!ああもう、見てるこっちが恥ずかしい///)

唯(おお……?んん……?)


エリ「ムギも私のことをきっと好きになる……だから……」

ガバッ

紬「んむっ!?」
唯「12人の怒れる女」
341 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 20:18:50.98 ID:8YPsjaGoP
梓「!!」

唯「!!!」


紬「エ…エリ……ちゃ………んっ」チュ・・・

エリ「…んん………ふっ………んむ………」チュッチュッ


梓(きゃーっきゃーっ………し、刺激が強すぎる〜///)ダラダラボタボタ

唯(むほぉーっ!エリちゃんやるぅ〜)


エリ「………っぷはぁ…」トローン

紬「ん……っ………はぁ…はぁ…」トロン

エリ(…………上手くいったかな?)


梓「あ、あれ……鼻血出し過ぎて目眩が……」

唯「なんだか眠くなってきちゃった……?」バタン
唯「12人の怒れる女」
342 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 20:21:59.78 ID:8YPsjaGoP
エリ(おっ……?)

唯「……zzZZ」グゥー

梓「…………zzzZZ」すやすや

エリ(……こ、これは………!)

紬「……エリちゃん……………」トローン

・・・┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"

エリ「……………………」

エリ「……くっくっくっ……あっはっはっは!!」

エリ「今この瞬間!世界は!私のものとなったッ!」

エリ「全てはリセットされる!私と琴吹紬の二人を除いて、全てが無へと帰ったんだッ!」
  
エリ「とうとうここまで来た……後は琴吹紬の『世界創造(ピースメーカー)』を使って一から作り直すだけ…」

エリ「もうけいおん部だけに良い思いはさせない……私は新世界の創造主となるんだ!」

IDで会話しようぜ!!
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 20:25:56.33 ID:8YPsjaGoP
 
唯「12人の怒れる女」
345 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 20:27:34.70 ID:8YPsjaGoP
「エ………リ…………」

エリ「!?」バッ

春菜「一体………何をしたの………?」ググッ

エリ「…そうか、春菜たちはまだいちごの『絶対恐怖領域』の中にいるんだもんね……」

エリ「いいよ、いちご。解除して」

いちご「…………………」

フッ

ドタッ バタ バタ……

いちご「…………………」

エリ「ふふふ……みんな寝ちゃったね……」

いちご「…………………」

エリ「今、この世界で起きていられるのはいちごと琴吹さんと、私だけ……」

エリ「そのうちいちごと琴吹さんは私の思いのまま……クックッ…最高の気分だ」アッハッハ
唯「12人の怒れる女」
346 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 20:30:00.87 ID:8YPsjaGoP
いちご「………………」

エリ「ま、感慨にひたるのもこれくらいにして、と…………」

エリ「まずは…………………けいおん部の消失から始めようか」

紬「…う………うう……エリちゃん……私どうしちゃったんだろう…?」

エリ「!?…琴吹さん………?」

紬「なんだかボーっとしちゃって……」フラ・・・
    
エリ(『服従の円舞曲(マインド・コントロール)』は最高の条件を揃えて発動しているはず……)

エリ(なのになぜ自分の意志で動けるの!?)

紬「……?…なんでみんな……寝ているの?」

エリ(くっ……でも、命令すれば言うことは聞くはずだ……)

エリ「ムギ、そこから動かないで」

紬「うっ!?……動けない……!」

エリ「よし……いい?ムギ…まずはみんなの記憶を改変してほしいんだ」
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