トップページ > ニュー速VIP > 2011年01月27日 > 8YPsjaGoP

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以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
ゲーム音楽が好きで好きでたまらないのだが・・・
唯「12人の怒れる女」
澪「このペットボトルのお茶おしっこの臭いがする・・・」
「小鳥遊」←これ読めないやつはゆとり
スカイプを興味本意で買ったら大変な事になった
初めて買ったゲームソフト書いていけ
まどかが神アニメ過ぎる件
噴火くるーーーーーーーーーーー /^o^\
友達が何かあるたびに2ちゃんに晒すぞとか脅してくる
唯「あはは〜!ブリーチっておもしろ〜い」

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ゲーム音楽が好きで好きでたまらないのだが・・・
140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 00:04:22.10 ID:8YPsjaGoP
>>115
youは普通のverがいいな。ただ曲の構成が物足りないんだよなぁ…

>>119
UDXとかには確かに激しいピアノ系が多いイメージ
なかなかいいと思う

自分はこういうのが好きなんだが…似たようなのないかな
http://www.youtube.com/watch?v=gyaOq8rOlVE
http://www.youtube.com/watch?v=gwKf-gX4lR8
http://www.youtube.com/watch?v=ejmuHq48lQQ
http://www.youtube.com/watch?v=g25QXnhVijQ&feature=related
こっちはアレンジだけど
http://www.youtube.com/watch?v=R57qFH1JTlU
唯「12人の怒れる女」
207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 00:05:37.29 ID:8YPsjaGoP
・・・・・・・・・

【保健室】

ガラッ

律「しずか!しずかは居るか!?」

しずか「あっ……律さん…。あの…少し静かにした方が…」

律「ご ごめん…ってそうじゃなくて!」

澪「ここに佐伯三花が運ばれてこなかった?」

しずか「佐伯さんなら、あっちのベッドでお休みしてます…」

律「何もされなかったか?」

しずか「?い、いえ……特に何も…」

律「……そうか、良かった…」ホッ

澪「……姫子の具合はどうだ?」

しずか「だいぶ落ち着いてきました。なんだかさっきの出来事をよく覚えてないみたいで…」

澪「…そうか」
唯「12人の怒れる女」
208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 00:13:14.72 ID:8YPsjaGoP
すまん、これ糞なげぇ
どうやらみんなのご期待には添えられなかったみたいだが、
ここまで来たら絶対に終わらせてやる

ちなみにまだ半分です。
とりあえず一旦寝ます。早く起きて続き書きます。
明日、というか今日で終わらせる予定
唯「12人の怒れる女」
220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 08:20:30.63 ID:8YPsjaGoP
律「……澪、三花の様子、見てみようぜ」

澪「だ 大丈夫かな…」

律「…なんとかなるさ」

シャッ

律「…佐伯、三花…さん?」

三花「なあに?」

律(なんだ、元気じゃないか)

三花「あっ。もしかして田井中さん?」

律「そうだけど……」

三花「さっきは騙してごめんね〜」テヘッ

律「お、おう…」

律(あれ?全く敵意が感じられない…なんか普通に会話してるし)
唯「12人の怒れる女」
221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 08:26:08.19 ID:8YPsjaGoP
澪「り、律……大丈夫か?」オドオド

三花「あ〜っ!そこにいるのは秋山さん?」

澪「ひ、ひぃっ!」ビクッ

三花「そんなに驚かなくていいよ〜。もうあなたを攻撃するつもりないからさっ」ニコッ

三花「さっきはほんと、ごめんね〜。許してくれる?」

澪「…ゆ 許すも何も……というかエリはどうしたんだっ!?」

三花「それがあたしもよく覚えてないんだよね〜。エリ相手なら楽勝だと思ってたのになー」

三花「エリったら、勝ち目のない戦いなのに頑張ってたからさぁ…意外と長引いちゃったんだよ〜」

澪(……あの時の狂気は表に出してないけど、なんとなく分かる…!)

澪(佐伯三花…こいつは純粋に邪悪…!今はそれを隠しているにすぎない…)

三花「そしたらなんか良く分かんないけど、若王子さんがいきなり間に入ってきてさ〜」

澪(いちごが!?)
唯「12人の怒れる女」
222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 08:55:40.99 ID:8YPsjaGoP
三花「ほんといきなりだったよ〜。なんだか知らないけどすごく眠たくなっちゃってさ〜」

三花「気がついたらここに居たってわけ」

律「…いちごが助けてくれたのか?」

澪「どうなんだろう……エリに話を聞いてみないと分からない…」

三花「エリに会ったら言っといてよ。また勝負しようねって」

律「あ、ああ……」

澪「………行こう、律」

三花「じゃあね〜」

シャッ

澪「……律、佐伯三花にはあまり関わらない方がいいかもしれない」

律「なんでだ?結構普通なヤツだったじゃん」

澪「…でも私とエリを襲ったんだ。私には分かる。三花は危険人物なんだ…」

律「………………姫子よりもか?」

澪「……姫子とはまた違う…なんとなく、だけど」
唯「12人の怒れる女」
223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 09:01:30.98 ID:8YPsjaGoP
しずか「……あの…どうかしたんですか?」

律「いや、なんでもない。しずかはもう帰っていいぞ」

しずか「で、でもまだ姫子さんが…」

律「姫子は大丈夫だろう。一人で帰れるだろうし…」

澪「木下さんもまた変なのに巻き込まれないうちに急いで帰った方がいい」

しずか「……分かりました…」

ガラッ

律「………澪、少し疑問に思ったことがあるんだけど…」

澪「なんだ?」

律「なんで姫子は人を操れる能力があるのに、わざわざしずかを介して高橋さんを暴走させたんだろう…?」

澪「……………言われてみれば確かに……」

律「……まあいいや。私たちはとりあえずこの二人を見張ってよう」
唯「12人の怒れる女」
224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 09:09:15.06 ID:8YPsjaGoP
・・・・・・・・・・・・・・

【第二体育館】

アカネ「……まさか本当に何食わぬ顔で部活やってたとはね…あきれるわ」

エリ「いや〜御心配おかけして申し訳ない!」テヘッ

アカネ「…でも、無事で良かった。三花とは結局どうなったの?」

エリ「……最初は圧倒的に三花が優勢でさ。私もう駄目かと思ったよ」

アカネ「……まあ、流石に三花相手じゃエリも勝ち目ないと思ってたけど……」

エリ「まあね。私も適当に逃げて済まそうとしたんだけど、どうやらそうもいかない感じでさ…」

エリ「三花もかなり本気だったから、一方的にぼこられちゃった」テヘッ

アカネ「……ぼこられた割には元気そうね」

エリ「いやいや、ホントにやばかったんだからね!?んで、途中でいちごが割って入ってきて……」

アカネ「いちごが!?」

エリ「私もびっくりだよ。そしたらいちごったら一瞬で三花を眠らせて、助けてくれたんだ」

アカネ「………いちごが動いたとなれば、例のあの人も動きだす可能性が……」

エリ「それは私たちにはどうしようもないよ………………あっ、そういえばアカネの方はどうだったの?」
唯「12人の怒れる女」
225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 09:21:26.47 ID:8YPsjaGoP
アカネ「姫子側には木下しずかが居たわ。『服従の円舞曲』でしずかを操ってあたしたちを攻撃してきた」

エリ「……木下さんはどんな能力だったの?」

アカネ「…相手の脳にイメージや言葉を直接送り込む……だいたいこんな感じよ」

アカネ「今回は木下さんも上手く制御できてなくて、尋常じゃない破壊力のイメージで私たちを苦しめた…」

エリ「う〜〜ん………実際にどんなものか見てみないと、名前を付けるのは難しいね」

アカネ「あ、名前を付けるって言ったら、澪と田井中さんも能力に目覚めたんだよ」

エリ「おお!とうとう能力者になったんだね!こりゃあ名前を付けるのが楽しみ♪」

アカネ「でもあの二人は特に問題なく制御できてたけどね。問題は木下さんの方なんだけど…」

エリ「そっかぁ………ってあれ?あそこにいるのってひょっとして……」

コソコソ テクテク

しずか(……さっきの事もあって、なんだか一人でいるのが怖いよぉ……)コソコソ

エリ「………噂をすればなんとやら。ちょうどいいや!おーーい!木下さーーん!」

しずか「!!」ビクッ

アカネ「こらエリ!ビビらせたら駄目でしょ!」

しずか「あ アカネさんたちかぁ……びっくりしたぁ……」
唯「12人の怒れる女」
226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 09:28:21.45 ID:8YPsjaGoP
アカネ「ごめんね。ところで姫子はどうしたの?」

しずか「律さんと秋山さんが保健室に来てくれて……もう帰っていいよって言うからそのまま……」

アカネ「そう…」

しずか「それから、佐伯さんも保健室に居ました」

アカネ「えっ!?」

エリ「あちゃ〜。いちごったら眠らせた後ほったらかしにしたんだな〜」

アカネ「…でも、ま、木下さんが無事ってことは三花も正常に戻ったってことね…良かった…」

しずか「………?佐伯さんがどうかしたんですか?」

エリ「……三花はね、普段は元気で素直ないいヤツなんだよ。だけどアイツは隠れた裏の顔があって…」

エリ「二面性というか二重人格というか……本当の佐伯三花は争いが好きで、しかも敵を痛めつけるのが大好きなヤツなんだ」

しずか「……え…」

アカネ「表の顔の時はいつもニコニコして天真爛漫、七賢者の中でも人気はある方だったんだけど……」

アカネ「ある事件がきっかけでね。学校でも裏の顔を見せるようになったの」

しずか「ある事件……?」
唯「12人の怒れる女」
227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 09:35:30.77 ID:8YPsjaGoP
アカネ「そう。三花と私とエリはバレー部なんだけど……」

アカネ「三花は運動神経も抜群で、一年の時からバレー部のエースだった」

アカネ「そして二年の夏、同期からも後輩からも支持されて部長になったの」

エリ「いいリーダーだったよ…。私よりずっとね」

アカネ「……だけどそれを快く思わない人もいたのよ」

アカネ「……………エリのファンクラブの人たち…。後はだいたい想像できるんじゃない?」

しずか「……まさか、佐伯さんに嫌がらせをしたとか……?」

エリ「……そう。当然三花のファンクラブの人たちも黙ってなかったけど……」

エリ「やっぱり四天王の一人と七武海の一人じゃファンクラブの人数にも差がある。三花は精神的に追い詰められていた…」

エリ「そしてある時、とうとう裏の顔が出てきてしまったんだよ……」

しずか「…………そ それで……どうなったんですか?」ゴクリ

アカネ「……エリのファンクラブの子を2人ほど病院送りにしたの。一方的に殴りつけてね」

しずか「……!!」
ゲーム音楽が好きで好きでたまらないのだが・・・
291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 09:38:05.56 ID:8YPsjaGoP
>>242
俺、ゲーム音楽オンリーのインストバンドやるのが夢だったんだ……


しかし圧倒的に技術が足りない
Black Magesとかやりてーよ
唯「12人の怒れる女」
228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 09:41:49.89 ID:8YPsjaGoP
アカネ「後から聞いた話では、現場はまるで地獄だったらしいわ…」

アカネ「笑い声と悲鳴……意識を失うまで殴られたファンクラブの子は退院したあと、学校をやめたらしいの…」

しずか「そんな……ひどい…」

エリ「……事件は公表はされなかったけど、もちろん一部の生徒には噂は広まった」

エリ「結局、三花は責任をとって部長を私に譲ったの……」

しずか「………わたし、知らなかったです…。佐伯さんにそんなことがあったなんて……」

アカネ「…三花は表の顔の時は全くの無害だけど、いつ本性を現すかは分からない。木下さんも十分気を付けてね」

しずか「は はい……」

エリ「…………ま そんな重い話しは終わりにするとして。ちょっと木下さんにお願いがあるんだけど……」

しずか「? なんですか?」

エリ「木下さんの例の能力を見せて貰いたいんだよ」

しずか「え、えっとそれは……あんまり人前で使いたくないんですけど……」

アカネ「それは大丈夫。エリに任せれば木下さんも能力を上手く制御できるようになるから」

しずか「そ そうなんですか?」

エリ「そーそー。遠慮なくやってみてよ」
澪「このペットボトルのお茶おしっこの臭いがする・・・」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 09:46:10.74 ID:8YPsjaGoP
>>29
それがいいんじゃないかムハァ
唯「12人の怒れる女」
229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 09:50:30.24 ID:8YPsjaGoP
しずか「じゃ、じゃあやってみます……」ムムムムム

エリ「………」

《ザザッ………こんな…ザ…感じなんですけど………ザザ…》

エリ「うおっ!頭の中で声がする!」

《これ以上……ザザ……強くすると…ザ…不安定になってしまって……ザザッ》

エリ「ふ〜ん……。なるほどね。もういいよ、木下さん」

しずか「………」

エリ「そうだね……。『思念操作(テレパシー)』ってカンジかな。どお?」

しずか「『思念操作(テレパシー)』………?」

エリ「それが木下さんの能力の名前。これで少しは制御できるようになったと思うよ」

しずか「そ それだけでいいんですか?」

エリ「うん。でも木下さんの場合、精度の高い『思念操作』をするにはこれだけじゃ駄目かもね」

アカネ「……『思念操作』はおそらく、あたしと同じ成長タイプね。練習すればそれだけ精度が上がるのよ」

エリ「アカネだって最初は『集注拡散(フォーカスレンズ)』を全然使いこなせてなかったけど、少し意識して練習するだけで飛躍的に性能が上がったし…」

エリ「まっ、無理してやる必要はないけどね」
「小鳥遊」←これ読めないやつはゆとり
230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 09:56:44.92 ID:8YPsjaGoP
わかんねぇ
俺ゆとりだったんだ
唯「12人の怒れる女」
230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 09:58:21.03 ID:8YPsjaGoP
しずか「…はい…ありがとうございました」

エリ「お礼なんていいって!むしろ私がお礼言いたいくらいだよ。こんなに良い能力なんて…」

しずか「え?」

エリ「いや、なんでもないよ。じゃあみなさん、今日はもう遅いし帰ろっか」

アカネ「そうね。木下さんは一人じゃ危ないから、途中まであたしが送っていくわ」

しずか「……ありがとうございます」

エリ「…よーしっ。帰ったら宿題やんなきゃな〜。そんじゃ、また明日ね〜」

しずか「…あの、明日は土曜日で休みなんですけど……」

エリ「ありっ?そうだっけ?」テヘッ

アカネ「…エリ、あんたも帰り道、気をつけなさいよ」

エリ「だいじょぶだって!じゃまた月曜ね〜」バイバーイ

アカネ「全く…じゃあ木下さんも行こっか」

しずか「は はい」

トコトコ

・・・・・・・・・・・・・・・・
唯「12人の怒れる女」
232 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 10:01:45.51 ID:8YPsjaGoP
【保健室】

律「……もう三花も帰っちゃったし、私らもそろそろ帰るか」

姫子「……田井中さん、ありがとね。わざわざ面倒見てもらっちゃって…」

律「いいってことよ!姫子ももう一人で大丈夫なんだろ?」

姫子「うん…」

澪「…まあ、さっきまで自分が何をしてたのか思い出せないっていうのはつらいと思うけど…」

律「……本当に何も思い出せないのか?」

姫子「……………ごめん」

澪(…あの時の姫子の面影は全くない。一体なんであんなことをしたのか…今となっては聞いても分からない)

律「……行くか。澪」

澪「ああ。姫子も気を付けてな」

姫子「ありがと。じゃあ、また月曜ね」

律「じゃあな」

ガラッ
唯「12人の怒れる女」
233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 10:06:25.81 ID:8YPsjaGoP
トコトコ

澪「…今日一日でたくさんあったな」

律「そうだな…。ま、明日明後日は休みだし、これでのんびりできるぜっ!」

澪「ちゃんと宿題はやっとけよ」

律「…………忘れてた…。めんどくせーなー」チラッ

澪「そんな目で私を見ても駄目だ。自分でやりなさい」

律「ちぇーっ。澪のけちんぼ」プクー

澪「まったく……あ そういえば」

律「? どったの?」

澪「和のこと、すっかり忘れてたな…。高橋さんはちゃんと解決してくれたんだろうか」

律「ああ、そういやそうだったな。よし、和んち寄ってこうぜ!」

澪「いや、今日はもう遅いし、明日にしよう」

律「え〜っ。行こうよ〜みお〜」

澪「わがまま言うなっ」ポカッ

律「ひでぶっ☆」
唯「12人の怒れる女」
236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 10:12:56.36 ID:8YPsjaGoP
・・・・・・・・・・・・・

テクテク

澪「………あ」

トコトコ

風子「あ……」

律「高橋さんじゃん!こんなところでなにやってんの?」

澪「ちょうどいいところに来た。和について聞きたかったんだけど」

風子「…二人いっぺんに話しかけないでくれる?」

澪「ご、ごめん…(相変わらず冷たい…)」

風子「…真鍋さんの家から帰る途中よ。あなたたち二人ともこっち方面だったのね」

律「ああ。私たちも帰りに和の家に寄ろうと思ってたんだけど…」

風子「こんな遅くに?田井中さんって非常識なのね」

律「うぐ…澪よりキツイ…」

澪「そ それで和はどうなったんだ!?」

風子「真鍋さんはもう大丈夫よ。ちゃんと服も着ているし、休みが明ければ学校にも来れるわ」
唯「12人の怒れる女」
237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 10:17:46.36 ID:8YPsjaGoP
澪「よ、よかった…。それにしてもどうやって能力を解除したんだ?」

風子「……あなたに言われた通り、瀧エリのところへ相談に行ったの」

風子「そしたら『根性でなんとかなる!』なんて言うから呆れたわ。あれで本当に四天王なのかしら」

澪「ああ…エリならそう言うかもしれないな……」

風子「ならなんでエリの所に行かせたのよ。時間の無駄だったわ」

澪「ご、ごめん……」

律「で、結局どうやって解決したんだ?」

風子「…………結局、根性でどうにかなったけど」

律「 」ズルッ

澪「え えっと、どういうことだ?」

風子「今日は帰ってすぐ真鍋さんの家に行って、真鍋さんと一緒にいたの」

律「……すっぽんぽんの和と一緒にか」

風子「……///」
唯「12人の怒れる女」
238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 10:24:03.06 ID:8YPsjaGoP
風子「そ、それでなんとか『凌辱の処女』を解除できないかどうか色々試していたら……」

律「いろいろ試すって、例えば?」

風子「それは…………だ 抱きついてみたり……///」

澪(どーしてそうなる!?)

風子「そ そんなことはどうでもいいの!で、一回本気で解除しようとしたら、なんでか知らないけど出来たのよ」

律「……なんつーか、私たちの心配を返してほしい」

風子「どういう意味よ」

澪「まあまあ…。とにかく、これで和のことは何も心配いらないんだな?」

風子「……そうね。もうこんなことが起きなければいいけど」

澪「本当だよ……」

風子「で、例の声の主は分かったの?ちゃんと調べてくれたんでしょうね」

律「もっちろん!っていうか今日の放課後いろいろあってだな……」
唯「12人の怒れる女」
239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 10:29:48.33 ID:8YPsjaGoP
・・・・・・・・・・・・・

風子「……………そう。そんなことが……」

澪「一応これで怪しい人の能力は全部把握したけど、まだ安心していられない……」

澪「高橋さんも、帰り道には十分気を付けてくれよ」

風子「……分かってるわ。あなたたちもね………じゃあ私はこれで」

律「おう。じゃーな」

澪「さよなら」

スタスタ

澪「……明日、和と会ったら全部話しておこう」

律「…そうだな。もしかしたら和のやつ、他に何か知ってるかもしれない…」

澪「なんでそう思うんだ?」

律「生徒会長だからな」

澪(………ああ、まあ、うん そうだな。確かに)
唯「12人の怒れる女」
240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 10:36:07.42 ID:8YPsjaGoP
【翌日】

澪「ということで和の家に来たわけだけど…」

律「風情があっていい家ですなー!ちなみに私は初めてでっす!」

律「なんというか、汲み取り式のトイレとかありそうだよなーこの家」

澪「ばかっ!思ってもそういうことは言うな!」ボカッ☆

律「すいましぇん……」

ピンポーン

澪「ごめんください………」

律「和さんいますかー!?」

タタタ

和「あら二人とも、いらっしゃい。あがっていいわよ」

律「おじゃましまーす!」ドスドス

澪「(相変わらず遠慮のないやつ…)おじゃまします」

唯「12人の怒れる女」
241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 10:40:00.70 ID:8YPsjaGoP
律「おおっ。和の部屋も風情があっていいですなー」

和「貧乏くさいって言いたいならそう言いなさいよ」

律「いや、別にそんなわけじゃ……ってあれ?そこにいるのは…」

澪「2年の時遊びに来て以来だな……って木下さん!?」

しずか「あ どうも………おじゃましてます」

律「いえいえこちらこそ…じゃなくって、なんでここに?あれ?二人とも友達だったっけ?」

和「友達じゃなきゃ呼んじゃいけないの?」

律(私って普段こんな扱いだったっけ!?なんか嫌われてない!?)ショボーン

和「何しょげくれてるのよ。木下さんが話がしたいからって家に来てくれただけよ」

澪「話…………?」

しずか「その……高橋さんのこと、謝ろうと思って…」

澪(な なんて良い子なんだ!可愛すぎる!)キュン
唯「12人の怒れる女」
242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 10:45:10.54 ID:8YPsjaGoP
和「なんだか私が休んでいた間、いろいろあったみたいね。木下さんから聞いたわ」

律「なにー!しずか、もちろん私の美しい逆転劇はドラマティックに語ったんだろうな!?」

しずか「え?えーっと……」

和「姫子に襲われて能力に目覚めたってやつ?ありきたりすぎて何の面白みもないわ」

律(どんだけドSなの!?私泣いちゃうよ!?)ウルウル

和「冗談よ冗談。少し見直したわ、律」

律「ほんとか!?」

和「あとはけいおん部の部長らしく、書類の提出期限を守ってくれたら言うことはないんだけど」

律「ごめんなひゃい……」

澪「………ところで和、どこまで聞いたんだ?」

和「木下さんが知ってることはほとんど教えてもらったわ。あなたたちのこととか、佐伯三花のこととか…」

澪「じゃあ、エリやアカネの事も知ってるんだな?」

和「そうね。だいたい知ってるわ」

澪「……この世界、3年2組の世界がどうやって構成されているかも?」

和「…断片的にだけど知ってるわ……」
スカイプを興味本意で買ったら大変な事になった
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 10:49:52.47 ID:8YPsjaGoP
そういや俺もスカイプ買ったわー
頭に巻いて使ってるんだがすげー不便
もっといいスカイプないん?
ゲーム音楽が好きで好きでたまらないのだが・・・
293 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 10:59:56.96 ID:8YPsjaGoP
アコギとか生音っぽい曲がほしい
エスコンZEROとか
http://www.youtube.com/watch?v=SQsWpcwvmI0&feature=related
ぐるみんの悲しき蒼穹を翔けるとか
http://www.youtube.com/watch?v=sIgkWDiQCdM

あとブラス系でさわやかな曲とか…ないかね
http://www.youtube.com/watch?v=Vy1rmXSvHjA&feature=related
唯「12人の怒れる女」
244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 11:01:43.20 ID:8YPsjaGoP
律「そっか……でも七賢者のほとんどの能力は既に分かってるし、危険人物も抑えた…」

律「もう3年2組に事件が起こることなんてないんじゃないか?」

和「それはどうかしら……。でも、確かに佐伯さんと姫子の脅威を知った今、対策は可能ね」

しずか「………姫子さんは、やっぱりまだ警戒するべきなんでしょうか…」

和「それは仕方ないわ。素性だってまだ曖昧なわけだし…」

澪「…高橋さんはどうなんだ?」

和「あの子とは昨日しっかり話し合って、もう能力を使わないって約束したわ」

和「……風子の能力は純粋に危害しか加えないもの…封印するのが一番よ」

澪「そうか……でも、姫子がいる以上、また操られる可能性もある。大丈夫なのか?」

和「……実はそのことについて、あなたたちに伝えたいことがあるの」

律「?」
唯「12人の怒れる女」
245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 11:08:23.69 ID:8YPsjaGoP
和「いい?みんな今まで、特に疑問にも思わなかっただろう異能の力……なんとなく分かってきたわ」

澪(いや、だいぶ疑問に思ってるんじゃないだろうか…。私だけ?)

律「何が分かったんだ?」

和「…能力の強さについて。私が正気に戻ったのも、風子の能力が強くなったからなのよ」

澪「能力の強さ……?」

和「そう。人は場合によって、能力が強くなったり、逆に弱くなったりする。その原因が分かったの」

和「…能力の強さ…それは、能力を使う人の"精神力"で決まるわ」

しずか「……精神力…」

和「例えば昨日、風子は私を元に戻そうと必死になってくれた…。最後には泣きながら私に謝り続けていたわ」

和「そして自分の『凌辱の処女』が本当に憎いと言った……。もう絶対に使わないと…」

和「その意志の強さが、逆にあの子の能力を強くした。精神力でもって私の状態を直してくれたのよ」

和「だから風子はもう他人に操られて能力を暴走させることもないでしょう。これからはちゃんと制御できると思うわ」

澪(……高橋さん、昨日は平気そうな顔で毒づいてたのに…そんなことがあったのか…
唯「12人の怒れる女」
247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 11:14:16.35 ID:8YPsjaGoP
和「でも、姫子の精神力が風子のそれを上回っていたら分からないわ」

律「……ようするに気合の勝負ってことか」

澪「律は得意そうだよな、こういうの」

律「まーね!私にかかればどんな苦行だって根性で耐えきれるわい!」ワッハッハ

和「……それは頼もしいわね。でも、精神力があまり関係ない能力だってある」

澪「私たちみたいな能力の場合だな……」

和「理解が早いわね。澪と律は単純に長所を伸ばす、抑えるというだけで、精神力によって大幅に強化されることは少ないわ」

しずか「わ、わたしの場合は……?」

和「木下さんの『思念操作(テレパシー)』は精神力も関係してくるけど、それ以上に訓練ね」

律「いつのまにしずかの能力に名前がついたんだ?」

しずか「昨日、帰りにエリさんたちに会って…その時に……」

澪「そうだったのか…」
唯「12人の怒れる女」
248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 11:19:30.22 ID:8YPsjaGoP
律「……あれ?そういえば和の能力ってまだ私たち知らないぞ?」

和「あら、まだ知らなかったの?」

律「だって教えてくれなかったじゃん」

和「それもそうね。いいわ、良い機会だから教えてあげる」

和「私の能力は『真眼(マッド・アイ)』というの」

澪「『真眼』………」

律「ってちょっと待てよ…?何で既に名前が決まってるんだ?」

和「私だって伊達に生徒会長やってないわ。四天王のエリとのコンタクトだって業務の一環よ」

澪「そ、それじゃ春菜やいちごにも?」

和「残念ながらあの二人は何も話してくれなかったわ。エリもそんなに多くは語らなかったけどね」

律「それでエリに名前を付けてもらったのか…」

和「そう。私の『真眼』は説明するとちょっと長くなるけど、いい?」

澪「別にかまわないよ。難しい話だと律がついてこれないかもしれないけど」
唯「12人の怒れる女」
249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 11:25:49.83 ID:8YPsjaGoP
和「…まあいいわ。『真眼』はね、ものすごく目が良くなる能力なのよ」

律「………………じゃあその眼鏡は、伊達なのか?」

和「違うわ。この眼鏡は伊達でも無く、視力を矯正するためのものでも無い……」

和「いうなれば拘束具ね」

澪「拘束具……?」

和「私の能力は常時発動型なの。つまりずっと目が良いままなのよ」

澪「目が良いって、視力でいうとどのくらいなんだ?」

和「さあ…計ったことないから分からないけど、本気を出せば澪の皮膚の細胞ひとつひとつが鮮明に見えるくらいね」

澪「………」ゾクッ

和「それで、あんまりにも見えてしまうものだから頭が疲れるのよ。情報量が多すぎてね」

和「そのためにあえてこの眼鏡で視力を落としているの。でもそれだけじゃないわ」

律「他にも何かあるのか?」

和「ええ。『真眼』は最強の感知タイプ…光以外にもいろいろなものを見ることができる」
唯「12人の怒れる女」
250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 11:27:53.62 ID:8YPsjaGoP
律(自分で最強って言っちゃったよ)

和「例えば澪、今日のパンツ何色?」

澪「ばっ…///そ そんなの教えられるわけないだろ!」

和「……なんて変態な台詞いわなくても、私には見えるの。いわゆる透視ね」

律「すげぇ!ちなみに何色なんだ?」

和「えっとね……」スチャ

澪「み 見るなーっ!」

和「……いつもどおりの縞パンね」

律「澪〜。ちょっとはセクシーな下着を期待したのにな〜」

澪「うるさい!」ボカッ☆

律「…………透視以外には?」ヒリヒリ

和「360度全方位を見れたり、相手の弱点が見えたり……ね。これらは1段階ランクが上の力よ」

澪「ランク?」

和「今言った力は常時発動しているわけじゃないの。意識して切り替える必要があるわ。その分情報の処理レベルが上がるけど」
初めて買ったゲームソフト書いていけ
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 11:30:03.41 ID:8YPsjaGoP
ヨッシーのたまごだったかなぁ
クリスマスプレゼントにごつい初代GBと一緒に買ってもらった

案の定カーチャンが一番ハマってたが
唯「12人の怒れる女」
251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 11:31:04.49 ID:8YPsjaGoP
律「……じゃあもっと上のランクがあるのか?」

和「そうね…。次の段階だと、相手が次にどう動くのかが見えるわ。これがレベル2」

和「レベル3になると過去の出来事を見ることができる…」

澪「す すごいな……」

和「まあね。だけど過去を見るって言っても、細かい所とかずっと前の出来事は見えないわ」

律「それで、レべル4は何なんだ?」

和「………レベル4は"真実"を見ることができる。これが『真眼』の真骨頂よ。私は一回しか使ったことないけど」

澪「真実を見るって……抽象的で良く分からないな」

和「簡単な使い道としては、ウソ発見機ね。ウソをついてるかどうか分かるし、ついでに本音も見える」

和「ただ、今の私にはレベル3までで精いっぱいね。頭が追いつかないもの」

律「いや…充分すごい…。それにしてもそんなに細かく能力を使い分けられるとはな…」

和「何も最初から使えたわけじゃないわ。訓練したのよ。成長タイプの能力ってわけ」

しずか「……私の『思念操作』も、成長タイプなの…?」

和「…たぶんそうだと思うわ。話を聞いた限りだと、まだまだって感じね」
唯「12人の怒れる女」
252 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 11:35:17.92 ID:8YPsjaGoP
しずか「………ど どうやったら能力を使いこなせるように……?」

和「……イメージとひらめき、後は精神力ね。木下さんの『思念操作』、上手く使えるようになりたい?」

しずか「……うん。また誰かに利用されるのは嫌だし、みんなの役に立ちたい…」

和「そう…。実は私も木下さんの能力、気になってたのよ」

律「なにがだ?」

和「私の『真眼』は見ることはできても誰かに何かをするわけじゃない。私自身しか得しないのよ」

和「だけど木下さんが相手に何かを伝える能力なら、もしかしたら相性がいいかもって思っただけ」

澪「なるほど……」

律「………なあ、さっきも言ったけど、もう3年2組は危険じゃないだろ?そこまでする必要あるのか?」

和「何かあってからじゃ遅いわ。用心するに越したことはないのよ」

律「そうかなぁ……」

唯「12人の怒れる女」
253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 11:38:06.38 ID:8YPsjaGoP
澪「木下さんはどうするんだ?」

しずか「…能力をパワーアップ出来るなら、練習してみる価値はあると思う……」

和「じゃあ決定ね。木下さんはこの休みは私と特訓しましょう」

しずか「は はいっ」

和「澪たちは……特に何もする必要はないかしら」

律「いーや。私たちも準備するものがある!」

澪「なんだよ」

律「私たちの能力も自分自身よく分かってない部分があるだろ?確かめなきゃ」

澪「……確かめるって…コントロールが利かなくなったらどうするんだ?」

律「大丈夫だって!なんとかなるさ!」

澪「………そもそもどうやって確かめるんだよ」

律「それはだな……どっか適当な人を実験台にー…」

澪「駄目にきまってるだろ!」ゴチン

律「ですよねー☆」
まどかが神アニメ過ぎる件
639 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 11:40:17.72 ID:8YPsjaGoP
プリキュアの方がやばい
戦闘シーン気合はいりすぎ

ハトプリ第一話とサンシャインの回しか見てないけど
今週の回は面白かった
唯「12人の怒れる女」
254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 11:41:13.01 ID:8YPsjaGoP
・・・・・・・・・・・・

澪「…おじゃましたな、和。また月曜日に会おう」

律「じゃーな!しずかもがんばれよ!」

しずか「あ ありがとう…」

和「あなたたちもね」

バタン

スタスタ

澪「……これからどうする?」

律「う〜〜ん……とりあえず…遊ぶか!」

澪「まあいいけど……」

律「じゃー今から唯んち行こうぜ!ムギも誘ってさ!」

キャッキャッ

澪(……ほんと能天気だよな)ヤレヤレ
噴火くるーーーーーーーーーーー /^o^\
538 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 11:53:30.36 ID:8YPsjaGoP
フッジサーン
友達が何かあるたびに2ちゃんに晒すぞとか脅してくる
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 11:54:38.30 ID:8YPsjaGoP
晒すなよ!絶対に晒すなよ!
唯「あはは〜!ブリーチっておもしろ〜い」
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 11:58:23.28 ID:8YPsjaGoP
信代は大前田的ポジ
「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 12:02:33.85 ID:8YPsjaGoP
ふむ
小「任天堂に入りたい!」→中高「ゲーム会社とかガキ乙w」→大「」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 12:08:43.11 ID:8YPsjaGoP
4,5年前だったかのとある茨城大学のパンフレットに
卒業した人の進路で任天堂があってたまげた

こんなCランから任天堂とな…?
デバッガーでもやるのか?
唯「12人の怒れる女」
257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 12:15:53.48 ID:8YPsjaGoP
【同時刻 某喫茶店】

いちご「…………………」

春菜「悪いわね、休みなのに呼びだしちゃって」

いちご「………別にいいけど」

春菜「そう…。それで昨日の一連の事件なんだけど…」

いちご「……例のあの人も異変を感じている可能性がある」

春菜「…それはあなたのせいもあるけどね、いちご。三花を眠らせたまま放置したでしょ」

いちご「…………そういえば、忘れてた」

春菜「そういうところもまた可愛いんだけどね」フフッ

いちご「……気持ち悪い」

春菜「…ごめんなさい、話が逸れたわ。一応これでほぼ全員の能力が割れたわけだけど…」

いちご「………それを伝えに?」

春菜「それだけじゃないわ。まずは今分かっていることを整理しましょう」
唯「12人の怒れる女」
258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 12:40:13.80 ID:8YPsjaGoP
いちご「………紙とペン………用意いいのね」

春菜「見ている人にも分かりやすいようにわざわざ用意したのよ…」カキカキ

春菜「…こんなかんじね」

若王子いちご…固体値判定(ジャッジ)
岡田春菜…???
秋山澪…???
瀧エリ…能力解放(スキルパニッシャー)

立花姫子…服従の円舞曲(マインド・コントロール)
佐藤アカネ…集注拡散(フォーカスレンズ)
木下しずか…思念操作(テレパシー)
真鍋和…真眼(マッド・アイ)
高橋風子…凌辱の処女(レイパー)
田井中律…???
佐伯三花…完全変態(トランスフォーミング)

いちご「…………見づらい」

春菜「仕方ないわ。書き溜めているときのメモをそのままコピペしただけだから」

いちご「…………」

春菜「…いちごには各能力の説明をしておくわね…」
唯「12人の怒れる女」
259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 12:41:23.10 ID:8YPsjaGoP
・・・・・・・・・・・・

いちご「……おおよそ分かった」

春菜「ま、秋山さんと田井中さんの能力はもう少ししたらエリが名前を付けてくれるでしょう」

いちご「………春菜の能力は?」

春菜「…今更隠す必要もないかもしれないわね…。言っちゃおうかしら」

いちご「……………別に良いんじゃない」

春菜「私の能力は『観察者(フシアナサン・シンドローム)』。画面越しにこの世界を見ることができるの」

いちご「………………」

春菜「…やめましょう。思った以上に恥ずかしいわ」

いちご「………そんなことない」プ

春菜「………顔が笑ってるわよ」

いちご「………そんなことない」キリッ

春菜「……まあいいわ。で、大事なのは今後私たちがどうすべきか。それを話したいの」
いちご100%のストーリーはほとんど覚えてないのに
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 12:54:02.99 ID:8YPsjaGoP
俺が中学3年の時だったんだけどさぁ
学校帰りにイトーヨーカドーの本売り場でジャンプ立ち読みしてたのよ
そんでいつも通りいちご100%も読んでたわけだ

そしたらいきなり小学生2人が後ろから覗き込んできただよ。両脇からぐいっと。
で、ほうほう…みたいな面持ちで読んだ後、くるっと俺の方を向いてニヤけるわけ

当時はいちご100%読むのは恥ずかしかった年頃だから、とっさに本を閉じる俺
そこでガキがここぞとばかりに「うわーエロいの読んでるー」っていいながら逃げてくんだよ

なんかジャイアンとスネ夫みたいなやつらだった
誰だよ

唯「12人の怒れる女」
260 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 12:56:42.11 ID:8YPsjaGoP
いちご「………別に。いままで通りでいいんじゃない」

春菜「いちごはそれでいいかも知れないけど、他の生徒たちはどうなるのよ」

いちご「………私と、例のあの人がいる限り問題ない」

春菜「……この際だからはっきり言っておくけど、もう3年2組のパワーバランスは完全に崩壊してるのよ」

いちご「……………だから?」

春菜「いちごの力を持ってしても抑えられない事件が起こり得るってこと」

いちご「……それでも、例のあの人ひとりで充分ことは足りるはず」

春菜「…確かにそうかもしれないわ。でもほら、あの人も少し鈍いところ、あるでしょ?」

いちご「……………」

春菜「べ、別にあの人を侮辱しているわけじゃないわよ。ただ……」

いちご「……分かってる」

春菜「………まあ、頼りになるのはいちご、あなただけなんだからね。何かあった時は頼むわよ」

いちご「…………分かってる」
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