- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 04:45:30.01 ID:rxsewvk7O - 野明「頭の中がごちゃごちゃして全然思い浮かばない!!!!!」
遊馬「なんとかひねり出せ!」 野明「そんな無茶な事言わないでよ遊馬ぁ!!」 子供「ヒーローがなかまわれwwwww」 子供「さすがは落ちこぼれwwwwwwwwww」 大きなお友達「第二小隊は芝居もロクに出来ないwwwwwww」 太田「泉いい!!」 野明「ぐぐぐぐ………!」 野明(落ち着け野明…このままだと子供にバカにされっぱなしだぞぉ……) 野明(マズは落ち着いて…それから……) 野明(そうだ。南雲隊長みたいに役に集中すれば…) 野明(集中…集中…集中……) 野明「………」ぐっ
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 04:47:09.49 ID:rxsewvk7O - 南雲隊長「あっははははははははははははははは!!!!」
南雲隊長「どうした!掛かってこないのかパトレンジャー!!我々に恐れを為したか!?」 野明「そんなこと……あるもんか!!」 野明「正義の名のもとに、お前達犯罪者を逮捕する!覚悟しろ!!」 野明(よ、よし…なんとか恥を捨てたら…セリフが……) 遊馬「……ああ、えーっと……お前達の悪事は…今日で終いにしてやる!!俺達の力をなめるなよ!!!」 太田「し、篠原ぁ!!そこは俺のセリフっ…!!」 遊馬「いいじゃねーかよ。一言くらい。ケチ臭いぞw」 太田「こ…こいつ!!!!」 山崎「ちょ、ちょっとお二人とも…子供達が見てますから……」 遊馬「正義の警察官が子供が見てる前で仲間を殴っちゃうのかなぁ〜?」 太田「ぐぬぬぬぬ……!」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 04:53:10.31 ID:rxsewvk7O - 進士「さ…さあ、降伏しませんか?今ならごめんなさいするくらいで済まされるかもしれませんよ?」
南雲隊長「うるさい!我々の邪魔はさせぬ!!!」 南雲隊長「やれ!!!」 第一小隊員A「りょ、了解!」 野明(こ…ここまでは上手く乗りきったけど……) 山崎(ここから先、リハーサル……出来ませんでしたからね……) 進士(ここからは格闘シーン…確か柔道でしたよね?…空気を読みながら…ですかね……) 遊馬(手合わせをしてもらったこともあるわけだしな。ここも適当に……) 太田「悪は駆逐するまでだああああああああああ!!!!!ウオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」 野明「って、お……太田さん!?」 遊馬「ば、バカ!太田!!無計画に…んないきなり突っ込んでいったら……!!」 太田「覚悟しろおおおおおおおおおおおおおお!犯罪者ぁあああああああああ!!!!!!」 太田「パトグリーンキイイイイイイイイイイイック!!!!!!!!!!」 進士「って…な、なんか」 山崎「なりきっちゃってますよ……正義の味方に……」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 04:54:16.75 ID:rxsewvk7O - 南雲隊長「!」
太田「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」 ガスッ!!!!!! 太田「んふっ!?」 南雲隊長「……あっ」 子供「グリーンよええええええwwww」 子供「女にやられてやんのwwwww」 子供「パトレンジャーよえーwwwwwwww」 太田「 」 後藤隊長「…こりゃ確実に急所に入ってるわ」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 04:58:51.66 ID:rxsewvk7O - 進士「ってそんなこんなしてる間に随分時間、押しちゃってますよ」
野明「ど、どうしよう…!」 遊馬「ど、どうするも…こうするも…」 遊馬「………」 遊馬「こうなったら…飛ばすしかないだろう」 野明「と、飛ばすって遊馬ぁ…!」 遊馬「一応格闘もしたしな、十分だろう。さっさとデモ戦を始めなきゃならん。デモ戦あってのヒーローショーなんだし。」 野明「でもどうやって…」 遊馬「そこは…」 野明「そこは?」 遊馬「…南雲さん達に空気を読んで貰おう」 野明「だからどうやって」 遊馬「そこはアレだ…知恵と勇気で……」 野明「ち、知恵と勇気って…」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 04:59:57.83 ID:rxsewvk7O - 南雲隊長「…どうした作戦会議か?ふふっ…勝てないという結論でもでたか?」
子供「だめだ…おしまいだ…」 子供「パトレンジャーはよわいし…たよりにならないし…」 子供「ダイイチショータイにせんのうされちゃうんだわ…わたしたち……」 後藤隊長「子供達、本気で怖がってますよぉ〜しのぶさんのこと」ニヤニヤ 南雲隊長「…あなたも少しは怖がったら?」 後藤隊長「怖いですよぉ、特にこの後がすごく」 南雲隊長「そうは見えないけど。寧ろ楽しそうよ」 後藤隊長「俺、演技の才能がないんだなぁ…きっと」 南雲隊長「……よく言うわ」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:01:30.01 ID:rxsewvk7O - 南雲隊長「パトレンジャー!我々に屈するか!!膝をつき、我に忠誠を誓うなら命だけは助けてやるぞ?」
野明「え……えっと……」 野明「私達は警察官だ!子供達が見ている前で…例え敵であっても人を殴るのは…あんまり良くないことだ!!」 子供「さっきグリーン、南雲隊長に殴りかかってたじゃーん!!」 遊馬「あ、あれは洗脳だ!そうだ、グリーンは南雲隊長に洗脳されて警察官にあるまじき行為をだな……」 子供「ええー」 子供「なんか後付けっぽーい」 野明「と、とにかく殴り合いはいけない!!」 野明「だから、パイソンとイングラムで勝負だ!イングラムが勝てば、隊長とグリーンは返してもらうぞ!!」 子供「レイバーどうしのなぐりあいはいいのかよー」 子供「素手でかてないからってレイバーにたよるなよ」 子供「よけいにかねがかかるじゃーん」 子供「かねくいむし!!」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:03:09.46 ID:rxsewvk7O - 南雲隊長「………」
野明「………」ゴクリ 遊馬「………」ゴクリ 南雲隊長「……」 南雲隊長「面白い…よかろう!その勝負受けた!!イングラムをボロボロにしてやれ!!!!!!」 南雲隊長「今日こそパトレンジャーの息の根を止めてやるのだ!!!!!!」 南雲隊長「あっはははははははははははは!!!!!!」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:04:26.47 ID:rxsewvk7O - ―――――
子供「なあなあ、どうだったよ」 子供「まあまあだな…でも南雲隊長がこわかった……」 子供「パトレンジャーにたおせると思えないんだよな…」 子供「ぼくたち…どうなっちゃうのかなぁ……」 子供「あれ、でもわたしは南雲隊長…すきかも……」 子供「あのとき、パトレンジャーをたおせたかもしれないのに…わざわざパトレンジャーにチャンスをあげたのよ」 子供「てきにしおをおくる……ってやつか……」 大きなお友達A「あのババア…なかなかイキだよな……」 子供達「……」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:04:45.14 ID:rxsewvk7O - おタケおねえさん「それではよいこのみんな、よく聞いてね。」
おタケおねえさん「これから第二小隊ことパトレンジャーのイングラムとダイイチショータイこと第一小隊のパイソンが戦うわ。」 おタケおねえさん「ちょっと準備があるから、その間、おねえさんとパトレンジャーへの応援を練習しましょうね!」 子供達「はーい!」 大きなお友達「はああああああああああああい!!!!!」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:08:23.61 ID:rxsewvk7O - ――――
後藤隊長「……と、いうワケで、熊耳が適当に時間を稼いでくれることになったが、それでも持って10分ってとこだから、準備はなるたけ、早めによろしくね。」 野明「了解!」 太田「隊長!どうして搭乗するのが泉なのですかァァ!!」 後藤隊長「お前の2号機は修理中だろうが」 太田「ディスクなら…!」 後藤隊長「あんまり無茶言うもんじゃないぞ太田ぁ〜…」 後藤隊長「それにお前今、敵に洗脳されて捕まっちゃってるって設定なんだからさぁ、戦えんだろう?」 太田「…ぐううううう!!!!!」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:10:06.08 ID:rxsewvk7O - 南雲隊長「………」
後藤隊長「あの、しのぶさ〜ん……怒ってる?」 後藤隊長「あれは、わざとじゃなくてね?しのぶさんの衣装にさぁ……」 南雲隊長「……言い訳は終わった後、じっくり聞くわ。」 後藤隊長「ああ…そう……」 南雲隊長「五味丘」 五味丘「はっ……はい」 南雲隊長「いいか。絶対に手を抜くな。勝つつもりで行け。」 五味丘「し…しかし……」 南雲隊長「勝ったときは勝ったときだ。…ねぇ、後藤さん?」 後藤隊長「……やっぱり怒ってますよね?しのぶさん」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:12:34.85 ID:rxsewvk7O - 同時刻・同交通安全フェスティバル会場内
男A「で、潜入したのはいいものの」 男A「…下町のイベントを滅茶苦茶に…ってどうなんだよ」 男B「それがさ、ただのイベントじゃないらしいんだよ」 男B「警察が協力してるとかなんとか」 男A「マジでか!!!!」 男B「防衛軍に入ってまだ1ヶ月なのにこんな大役を……胸が熱くなるな」 男B「…これからこのイベントをメチャクチャにしてやる!」 男A「一度は没落した『地球防衛軍』の名を再び、この世に広く知らしめる事が出来ると同時にだ」 男A「警察の信頼を貶めることも出来る!!」 男A「そして街は恐怖に包まれる!!!!!」 男B「しかし警備が適当にも程があるぜ」 男B「この豊作くんを違法改造した『豊作くんプロ』をこんなにも簡単に会場内に持ち込めちまう…なんてなぁ!」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:13:48.82 ID:rxsewvk7O - 男A「……」
男B「どうしたよ急に静かになって」 男A「い…いや…やっぱ止めない?」 男B「何を今更…」 男A「何が悲しくて男二人、クリスマスにこんなことしなきゃならないんだよ」 男B「これも任務だろ!ボス直々の!」 男A「でもさ、俺達が豊作くん乗り回してる間にイケメンは豊乳ちゃんを乗り回しt…」 男B「言うな!皆まで言うな!」 男B「いいか?これは警察だけじゃない!社会への復讐なんだよ。」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:14:28.43 ID:rxsewvk7O - 男B「当然…今回のテロが上手く行けば、幸せなクリスマスを送る連中を震え上がらせる事が出来る」
男B「見ろ…あの純真そうな子供…家族連れ、あの煽りに来てるカップル……ムカつくだろ?」 男A「ムカつく!」 男B「あいつらを恐怖のズンドコに落とせるんだぜ……」 男A「恐怖の…クリスマス…」 男B「そうだ!二度と楽しいクリスマスを送れないようにしてやろう」 男A「だけど…そんなことをしたって俺達は幸せになれないぞ…」 男B「だが、他人の幸せは奪える!!!!!」 男A「!」 男A・B「ふっ……ふふふふふふふふふ……!!!!!!!!!!!!」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:17:49.54 ID:rxsewvk7O - おタケおねえさん「せーの」
子供「頑張れ!頑張れ!パトレンジャーあああああああ!!頑張れ!頑張れ!イングラムうううううううう!!!!!」 おタケおねえさん「もっと大きな声で〜!」 子供「……もうこれ以上でないよぉ」 子供「喉いたぁい……」 子供「レイバーはまだかよー!!」 おタケおねえさん「も、もうちょっと待っててね…」 ガラッ 熊耳「まだかしら?…こちらもそろそろ限界よ」 遊馬「野明ぁー!だから着替える時間なんてないって言っただろうがぁ!」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:18:13.37 ID:rxsewvk7O - 野明「で、でも何だか…この衣装だとお尻が滑って…せめてズボンだけでもぉ……」
太田「ですから隊長おおおおおお!外からでは乗っとる人間は分からんのですから、自分にぃぃぃぃ……!!!!」 後藤「と、言われてもなぁ…お前に行かせると、あんまり教育上よろしくなさそうというか……」 進士「………」 太田「なああああああんだとおおおおおおおお!?」ガバッ 進士「ちょ、ちょっと太田さぁぁぁん!僕はまだ何にも……」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:18:31.93 ID:rxsewvk7O -
太田「『まだ』ってことは何か言うつもりだったんだろおおおおおおおお!?」 進士「そんな、当たりどころがないからって、いちゃもんも……」 山崎「あ…あの……僕は何か手伝えることは……」おろおろ 南雲隊長「……」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:18:55.96 ID:rxsewvk7O - おタケおねえさん「おまたせしました」
おタケおねえさん「パイソンとイングラムのバトルが始まるみたいよ」 おタケおねえさん「危ないのでこのロープの外からは出ないようにお願いします。」 子供「はーい!!」 大きなお友達「はああああああああああああい!!!!!!」 ガシン!ガシン! パイソン「………」 子供「うわあああああああああああああああ!!!!!!ダイイチショータイのパイソンだぞ……」 子供「なんか暗い色でこわぁい!悪のレイバーね…!!!!!!」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:19:52.62 ID:rxsewvk7O - 子供「私達…悪のレイバー戦士にされて、あれにのせられちゃうのかなぁ……」
パイソン「………」 ガシーン… 後藤隊長「いやぁ、映えるねぇ。お宅のパイソンはぁ。」 南雲隊長「…どうもありがとう。」 子供「みろよ!南雲隊長が来たぞ!」 大きなお友達「うひょwwwwwww太ももwwwwwwwwwwwwww」 子供「うえええええええええん!!!!!ままあ、こわいよおおおおおおお!!!!!!!」 大きなお友達「ババア!結婚してくれ!!!!!!!!!!!!」 子供「あくまだ!!あくまのおんなだ!!!!!!」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:20:17.28 ID:rxsewvk7O - 南雲隊長「………」
後藤隊長「あ、あの…しのぶさん?この借りはいずれ……」 南雲隊長「………」 ぎゅうううううううううう 後藤隊長「ぜ…精神でぎに゛……………」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:24:10.37 ID:rxsewvk7O - 野明「……結局、着替えられなかったなぁ」
野明「うーん…なんかツルツルしてやりにくいし……」 ガシン!ガシン! 子供「うおおおおおおおおお!!!!!!」 子供「イングラムだ!イングラムだ!!!!」 野明「あんなに子供達がアルフォンスを見てよろこんでくれてる……」 野明「…へへっ」 子供「かねくいむしだ!!!!!」 子供「ウドの大木だ!!!!!!」 子供「見かけ倒しだ!!!!!!」 野明「な……なな……!」 野明「ひ、酷いっ!私のアルフォンスになんてことぉ……」グググググ…
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:24:36.16 ID:rxsewvk7O - 遊馬「の、野明!落ち着けー!!」
太田「あのガキ共!今すぐ根性叩き直してくれるわあああああああああああ!!!!!!」ジタバタ 山崎「お、太田さん…あんまり動かないで下さい……」ガシッ 太田「放せええええええええええええええええ!!!!!!」グググググ… 進士「……2号機が修理中で助かったような」 太田「何だと進士いいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!?」 山崎「お、太田さぁん……!」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:25:10.53 ID:rxsewvk7O - 野明「えっと……この後の台詞は……」
野明「そ、そうだ……か、覚悟しろ!ダイイチショータイ!!」 野明「お前のやっていることは…許されないことなんだぞ!!!」 南雲隊長「ふん!口の聞き方に気をつけるんだなパトレッド!!」 南雲隊長「覚悟するのはお前達の方だ!!」 南雲隊長「やれ!パイソン」ニヤッ 子供「うわああああああああ!!こっちみたああああああああああああ!!!!!!」 子供「ニヤッって笑ったああああ!!!!!!こわいよおおおおおおおお!!!!!!」 南雲隊長「………」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:25:49.88 ID:rxsewvk7O - 遊馬「お、俺達の…」
山崎「せ……せいぎのこころを……」ボソボソ 進士「あなたとイングラムに……」 太田「あ……預けるぞ…」 野明「い、行くぞアルフォンス!疾風のごとくー!!」 南雲隊長「容赦はするなパイソン!!!二度と光を見れぬようにしてやれ!!!」 ガシン!ガシン!ガシン! 大きなお友達「うわあああああああああああああああ!?」 一同「!?」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:28:06.96 ID:rxsewvk7O - ガシャーン!ガシャーン!!
男A「ぐっへへへへへへへ!!!!!!俺たちゃ地球防衛軍だあああああ!!!!!!」 ガシャアアアアン!!! 男B「壊してやるぞ!!ぶっ壊してやるぞ!!覚悟しろおおおお!!!!!!」 子供「きゃああああああああ!!!!」 子供「あっちからも変なレイバーが出てきたぞ!!!!!!」 南雲隊長「な、何事!?」 警備員A「大変です!大変です!」 後藤隊長「一体どうしたってのよアレは……」 警備員B「それがですね…その……テロリストがどうも会場内に潜入してたらしくて…」 警備員C「暴れまわっとるんですわ!!」 後藤隊長「潜入って、…あんな『いかにも』なレイバー持ち込んどるワケなんだからさ、わかるでしょう普通」 警備員A「でも、『特車二課整備班』って言われたら…なぁ?」 警備員B「通しちゃうよなぁ……?」 警備員C「違法改造のレイバーの一つや二つ、作ってそうなもんだよなぁw」 整備員A「お……俺達まで」 整備員B「そんな目で見られてたのか……」 シバ「うがああああああああああああああああああ!!!!!!」 整備員A「ちょ、ちょっとシゲさん落ち着いてくださいってえ!!!!」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 05:30:39.52 ID:rxsewvk7O - ごめんなさい。寝ます。おやすみなさい。
ちなみに香貫花はでないです。
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 12:04:33.27 ID:rxsewvk7O - ただいま!
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 12:15:23.10 ID:rxsewvk7O - 男A「叫び狂え!!!!」
男B「革命には犠牲はつき物なのだ!!愚民どもよ、喜びながら血を流すがよい!!!!!!!!!」 子供「うわああああああ!!!!!!」 後藤隊長「いやぁ…しかし、ありゃ、まるで特撮の悪役だなぁ〜…」 遊馬「隊長!そんな暢気な事言ってないで、早く観客を避難させないと…」 後藤隊長「って言ったって…、逃げ場なんて今更どこにも無いでしょうに…」 遊馬「……あっ」 南雲隊長「逃げ惑ってパニックが起きるよりか、このまま一ヶ所に集めて置いた方が良いわ。」 遊馬「でもそんな…いくらなんでもそりゃ……」 後藤隊長「そりゃあ、危なっかしいだろうけどさ、危なっかしいのはいつものことだろうに」 遊馬「た…隊長ぉ!」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 12:21:20.80 ID:rxsewvk7O - 後藤隊長「こうなっちまった以上仕方ない。」
遊馬「と言ったって、もしも……」 後藤隊長「だからさ、その『もしも』が起きない様にするのが、今の俺達の仕事でしょ?」 遊馬「……」 後藤隊長「それに都合のいい事に観客は、出し物の一部だと、てっきり勘違いしてくれてる。ほらアレ」 子供「な…なんかワクワクしてきたぞ!」 大きなお友達A「パイソンとイングラムの戦いに見せて第三の敵を投入…警視庁ktkrwwwwwwwwwwwwww」 遊馬「………」 南雲隊長「……」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 12:23:16.45 ID:rxsewvk7O - 後藤隊長「ああ、泉。聞こえるか?」
野明「は、はい!た、隊長ぉ、向こうから何か変なレイバーが……!!」 後藤隊長「ああ、どうやらテロリストが会場に堂々と潜入しとったらしくてな。日本語がおかしなことになっとるけども」 野明「じゃ、じゃあ、もしかして…!」 後藤隊長「そう。そのもしかして。予定を変更して、パイソンじゃなくて、豊作くんとやり合う。」 野明「ええええ!!」 後藤隊長「篠原、泉のバックアップを頼む」 遊馬「りょ、了解!」 南雲隊長「こ、ここでやり合うって後藤さん……」 後藤隊長「それしかないでしょう。相手をどっかに誘導しようにも街のど真ん中だし、被害をかえって広げるだけだ。」 後藤隊長「本庁への報告は、どーせ出動命令が出るんだから単に時間の無駄だし」 後藤隊長「外にでるなと子供達には熊耳が念を押してる。それに一応大田達に監視もさせて置いてるワケだし大丈夫でしょ。」 南雲隊長「……」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 12:24:20.64 ID:rxsewvk7O - 後藤隊長「それに警察章の付いたレイバー同士、戦わずに済むじゃないの」
南雲隊長「…この期に及んでまでそんなことを。」 後藤隊長「………」 南雲隊長「どうしたの?」 後藤隊長「いや…なんか嫌な予感がするなぁ〜なんて…」 南雲隊長「………」 後藤隊長「ま、と言うわけで頼むわ」 野明「りょ、了解!」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 12:25:26.32 ID:rxsewvk7O - 太田「た、隊長ォ!!!自分にも戦わせてください!!!」
後藤隊長「埋立地から修理中の2号機を運んで来るって言うのか?無茶言わんでくれよ」 太田「し、しかし…万が一と言う場合もおおおお……!!」 後藤隊長「万が一の時はパイソンが助けてくれるでしょ。ねぇ、南雲隊長?」 南雲隊長「…利子はかなり高くつくわよ」 後藤隊長「と、言うわけだから。太田はそのまま子供達を『大人しく』監視しとるように。」 太田「……」 太田「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」 山崎「ちょ、ちょっと太田さん、暴れないで下さい……」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 12:38:33.55 ID:rxsewvk7O - ガシーン…ガシーン…
男A「ギャハハハハハハハ!!!!!!」 男B「グヘヘヘヘヘヘヘヘ!!!!!!」 後藤「あーあー…」 男A「げ!」 男B「と…特車二課!?」 後藤隊長「あー…そこのレイバー、止まりなさい」 男A「やなこったーwwwwwww」 男B「っつうかお前に言われてやめるくらいならやってねーよwwwwwww」 後藤「まぁ…そりゃあそうだよなぁ〜…」 南雲隊長「……後藤さん!」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 12:39:03.46 ID:rxsewvk7O - 後藤「おほん…」
後藤「今ならまだケガ人も出てないしさぁ、免停くらいで済むかも知れないよぉ〜?」 男A「まだ今なら…め…免停……」 男B「騙されるな!コイツのやり口だ!!そう言って投降して実刑くらったヤツがいるんだぞ!!!」 男A「そ、そうなのか!」 男B「相手は通った後にはペンペン草も生えない特車二課だ。」 男A「そうだな…危うく…」 後藤「あー、これ以上暴れると、発砲も余儀なく行うけど、いい?」 男A「は…発砲?」 後藤「そう。発砲。リボルバーで、その豊作くんを撃つの。」 男A「……で?」 後藤「で?」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 12:50:23.54 ID:rxsewvk7O - 男A「で?」
後藤隊長「で?」 男A「…で?」 後藤隊長「で…?」 男A「んで?」 後藤隊長「んで?」 男A「んで?」 男A「ってああああああああ!!!!!」 男A「だーかーらー!!!!!で、どうなるかって聞いてるんだよ!!!!!」 後藤隊長「……」 後藤隊長「……当たったら痛いだろうなぁ」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 12:52:14.33 ID:rxsewvk7O - 男A「だってよ!!!」
男B「お前はさっきから何にビビってるんだよ……」 後藤隊長「やめない?」 男A「……」 後藤隊長「やめようよ。俺だってさ、クリスマスの日に、こんな年甲斐もなく黄色いチョッキ着込んでヒーローショーなんてさ、本当に辛いのよ。」 後藤隊長「クリスマスに男二人が嫉妬と寂しさのあまりにレイバーで街を襲う!!なんて一面記事、情けないでしょ?」 後藤隊長「その上、田舎の両親は全国に晒されたバカ息子のバカな面を見ながら、新年早々世間様に顔向け出来ないと泣き叫ぶワケ。」 後藤隊長「かと言って、カップルには何のダメージも与えられないワケ。」 後藤隊長「精々、熱い夜を過ごしたホテルの一室のドアに、情けない一面記事の乗った新聞が挟み込まれ、他人事として怖がられるのが関の山なワケ。」 男A「……」 男B「……」 後藤隊長「やめちゃえばさぁ、一面記事は免れるし、俺達もさっさとこんな格好脱いじゃえるのよ。」 後藤隊長「…みんなで幸せになろうよ」 男A「………」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 12:52:42.80 ID:rxsewvk7O - 男B「よ…余計なこと喋んなカス!!!!!」
後藤隊長「いやね、こっちも金食い虫と煽られてる手前、あんまり無意味なことはしたくはないのよ。」 後藤隊長「でもさ、形式踏まなきゃならんのよ。決まりなワケ。」 子供「なんだよあの会話wwwwwww」 子供「さっさと攻撃しろよwwwwwww犯人ビビりwwwwwwwwwwwwwww」 子供「チーキーン!!!!!チーキーン!!!!!チーキーン!!!!!」 熊耳「ちょ…ちょっと!」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 12:55:02.84 ID:rxsewvk7O - 男A「なっ……!!!!」
男B「あのクソガキ共……!!!!」 子供「社会のゴミwwwwwww」 子供「ああいうの『負け組』って言うんだぜwwwwwww」 男A「ち…チキショー…女子供は逃してやろうかと思ったけど………」 男B「二度と笑えない様にしてやる………!!!!!」 後藤隊長「そうやって人の幸せを奪っても意外と虚しいもんよ?」 男A「うるせー!!!!!ぶち殺すぞ!!!!!」 後藤隊長「……限界かなぁ」ボソッ
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 12:56:24.90 ID:rxsewvk7O - 後藤隊長「……あの」
警備員「は…はい」 後藤隊長「あのレイバーが暴れ出してから大体どのくらい経ちました?」 警備員「え…ええっと……15分くらい…ですかね」 後藤隊長「15分か…まあ、良く付き合ってくれた方か」 警備員「?」 男B「うおおおおおおおおおお!!!!!」 男A「皆殺しじゃあああああああああああああああ!!!!!」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 13:07:21.05 ID:rxsewvk7O - 後藤隊長「と言うわけで交渉決裂だ。泉、篠原」
野明「う…うわぁ…犯人、余計に興奮しちゃってるよ…」 遊馬「あのオッサン掻き回すだけ掻き回しやがって……」 男A「単なる豊作くんだと思って貰っちゃ困るぜ!」 男B「今日の俺達はな、怖いもんなしなんだ!!!!!」 男A「クリスマスなんかぶち壊してやる!!」 野明「あ、そうかぁ。今日はクリスマスだったっけ……」 野明「……」 野明「クリスマスに何やってんだろう…あたし……」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 13:07:53.33 ID:rxsewvk7O - 遊馬「って、んなことは後だ野明!!!」
野明「そ、そうだ!!妙に落ち込んでる場合じゃない!」 野明「お前達、これ以上抵抗を続けるなら公務執行妨害も罪に加わるぞ!!」 男B「うるせぇええええええええええええええ!!!」 ガシーンガシーン!!!!! 野明「ぐぐぐ………!」 野明「い、意外と力が……」 男B「そうだろう?そうだろう?」 男A「色々付けすぎたせいか、二人がかりで操縦しなきゃならなくなっちまったが、その分パワーも二倍だ!!!!!」 野明「ぐっ……」 男B「チキショー!お前もどうせこれが終わったら、あそこのニーチャンとズッコンバッコンするんだろ!!」 野明「ず…ずっこんばっこん?」 男A「かあああああああ!!!!!惚けた顔しやがってええええええええええええ!!!!!」 男A・B「死ねええええええええええええええ!!!!!氏ねじゃなくて死ねええええええええええええ!!!!!」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 13:08:13.75 ID:rxsewvk7O - 野明「……なっ!」
遊馬「の……野明!大丈夫か!!」 ズドオオオオ… 野明「つっ…強い……」 遊馬「な、何なんだよあのレイバーは……」 後藤隊長「結局レイバーってのはそれ自体のスペックより、乗る人間次第……か」 子供「い、イングラムがやられちゃったよ!!!!!」 子供「ず、ズドンて!!ズドンて!」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 13:09:01.25 ID:rxsewvk7O - 大きなお友達A「ちょっと話の流れが分からなくなって来たず……」
大きなお友達B「とりあえずイングラムとパイソンが戦う予定だったが、間に豊作くんが入って来たと……」 大きなお友達C「あの豊作くんってのは第一小隊の手下なのか?」 大きなお友達D「いや、南雲隊長は一瞬困った顔をしてたからな…」 大きなお友達E「じゃあ……」 大きなお友達一同「…新たな敵要素?」 大きなお友達A「興奮してキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!」 大きなお友達B「やべえwwwwwww第一小隊でビビらせといて第2の敵出すとかwwwwwww」 大きなお友達C「うぇっwwwwwww警視庁わかってるwwwwwww」 大きなお友達D「っつうかクリスマスの下りとか脚本ネ申wwwwwww」 大きなお友達E「うはwwwwwwwwktkしてキタコレwwwwwww」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 13:09:57.68 ID:rxsewvk7O - 野明「……ぐぐぐぐ」
男A「オラオラオラ!!!!!」 男B「ヒャッホー!!!今日のオレ達怖いもんねええええー!!!!!」 子供「ど…どうしよう…このままだとイングラムがやられちゃうよ!!!」 野明「ぐうううう……」 男B「あははは!!!!!他人の幸せを壊すのは楽しいなぁ」 男A「幸せは掴めなくても他人の幸せは壊せる!!!!!」 野明「そんなの……間違ってるぞ……」 男B「そら、お巡りさんからしたら間違ってるだろうよwwwwwww」 遊馬「なんとか…体勢を持ち直したいが、ああ押さえこまれたんじゃ…」 遊馬「野明!もっと右に寄れないのか!」 野明「や、やってるよ!…だけど意外とこのレイバー、力が……」 南雲隊長「五味丘!イングラムの支援に回れ!!」 五味丘「了解!」 子供「しえん?しえんって……」 子供「助けにいくこと…だよな」 子供「も…もしかして第一小隊がイングラムのこと…助けに行ったのか!?」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 13:10:58.36 ID:rxsewvk7O - 男B「……何だか騒がしいな」
パイソン「だあああああああ!!!」 男B「!」 男A「ガキのお陰で気が付いたぜ…」 男B「今日の俺達はついてるなぁぁぁぁぁぁぁ!」 ガシーン!!!!! 五味丘「……な!!」 遊馬「ぴ、ぴっけるくんのロケット打ち出し式ハーケン…!って何で豊作くんにくっついてるんだよ……」 男B「そりゃぴっけるくんの部品をそのまま取って着けたに決まってるだろ」 整備員A「無茶苦茶だ…無茶苦茶な改造だ…」 整備員B「ま、まるで後先考えちゃいねえ」 整備員C「使い捨てレイバーだなぁ…こりゃ」 整備員D「俺達には到底マネ出来ねぇ……」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 13:12:16.17 ID:rxsewvk7O - 男B「さーて、これをお前に向けて撃つと!」
男A「お前が避けると…どうなるかなぁ???」 五味丘「!」 子供一同「………?」 男B「子供達に当たっちゃうよね〜wwwwwww」 男A「当たったら痛いよね〜wwwwwwwwwwwwww」 野明「ひ……卑怯だぞ!!」 男A「何とでも言え!!!!!」 男B「どうせ正攻法じゃお前らには勝てないんだ!!!!!」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 13:13:45.35 ID:rxsewvk7O - 男B「発射ああああああ!!!!!」
パイソン「…………!」 ガシュッ…… ドオオオオオオオオオオ!!!!! 子供「………!」 パイソン「………」ガガガ… 男A・B「……」ニヤニヤ 子供「…ぱ、パイソンの両腕が」 子供「な、なくなってる!!!!!」 男A「両腕を犠牲にして受け止めたのはお見事wwwwwww」 男B「腕だけとは残念。あ、ちょっとメインモニターも攻撃出来たかなぁ?」 子供「ぱ…パイソン……」 子供「僕らを庇って…動かなかった………」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 13:15:17.66 ID:rxsewvk7O - 南雲隊長「五味丘!五味丘…大丈夫か!?」
五味丘「何とか…しかし…システムが…」 南雲隊長「…ぐっ」 子供「た…大変だ!本当にこのままだとやられちゃうぞ……」 子供「ど、どうしよう……」 男A「やべえ…今日の俺達半端ねーわ」 男B「行くとこまで行っちゃおうず!!!!!」 男A「うはwwwwwwwおkwwwってリアルでネットスラングきめぇwwwwwwwwwww」 ぐぐぐぐぐ… 遊馬「野明!大丈夫か!?」 野明「だ、大丈夫だけど…何とか体勢を持ち直さないと……」野明「くっそう……」 熊耳「イングラムはどうにか体勢を変えようにしても…今の状態じゃ……」 太田「2号機があればぁぁ………」ググググ 進士「お、太田さん…僕の髪の毛掴むの止めて下さい…抜けちゃいます…」
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- 第二小隊一同「と、特車戦隊パトレンジャー?」後藤隊長「そう。」
124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/24(金) 13:15:41.43 ID:rxsewvk7O - 後藤隊長「絶体絶命、か」
南雲隊長「……の割には余裕なのね」 南雲隊長「後藤さん、あなた今の状況を把握してるハズでしょ?」 後藤隊長「イングラムが下敷きにされて、その上頼みのパイソンもダメージを受けて、そんでもって紙一重でパニックも起きかねない…余裕なんてありませんよ」 後藤隊長「だけどそんなに追い込まれなくてもいいじゃない」 南雲隊長「…現に追い込められてるじゃない」 後藤隊長「シゲさん、あと何分?」 シバ「…こりゃあもうすぐですねぇ」チラッ 南雲隊長「……もうすぐって?」
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