トップページ > ニュー速VIP > 2010年09月15日 > LIWRu4cx0

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以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
0秒規制キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
けいおんの実況スレがマジやばい
杉本彩ってエロくないよな
唯「パラレルワールド」2
スネーク「超電磁砲?」
涼しくなったし自転車で旅行でもしようとおもう〜関西編
秋服欲しいからオススメ教えて
VIPPER総力あげてTWのTOP目指すぞ
国家社会主義ドイツ労働者党みたいな組織がなぜ日本にはないの?
憂「私が髪おろしたらお姉ちゃんと同じ外見になるわけで…」★2

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書き込みレス一覧

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0秒規制キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 00:54:36.50 ID:LIWRu4cx0


けいおんの実況スレがマジやばい
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 02:02:41.25 ID:LIWRu4cx0
ぴよ
杉本彩ってエロくないよな
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 07:42:30.70 ID:LIWRu4cx0
するめいかあぁぁぁ
唯「パラレルワールド」2
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 07:58:30.05 ID:LIWRu4cx0
というSSを誰か覚えていませんか?
1の内容は、
パラレルワールドの唯(すんごい暗い)がある日鏡を拾って、
それがパラレルワールドに通じるものだった。
鏡の向こうはみんなが知っている「けいおん!」の世界。
このSSの登場人物は正確がかなり違ってて、憂は普通の唯のようなボケた性格、
律は天然、澪はしっかり者、ムギはいじめられっ子(澪と唯がムギを助ける)。
鏡でお互い話していくうちに鏡がぼろぼろになって、最後に二人の唯が
喋り終わると完全に鏡が壊れてしまうといった内容。
これの2がいつか忘れたけど、出てきて一瞬でdat落ちくらってたから
どんな内容だったのか気になって(´;ω;`)

知ってる人がいれば教えてください。
唯「パラレルワールド」2
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 08:08:42.95 ID:LIWRu4cx0
>>2
おねがいします
>>3
なんで2からそんな事件起こってるの!?
唯「パラレルワールド」2
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 09:49:09.27 ID:LIWRu4cx0
>>6
ありがとうございます!
調べてみたら、途中で落ちてしまってたんですね…
1はSSではじめて泣いた作品なだけにどんな話かと期待していたのですが残念です。

ではみなさん付き合ってくれてありがとうございました。
スネーク「超電磁砲?」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 11:04:15.82 ID:LIWRu4cx0
          . . -‐…─-  、
       . : ´          \
      , '   _, --───- 、  丶
     ./  ,ii||!         :i!||i, ∧
    , /               \゙',
   .,' /                  ヽl
   ソ       !!!||||||||||||||||l!!!     |
   ,l        '!|||||||||||||||!'      i
    l          ゙''゙llll!i゙″       l
  .ll三三゙,,、               __.≦|  今日は初めてSSというものを書いてみた。
   .l 三三三    ,ィ─ .、     三三三l   そこでいくつか注意点がある。
  .l   ゙'ミ三三 /  ,,,,  ヽ 三三Ξ  l   見落とさないように注意するんだ…。
   |      ミ三l::: il||||l  ll三彡゙゙  l
   li        'l:::: ゙゙゙"  l!゙゙      l
    .ll-、      ゙゙' ─ ´       ,,l
    .゙i \       │      .,,′!
     llヽ 丶     │     / |!
    ,l, 丶 ヽ、   │    /  /
    ll  \ !||l   │    l||l  !′
    lll   `  \,,,│ ,,/   人
     ll        ゙ ゙゙̄    /  \
    il!゙       \     /     \
  ,/  l|_     ゙ ─ ´ .,,,,、      \
 ゙̄    ‖             ゙'llll      ヽ、
    ‖               ゙'゙ll       丶
壱:私はMG、MGS〜4、MGSPO、MGSPW、をプレイした。また、「とある魔術の禁書目録」「とある科学の超電磁砲」のアニメを鑑賞した。
弐:しかしどちらも小説は読んでいない。よってアクセラレータの厳密な様態及び登場人物の詳しい人間関係は分かりかねる。グーグルを駆使して集めた情報であるのでいくらか矛盾があると思うが、それには目をつむってもらいたい。もちろんMGシリーズについてもだ。
参:場面設定についてだ。世界観は「MGS4」から数ヵ月後の世界に設定してあるが、もちろん美琴たちとの時代と重ならないことは承知している。また、そこにも目をつむってもらいたい。純粋に物語を楽しんでもらおう。
以上。これらを守れる者のみこのSSを読んでくれ。
最後に、このスレを開いてくれてありがとう。…さぁ、始めようか…
スネーク「超電磁砲?」
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 11:05:31.66 ID:LIWRu4cx0
キィィー…
立て付けの悪い扉の音がする…。癖で左手にサバイバルナイフを持ってしまう。
オタコン「久しぶりだねスネーク。隠遁生活はどうだい?」
スネーク「…オタコンか。」
手に取ったナイフを机に置く。
スネーク「悪くない。だが銃が無い生活なんてしたことがないからな、何をするべきかまだよく分からん。毎日ぼけていく気がする。」
読んでいた本をパタンとしまい、座っていた椅子から立ち上がりながらそう答えた。
リキッド最後のテロの後、スネークは温かい国でひっそりと生活していたのだ。
オタコン「そうかいスネーク。…実は今日、君に新しいミッションを持ってきたんだ。」

スネーク「超電磁砲?」
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:06:35.81 ID:LIWRu4cx0
スネーク「…やめてくれオタコン。俺はもう戦える体じゃあない。それにだ、俺はもうスネークじゃない。あのBIGBOSSが死ぬ間際に『もう蛇はいらない』と言っていた。世界はもう俺を必要としていない。今はデイビッドだ。」

オタコン「でもこれを聞いてそう言っていられるかい?大佐からの通信だよ。ナノマシンはまだ体内に残っているから通信は繋げるね?」

ヒュイーン…少しチューニングオンがなった後

大佐「久しぶりだなスネーク。」

懐かしい声だ。いつだってこの声を聞くと若い時を思い出せる気がする。

スネーク「大佐か。久しぶりだな。だが、あんたが絡んでいるということは…やっぱり、今回も…」

スネーク「超電磁砲?」
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:10:24.08 ID:LIWRu4cx0
大佐「察しがいいな。なら話は早い。手短に話そう。
君が以前潜入したザンジバーランドでDEARと名乗るテロ組織が突如として武装蜂起した。
彼らはSOPシステム,及びJ.D.の再開発を要求してきている。」

スネーク「こんな終わったような世界に、いったい誰に?」

大佐「この世界全てにだよスネーク。正確には私も席を置いている国連にだ。
72時間以内に、要求のそれが可能であること、また早急に開発する手はずを整える旨のこと
などが承諾されない場合、彼らは核を発射すると通告してきている。」

スネーク「そんな無茶な話が…」

大佐「あるんだ。彼らも自律AIを失ったこの世界がどうなっているのか知っているはずだ。
そこでだ。敵地に潜入してまずは彼らの核発射能力の有無。そしてもし可能であればそれを阻止すること。
しかしこの要求にはいささか無茶があると私は思っている。
そこでもう一つの任務は彼らの本当の目的は何なのかを探ることだ。どうだ?受けてくれんか?」

スネーク「超電磁砲?」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:11:34.93 ID:LIWRu4cx0
スネーク「メリルたちは?」

大佐「もちろん君よりも先にそっちに話を持って行った。しかし国連からの仕事が山積みで全く動けないそうだ。」

スネーク「これも国連からの仕事だろう?」

大佐「もう彼女たちは一般の兵士じゃない。
いまや大隊を任されるような地位にいる。
任務を軍隊ごと動かすならうってつけだろうが、今回はあくまで潜入任務だ。分かってくれるな?」

スネーク「超電磁砲?」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 11:12:42.12 ID:LIWRu4cx0
スネーク「…だが…」

大佐「SOPシステムが無くなった世の中でまともに動けるのはもはや君ぐらいしかいないんだ。」

オタコン「僕からもお願いするよ。もう、この世界に核はいらないんだ…。
サニーだってそう思っているはずだよ。そうだね、サニー?」

サニー「うん…もし本当なら…と、止めなきゃ…。私も、き、協力するから…。」

スネーク「…仕方ない。俺には次の世代に『伝えなければならないもの』を伝える義務がある。
老兵先に死なず、か。まだ世界は蛇を必要としているのか…。」

大佐「ありがとうスネーク。そういえば、さっき君は
『スネークではない』と言っていたが、私ももう大佐ではないんだよ。
私こそ本当の老兵だ。」

スネーク「聞いていたのか…。俺たちも、老いたな…。」気力↓

スネーク「超電磁砲?」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 11:13:47.18 ID:LIWRu4cx0
・・・・
一方その頃、日本、学園都市…

タッタッタッ…

美琴「ハァ ハァ なんなのよ あいつ…ハァハァ 。
私の電撃を避けるなんて…冗談じゃない…ハァ…ハァ…。」

日常と何も変わらない昼下がり。天候は日本晴れ。
しかし常盤台中学校の御坂美琴だけはその日常から切り離された状況に置かれていた。
いつものように友達との遊びから帰る途中、
人通りの少ない路地を歩いていたら突然黒い影のようなもの襲われたのだ。

タッタッタッ…

美琴「ハァ……」(ここまでくれば大丈夫でしょう…。あいつもきっと諦めてくれるわ…。)

???「ごめんなさい…それは、できねぇなぁ…」

スネーク「超電磁砲?」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 11:14:38.99 ID:LIWRu4cx0
その黒い影がいつの間にか美琴の目の前に現れていた。

美琴「!!??」

美琴の体が勢いよくコンクリートの壁にぶつけられる。

美琴「グッ!」

手も触れていないのに。

美琴(なに、この力?まさかテレキネシス…?…)

???「そんなもんだ…。」

美琴「!?(今、心を…?)」

しかしもう声を出すことさえできない。

意識が…だんだん…薄れていく…

スネーク「超電磁砲?」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:16:05.46 ID:LIWRu4cx0
ノーマッド内
スネーク「それで?奴らの指定したタイムリミットまであとどれくらいなんだ?」

大佐とスネークはテレビ画面で通信をしている。

大佐「もうすでに18時間を切っている。」

スネーク「なんでそこまで先延ばしにしたんだ!?」

大佐「分かってくれ。君は表向きはまだテロリストだというイメージを払拭し切れていない。
私だって国連の連中を説得するのに時間が必要だったんだ。
実際は説得する前に君に話をしていたんだがね。」

スネーク「…。あぁ、わかった。今回の任務の内容を詳しく聞こう。」

スネーク「超電磁砲?」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:17:30.91 ID:LIWRu4cx0
オタコン「それは僕から話すね。サニー?」

サニー「はい…。」

オタコン「ありがとう、サニー。このファイルを見てくれ。


君が依然ザンジバーランドに潜入した時の資料だ。

サニーがどこからか見つけてきてくれたんだ。

地図は内部までかなり正確に書かれている。」
スネーク「超電磁砲?」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 11:22:53.24 ID:LIWRu4cx0
オタコン「もしこのままだったらこの地図を参照してくれ。

だけど内部が変わっていても残念ながら今回もソリトンレーダーはなしだ。

あの事件以来衛星なんてただの飾りになってしまってね。

あるものじゃあ軌道の修正ができなくていくつか地上に落ちてきているって話しだ。

でも今回武器は現地調達しなくていいよ。なんたって僕たちフィランソロピーのスポンサーは国連だ。

お金に不自由はしなかった。武器はスネークの好みなのを入れておいたよ。」

スネーク「超電磁砲?」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 11:23:56.95 ID:LIWRu4cx0
スネーク「タバコは?」

オタコン「え?やめたんじゃなかったの?」

スネーク「ただ吸うだけじゃない。お前だってわかるだろ?」

オタコン「そうだったね…。じゃあ装備に入れておくよ。」

スネーク「助かる。」

・・・・

スネーク「超電磁砲?」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:24:54.05 ID:LIWRu4cx0
・・・・
オタコン「じゃあこれからの作戦を説明するね。
まずはこのノーマッドでザンジバーランドの10kmまで接近。
そこから小型艇で現地近くまで飛んで、HALO降下で降りてもらう。」

スネーク「いまどきそんなものどこから?」

オタコン「僕たちのスポンサーは国連だ。そろわないものなんてないよ。」

スネーク「…そうだな。でもなんでHALO降下なんだ?」

オタコン「相手はSOPシステムが無くなったといっても、
国連を敵に回してさらにはほぼ実現不可能な要求を突き付けてくるような奴らだ。
なにがあるかわからない。レーダーに映るのもNGだ。慎重に行こう。」

スネーク「超電磁砲?」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 11:25:37.57 ID:LIWRu4cx0
スネーク「で、落下ポイントは?」

オタコン「大佐が、『前回と同じだ』って言えば分かるって言ってたけど…?」

スネーク「…あぁ、わかった。(また崖を登るのか…)」

オタコン「じゃあ、準備はいいかい?」

スネーク「いつでもいい。」

オタコン「気を付けてね。僕は全力でMk.Vでバックアップをするよ。」

スネーク「頼もしい限りだ。」

オタコン「じゃあ、いってらっしゃい。」

改良されたノーマッドから勢いよく小型艇が射出される。

・・・・

スネーク「超電磁砲?」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 11:26:29.12 ID:LIWRu4cx0
・・・・
……はっ!

手足の冷たい感触で美琴は目を覚ます。

美琴「なによここ…。ていうか鎖!?」ジャリ

美琴は手足を鎖で捉えられ、狭い、しかし綺麗に整理されている部屋に閉じ込められていた。

???「目覚めたようだな。」

白い服を身にまとった、金髪の女性が前に立っていた。
美琴は状況にもよらず、とても端正な顔つきをしていると思った。

スネーク「超電磁砲?」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 11:27:05.96 ID:LIWRu4cx0
美琴「…あんた…誰よ?」

ミカエル「ミカエル…とでも名乗っておこうか。」

美琴(カエル…ゲコ太…じゃなかった!)

美琴「じゃあそのミカエルさんとやら。とっととこの鎖を取ってもらおうかしら。」

ミカエル「残念ながらその希望には答えられない。」

美琴「…いいわよ…。どうせ期待してなかったし。じゃあ自分で何とかするからっ…!!!!」

キィーーン!!

美琴「きゃぁ!」

突然部屋中に不快な轟音が鳴り響く。

ミカエル「懐かしいでしょ?キャパシティダウン。」

美琴「どう…して…?」

スネーク「超電磁砲?」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:27:50.99 ID:LIWRu4cx0
ミカエル「分からないって顔しているわね。でも安心して。
能力を使おうとしたら自動的に流れるようにプログラムされているから、
なにもしなければその音も流れないわ。」

美琴「…くっ…。目的は…何?」

美琴は諦めたのか、もう音はしていない。

ミカエル「流石は常盤台のエース。察しが良いな。じゃあ本題に入ろう。」

美琴「…。私のともよく知ってるってわけね。」

ミカエル「私たちは核を撃つつもりだ。」

美琴「か、核!?なによそれ!そんなことして何になるってのよ!?」

スネーク「超電磁砲?」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:28:53.75 ID:LIWRu4cx0
ミカエル「何に…?私は神になるのだよ次の時代の。
そこでだ、君の演算能力が必要になったのだよ。
ご存知の通り今や世界はSOPシステムをなくして何もかも変ってしまった。」

美琴「あぁ、ちょっと前に起きた大停電?」

ミカエル「停電!?その程度のものであってたまるかっ!!!」

美琴「」ビクッ!

美琴は久しぶりに恐怖という感情を肌で感じていた。
そう、逆らえば殺されるかもしれない。本能がそう囁いていた。

ミカエル「…話を戻そう…。そのシステムは地上のあらゆる武器を統制していて、
もちろん核もその例外ではない。そこで我々は君の能力に目を付けた。」

美琴「…?」

スネーク「超電磁砲?」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:29:53.25 ID:LIWRu4cx0
ミカエル「そう、君のその電気を自在に操ることのできる能力、いやその脳が欲しい!」

美琴「っ!!!!」

ミカエル「…といっても安心してくれ。
何も君を殺して脳みそを引きずりだそうってわけじゃない。
さっきも言ったように、君の演算能力が必要なんだ。
君の脳と機械をつなげればそれで済む話だ。
君は何も傷つかなくていい。
それがあれば巨大なレールガンを作って核弾頭を撃ち出すことができる。先人たちの知恵だ。」

スネーク「超電磁砲?」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:30:36.24 ID:LIWRu4cx0
美琴「人をあんな風に捕まえておいて優しいじゃない。でも…一体どうしてそんなことを?」

ミカエル「…それは君には関係ないだろう。まだ時間はある。しばらくゆっくりしていてくれ。」

そういってミカエルはドアから出て行ってしまった。

美琴「…ちょっとまって…ってことは…、私、世界を滅ぼすきっかけになるってこと?!」

美琴(そんな…)ガクッ…

・・・・

スネーク「超電磁砲?」
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:31:27.72 ID:LIWRu4cx0
日本、学園都市

街中をテレポートしながら何かを探しまわる少女の姿があった。

黒子「ちょっとそこの方、すみません。
これくらいの背の高さで髪はセミショート。
スカートのなかに短パンをはいている女性を見かけませんでした?」

男性「いやぁ、ちょとわかりません…。」

説明がアバウトすぎた。

黒子(お姉さまが昨日から帰ってこない。これは何か事件ですわね。)

昨日の昼過ぎに美琴は友達と会った所から消息がつかめていない。

黒子「あ。あの方は。」

・・・・

スネーク「超電磁砲?」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 11:32:28.06 ID:LIWRu4cx0
黒子「あの、もし。そこの殿方。」

上条「ん?」

黒子「はい、あなたですの。つかぬことをお聞きしますが、お姉さまをご存じではなくて?」

上条「おねえ…あのビリビリか?あぁ、まぁ知ってる程度だけど…それがっ…!!」

上条は最後の言葉を言い終えないうちに黒子に押し倒されていた。

黒子「お姉さまをどこへ連れて行かれたのですかっ?!!」

もはやヒステリー状態である。上条の頭がぶんぶん振り回されていた。

黒子「きぃぃぃぃぃ〜!!!!」

スネーク「超電磁砲?」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:33:07.26 ID:LIWRu4cx0
上条「(不幸だ…)ままてまててて!いいいったいいなんなんんだ?
あのビリビリリリがどどどうしたってえぇ?」

頭が振り回されて上手く喋ることができない。

黒子「昨日のお昼から誰も姿を見ておりませんの。夜になっても学生寮にすら帰ってこなくて…。」

今度は鬱に入ったようだ。振り回されていた頭が解放される。

上条「げほげほっ、また夜遊びでもしてるんじゃねえの?いてて…」

絞められていた首をおさえながら答える。

スネーク「超電磁砲?」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:33:43.67 ID:LIWRu4cx0
黒子「私というものがありながら、お姉さまに限ってそんなことは…」

ピピピ、イヤホンからの通信音

初春「初春です。御坂さんの居場所が分かりました。至急事務所まで戻ってきてください。」

黒子「でかしましたわ!初春!!」

ピッ。通信を切る。

黒子「さぁ、あなたも一緒に来ていただきますの。」

スネーク「超電磁砲?」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:34:20.13 ID:LIWRu4cx0
深刻そうな初春の声をあまり深く考えず、
そう言って上条の腕をしっかり握りテレポートしようとしたのだが…

黒子「はぁ、そういえばあなただけには能力が使えないのでしたね。
今では街一つを別の場所へ移動できる力だというのに…はぁ。」

上条「まじかよ!?」

黒子「冗談に決まってるではありませんか。走りますわよ。おほほほ〜」

その顔はとても嬉しそうだ。

上条「お、おう!ってなんでだ?」

黒子「お姉さまの居場所が分かりましたのよ!」

・・・・

スネーク「超電磁砲?」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:34:54.93 ID:LIWRu4cx0
・・・・

バタンッ!

勢いよく事務所の扉が開かれる。

黒子「で、お姉さまはどこですの、初春?!」

黒子にしては珍しくかなり息が上がっている。というより興奮している。

初春「…テレビを…」

黒子「?」

上条「(ハァ…ハァ…)」

スネーク「超電磁砲?」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:35:37.54 ID:LIWRu4cx0
アナウンサー「…先程のニュースを続けます。
中央アジアに核武装したDEARと名乗るテロリスト集団は依然要塞にたてこもっており、
動きはまだ見られません。
なお人質としてとらえられているのは学園都市の常盤台中学校、
生徒の御坂美琴さん一人のようです。
テロリストは実名を公開することとで国連の決議をはやめ…」

黒子・上条「えぇ〜〜〜!!!」

黒子「ど、どういうことですの…?」

先程までの興奮が一気に冷め、神妙な顔つきになる。

スネーク「超電磁砲?」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:36:22.28 ID:LIWRu4cx0
初春「うん。私もまだ状況はよく分からないけど、
中央アジア自治区にテロリストの集団が武装蜂起したそうなの。
要求はSOPシステムの再開発とかなんだけど…、
もしその要求に国連が答えない場合核ミサイルを発射するって…。
それで…ウッ…御坂さんが…ウッ…」

いつの間にか涙が出てきていた。

上条「…。」

黒子「あなたがそんなでどうしますの?!お得意の情報戦は?」

スネーク「超電磁砲?」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:38:14.80 ID:LIWRu4cx0
初春「グスッ…この前のシステム崩壊からまだ完全に復旧されてないらしくて、
ネットも満足に使えないんです…。」

黒子「(お姉さまでさえ逃げ出せないんですの…?)仕方ありませんの。助けに行きますわよ。」

上条「つってもどうやって!?」

黒子「今はシステムがダウンしたせいでアンチスキルも満足に動けないはずですの。
そこでわたしたち能力者の出番ということですわ。」

上条「でも相手は国連を敵に回すようなテロリストだぞ?俺たちが勝てるわけないだろ!?」

スネーク「超電磁砲?」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:38:50.13 ID:LIWRu4cx0
初春「そうですよ。もう一度考え直して…」

黒子「じゃあ、あなたたちはお姉さまがどうなっても良いとおっしゃいますの?!
このままテロリストの言いなりになっていろと?」

上条・初春「…。」

黒子「今動けるのは私たちだけですの…。初春…、移動手段の手配をお願いします。」

スネーク「超電磁砲?」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:39:20.77 ID:LIWRu4cx0
初春「…うん…」

黒子「しっかりしてくだいまし。あなたはジャッジメントですのよ!」

初春「…はい!」

初春の目の色が変わった。

上条「じゃあさ、俺ちょっとどうしても連れて行きたい奴がいんだけど…」

黒子・初春「?」

・・・・

スネーク「超電磁砲?」
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:39:59.93 ID:LIWRu4cx0
・・・・
―某アジア国上空―

上条「いやぁ、悪いな。こんなことには巻き込みたくなかったんだけど、どうしてもやばい状況で…。」

一方通行「ちっ。…しかしあいつにはいろいろあったからな…。
しかも核なんかで強がってるような馬鹿にはいい加減飽き飽きしていた。こういう時こそ俺の力を…」

打ち止め「そんなことして活動時間がすぐ無くなっても知らないよ、とミサカはミサカは忠告してみる。」

一方通行「わかってるよ。やばい時にだけ使う。そのために銃の練習も欠かさずしてたんだからな…。」

打ち止めまで連れてくる気は無かったのだが付いてきてしまった。多少不安はあるが仕方なかった。

・・・・

スネーク「超電磁砲?」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:40:30.97 ID:LIWRu4cx0
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上条「一方通行だ。」

黒子「え!?学園都市最強の…でもその方は…。」

上条「分かってる。でもこんな闘いはあいつは誰よりも慣れている。
いい先導役になってくれると思うんだ。」

黒子「そうですわね…。」

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スネーク「超電磁砲?」
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:41:21.17 ID:LIWRu4cx0
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黄泉川「そろそろ着くじゃん。総員配置へつくじゃん。といっても4人かぁ…。」

上条「任せろ!今じゃアンチスキルよりも俺たちの方がまともに動けるんだ。」

黄泉川「申し訳ないじゃん。子どもたちにこんなことさせて…。」

黒子「お姉さまの危機は私がお守りしてゆこうと常々思っておりましてですね…」

一方通行「うっせえよ。ほら準備だ。しっかりつかまっておけよ。」

打ち止め「わかった、とミサカはミサカは了解したことを伝えてみる。」

スネーク「超電磁砲?」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:41:52.24 ID:LIWRu4cx0
黄泉川「みんな準備はいいじゃん?…じゃあ、鳥になってくるじゃん。」

ある一定の高さになると自動的に開くパラシュートを身につけ4人は小型飛行機から飛び降りる。

しかしその直後どこからか爆発音が…

!!!!

そう思っているとすぐ右側をミサイルが飛んで行った。

一方通行「ちっ。対空砲システムかよ。それになんて精度だ。」

スネーク「超電磁砲?」
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:42:29.96 ID:LIWRu4cx0
2発目は一方通行が触れた瞬間軌道をそれてあさっての方向へ。

3発目が放たれた。黒子は上条を蹴って自分はテレポートでどうにか逃げ切る。

上条「不幸だぁぁ〜〜…!!!」

顔を思いっきり蹴られた上条は鼻血をだしながら叫んでいる。

そうしているうちに4人は二手に分かれて別々の場所へ落ちて行った。

・・・・

スネーク「超電磁砲?」
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:43:08.55 ID:LIWRu4cx0
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上条「結局わかれちまったな。」

黒子「そうですわね。でもあの小さいお姉さまには彼が付いているので安心かと。」

上条「そうだな…。俺たちも先を急ごう。」

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一方通行「はぐれちまったな。」

打ち止め「でも今は急ごう、とミサカはミサカは行動を促してみる。」

一方通行「違いねえ。」

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スネーク「超電磁砲?」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:43:43.05 ID:LIWRu4cx0
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スネーク「…ゴホッ…。こちらスネーク。ハァ…ハァ…オタコン、聞こえるか…?」

崖を登り終えたスネークは少々息があがっている。

オタコン「大丈夫かい、スネーク?通信は良好だ。
システム導入前の衛星があるなんてね。不幸中の幸いかな。それで、そっちはどうだい?」

スネーク「あぁ、何も変わっていない。ただ、長い年月が経ったことは分かる。」

スネーク「超電磁砲?」
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 11:44:14.09 ID:LIWRu4cx0
オタコン「そうだね。今回も僕とサニーは君のサポートに徹するよ。
何か分からないことがあればCALLしてくれ。
周波数はいつもと同じだ。じゃあ頑張ってね、オールドスネーク。」

スネーク「…。」気力↓

スネーク「…これから任務を開始する。」

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スネーク「超電磁砲?」
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:45:43.32 ID:LIWRu4cx0
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―敵基地内―

スネーク「敵が全く見当たらない。どういうことだ。」

オタコン「やっぱりね。敵はSOPシステムを欠いた元PMCたちで組織されている。
人手が全然足りないんだろう。あ、そうだ。
さっきテレビのニュースで流れてたんだけど、人質として日本の中学生の女の子が捕えられているらしいんだ。」

スネーク「どうしてまた中学生なんかを?」

スネーク「超電磁砲?」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:46:15.57 ID:LIWRu4cx0
オタコン「さっきサニーが調べてくれたんだけど、その子の名前は御坂美琴さんと言ってね、
電気を自由に操れるらしいんだ。しかも何もない所から自ら電気を生み出すことができるらしい。
小さな金属のコインを加速させて飛ばすことから通称、超電磁砲、レールガンなんて呼ばれてるんだって。」

スネーク「超電磁砲?…レールガン!?というかその話どこまでが本当なのか分からんぞ。」

スネーク「超電磁砲?」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:46:51.35 ID:LIWRu4cx0
オタコン「全部本当だよ。それだけじゃあない、日本には学園都市ってのがあって、
世界中の最高峰の技術がそこに集められているらしいんだ。
そこでは超能力を科学的に分析、解明などしていてね、
そういえば超能力者からはAIM拡散力場っていう微弱な…」

スネーク「分かった!」

オタコン「ほんとうかい?」

スネーク「あぁ、よーく分かった。(雷電みたいなのがあちこちにいるのか…。今度日本にも行ってみるか。)」

スネーク「超電磁砲?」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:47:28.91 ID:LIWRu4cx0
スネーク「だがまだ分からないな。どうして奴らはそんな子どもの能力を欲しがっているんだ?」

オタコン「それは専門家から回答願おうか。」ザザッ

ナスターシャ「久しぶりだな、スネーク。元気か?」

スネーク「その声は…ナスターシャか。あぁ、俺はいつでも元気だ。戦場じゃなきゃな。それより少し痩せたんじゃないか?」

スネーク「超電磁砲?」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 11:48:01.48 ID:LIWRu4cx0
ナスターシャ「声で分かるのか…。まぁ、それは今はいい。さて先程の質問だが、
理論上はその子を利用してレールガンを打つことができる。
もちろんその子一人の力では不可能だが、その子の持つ演算能力を使ってコンピューターと繋いで…」

スネーク「ちょっとまて。なんで演算能力がでてくるんだ?」 

ナスターシャ「その子たち超能力者は頭で演算をしながら能力を使うらしいんだ。
その演算がそのまま能力を制御する力になってるってわけだ。
まぁ頭の中でやってることは人それぞれらしいが。」

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