- ちょっと寒い秋に負けないIDキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!?
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 00:03:47.60 ID:HLdAiRjk0 - て
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- 女旅人「なにやら視線を感じる」
103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[そうなるね]:2010/09/15(水) 00:06:13.77 ID:HLdAiRjk0 - 旦
このボサボサな頭をした男が言うことも一理あった。 確かに今の状況で外に行くのは危険である。 ここは回復を待ったほうが良い。 だがこのままこの男と居て大丈夫なのだろうか。 こいつから殺意は感じられないが、それは押し堪えているだけの演技かもしれない。 また、姦淫される恐れもある。 先ほど「それはない」と言ったが、所詮は男だ。 しかしそのつもりがあるのなら、私の意識が回復しない内にやっておくこともできたはずだ。 性欲の捌け口にするだけであれば私に刺さった矢を抜こうとする必要も無い。 どうも、解せない男だ。
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- >>5が徹夜でこのスレを保守するスレ
279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 00:08:40.10 ID:HLdAiRjk0 - 引き続き頑張ってくれたまえ
俺も支援する
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- 女旅人「なにやら視線を感じる」
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 00:10:30.53 ID:HLdAiRjk0 - 視界の端で、男は押し殺したような小さなくしゃみをした。
季節は春になったと言っても雨が降ればまだまだ寒い。 川の水に至っては山の雪解け水だ、冷たくないはずがない。 しかし敵兵に見つかってしまうため火を焚くこともできない。 せめて服に含んだ水分を絞れればいいのだが、仮にも敵の前で甲冑を脱ぐなど―― パチン、という金具が外れる音がした。 見てみると、男が甲冑を脱いでいた。
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- 女旅人「なにやら視線を感じる」
106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 00:15:02.16 ID:HLdAiRjk0 - 唖然とした視線に気付いた男は「この前風邪で死に掛けたんだ」と言った。
いや、だからと言って警戒を完全に解いた訳でもない私の前で脱ぐか、普通。 男は服をも脱ぎ、軽く絞ってから顔と頭、身体を拭き、そしてもう一度、 今度は強く絞り、2,3度はたいてから、服を着なおした。 甲冑を着る様子は無い。 ……こいつ、もしかして本当に馬鹿なだけではないのか。 ずっとピリピリしていた自分が馬鹿馬鹿しく思えてきた。 甲冑の金具を外す。 仕方ない、風邪如きで戦えなくなっては面白くない。 男は大層驚いた様子で目を丸くし、そして大急ぎで背を向けた。 ボサボサ頭「み、見てませんから、ど、どうぞ……」 何を恥ずかしがっているのか。 それよりも、丸腰の状態で敵に背を向けることの危険さを知らないのかこいつは。 肩甲、胸甲板、前当てを外し、ガシャリと立て掛ける。
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- >>5が徹夜でこのスレを保守するスレ
286 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 00:17:16.93 ID:HLdAiRjk0 - で、これは何をすればいいの埋めればいいの?
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- 「さーて、9月15日のIDはー!?」
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 00:18:53.79 ID:HLdAiRjk0 - おりゃ
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- 女旅人「なにやら視線を感じる」
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 00:20:47.07 ID:HLdAiRjk0 - 旦
俺は紳士俺は紳士俺は紳士俺は紳士俺は紳士俺は紳士俺は紳士俺は紳士俺は紳士――― 何度もそう自分に言い聞かせているのは言うまでもなく彼女が背後で服を脱いでいるからである。 いつかの滝でもこのような事はあったが、あんなものはもはや序の口だ。 今は、彼女と同じ空間、この密閉空間に、彼女と居る。 言わば生の彼女だ。 彼女の小さな呼吸が聞こえる。 服と服とがこすれ合う絹擦り音が聞こえる。 皮膚と皮膚がこすれ合う音が聞こえる。 彼女を直接見ることはなくても、彼女の動く様子が 無駄に高性能な耳によってありありと脳に伝達され、そして映像化してしまう。 なんて無駄な第六感だ! くそう、たかが息子の分際で脳まで侵略しようというのか! ええいなるものか、彼女の裸など想像してなるものか! 我は紳士ぞ!
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108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 00:25:03.24 ID:HLdAiRjk0 -
彼女は無事 矢傷の止血も終え、滲みこんだ水も絞り出した服を着ている。 俺はほっとする一方、股間から来る無念の情に焼き殺されそうになっていた。 何故見なかった! 彼女の裸を見るチャンスだった、もう二度と無いであろうチャンスだった! 貴君は馬鹿なのか! 阿呆なのか! 賢者なのか! 臆病者なのか! ヘタレなのか! ただ覗くというのが忍びないのであれば何かしら理由をつけて見る事は出来たはずだ! マントを裂いたものを使わせず、貴君が持っていた包帯を渡せばその時に見ることができた! 包帯が巻き難いであろう腕、手伝ってやろうかと訊くことぐらいはできた! 殴られたり斬られたりという危険が伴っていても覗くのが男というものではないのか! 貴君は! 何故そうまでして! 紳士であろうとするのだ! 死んでしまえ!!!
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- 自分のレスを最後にスレが落ちた時の空しさは異常
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 00:28:47.59 ID:HLdAiRjk0 - そうか
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- 女旅人「なにやら視線を感じる」
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 00:30:05.62 ID:HLdAiRjk0 - 息子よ、貴様の気持ち、分からんでもない。
しかしそのように己の欲望のままに行動し続けていれば必ず身を滅ぼす。 いやだからと言って段階を踏めば彼女の裸を覗き見ても言いという訳ではなく、 覗きという行為そのものが紳士のマナーに反するのだ。 どうしても裸を見たいというのであれば、然るべき道を通らねばなるまい。 たとえこのまま30を過ぎ魔法使いになろうとも、紳士の道を外してはいけない。 紳士であろうとする理由。 愚問だな。 そんなもの貴様が存在するからに決まっている。 だが、喜べ愛する馬鹿息子。 良い事を教えてやる。彼女は今、鎧を着てはいない。 鎧を着けても嵩張らない為に中に着られた服は、旅の最中のそれよりも薄手だ。 つまり身体のラインが前よりはよく見える、しかも至近距離だ。 彼女は貧乳――もとい、控えめだ。
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21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 00:33:58.54 ID:HLdAiRjk0 -
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- 女旅人「なにやら視線を感じる」
111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 00:35:25.04 ID:HLdAiRjk0 -
それからしばらく、互いに何も話さないまま、ただ時間だけが過ぎた。 俺としては是非とも彼女と会話をしてみたかったのだが、何を話せば良いのか分からないし 彼女も会話をするような雰囲気ではなかった。 仮にも彼女にとっての俺は敵兵なのだ。 雨が止んだ。 日が暮れ始めると、彼女は鎧を装備し始めた。 名称のよく分からない防具の数々を慣れたように装着していく。 あまりにも重々しい。 暗くなってから出発するつもりだろう。 傷が痛まない訳は無いが、彼女は俺と違って騎士、やることがある。 それに自身の事が分からないほど馬鹿でもないだろう。 無理に引き止めることはできない。
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- 自分のレスを最後にスレが落ちた時の空しさは異常
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 00:39:01.25 ID:HLdAiRjk0 -
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- 自分のレスを最後にスレが落ちた時の空しさは異常
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 00:41:12.06 ID:HLdAiRjk0 -
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- 0秒規制キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 00:43:14.27 ID:HLdAiRjk0 - ねーよ
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25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 00:47:45.56 ID:HLdAiRjk0 -
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- 勇者「もうまとめて殺っちゃうわ」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 00:48:26.78 ID:HLdAiRjk0 -
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- >>5が徹夜でこのスレを保守するスレ
294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 00:49:21.41 ID:HLdAiRjk0 - まかせろ
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- 自分のレスを最後にスレが落ちた時の空しさは異常
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 00:50:07.62 ID:HLdAiRjk0 -
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- 自分のレスを最後にスレが落ちた時の空しさは異常
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 00:52:15.00 ID:HLdAiRjk0 -
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- 自分のレスを最後にスレが落ちた時の空しさは異常
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 00:53:00.93 ID:HLdAiRjk0 -
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30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 00:53:43.29 ID:HLdAiRjk0 -
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31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 00:55:34.40 ID:HLdAiRjk0 -
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- 勇者「もうまとめて殺っちゃうわ」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 00:56:32.86 ID:HLdAiRjk0 -
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- 女旅人「なにやら視線を感じる」
115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[さる]:2010/09/15(水) 01:00:40.33 ID:HLdAiRjk0 - 陽が沈み辺りは暗くなる。 手入れを終えた短剣を収め、彼女は立ち上がった。
そのまま立ち去ると思っていたが、意外にも声をかけて下さった。 ありがたや。 彼女「貴様、本当に戦場から逃げるのか」 黙って頷くと鼻で笑われた。 臆病者だと、負け犬だと思われたろうか。 外の様子を伺い、安全を確認してからゆっくりと洞穴から出る。 彼女「次に戦場で会ったら、必ず殺す」 そう言い残し、闇の中に消えていった。 俺「さて、と」 彼女が立ち去った今、もう此処に居る必要は無い。 担保として彼女に渡していた短剣その他諸々を拾い集め、洞穴を抜ける。 申し訳ないが、俺は彼女に嘘を吐いた。 我が団の野営地を目指し、足を進めた。
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- 勇者「もうまとめて殺っちゃうわ」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 01:02:19.88 ID:HLdAiRjk0 -
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32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 01:02:53.63 ID:HLdAiRjk0 -
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- >>5が徹夜でこのスレを保守するスレ
296 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 01:03:24.63 ID:HLdAiRjk0 -
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- 勇者「もうまとめて殺っちゃうわ」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 01:06:48.00 ID:HLdAiRjk0 -
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33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 01:07:19.66 ID:HLdAiRjk0 -
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- 勇者「もうまとめて殺っちゃうわ」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 01:10:29.60 ID:HLdAiRjk0 -
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34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 01:11:01.72 ID:HLdAiRjk0 -
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- 女旅人「なにやら視線を感じる」
116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 01:12:34.24 ID:HLdAiRjk0 -
弓兵「いやーまさか生きてるとはな! あれだろオレの矢のおかげだろ?」 夜中、野営地に戻ると、偶然にも見張りをしていたらしい同僚が話しかけてきた。 曰く、俺が彼女と崖から落ち、相手も隊長を失ったことで動揺する――かと思われていたが、 そのような事はなく、むしろ有力らしい俺を失ったこの団が乱れまくり、兵の数は半分になった。 団長の指示により撤退、明日は正面から攻めろ、とのこと。 士気は高くはないようだ。 弓兵「でも惜っしいよなー、女隊長殺しそびれたんだもんなぁ。 それさえ出来りゃ、給料も思いのまま、もしかしたら騎士にもなれたかも知れねぇよ」 俺「でもあの隊長に俺が殺されなかったのは お前らの矢があったればこそだ。 礼がしたい、他の二人も連れてきてくれ。 あぁ、他にばれちゃいけないから内密にな」
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117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 01:19:17.40 ID:HLdAiRjk0 - 野営地から少し離れた場所、俺と顔をニヤつかせた男三人が輪を囲む。
酒を飲みながら俺の生還を喜んだり「オレの矢はどこに当たった」と自慢話をする。 「じゃあ」と俺が腰に手を伸ばすと、男たちは待ってましたと言わんばかりに目を輝かせた。 俺「お前の矢は確か、腕に当たったんだな」 野営地からかっぱらってきた長剣を抜き、男の肩を切り落とす。 「ギャアアアアア」という悲鳴が響き、森に住む野鳥がバサバサと羽ばたいた。 弓兵「テメェ! 何のつもりだ!!」 俺「るせぇ!! 戦士の神聖な決闘に横槍入れて汚しやがって! 恥を知れ!!」 弓兵「オレたちゃお前を助けようと――」 俺「ヴァルハラで懺悔しなッ!!」 彼女の仇を討って、やり残したことはなくなった。 あとは金を少しくすねて、闇の中へスタコラサッサと逃げ出した。
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- 自分のレスを最後にスレが落ちた時の空しさは異常
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 01:23:01.27 ID:HLdAiRjk0 -
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- 女旅人「なにやら視線を感じる」
118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[3/10]:2010/09/15(水) 01:25:38.86 ID:HLdAiRjk0 - ―――
見渡す限りの人人人人人人馬人人人馬人人……流石王都、と言うべきか。 町は国の守護英雄である かの騎士団を、紙吹雪と鼓膜が破れるほどの拍手と歓声で迎えていた。 鎧を着け威風堂々と馬に跨り、黄色い歓声に囲まれる国の英雄達の中に彼女の姿を見つけた。 他の隊長達に見劣りしない程、彼女は輝いて見えた。 噂によると、俺と分かれた後も連合軍の隊長格の首をいくつか落としたらしい。 あの傷で。 この国において、功勲最高位を受けた騎士団のみが入る事を許された正規軍。 その中でも最強と言われる団で、軍内いや国内唯一の武勲で以って成り上がった女戦士がいる事、 そしてその女隊長の名前――傭兵をしている以上、知らないわけがない。 彼女の名前を知りたい知りたいと思っていたが、まさかとっくに知っていたとは。 やはり高嶺の花というか、俺程度では手の届かない存在なのだな、と少々寂しくなった。
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39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 01:28:09.74 ID:HLdAiRjk0 -
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- 勇者「もうまとめて殺っちゃうわ」
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 01:29:47.45 ID:HLdAiRjk0 -
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41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 01:32:19.39 ID:HLdAiRjk0 -
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43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 01:35:50.64 ID:HLdAiRjk0 -
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- 女旅人「なにやら視線を感じる」
120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 01:36:58.53 ID:HLdAiRjk0 -
俺「最っ悪だよもう……」 王都、狭い路地にある酒場にて、自棄酒。 思わず口に出してしまうほどに最悪な気分であった。 俺「何たって俺ぁいつもこんな……」 俺「ちくしょう……」 酒を片手に俯く。
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- 勇者「もうまとめて殺っちゃうわ」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 01:38:27.89 ID:HLdAiRjk0 -
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300 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 01:39:37.09 ID:HLdAiRjk0 - お前ばっかり良い顔させられっかよ!
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44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 01:41:19.93 ID:HLdAiRjk0 -
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- 女旅人「なにやら視線を感じる」
121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 01:42:06.12 ID:HLdAiRjk0 - 最悪だ。
一目見た瞬間から、近付きたいと、会って話しがしたいと――そう思い続け、 1ヶ月以上もの間、ずっとずっと、追い続け――振り向いてもらえないかと、 参加したくもない闘技会に参加し下半身を狙われ、勝手に買って出た クマからの護衛のおかげで食料を奪われ飢えと寒さで死に掛けたりと―― 少しは、努力をしていた、つもりだった。 しかしどうだ。 実際彼女が振り向いたときの俺は、彼女の敵―― しかも彼女の部下を何人も一生戦う事の出来ない身体にし、 それどころか彼女自身をも殺しかけた。 取り返しのつかないことをした。 彼女はもう、俺を敵としか――殺しの対象としか、見てはくれないだろう。
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45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 01:44:46.76 ID:HLdAiRjk0 -
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- 勇者「もうまとめて殺っちゃうわ」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/15(水) 01:46:54.54 ID:HLdAiRjk0 -
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- 女旅人「なにやら視線を感じる」
123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 01:48:18.87 ID:HLdAiRjk0 - こんなことになるのなら、ずっと遠くから彼女を眺めているだけでよかった。
例え彼女に振り向かれる事はなくとも俺は眺めているだけで心が躍り、 そしてぽかぽかと温かい気持ち 「合席をしてもいいか」 になる事ができた。 例え彼女に 「おい」 想い人が居たとしても、彼女さえ幸せなのならば、 笑顔が見ることができるのならば、それだけで 「おい、聞いているのか」 俺「だぁーうるせぇえええ!!!! 勝手に座tt」 彼女「なら、座らせてもらう」
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46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/15(水) 01:50:31.97 ID:HLdAiRjk0 -
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