トップページ > ニュー速VIP > 2010年08月27日 > lCfrk6C3P

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以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
さるさんがきついなあ
さるさん働きすぎ
1
けいおんの秋山澪だけど…全レス恥ずかしい 193
唯「パワプロやろーよ!」
梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
そろそろあずにゃんはブチ切れるべき
剣から衝撃波を飛ばすって技を定着させたのは
ブーンなようです
就→職 完成でみんな働く
唯「憂だらけ!」
いらないと思う体の部分
弟が大量にアイマスクを持っているんだが何か怖い・・・

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書き込みレス一覧

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けいおんの秋山澪だけど…全レス恥ずかしい 193
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/08/27(金) 00:07:49.91 ID:lCfrk6C3P
あずにゃんペロペロ
唯「パワプロやろーよ!」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/08/27(金) 00:30:06.09 ID:lCfrk6C3P
期待

バランス面最高なの12決であるのは明らか
梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 00:59:33.26 ID:lCfrk6C3P

1章

――4月 けいおん部部室

律「いやー、今日も練習したなー」

唯「熱血だったね!」

澪「どこがだ。最後の30分にちょこっとパート別に練習してただけだろ」

梓「そうです! 今日もずっとティータイムばっかりで……もっとやる気を出してほしいです!」

唯「あずにゃん厳し〜。ほらほら、怒るとほっぺた落ちちゃうよー」

梓「むにゃ! ほっぺたつままないで下さい!」

唯「やーらかーいなー」むにむに

紬「眼福だわー」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:02:32.01 ID:lCfrk6C3P

紬「梓ちゃんは2年生に進級して、やる気満々ね〜」

澪「いつ後輩ができてもいいように心構えしてるんだろうな。真面目なんだよ、梓は」

律「まあ、ぜんっぜん入部希望者出てこないけどなー」

梓「はぁ……」ガックシ

唯「おやあ? あずにゃん、落ち込んでるー」

梓「落ち込みもしますよ……」

紬「どうして誰も入ってくれないのかしらね」

律「さあな。女子高だと『バンド組んで演奏だー!』っていう気合入った奴はなかなかいないんじゃね?」

唯「じゃあ私は気合入った女の子なんだ!」

澪「お前は軽音を『軽い音楽』と勘違いしてただけだろ」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:04:23.42 ID:lCfrk6C3P

――帰り道

テクテク

律「そういえばさ、最近学校に幽霊が出るっていう話、知ってるか?」

澪「うっ!」ビクリ!

唯「なにそれー。聞いたことないよ」

梓「本当の話なんですか?」

紬「あ、私、聞いたことあるかも。放課後の幽霊よね?」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:06:16.39 ID:lCfrk6C3P

律「そうそう。なんでもな、夜の6時か7時ぐらいになると学校の中を幽霊が徘徊してるらしい」

澪「うぅ……」

律「職員室から出てきたと思って追いかけてみると、曲がり角でいきなり消えちゃってな」

唯「どんな幽霊なのー?」

律「んー、髪の長い女の子だったり、小さな男の子だったり、学生服着た男の子だったり」

梓「ようは正体不明、ってことですね」


澪「何も聞こえない何も聞こえない何も聞こえない」ガクブル

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:08:28.45 ID:lCfrk6C3P

唯「けど、夜7時だなんて、幽霊さんもすごく早い時間に出るんだねー」

律「だなー。普通深夜とかに出るよなー」

紬「その時間って生徒はいなくても、先生方はまだ残ってらっしゃるんじゃないかしら」

律「そう思ってさわちゃんに幽霊のこと聞いてみたけど、『見たことない』だってさ」

梓「だったらただの噂話なんですよ。よくある怪談です、きっと」

律「けどなー。もし今日みたいに一緒に帰ったりする時にだな」


澪「何も聞こえない何も聞こえない何も聞こえない」ガクブル

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:10:34.72 ID:lCfrk6C3P

律「澪が忘れ物に気付き、『あ、私忘れ物したから取ってくる。皆は先に帰っててくれ』と言って、1人で学校に戻ったとする」

澪「何も聞こえない何も聞こえない」

律「夕方から夜に変わる学校。なぜか先生も守衛さんもいなくて、澪は薄暗い校舎の中を1人でひたひたと歩く」

澪「何も聞こえない何も聞こえない」

律「鍵を借りるために職員室に行くと、ふと、職員室から出てくる白い影が……」

唯「どきどき」

律「『あれ? 先生いたのかな?』。そう思って追いかける……けどその白い影は歩くのが早くて追いつかない」

紬「どきどき」

律「『先生!』。叫ぶようにして呼び止めると、白い影は立ち止まる。そしてゆっくりとこちらを振り向いたその顔は……!」

梓「……」

澪「何も……聞こえない……!」ガクブルガクブルガクブル

律「すぅ」

律「真っ白っけっけー!」

澪「わああああああ!」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:11:57.89 ID:lCfrk6C3P

唯「うわ! 驚いた!」

紬「澪ちゃんの叫び声に驚いちゃったわー」

梓「澪先輩、落ち着いてください!」

律「澪は必死になって逃げるけれども、真っ白な顔の怪物は澪を追いかけてくるのだー!」

澪「きゃああ! きゃあああ!」ダダダダ!

律「ありゃ。走ってっちゃったよ」

唯「澪ちゃーん、そんなに走ったら転んじゃうよー」

梓「律先輩、やりすぎです……」

律「なはははー」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:13:34.89 ID:lCfrk6C3P

――翌日 学校 昼休み

純「ああ、その話なら私も知ってるよ」

憂「私も聞いたことある」

梓「へえー。結構広まってるんだ」

純「けどさあ、夜7時とか中途半端な時間に出るよね」

憂「あはは、そうだね。早起きな幽霊さんなんだよ、きっと」

梓「幽霊って寝たりするの?」

純「案外3大欲求持ってたりするんじゃない?」

梓「ご飯食べる幽霊とか、なんだかロマンがないなあ」

憂「そういうアニメ、昔あったよねー。頭に毛が3本生えてるやつ」

純「うわっ、ふるっ」

梓「私達が生まれる前のアニメでしょ、それ」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:15:05.50 ID:lCfrk6C3P

純「けど、その噂話も中身が安定しないよね。特に外見」

梓「男か女かも分からないんだっけ」

純「唯一分かってるのは、色白だってことだけらしいよ。服装は見る人によってばらばら」

憂「私はロケット砲持ってるって話も聞いたことあるなー」

梓「ろ、ロケット?」

純「こわっ。なんで幽霊がロケット?」

憂「きっと兵隊さんの幽霊だったりするんだよ」

純「じゃあ、出会いがしらにロケット撃たれるんだ。どばーんって」

梓「それって幽霊じゃなかったとしても怖いよ」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:16:58.20 ID:lCfrk6C3P

――放課後 けいおん部部室

律「あー、今日も練習したなー」

唯「疲れたー」

澪「いやいや、今日も最後にセッションしただけだって」

梓「皆で弾けただけ、まだマシですが……」

紬「ふふふ、じゃあ、最後に冷たい紅茶を飲んで帰りましょうか。用意するわね」

唯「あずにゃーん」ダキッ

梓「あう。いきなり抱きつかないでください!」

唯「あずにゃん分補給だよー」

梓「後片付けの最中ですからやめてください」

唯「あずにゃんのけちー。ほっぺたぎゅってしてやるー」むにゅ

梓「にゅ! もう! 唯先輩!」

唯「あはは! あずにゃん怒っちゃやだよー」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:18:40.77 ID:lCfrk6C3P

――帰り道

律「ふぅ。明日は金曜日かー。もうすぐ休みだ休みだ」

澪「律は土日、何か用事ある?」

律「んー、弟を映画に連れていく予定だな。なんかあるのか?」

澪「ちょっとライブハウスに行こうかと思ってたんだけど……いいや、また今度にする」

律「おいおい。私と一緒じゃないと行けないのか?」

澪「1人であの中に入るのはちょっと……」

紬「ライブハウスって独特な空気があるものね」

唯「そうかなー。私はなんだか楽しいよ」

律「そりゃあ、お前は強面さんでも仲良くなれるからな」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:20:51.20 ID:lCfrk6C3P

梓「あっ」

律「ん? どうした、梓」

梓「スコア、部室に忘れたかも……です」

澪「今日練習してたやつか?」

梓「はい……後片付けの時に鞄に入れたと思ってたんですけど……入ってない」

律「あー、唯とじゃれあってたからな。入れ忘れたんだろ」

梓「どうしよう……家に帰ってからも練習するつもりだったのに」

紬「1度戻る? 今からならまだそんなに離れてないわ」

梓「いえ、先輩たちにまで迷惑をかけられません。仕方ないので……私1人で取ってきます!」

唯「大丈夫? もうすぐ暗くなるよー?」

梓「ちょっと行って取ってくるだけなので、大丈夫です。先輩たちは先に帰っててください。それでは!」

タタタタ

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:22:14.88 ID:lCfrk6C3P

律「……あれ? なんかデジャブった」

唯「でじゃぶ? しゃぶしゃぶの仲間?」

紬「デジャブっていうのは、『何か経験したことあるなあ』っていう感覚のことよ」

唯「へー。りっちゃん、そんな難しい言葉知ってるなんて、すごいなー」

律「まあなー。うーん……けど、よく分からん。思いだせん」

唯「じゃあ、気にしないでいいんだよー」

律「そだなー」


澪「……」ガクブル

澪(梓! ふがいない先輩を許してくれ……!)

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:24:03.08 ID:lCfrk6C3P

――夜7時前 学校


梓「うー、暗いなあ。夜の学校ってどうしてこんなに怖いんだろ」

梓(校門はまだ開いてたからよかったけど……あれ? 職員室もまだ明るい。誰か先生いるのかな)


タタタタ

ガラッ

梓「失礼します」

梓「あれ? 誰もいない……職員室の電気だけついてるなんて、おかしいなあ」

梓(仕方ない。守衛さんは守衛室にいなかったら、見回りかな。事情を話して鍵を開けてもらおう)

梓(……)

タタタタタ
梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:25:22.39 ID:lCfrk6C3P

梓(そう言えば、今って夜7時に近いんだっけ……)

梓(噂の幽霊って、今の時間帯に出るんだよね)

梓(……)


律『鍵を借りるために職員室に行くと、ふと、職員室から出てくる白い影が……』


梓(……そんなわけないよね)

梓(守衛さんを探そう)

タタタタタ

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:27:04.64 ID:lCfrk6C3P

タタタタ

梓(いないなあ。2階も全部回ったのに)

梓(はあ……もう一度職員室に戻ろうかな)

ふっ

梓(!)

梓(今、何か白い影が見えたような)

梓(……)

梓(あ、あはは……そ、そんなわけないよね)

タタタ

梓(白い影は階段を昇ってったように見えた)

梓(この上は……音楽準備室。私たちの部室)

梓(……まさか、ね)

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:28:16.04 ID:lCfrk6C3P

タン タン タン

梓(なんで私、白い影なんか追いかけてるんだろ)

梓(けど、もし本当に幽霊がいたとしたら……)

梓(ううん、そんなわけない。ただの見間違い。見回りをしてる守衛さんかもしれないし)

梓(そうだよね。で、私は守衛さんを探してるから追いかけてるだけ)

梓(決して幽霊みたさに……あれ? 何か音が聞こえる)


ジャン♪ ジャカ♪ ジャン♪


梓(ギターの音?)

梓(そんな。だって、どこのクラブもこの時間まで部活やってるはずないし……)

梓(……けいおん部の部室から聞こえる)

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:29:59.19 ID:lCfrk6C3P

ジャン♪ ジャカ♪ ジャン♪

梓(……)

梓(ドアを開けて、み、見てみればいいんだよね)

梓(そうだよ。もしかしたら、守衛さんがギターを弾いてるのかも)

梓(『いつも君達の演奏聞いてて、私も弾きたくなってねー』って)

梓(……)

梓(そんなわけないか)

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:31:21.31 ID:lCfrk6C3P

ジャン♪ ジャカ♪ ジャン♪

梓(よし!)

梓(扉をちょっとだけ開けて……ほんとにちょっと。ちょっとだけ……)

キィ

ジャン♪ ジャカ♪ ジャン♪

梓(暗くてよく見えないけど……ギターの音はよく聞こえる)

梓(これ、何の曲だったっけ。洋楽の何かだったと思う)

梓(もうちょっと明るければ弾いてる人の姿も……って、あれ? 人の腕が)

ジャン♪ ジャカ♪ ジャ、

ゴホッ! ゴホッ!

……

ジャン♪

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:33:00.56 ID:lCfrk6C3P

梓(白い肌……え? すごく肌が白い人って、まさか噂の幽霊?)

梓(え? え? ゆ、幽霊さんがギターを弾いてる??)

ゴホッゴホッ!

梓(けど、足はちゃんとあるように見えるんだけど……それに、これって咳の音?)

梓(YシャツとGパン……なんか普通の格好。顔は後ろ向いてて見えない)

梓(これが……幽霊?)

ジャン♪ ジャカ♪……ピタ


??「誰かいる?」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:34:55.64 ID:lCfrk6C3P

ビクリ!

梓「――!!!」

梓(に、逃げなきゃ!)

ダダダダダダ!

ダダダダダ!

梓「はあ、はあ」

梓(勢い余って、校舎の外まで逃げちゃった)

梓(まさか幽霊に声をかけられるなんて……嘘みたい)

梓(あれ? けど幽霊って話しかけてくるものなのかな)

梓(それに、普通に考えて幽霊がギターを弾くないし……)

梓(……)

梓「もしかして、ただの人間?」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:36:26.55 ID:lCfrk6C3P

――翌日 放課後 けいおん部部室

律「幽霊を見た〜?」

梓「はい! いえ、正確には幽霊じゃありません! 不審人物です!」

紬「それって、昨日忘れ物を取りに行った時に?」

梓「はい。あ、それを見たせいで結局スコアは取りに行けませんでしたが……」

唯「あはは、あずにゃんおっちょこちょいだねー」

律「いやいや、今はそういう話じゃないだろ」


澪「何も聞こえない何も聞こえない」ガクブル

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:38:05.63 ID:lCfrk6C3P

紬「それで、どんな幽霊さんだったの?」

梓「いえ、幽霊ではなく不審人物です。だって、足はちゃんとありましたから」

律「幽霊だからって足がないって決め付けるのはどうかと思うぜ」

唯「だよねー。Qちゃんも足あるもんねー」

紬「外見は?」

梓「白いYシャツと紺色のGパンで、肌はすごく白くて髪は黒くて……ギターを弾いてました!」

律「はあ?」

唯「すごいね! 幽霊さんってギター弾けるんだ!」

梓「あとは……咳もしてました!」

律「よくわかんないなあ」

唯「ねえねえ、幽霊さん、ギター上手だった?」


澪「何も聞こえない何も聞こえない」ガクブル

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:39:39.70 ID:lCfrk6C3P

梓「聞いてる限りでは、なかなか上手でしたよ」

唯「すごいなあ。身体が透けるのにどうやってギター弾いてるんだろ」

律「で、その不審人物さんはどこで見たんだ?」

梓「この部室です」


ピタ


律「……」
紬「……」
唯「おー」

澪「きゃあああああ!」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:41:18.17 ID:lCfrk6C3P

律「澪が狂った!」

澪「わ、私、幽霊がいるところに座ってたのか!? そうなのか!?」

梓「み、澪先輩落ち着いて」

澪「ふと触ったところが水で濡れてたり、指に髪の毛がべったりくっついてたり、そんなことが起きるのか!?」

唯「そういえば、最近お風呂場の排水溝が詰まっちゃって、フタを開けてみたら髪の毛がびっしりで驚いたよー」

澪「私は呪われたんだー!」

律「落ち着け、澪! 梓によると正体は人間らしいぞ!」

ピタ

澪「……そうなのか?」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:43:06.69 ID:lCfrk6C3P

梓「まだそうだと確定したわけではありませんが……その可能性が高いと思います」

紬「けど、夜の校舎って生徒は原則入れないはずよ」

律「だなー。教師ってわけじゃなさそうだし」

梓「大人にしては身体の線が細かったです。声はちょっと男っぽかったかも」

澪「うぅ……梓は幽霊と話をしたのか?」

律「幽霊だったら話なんかできないだろ、普通」

唯「あずにゃん、霊感あったんだー」

梓「唯先輩、話ずれてますって……このまま放っておくのはまずいかもしれません。もしかしたら、不法侵入者かもしれませんし」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:44:33.70 ID:lCfrk6C3P

律「けどなー。わざわざ夜の学校に忍び込んで、やることがここでギターを弾くことなのか?」

澪「どこか腑に落ちない……やっぱり幽霊で、音楽に未練を残してるとか……」ビクビク

梓「けど、あれは人間でした。間違いありません」

紬「うーん、だとしたら守衛さんが先に見つけてるはずだけど……」

唯「もしかして、私たちの情報を盗むために忍び込んできたスパイ!?」

梓「それはないです」

澪「私たちの何の情報を盗むんだ」

律「澪の3サイズとか」

澪「ばか」ポカ

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:45:42.67 ID:lCfrk6C3P

律「よし! こうなったら私たちで正体を突き止めようではないか!」

紬「というと?」

律「夜の校舎に忍び込んで、不審人物を待ち伏せだー!」

澪「な、何を言ってるんだ律は。そんなことできるわけないだろ」

紬「そうね。忍び込むのは難しいと思うわ」

澪「そうそう。ムギも反対だよな」

紬「むしろ、夜になるまで校舎のどこかで隠れていればいいのよ」

律「なるほど! ムギは頭いいなー」

澪「……うぅ、仲間がいない」ビクビク

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:46:44.15 ID:lCfrk6C3P

唯「じゃあ、今日は学校にお泊りだね!」

梓「え? 本当にやるんですか?」

律「私たちの部室を勝手に使われてるとあっちゃあ、見逃すわけにいかないからな!」

紬「私、夜の学校を探検するのが夢だったのー」

澪「いやだ、絶対にいやだ!」

律「観念しろ、澪。これはけいおん部の活動なんだ」

澪「いやだー!」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:47:59.36 ID:lCfrk6C3P

――夜 学校

キィ

律「音楽室の倉庫に隠れてるだけで見つからないもんなんだな」

紬「守衛さんも、鍵のかかった部屋の中までは確認しないものよ」

唯「すごいねー。夜の学校ってこんなに静かなんだねー」

澪「……」ガクブル

梓「あの、澪先輩が今にも気絶しそうになってるんですが」

律「いつものことだ。ほっとけ」

紬「これからどうする?」

唯「探検しよう、探検!」

律「そうだな。こんな機会はなかなかないし、ちょっと探検してみるかー」

梓(……律先輩たちは怖くないのかなあ)

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:49:32.32 ID:lCfrk6C3P

澪「何も見えない何も見えない」

梓「澪先輩、目を瞑って歩いてたら危ないですよ」

澪「目を開けたら目の前に幽霊がいるんだきっとそうだ」

律「仕方ない奴だなー。私が手を引いてってやるよ」キュッ

澪「うぅ……」

唯「非常灯の光ってなんだかほんわかするね」

紬「ドキドキワクワク」

梓「ムギ先輩は楽しそうですね……」

紬「怖いけど楽しいの。そこの教室からいきなりゾンビが出てきたらどうしようかとか考えてると、なんだかもう身体が震えてきちゃって」

澪「ゾンビ怖いゾンビ怖い」

唯「ばいおはざぁどだね!」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:51:10.26 ID:lCfrk6C3P

――数十分後

唯「何もなかったね」

律「拍子抜けだな。1度部室に戻るか」

澪「ふぅふぅ」

紬「澪ちゃん、深呼吸深呼吸」

タタタタ

梓「あれ? 部室の扉って閉めましたよね」

紬「うん。私が最後にちゃんと閉めたはずだけど……」

律「おいおい、開いてるじゃないか」

澪「うぅ……ま、まさか」

唯「幽霊さん?」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:52:29.88 ID:lCfrk6C3P

律「よし、ぬきあしさしあし忍び足で扉に近づくぞ」

紬「ドキドキ、ワクワク」

澪「わ、私は嫌だぞ、絶対に近づかないからな」

律「私の手を離せるって言うんなら、ここで待機しててもいいぞ」

澪「い、嫌だ。手は離さないでよぉ」

唯「女は度胸だよ、澪ちゃん!」

梓(……昨日みたいにギターの音は聞こえない)


「そこにいるのは誰!」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:54:02.34 ID:lCfrk6C3P

澪「きゃああああ!」
律「うわっ!」
唯「わわっ!」
紬「きゃっ!」
梓「……!!」

さわ子「ちょ、ちょっと、いきなり大きな声出さないでよ」

律「さ、さわちゃん?」

さわ子「りっちゃん? それにみんなも……あなたたち、こんな時間に何してるの」

律「あ、あはは、な、なんだ。幽霊かと思った」

唯「びっくりしたー」

澪「……きゅー」

紬「あ、大変、澪ちゃんが」

梓「気を確かに、澪先輩!」

さわ子「本当に何してるの、あなたたちは……」ハァ

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:55:38.58 ID:lCfrk6C3P

さわ子「幽霊を見に来た?」

律「そうでーす! 梓が昨日、部室で見たっていうから」

梓「はい、見ました!」

澪「私は反対したんですが……」

唯「でね、閉まっていたはずの部室の扉が開いてたから、もしかしたら今いるかもしれないんだよ!」

さわ子「……」

さわ子「そんなわけないでしょ。風で開いただけよ」

紬「けど、窓も開いてませんし……」

さわ子「気になるのなら、実際に見てみればいいわ」

キィ

さわ子「ほら、誰もいないでしょう?」

唯「ほんとだー。ひとっこひとりいないよー」

律「あれー? おっかしいなー」

梓「……」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:57:16.12 ID:lCfrk6C3P

さわ子「ほら、早く帰りなさい。今日は見逃してあげるから」

梓「さわ子先生は帰らないんですか?」

さわ子「私はまだ仕事が残ってるのよ。もう少しして戸締りの確認をした後、帰るわ」

唯「一緒に帰ろうよー」

さわ子「だーめ。ほら、帰った帰った。早くしないと明日反省文書かせるわよー」

律「反省文は嫌だ」

澪「は、ははは早く帰ろう」

唯「お腹空いたー」

律「しゃーない。帰るか」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 01:58:34.88 ID:lCfrk6C3P

紬「先生、さようならー」

唯「さよならー」

さわ子「はい、さようなら。あら? 梓ちゃんは行かないの?」

梓「……」

梓「あの、さわ子先生は昨日も学校に残っていらしたんですか?」

さわ子「そうよ? それがどうかした?」

梓「……いえ、さようなら!」

さわ子「さようなら」


ツカレターオナカスイタヨー
ミオーアルクノハヤイー
ガヤガヤ

さわ子「……」

さわ子「……ふぅ。まったく、世話が焼けるわね」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 02:00:14.48 ID:lCfrk6C3P

――校門前

澪「まったく、もう絶対にこんなことしないからな」

律「つーかもうできないだろ。さわちゃんに見つかったのにまたやったら、反省文どころじゃ済まないぞ」

紬「けど楽しかった。いい思い出になったわ」

唯「探検ごっこは楽しいね!」

梓「……」

梓(さわ子先生、昨日も学校にいたって言ってたけど、職員室には誰もいなかったはず)

梓(だったら見回りをしてた? ううん、それは守衛さんがやる仕事のはずだし……)

梓(そもそも今日だって、どうしてさわ子先生、部室に来たんだろ)

梓(3階には他に部屋がない。だったら部室に用があった? どうして?)

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 02:01:34.87 ID:lCfrk6C3P

律「どうした、梓? さっきから考え事か?」

梓「あ、いえ……」

梓(どこか……どこかおかしい気がする)

梓(そうだ。今日は職員室の灯りすら点いてなかった。なのに『仕事』?)

梓(……さわ子先生、嘘ついている?)

梓(やっぱり気になる!)

梓「あ、あの!」

唯「んー? あずにゃん、どしたのー?」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 02:02:58.45 ID:lCfrk6C3P

梓「ぶ、部室に忘れ物をしました? 取りに行ってきます!」

律「おいおい、またか?」

紬「今度は何を忘れたの?」

唯「皆で取りにいこうかー?」

澪「うっ」ビクッ

梓「いえ、ちょっとしたものですので、私1人で行きます! 先輩たちは先に帰っててもらって結構です! では!」

ダダダダ!

律「お、おい! って、行っちまった」

紬「さわ子先生もいらっしゃるんだし、大丈夫よ〜」

唯「いいなあ、あずにゃん。また学校探検できるんだー」

澪「うぅ、また私は後輩だけを危険な場所に行かせてしまった……ごめん、梓! けど怖いんだ!」

律「ここに罪の意識と闘っている少女がいたのだった、か」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 02:04:27.73 ID:lCfrk6C3P

――夜 学校の中

梓(職員室の電気は点いてない)

梓(さわ子先生もどこにもない)

梓(……やっぱり部室なのかな)

タタタタ

梓(部室……)

ジャン♪

梓(! またギターの音がする!)

梓(部室の中からは人の気配がするし)

梓(誰かいるんだ!)

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 02:05:31.33 ID:lCfrk6C3P

キィ……

梓(扉を少しだけ開けてっと)

ジャン♪ ジャカ♪

梓(あっ)

梓(昨日と同じ曲……それに、同じ感じの人が立ってる)

ジャン♪ ジャカ♪

梓(……やっぱり上手いなあ)

ジャン♪ ジャカ♪

梓(けっこう好きかも、この演奏)

ジャン♪

……ゴホッゴホッ!

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 02:07:00.20 ID:lCfrk6C3P

「大丈夫?」

梓(この声はさわ子先生?)

さわ子「少し休憩したら?」

??「そうですね。キリもいいですし」

さわ子「はい、お茶よ。ペットボトルで悪いけど」

??「いえ、ありがとうございます」

梓(さわ子先生としゃべってるって事は、やっぱり幽霊なんかじゃないんだ)

梓(男の人の声……どうしてさわ子先生もここに?)

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 02:08:55.25 ID:lCfrk6C3P

さわ子「そういえば、あなたの事、校内で噂になってるのよ」

??「え? どんな噂ですか?」

さわ子「夜7時に現れる幽霊ですって。何度か生徒に目撃されてるみたいね」

??「うーん、下校時間の後に入ってきてるんですが……」

さわ子「部活で遅くなる子もいるのよ。もう少し用心なさい。今日だって危なかったんだから」

??「すみません。今日はほんとに助かりました。先生の声がなければ隠れきれませんでしたから」


梓(さわ子先生とこの男の人、知り合いなのかな)

梓(肌が白い……昨日見た人に間違いないよね)

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 02:11:38.44 ID:lCfrk6C3P

さわ子「昨日も、けいおん部の子に姿を見られてたみたいね」

??「あー、じゃあやっぱりあれは見間違いじゃなかったんだ」

さわ子「どういうこと?」

??「昨日、扉から物音がしたんで誰かいるのかと思って声をかけたんです。
   けど、扉を開けると誰もいなくて……窓から外を見ると、校門付近に女の子がいました。黒髪のツインテールでしたね」

さわ子「けいおん部の子ね。その子に見られたのよ」

梓(私のことだ……)

さわ子「そんなことがあったなら報告してくれないと」

??「見られたっていう確証がなかったので……すみません」

さわ子「今日はひやひやしたわ。危ない橋を渡らせないでちょうだい」

??「すみません」

さわ子「そもそも、私が校内を見回るまで練習しちゃ駄目って言ったでしょうに」

??「どうしても待ちきれなかったので……すみません」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 02:13:03.89 ID:lCfrk6C3P

梓(……どういうことだろう。さわ子先生が不審者を手引きしてたのかな)

梓(声が遠くてよく分かんないなあ。もう少し扉を開ければ……)

ギィ

さわ子「なに!?」

梓(あ、まずい! 逃げなきゃ、って、あっ!)

ガタン、バタ!

梓「いたたた……こんな所で転んじゃうなんて……」

さわ子「梓ちゃん!?」

梓「あ……」

??「あー」

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 02:14:26.02 ID:lCfrk6C3P

――けいおん部部室

さわ子「どうしてまた戻ってきたの……」

梓「さわ子先生は嘘をついてると思って、その、気になってしまって……」

??「ははは、さわ子先生、生徒からの信頼がないんですね」

さわ子「うるさいわよ」ギロ

??「あう、すみません」

梓(人間……で間違いないよね。幽霊なんかじゃない)

梓(ちょっと細めで、色白な男の人)

梓(部室に男の人がいるって、なんだか変な感じだなあ……)

梓「また、一緒にギターを弾いて下さい! ○○先輩!」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/08/27(金) 02:15:57.37 ID:lCfrk6C3P

さわ子「はあ、どうしたものか……」ガクリ

梓「あの、先生」

さわ子「なに?」

梓「その方はいったい……」

??「あ、自己紹介が遅れちゃいましたね」

??「俺の名前は○○と言います。この近くの××高校の3年生です」

梓「3年生? だったら年上なんですね……」

○○「あ、そうなんですか」

梓(あんまり年上って感じはしないなあ……線が細いからかな)

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