- アカギがポケモンマスターを目指すようです
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 00:00:20.19 ID:4/uVCkvr0 - カスミ「・・・」
アカギ(可笑しい、何かが可笑しい・・・! ジムリーダーとはこんな脆いものではないはず・・・!) アカギ(事前の情報では、スターミーは「じこさいせい」が使えると聞く。これにより、粘ることもできたはずだ・・・! ジムリーダーカスミ、何かを隠してやがる・・・!) カスミ「・・・腑に落ちない顔ね・・・! そりゃそうよね、こんなあっけなくジムリーダーとは倒せるものなのか・・・ってね」 カスミ「ご名答。私はもう一体、ポケモンを残している。このポケモンがいるからこそ、「じこさいせい」連打で相手のきずぐすりが尽きるのを待つ、なんていう面倒臭い戦法は止めておいた」 カスミ「あなたは最初の実験台ね、いきなさい」 カスミがモンスターボールを投げ、ポケモンが出現する。 カスミ「ギャラドス」
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94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 00:09:26.19 ID:4/uVCkvr0 - アカギ「・・・ギャラドスね、面白い初めて見る・・・!」
カスミ「そう、あなたのコイキングが進化すればこのようにギャラドスとなる。ギャラドスはずっと夢に見ていた。かつて弱かった自分達をイジめてきたポケモンに復讐するチャンスを、そして今。今この時が復讐の刻」 カスミ「しかもね、このギャラドス。ちょっと普通のギャラドスと違っているところがあるのよ・・・! それによって、しばらく大学の研究所で飼い慣らされていて暴れ足りない」 カスミ「時は満ちた、ギャラドスよ。復讐のスパイスには血がよく映える・・・ギャラドス・・・はかいこうせん・・・!」 ギャラドス「ぶるぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・!」 コイキング、オーバーキル・・・!
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96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 00:11:53.67 ID:4/uVCkvr0 - □補足説明□
このギャラドスの種族値、HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早の順に 95・60・79・125・100・81 普通のギャラドスとは攻撃と特攻が交換させられている形となる。 カスミ「ふふふ、どうこのギャラドス。この圧倒的火力。もしかしてあなたのポケモンはこれで終わり・・・!?」 アカギ「いや、まだ残っている・・・」 カスミ「それじゃあ、出してみる・・・? どうせ無理だと思うけど、降参するのもありよ・・・!?」 アカギ「くくく・・・バカ言うなよ・・・! 折角、勝てる勝負だというのに誰が降参するかよ・・・! 最後の一匹がギャラドスで本当によかった・・・いけ、ピカチュウ・・・!」 ピカチュウ「いくでやんす」
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100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 00:15:37.91 ID:4/uVCkvr0 - カスミ「ピカチュウ・・・珍しいポケモンをお持ちのようね」
アカギ「ああ、これは博物館で密かに行われた闇オークションで買い取った。三千万円の値が付いたが、お安いものだぜ」 カスミ(ピカチュウ・・・ギャラドスは電気四倍。ギャラドスの唯一の弱点、ピカチュウ・・・! でも) カスミ「でも、ピカチュウ如きの火力ではこのギャラドスに勝てるとは到底思えないわね・・・! 一発で仕留めなければギャラドスの「はかいこうせん」にて乙。ピカチュウの紙耐久では一発で死亡でしょうね・・・!」 アカギ「・・・」
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104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 00:18:55.73 ID:4/uVCkvr0 - カスミ「それとも、何か策でも・・・!? 策でもあるというの?」
アカギ「いや、ギャラドスの圧倒的火力の前では、戦略など地に墜ちることになるだろう。ここは簡単に力と力の勝負。俺のピカチュウが強いか、お前のギャラドスが強いか。ただ、それだけのこと・・・!」 カスミ「あら、意外に男らしいのね・・・もっと嫌らしい男だと思っていた・・・!」 アカギ「ただし・・・!」 カスミ「ただし・・・?」 アカギ「並の火力ではない。ピカチュウ、「かみなり」」 カスミ「ギャラドス、「はかいこうせん」」 両者の波動がここに衝突する・・・! アカギが取った行動、それは「でんきだま」持ち、特攻に努力値全振りの最大火力での「かみなり」。
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106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 00:22:33.92 ID:4/uVCkvr0 - アイテム「でんきだま」を持たせることにより、電気技の威力が二倍にまで跳ね上がる。
これによりピカチュウは恐ろしい火力を得ることが出来るのだが、一発で堕とさなければ、次に相手の攻撃によって一発で落ちてしまう。 まさに諸刃の剣・・・! ――両者の激突により、ジムは白い煙に覆われてしまった。 そして煙が晴れてきて・・・! 南郷「どっちだ、どっちが勝ったんだ・・・!」 煙が晴れてきて、最後に立っているのは・・・
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111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 00:24:10.40 ID:4/uVCkvr0 - 煙が晴れてきて、最後に立っているのは・・・
南郷「ギャラドスだ・・・カスミ様が勝ったんだ・・・! い、いや・・・!?」 ギャラドスがゆっくりと地に倒れ、地響きが鳴る。 南郷「あ、相打ち・・・!? ということは、トレーナー規定により、ひ、引き分け・・・!?」 アカギ「いや、この勝負、俺の勝ちだ。俺の手持ちにはもう一匹ポケモンが残っている」
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114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 00:25:28.80 ID:4/uVCkvr0 - アカギはモンスターボールを投げ、ポケモンを場に召還する。
カスミ「きゃ、キャタピー・・・!?」 キャタピー「貴様等は儂の前では全員脇役だ。主役として舞台にあがるのは、神に選ばれし者のみだ」 アカギ、カスミを撃破・・・!
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124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 00:32:39.96 ID:4/uVCkvr0 - ■ ???戦■
カスミ「負けたわ・・・はい、これがブルーバッジ」 アカギ「へえー、グレーバッジとはまた違うんだ」 カスミとアカギの激闘により、既にジムはボロボロで、上から砂埃がプールの中にダイブする。 カスミ「まさか、マサキの糞野郎から手に入れたギャラドスが倒されるなんてね。でも話に訊いてたポケモンは、確かはかいこうせんなんて使わなかったはず・・・!」 アカギ「えっ」 カスミ「いや、こっちの話」 キャタピー「黙れ、腐れビッチが。儂は処女しか興味はない」
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126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 00:35:34.62 ID:4/uVCkvr0 - 両者の間に最早、確執はない。
ポケモントレーナーは狂人・・・! しかしポケモン勝負により心を通わせることが出来る、言葉によらない方法で感情を伝達する。 そんな素敵な狂人達・・・! カスミ「それじゃあ、これは餞別の技マシン。この中には「バブルこうせん」っていう技が入っていて・・・」 その時だった。 轟音と共に立っていられない程の地震が発生・・・!
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127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 00:37:50.95 ID:4/uVCkvr0 - カスミ「えっ、えっ、何なの・・・!?」
これにはさすがのアカギも混乱。 南郷「カスミ様、とりあえず外へ・・・! 崩れます・・・アカギも早く・・・!」 南郷に手を引っ張られながら、アカギは何とか外へと脱出した。 カスミ「それにしても、一体何だったの、今の地震は・・・!?」 マサキ「た、大変やー!!」 カスミ「く、糞野郎・・・!?」 マサキ「すまん、カスミ。実はワイはあんたに嘘を吐いてたんや。ワイが渡したポケモンは例のポケモンやない。本当の例のポケモンは大学の研究所では手を着けられなくなって、あるところに閉じ込めてあったんや・・・!」 カスミ「何をほざく糞野郎。貴様、後で体育館裏来い・・・!」
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129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 00:41:13.18 ID:4/uVCkvr0 - マサキ「そのポケモンはどんなポケモンでも敵わない。最初から敗北の二文字を排除している、文字通りの狂戦士。他のポケモンが勝利と敗北の天秤を持ちながら苦しんでいるのに、そのポケモンには最初から敗北など機能されていない」
マサキ「いや、そいつにとっての勝利とは破壊。すなわち、全てを破壊し尽くすまで行動を止めない・・・そいつの名は・・・!」 その時だった。 ハナダシティのすぐ近くにある、ハナダの洞窟。そこから飛び出してくる白い光・・・! 人々は彼を「神」と呼ぶ。 マサキ「ミュ、ミュウツーや・・・!」 ミュウツー「愚かな人間共に制裁をくわえてあげましょう」
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131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 00:46:46.37 ID:4/uVCkvr0 - ミュウツー「愚かな人間共に制裁をくわえてあげましょう」
カスミ「ミュウツー・・・訊いたことないポケモンだけど、ミュウツー! あんた、私の大事なジムをよくも破壊してくれたわね・・・! ごめんだけど、倒させてもらう・・・! ヒトデマン、みずてっぽう・・・!」 ミュウツー「無駄です、「ひかりのかべ」」 ヒトデマンの「みずてっぽう」は「ひかりのかべ」によって遮られた。
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132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 00:48:50.39 ID:4/uVCkvr0 - カスミ「くっ・・・!」
ミュウツー「無駄なんです・・・! ギャラドスならともかく、ヒトデマン如きで私に立ち向かうとは。愚かにも程があります・・・!」 カスミ「うるさい・・・! ヒトデマン、もう一度「みずてっぽう」・・・!」 ミュウツー「無駄です、切り裂かれろ・・・!」 ミュウツーの「きりさく」。 ヒトデマンは見るに堪えない姿となった・・・! カスミ「ヒトデマン・・・!」 南郷「おい、カスミ様がやられたぞ! お前等続け・・・!」
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134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 00:51:18.53 ID:4/uVCkvr0 - 町の住人、ジムの職員達、ついでにマサキの手持ちポケモンがミュウツーに一斉攻撃を仕掛ける・・・!
しかしことごとくミュウツーの前の「ひかりのかべ」によって弾かれてしまう。 ミュウツー「ふん、つまらない。人間共はつまらない。こんな者達に造られたとは、私も心外です。一気に型を着けてあげましょう・・・サイコキネシス・・・!」 ミュウツーの「サイコキネシス」により全てのポケモンが地に伏せる。 そしてそれは人間達も例外ではなかった。 ミュウツー「脆い、脆すぎる。人間共とはこれ程までに愚かで矮小であったのか・・・! もういい、次の街へ向かうとしよう・・・!」 アカギ「おい、何俺を無視してやがる・・・!」 ミュウツー「・・・!?」 アカギ「この街には愛着も何もないが、面白いことには興味があるぜ・・・! いけ、キャタピー。あの訳の分からないポケモンを仕留めろ・・・!」 キャタピー「貴様を信じる、儂を信じろ」
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138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 00:56:19.55 ID:4/uVCkvr0 - ミュウツー「ふっ・・・! 笑わせてくれますね、そのようなポケモンで、どうやって私を倒すとでも・・・!」
アカギ「・・・」 ミュウツー「少し遊んであげましょう、爆ぜろ」 キャタピー、ここでまさかの回避。 ミュウツー「むっ・・・!」 キャタピー「貴様は貴様である限り、一生貴様の攻撃は儂には届かん」
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141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 01:03:15.79 ID:4/uVCkvr0 - ミュウツー(そうか、街を破壊しすぎて、砂埃が舞っていてキャタピーのような小さなポケモンには攻撃が当たりずらい。それにしても、この私がまさか攻撃を外すことになるとは・・・!)
アカギ、ここで圧倒的剛運・・・! アカギ「キャタピー、いとをはけ・・・!」 ミュウツー「はっ、この期に及んでまたそんな技を・・・!」 ミュウツー、まるで蚊を払うかの如くいとを払いのける。 アカギ「キャタピー、いとを・・・」 ミュウツー「無駄なことです、爆ぜろ」 ミュウツーの「きりさく」・・・! しかし攻撃が当たらない・・・!
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145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 01:07:22.66 ID:4/uVCkvr0 - ミュウツー「な、何・・・!?」
アカギ「くくく・・・バカの一つ覚えみたいに「きりさく」「きりさく」「きりさく」・・・まるで白痴だな・・・キャタピー、いとをはけ・・・!」 キャタピー「儂の精子で妊娠すれば本望というところだろ? プシュー」 ミュウツー「だからいくらやっても無駄・・・! 爆ぜろ」 ミュウツーの「サイコキネシス」・・・! しかし攻撃が当たらない・・・! ミュウツー「な、何故だ・・・!」 アカギ「くくく・・・!?」
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146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 01:10:25.74 ID:4/uVCkvr0 - ミュウツー「いくら一種の霧状態となっていて命中率が下がっているとはいえ・・・こんなにも外すとは・・・これは剛運では片付けられない、最早予定調和・・・そしてその運に身を任せることが出来る、こいつは・・・!?」
アカギ「なんでもいい、手段は選ばない、地獄を一度くぐっちまうことさ・・・ツキの女神はいつだって、その先にしゃがみこんでいる・・・!」 ミュウツー「し、しかし、貴方は私に決定打を持たない。このままではジリ貧、やはり私には敵いません・・・!」 アカギ「果たしてそうかな・・・キャタピー「むしくい」・・・!」 キャタピー「絶望を背負い、人生を無駄にするがよい。クパァ」 キャタピー、まさかの逆襲・・・! 「むしくい」、タイプはむし。エスパータイプのミュウツーにとって効果抜群の技である。
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147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 01:13:50.10 ID:4/uVCkvr0 - アカギ「よくやった、キャタピー・・・戻れ・・・!」
ミュウツー「何を勘違いしているんですか?」 アカギ「・・・!?」 ミュウツー「あなたの攻撃など蚊が刺したくらいにしか思いません」 アカギ「・・・へえ、随分頑丈なんだね・・・!」 キャタピー「馬鹿な・・・! 儂の攻撃が通らないだと・・・!」 ミュウツー「善戦しましたが、これで終わりです・・・」 ミュウツーは手をキャタピーに照準を向け、攻撃の準備をする。
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150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 01:16:19.41 ID:4/uVCkvr0 - アカギ「・・・!」
ミュウツー「どんなに弱いポケモンでも使いこなす、それがポケモントレーナー・・・? そんなものバカげています・・・! そんなものは人間が作り出した妄想、妄想でしかないのです・・・!」 ミュウツー「ポケモンの強さは、そのポケモン特有のものでありそれ以上でもありません・・・トレーナーの工夫など、本当に強いポケモンの前では無力・・・それが真理です・・・!」 ミュウツー、ここで「スピードスター」・・・! 必中技である。 アカギ、まさかの敗北・・・!
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151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 01:18:26.33 ID:4/uVCkvr0 - 一応、第一部完! ってな感じです。ちょっと疲れたので、2時まで休憩します。
2時までスレ残ってたら続き投下したいと思います。
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162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 02:18:03.84 ID:4/uVCkvr0 - すいません、遅れました。続き投下したいと思います。
ここからアカギっぽくもポケモンっぽくもなくなるかもしれませんが、最後までお付き合いいただけたら幸いです。 ■青春編■ アカギ「こ、ここは・・・!?」 ???「あっ、気がつきましたか〜」 見知らぬ、天井。 アカギ「ここは一体・・・!」 ???「あなた、いわやまトンネルの入り口で倒れてたんです〜。で、そのままにしておくのも忍者として失格かと思いまして、一応私の部屋に運ばせてもらいました〜」 アカギ「・・・」 ???「あっ、といってもクロバットの「そらをとぶ」で移動したんで、そこまで重労働じゃなかったですよ〜。だからそんなにお気遣いなく〜」 アカギ「・・・で、あんたは・・・?」 ???「あっ、申し遅れました〜。私の名前ですはね〜」 少女はシチューが入ったお皿をアカギの前に置き、こう名乗る。 アンズ「セキチクジム次期リーダー候補、アンズと申します〜」
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163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 02:21:20.16 ID:4/uVCkvr0 - □
ここはセキチクシティ。 忍者の住む街。忍者達は日夜、ここで修行に明け暮れポケモン勝負の腕を磨く。 といっても。 キョウ「いくら何でも忍者でもお金というのは大事でな・・・! 背に腹は代えられず、秘匿性を失う代わりに、サファリゾーンをこの地に造り観光地として収入を得ることにした・・・! これによりセキチクシティは財政的に豊かであり・・・!」 アカギ「くくく・・・成る程、二流だ・・・!」 キョウ「えっ」 アカギ「えっ」
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166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 02:27:11.35 ID:4/uVCkvr0 - キョウ「・・・とにかく、アカギよ・・・娘から話は訊いている・・・! どうしてイワヤマトンネルの前で倒れていたのだ・・・?」
アカギ「・・・」 キョウ「ふっ、だんまりか・・・それでもいいとしよう・・・!」 アンズ「もう、お父さん・・・!」 アンズはキョウとアカギの前にコーンスープが入った鍋を置き、言う。 アンズ「あ、アカギさんは疲れていて、多分記憶もちょっと曖昧なんだから・・・あんま質問しないの・・・! どうして忍者のことをそんなに話したがるの・・・!」 キョウ「くくく・・・そんなことより、アンズ。今日のコーンスープは色からして美味しそうだな・・・!」 アンズ「あっ、そうでしょう〜、隠し味はね・・・ベトベターの唾液・・・!」 キョウ「全く、忍者のくせに料理の腕ばっか磨きおって・・・!」
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167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 02:28:59.14 ID:4/uVCkvr0 - さすがのアカギも混乱。
アカギはキョウとアンズのホームコメディーを尻目に自分の手持ちポケモンを確認する。 アカギ(コイキングとピカチュー・・・! くくく・・・既に虫の息だが、まだ生きている・・・! 使える・・・! しかし気になることは・・・!) アカギ「キョウさん、虫っぽいポケモン見ませんでしたか?」 キョウ「虫っぽい・・・?」 アカギ「無駄に偉そうな虫なんですけど・・・」 キョウ「分からないな、見ていない・・・! その虫がどうしたのだ?」 アカギ「いや、何でもない・・・」 アカギ、ここでキャタピーを失う。
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170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 02:36:37.90 ID:4/uVCkvr0 - キョウ「くくく・・・まあ、アカギというやら、落ち着くまでここで体を休めておくがいい・・・私は少し仕事があるんでな・・・席を外させてもらう・・・!」
そして取り残されるアカギとアンズ・・・! アンズ「えーと、アカギくん・・・アカギくんってポケモン勝負とか好き・・・?」 アカギ「・・・」 アンズ「それじゃあさ、ポケモンは好き?」 アカギ「・・・」 アンズ「え、えーと。ポケモン好きならさ、わ、私とサファリゾーンに着いてきてくれない・・・? 捕まえたいポケモンがいるんだ・・・!」 アカギ「えっ」 アカギ、ここでまさかのデート。
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173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 02:41:37.54 ID:4/uVCkvr0 - □
アンズ「アカギくんって、趣味とか何なのかな・・・?」 アカギ「・・・ドライブ」 アンズ「好きな料理は・・・?」 アカギ「・・・フグ」 アンズ「好きなポケモンは・・・?」 アカギ「・・・」 アンズ「それじゃあ、これだけは無理! っていうポケモンは・・・?」 アカギ「・・・キャタピー・・・!」
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175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 02:45:22.18 ID:4/uVCkvr0 - アカギ、無駄に金はあるので五百円を払いサファリゾーンに入場。現在の価値に換算すると五万円である。
アンズ「あっ、いた・・・!」 奇声と共にモルフォンが出現。 アンズ「サファリボール・・・いけ・・・!」 アンズが投げたモンスターボールは一直線にモルフォンの元に向かい、見事一発でモルフォン捕獲・・・!
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176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 02:46:41.49 ID:4/uVCkvr0 - アカギ「へえー、そうやってポケモンって捕まえるんだ」
アンズ「えっ、アカギくんってポケモン捕まえたことないの・・・?」 アカギ「ない・・・コイキングはもらいものだし、ピカチューはとある場所で人から貰い受けた・・・もう一匹のポケモンは・・・あいつは勝手にモンスターボールの中に入っていた・・・!」 アンズ「ははは、アカギくんって面白いね・・・! ポケモンが自分からモンスターボールに入る訳ないじゃん・・・あっ、見て見て、あのポケモン・・・あれはガルーラ。こんなポケモンもいるんだ・・・!」 アカギ「やれやれ・・・!」 アカギ、一生で初めての青春。 女の子と初めてのデート。 しかしアカギ、意外にも素直・・・!
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178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 02:56:46.46 ID:4/uVCkvr0 - □
アカギ「じゃあ、ありがとうございました・・・!」 南郷「あのアカギが・・・真面目に頭を下げているなんて・・・!」 キョウ「これからどうするつもりなんだ・・・?」 アカギ「取り敢えず、タマムシシティに行こうと思います。調べたいことがあるんで・・・!」 キョウ「そうか、それでは達者でな」 アカギ「・・・」 アカギはキョウ達に手を振り、その場を去ろうとした。 しかしその時。 アンズ「ま、待って・・・!」
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182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 02:59:56.06 ID:4/uVCkvr0 - アンズの声により、アカギは足を止め振り向いた。
アカギ「・・・」 アンズ「アカギくん、私も一緒に着いていっていいかな?」 アカギ「・・・?」 アンズ「ほ、ほらさ・・・アカギくん、回復したてだし、これからの冒険一人じゃまだ辛いと思うんだ・・・手持ちも心細いし・・・!」 アカギ「・・・」 アンズ「だ、だから私と、私と一緒に冒険してく・・・」 アカギ「断る」
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184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 03:02:28.67 ID:4/uVCkvr0 - アンズ「えっ・・・」
アカギ「ポケモン勝負に女はいらない。女は実際のところ、ここぞという時守りに入る。それじゃあ駄目なんだ・・・ポケモン勝負は狂気に身を任せてこそのポケモン勝負。ポケモンの世界に元来、女なんていらないんだ・・・!」 アンズ「・・・」 アカギ「だから・・・俺は一人でいい・・・俺には一人が似合う・・・」 アカギ、それだけを言い、今度こそ本当に去ろうとした。 アンズ「ねえ、ちょっと待ってよ・・・!」
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185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 03:03:37.70 ID:4/uVCkvr0 - アカギ「・・・何だい」
アンズ「ポケモンの世界には女なんていらない・・・! それは聞き捨てならないな・・・! 私は女だけど、男に負けない自信がある・・・!」 アンズ「女であることを誇りにして、今までポケモン勝負を・・・雨の日も雪の日も、してきた・・・! それを全否定される・・・! それは明かな挑戦です・・・!」 アカギ「へえ、つまり何が言いたいんだい・・・?」 アンズ「アカギくん・・・私とポケモン勝負しなさい・・・!」
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186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 03:08:18.87 ID:4/uVCkvr0 - □
キョウ「ルールは一対一の形式・・・! その一体にだけ頼る・・・! つまり一匹同士のガチの決闘方式・・・それで良いな二人共・・・?」 アカギ「・・・」 アンズ「はい・・・!」 キョウ「・・・それでは、バトルスタート・・・!」 ――場所はセキチクジム。 両者はモンスターボールを投げ、ポケモンを召還する・・・! アンズ(私のポケモンはモルフォン・・・! アカギくんと一緒にサファリゾーンに行って捕まえたポケモン・・・対するアカギくんは・・・えっ?) アンズ「ラッキー・・・!?」
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187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 03:09:18.14 ID:4/uVCkvr0 - アカギ「くくく・・・ポケモンを捕まえていたのは、何もあんただけじゃない、ってことさ・・・!」
アカギ、ここでコイキングでもピカチューでもなく、新入りのラッキーを選択。 アンズ(ラッキー・・・サファリゾーンで最も捕まえにくいと言われるポケモン。その姿を見るだけでも、名の通りラッキーだと言われる・・・特殊耐久に優れ、生半可な特殊攻撃は通らない・・・!) ラッキー「ああ、SEXしてぇ」
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191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 03:13:19.52 ID:4/uVCkvr0 - アンズ(♂なのかどうか分からないけど・・・明かに放送禁止用語暴発してるけど・・・油断はできない・・・!)
アンズ「モルフォン・・・しびれごな・・・!」 モルフォンのしびれごなにより、ラッキーが状態異常「まひ」に陥る・・・! アカギ「ふっ・・・まひ、相手の素早を下げ、且つ相手の行動を封じる技・・・! 人をはめることばかり考えてきた人間の考え・・・痩せた考え・・・」
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192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 03:17:28.28 ID:4/uVCkvr0 - アンズ「モルフォン、サイコキネシス・・・!」
アカギ「ラッキー・・・真っ向から受けきってやれ・・・!」 ラッキー「お安いご用だ親分。おい、そこのモルフォン。受精させてやんよ」 モルフォン「ひっ」 モルフォン、ラッキーのセクハラ発言により「サイコキネシス」の威力を反射的に弱めてしまう。 ラッキー「全く聞かん。俺のHPと特殊耐久を舐めるな・・・!」
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194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 03:18:50.22 ID:4/uVCkvr0 - アンズ「くっ・・・モルフォン、もう一度「サイコキネシス」・・・!」
モルフォン(よし・・・今度こそ・・・!) ラッキー「何度やっても同じこと・・・おい、モルフォン。お前、俺のケツの中で小便しろよ」 モルフォン「ひっ」 モルフォン、またもや集中力を乱され「サイコキネシス」の威力を弱めてしまう。 ラッキー「どんなもんだい」
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195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 03:19:44.91 ID:4/uVCkvr0 - アンズ(汚い・・・さすが、ラッキー・・・汚い)
アカギ「くくく・・・どうするつもりだい・・・!? どうやらうちのラッキーに決定打がないようだけど・・・?」 アンズ「・・・ちょっと、油断してたみたいだね・・・!」 アカギ「・・・」 アンズ「アカギくん・・・ほら・・・!」 アンズ、何故かアカギに「なんでもなおし」を放り投げる。
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197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 03:21:12.01 ID:4/uVCkvr0 - アンズ「これでラッキーのまひを治しなよ・・・私も正々堂々と戦いたい、まひなんていうものに頼らずに、アカギくんのラッキーを真っ正面から潰したい・・・! だからさ・・・」
アカギ「・・・くっ、やれやれ・・・!」 アカギ、意外にも素直。アンズの指摘に従いなんでもなおしをラッキーに使い、まひ状態を回復させる。 ラッキー「ふう、すっきりしたぜ。やっぱりオナニーは気持ちいいぜ」 アカギ「ほいよ・・・治したぜ・・・さて、正々堂々とやろうか・・・!」 アンズ「アカギくん・・・ありがとう」 今までの表情とは違う、まるで忍者のような表情になって。 アンズ「私を信頼してくれて・・・!」 モルフォン、ここで起死回生の「どくどく」攻撃・・・!
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198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 03:23:33.59 ID:4/uVCkvr0 - アカギ「・・・」
アンズ「そして、モルフォン。「あやしいひかり」」 モルフォンのあやしいひかり。これは相手をこんらん状態にする技である。 これにより、ラッキーはどくとこんらんの二重苦となってしまった・・・! アカギ「・・・」 アンズ「アカギくん・・・そんな簡単に私を信じちゃいけないよ・・・だって私は、私は忍者の娘なんだよ・・・! 忍者は人を騙すことが仕事・・・そんな私を、私を簡単に信じちゃいけない・・・!」
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205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 03:48:35.40 ID:4/uVCkvr0 - >>202
うわー、頭では「ちょうおんぱ」にしようと思ってたのに、何故「あやしいひかり」に・・・ こうしている間にもラッキーはどんどん増えていく毒のダメージに脅かされている。 アンズ「この状態になったら勝負あり・・・もう時間の無駄だよ・・・だからここは潔く降参をさ・・・」 アカギ「くくく・・・まるで白痴だな・・・たとえ間違いでも、オレがあの局面で敵から貰ったなんでもなおしを使うもんかね・・・信用するなよ・・・人を・・・」 アンズ「・・・何が言いたいの・・・!?」
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206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 03:50:12.77 ID:4/uVCkvr0 - アカギ「この状況は望むべくして造られた舞台・・・ってことさ・・・!」
アンズ「強がりを言っても無駄だよ・・・こんらん状態では簡単に攻撃できない・・・運よくできたとしても、ラッキーもこちらのモルフォンに対して決定打がない・・・ということは、ジリ貧でラッキーが死ぬ、ただそれだけのこと・・・!」 アカギ「やれやれ、それじゃあ攻撃をしてみなよ・・・!」 アンズ「言われなくてもするよ・・・モルフォン、サイコキネシス・・・!」 モルフォン(ここで格好良く、サイコキネシスを一発で決めてやるぞ・・・!) ラッキー「そこのモルフォン。騎乗位、って得意かい・・・?」 モルフォン「ひっ」 モルフォン、やはり反射的に攻撃の威力を弱めてしまう。 しかし・・・ アンズ(しかし、ラッキーはこんらん中。さらにこちらのモルフォンに対して有効打がない、こうなってはやっぱり私の勝ちは揺るがない・・・!) アカギ「やっぱり俺の勝ちだ・・・ラッキー、ミラーコート・・・!」 アンズ(ミラーコート・・・!? その手があったか・・・) ミラーコート、相手の特殊依存技を一点五倍にして跳ね返す技である。つまり貧者の技・・・相手の攻撃力を逆手にとって、攻撃を与える、まさに相手本意の技である・・・!
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208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 03:50:59.60 ID:4/uVCkvr0 - アンズ(でも、ラッキーはこんらん中・・・!)
アカギ「おい、ラッキー。お前にこんらんなんて言葉は意味がない、ってことを教えてやれ」 ラッキー「ほいさ親分。震えるぜ俺の精巣! 震わせ相手の子宮! 受精へのバージンロード・・・ミラーコート・・・!」 ラッキーのミラーコートがモルフォンに直撃・・・! モルフォン撃破・・・!
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209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 03:51:53.14 ID:4/uVCkvr0 - アンズ「な、何で・・・! 何で、ラッキーはこんらん中なのに、こんな簡単に攻撃が通った・・・理解できない・・・!」
アカギ「ふふふっ。簡単さ・・・うちのラッキーはいつもラリってるから混乱状態とか混乱していないとか、関係ないってことさ。混乱が日常と化しているものに、こんらん状態など無意味」 ラッキー「お前が寝ている間に犯してやんよ」 アンズ「・・・負けた・・・!」 アカギ、アンズを撃破・・・!
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212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 03:56:33.59 ID:4/uVCkvr0 - □
キョウ「アンズ・・・やはりどうしても、着いて行きたかったか・・・?」 アンズ「・・・ううん。あの人は私とは別の世界に住んでいる人間・・・自分の論理に身を任せることができる、強い人間・・・! 私なんて側にいちゃ、迷惑だから・・・!」 キョウ「さて、本当にあの者は自分の論理に身を任せているのかね・・・?」 アンズ「・・・えっ?」 キョウ「いや、まさかラッキーはいつもラリッてるから、こんらん状態など意味はない、って言葉を信じたわけではなかろうな・・・!?」 アンズ「でも、そう考えないと、あそこでこんらん状態になって自分を攻撃しなかったわけが・・・」
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213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 03:57:47.69 ID:4/uVCkvr0 - キョウ「たわけ。まだまだ未熟者だな・・・こんらん状態は決して100%ではない。いうなればこんらん状態は運を味方に付けようとする所業・・・!」
キョウ「言うなれば、運の勝負ではあの者に勝てるものはいない・・・! 分かるか? アカギは自分の論理に身を任せたわけではなく、狂気に身を任せたのだ・・・! それは並のトレーナーは出来ないこと・・・!」 アンズ「・・・」 キョウ「つまり、お前はあの者に完敗した・・・ということだ・・・まだまだ修行を積め・・・!」 アンズ「・・・くっ、やはりアカギくんが言ってた通り、ポケモンは男だけの世界なのか・・・女は入っちゃいけないのか・・・!」 キョウ「くくく・・・実際、そうでもなかろう・・・!」 アンズ「えっ、どういうこと・・・!」
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215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 03:59:24.33 ID:4/uVCkvr0 - キョウ「実はな。私はアンズに勝ったことにより、あの者にジムバッチを授けようとしたのだ・・・実際、ジムバッチとはジムリーダーが相手を認めた時に渡していいもの・・・! 何も、私を負かしたものにジムバッチを渡す、なんていう規約は何処にもない・・・!」
アンズ「・・・」 キョウ「しかし、私はあの者は断ると思っていた・・・アカギの性格なら、女に勝っただけでジムバッチを貰う・・・そんなものいらない、と言うと思っていた・・・!」 キョウ「しかし、アカギ。アカギは何と言ったと思うか・・・「そうか・・・次期ジムリーダー候補に勝ったなら、貰わざるを得ないか・・・!」だと・・・!」 アンズ「・・・!」 キョウ「つまり・・・アカギはアンズのことを心の底では認めているのだ。女でもポケモンの世界に入っていい・・・ポケモン勝負は男女平等にあるものだ・・・と・・・!」 アンズ「アカギくん・・・!」 キョウ(やれやれ、アンズもまだまだ未熟じゃの・・・四天王の誘いも来てるというのに、まだまだジムリーダーを止めてアンズに任せられん・・・!) アカギの旅はまだまだ続く・・・!
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216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/01(月) 04:02:11.84 ID:4/uVCkvr0 - とりあえず、今日のところは終わりです。
今までお付き合いいただいた方は本当にありがとうございます。圧倒的感謝・・・! 続きも一応、あるのですが、明日辺りにでも投稿できたらな、と思っています。 ではみなさん、おやすみなさい・・・!
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