トップページ > ニュー速VIP > 2009年10月16日 > ODqMbQ6SO

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以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
これが正しいんだよ!
魔王「勇者は可愛いなぁ」
長野県の皆さんはこちらにお集まり下さい。
   お 前 ら な ん で ま だ 家 に い る の ?  
おまえら、3Kといえば・・・?
この前美容院に行ったんだが

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魔王「勇者は可愛いなぁ」
309 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 12:41:03.78 ID:ODqMbQ6SO
魔王「この世界の説明でもするか」

側近「暇ですしね」

魔王「まずは国から」

魔の国:魔王が住む国、魔王城が存在する。特産品は世界樹の葉。

刃の国:武器の製造が得意な国、パワー馬鹿らしい。せんべいは噛めない。

円の国:円の城壁がある普通の国、漁業が盛ん。海鮮丼ウマー。

勇気の国:民に勇気がある国、男性は勇者になることが義務づけられている。でも実は…。

沼の国:一年中濃霧が立ち込める国、坂や階段がない。キノコ料理がうまい。

魔王「ここらへんは視察したからわかっているな」

側近「はい」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
313 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 12:49:43.13 ID:ODqMbQ6SO
山の国:山に囲まれた大国、民が多い。

火の国:山の国の近くに存在する小国、しかし民は火を操ることに長けており、その技術は様々な国で重宝されている。

螺旋の国:国がすり鉢状の穴の中にある、すり鉢の中をそうように階段があり、それが螺旋に見えるのでこう呼ばれる。

大河の国:大河の近くにある国、民が多く治安が安定している。

魔王「ちなみに国の数は小さなものをあわせれば百をこえる」

側近「上にあげたのは有名な国ですね」

魔王「ああ、歴史がある国だ、初代魔王の頃からあったらしい」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
314 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 12:56:01.60 ID:ODqMbQ6SO
魔王「この世界は3つの大陸にわかれている」

側近「私達がいるのはその中で、最も小さな大陸、初の大陸ですね」

魔王「海を越えてやってくる勇者はなかなか可哀想だよ」

側近「ちなみに今まであげたのは全て、初の大陸にある国です」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
315 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 12:59:51.30 ID:ODqMbQ6SO
魔王「…と、まあこんな感じだ」

側近「今度は『次の大陸』や『最の大陸』にも視察にいきますか」

魔王「ああ、直に見ることは大切だ。やっぱり一番信じれるのは自分だからね」

側近「そんな自分でも絶対はないんですよね」

魔王「嫌になるよ、生きることは」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
318 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 13:05:19.69 ID:ODqMbQ6SO
>>317
ところで今初代魔王様はなにやってるの?

側近「風邪をこじらせて死にました」

魔王「命なんてあっけないものだよ、健康は大事にしないと」

側近「そうですね」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
320 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 13:12:14.68 ID:ODqMbQ6SO
>>319
結局魔王は何を悪さしてるんだい。
全然征服してないじゃないかw

魔王「ゴキブリと同じだよ、いるだけで悪いらしい」

魔王「破壊は簡単なんだけど征服は楽じゃないよ、民が生きる希望をもちつつ奪わないといけないからね」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 13:15:05.00 ID:ODqMbQ6SO
側近と風呂落ち

質問あれば書いておいて
魔王「勇者は可愛いなぁ」
330 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 13:49:04.07 ID:ODqMbQ6SO
>>323

側近「…というわけですが」

魔王「やめなさい、魔物大変だから」

側近「たしかにオススメはしませんね、人間の方がいいんじゃないですか?」

魔物「人間は素晴らしいよ、人は駄目だけどね」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
331 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 13:54:27.26 ID:ODqMbQ6SO
>>329
側近「初代魔王は人間と同じように、魔物が住む国をつくり、人間と交流をしようとしました」

魔王「しかし、人間は戦争中、その中で魔物がろくな交流できるわけもなく」

側近「なら、同じように戦争をして勝ち取るしかないと思い、適当な小国に宣戦布告したところ」

魔王「全部の国が魔の国の敵になりました、と」

側近「結果人間達の戦争は少なくなりましたけどね」

魔王「皮肉な話だよ。目的は…そうだな、征服してから考えるよ」

側近「中間地点のはずがゴールになってますね」

魔王「そんなものさ、目的なんて」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
334 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 13:58:07.27 ID:ODqMbQ6SO
>>332
魔王「魔王のメラガイアーなめちゃいけないよ、攻撃魔力は人間以上なんだから」

側近「優れているのは悪なんですね」

魔王「そうだね」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
337 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 14:02:00.13 ID:ODqMbQ6SO
>>335
魔王「いるにはいるぞ」

側近「少し力をもっただけの馬鹿がほとんどですけどね」

魔王「そういうヤツは割とあっさりやられて、世界に希望を与えてくれるから重要なんだけどね」

側近「命一つでいくつもの希望を買えるわけですか」

魔王「素晴らしいよね」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
339 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 14:03:49.66 ID:ODqMbQ6SO
>>336
まおーさんおいくつなんですか
あとそっきんさんもおいくつなんですか

魔王「さあ?200越えてから数えなくなった」

側近「女性に歳を聞くのはとても失礼なことですよ」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
341 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 14:05:51.98 ID:ODqMbQ6SO
>>338
魔王「あるぞ、三大欲求くらいはな」

側近「今ここでいたしましょうか?」ヌギヌギ

魔王「いや、いい。正直な話そんな暇あったら食事かな?僕にはそっちの方が快楽に溢れている」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
343 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 14:08:21.33 ID:ODqMbQ6SO
>>340
そういえば勇者は城にきてないの?

魔王「来るには来るぞ、弱いけどな」

側近「最近は女勇者も少ないですね」

魔王「まぁ、なかなか死にたがりの女性なんていないよ。盗賊に強姦されるのがオチさ」

側近「そうですね」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
345 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 14:09:28.69 ID:ODqMbQ6SO
>>342
魔王「気合いだ」

側近「それは流石に無理があるでしょう」

魔王「仕方ないだろ、適当にやったら出たんだから」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
347 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 14:11:47.71 ID:ODqMbQ6SO
>>344
初代魔王は誰から生まれたの?

魔王「初代魔王は竜族と人間のハーフだったらしい」

側近「竜族といっても比較的人間に近いフォルムをしていますがね」

魔王「竜族は結構うまいぞ」

側近「そうですね、ステーキなんかが」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
348 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 14:14:12.51 ID:ODqMbQ6SO
>>346
伝説の武器とかいうの探してみたんですけど
死にそうな程苦労しても型落ちでボロボロなのしか見つかりません
もしかしてデマ?

魔王「あれだ、オリハルコンとか聖者の灰で錬金しろ。近くの街にレシピあるから」

側近「サービスし過ぎでは?」

魔王「欲望を止めるのは無理だからね、早めに解決させるのがいい」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
354 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 14:22:21.81 ID:ODqMbQ6SO
>>350

魔王「たまに街を解放してやったりだな、後は勝手に人間が希望をみつける」

側近「人間は生きたがりですからね」

魔王「ああ、何かにつけて自分の命を長引かせる、生きるのに理由をつけるんだよ」

側近「貪欲ですね」

魔王「ああ、貪欲だよ人間は」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
355 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 14:23:17.06 ID:ODqMbQ6SO
>>351
側近「使いの蝙蝠をおくるのでその子に吸ってもらってください」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
357 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 14:34:28.65 ID:ODqMbQ6SO
魔王「暇だね」

側近「暇ですね」

魔王「人間も暇になるのかな」

側近「なるでしょう人間なら」

魔王「暇になってもやりたくないことはやらないのは人間も同じか」

側近「なんだって逃げたいんですよ、本当は」

魔王「逃げないの難しいね、逃げたいのにね」

側近「逃げれないのは簡単ですけどね」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
359 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 14:36:48.73 ID:ODqMbQ6SO
>>356
魔王「ステーキを食べる時にその牛肉の人生をしりたがる人間はいないでしょ、いちいち気にしてられないよ」

側近「考えないのは大切ですね」

魔王「うん、考えないことは凄く楽だ」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
365 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 14:52:46.61 ID:ODqMbQ6SO
>>361

魔王「そうだな…」

魔王「俺の食事に強力な毒混入した勇者がいてな、死にかけたんだよ」

魔王「しかも寝込んでいるところに手榴弾なげこんできやがってな」

魔王「他にも地味な嫌がらせみたいなのを四、五日やってきて精神ギリギリまで削ってきたな。あの時は自ら死にたくなったよ」

側近「最終的にはどうなったんでしたっけ」

魔王「その勇者自身過労死したよ、流石に魔王のそばを何日も見つからないようにするのはキツかったみたいだ」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
366 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 14:54:06.81 ID:ODqMbQ6SO
>>362
魔王様の侵略はどこまでが仕事でどこからが趣味ですか

魔王「全部趣味であり仕事だよ。人間は趣味と仕事をわけるらしいけどそれは時間の無駄だと思うな」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
367 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 14:55:25.17 ID:ODqMbQ6SO
>>363
人間の奴隷は何人ぐらい居るんですか

メイド「二十人くらいよ、奴隷の管理は私の仕事なのだわ」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
368 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 14:56:06.23 ID:ODqMbQ6SO
>>364
奴隷の毛の処理について何も語られていない件について

魔王「めんどくさいからメイドに任せている」

メイド「毎日綺麗にしているわ」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
369 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 15:05:06.47 ID:ODqMbQ6SO
魔王「人間は自分が大好きな種族だよ」

側近「と、いいますと?」

魔王「人間は世界の異変にすぐ気づく」

側近「木が少なくなっているとか、紫外線がどうとかですね」

魔王「けど、結局それは自分のためであって、自分に関係ないことは無視さ」

側近「そういうのがえてして長生きするんですけどね」

魔王「うん、賢いよ。馬鹿みたいに生きているだけかも知れないけど」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
370 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 15:16:09.76 ID:ODqMbQ6SO
魔王「なんだか『次の大陸』でごたごたがおきてるらしいね」

側近「どうやら魔王が暴れているらしいね」

魔王「やれやれ、中途半端が一番厄介なんだよなー」

側近「いかがなさいますか?」

魔王「視察もかねていくか、『次の大陸』」

側近「わかりました、代理魔王はいかがなさいますか?」

魔王「よし、ペットよ頑張れ」

奴隷「は、はいッ!」ビシッ
魔王「勇者は可愛いなぁ」
373 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 15:20:52.12 ID:ODqMbQ6SO
次の大陸

魔王「やっぱりドラゴンは速いね」

側近「あっというまでしたね」

魔王「人間達も利用すればいいのに」

側近「プライドがあるのでしょう」

魔王「そんな小さなもの捨ててしまえば楽なのにね」

側近「ええ、愚かですね」

魔王「愚かだね」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
379 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 15:25:42.85 ID:ODqMbQ6SO
魔王「とりあえず近くの国に行こうか」

側近「えーと、最も近く国は…風の国ですね」

魔王「あの丘の上にあるヤツか」

側近「はい、多数の風車が見えますね」

魔王「とりあえず食事が美味しいといいな」

側近「なによりもそれですか」

魔王「重要だよ、食べるってことは」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
382 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 15:30:40.09 ID:ODqMbQ6SO
風の国

魔王「おお、立派な街だ」

側近「初の大陸より科学が発展してますね」

魔王「ああ、モトラド(二輪車、空を飛ばないものをさす)もある」

側近「初の大陸に持ち帰って分析しますか?」

魔王「いや、適当にどこかの国に送りつけておけば勝手にやってくれるよ」

側近「人間は楽に苦労を惜しまない」

魔王「そういうこと、堕落は発展につながれば」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
385 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 15:37:45.34 ID:ODqMbQ6SO
魔王「何はともかく飯だ」

側近「そうですか」

魔王「店員さんなんかオススメ一つ」

側近「私もそれで」

店員「かしこまりました」



魔王「これは鳥肉かな?」

側近「鳥肉を薄く切ったものをパイ生地で挟んでいますね」

魔王「うん、サクサク甘辛くて美味しい」

側近「こんなことで次の大陸の魔王の情報は手にはいるんでしょうか?」

魔王「手にはいるよ、待ってれば風が運んでくれる。ほら」

勇者「すいません、相席いいですか?混んでて…」

賢者「お、お願いします!」

側近「なんという」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
388 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 15:47:08.58 ID:ODqMbQ6SO
勇者「俺は勇者、男って呼んでください!」

賢者「賢者の女です、こんにちはー」

魔王「こんにちは、マオっていいますよろしく」

側近「側近です」

男「いや、このままだと昼食えなくて困ってましたよ」

魔王「それは大変だ、食事は重要だからね、安心と希望をもてる」

男「マオさんわかってますね〜」

魔王「人間のことが好きだからね」

男「ほー、なんか深いっすね」

側近「立場上好きじゃないとやってられませんから、私達」

女「?」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
390 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 15:51:26.97 ID:ODqMbQ6SO
魔王「2人は魔王を?」

男「はい、倒しにいく最中です」

側近「最近暴れているらしいですね」

女「はい、ここ最近とくに酷くて…周りの国はほぼ壊滅状態です」

魔王「やれやれ、破壊と侵略がイコールで結ばれているなら僕がとっくにやっているというのに」ヒソヒソ

側近「知識はあるけど知恵はないんですよその魔王」ヒソヒソ
魔王「勇者は可愛いなぁ」
391 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 15:58:59.60 ID:ODqMbQ6SO
魔王「魔王はどこに?」

男「鳥の国です、ヤツの城があります」

女「今から私達討伐しにいくんです」

側近「では魔おrげふんげふん…マオ様、私達もついていきましょうか」

魔王「ああ、そうしよう」

男「あ、危ないですよ!」

魔王「いや、こう見えて初の大陸で最強だから」

女「あなたも勇者だったんですか…」

魔王「え、あ、うんそうそう、勇者」

側近「正反対ですけどね」ヒソヒソ

魔王「コインの表と裏だよ、どっちもほぼ同じさ」ヒソヒソ
魔王「勇者は可愛いなぁ」
392 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 16:05:24.46 ID:ODqMbQ6SO
奴隷「…代理魔王って暇ね」

勇者「魔王かく…え?はだか?」

奴隷「やっときたわね、メラガイアー」

勇者「ぐっ…色香で惑わすなんて卑怯な」

奴隷「そう思う方が悪いって言ってたわ、魔物様も」ダッ

勇者「え…じゃあお前は?」

奴隷「勇者よ、魔物様の」ザンッ



奴隷「結構疲れるわね、代理魔物」

執事「おやつですよ」

奴隷「わーい!」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
395 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 16:08:34.87 ID:ODqMbQ6SO
>>392
魔物×
魔王○

休憩してクール
魔王「勇者は可愛いなぁ」
405 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 16:48:36.59 ID:ODqMbQ6SO
?「グハハハー!」

男「あ、あいつは!」

グラノーラ「俺様は魔王様の部下の1人、力のグラノーラ!勇者達よ、排除する!!」

男「気をつけてください!こいつは幻の秘技『暗黒宇宙切り』を…」

側近「血剣」スパッ

グラノーラ「ぎゃあああ!!」

魔王「デスビーム」

ちゅどーん

男「…え?」

魔王「まったく、まずは自分の弱さを知ってから強くみせないといけないのに」

側近「まったくです」

女「あ…跡形もない」

男「あんなヤツが倒せない初の大陸の魔王っていったい…」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
407 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 16:54:38.80 ID:ODqMbQ6SO
鳥の国

男「くっ…おぞましい沼気だ…体が重い…」

魔王「こういう土地は何が特産品なのか」スタスタ

側近「沼の国と同じくキノコでは?…まぁここの魔王は外交をしてないみたいですけど」スタスタ

魔王「他との繋がりは大切だよ、人を強くも弱くもする」スタスタ

女「なんで…平気なの?」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
410 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 17:04:27.14 ID:ODqMbQ6SO
鳥「ククク…よく来たな、勇者よ」

男「くっ…」

女「魔王」

魔王「でかい鳥だな」

側近「でかい鳥ですね」

鳥「…なんだそこの2人、我に喧嘩をうっているのか」

魔王「いや、魔王のところ来て、喧嘩うらないヤツはいないだろ」

鳥「生意気な…まずは貴様等から始末してやる!『暗黒宇宙はばたき』」

ドビュウウウ

男「マオさーん!!」

魔王「風だな」

側近「暗黒宇宙要素皆無ですね」

女「あ、あれ?」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
411 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 17:08:05.99 ID:ODqMbQ6SO
鳥「な、何者なんだお前達…」

魔王「初の大陸、魔の国の王だ、世界を脅かす貴様を倒しにきた」

鳥「魔の国…まっまさかお前!…いや、あなた様は…」

魔王「ああ、魔王だ」

男「な!?マオさんが魔王!?」

女「え!?」

魔王「あ、ばれちゃった」

側近「ここまできたら問題ないでしょう」

魔王「まあな」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
413 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 17:19:01.72 ID:ODqMbQ6SO
鳥「くっ…わ、我だって魔王なんだ貴様なんかに…」

魔王「お前はただの破壊者だ、王を語るな」

鳥「何を…貴様だって破壊者だろ!」

魔王「違う、僕は侵略者だあくまでも、魔王であっても。力で圧倒するお前とは違う、民に恐怖に勝る希望を与えて国を乗っ取るんだ、僕は」

鳥「何が違うんだ!何が!!」

魔王「全く違う、僕が行っているのは宣戦布告した上での純粋な戦争だ。僕は人間のルールの上で人間と戦っている、貴様はただ破壊しているだけだ、そんな夢も希望も欲もない世界は世界らしくない」

魔王「世界は今、人間の夢と希望と欲にまみれている、僕はそこに魔物の夢と希望と欲を継ぎ足したいだけ、貴様みたいに人間と魔物をすり替えるなんて行為はしない」

魔王「全てをこなしてこその王だからね」

男「なんだよアイツ…」

女「おかしなことかもしれないけど…人間らしい」

側近「変わっているようで変わらないんですよ、人間と魔物なんてちっぽくな存在」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
415 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 17:21:56.88 ID:ODqMbQ6SO
>>413
ちっぽく×
ちっぽけ○
魔王「勇者は可愛いなぁ」
420 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 17:29:27.11 ID:ODqMbQ6SO
魔王「じゃ講義も終わったし、死んでもらうよ」

鳥「な!?」

魔王「側近」

側近「すいません、今自分の舌を噛みちぎってました」

魔王「なんでそんなこと…。まあいいや、結界張っておいて」

側近「はい」

男「あ、あいつ何するんだ?」

女「さ、さあ?」

側近「2人とも私の近くに寄りなさい、大血界」フォン

魔王「さて、避難もできたみたいだからやりますか」

鳥「くっ…『必殺:暗黒宇宙羽』!」

魔王「だから効かないってそんなの、必殺技ってのはこうやるんだよ」

魔王「『右ストレート』」

ちゅどらごーん
魔王「勇者は可愛いなぁ」
423 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 17:32:32.56 ID:ODqMbQ6SO
女「あ、あれ?私達海の上にいたっけ?」

男「あれ?城は?」

魔王「悪い悪い、勢いあまって鳥の国消し飛ばしちまった」

側近「また地図を書き換えないと」

魔王「すまんね」

男&女「…」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
427 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 17:39:07.04 ID:ODqMbQ6SO
鳥の国(だったところ)手前

魔王「まあ、こんだけ派手にやれば魔王死んだことにみんな気づくだろう」

男「魔王さん!」

魔王「うお」

男&女「ありがとうございました!!」

魔王「意外だな、嫌われると思ったのに」

女「いえ、あなたは素晴らしいお方です」

男「俺達もあなたの願いに協力させてください」

魔王「具体的には?」

男「俺達はこれから次の大陸を周って、初の大陸の魔王の素晴らしさを伝えていきます」

女「私達からの世界を救っていただいた勇者への感謝の気持ちです」

魔王「勇者ねえ…まあ、そういうことならお願いするよ」

男&女「ありがとうございます!」

側近「…」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
428 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 17:42:46.87 ID:ODqMbQ6SO
帰り、ドラゴンの上

側近「…あの2人、成功すると思いますか?」

魔王「無理だね」

側近「なぜ?」

魔王「人間相手だからさ」

側近「人間」

魔王「うん、最もおぞましい生き物をたった2人で変えられるわけがない」

側近「そうですか」

魔王「でも、そんなことができると思っている。やっぱり…」

魔王「勇者は可愛いなぁ」
魔王「勇者は可愛いなぁ」
431 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 17:46:37.93 ID:ODqMbQ6SO
はい、次の大陸編、完

ちょっとまいんタン見ないといけない落ちる
魔王「勇者は可愛いなぁ」
434 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 17:51:14.71 ID:ODqMbQ6SO
まいんタン終わった

何書こうかな
魔王「勇者は可愛いなぁ」
437 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 17:54:38.21 ID:ODqMbQ6SO
>>435
また今度!

>>436
幼女じゃないから
魔王「勇者は可愛いなぁ」
440 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/16(金) 17:59:07.26 ID:ODqMbQ6SO
>>439
魔王様は童貞なんですかー

魔王「いや、違うぞ」

側近「…」

魔王「だいぶ前の話だがな、もう忘れたよ」

側近「…ぐすん」
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