- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
587 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 00:02:05.97 ID:bwl69lhe0 -
/ ,V 3 「ビューティフル!!!」 大声と共に、瓦礫の中から荒巻が這い出てくる。 (;゚∀゚)(ちぃ、潰れたのは左目だけで右目は健在か) / ,V 3「素晴らしい、素晴らしいぞ」 / ,V 3「実力的には先ほどのワタナベの数段下をいくキミ」 / ,V 3「わしにとっては羽虫以下の戦力のきみ だがしかし、‘覚悟’と‘戦略’によって、私の左目が潰れるというキセキがおこった。」 (;゚∀゚)(右手はもう無理だ…なら左手で?左手でおれに虎砲が撃てるか? いや――第一あいつに二度同じ手は――) / ,V 3「―――落ち着け、わしはほめておるのじゃ」 / ,V 3「そう構えんでも、すぐ攻撃するわけじゃなあい」
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
593 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 00:08:05.80 ID:bwl69lhe0 -
(;゚∀゚)「ふん、キセキだと? 命を、右手をかけたギャンブルで爺の目玉ひとつじゃ釣りあわねぇよ…」 / ,V 3「いやいや、立派なキセキじゃよ」 / ,V 3「わしとお主の戦力差…ポケモンで例えるとミュウツーLv100 vs ラッタLv13」 / ,V 3「必殺前歯で、ミュウツーの体力ゲージを2割ほどへらしたんじゃ・・これは僥倖 素晴らしいキセキだと思わんか?」 (;゚∀゚)「……言ってろカス」 (;゚∀゚)(あいつが話している間に隙を突くしかない!対角線上に飛び込んで金的を――) / ,V 3「だから、わしは敬意を称す」 / ,V 3「 敬 意 を 称 す 」 (;゚∀゚)「なっ――――」
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
603 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 00:13:08.32 ID:bwl69lhe0 -
そう言うと荒巻はニヤニヤにやけながらその大きな自分の残った右目に、指を突っ込み クチュクチュとかき混ぜはじめた。 (;゚∀゚)「なっ――――」 / V 3「ふはははああ!!これは痛い!!痛いぞぉおおお!!」 荒巻の右目光彩が大きく見開いた、と思えば、それが指圧で破裂し ジュクっとした、トロトロの内液ガラス体が血液とブレンドされ、噴水の如く沸きでた。 鉄の匂いが周囲に広まり、眼壺を書き廻す心地よい音が空間を支配する。 / V 3「ひゃっーはっはっ!!! どうじゃ!!このご褒美は気に召すかな??」 (;゚∀゚)「こ、こいつ、残った片方の眼まで自分で――」
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
613 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 00:18:15.36 ID:bwl69lhe0 -
/ V 3「これが狙いじゃったんじゃろ?うれしいじゃろ? クリスマスプレゼントをもらったような感覚じゃろ???」 / V 3「おいおい、望みどおりにしてやったんじゃぞ? 笑 え よ ジ ョ ル ジ ュ 」 / V 3「ひゃっーはっはっ!!! 何故視力を失ったわしが笑い転げててお前が引いてるんだいひゃはああ おかしな話じゃのうおかしな話じゃのう!あひゃいゃいゃあああ」 (;゚∀゚)「く、くるってやがる…」 / V 3「おっと…本当は目玉をプレゼントするつもりじゃったんだが テンションが上がりすぎて潰してしまったわい」 / V 3「さあて……理想の状態じゃろ?目を見えないわしこれなら勝機があると? ためしてみようじゃないか、のう?ジョルジュ」 (;゚∀゚)「……」
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
624 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 00:24:10.49 ID:bwl69lhe0 -
/ V 3「おいおい、どうしたんじゃ?惚けてしまって」 「今、お前がいるのは―――わしの間合いじゃぞ?」 タンッ (;゚∀゚)(!!) いきなり飛び出してきた手が、ジョルジュの首筋をつかんでいた。 正確には、人指し指と親指の2本で、ジョルジュの頸動脈を絞めているのだ。 ころりとした、優しささえ感じさせるしわくちゃの指であった。 その指が、今は万力のような強力さで、ジョルジュの血流をせきとめている。 ギュウウウウウウウウウ・・・ (;゚∀゚)(くぅ…これは・・・ヤベェ) 完全に油断、否、?まれていた。 予想外の荒巻のキチガイ行動が、ジョルジュを戦意を払ったのだ。
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
632 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 00:27:38.55 ID:bwl69lhe0 -
/ V 3「いかんなあ、気を張ってもらわなくては、 プレゼントの意味が無くなってしまうじゃないか、のう?」 / V 3「それとも、このプレゼントのおかげでもう位置は掴めないとおもったか? 残念だったのう、お前ほど血をながしていれば、ある程度は鼻で追える」 / V 3「……そりゃ、細かい間合いの計りあいなんかは無理じゃが」 / V 3「このように」 / V 3「獲物を捕え」 / V 3「しめつけるくらい!はのう」 拳でドンドンと、抗うように荒巻の腹を殴るが、まるできかない。 / V 3「ほっほっ、無駄じゃ、ワシの筋肉は鎧 体重も腰もはいっていないそのような打撃きかんわい」 (;゚∀゚)(まじい、このままじゃ脳に血がいかなくなり、ブラックアウトしちまう......)
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
635 :?のとこはのまれていた と漢字で書いてました 対応してないみたいですね訂正[]:2009/05/19(火) 00:28:17.41 ID:bwl69lhe0 -
/ V 3「おいおい、どうしたんじゃ?惚けてしまって」 「今、お前がいるのは―――わしの間合いじゃぞ?」 タンッ (;゚∀゚)(!!) いきなり飛び出してきた手が、ジョルジュの首筋をつかんでいた。 正確には、人指し指と親指の2本で、ジョルジュの頸動脈を絞めているのだ。 ころりとした、優しささえ感じさせるしわくちゃの指であった。 その指が、今は万力のような強力さで、ジョルジュの血流をせきとめている。 ギュウウウウウウウウウ・・・ (;゚∀゚)(くぅ…これは・・・ヤベェ) 完全に油断、否、のまれていた。 予想外の荒巻のキチガイ行動が、ジョルジュを戦意を払ったのだ
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
639 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 00:30:36.51 ID:bwl69lhe0 -
(;゚∀゚)(ちぃいいい!!!) このままでは、糸が切れた人形のように崩れ落てしまう。 (;゚∀゚)「そうだ、筋肉が邪魔なら」 (;゚∀゚)「隙間!!拳を正拳でなく、虎爪にして、肋骨の間を縫うように」 (;゚∀゚)「打!打!打!」 / V 3「く、はっ…」 / V 3「やるのう…」 (;゚∀゚)「はあはあ…」 おれは、なんとか難を逃れた。
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
645 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 00:35:03.48 ID:bwl69lhe0 -
( ‐∀‐)「コォオオオオ……」 荒巻から距離をとり、息吹で呼吸を整える。 / V 3「ほっほっほっ……まともな打撃がだめなら骨子術」 / V 3「基本中の基本だが……ああいう時あ中々浮かばないもの」 / V 3「やっぱり、やるのうお主」 ( ‐∀‐)「……うるせぇよ…」 意図してか、どうかは知りようが無いが こいつの大きな武器の一つに、理解不能の言動を行い戦意を喪失させるものがある。 ( ‐∀‐)(今のは危なかった、本当にあぶなかった…) 空手の修行はいやほど積んだが 精神的な修行を積んだことのない7歳のおれには、抗え切れないものがあった。
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
652 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 00:40:16.91 ID:bwl69lhe0 -
コォオオオオ…… 息を吸い吐きしながら、考えをまとめる。 ( ‐∀‐)(ならば、どうする) こういうのは、対策しようと思ってもできないから、怖い。 あいての話術にかからないように、心を固めると 不意をつかれた時、心を固めた分動揺がもろにでてしまうからだ。 ( ‐∀‐)(どうする、どうする……) ( ‐∀‐)(………) ( ‐∀‐)(簡単じゃねェか) ( ゚∀゚)「同じだ、普通にヤンのと同じ」 ( ゚∀゚)「全力で―――あいてぶっとばす、そンだけだ!!」
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
658 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 00:46:03.64 ID:bwl69lhe0 -
( ゚∀゚)「破ッッ!!!」 双眸を鋭く研ぎ澄ます。 呼吸によって練られた静かな闘気が、再度ジョルジュの体に巡る。 先ほどと同じく、腰を深く落とす。 先ほどと違うのは、右を前に出すのではなく 左を前に! つまり、左手を用いた本日二度目の虎砲―――! ( ゚∀゚)(成せるのか――おれに、いや――) ( ゚∀゚)(成す、そして――― 殺 る )
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667 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 00:54:01.53 ID:bwl69lhe0 - / V 3「ほう……この澱みながらも心地よい空気、また‘虎’をだすのかのう?」
( ゚∀゚)「さァな……かかってくりゃワカるんじゃねえ?」 グニャ〜〜〜〜〜・・・・と、二人の間の空間が陽炎のように歪んでいく。 怪物2頭だ。 どちらも人を超越している怪物同志が対峙している。 ( ゚∀゚)「こえぇなあ…」 / V 3「随分と正直じゃのう」 飾らないジョルジュの言い方に、荒巻も思わず笑みをこぼす。 しかし、次の瞬間には、その貌は魔人のそれへと戻る。 / V 3「ジョルジュ長岡……その覚悟、その意気込みやよし」 / V 3「存分に殺し合おうぞ」 言い切った荒巻に呼応し、ジョルジュは構えを正す。 絡み合う両者の視線、間合い ついには、その間合いが、触れあった。
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673 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 00:58:01.76 ID:bwl69lhe0 -
一触即発。 この状況を表現する言葉があるとしたら、これしかないだろう。 睨みあう怪物二人。 ━━━━━━━━━━━ / V 3 (゚∀゚ ) ━━━━━━━━━━━ 魔人荒巻とジョルジュ。 緊張が極限まで高まる。 まるで張り詰めた一本の糸で支えられているかのよう。 切れた途端に雪崩のように激しい攻防が始まるであろう。 そんな状況――――。 今、この二人に割って入ろうなどと思うものはいないだろう。 普 通 な ら アメリカとロシアのケンカにクビをつっこむような、ものだ もし、いるとしたらこの両者より強き修羅か あるいは空気の読めない命知らずの馬鹿のどちらかだ。
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679 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 01:00:59.22 ID:bwl69lhe0 -
そんな中――― ━━━━━━━━━━━ / V 3そ Σ(゚∀゚ ) ━━━━━━━━━━━ 「ちょっとその勝負待った――!!!!」 空気の読めないやつが現れるッッ!!! (#'A`) 間に合ったで!!お前らちょっと表にでろ!! (_⌒ヽ ,)ノ `J (;‘_L’)「だめっスよドクオ先輩!いいとこなんですから邪魔しちゃ…」 よ ほ ど の 莫 迦 登場!!!
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
687 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 01:04:08.97 ID:bwl69lhe0 -
(#'A`) なにが邪魔だ!真打登場だろうが!! (_⌒ヽ ,)ノ `J (;‘_L’)「だめっスよドクオ先輩!そんなキモい足で戦場に駆け込んじゃ… …って近くでみたら余計キモッ!すげぇカエルみたいテカってやがる…」 (#'A`) むきょー!うるさい!チュンリー足といえ!チュンリー足と!! (_⌒ヽ ,)ノ `J (#'A`) てめェら!どっちが校長かしらねえが!よく聞け!! (_⌒ヽ ,)ノ `J ━━━━━━━━━━━ / V 3そ Σ(゚∀゚ ) ━━━━━━━━━━━
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
693 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 01:06:31.06 ID:bwl69lhe0 -
(#'A`) 魔人がなんぼのもんじゃい!!空手がなんぼのもんじゃい!! (_⌒ヽ ,)ノ `J (#'A`) 生徒会トイレ掃除委員6年生:ドクオの名をもって! (_⌒ヽ ,)ノ `J (#'A`) おまえらという、ガンコなうんこ汚れ!成敗してくれる!!!! (_⌒ヽ ,)ノ `J
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
701 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 01:08:47.16 ID:bwl69lhe0 - ━━━━━━━━━━━
/ V 3 …… Σ(゚∀゚ ) …… ━━━━━━━━━━━ 魑魅魍魎に澱んだ空気。 一触即発の中飛び込んできたよくわからんうんこ。 きーんこーんかーんこぉーん...っと うんこの宣言と共に、2時間目の終了を告げるチャイムが鳴り響いた。 第三勢力の登場で更に混沌と成る、空間。 なにが起こるか、神すらも予期できないであろう。 2時間目、終了。
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
703 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 01:09:53.54 ID:bwl69lhe0 - 疲れた。。。
一旦休憩します。 1スレで終わらせたかったけど、完結はこのスレじゃ無理かもしれません。
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
718 : ◆TR2vneJwo2 [sage]:2009/05/19(火) 01:15:14.19 ID:bwl69lhe0 - もしかしたら、このまま寝ちゃうかもしれないので酉だしておきます。。。
2時までにこなければスレ落としちゃってください、後日スレ立てます
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
764 : ◆TR2vneJwo2 []:2009/05/19(火) 09:03:19.60 ID:bwl69lhe0 - まだスレがあるだと……
保守ありがとうございます、皆さんおはようございます。 本当は明日あたりにまたスレを立てて投下するつもりだったのですが どうせdフルで学校がアレですし、せっかくですから続き投下したいと思います。 シャワー浴びて、ご飯食べたらまたきますね。
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
776 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 09:51:23.11 ID:bwl69lhe0 -
/ V 3「……なんじゃお前」 不機嫌そうに声の主を振り返る荒巻。 / V 3「今いいとこなんじゃ……邪魔をするでない」 ハエを払うかのように、手をシッシッと振る。 (#'A`) 「いいとこか濡れ場かしんねーけどよ…」 (#゚A゚) 「んなことどうだっていいだろうが!!!おれだ!おれがきたんだぞ!!」 ( ゚∀゚)「……」 ( ゚∀゚)「そうだ、テメーの出る幕じゃねェよ、場違いだ、消えな」 不機嫌そうドクオを見やるジョルジュ。 対するドクオは身じろぎもせず更に言い放つ。 ・ ・ ・ (#'A`)「おれは荒巻と戦うんだ、おれが荒巻と闘うんだ ! 邪魔するならてめえも殺してやろうかこらァ!? 」 ( ゚∀゚)「ほう?」 憤怒。 ジョルジュの表情がビキィと音が聞こえそうなほど歪んだ。
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
777 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 09:52:19.62 ID:bwl69lhe0 -
( ゚∀゚)ギンッ / V 3ギンッ (#゚A゚)ギンッ!!
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
778 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 09:56:27.93 ID:bwl69lhe0 -
一触即発。 状況は変わらない。 ただ殺意の対象が変わっただけだ。互いから命知らずの馬鹿に。 しかし、次の瞬間ジョルジュの口から発せられたのは驚くべき一言だった。 ( ゚∀゚)「……」 ( ゚∀゚)「ま、つー訳だ、先相手してやれよ、荒巻」 / V 3「!」 つい今しがた見せていた、悪鬼のような顔が嘘のように穏やかになっている。 ジョルジュは虎砲の構えを解き、荒巻に背を向け壁際へと下がった。 / V 3「……解せんな、いいとこじゃったのに…」 意外な反応。 ジョルジュ本人ですら自分の言動に驚きを隠せないだろう。 ( ゚∀゚)(あんなうんこクセーニートに、なぜおれが道を譲――) だがなんとなく、心情ではワカりかけていた。 ――――興味だ。
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
780 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 09:59:34.91 ID:bwl69lhe0 -
この極限の場に現れたうんこ臭い謎の男。 この場に現れるのはよほどのバカか兵であろう。 どうみても、先に現れたうんこ臭いのは前者なのだが。 ( ゚∀゚)(もしかしたら、な) (#'A`)「よっしゃああああああ!!」 少なからず興味を抱いてしまった。 あの奇天烈な男に。 もし、斯様な男に武の可能性があるというのなら、それを確かめたいのだ。 単純に、そう思った。 そして、なにより ( ゚∀゚)(あの男が名乗った‘生徒会’の名――)
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
783 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 10:05:57.71 ID:bwl69lhe0 -
( ゚∀゚)(かつて聞かされた事がある) ( ゚∀゚)(ギコの口から、あの名を) そう、ギコが言っていた。 入学式の日ここVIP小学校でテッペンを取る際 おそらく、尤も障害となるであろう存在の名。 ( ゚∀゚)「‘生徒会’か――」 各々が異能の力を操り、 超A級の戦闘力を持つといわれている、VIP小学校最大最強の組織。 ( ゚∀゚)「御伽噺とばかり思ってたンだがな」 しかし、実際あそこに佇む、あの隻腕の男。 (‘_L’) ( ゚∀゚)(……かなり強ェ、あいつと共にきたあいつなら、本当に生徒会かもしんねェな)
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
786 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 10:09:25.02 ID:bwl69lhe0 -
(#'A`)「よっしゃよっしゃあああ」 目の前の男からは、力強さを感じない。 だがやはり、なにかをしでかしそうな期待感だけは溢れていた。 ( ゚∀゚)(もし、本当にそうならよ――) ( ゚∀゚)「見せてくれよ、生徒会の力ってやつを」 (#'A`)「おらああああいくぞぉおおおお」 ドクオの咆哮にチャイムが重なり。 キーンコーンカンコーンと3時間目の始まりと、戦いの始まりを同時に告げた。
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793 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 10:18:07.65 ID:bwl69lhe0 -
ザッザッザッ...... 歩く。 ザッザッザッ...... この地獄絵図を、ひたすらに歩く。歩く。 血を吸った地面と言うのは、意外と歩きにくいものだ。 靴底に粘着性を持った血を含んでいる土がへばりつき、中々離れてくれないのだ。 へばりつき、払い落とし、またへばりつき、また払い落とし... 鉄の匂いと、内腑のなんともいえない臭いが充満している。 まだ、この空間に散らばる死体が新しいのが、救いか。 1日もすれば、今ある臭いに加え、なんとも言えない人独特の死臭が加わるだろうから。
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795 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 10:20:50.49 ID:bwl69lhe0 -
ザッザッザッ...... 歩く。 ザッザッザッ...... この校庭と言う名の地獄絵図を、ひたすらに歩く。歩く。 ザッザッザッ...... ある人間を探す為に。 歩き、死体を持ち上げ、顔を確認し、また捨て、新たな死体を漁り。 そうし始めて、 2時間近く。 (´・ω・`)「居た」 ついに、目的の物が見つかった。
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800 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 10:25:15.91 ID:bwl69lhe0 -
( ω )っξ。A。ξ 目標は二人一辺に見つかった。 男が女に被さり、手を翳すような格好で、寄り添いあっている。 刀も、ブーンの近くにあった。 誰かと切りあったのか、刀にはブーンのものでないであろう血が大量に付着していた。 (´・ω・`)「……ブーン、ツン」 二人仲良く、死んでいた。 ブーンは弟、ツンは幼馴染であった。
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803 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 10:32:13.31 ID:bwl69lhe0 -
弟のブーンは内藤家の跡取りであった。 本来なら長兄の自分が跡取りとなるはずだったのが とある理由で弟に任せ、自分を影役を買って出た。 跡取りを護り、補佐すべく、存在する影。 それなのに、自分は体調が悪いから、と保健室で寝ていたせいで、護れなかった。 ツンも同じ、内藤家と縁の深い名家津出家の娘。 ブーンの許婚である。 どちらも、己の護るべき対象だった。 (´・ω・`)(………) ( ω )っξ。A。ξ 死しても尚、仲睦まじそうに体を寄り添う二人を見て ショボンは――
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806 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 10:35:39.40 ID:bwl69lhe0 -
(´^ω^`)「............フヒ」 (´^ω^`)「フヒヒ、フヒヒヒヒヒ!ウヒ!」 (´゚ω゚`)「アハハハハアハ!!!ざまぁwwwwwwwww」 (´゚ω゚`)「プギャーwww口から内臓とびでてやがるwwww 汚い顔してんだろ?死んでるんだぜこいつ?www」 (´;ω;`)「ざまぁwwwwww」 m9っ 校庭に散らばる、崩れ落ちた夥多の肉塊の中で、 ショボンだけが大声を上げて嗤っていた。
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811 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 10:40:14.98 ID:bwl69lhe0 -
(´;ω;`)「ぁー、やべ笑いすぎて涙とめんねーわ」 ( ω )っξ。A。ξ (´;ω;`)「なに?こいつら?なんで寄り添って死んでんの?w」 (´;ω;`)「これがあたしたちのリアル!スピリチュアルセックス!ってか(笑)」 (´;ω;`)「ぁー、腹いてー、まじで死んでるなんてよ」 (´・ω・`)「まあ、仕方ねーよな、うんこりゃ不可抗力だ」
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814 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 10:44:34.44 ID:bwl69lhe0 -
――――こいつらの事が、ずっと嫌いだった。 ブーンより、自分の方が腕が立ち、イケメンだし、なにより兄なのに 何故ブーンが跡取りで自分が跡取りになれないか、 疑問に思い父に問いただしたことがある。 答えは簡単、かつ簡潔だった。 「お前は、養子だから」 中々子供が出来る気配のない母親を気遣って、 もしもの時の為に養子にとったのがおれらしかった。 ただ、あくまで‘もしも’のときの非常用、代用品。 実子が生まれれば、当然弟でもそいつに家を継がせる。 名家とは、なにより血が大事だからだ。
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
816 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 10:48:31.95 ID:bwl69lhe0 -
(´・ω・`)「……んでまあ、ブーンが生まれたからおれはポイッね」 (´・ω・`)「実にワカりやすい、嫌いじゃねーなあ」 そして強要された、影役。 (´・ω・`)「……ま、いつかブーンの事はぶっ殺して、家を頂こうとは思っていたが」 (´・ω・`)「死んでくれるのはいいんだが、今回のケースはまずいな」 (´・ω・`)「護り役のおれが保健室でサボってるあいだに、なんか殺されちゃいました(笑)」 (´・ω・`)「じゃ、おれが父上さまにころされちまうよ、どうするかな、うーん」 顎に手をあて、うんうんと考える。
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
818 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 10:52:25.00 ID:bwl69lhe0 -
(´‐ω‐`)「うーん、せっかくブーンのカスが死んだんだ」 (´‐ω‐`)「これを利用して、おれが跡取りになれる妙案ねぇかな、あそこの家の財産は涎がでる……」 (´・ω・`)「そうだ」 (´・ω・`)「ブーンを殺した奴の首をもっていきゃ、許してくれるかな」 (´;ω;`)「父上!!私の不手際で死なせてしまった弟のブーンの仇!!しかと取って参りました!!」 (´・ω・`)「みたいな」 (´^ω^`)「やべぇwwwおれ超演技派wwwこれはヌケるwwwww」
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
820 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 10:56:00.25 ID:bwl69lhe0 -
(´・ω・`)「そうと決まれば仇の首を…」 (´・ω・`)「おっと、ブーンの刀だけ回収しておくか」 (´・ω・`)「なんか代々伝わる名刀らしいしな」 (´・ω・`)「まったく……武家の生まれの癖に死ぬ時に手に刀を持たず女の手をもつだなんて ほんと下半身厨だな、こいつは」 いいながら、を回収しようとしたとき、目が行った。 (´・ω・`)「……」 ( ω )っξ。A。ξ ξ。A。ξ ツンの死体。
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825 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 10:59:21.05 ID:bwl69lhe0 -
(´・ω・`)「……まったく勿体ねえよな、こんないい女がよ」 (´・ω・`)「ブーンみたいな豚の許嫁にされた挙句、こんなとこで死ぬなんてよ」 (´・ω・`)「あーあ、いつかブぶち犯してやろうと思ったのに、これじゃ……」 しかし、いいながらも、目が離せない。 (´・ω・`)「……」 ( ω )っξ。A。ξ ξ。A。ξ ツンの死体。 紅く血でそまり、白い骨が顔をみせ、 それがなんともいえない艶やかな空気を作り出し…… (*´・ω・`)ゴクリ 気付くとショボンは、ギンギンに勃起していた。
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
833 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 11:05:32.94 ID:bwl69lhe0 -
(*´・ω・`)「凄く…綺麗だよ……ツン……」 明澄さを宿していたあの目が死んだ魚のような目になって 鈍い光を放ちながら艶かしく、こっちを見ている。 ξ。A。ξ 一歩、また一歩彼が近づくにつれ、 鼻腔をくすぐるようなナントモ云えない死臭が鼻を突く ξ。A。ξ 彼女のボロボロに崩れた体 血を滲ませ、内臓が穴という穴から流れ出てる様。 ξ 。 A 。 ξ 全てが ξ 。 A 。 ξ 全てが、おれをクラクラさせる。 (*´゚ω゚`)「ああああ、もう辛抱たまらん!!!」
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
843 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 11:11:26.52 ID:bwl69lhe0 - (*´゚ω゚`)「大丈夫!さきっぽだけ!!さきっぽだけだから!!
ツンに寄りかかるブーンの体、手を押しのけ、 ショボンは服を脱ぎ、ツンの体に覆いかぶさった。 ξ 。 A 。 ξ 彼女のあそこは、体と同じく腐った血で溢れてい、 愛撫の必要なく、ショボンを受け入れてくれた。 (*´゚ω゚`)「あぁあああ初めてなのに死姦だなんて!僕感じちゃいます!!」 脱童貞の嬉しさでショボンの大きな目が涙で濡れる。 童貞ゆえのアウトボクシングをみせつけたあと、ツンの体を激しく殴りつけながら、 一抹の翳りも見せず勃起し続けるイチモツを彼女自身に突きつけた。 ξ A 。 ξ ショボンの暴力といえる愛撫を受け、崩壊するツンの屍。 それを見てショボンは (*´^ω^`)「ゴートゥヘブン!」 最高に興奮し、息子を挿入し始めた。
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
845 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 11:12:19.08 ID:bwl69lhe0 -
そして、ツンの体に入り腰を入れ…… 突いた突いた突いたはじめてだったのか血が出た突いた突いた突いた突いた突いた リズム良く突いた突いた突いた突いた締め付けてくる突いた突いた突いた大きな両目から涙が溢れ出す突いた突いた 突いた突いた突いた突いた締め付けがキツくなる突いた突いた突いた突いたもう限界だついた突いた突いた 突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた 突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた 突いた突いた突いた突いた突いた突いた精を放つ突いた突いた突いた突いた突いた突いたトテモ熱い突いた突いた突いた 突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
853 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 11:16:33.90 ID:bwl69lhe0 -
キーンコォーンカーンコォーン...... 事が終わったのは3時間目の始業をしらせるベルが鳴り響いた頃であった。 (*´^ω^`)「ふう、いい仕事した」 A;:;:∵ ξ 行為が終わった後のツンの姿は、 元々荒巻に破壊されていたとは言え無残の一言であった。 (;´^ω^`)「ありゃりゃ、ちょっとやりすぎたかな、後半頭とかいれてたし…」 (*´・ω・`)「まあ、いっか荒巻にやられたってことにしよう、そうしよう」 すごく、爽やかな気分だ。
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
865 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 11:23:44.85 ID:bwl69lhe0 -
(*´・ω・`)「生き残ってるやつがいれば、 そいつも殺して新巻のせいにすればいいんだし」 そうだ、ここじゃ好きな殺しをしても、荒巻の所為にできる。 殺しだけじゃない、女の生き残りがいればツンのように死姦もできる、かもしれない。 (*´^ω^`)「くふふふ!すっげぇ! DOKKAN DOKKAN ツイてる! DOKKAN DOKKAN パラダイス!って感じじゃねーか」 笑みが止まらない。 ( ω )っ「……」 笑っていると、ふと、ブーンの死体がこちらを見ているような気がした (*´・ω・`)「いえーい、ブーンちゃんみてたー?」 (*´・ω・`)b 「お前の女、なかなか言い具合だったぜ!」 (´・ω・`)「ま、もうつかいもんになんねーだろうけどさ…」
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
869 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 11:28:06.90 ID:bwl69lhe0 -
(´・ω・`)「表面上はさあ、 仲良い兄弟演じてやってたから、お前すごい勘違いしてたよなー?」 ( ω )っ (´・ω・`)「アニキィ!アニキ!って」 (´;ω;`)「ばっかじゃねーのwwwww」 (´;ω;`)「おれはおまえみたいなトロくせーデブだいっきらいだったっていうのによwwww」 (´・ω・`)「ま、お前の女も頂いたし、財産も頂くからよ」 言いながら、ブーンの傍らにある刀を抜き取る そして (´・ω・`)「安らかにしんどけや」 ――― 一線。 ブーンの体は、細切れとなった。
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
872 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 11:30:19.28 ID:bwl69lhe0 -
ザッザッザッ...... 歩く。 ザッザッザッ...... 歩く、目標は見つかった。 他に生き残りがいるか、荒巻がどこにいるかはわかんねー しかし次の目標を探す為。 (´^ω^`) 顔に満面の笑みを貼り付け 手に宝刀‘ナイトウ’を持ち 歩く歩く。
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
876 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 11:33:36.39 ID:bwl69lhe0 -
校庭にあった、 手を翳すような格好で、寄り添いあっていた2対の死体は ;:;:∵A;:;:∵ ξ 男の手により、バラバラとなり、影も形も無くなった。 キーンコォーンカンコォーン...... そんなことは露知らず、鳴り響く三時間目の始まりを告げるチャイム。 ショボンという男の登場で更に加速する衝撃 VIP小学校の三時間目が、いままさに始まろうとしていた。
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
877 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 11:34:08.59 ID:bwl69lhe0 - 少し休憩いれます。
リクエストくださったAAはいくつか登場させるつもりです。
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
882 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 11:37:38.64 ID:bwl69lhe0 - 誤字脱字はほんとごめんなさい
ながら&おれの体脳さが加わってかなりの確率で発生してると思います。 各自脳内補完お願いします
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- ('A`)は野球選手のようです
282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 11:41:31.29 ID:bwl69lhe0 - 支援!
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
900 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 12:14:04.98 ID:bwl69lhe0 -
/ V 3「......よかろう、ジョルジュがそこまで言うならよかろう」 / V 3「先に相手をしてやる」「ただ」 / V 3「熱中していた玩具を取り上げられたわしの機嫌はいまハンパ無く悪いぞ?」 (#'A`)「応ッッ!かかってこいや!!」 魔人、荒巻の威嚇に、しり込みせず、ドクオは怒声を返した。 ( ゚∀゚)(.........) 壁に背をつき、そのボロボロの右腕を押さえながら、 ふぅ、と溜息をつき、ジョルジュはドクオに視線を定める。 闘いから抜け、頭が冷静になったせいか、いまさらながら傷がズキズキと痛んだ。 (‘_L’)「――確かめたい、ですか?」 ( ゚∀゚)「……」 いつの間にか、先ほどの隻腕の男が近くに立っていた。 問いかけに、肯定の意の無言を返す。
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- / ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです
901 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/19(火) 12:15:42.43 ID:bwl69lhe0 -
そう、おれは知りたかったのだ。 あれほど、ギコが警戒していた‘生徒会’の力を。 ドクオという存在の謎を――――。 しかし同時に違和感も覚えていた。 こいつの、この無意味に好戦的な態度は、なんだ? おれのように、親友を殺されたのか? それとも荒巻のように単なる戦闘狂なのだろうか? 否、そういう風には見えない。 なにが、この男をそれほどかきたてるのか? ( ‐∀‐)(まァ、それも含めてこの闘いで見定めるまで―――) ( ゚∀゚)「せっかく激熱の見せ場譲ってやったんだ、いいとこみせろようんこ」 言葉が風と化し、教室内を駆け巡った。
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