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笑み社 ◆myeDGGRPNQ
14歳女子中学生ですけど、暇なのでラジオします
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」

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14歳女子中学生ですけど、暇なのでラジオします
382 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:00:53.27 ID:zknSa66A0
彼氏はいない。
14歳女子中学生ですけど、暇なのでラジオします
390 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:02:19.61 ID:zknSa66A0
彼女もいない。

素敵な君は好き。
14歳女子中学生ですけど、暇なのでラジオします
398 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:03:47.99 ID:zknSa66A0
さて、質問。
14歳女子中学生ですけど、暇なのでラジオします
407 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:04:38.32 ID:zknSa66A0
ネットラジオが好きだから。

知らなかった。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
262 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:05:23.44 ID:zknSa66A0
「真紅。ありがとうです……」
「礼を言うのなら、フネに許可をとってからにしなさい」
「いいって。母さんには僕から言っておくから」
「あ、ありがとうですぅ。翠星石は誇り高きローゼンメイデン第3
ドール。翠星石です。これからもよろしくお願いするですぅ」
 翠星石はぺこりと可愛らしいお辞儀をする。
 僕が出会って来たローゼンメイデンの中では一番おしとやかな印
象だ。今までは真紅のようなわがまま娘。雛苺のような子供と淑女
には程遠い人形ばかりだったからだ。

 ――その印象も、数分後には覆されることになるだが。
14歳女子中学生ですけど、暇なのでラジオします
432 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:08:26.37 ID:zknSa66A0
質問は?

えちーなこともいい。
14歳女子中学生ですけど、暇なのでラジオします
441 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:09:37.88 ID:zknSa66A0
したことがない。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
267 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:11:07.37 ID:zknSa66A0


「カツオにいちゃ〜ん!」
 
 タラヲが僕を呼んでいる。丁度いいので母さんに翠星石のことを
報告しておこう。
 ティーセットを片付ける。真紅が来てから毎日のように行って
いる行為故、手際は良くなった。
「翠星石だっけ? 僕の家族に挨拶しにいくぞ」
「はいですぅ!」
 僕の後ろをぴょこぴょことついてくる翠星石。ブラウンの長い髪
が揺れる。
「翠星石。この家の家長は私、真紅よ。まずは私に挨拶してしかる
べきじゃないかしら?」
「なにを言っているんだ? いつお前が――」
「カツオ兄ちゃ〜ん? 早く来るです〜」
 痺れを切らしたのか、タラヲが僕の部屋まで来る。その瞬間であ
る。
「!?」
 ――翠星石とタラヲに、なにかが生まれたのは。
14歳女子中学生ですけど、暇なのでラジオします
455 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:12:29.64 ID:zknSa66A0
終わっていない。

質問。
14歳女子中学生ですけど、暇なのでラジオします
468 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:14:20.56 ID:zknSa66A0
彼氏がいないから違うと思う。

えちーなことむしろ聞いて。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
271 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:15:42.52 ID:zknSa66A0


「おまえ……翠星石の口調をパクりやがるとは! とんだ不貞野郎
ですぅ! さっさとその口調を止めて、おとなしくママのおっぱい
でも吸ってろ! ですぅ!」
 先刻までの翠星石とはうってかわり、乱暴な言葉遣い。そして天
へ向かうように立たせた中指がこの部屋に静寂と嵐を生み出した。
 僕は完全に面を食らい、うどの大木のように突っ立ったままだ。
真紅はため息と共にそそくさと部屋を後にし、残ったのは険悪なム
ード全開の2人と僕の3人。
「何を言ってるですか〜? 僕はパクってなんていないです〜。僕
が不貞野郎ならキミは嘘吐きです〜」
「な! なにを言ってるですか! この物まね人間!!」
「物まねじゃないです〜!」
「物まねですぅ!」

 ――あ。
 忘れてた。僕、縦笛を買いに行かなきゃ。

 敵前逃亡。というより、ここは放っておいた方が良い。
 僕は意味もなく外を出た。
14歳女子中学生ですけど、暇なのでラジオします
486 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:16:35.74 ID:zknSa66A0
……わからない
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
275 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:19:36.03 ID:zknSa66A0


 ――中島にローゼンメイデンのことを話すわけにもいかない。つ
まるところ、この件について相談出来るのは花沢さんだけなのだ。

「花沢さ〜ん!」
「あ! 磯野くん! 雛苺〜。磯野くんよ〜」
 奥から雛苺がやってくる。いつものように元気一杯の姿に安心す
る。もはや、彼女は花沢さんにとって唯一無二の存在であり、彼女
がいなくなるというのはそれ即ち花沢さんの心の柱が無くなるとい
うことなのだ。
「カチュオ〜なの〜!
 ――!?」
「どうしたの? 雛苺」
 雛苺の様子がおかしい。近くに浮遊している人工妖精『ベリーベ
ル』が雛苺になにかを囁く。

「ここは、危ない?
 花子! 逃げ――!」

 雛苺が言い終えたか言い終えないかのうちに、花沢不動産は巨大
な水晶に押しつぶされた。
14歳女子中学生ですけど、暇なのでラジオします
515 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:20:51.16 ID:zknSa66A0
……いいにおいではない。
14歳女子中学生ですけど、暇なのでラジオします
536 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:23:57.43 ID:zknSa66A0
……別段特別な匂いはしない。

質問。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
280 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:24:43.74 ID:zknSa66A0


「雛苺!? 雛苺!!」

 間一髪巻き込まれずにすんだが状況は絶望的だ。
 雛苺が立っていた位置と水晶が落下して来た位置。まさに必殺の
位置であり、アレを避けきるとするならばそれは人の業ではない。
 ――否。あんなモノ。人間ではない彼女たちですら避けることは
不可能だ。零、生きていられる可能性なんて、零と言っても良い。
「――」
 ここからなら見える。この水晶を放った主を。
 紫色の装束。薔薇の眼帯。まさしく、それは真紅たちと同じ、ロ
ーゼンメイデンだ。

「雛苺……さようなら…………」
 
 紫の人形は、たしかに、そう、言った――
14歳女子中学生ですけど、暇なのでラジオします
564 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:26:49.85 ID:zknSa66A0
……くさくはない。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
285 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:28:17.59 ID:zknSa66A0


 特大の水晶が飛んでくる。
 これは間違いなく必殺の一撃であり、雛苺の死体をも残さない。
そんな一撃だった。
 ――それを放つのならば、判りやすい。
 雛苺は生きている。
 そうでなくてはあの人形は雛苺にとどめを刺す必要がない。
「雛苺――!」
 花沢さんの悲痛な叫び。彼女も理解しているのだ。

 雛苺はこんどこそ――死ぬ。

 理屈などではない。これは本能だ。
 死を理屈で理解することは出来ない。故に、この予感はまちがい
ない直感であり本能の産物だ。
 死がコンマ数秒以内に雛苺にもたらされる。否、もう死んでいるのかもしれない。

「――薔薇の盾(ローズシールド)――!」

 巨大な紅い薔薇が水晶を受け止め、受け流す。
 それは彼女を――

「――カツオ。貴方、本当にどんくさいわね。レディの一人も満足
守れないなんて」

 あの、紅い少女を思い起こすものだった。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
288 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:30:42.28 ID:zknSa66A0


「真紅! 翠星石まで引っ張りだしてなんなんですか! 翠星石は
まだ物まね人間との決着を――!」
「黙りなさい翠星石。今は雛苺の救出が先決よ」
「雛苺? まさか! あの中にチビイチゴが!?」
 翠星石の手には大きな如雨露。見据えるは水晶に潰された花沢宅。
 ……手が震えている。翠星石も理解しているのだ。あの中にいる
雛苺の絶望的状況を。
「翠星石。スイドリームを使って水晶を引き上げ、その間に私が雛
苺を」
「判ってるです! スイドリーム!」
 如雨露が輝き、アスファルトを砕く程に雄々しい大樹が姿を見せ
る。その勢いで水晶が砕け、真紅が飛び込む隙間が生じた。
「雛苺!」
 
 ――よかった。雛苺は無事だ。
 ここから見える限り、雛苺は生きている。

「――!」
 遠くの紫の人形が手を翳す。
 ……忘れていた。あの紫の人形を2人に伝えていない。故に――
「きゃあああああ!!!」
 真紅に水晶が降り注ぎ、雛苺との距離が開く。
14歳女子中学生ですけど、暇なのでラジオします
600 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:31:56.34 ID:zknSa66A0
シャンプーの香り。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
293 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:33:08.78 ID:zknSa66A0


「真紅!」
「大丈夫だわ。これぐらいで、諦めて――きゃあっ!」
 水晶は容赦なく真紅を攻める。この水晶の主を2人に教えないと
――
「真紅! 翠星石! あそこにローゼンメイデンがいる! 紫の奴
だ!」
 僕の言葉に2人は明らかに驚いている。その顔は在り得ないこと
を聞いたという顔だ。
「そんなことあるはずないのですぅ! 紫のローゼンメイデンなん
て――!」

「いる筈ない。そう仰りたいの? 翠星石」

 僕等の目の前に降りて来たのは存在しない筈の紫色。

「てめーは――誰ですか!?」

「私の名は薔薇水晶。ローゼンメイデン第7ドール」
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
296 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:34:59.53 ID:zknSa66A0


「薔薇水晶……だと……!」

「――」
 翠星石の表情は険しく、目の前の事実を信じることが出来ない。
そんな表情だった。
 ……第7ドールの存在。それ自体は決しておかしいことではない。
真紅も言っていた。『ローゼンメイデンは7体』。それが嘘でなけれ
ば、翠星石が第7ドールに対して、ここまでの驚きを見せる筈がな
い。

「アリスゲーム。それが、お父様の望み」

 水晶を翠星石は避けられない。ミーディアムのいないドールは本
来の力を発揮することが出来ないからだ。
 ――嫌だ。
 僕は間違えない。僕が求めているものは『幸福』だ。なにかが目
の前で無くなってしまうのは、もう――

「うわぁぁぁ!!」
 考える暇もなければ。
 思案する時間もない。
 翠星石の盾になって水晶を受けることに、なんの躊躇もなく行動
に移した。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
298 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:38:44.76 ID:zknSa66A0


「――ん! ――ん!!」

 何か、聞こえる。
 血に塗れた僕を、誰かが――

 
 ――ああ。ダメだ。
 全身に力が入らない。
 まるで、僕の中に存在していたエネルギーというエネルギーが総
て吸い取られていくようだ。指が熱くって千切れてしまいそうにな
る。
 耳に神経が行かず、『磯野カツオ』という存在が左手の薬指に収束
し、その薬指が破裂してしまえば――僕は――

「――カツオ。帰るわよ」

 意識が完全に消え去る前に――凛とした声がした。

 最後に見たものは、ピンク色のヒカリと少女の泣き顔だった――
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
299 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:39:44.28 ID:zknSa66A0




「第七の……今まで誰もあったことのないローゼンメイデン、か」
「はい……翠星石たちだけじゃ……追い払うのが精一杯だったです
ぅ……」
「まったくだわ。あの薔薇水晶、私たちとはまるで強さが違う。ま
るで――私たちとは『違うモノ』のような」
 薔薇水晶の一件。それは彼女たちローゼンメイデンにとっても一
大事だった。今まで何百年も膠着状態だったアリスゲームが動き出
したコト。彼女たちが同じ時代に目を覚ましたことすら異常事態で
あるというのに、その中でも今まで誰も会ったことも聞いたことも
ない、最早存在するかすら判らない。その第七ドールが自分たちの
前に現れ、雛苺を倒していった。それは永い時間を生きてきた彼女
たちにとっても由々しき事態であり、一刻も早く解決しなければな
らない大事なのだ。
「薔薇水晶、だったっけか? あの子の能力とかそういうのは判ら
ないのか? 真紅」
「……おそらく、水晶の能力でしょうね。ただ……」
「ただ?」
 この場にいて、薔薇水晶に会っていないのは蒼星石だけだ。彼女
が薔薇水晶に遭遇した際に、対応が遅れてしまう可能性がある。そ
れ故に蒼星石には僕たちが持つ総ての情報を提供する必要が在る。
もはや、アリスゲームは『未知』を照らすために第三、四、五のド
ールが一丸になる必要があるのだ。
14歳女子中学生ですけど、暇なのでラジオします
649 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:41:50.04 ID:zknSa66A0
男性と性的な行為はどこまでした?
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
302 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:42:36.81 ID:zknSa66A0
「――人工精霊をつけていなかったのだわ」
「そ、そんな筈ねえですぅ! 確かに、翠星石も薔薇水晶の人工精
霊を確認してねぇですが、お父様が翠星石たちに差別なんて――!」
「僕もそう思うよ。僕たちは全員人工精霊をつけている。僕のレン
ピカ、君のホーリエのようにね。
 それがないということは、その薔薇水晶は自らの力のみで真紅や
翠星石。それに雛苺を圧倒したということになる」
「……つまり、薔薇水晶を倒すには君達では――」

 ――倒せない。
 彼女、薔薇水晶はローゼンメイデン中『最強』ということになる
のだ。
14歳女子中学生ですけど、暇なのでラジオします
667 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:44:06.95 ID:zknSa66A0
私への質問を忘れないで。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
304 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:45:07.71 ID:zknSa66A0


「ひとつ。心当たりがあるわ」

 薔薇水晶を倒すことが出来ない。
 その結論に至り、部屋を重い空気が支配した。その中でたった一
言だけ真紅が呟いた。その呟きを聞いて、今まで俯いていた2人が
驚嘆した顔を上げた。その顔は安堵と不安が混ざった表情。つまり、
彼女たちも心当たりはあるのだ。しかし、それを期待している反面
にそれを敵として認識している面もあるのだ。ならば、その心当た
りというものとは――
「――他のローゼンメイデン、か」
 他のローゼンメイデンが加われば或いは薔薇水晶を倒すことも叶
うかもしれない。しかし、それにも条件がいくつか存在する。
一. そのものが目覚めているか。この時代に目覚めていないので
   は味方になってもらうことも叶わないのだ。

一. そのものが味方になる意志があるか。最悪、敵になってしま
  った場合、我々の敗北は決定してしまう。

一. そのものが本当に力があるのか。真紅たちの買いかぶりだっ
  たとしたら、そのコトで我々の勝利が遠のくからだ。
14歳女子中学生ですけど、暇なのでラジオします
683 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:46:08.66 ID:zknSa66A0
機材がないのと話が下手。

リアルでこんな感じの女。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
307 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:47:55.03 ID:zknSa66A0


「――そいつは、強いのか?」
「心外ね。あの子は純粋な戦闘能力ならば私たちが全員でかかって
いっても或いは、というところよ。貴方、家来のくせに主人の言葉
が信頼出来ないの?」
「――」
 いつもと変わらない口調。その言葉で安心し、口元が緩む。
「どうしたのですか? 人間」
「いや、真紅がそこまで言うなら、そいつは本当に強いんだろう。
それよりも、翠星石と蒼星石は誰かと契約しているのか? 力を使
うとミーディアムの肉体が疲弊するのなら、君達の場合はミーディ
アムへの配慮が必要なんじゃないのか?」
14歳女子中学生ですけど、暇なのでラジオします
710 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:48:50.98 ID:zknSa66A0
それはない。

長門気取るな死ねとなんど言われたことか。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
309 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:50:07.26 ID:zknSa66A0
「うん、僕は裏のおじいさんと契約しているけれど――」
「翠星石は……まだ、だれともミーディアムの契約をしていないで
す……」
 ――驚いた。
 裏のおじいさんが蒼星石と契約しているということもそうだが、
翠星石が未だに誰とも契約していないという点についてはさらにだ。
「ちょ! ちょっと待て! 契約していない奴は力を使えるの
か!?」
「はい。ミーディアムがいない翠星石でも力を使うコトが出来ない
というわけではないですぅ。勿論、大幅な弱体化はしますが……」
「その弱体化っていうのはどれぐらいだ?」
「そうですねぇ。ミーディアムがいる真紅の強さが25mのプール
だとすれば、今の翠星石の強さは精々この家のお風呂程度ですぅ」
 ――つまり、彼女。翠星石には一刻も早く誰かと契約を交わす必
要があるというコトになる。彼女が戦力にならなければ薔薇水晶を
打倒することはできないのだから。

「とにかく、あの子を捜しましょう。
 ――水銀燈が協力してくれるとは思えないけれど、ね」
14歳女子中学生ですけど、暇なのでラジオします
728 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:51:47.27 ID:zknSa66A0
断る。

えちーなことを。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
312 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:53:19.15 ID:zknSa66A0




interlude

 底暗い教会。かつて、日曜日にはミサが開かれていたこの教会も
今は神父もシスターもいない、寂びれた建物となっている。
 ――本当に暗く、黒い。灯りといえば割れたガラス窓から照らさ
れていた月光のみだ。今宵は満月。暗い教会に珍しく光が広がる。
 巨大な十字架。この十字架の前で、果たしてどれほどの男女が永
遠の愛を誓ったことだろうか。
「――」
 果てのない闇に一つの影。銀色と黒色の影。それは人影では決し
てない。――理由なんて簡単だ。その影の正体は人形であり、人間
ではないのだ。
 人形の表情は重く、なにか悲しみを背負っているようにも見える。
もしくは、なにかを思案している。そのような表情だ。
14歳女子中学生ですけど、暇なのでラジオします
746 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:55:10.42 ID:zknSa66A0
いけない。

聞き逃した。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
314 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:56:03.09 ID:zknSa66A0
「――ああ、なんだ。こんなところにいたのか」
 教会の重たいドアが開き、人が侵入してくる。小柄な少年なのだ
が、その口調はひどく大人びている。
「どこにいたっていいじゃない。それとも貴方。私が他の子に負け
たとでも思ったのぉ?」
 銀と黒の人形が少年を責めるような口調で言う。少年は両手を上
げて戯けたようなポーズをとってやれやれと漏らす。
「それは在り得ない。僕自身、君の姉妹を直接見たわけではないが
君が他の子に負けるなんて到底思えないね。否、君ならば一国の軍
が相手でも勝利できよう」
「フフ、貴方ホントおばかさんねぇ」
「ああ。でも、君の力は知っているつもりだ。
 ――水銀燈。アリスになるのは、君だ――」
 張りつめた空気に少年の声が響く。
 月光に、眼鏡をかけた少年が照らされる。

「ええ。なら精々死なないように気をつけなさい。中島」

interlude out
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
316 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 00:58:09.72 ID:zknSa66A0


「そういえば、水銀燈っていう子の手がかりはあるのか?」
「いいえ。まったくないのですぅ」
「翠星石ちゃんは馬鹿で〜す。キモイです〜」
「! いちいちつっかかってくるなです! この物まね人間!」
「黙れで〜す」
「てめえが黙れですぅ!」
 早朝から騒がしい。翠星石が家にきてからタラちゃんモードから
タラヲモードになっている。タラヲモードの煩わしさはゴキブリな
んて比にならない。翠星石が腹を立たせているのも当たり前だ。慣
れている筈の僕でさえ、タラヲは殺してやりたい衝動に襲われるの
だから。
「騒がしいわね。いい? 水銀燈は一筋縄じゃいかないのよ? あ
の子を仲間に引き入れるには切り札を持っているべきなのよ」
「切り札って? 水銀燈に弱みがあるとは思えないけれど……」
「蒼星石。あの子を真っ二つにしたことのある貴方が言う台詞では
ないけれど、確かにあの子を仲間に引き入れるための『弱み』は存
在しないわ。ただし、あの子を釣る『餌』なら私も知っているつも
りよ」
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
319 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 01:00:50.70 ID:zknSa66A0
 聞いたところによると、水銀燈というのは彼女たちローゼンメイ
デンの中でも最も早くに作られた第1ドールであり、彼女たち全員
のお姉さんということになる。
「餌? なんですか? それ」
「これよ!」
 真紅がポケットから出したもの。それは薄黄色の液体が入った容
器。その容器には『ヤクルト』と書いてある。即ち、これは乳酸菌
飲料という奴なのだろう。
 ……無論、僕はこんなもので第1ドールが捕まるなんて思っては
いない。しかし真紅の自信は相当なものだ。これならばもしかする
といけるかもしれないという期待がもてる。
「それをどうするんだ? まさかざるで捕まえるんじゃ……」
「あら。よく判ったわね。
 早く準備なさい」
 ……呆れた。
 まさか本当にそんな古典的な方法で捕まえようとするなんて。
 もしかすると、第1ドールの水銀燈というのは実はトンデモなく
頭が悪く、その反面戦闘能力は高いのかもしれない。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
321 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 01:02:12.69 ID:zknSa66A0


「準備出来たわね。あとはあの『ジャンク』を待つだけよ」
「――成る程ですぅ……
 そーですねー! あの『ジャンク』でも待つとするですぅ!」
「そうだね。まあ、来ないかもね。あの『ジャンク』は」
 三人の間では既に作戦は開始していたらしく、三人は大声でジャ
ンクを強調しながら話す。
 真紅が丁度20回目のジャンク発言の瞬間――

「貴女たちぃぃぃぃ!!!」

 黒い。漆黒の装束を纏った少女が僕らに向かって飛来してきた。
「来たわね。翠星石」
「りょーかいですぅ!」
 真紅の合図で翠星石がざるからヤクルトを持ってくる。それを真
紅に渡す。
 真紅は安心した面持ちで怒りで顔が真っ赤の水銀燈に駆け寄る。
「貴女たち! どうしてもジャンクになりたいようね!!」
「落ち着いて、水銀燈。これを――」
 ヤクルトを渡し、真紅は水銀燈に一言。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
324 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 01:05:02.66 ID:zknSa66A0
「――たすけて、『お姉様』――」

 その言葉を聞いて、水銀燈の顔面は一気に赤から真紅に染まる。
彼女にとって、お姉様という言葉は予想以上に効果的な言葉のよう
だ。
「しょ、しょうがないわねぇ! まあ? こんなに可愛くない子で
もぉ。一応姉妹だしぃ、助けてあげないこともないわよぉ!」
「ありがとう。お姉様」
 ――この2人からはなにか妖しいものを感じる。例えるなら百合
的な何かだ。薔薇(ローゼン)だっていうのに百合じゃあまるっき
り矛盾している。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
326 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 01:06:49.94 ID:zknSa66A0


「――それで、貴女に協力してほしいのだわ」
「第7ドール。薔薇水晶……ねぇ……」
「お願いですぅ! 薔薇水晶に……チビイチゴは……」
「雛苺? あの子はその子に負けたっていうの?」
「うん。真紅と翠星石も……ローザミスティカをとられなかっただ
けで……」
「完全敗北だったのだわ」

 僕の自室はいつのまにかローゼンメイデンたちの憩いの場になり、
また作戦会議の場にもなっていた。議題はもちろん薔薇水晶のこと
だ。水銀燈は僕たちに協力してくれるらしいが条件があった。
 ――それは、水銀燈のミーディアムを探ってはならない、という
ものだった。彼女のミーディアムは戦いを嫌っているのか、それと
も作戦なのか真相は判らないが今は薔薇水晶を倒す戦力に加わって
くれたことを僥倖と思うべきだ。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
327 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 01:07:57.55 ID:zknSa66A0
「水銀燈」
「なぁに? もしかして、貴方が真紅のミーディアム?」
「ああ、そうだ。
 君は、その薔薇水晶に勝利する自信というか。そういうものはあ
るのか? もし、この中の誰か1人でも倒れたら、きっと薔薇水晶
は倒せない」
「フフ……貴方、私を馬鹿にしているの? 言っておくけれど。私
はローゼンメイデン中最強よ」
「――!」
 ……驚いた。彼女たちローゼンメイデンは誰もが自分が最強にし
て最高のドールだと思っている筈だ。しかし、その思いは自分の中
で封印して戦う。
 それは偏に敗北した時が辛いから。ホラを吹き、嘯き、それで敗
北したならばそれは敗北を遥かに超えた『恥』だからだ。

「だから、私は負けないわ。仮に、真紅たちが敗北しても――私1
人でもそれは変わらないわ――!」
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
330 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 01:09:55.15 ID:zknSa66A0




interlude

「お父様……」
 夜空に一人。瓦の屋根に、紫色の少女が呟く。
 暗黒の空に、憂いた目はただ月を眺めていた。
 彼女自身、どうしてここにいるのかが理解出来ない。ただ、感傷
に浸りたくなった。それだけなのであるが、問題はそこだ。彼女に
とって、自身など戦闘の道具であり作り手である父を喜ばせるだけ
の人形に過ぎないというのに、どうしてか姉妹で殺し合うこの戦い
を憂い、そして自らを哀れに思ったのだ。本来は、そんな感情(も
の)はあるはずがないというのに。
 彼女が、他の子たちと同じく、ローゼンに作られていたとしたら、
この感情を判ってくれるドールがいたのかもしれない。しかし、自
分を作ったのは他のドールを作った者とは違う。故に、この苦しみ
は自分だけのものだ。
 ――ああ。切ない話だ。
 人間は人間という括りのなかで生活する。そのため、他人の痛み
を知ることも出来る。
 しかし、自分は第七ドールと名乗っていても事実ではそうではな
いまがい物だ。
 ……ローゼンメイデンではない自分の痛みを、ローゼンメイデン
が知る筈がないのだ。
 彼女は永遠に独り。
 永遠に、孤独――

interlude out
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
333 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 01:12:54.41 ID:zknSa66A0


「死ねですー! 呪い人形ー!」
「な! なんてこというですかこの物まねちび人間は! いいです
か? 翠星石たちは大事なことを話しているのですぅ! 邪魔すん
じゃねえです」
「五月蝿いですー!」
「五月蝿いのはお前ですぅ!」
「どっちも五月蝿いわよぉ!! ジャンクにするわよ!」
 タラヲと翠星石の不毛な言い争い。それを制止するのはいつもは
真紅の役割であるのだが、真紅はnのフィールドに用事があるとい
うコトなので、2人の子守りは僕と水銀燈でしていた。
「翠星石。貴女、聞けばミーディアムもいないそうじゃない。別に
貴女が負けるのは構わないけど、あんまり弱いと面白くないからさ
っさと契約してきなさい」
「う、うるせえですぅ! 可憐で美しい翠星石に似合う人間がいな
いんだから仕方ねえですぅ!!」
「怒られたですー」
「うっせいですぅ!!」
「――!?」
 薬指が熱い。これは真紅が能力を行使した時に走る痛みだ。つま
り、彼女が今危険に晒されているのは目に見えて明らかだ。
「まさか、薔薇水晶!」
「行くぞ! 今すぐにでも決着を――」
「ぼくもいくでーす」
「ちょ! どこ触ってるの!!」
「わかんないでーす」
 僕等は鏡からnのフィールドへ駆け込んだ。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
335 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 01:15:08.59 ID:zknSa66A0


「!? あなたたち!」
 何もない。無の空間。そこで真紅は紫の水晶の中に閉じ込められ
ていた。見たところ、それを破ることは出来ない。この能力の持ち
主である薔薇水晶を叩くしか真紅を救う手段はない。
「あら真紅ぅ。いつにも増して不細工だわねぇ」
 水銀燈が真紅をからかう。真紅は顔を赤くして黙りなさいと一言。
「真紅ちゃんのパンツが見られるですー」
 タラヲが閉じ込められて身動きが取れない真紅を下から覗く。そ
のことでさらに真紅は赤くなる。無論、怒りでだ。
「――皆、ここから半径10メートルに薔薇水晶はいるぞ。気を
抜くな」
 薔薇水晶のひやりとした気配。対峙したのは一度だけだが、不思
議とその情報を察知した。今、僕等の戦力をまとめると――
 まず、ミーディアム不在で実力を出すことが出来ない翠星石。
 どうしてついてきたのかも判らないただの子供であるタラヲ。
 唯一の戦力である水銀燈だが、彼女とてタラヲと翠星石を庇いな
がら戦うのは余りにも分が悪すぎる。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
338 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 01:18:05.42 ID:zknSa66A0
「フフ、真紅のミーディアム? もしかして、私が翠星石と人間を
庇いながら戦うと思ってる? そんなわけないじゃなぁい。私は私
の為に戦うわ」
「……そうだろうな。それならそれでいい、それで勝てるのならそ
れで僕は文句はない」
「言うじゃない。いいわよ、翠星石と人間が逃げる時間を作ってあ
げる。早くしなさぁい」
 ――この水銀燈というのは、実は一番姉妹思いなのかもしれない。
「やっぱり、お姉さんなんだな。お前」
「言ってなさぁい。
 翠星石! 早く行きなさい!!」
「でも……でも……」
「苛つくわね! いい? 貴女は足手まといなの! 悔しかった
ら契約でもして強くなってきなさい。
 私が貴女たち全員を倒すんだから――!」
「早く逃げるんだ!」
「……っ!
 判ったですぅ!」
 飛来する水晶を水銀燈の羽がガードする。
 これで、彼女たちが逃げるための時間が出来た。
 翠星石は、鏡からnのフィールドを脱出した。タラヲも翠星石と
一緒に、だ。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
342 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 01:20:30.05 ID:zknSa66A0


 ――戦力は拮抗していた。

 黒い羽と紫の水晶が激突する。その力は完全に互角で、自称とい
えど、流石は最強のドールである。真紅と翠星石では勝てなかった
薔薇水晶とここまで戦えるのだ。もしかすると、彼女なら薔薇水晶
を――
「ちょっと、キツいわねぇ……」
 水銀燈の表情が歪む。薔薇水晶の力は底なしだ。水銀燈といえど、
ミーディアムからのエネルギー供給量を考えて戦っている為、初め
こそ互角だが、じきに押されていく。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
344 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 01:22:15.29 ID:zknSa66A0
 ……まるで、薔薇水晶にはミーディアムなんていないかのようだ。
ミーディアムではない。なにか別のエネルギー供給源があるかのよ
うな力。それでは、水銀燈が孤軍奮闘したところでいつかは敗北す
る。大海と大河の戦いだ。どちらも凄まじい水の量だが、大河もい
つかは大海に屈するのだ。
「ぐっ! 負けるわけには……」
 水銀燈の羽の勢いが明らかに落ちている。これでは水晶に屈する
のも時間の問題だ。
「せめて、蒼星石でもいればねぇ」
「…………もう…………終わりに……する」
 薔薇水晶が特大の水晶を放つ。
 水銀燈には、それを躱す術はない。このまま潰される。無論、水
銀燈の側にいた僕と真紅もだ。

「――スイ――ドリーム――!!!」

 巨大な、余りにも巨大な木。
 その枝は水晶に絡み付き、水晶を粉々に砕く。

「水銀燈! 情けねえですねぇ!! しゃーねーからこの可憐で美
しく、また強い翠星石が助けてやるですぅ!!」
「ですー」
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
347 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 01:23:55.11 ID:zknSa66A0


interlude

「翠星石が……足手まとい……」
 nのフィールドに繋がる鏡の前。自らの非力さを恨むブラウンの
髪をした少女。
 ――力になりたい。
 自分も、戦いたい。
 少女がその小さな手を握りしめる。爪が食い込んで、手のひらか
らには傷が出来ている。それでも血は出ない。彼女たちが人形だか
らだろう。
「ミーディアムさえいれば……翠星石だって…………」
 ミーディアムさえいれば自分だって負けはしない。自分とスイド
リームが、他のドールより劣っている筈がない。少女は自らの不運
を呪った。
 ――負けない筈。
 自分は薔薇水晶よりも水銀燈よりも、優れているのだから。
「磯野カツオがプロ野球選手になるそうです」
350 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ []:2009/05/10(日) 01:26:27.60 ID:zknSa66A0
「――翠星石ちゃん。ぼくが――」
「?」

「ぼくが、力になってあげるです。
 だから、もう、泣かないでほしいですー」

 少年、というには余りにも幼すぎる子供。その子供はなんの躊躇
もなく言った。

 ――それが、平穏への別れであることを知って――

interlude out
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