トップページ > ニュー速VIP > 2009年05月01日 > 3qkvpVnX0

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以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
ちょww今日1500m走のタイム測ったんだけど
中出ししてもしっかり出せば妊娠しない・・・はず・・・・
女「やってしまった・・・」
三国志大戦inVIP 最近は絵を描く人がいない
お前ら、わざとゆとりのフリしてるんだろ?

書き込みレス一覧

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ちょww今日1500m走のタイム測ったんだけど
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 00:10:08.98 ID:3qkvpVnX0
それなりの年齢なら普通6分前後だろ
中出ししてもしっかり出せば妊娠しない・・・はず・・・・
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 00:12:49.41 ID:3qkvpVnX0
>>11なら全員タコス顔
女「やってしまった・・・」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 00:29:01.87 ID:3qkvpVnX0
萌え無しですすいません


女「やってしまった・・・・・」

女「やってしまったよ・・・・・」

女「・・・・・・」

女「どうしようか・・・・」

女「・・・・・・・」

女「やってしまった・・・」
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 00:31:37.69 ID:3qkvpVnX0
木々に囲まれた林の中で

私は1人呟いた


女「・・・・・・」

女「・・・・まさか」

女「・・・・・」

女「・・・こんなとこで」


女「迷うなんて・・・・」


女「やってしまった・・・」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 00:34:11.99 ID:3qkvpVnX0

女「こうなったのも・・・・」

女「あんな事考えたからだ・・・・」

女「・・・・・・」

女「気まぐれで・・・・」

女「・・・・・・・」

女「やってしまった・・・」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 00:37:17.48 ID:3qkvpVnX0
>>4ごめん、座布団しか敷いてない >>6そうですたびたびほんとごめんちゃい



事の発端は

さっきの思いつき

発端っていう程、大事ではないけど



休日の昼

そんな時間から塾にいた私は

無事勉強を終えて

家に帰ることにした
女「やってしまった・・・」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 00:40:45.10 ID:3qkvpVnX0
私の通っている塾は

家から自転車で数十分くらいの

まぁなんともいえない距離


ちなみにこの塾を選んだのは

他に近場の塾が無かったからで

別に有名なとこだからとかで選んだわけじゃないわけで

そんでもって



問題はそこじゃないわけで


女「やってしまった・・・」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 00:44:08.23 ID:3qkvpVnX0
塾 帰り道途中



女「はぁ・・・・」

女「なんで休みの昼から塾に行かなきゃ・・・・」


自転車をこいでいた私は


女「でも帰ったらどうしよう・・・・」

女「いつもと違って時間もあるし・・・・」


ふと思いついた


女「・・・そうだ」


女「いつもと違う道で帰ってみようかな・・・・・」

女「やってしまった・・・」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 00:48:35.49 ID:3qkvpVnX0
>>11>>12ほんとありがとうございます


時間も有り余っていた私は

普通に帰るのもつまらないと思い


違う道を通ってみる事にした



女「どうせ家に帰っても暇だし・・・・」

女「それにいくらなんでも」


女「迷うなんてないだろうし・・・・」


そう



油断してた
女「やってしまった・・・」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 00:51:11.88 ID:3qkvpVnX0

そして今現在



女「・・・・それにしても」

女「ここはどこなんだろう・・・」


女「見たことも無い場所だよ・・・・」

女「・・・まぁいつも通らない道だから当たり前なんだけど」



初の試みを試した私は


案の定迷っていた

女「やってしまった・・・」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 00:55:45.42 ID:3qkvpVnX0
まさか迷うなんて思ってなかった

そして

それだけならよかった


だが私は

よりにもよってなぜか


林の中で迷っていた


女「・・・まさか公道だと思ってたあの林道が」

女「まんま林に続いてるなんて・・・・・」

女「やってしまった・・・」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 00:58:22.50 ID:3qkvpVnX0
女「周り木ばっかだし・・・・・」

女「足場も悪くて自転車こぎにくい・・・・・」

女「ホントどうしよう・・・・」

女「・・・・・・」


こういうのを方向音痴っていうのかな

自覚がなかった


女「・・・う〜ん」

女「やってしまった・・・」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 01:02:16.69 ID:3qkvpVnX0
とりあえず辺りを見てはみるが、

やはり何度見ても周りは木ばかり



女「近くに木しか見当たらない・・・・」



どう見ても

やっぱり木ばかり・・・・


女「んん?」



・・・よく見ると


木と木の間から何かが見える

女「やってしまった・・・」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 01:06:59.21 ID:3qkvpVnX0
女「なんだろうあれ・・・・」


目を細める


女「あれは・・・・・」


首を左右に動かす


女「・・・・・・・」











女「・・・・家?」

女「やってしまった・・・」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 01:09:39.46 ID:3qkvpVnX0
いや

家というにはやけに大きく見える


こんな遠く且つ一部だけ見て

大きいと分かるくらい


女「なんだろうあれ・・・・」

女「なんていうか」


女「館みたいな・・・・」

女「やってしまった・・・」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 01:12:23.19 ID:3qkvpVnX0
>>22俺の妹は渡さん


女「・・・・・・」


私はまたまた

思いついてしまった


女「・・・・どうせだし」









女「見に行ってみようかな・・・・」
女「やってしまった・・・」
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 01:15:42.65 ID:3qkvpVnX0
焦っているようにこそ見えるけど

正直さほど危機感は無かった


いくら林に迷ったとしても

まだまだ明るい昼間の時間

それに


いざとなればなんとかなるだろう

その程度くらいしか思ってなかったはず


だからこそ




私は好奇心に負けたんだと思う
女「やってしまった・・・」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 01:18:48.52 ID:3qkvpVnX0

女「・・・・・・」

女「凄い・・・」


私は

好奇心の元に着いた



これは・・・・


女「これは・・・・」


女「洋館、かな・・・・?」
女「やってしまった・・・」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 01:22:27.72 ID:3qkvpVnX0
林の中で私が見つけたのは

洋館らしき建物


周りの木々に負けないほどの

大きさと存在感がある建物


女「凄い・・・・」

改めて呆然とする











女「・・・・あれ」
女「やってしまった・・・」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 01:25:12.61 ID:3qkvpVnX0
私は洋館の前に

看板らしき物を見つけた


女「これは」

女「洋館の看板・・・?」


書かれている文字を見た



女「えっと・・・・」


女「・・・・『図書館』?」


女「やってしまった・・・」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 01:29:57.57 ID:3qkvpVnX0

女「これ・・・・」

女「図書館、なんだ・・・・・」


そうはとても見えない


でも図書館なら



女「・・・・・・」


女「・・・・入りたい」

女「もの凄く入りたい・・・・」


女「やってしまった・・・」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 01:33:27.51 ID:3qkvpVnX0
無類の本好きの私にとっては

とても興味を惹かれる


図書館に見えない外見

こんな林の中に孤立している建物

むちゃくっちゃ惹かれる


女「・・・・如何わしい店とかじゃないよね」



女「よし、入ろう」

女「入ってしまおう」
女「やってしまった・・・」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 01:37:40.14 ID:3qkvpVnX0

洋館の前まで近づいてみた

扉まで大きい


女「ノックとかは・・・いらないよね」

女「一応図書館なんだし」


ガチャ



私は迷子の事を少し気にかけながらも


ほとんどの意識を洋館に向けて


中に入った

女「やってしまった・・・」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 01:41:19.79 ID:3qkvpVnX0

洋館 中



女「うわぁ・・・・・・・」

女「やっぱり広い・・・・・」


女「しかも・・・・・」

女「本がいっぱい・・・・」


女「でも・・・・」

女「やけに暗い・・・・・・」

女「やってしまった・・・」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 01:45:13.07 ID:3qkvpVnX0

日中の真昼間とは思えないほど

光の入らない洋館


けれど

それは決して陰湿な暗さではなく

独特な静けさという感じ


なにより

暗くても分かる空気の広さは


幻想的な何かがある


女「やってしまった・・・」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 01:47:50.59 ID:3qkvpVnX0
暗くて奥のほうこそ見えないが

とにかくたくさんの本棚と

その本棚にしきつめられた本達


それらはしっかり確認できる


そして確認した時には


女「最近の図書館って小綺麗な感じがあったけど・・・・」

女「なんかここは変わってるなぁ・・・・・・」


私はとっくに

本達と洋館の虜になっていた
女「やってしまった・・・」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 01:51:35.68 ID:3qkvpVnX0
「・・・・お客様ですか?」


虜になっていた私の耳に

声が聞こえた


女「?」


声は

暗い奥のほうから聞こえる


「ああ、失敬失敬」


「今そちらに行きますんで」

女「やってしまった・・・」
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 01:54:15.61 ID:3qkvpVnX0
奥から出てきたのは

スーツとネクタイを見事に着こなす

紳士みたいなおじいさん


女「もしかして」

女「ここの管理人の方ですか?」


管理人「ええ、その通りです」

管理人「私、ここの本の管理をしております」


女「そうでしたか・・・・」

女「すいません、勝手に入っちゃって・・・・」
女「やってしまった・・・」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 01:58:10.18 ID:3qkvpVnX0

女「料金とかっていくらですか?」

女「もし足りなかったら家に取りに帰りますんで・・・・」

管理人「いえいえ」

管理人「お金取りませんよ」

女「え?」

管理人「私」

管理人「正直、本の為になる物以外はさほど興味が無いんですよ」

管理人「かといってお金で本を買うというのも好きではなくて」

女「い、いいんですか?」

管理人「ええ」
女「やってしまった・・・」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 02:01:19.93 ID:3qkvpVnX0
まさか

タダでこんなにもたくさんの本を・・・・

罪悪感すら感じる・・・


でも


女「・・・・じゃあ」

女「お言葉に甘えて・・・・」


またしても

好奇心と使命感に負けた


なんて弱いんだ私は
女「やってしまった・・・」
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 02:04:35.07 ID:3qkvpVnX0

とりあえず

手身近な本棚の本を取ってみた


記念すべき最初の本のタイトルは


女「『科学者の思い出』・・・・」

女「・・・・・・」

女「凄い面白そう・・・・」


私は

その本を読み始めた
女「やってしまった・・・」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 02:07:19.83 ID:3qkvpVnX0
--------------------------
ある所に科学者がいました

その科学者はいつも発明と研究につきっきりでした

家族を顧みる事もせず、ひたすら没頭しました

しかしある日

科学者はある所で、家族の大切さを知りました

そして科学者は

家族思いのいいお父さんになりました

しかし

科学者としての才能は無くなってしまいました
---------------------------
女「やってしまった・・・」
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 02:11:16.38 ID:3qkvpVnX0
>>43本当ですか?恥ずかしい・・・・


私は本を閉じた


女「ふぅ」

女「読み終わった・・・・」


女「さて次はっと・・・・・」


次の本を取る

今度のタイトルは


女「『記者の思い出』・・・・・」

女「・・・・・・」

女「同じシリーズ物なのかな?」
女「やってしまった・・・」
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 02:14:49.77 ID:3qkvpVnX0
--------------------------
ある所に記者がいました

その記者は、どんな記事でも書く曲者でした

書かれた他人の気持ちなど知らずに

しかしある日

記者はある所で、心の大切さを知りました

そして記者は

ボランティアをするようになりました

しかし

記者としての才能は無くなってしまいました
----------------------------
女「やってしまった・・・」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 02:18:13.57 ID:3qkvpVnX0
私は本を閉じた


女「なんか・・・・」

女「どっちも切ないお話だったなぁ・・・」


管理人「おや」

管理人「もう2冊ですか」

管理人「読み終わるの早いですねぇ」


女「?そうですか?」


管理人「もしかして、本がお好きとか?」


女「・・・・ばれましたか」
女「やってしまった・・・」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 02:22:38.74 ID:3qkvpVnX0
管理人「こんな辺鄙なところまで来て下さるくらいですからね」

管理人「きっとそうだと思いましたよ」


女「えへへ・・・・」


管理人「やはり同じ趣向をお持ちの方と出会えると」

管理人「嬉しい物ですね」


女「いえいえ・・・・」

女「管理人さんには敵いませんよ・・・・」

女「やってしまった・・・」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 02:26:59.07 ID:3qkvpVnX0
管理人「そうだ」

管理人「最近入った新しい本があるんですよ」


女「そうなんですか?」


管理人「はい」

管理人「ぜひとも同士のアナタにも」


そう言って管理人さんは

さっきワタシが本を取った場所の

近くの本を取りだした


そしてその手のまま

私は本を差し出された
女「やってしまった・・・」
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 02:31:42.53 ID:3qkvpVnX0
女「これですか?」


管理人「はい」

管理人「別に無理して読んでくださらなくても大丈夫ですよ」


女「いえ」

女「せっかく勧めてくださったんですし」

女「ありがたく読ませていただきますよ」


私は


本を開いた
女「やってしまった・・・」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 02:33:49.82 ID:3qkvpVnX0
その刹那



突然閃光が襲った



私は













本に吸い込まれたような気がした
女「やってしまった・・・」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 02:37:28.13 ID:3qkvpVnX0
>>53素直に笑った



壁も何もない空間


今多分


そんなところにいる


奥行きも隔たりもないばかりか

私はどこにも足を置いていない


なのに私は落ちることも無く


一定の位置を保っている



女「なに・・・・これ・・・・?」

女「やってしまった・・・」
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 02:42:20.69 ID:3qkvpVnX0
女「さっきの図書館は・・・・?」




女「ここはどこ・・・・・?」




女「なんで・・・・・?」




女「何があったの・・・・・?」




女「私はどうなったの・・・・・?」
女「やってしまった・・・」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 02:47:44.00 ID:3qkvpVnX0
管理人「・・・・ぶですか?!」

管理人「大丈夫ですか?!」


女「え・・・・?」


気付いたら

私は長椅子に横になっていた


管理人「ああ良かった!目覚めた!」

管理人「びっくりしましたよ、急に倒れるもんですから」


女「あれ・・・・・」
女「やってしまった・・・」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 02:52:19.78 ID:3qkvpVnX0
管理人さんによると

どうやら私は

本を開いた瞬間に気を失ったらしい


なんでだろう


女「じゃああれは・・・・」


女「夢、かぁ・・・・・・」


管理人「大丈夫ですか?立てます?」


女「はい大丈夫です・・・」

女「なんとか・・・」
女「やってしまった・・・」
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 02:55:11.74 ID:3qkvpVnX0
まだ少しクラクラする


管理人「・・・まだその様子だと」

管理人「ちょっときつそうですね」


女「ごめんなさい・・・・」


管理人「親御さんに迎えに来てもらった方がよさそうですね」

管理人「電話しますので電話番号教えてもらえます?」


女「はい・・・・」
女「やってしまった・・・」
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 02:59:05.09 ID:3qkvpVnX0
女「電話番号は・・・」

女「・・・・・・」


あれ


女「・・・えーっと」


おかしい


女「・・・・・・」


女「・・・・いくつだっけ」




電話番号が出てこない

女「やってしまった・・・」
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 03:03:08.12 ID:3qkvpVnX0
女「すいません・・・」

女「電話番号が頭に出てこなくて・・・・」


管理人「無理も無いですよその様子じゃあ」

管理人「きっとショックでド忘れちゃったんでしょう」


管理人「とりあえず」

管理人「鞄の中見せてもらってもいいですか?」

管理人「多分何かしらに電話番号が書いてあると思うので」


女「お願いします・・・」
女「やってしまった・・・」
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 03:07:43.83 ID:3qkvpVnX0
その後なんとか番号も分かり

管理人さんに電話してもらった


管理人さんが

親に電話で場所の説明やらしている時も

私は

電話番号を思い出せなかった


管理人さんに教えてもらえば

済む話だったのだが
女「やってしまった・・・」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 03:11:35.55 ID:3qkvpVnX0
バタン

扉を開く音


母「女!大丈夫?!」


1人の女性が

飛び込んできた


管理人「この方がお母さんですか?」


女「・・・・・・」


管理人「まだ喋るのは少し厳しいですか・・・」
女「やってしまった・・・」
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 03:15:32.35 ID:3qkvpVnX0
管理人さんは

女性に事情を説明した


管理人「先ほどよりは落ち着きましたが・・・」

管理人「まだつらそうですね・・・」


母「・・・そうですか」

母「本当にすいませんご迷惑をおかけして」


管理人「いえいえ」


母「女、立てる?」


女「・・・・・・」


管理人「私が外まで肩を貸しますよ」
女「やってしまった・・・」
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/05/01(金) 03:19:49.30 ID:3qkvpVnX0
肩を貸してもらった私は

なんとか外まで連れていってもらい

女性が乗ってきたらしい車に乗り込んだ


母「どうもありがとうございました」


管理人「いえいえ」

管理人「一応病院に行ったほうがいいかもしれません」

管理人「それではお大事に」


女性は軽く会釈をすると

車を走らせた

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