- やる夫の獅子戦争のようです
1 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:11:06.81 ID:YTxNDY/y0 - ファイナルファンタジータクティクスをモチーフにした、やる夫の物語です。
かなり長い物語なので、完結させることを目標にがんばります
投下は2分ごとを目安にします。
| - やる夫の獅子戦争のようです
3 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:13:53.50 ID:YTxNDY/y0 - -‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ノ ｀ヽﾘ| ｌ │ i| イヴァリースへようこそだにょろ！
ﾚ!小ｌ● ● 从 |、i| イヴァリースとはこの物語の舞台となる国のことだにょろ！
ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ│ イヴァリースの中世史を研究している
/⌒ヽ__|ﾍ ゝ._） j /⌒i ! ちゅるやさんだにょろ！
＼ /:::::| l＞,､ __, イァ/ /│
. /:::::/| | ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧ | 主にこの物語の語り部を担当するにょろ
｀ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
, '´￣￣｀ ｰ-､
／ 〃" ｀ヽ､ ＼
/ / ﾊ/ ＼ﾊﾍ
|i │ ｌ |ﾘ⌒ ⌒}_}ハ イヴァリースではその昔、獅子戦争というものがあったにょろ
|i | 从 ● ● ｌ小N とても大きな戦争で
|i （|ﾐ ⊂⊃ ､_,､_, ⊂lｉ|ノ ﾐ イヴァリースの中世史を語るには
| i⌒ヽ j （_.ノ ﾉi|__／⌒) 欠かせないと言っても良いくらいなものだにょろ
| ヽ ヽx＞､ __, イｌ |::::ヽ／.
| ∧ 人l||l,三|:::::/ｌ| |l||l 从 ちゅるやさんは今、この獅子戦争を主軸に研究しているにょろ
| l ( ⌒ ):::V::／ | ( ⌒ )
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5 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:16:34.40 ID:YTxNDY/y0 -
／ / ｀ﾄ 、', ヽ
＼ / / -ト y i ｌ＼
l ﾊ l / ● l }-、 ! ＼ 物語の前に獅子戦争ってどんなものかを
l/i yi ● , ⊂⊃ l ,!/ ,'"~'',
― ﾚvl⊃ r´｀´ヽ l }´/ ヽ/ , 簡単に説明するにょろ！
i 、 ヽ、_,ﾉ j ト ~、/ /
. ｒ- ,_ 」 ヽ , _＿__,. イll lヽ＝、 /
. l、 ~'''TTﾄ、 ﾊ,ヽ l===l l l ヽヽ=
ヽ、 .l l l ', ', ＼ヽ l￣l l l /
｀ｰ.l_l_l__', ',__ ＼yV/ﾚ /
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6 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:18:12.09 ID:YTxNDY/y0 - -､
（ ヽ
ヽ,_ ＼
/ﾞi､｀ﾞ""ﾞヽ -‐ '´￣￣｀ヽ､
/ ｀'i ﾞ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
l, _／ヽ .入 //, '/ ヽﾊ ､ ヽ
ヾ､ ／ .ﾉ 〃 {_{＼ ／ﾘ| ｌ │ i| かつてイヴァリースを二分して後継者戦争が勃発したにょろ…
｀ｰ'く ／.＼. ﾚ!小ｌ● ● 从 |、i| いつの時代でもよくある話だにょろ。
＼＼＿. ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ│ この戦争の名称を「獅子戦争」と言うにょろ
( __ノヽ__|ﾍ ゝ._） j /⌒i !
. ＼＼::| l＞,､ __, イァ/ / │
/＼＼ | ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧. |
. ｀ヽ<＼＼ ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ﾘ| ｌ.│ i| なぜ獅子かって？
ﾚ!小ｌノ ｀ヽ 从 |、i|
ヽ|l ● ● | .|ﾉ│
|ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , |.
| /⌒l,､ __, イァト |/ |
. | / /::|三/::/／ ヽ |
| | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |
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7 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:20:00.34 ID:YTxNDY/y0 - -‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ それは、対立する王家の紋章が獅子だったからにょろ。
〃 {_{＼ ／ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ● ● 从 |、i| 黒獅子を紋章とする鷲巣公（わしずこう）と白獅子を紋章とするラング公。
ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ│
/⌒ヽ__|ﾍ ゝ._） j /⌒i ! 彼らが戦争の火付け役だったことから
＼ /:::::| l＞,､ __, イァ/ /│
. /:::::/| | ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧ | 彼らの象徴である獅子の紋章が取り上げられ、「獅子戦争」と名づけられたにょろ
｀ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
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8 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:21:37.61 ID:YTxNDY/y0 - ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ やらない夫・ハイラル
| }
ヽ }
ヽ､.,＿＿ __ノ
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
／ / ｀ﾄ 、', ヽ
＼ / / -ト y i ｌ＼ さて、獅子戦争は一人の無名の若者
l ﾊ l / ● l }-、 ! ＼ "やらない夫・ハイラル"という名の
l/i yi ● , ⊂⊃ l ,!/ ,'"~'', 若き英雄の登場によって
― ﾚvl⊃ r´｀´ヽ l }´/ ヽ/ , 幕を閉じたとされているにょろ
i 、 ヽ、_,ﾉ j ト ~、/ /
. ｒ- ,_ 」 ヽ , _＿__,. イll lヽ＝、 / イヴァリースで暮らす者なら
. l、 ~'''TTﾄ、 ﾊ,ヽ l===l l l ヽヽ= 今や誰もが知っている名前にょろ
ヽ、 .l l l ', ', ＼ヽ l￣l l l /
｀ｰ.l_l_l__', ',__ ＼yV/ﾚ /
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10 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:23:19.20 ID:YTxNDY/y0 - >>9
その解釈で大体ＯＫです。
獅子心王とは…あまり関係はなさそうです。
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11 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:25:18.08 ID:YTxNDY/y0 - ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ やらない夫・ハイラル
| }
ヽ }
ヽ､.,＿＿ __ノ
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
／ / ｀ﾄ 、', ヽ
＼ / / -ト y i ｌ＼ さて、獅子戦争は一人の無名の若者
l ﾊ l / ● l }-、 ! ＼ "やらない夫・ハイラル"という名の
l/i yi ● , ⊂⊃ l ,!/ ,'"~'', 若き英雄の登場によって
― ﾚvl⊃ r´｀´ヽ l }´/ ヽ/ , 幕を閉じたとされているにょろ
i 、 ヽ、_,ﾉ j ト ~、/ /
. ｒ- ,_ 」 ヽ , _＿__,. イll lヽ＝、 / イヴァリースで暮らす者なら
. l、 ~'''TTﾄ、 ﾊ,ヽ l===l l l ヽヽ= 今や誰もが知っている名前にょろ
ヽ、 .l l l ', ', ＼ヽ l￣l l l /
｀ｰ.l_l_l__', ',__ ＼yV/ﾚ /
| - やる夫の獅子戦争のようです
12 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:27:33.68 ID:YTxNDY/y0 - 投下ミス…
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ
∑ 〃 {_{ノ ｀ヽﾘ| ｌ │ i| しかし…実は彼一人の活躍ではない可能性があることが
ﾚ!小ｌ○ ○ 从 |、i| 調べていくうちに解ったにょろ
ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ│
/⌒ヽ__|ﾍ ゝ._） j /⌒i !
＼ /:::::| l＞,､ __, イァ/ /│ ちゅるやさんは勤勉だにょろ
. /:::::/| | ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧ |
｀ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
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14 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:29:15.80 ID:YTxNDY/y0 - ＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼
／ ::::⌒（__人__）⌒:::: ＼ やる夫・ベオルブ
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
> <
（ | / ）
`| /'
| ｒ /
ヽ ヽ／
>__ノ;:::......
, '´￣￣｀ ｰ-､
／ 〃" ｀ヽ､ ＼
/ / ﾊ/ ＼ﾊﾍ
|i │ ｌ |ﾘノ ＼}_}ハ この白饅頭みたいな若者を紹介するにょろ
|i | 从 ● ● ｌ小N 彼の名は"やる夫・ベオルブ"
|i （| ⊂⊃ ､_,､_, ⊂lｉ|ノ 当時、騎士たちの棟梁として名高い
| i⌒ヽ j （_.ノ ﾉi|__／⌒) 名門「ベオルブ家」の末弟だにょろ。ものすごいエリート一家にょろ。
| ヽ ヽx＞､ __, イｌ |::::ヽ／.
| ∧__,ﾍ}::ﾍ三|:::::/ｌ| |',:::::ﾊ 人は見かけによらないにょろね～
| ヾ_:::ッﾘ :::∨:／ | | >'''´
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16 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:31:01.50 ID:YTxNDY/y0 - -‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ﾘ| ｌ.│ i|
ﾚ!小ｌノ ｀ヽ 从 |、i| 残念ながら彼が歴史の表舞台で
ヽ|l ● ● | .|ﾉ│
|ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , |. 活躍したという記録はなかったにょろ…
| /⌒l,､ __, イァト |/ |
. | / /::|三/::/／ ヽ |
| | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |
>>15
面白い割りには知名度がそこまで高くないので
これをきっかけに知ってくれる人が一人でもいれば幸せです。
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17 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:32:58.97 ID:YTxNDY/y0 -
ナ ゝ ナ ゝ / 十＿" ー;=‐ |! |!
cト cト /＾､_ﾉ | ､.__ つ （.__ ￣￣￣￣ ・ ・
, '´￣￣｀ ｰ-､ -‐ '´￣￣｀ヽ､
／ 〃" ｀ヽ､ ＼ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ -‐ '´￣￣｀ヽ､
/ / ﾊ/ u ＼ﾊﾍ //, '/ u ヽﾊ ､ ヽ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
|i │ ｌ |ﾘ＼ ／}_}ハ. 〃 {_{＼ ／ﾘ| ｌ │ i| //, '/ u ヽﾊ ､ ヽ
|i | 从 ● u ●ｌ小N ﾚ!小ｌ● ● 从 |、i|〃 {_{＼ u ／ﾘ| ｌ │ i|
|i （| ⊂⊃ ､_,､_, ⊂lｉ|ノ ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ | ﾚ!小ｌ● ● 从 |、i|
| i⌒ヽ j （_.ノ ﾉi|__／⌒) /⌒ヽ__|ﾍ u ゝ._） j /⌒i ! ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ│
| ヽ ヽx＞､ __, イｌ |::::ヽ／. ＼ /:::::| l＞,､ __, イァ/ ./⌒ヽ__|ﾍ ゝ._） j /⌒i !
| ∧__,ﾍ}::ﾍ三|:::::/ｌ| |',:::::ﾊ ./:::::/| | ヾ:::|三/::{ﾍ､_..＼ /:::::| l＞,､ __, イァ/ /│
| ヾ_:::ッﾘ :::∨:／ | | >'''´ .｀ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' /:::::/| | ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧ |
ところがどっこい。昨年公開された
（長年、教会の手によって隠匿されていたにょろ）
“デュライ白書”によれば
この名も無き若者こそが真の英雄だというにょろ！
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18 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:34:36.17 ID:YTxNDY/y0 - ───しかし…
,. -ｰ冖'⌒'ｰ-､
,ノ ＼
/ ,r‐へへく⌒'￢､ ヽ
{ノ へ.._、 ,,／~` 〉 ｝ ,r=-､ いやいや、そんなことはありません。
／プ￣`y'¨Y´￣ヽ―}j=く /,ミ=/
ノ /レ'>-〈＿ｭ`ー‐' ﾘ,ｲ} 〃 / この若者は神を冒涜し
/ _勺 ｲ;；∵r;==､､∴'∵; シ 〃 /
,/ └' ノ ＼ こ¨｀ ノ{ー--､〃__/ 国家の秩序を乱した元凶そのものであります
人＿_/ー┬ 个-､＿_,,.. ‐'´ 〃`ァーｧー＼
. / |／ |::::::|､ 〃 /:::::/ ヽ 教会から言わせると間違いありません。
/ ｜ |::::::|＼､_________／' /:::::/〃
, '´￣￣｀ ｰ-､
／ 〃" ｀ヽ､ ＼
/ / ﾊ/ ＼ﾊﾍ
|i │ ｌ |ﾘ }_}ハ
|i | 从 ノ ＼ｌ小N と
|i （| i ー ー lｉ|ノ
| i ⊂⊃ ､_,､_, ⊂ﾉi| 教会はこの事実を否定したにょろ
| l x＞､ __, イｌ |
| ｌくﾐヽ::::ﾍ三l:::::ﾉl lヽ どちらが“真実”なのかこのままではわからないにょろ…
| l( ⌒ )..::::V::／ ( ⌒ )
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20 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:36:24.68 ID:YTxNDY/y0 - -‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ いったい彼がどう歴史に関っていくのか…
〃 {_{ ﾘ| ｌ.│ i|
ﾚ!小ｌノ ｀ヽ 从 |、i| 教会の言う通り、ただの裏切り者なのか？
ヽ|l ● ● | .|ﾉ│
|ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , |. それとも彼こそが、真の英雄なのか…？
| /⌒l,､ __, イァト |/ |
. | / /::|三/::/／ ヽ |
| | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |
| - やる夫の獅子戦争のようです
21 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:38:01.64 ID:YTxNDY/y0 -
／ / ｀ﾄ 、', ヽ
＼ / / -ト y i ｌ＼
l ﾊ l / ● l }-、 ! ＼
l/i yi ● , ⊂⊃ l ,!/ ,'"~'', ちゅるやさんと一緒に
― ﾚvl⊃ r´｀´ヽ l }´/ ヽ/ , 彼の物語を追いかけていこうにょろ！
i 、 ヽ、_,ﾉ j ト ~、/ /
. ｒ- ,_ 」 ヽ , _＿__,. イll lヽ＝、 /
. l、 ~'''TTﾄ、 ﾊ,ヽ l===l l l ヽヽ=
ヽ、 .l l l ', ', ＼ヽ l￣l l l /
｀ｰ.l_l_l__', ',__ ＼yV/ﾚ /
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22 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:39:48.81 ID:YTxNDY/y0 - 戦士は剣を手に取り胸に一つの石を抱く
消えゆく記憶をその剣に刻み
鍛えた技をその石に託す
物語は剣より語られ石に継がれる
今、その物語を語ろう…
― やる夫の獅子戦争のようです ─
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23 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:42:00.85 ID:YTxNDY/y0 - ─オーボンヌ修道院
ｻｱｱ──...
/ / . / / /. .∧ / ./
<⌒>
/ /. /. ／⌒＼/. / //
/ // ］皿皿［-∧-∧､
. /＿＿/＿＿＿＿ ∧_／＼_|,,|「|,,,|「|ﾐ^!､
／三三三三三三三 Π ./∩ |'|「|'''|「|||:ll;|
/. ＿＿|￣同￣同￣同 /￣￣∧￣￣￣￣∧￣＼
... _/＿＿|==／＼＝＝＝ﾊ,￣￣|「|￣￣￣￣|「|￣￣|
/_| ﾛ ﾛ 「￣￣￣￣￣￣| | 田 |「| 田 田 |「|［［［［|
|ll.|ﾛ ﾛ /|.l⌒l l⌒ｌ/ｌ⌒l l´| | |「| |「|ﾐﾐﾐﾐﾐﾐ､
/〃￣ /::|.| ,,|| ,;:'ﾞ ﾞ｀ヾ,,.| | 田 |「| 田 田 |「|:::::::::::|
| | | :|.|,;ヾﾞﾞヾﾞﾞﾞ'';;,,:::ヾﾞﾞヾ''""``ヾ;;,,""~｀ヾﾞﾞ`ヾ､´ﾞﾞヾ"
''""``ヾ;,;ヾﾞﾞヾ
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24 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:44:16.55 ID:YTxNDY/y0 - ■ ちゅるやさんのスモチメモ
-､
（ ヽ
ヽ,_ ＼
/ﾞi､｀ﾞ""ﾞヽ -‐ '´￣￣｀ヽ､ さて、時は 後に語られる"ジークデン砦の悲劇"より約１年経過した時間軸にょろ。
/ ｀'i ﾞ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
l, _／ヽ .入 //, '/ ヽﾊ ､ ヽ その頃、畏国は国王亡き後の覇権をめぐり
ヾ､ ／ .ﾉ 〃 {_{＼ ／ﾘ| ｌ │ i|
｀ｰ'く ／.＼. ﾚ!小ｌ● ● 从 |、i| ラング公と鷲巣公の間で緊張が高まっており、いつ戦争がおきても不思議ではない状態になっていたにょろ
＼＼＿. ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ│
( __ノヽ__|ﾍ ゝ._） j /⌒i ! そんな中、来るべき戦争を避けるため、ひっそりと修道院で暮らしていた王女ユキを
. ＼＼::| l＞,､ __, イァ/ / │
/＼＼ | ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧. | ガリオンヌへ移送する計画が密かに進行していたにょろ…。
. ｀ヽ<＼＼ ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
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25 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:45:53.83 ID:YTxNDY/y0 - ─オーボンヌ修道院・礼拝堂
: : : . ; ,丶;｀.ﾉ i i i |l
: : i : : , ヽ .ノ ｿ i i i_ ＿ ＿＿|l
i i i : : ; ､ﾉ ソ ゝi l i ||
i i l i i ヽ ノ ゝ ﾉ ｌ | i ||
l i : i i ノ ソ.乂 ﾍ| | i ||
l i : | |.乂乂乂乂| | , ----- 、
￣￣￣￣￣￣￣￣￣ . 二二二二 二 i
-..─ ─ ─── ── ── ─ .┐ i ,－──────－
￣￣￣￣￣￣￣￣￣／i.＿_...／ i. i./￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
..／ ..| :::::::| i. ./
| - やる夫の獅子戦争のようです
26 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:47:49.67 ID:YTxNDY/y0 -
/, | /:: , l:: i::. }::ヽヽ::.ヽ ＼
.// .:! :| : /:::/:/::/i: /: !: }i:',ヽ:|
i,i .::| :|: :: !,/_ﾑ/_ l:/::: l:: !l::! i::!
. ! l .: : .::::| :i:.:: ﾚ',ｿ,＿/｀!::/i:/ i:! |
. !.:! ::. : .:.::/´', !::: | ! ヾ.i´:i｀ !/ / ! 「…我ら罪深きイヴァリースの子らが。
i:l', :::::. :. ::. ::〈 ､'_ﾞil::::. |.| j_ｿ ﾞ､_
ヽヽ､:::::::::. :::.::::＼ニ',::. ii::! ﾉ 神々の御力により救われんことを
ヾ､i::::l::::l::::',:| ',::. !',! ｨ´
i|ヾ:!:::i::::/ヽ ヽ. l 丶. /
ﾉ /ii/lノ ヽ:r‐y┬ '
イ'"｀'‐- ､ / ヽl/ '
王位継承者"ユキ・アトカーシャ"
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27 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:49:35.87 ID:YTxNDY/y0 -
, ' ﾔz:. :. :. :. l!:. :.
,.' / , ﾔz:: :: :. :l!:. :
, ,' , , i ﾔz:: :: ::l!::
i ! l : : :l ! ﾔz: :: l!::
! : |: : : :l!. . . : : : : | . . : | : : : : . l ﾔz:: l!::
. . l: : !: : : |'; : : : : : : : : : :l: : : : l; : : : : : :l . . .l : : . ﾔz:l!::
. . . : : : :, : l:, : : l､; : : : : : : : ｌ: i!: : : :ｌ|: : : : : :/: : : l: : : . ﾔﾂ厶
. . : : : : : ﾄ: lヽ: :l ﾍ. : : : : : : l:/| : : / l: : : : :/: : : /: : l: : : : . .|:: :K::
; : : : : : : :lヽ!ﾂﾍ:lｘ､ヽ /|'´ｌ: ./‐-!: : ／l. . ./!: : /: : : : : :l:: ::!:ヽ 「さ…そろそろ出発いたしますわよぉ、ユキ様。
ﾍ. . :, : : : ', 弋:::;;ｉ㍉.､ 〃 j:./ z:ｭl／二j.／/. :/: : : : : :/|!:: {',::
ヽ. ﾄ、: : ﾍ 丶ｰ'､ ヽ' /' ´ ｉ:::::;;;;;::_ト/.／: : : : : /: l|:: ::!:';:
＼＼: : ＼ ,/ 丶 ::::ソ／! . : : : : ;.': :/}:: ::! :l
l: ｰz ゝ 〈:. ／. . : : ／ : /:〈:: ::l: :!
,. -i: : : :＼ ' ,. '´. . . :,. :' : : : / : ﾄ:: {: j:
_, -:. ':. :. !: : : : ; :＼ 'ｰ-､ -=ﾆ´:＿_: ; -'. . : : : :/: : :l/::j:/::
:. :. :. :. :. l . : :l: : |:＿､ ´ _ , -‐7: , . . : : :,':l : : {:: :!:i::
:. :. :. :. ::,' . .|!: :!:. :. ≧ｘ:--‐＿´≧´:: :/ ./ . . : : /: l : : l:: |:l}::
王女護衛隊隊長"水銀燈・オークス"
| - やる夫の獅子戦争のようです
28 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:51:13.00 ID:YTxNDY/y0 - , '´ ‐ 、 ｀ヽ
／ / ＼ ＼
／／ ./ :! .:. :.:. ヽ ヽ
／／/ :/ .:./ :/ | :.ｌ: :.:.: ﾊ: ', ﾍ
__,ノ'イ / :/ .:./ .:,' :! :.ｌ: i:.:.:.. ｌ: l ヽﾍ
l :| .:l .:.:.j .:{: .:|:.: ..:.l. l､:.:.:.. !:. |:.: l: l
| /|.:.:! :.:.ﾊ_.:.∧ .:|ヽ .:|＼| ＼:. _ |:.:.ｌ:.:.: :.:.|: l 「…もう少しだけ待って、水銀燈…。
ｌ/ ｌ:.:.ﾄ.:.:.｢ヽ{二Nﾄ ＼ ｌ 弋二＼:|:.:,'i:.:.:.:.:.|ヾ､
. ! ヽ:{ ﾍﾊ "ﾍf_::::}` ＼ ''f _:::::}ｱ!/:ﾊ:.:.!:.:l `
ヽ l:.:.:',. V;;ｨj V;ｨﾘ l:.:.:ﾑj:.∧:l
|:.!:∧ ￣ ' ￣ i!:./:./V ﾘ
l:.!l:.:.:ゝ ‐ ,.ｨ':./|/
ﾘハ:.:{ヽ＞,､ ィ/ﾘ
! : |: : : :l!. . . : : : : | . . : | : : : : . l ﾔz:: l!::
. . l: : !: : : |'; : : : : : : : : : :l: : : : l; : : : : : :l . . .l : : . ﾔz:l!::
. . . : : : :, : l:, : : l､; : : : : : : : ｌ: i!: : : :ｌ|: : : : : :/: : : l: : : . ﾔﾂ厶
. . : : : : : ﾄ: lヽ: :l ﾍ. : : : : : : l:/| : : / l: : : : :/: : : /: : l: : : : . .|:: :K::
; : : : : : : :lヽ!ﾂﾍ:lｘ､ヽ /|'´ｌ: ./‐-!: : ／l. . ./!: : /: : : : : :l:: ::!:ヽ 「申し訳ありませんが…すでに護衛隊が到着しているのです。
ﾍ. . :, : : : ', 弋:::;;ｉ㍉.､ 〃 j:./ z:ｭl／二j.／/. :/: : : : : :/|!:: {',:: これ以上彼らを待たせるわけにはいきませんわぁ…
ヽ. ﾄ、: : ﾍ 丶ｰ'､ ヽ' /' ´ ｉ:::::;;;;;::_ト/.／: : : : : /: l|:: ::!:';:
＼＼: : ＼ ,/ 丶 ::::ソ／! . : : : : ;.': :/}:: ::! :l
l: ｰz ゝ 〈:. ／. . : : ／ : /:〈:: ::l: :!
,. -i: : : :＼ ' ,. '´. . . :,. :' : : : / : ﾄ:: {: j:
_, -:. ':. :. !: : : : ; :＼ 'ｰ-､ -=ﾆ´:＿_: ; -'. . : : : :/: : :l/::j:/::
:. :. :. :. :. l . : :l: : |:＿､ ´ _ , -‐7: , . . : : :,':l : : {:: :!:i::
:. :. :. :. ::,' . .|!: :!:. :. ≧ｘ:--‐＿´≧´:: :/ ./ . . : : /: l : : l:: |:l}::
| - やる夫の獅子戦争のようです
30 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:52:59.90 ID:YTxNDY/y0 - _____
,. ‐''三ヾ´彡ｼ,=｀丶、
／'".:=≡ミ_≧_尨彡三:ヽ、
/／.:;:彡:f'"´‐------ ｀`'ｒ=:l
/〃彡_彡′,.=､￣￣ ,.=､ |ミ:〉
'ｙ=､､:ｆ´===tr＝=､.___,. ==､._ゞ{
{´yﾍl'′ | /⌒l′ |｀Ｙ} 「ほっほっほ…。姫様、水銀燈殿を困らせてはなりませぬ。さ、お急ぎを…。
ﾞ､ゝ) `''''ﾂ_ _;`ｰ‐'ﾞ:::::ｌ{
. ヽ.__ ,ｨnmmm､ .:::|!
,.ィ'´ﾄ.´ ´｀"｀"｀ﾞ″ .::::;'
イ´::ﾉ|::::l ＼ "' :::/
::::::::::::|:::::l ヽ、 ..:: .:::/.､
:::::: ::: |:::::ヽ ヽ、.......::::／..:::／!＼＼
::::::::::: |::::::::ヽ ｀`''‐--ｧt''′ |!:::ヽ:::＼
オーボンヌ修道院 神父 "安西・ペン・ラキシュ"
| - やる夫の獅子戦争のようです
31 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:54:36.77 ID:YTxNDY/y0 - バタン！！
-------
／ヾ ヽ
∠⌒ヽ/ ヾ ヽ
＜ ミ ヾ ヾ ヾヽ
／ ヾ ヾ ヽ
/ ／| ∧ ∧ |＼ヾ|＼ヽ ヾ
/／ レ ∨ .＼| ＼| .∨ヽレ ヾ
( | ⌒ヽ |
丶-─ ￣￣￣ | | │ |
| ─丶 ′￣￣ | |: ∩ | |
| ━/ ━ | | し | 「…おい、まだかよ。
| -/ 丶 -- | | 丿:::| もう小一時間になるぜ
） │ / | | :|
( | し ヽ ヽ イ ゛:|
) 丶 ＼ / | ゛::|
( ﾉ )／タ─丶 ,,/ | |
) | ／／/ 丿 / | |
( ／／γ レ／⌒ / │|
～- | ( ／／ア
| ( レ /
傭兵のリーダー "アカギ・ガフガリオン"
>>29
ありがとうございます。
その他、ご覧頂いてる皆様にも感謝します。
| - やる夫の獅子戦争のようです
32 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:56:13.36 ID:YTxNDY/y0 - ＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ 「こんにちわだお！
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
傭兵 やる夫・ルグリア
＿＿＿
／ ＼
／ ノ ＼ ＼
／ （●） （●） ＼ 「アカギさん…姫も参ってるのです
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ もう少し待ってあげましょうよ…
／ ＼
傭兵 できる夫
| - やる夫の獅子戦争のようです
34 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 19:57:49.96 ID:YTxNDY/y0 - ＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ―） （―）＼ 「…（ユキちゃんに水銀燈殿…
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ どちらも今日もすっごくキレイだお。
| | どちらも捨てがたいお）
＼ ／
＿＿＿_
／_ノ ヽ_＼
／（ ＞） （＜）＼ 「(何とか夢の３Ｐにまで持ち込みたいお！
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| |r┬-/ |
＼ `￣'´ ／
| - やる夫の獅子戦争のようです
37 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:00:27.44 ID:YTxNDY/y0 - /／/ / ｲ l | | | | ヽ ヽ ヽ、
ィﾆﾆ〔ゝノ_ノ / ヽ＼ヽヽ | l |l |l ヽ
'´／ /| |７ ｒ/'´￣ヽゝﾆヽ-ヽヽ │ | | ヽ ヽ
ｲ/ / ! | | ||-ｬ─-,ﾆ､ﾐ‐`ヽ､ヽヽ / / / | ヽヽ
/ / / j | l| `ｰ='-ﾆゝヽ` |ノメ､/l │ l | l 「あぁら。ごきげんよう。
./ / / ヽ l| ｨ_ﾐヽ`ﾘ ハ || | それにしても無礼なオッサン達ねぇ。
' / / ヽ l l､'rヽj`ｧ' メ | / ﾘ
`,´l lヽ ヽ /ﾉ `'’,イ /ｲ アカギさん。わかってるのぉ？王女の御前よぉ？
/| | | ｀丶ゝ ｰ､ｰ- ､ lﾉ ,ｲノ
. /│| | ﾆ ´ ノ イ |
/ ! | ! ､ ｨﾆィ | |lハ
| ! | _`ト_､ _ , イ ! |ル' ,ｲ
ハ ﾍ |‐' ￣,.ィ´ヘ` ｰ- イ | |l | /│
ノ ﾍ ﾍ | <´ｨ´ ／介「`ヽヽ│ ﾊ l / ﾉ
>>33
ささやかですが布教のためにがんばります
遅くなりましたが>>2>>4の方にもありがとうを。
>>4の人をもうカスとは言わせないよう最後までがんばります
| - やる夫の獅子戦争のようです
38 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:02:04.12 ID:YTxNDY/y0 - ＿_､─- ､
＞ ,, ` ,, '´￣ﾞ,Ｚ._
, ' ｉ!i ｉ!i !ii !! ＜
. / iｉ! !! ｉ! , ii ﾊ ii! iｉ! ヽ
l ｉ! ｉ!! ,ｲ /l./--l ﾄ ii ii l
| ｉ!,.､ii /‐l/-'、￣,V-|ﾊ ! N
|!i.|.ｆ1.| =｡===.,, ,｡===lW 「ちっ…
|.i!|.｢l | ｀ﾆﾆ´ ヾ二 l
|ii ヾlﾉ. , -‐' r _ ＼l (._ ⊂ ﾎﾞｿ…(おいおめえら。跪け。
/| ii /'＼ ′'フ",二二ﾆ⊃ ,) ）
_/）:| / ＼/ ,. ´二ニゝﾞくう ( r '´
‐..T....|(（::K / /./ ´, ─_'ﾆ＼>,_'ノ
.....|.....|::）):l(ヽ. / ' ' .仄l ..|.....|....T..‐
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ＼ ／ ＼ 「あ、はい！
| （●） （●） |
＼ ´ u ／
／ ⌒ ＼
／￣￣￣ ＼
／ ⌒ ⌒＼
／ （●） （●） 「はいだお！
| ⌒（__人__）)
＼、 |r┬| j
／ ⌒ヽ `ー'´,
/ ,＿ ＼ ＼／＼ ＼
と_＿＿）_ヽ＿つ ヾ_つ
| - やる夫の獅子戦争のようです
40 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:03:56.11 ID:YTxNDY/y0 - __ ＿＿_, ／!
. ／-､} ／ 、∠. イ ﾚ'| |
// ／／ l !＼ | ＼|. ! | !
l l/／ ＼ ヽ > ＿_.｣ 1. ﾙ'
￣l'" ／￣`ー ﾞ ｢ ﾚ' l/ 「これでいいかい、水銀燈さんよ。
. |. ＼ r │ …こちらとしては一刻を争うんだ。
. ! ＼ ヽ │
. !_.｣ ,へ._／＼｣ ┘
|│ ./
. l.l /
イ`!`ｰ-'
. | |
||
>>36
のんびりですが最後までは終わらせられるよう頑張ります
>>39
ありがとうございます。
| - やる夫の獅子戦争のようです
41 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:05:43.09 ID:YTxNDY/y0 - ＿＿＿_
／_ノ ' ヽ_＼
／（≡） （≡）＼ 「(ﾊｧﾊｧ)…もうちょい…もうちょい覗き込めば
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ 水銀燈殿のパンティーが見えるはずだお…ｸﾞﾋﾋ…
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
＿＿＿_
／_ノ ' ヽ_＼
／（≡） （≡）＼ 「お…おほ…ほぁーーーッ！！
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ 今ちょっと見え…見えた！？
| |r┬-| | ハ ァハァもういっかい…ん…？
＼ `ー'´ ／
| - やる夫の獅子戦争のようです
42 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:07:33.89 ID:YTxNDY/y0 - | :.:ｌ ｌl ヽ :..:.:.l |l ヽ:.|: l:l l.: :./ィ"/ :/ /／|/' /::/: / l
|:l :.:l |! ヽ:.:_l＿ヽ ヽヽ. |l l:.:/ //_Z =＝＜,_ /:/: ./ .!
|:l: _:l. ‐ ￣＼￣ ` ＼ﾚ′ ノ' 矼j _,／ //: :/ l:
ヽヽ:..ヽ ＿ ::::::::::::::::::::::::::: ￣￣- 〃 .／ : !:
:.:.:ヽ＼_,.ｨ^￣ 矼レ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: ／ .／.: : ｌl:
:.:.:ヽ ｀` ﾆ::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::: ／ _..ィ.:.:.:.: .: .!:l
:.:.＼ -＝´‐ ´ l.:.:.:.: .:.: l.l:.l
＼ :.:＼ _.. -ｚ ｌl.:.:.: .:.: ｌ: l.:
:｀丶､_ ＼ｰ ` ー ´ /:!:.: .:.: l.: .l.:
:.:.:.:.:.l .:｀.T｀ｰ ´ ／:/:/ .:.: /:.: !:
＿＿＿_
／⌒三 ⌒＼
／（ ○）三（○）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
| - やる夫の獅子戦争のようです
43 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:09:19.57 ID:YTxNDY/y0 - ,. -ｰ' 二二二 ｰ- ､
／／:￣__::::::::::::::::￣｀:::ヽ
. ／〃'::::::/´ﾉ〉):_ノ_ﾉ::::::::::::::::::＼
//´::::::__,ｨ:ゝ-':__,:::-──- ､::::::::::ヽ
/ﾞ::::::::::／￣￣＼ ヽ＼ ヽ ＼::::::::ﾊ__
!:::::::／ヽ ヽ ', ヽ ＼ ヽ>,仁》 「…やだわぁ。誇り高き北天騎士団にも無礼な輩がいるのねぇ。
＿ |::::ハ ', ｌ } ! ! ',<ノ||＼
《ﾆﾊ_ゞ、 ＼ ＼ ! || | |__ || l | ＼>
ｿ|| ＼＼ ＼ ＼ | .从,ｨ匕Lィ|| | | 〈´
. | ', ＼＼,.＞一ゝ, |/ /,ｨﾁzノﾉ | | ｌ |ヾ
ハ ＼ ＼ｨﾁ乏ﾗﾐヾ' ｀￣ / // ｌ ',） , --─'::´
￣:::｀ヽ、 〈/|:} ヽ,＼ ＼￣ 、 / // / ｌ ヽ ／::::／:::￣
／:::;:ｨ:::::＼ //| |＼＼ ｀ゝ -= ' ／!// / ! ∨:::::::::':──-:::､
:::／:::::ハ::::∨ﾑ'〉 ｢｀::ゝ,＼_个 ｰtヽ_ ／─ﾍ,ィ' l |l /::::__::::＼:::￣｀ヽ
:::::::／／__;／:::::| |::::::::::ﾍ !:::::｜ |::::ﾊ;:::::_::_:::ヽｌ ｌ| 〈::::::::::＼:::::＼::::ヽ
:／;::/／/::::::::::: ! / :::::::::::::} |:::::::l! !/ ∨ } /::::/ / ﾊ｀ゞ ､::::＼＼:::::ヾ
∨／!:::::::::::::::| /:::::::::::::::::| |::::ノ| ト-ｰく 〈_｣:::/ / /::::ヽ:::ヽ＼:::ヽ ＼
＿＿＿＿＿__
： .／ / # ;,; ヽ
／⌒ ;;# ,;.;::⌒ : ::::＼ ：
：/ -==、 ' （ ●） ..:::::|
: | ::::::⌒（__人__）⌒ :::::.::::| ： 「ず…ずびばでんでした…
! #;;:.. l/ﾆﾆ| .::::::/
ヽ.;;;//;;.;`ｰ‐'ｫ ..;;#:::/
.＞;;;;::.. ..;,.;-＼
： / ＼
| - やる夫の獅子戦争のようです
45 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:10:56.98 ID:YTxNDY/y0 - ＿＿＿_
／ ＼
／ ノ ＼ ＼
／ （●） （●） ＼ 「やる夫さん…
| __´___ u |
＼ `ー'´ ／ あなたって人は…
／ ＼
-------
／ヾ ヽ
∠⌒ヽ/ ヾ ヽ
＜ ミ ヾ ヾ ヾヽ
／ ヾ ヾ ヽ
/ ／| ∧ ∧ |＼ヾ|＼ヽ ヾ
/／ レ ∨ .＼| ＼| .∨ヽレ ヾ
( | ⌒ヽ |
丶-─ ￣￣￣ | | │ |
| ─丶 ′￣￣ | |: ∩ | |
| ━/ ━ | | し | 「さすがに今の無礼は俺も謝ろう。
| -/ 丶 -- | | 丿:::|
） │ / | | :|
( | し ヽ ヽ u イ ゛:|
) 丶 ＼ / | ゛::|
( ﾉ )／タ─丶 ,,/ | |
) | ／／/ 丿 / | |
( ／／γ レ／⌒ / │|
～- | ( ／／ア
| ( レ /
| - やる夫の獅子戦争のようです
46 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:12:38.15 ID:YTxNDY/y0 - ＿_､─- ､
＞ ,, ` ,, '´￣ﾞ,Ｚ._
, ' ｉ!i ｉ!i !ii !! ＜
. / iｉ! !! ｉ! , ii ﾊ ii! iｉ! ヽ
l ｉ! ｉ!! ,ｲ /l./--l ﾄ ii ii l
| ｉ!,.､ii /‐l/-'、￣,V-|ﾊ ! N
|!i.|.ｆ1.| =｡===.,, ,｡===lW 「だが…
|.i!|.｢l | ｀ﾆﾆ´ ヾ二 l
|ii ヾlﾉ. , -‐' r _ ＼l (._ ⊂ これでも、辺境の護衛隊長殿には十分すぎるほど紳士的なつもりだがね…。
/| ii /'＼ ′'フ",二二ﾆ⊃ ,) ）
_/）:| / ＼/ ,. ´二ニゝﾞくう ( r '´
‐..T....|(（::K / /./ ´, ─_'ﾆ＼>,_'ノ
.....|.....|::）):l(ヽ. / ' ' .仄l ..|.....|....T..‐
_rｖｸﾍｙ之―- _
, ...::.::.::.::＞ｰ一＜―- ､::.::.::. 、
／.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:＼::.::.::.＼
/::.::. -―……───- ､::.::.::.＼::.::.::.:ヽ
／ / ＼::.::.::.ヽ:.::.::.::ﾄ
, ' / | | ｌ ヽ::.::.::.l::.::.:ハ
/ ,′ / /| | >斗-く |
.′ ｉ | | / / ,′ | ／ ｲ仆{ヽ＼ｌ
| | ｜ | | l // , / /く::<_/:/ハ＼_〉〉
| | ｜ |、 | | // ／ / ／ | ＼_/|:| ト-' ｌ 「…今なんて？
|/ﾍヽ !ヽｌ⊥lﾍ／/ ／-‐/＿￢ ﾘ / |:| |::| ｌ
| l＼ﾄｰｷ .ﾐ ∨／才弋_ツ／ ′ / :|:|｜ |::| ｌ
| | ヽ _ゝ' 〝￣ '" / / / | ￤|::| l
｜ﾞ、 ﾍ 〈 / ／ /ヽ| ｌヾ| ｌ
| ＼丶 ,.＿ /／′ /｜ ｌ ｌ
|l／/| |＼＼ ｰ ／,./ ,ｲ ｌ ｌ ｌ
| - やる夫の獅子戦争のようです
47 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:14:35.61 ID:YTxNDY/y0 - ＿_､─- ､
＞ ,, ` ,, '´￣ﾞ,Ｚ._
, ' ｉ!i ｉ!i !ii !! ＜
. / iｉ! !! ｉ! , ii ﾊ ii! iｉ! ヽ
l ｉ! ｉ!! ,ｲ /l./--l ﾄ ii ii l
| ｉ!,.､ii /‐l/-'、￣,V-|ﾊ ! N
|!i.|.ｆ1.| =｡===.,, ,｡===lW 「それに、オレたちは北天騎士団に雇われた傭兵だ。
|.i!|.｢l | ｀ﾆﾆ´ ヾ二 l
|ii ヾlﾉ. , -‐' r _ ＼l (._ ⊂ あんたに礼をつくす義理はないんだがな。
/| ii /'＼ ′'フ",二二ﾆ⊃ ,) ）
_/）:| / ＼/ ,. ´二ニゝﾞくう ( r '´
‐..T....|(（::K / /./ ´, ─_'ﾆ＼>,_'ノ
.....|.....|::）):l(ヽ. / ' ' .仄l ..|.....|....T..‐
､.__... ＝'''""＼￣ヽヽ:.:.l＼ヽ:.:.:l. :.|.:.: .:! :|:.: .|:.:
',＼｢ _＼ト､＼:.:.!:.:.|:.:.: .:.:| :.!: ｌ.:.:
:.! ヽ /:,:.! ヽヽ＼:.:.!:.:.: ..:.:./:./: ./.:.:
ヽ. ゝ l:.// トゝ.ヽヽ:.:. ..:.:.:.:///l:rｲ':´ ,:
ヽ ､ヘ ｰ' ヽヽ':.:.:.:／/イ'T, !:.: ..:./:
｀ -丶-_-- ――-_- ヽ',:／ ／,ﾘ ,ｲ/:.:.:／／ 「なんですってぇ！！無礼な口をぉ！！
ヽ ｀￣ ￣｀ '′/' '' //:.:／/´:
ヽ:＼ l`￢'イイl:.:./:.:.:
＼ ヽヽ ', ,'.: | !:/:.:.:
:.:.. ＼｀`丶 ／ /:.: .!/:.:.:
丶､:...ヽ､ ,. '´ , ':.:.: /:.: /
｀丶､ ,ィﾆ二二.._‐ .._ ／.: :.:./: ／／
〈 ､ 丁:.:ア´ ,. イ:.:.:.: ／,. ィ"／
ヽ二...__‐..二!／ ,.ィ:´:.:!:.:!:.:-'‐:.´ l |
| - やる夫の獅子戦争のようです
51 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:16:13.25 ID:YTxNDY/y0 - _／ ＼
ｰ=ﾆ ｧ ／ /, / ､ ｀ヽ. ＼
/ , 〃 / /' │ :lヽ ﾊ ＼
/ / // / / │ :| ! i| l ヽ
/ ｲ l | │ j ∧ l |＼ ｉ| │ ＼
l/ | | ｌ ∧ ﾊ l '. ﾊ j ヽ ｉ| │ }￣ 「水銀燈…。やめて。
││ ｌ|│ﾅ下/-ヽ | ヾ /_ﾑ'― 弋| │ ! j
j. │ |i V ,ｨテ圷､ヽ ∨ ｨチ示k l: ﾄ Ⅳ
ヽ | ﾊ` Vf:::::i} Vf:::::i} Y| ﾑ N …わかりました。参りましょう。
ヽ |ﾍ i l ゝー' `ー'' ﾊ! ,) }i|
｀l ヽﾑ ' /:/ ﾙｲN
', |ﾍ､ ‐ ｨ' / / ｉl
ヽ ｌヽ ＞,､ イ/７ /
＼! Ｖ厶|＞ｰ ＜ﾚ_'/ /／
___r=y＝ｰ＝冖-ｨrｔ=､
／___ｆ〆::::::::::::::::::::::::::::::Yごｿ＼
／__ｆ〆:::::::::::::::::_ｙ＝ｰ￢冖￢―-＼
／ .{f7::::::::: イ厂 ;′ ｀＼
/＿＿{ｆ|:::::／ ｌ ｌ ｜ ヽ ', ヽ
. /〈匚／ｲﾄ＼ | ｜ | ', ｉ
/ ￣7 |l|___}〉 ∥｜ | { | | ＼
. / // |:|￣ | || l | | ﾄ | ∥ ; ', Ｙ
/ , / l |:| l┼ヽ＼ |｜| ＼ ｜ﾊ / ｜ | |: l 「…ッ姫！
／ |:| | |:|', |ヽー=≧ｘ、ヽ ﾞ, //_｣./ｌ | ｜|:ﾘ
／ |:| | |:| ヽ | 弋_リﾉヾ'ｰ |/ィ,T7/ ／ｊ / /
|:| | |:| ﾄ ヽ ￣ ゝ' /´ |::::／
／ ｜ | ＼ ＼ / ／
＼／ ∧ |＼ ￣ _＿_,. ' ／
＿__ ＼ / ∧ ﾄ ＼ ￣｀ イ |
| - やる夫の獅子戦争のようです
54 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:19:02.53 ID:YTxNDY/y0 - _／ ＼
ｰ=ﾆ ｧ ／ /, / ､ ｀ヽ. ＼
/ , 〃 / /' │ :lヽ ﾊ ＼
/ / // / / │ :| ! i| l ヽ
/ ｲ l | │ j ∧ l |＼ ｉ| │ ＼
l/ | | ｌ ∧ ﾊ l '. ﾊ j ヽ ｉ| │ }￣ 「…ごめんなさい皆さん、お待たせしました。
││ ｌ|│ﾅ下/-ヽ | ヾ /_ﾑ'― 弋| │ ! j
j. │ |i V ,ｨテ圷､ヽ ∨ ｨチ示k l: ﾄ Ⅳ
ヽ | ﾊ` Vf:::::i} Vf:::::i} Y| ﾑ N
ヽ |ﾍ i l ゝー' `ー'' ﾊ! ,) }i|
｀l ヽﾑ ' /:/ ﾙｲN
', |ﾍ､ ‐ ｨ' / / ｉl
ヽ ｌヽ ＞,､ イ/７ /
＼! Ｖ厶|＞ｰ ＜ﾚ_'/ /／
>>44 ありがとうございます。
>>48>>49 名前は知ってるけどやったことないって人はかなり多いのですよー
>>50 投下後に次回以降についてご意見募りたいと思いますので、その際にまた言ってくださると嬉しいです
| - やる夫の獅子戦争のようです
56 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:20:50.59 ID:YTxNDY/y0 - _____
,. ‐''三ヾ´彡ｼ,=｀丶、
／'".:=≡ミ_≧_尨彡三:ヽ、
/／.:;:彡:f'"´‐------ ｀`'ｒ=:l
/〃彡_彡′,.=､￣￣ ,.=､ |ミ:〉
'ｙ=､､:ｆ´===tr＝=､.___,. ==､._ゞ{
{´yﾍl'′ | /⌒l′ |｀Ｙ} 「…行かれるのですね…。
ﾞ､ゝ) `''''ﾂ_ _;`ｰ‐'ﾞ:::::ｌ{
. ヽ.__ ,ｨnmmm､ .:::|! 姫、どうかご無事で。
,.ィ'´ﾄ.´ ´｀"｀"｀ﾞ″ .::::;'
イ´::ﾉ|::::l ＼ "' :::/
::::::::::::|:::::l ヽ、 ..:: .:::/.､
:::::: ::: |:::::ヽ ヽ、.......::::／..:::／!＼＼
_,..:.:-:.:―:-:....､
,.r:':.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::｀丶､
／:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、
/:.:.:.:/:.:.:.:,r:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト:.:.:.:.:.＼
/:.:.:.:.!:.:.:./:.:/:.:.:.:./:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:!:.ヽ:.ヽ:.:.;ヽ
/:.:.:.:.:l:.:.:/:./l:.:／/:,:イ:.:/l:.:.:.:ハ:.jl:.:.:i:.:l:.､ヽ
/:.:.:.:.:.:l:.:.:l:/:.ﾚ＿/'´/シ !:.ﾂ′.V ';.:.l.:.!:.:l:.:', 「…ありがとう。
/:.ィ:.:.:.:.:i:.:.:':.:.:.:!＿_｀｀`￢ ' ´ , --l:.､/:/:l:.:l
´ l;';.:.:.:.',:.:.:.:.<7:::::::｀ヽ ＿ レ/:':ノ!/ 安西先生もどうかお元気で。
';l:.:f ';.:.:.:.:.l::::::::r'′ r'::::::lヽ// '´/'
Vヽ ',:.:.:.:lー- ' l::::::ﾒ /:;'!
ヾl､',:.:.:.! ｀ ´ /::/
';ﾊ:.:ト,、 ー ノ;.:.;'
>:〈/丶､ _ -v' ´V l:,'
／ ヾ、 _ヽヽ､ l;'
バァン！！！！
| - やる夫の獅子戦争のようです
57 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:22:36.56 ID:YTxNDY/y0 - ﾚ! '" lf=|"/ ｰ｡-ミ、 __￢ｲ/ |/
| " ｌじ'/ こ￣` ド-｀7
|/l '"ヽ〈 _, ,. ; ｌ｀´′ 「…？！なんだ？！
|/"/ :::. , ´ '' ┘,′
_Ｌ/ :::.. ′ ￢ｰ- /
| - やる夫の獅子戦争のようです
62 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:25:25.38 ID:YTxNDY/y0 - これを区切りに、以降のレスは投下後に返そうと思います。
>>52
何とか頑張ります
アグは確かに中盤以降はアッー
>>53
彼しかいないとおもいました
>>55
＞＜
>>58
ありがとうございます
>>59
ご意見ありがとうございます。以降は上記に切り替えます。
| - やる夫の獅子戦争のようです
64 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:27:20.75 ID:YTxNDY/y0 - ／ ,| l ﾊ l ､ 丶
： ／ / ／ ! | i ｌ l ヽ ヽ ：
／ , ' / / l. l.| ! !、 丶 i. ',
／ / / / _ノ! |l.＼ｌ l ヽ ＼. i
/,ｲ , / # .!｀７ ￣ { l! l`'┼┼--－ #ヽ} ：
. /' ! ／,/ , | / メ ', | ', ! ヽ 、 ヽ
l / / ! ! ,ﾊ{ ヽ. | ヽ! 丶 ヽ ヽ
∨,/ | l. i -‐- ､ ヽ. | , -―- ＼. ! ', 「たっ…大変です水銀燈様ぁ…！！
ｉ｜ {. ! |ヽ r_ 二ﾆヽ ヽ! ,ｨ'ニ二._ヽ ハ |｀i 、 i
|｜ ヽ ヽ. l l(_ノ ﾟ ° ` / ﾊ ! | ヽ | て、敵がッ！
ヽ! ヽ {＼| | # ' ## " /／ i. ,',/ ,ﾘ
： /＼! ｉ /{ ::::: ＿＿ /' | // ′
,/／ l / 丶､ （＿＿) ﾒ , '′ !' {
： ／ / / /｀＞- 、 _, イ/ # / l ：
／ ／ / r '"..:..:..:.l ￣￣ !..:.｀/ / !
. ／ ／ ,/ /..:..:..:/ｰ'′ {_..:/ /.､ l
'" , -/ /_/＿..:./´￣ ¨ ‐ ､ ,// /.://ヽ ', ：
| - やる夫の獅子戦争のようです
66 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:29:03.94 ID:YTxNDY/y0 - ／ｲ;小ヽノ::/ | | ｜ ＼ ヽ ＼ ﾞ, ｌ l ヽ
〈:{_/:/ |:|`ー' | |､rr==≧ﾐﾒ、 ＼ i ｲ | j '
ヾ:/ |:|｜ | ｌ `＿ゝ'ノヾｰ | ／ |/|.′ l
// |:|∧ | ｀''"￣` lイ=ﾐﾒ､lﾉ ′| | 「…敵？！
/::/ |:| ヽ '、 、 ヽ'_ﾍ / / /| |
. /::/ |::| ＼ ヽ ／ ゛''/ イ／ jﾉ …まさか！！！
/{:::{ ﾚ′ |｀ ＼ r＝ｰ ､ ハ ﾉ }
､ / ￣ /| ｜ ￣`ー' / ／ ｲ
::::V / | | ｰ ニ´- ' ノ
―‐ 、 ､ / ！ | イ ｜
::.::.::.:..＼＼′ / ｌ ｜ ＿＿_ ＼ , i´ l |
バン！！！
＿＿＿_
／ ＼！？？
／ u ノ ＼
／ u （●） ＼ 「な…ななななんだお？！
| （__人__）| それにこの子…傷だらけだお！！
＼ u .｀ ⌒／
| - やる夫の獅子戦争のようです
67 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:30:45.49 ID:YTxNDY/y0 - ＿_､─- ､
＞ ,, ` ,, '´￣ﾞ,Ｚ._
, ' ｉ!i ｉ!i !ii !! ＜
. / iｉ! !! ｉ! , ii ﾊ ii! iｉ! ヽ
l ｉ! ｉ!! ,ｲ /l./--l ﾄ ii ii l
| ｉ!,.､ii /‐l/-'、￣,V-|ﾊ ! N
|!i.|.ｆ1.| =｡===.,, ,｡===lW 「おいでなすったか。…俺たちも行くぞ
|.i!|.｢l | ｀ﾆﾆ´ ヾ二 l
|ii ヾlﾉ. , -‐' r _ ＼l (._ ⊂ ついて来い！やる夫！できる夫
/| ii /'＼ ′'フ",二二ﾆ⊃ ,) ）
_/）:| / ＼/ ,. ´二ニゝﾞくう ( r '´
‐..T....|(（::K / /./ ´, ─_'ﾆ＼>,_'ノ
.....|.....|::）):l(ヽ. / ' ' .仄l ..|.....|....T..‐
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ／ ＼
／ （●） （●） ＼ 「はい！！
| __´___ |
＼ `ー'´ ／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ u ノ ＼
／ u （●） ＼ 「ちょっと待つお…！
| （__人__）| この子が心配だお…！
＼ u .｀ ⌒／
| - やる夫の獅子戦争のようです
70 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:32:22.94 ID:YTxNDY/y0 - ／ ,| l ﾊ l ､ 丶
： ／ / ／ ! | i ｌ l ヽ ヽ ：
／ , ' / / l. l.| ! !、 丶 i. ',
／ / / / _ノ! |l.＼ｌ l ヽ ＼. i
/,ｲ , / # .!｀７ ￣ { l! l`'┼┼--－ #ヽ} ：
. /' ! ／,/ , | / メ ', | ', ! ヽ 、 ヽ
l / / ! ! ,ﾊ{ ヽ. | ヽ! 丶 ヽ ヽ
∨,/ | l. i -‐- ､ ヽ. | , -―- ＼. ! ', 「うっ…うぅうう…
ｉ｜ {. ! |ヽ r_ 二ﾆヽ ヽ! ,ｨ'ニ二._ヽ ハ |｀i 、 i
|｜ ヽ ヽ. l l(_ノ ﾟ ° ` / ﾊ ! | ヽ |
ヽ! ヽ {＼| | # ' ## " /／ i. ,',/ ,ﾘ
： /＼! ｉ /{ ::::: ＿＿ /' | // ′
,/／ l / 丶､ ﾒ , '′ !' {
： ／ / / /｀＞- 、 _, イ/ # / l ：
／ ／ / r '"..:..:..:.l ￣￣ !..:.｀/ / !
. ／ ／ ,/ /..:..:..:/ｰ'′ {_..:/ /.､ l
'" , -/ /_/＿..:./´￣ ¨ ‐ ､ ,// /.://ヽ ',
| - やる夫の獅子戦争のようです
71 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:33:59.64 ID:YTxNDY/y0 - ,' ,ｲ /. /‐l /､l /:::::::::::::::ヽ l;:ゝ l'ヽ. ヽ
. ! / l ./ | /:::::| /::::l/＼::::::::::／ヽ!:::ヽ!:::ヽ|::＼
l/ |/ .l/l:＝l/＝=｡=､::::::V_ =＝＝＝｡＝:::| |⌒ヽ 「放っておけ！
. l ` ｰ--;;／:::::::"" ` ー-‐ '::´:::::| !⌒! !
l ｰ-／::::::::::::: ` ｰ--‐ ':´:::::::| .|⌒! l どっちみちこの中なら安全だ…！
l r／::::::::::::__:::) `ｰ- ､:::::::::::| .|､_ﾉ l
. ﾞ!ｰ ,＿＿＿＿＿＿＿__、ﾞ!::::::::| .!､_,ノ さっさと行くぞ！！
i .:::::::!::::/l∧
バン！！！
＿＿＿_
／ ノ ＼＼
／ （●） (●）＼
／ ∪ （__人__） ＼ 「あ…！待ってくれお！！
| ｀ ⌒´ |
＼ ／
| - やる夫の獅子戦争のようです
73 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:35:36.31 ID:YTxNDY/y0 -
| |! ! | !| !l |! !| ! !l|! !| ! | !l | !l |! |!l| ! | |! ! | !| !l |! !| ! !l|! !|
! ! | !| ! l |! |! ! | ! |!l ||! ! | !| !l |! |! l| ! |!l ||! ! | !| !l |! |! l| ! |!l
| ! ! | ! |!l |! ＿/__/＿ // !l |! ! | ! |!l |! !| | !|!l |! !| !! ! | ! |!l |!l |! !| !|
|! ! | !| / / ー――――――――――― |! ! | !| !l |!
!l |! !| !| !l |! / ! |!l |! !| l | !| ! !l|! !| ! | !l | !l!l |! !| !| !l |! ! | ! |!l |! !|
|! ! | !| !l |! !| ! !l|! !| ! | !l | !l |! |!l| ! | |! ! | !| !l |! !| ! !l|! !|
／ｲ;小ヽノ::/ | | ｜ ＼ ヽ ＼ ﾞ, ｌ l ヽ
〈:{_/:/ |:|`ー' | |､rr==≧ﾐﾒ、 ＼ i ｲ | j '
ヾ:/ |:|｜ | ｌ `＿ゝ'ノヾｰ | ／ |/|.′ l
// |:|∧ | ｀''"￣` lイ=ﾐﾒ､lﾉ ′| | 「なっ…
/::/ |:| ヽ '、 、 ヽ'_ﾍ / / /| |
. /::/ |::| ＼ ヽ ／ ゛''/ イ／ jﾉ
/{:::{ ﾚ′ |｀ ＼ r＝ｰ ､ ハ ﾉ }
､ / ￣ /| ｜ ￣`ー' / ／ ｲ
::::V / | | ｰ ニ´- ' ノ
―‐ 、 ､ / ！ | イ ｜
| - やる夫の獅子戦争のようです
74 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:37:17.21 ID:YTxNDY/y0 - ,r=ヽ、 r';;;:;:;;:::;;;;;;;;;;;;ヽ、
j｡ ｡ﾞLﾞi rﾆ二`ヽ. Y",,..、ｰt;;;;;;;;;;;）
r-=、 l≦ ﾉ6)＿ l_,.､ヾ;r､ﾞt lｦ '・= ）rテ-┴- ､
｀ﾞゝヽ、`ｰ! ﾉ::::::｀ヽ､ L､ﾟﾞ tﾉ`ｿﾞ`ｰ ﾞiｰ' ,r"彡彡三ﾐミ｀ヽ.
にｰ `ヾヽ'":::::::::::: ｨ"^ﾞiﾌ _,,ﾉ , ﾞtﾌ ﾞゞ''"´ ﾞifrﾐソﾍ, 「「「「お前らは完全に包囲した
,.、 ｀~iヽ､. ｀~`''"´ ﾞt （,,￣, frﾉ ゝ-‐,i ,,.,...、 ヾミく::::::l
ゝヽ、__l::::ヽ｀iー- '''"´ﾞi, ヽ ヽ,/ / lｦ ｪ｡､ 〉:,r-､::ﾘ
W..,,」:::::::::,->ヽi''"´::::ノ-ゝ ヽ､_ﾉｰ‐ﾃ-/ i / ,, 、 '"fっ)ﾉ::l すみやかに投降することを勧める！！
￣r＝=ミ__ｨ'{-‐ﾆ二...,-ゝ、'″ ／,/｀ヽl : :`i- ､ヽ ,.:ﾞ''" )'^`''ｰ- :、
lﾐ､ ／ f´ r''/'´ミ)ゝ^),ノ>''" ,:ｲ`i /i､ヲﾞi .:" ,,. /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀ﾞ
! ヾ .il l l;;;ﾄ､つノ,ノ ／ ／:ﾄ-"ﾉﾞi ,,.:ｨ'" /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
. l ハ. l l;;;;i _,,.:イ / ／ ,ﾚ''";;;;｀ﾞﾞ" ヽ_,,ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
人 ヾﾆﾞi ヽ.l yt,;ヽ ﾞv'′ ,:ｨ" /;;;;;;;;;;;;;;r-'"´｀i,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
r'"::::ゝ､_ﾉ ﾞi_,/ l ヽ ﾞ':く´ _,,.〃_;;;;;;;;;;;;f´' ll;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
｀￣´ ／ l ヽ ヾ"／ ｀ﾞ''ーハ. l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
／ l ﾞt `' ／^t;＼ ,,.ゝ;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;
＿＿＿_
／⌒三 ⌒＼
／（ ○）三（○）＼ 「(騎士がたくさんいるお…！！
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| |r┬-| | こんなん無理だお…！！
＼ `ー'´ ／
| - やる夫の獅子戦争のようです
76 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:39:01.15 ID:YTxNDY/y0 -
,. -ｭ,ﾆニ弌垳ト､
／r'^ _rﾍ-ﾍ/＾ヽr宀､
/!７ト､7′ 〃 ｌ ヽ ヽ
、 / l//L｣| ∧ｌ | ! |l ｜ ! ヽ
|:l / 〃 ||丁l トH､lV| |l /l } l | 「ッ…あの紋章…！
ヾヽ / 〃 |l | ｌ抔卞｀ヽ{ /-ト/ //ﾘ あれは…黒獅子の紋章？！
＼ ヽ:∨ |」 /ｌ| ｌﾄヽ￣ ﾚ'戎ｼ' ／ ′
⌒ヽ!ヽ._j＼＼ / 八 |ヽ u __ ' ∠r1=彳
::..::..::..::..::..｀::..::ヽ/ ﾊ ヽ‐ >､ ,. イ| }::..｀ヽ、
､.__... ＝'''""＼￣ヽヽ:.:.l＼ヽ:.:.:l. :.|.:.: .:! :|:.: .|:.:
',＼｢ _＼ト､＼:.:.!:.:.|:.:.: .:.:| :.!: ｌ.:.:
:.! ヽ /:,:.! ヽヽ＼:.:.!:.:.: ..:.:./:./: ./.:.:
ヽ. ゝ l:.// トゝ.ヽヽ:.:. ..:.:.:.:///l:rｲ':´ ,:
ヽ ､ヘ ｰ' ヽヽ':.:.:.:／/イ'T, !:.: ..:./: 「そんなばかな…！ 鷲巣公はいったい何を考えているのよぉ！
｀ -丶-_-- ――-_- ヽ',:／ ／,ﾘ ,ｲ/:.:.:／／
ヽ ｀￣ ￣｀ '′/' '' //:.:／/´: ここまでして、戦争を起こしたいというのぉッ！！
ヽ:＼ l`￢'イイl:.:./:.:.:
＼ ヽヽ ', ,'.: | !:/:.:.:
:.:.. ＼｀`丶 ／ /:.: .!/:.:.:
丶､:...ヽ､ ,. '´ , ':.:.: /:.: /
｀丶､ ,ィﾆ二二.._‐ .._ ／.: :.:./: ／／
〈 ､ 丁:.:ア´ ,. イ:.:.:.: ／,. ィ"／
ヽ二...__‐..二!／ ,.ィ:´:.:!:.:!:.:-'‐:.´ l |
,...:.':´:.:.l:.:.:.:l:.:.!:.: : / /
| - やる夫の獅子戦争のようです
77 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:40:49.25 ID:YTxNDY/y0 - ■ ちゅるやさんのスモチメモ
-､
（ ヽ
ヽ,_ ＼
/ﾞi､｀ﾞ""ﾞヽ -‐ '´￣￣｀ヽ､
/ ｀'i ﾞ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
l, _／ヽ .入 //, '/ ヽﾊ ､ ヽ おやおや…
ヾ､ ／ .ﾉ 〃 {_{＼ ／ﾘ| ｌ │ i|
｀ｰ'く ／.＼. ﾚ!小ｌ● ● 从 |、i| どうやら敵の騎士達がつけている紋章は"鷲巣公"の象徴である黒獅子の紋章のようにょろね
＼＼＿. ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ│
( __ノヽ__|ﾍ ゝ._） j /⌒i
. ＼＼::| l＞,､ __, イァ/ / │
/＼＼ | ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧. | 睨み合いに痺れをきらした鷲巣公が、ついに動いたと言う事にょろかねえ…？
. ｀ヽ<＼＼ ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
| - やる夫の獅子戦争のようです
81 ： ◆B7/Z1plQdY [sage]：2008/10/29(水) 20:46:45.11 ID:YTxNDY/y0 - さるさん食らいました…
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