- 文才、小説、あの夏の夜の夢
518 : ◆LBPyCcG946 []:2008/06/04(水) 06:47:26.38 ID:nN9trvrQ0 - ただ今帰宅しました
なんか優勝してるみたいで、どうもありがとうございます お題はちょっとづつ発表していきましょうか んじゃ、お祝いにお題ください↓
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
520 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 06:53:27.05 ID:nN9trvrQ0 - >>519
承知
|
- 長袖のシャツの上から半袖のシャツ着てる奴ってなんなの?
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 07:04:25.88 ID:nN9trvrQ0 - 長門のシャツ
に見えた
|
- ハルヒ「このエロキョン!////」
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 07:18:34.27 ID:nN9trvrQ0 - キョン「長門ー、おかえりんこー」
長門「…ただいまんk…ッ!?…ただい、ま…///」 キョン「なんだよー最後まで言えよー」 ガラッ ハルヒ「やっほー!皆居るー!?」 キョン「お、ハルヒ、おかえりんこー」 ハルヒ「ただいまんこー!!!」
|
- アニオタの定義に関する決議
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 07:19:41.55 ID:nN9trvrQ0 - 顔
|
- ハルヒとローゼンのキャラってどっちがかわいいの?
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 07:29:13.27 ID:nN9trvrQ0 - ハルヒが2.47Gでローゼンが688Mだった
ttp://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d383871.jpg ttp://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d383874.jpg どうやら俺の中ではハルヒ>ローゼンのようだ
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
522 :王様の生活(お題:焦らしプレイ)0/2 ◆LBPyCcG946 []:2008/06/04(水) 07:43:47.09 ID:nN9trvrQ0 - 通常作投下
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
523 :王様の生活(お題:焦らしプレイ)1/2 ◆LBPyCcG946 []:2008/06/04(水) 07:43:57.54 ID:nN9trvrQ0 - 朝早くから起きて、大臣と談笑した後、私は玉座に座ってひたすら待つ作業を始めた。今日は来るだろうか。
最近はレベルも随分上がってきたみたいで、なかなかゲームオーバーになる事もなく、暇な日々が続いている。 もちろん、それは一般的な尺度で言えば良い事なのだろう。勇者達の冒険がうまくいっている証拠であり、い ちいち蘇生術を施したりセーブ作業をしたりしないで済むからだ。それに、テレビの前のプレイヤーが、怒っ てコントローラーでも投げたらそれこそ事だ。偶然ソフトに当たって、バグが発生し、私達の生涯が終わる可 能性だってある。 私はこのゲームの中にある始まりの国の一人のキャラクター、王様として、職務をひたすらに全うすればそ れでいい。勇者の仲間になって冒険すれば当然危険が伴うし、逆に私が魔王だったら、日々勇者が来る事に怯 える生活を送っていただろう。それに比べれば、私のこの立ち位置は絶対に安全で、なおかつそれなりの贅沢 が出来るのだから、全くもって結構な事だ。 それでもやはり、暇ではある。これが現実の王様であれば、例えば戦争が起きて軍隊を作ったり、あるいは 内政に関して悩んでみたりと色々余計な事が出来る物だろうが、ゲームではそれもできない。複雑な政治の事 情なぞ、冒険を望む数多くのプレイヤーにとってはどうでも良いだろうし、魔王を倒しにいっている間に戦争 が起これば、話がややこしくなってくる事だろう。私はこうして、決まった場所で決まった生活をし、いつの 日か勇者が魔王を倒して戻ってくるまで、ただひたすらに座って待っていればいいのだ。 それでも時折、勇者の冒険がどんな風だろうか、と考える事もある。迫り来る怪物、それをばったばったと 薙ぎ払い、この世界の謎を解き明かしながら、行く先々で事件にも巻き込まれ、やがてラブロマンスなども交 えつつ、仲間達と冒険していく。そんな光景が頭をよぎると、早く死なねえかな、とも思うのだ。 私がこの生活において、幸せを感じる瞬間というのも、つまる所その瞬間だけだ。ぼろぼろになって、棺お け3つ引っさげた涙目の勇者が帰ってきたら、すかさずこの台詞。 「おお、勇者よ。死んでしまうとは情け無い!」 なじりつつ、所持金の半分をがめる。勇者達は、怪物にお金を獲られている物だと思っていそうだが、怪物 がお金を持っててもしょうがない。盗んでいるのは何を隠そう私だ。もちろん秘密であるが。 そうしてまた冒険に送り出してやれば、勝手に魔王を倒してきてくれる。こう見れば、勇者が割りに合わな い職業である事は明らかだが、それでもテレビの前のプレイヤーは飽きる事なくゲームを続けてくれる。よっ ぽど、このゲームを作ったシナリオライターが良い腕をしているのだろう。意外性のあるストーリーと、王道 な血滾る展開。そのバランスこそ名作ロールプレイングゲーム。 いつも私が考えている事は、大体以上のような事だ。だから私は勇者が待ち遠しい。早く死んでくれねえか な。
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
524 :王様の生活(お題:焦らしプレイ)2/2 ◆LBPyCcG946 []:2008/06/04(水) 07:44:17.31 ID:nN9trvrQ0 - 次に私は、勇者が旅立って行った日の事を思い出す。小銭とぼろい剣を渡して、「さあ、魔王を倒すのだ」
と掛け声だけは立派に、怪物がうようよとうろつく外に放り出す。なんと鬼畜な王だろう、と民に後ろ指を指 される事も無い。民の出来る事といえば、「ここは○○の街だよ!」「武器と防具は装備しないと意味がない ぜ」という台詞を呟く事くらいなのだ。いてもいなくてもいい存在、悲しい奴らだ。 それに比べれば私はまだ幸せな方だろう。王様という人間の世界での最高位を与えられ、なおかつ勇者の冒 険の助けにも一役かっている。贅沢を言うならば、○○王などと呼んでいただけたらありがたかったが、そこ は神、つまりシナリオライターの領分であり、ゲームに登場するキャラクターの力及ぶ所ではないだろう。 さて、そろそろ日が沈む。今日は結局、勇者達は来なかった。まあ平和であるのも良いだろう。背伸びを一 つ、欠伸も一つ。 と、その時。階段を登ってくる足音が四人分聞こえた。間違いなく勇者達だ。私は急いで椅子に座りなおし、 何か考え事をしているフリを始めた。やがて階段から顔を覗かせたのは、やはり勇者だった。レベルはもう5 0を超えたみたいだ。パーティは格闘家、僧侶、魔法使い。普通のチョイスだ。 「よく来た勇者よ」 自分の意思とは無関係に、あらかじめインプットされた台詞を喋る。すると勇者はこう言った。 「王様、まさかお前が本当の魔王だったとはな」 え? 全く初耳だった。 「何を言う。勇者よ、気は確かか?」 「これを見ろ」 勇者が取り出したのは、黄金に輝く宝玉。何かの証拠なのだろうが、そのイベントをこちらは知らないので 全く意味がわからない。が、 「なんだと、それを見つけるとは……バレてしまっては仕方ない」 自分で自分の台詞に驚く。なんてこった。私の体が段々と、異様な怪物に変化していく。 「本性を現したな、さあ、勝負だ」 「フハハハハ、かかってこい」 場面が転換し、バトルスタート。なんという現実。私は勇者を倒そうと、必死に反抗を試みる。前言を撤回 させてもらおう。このゲームのシナリオライターは神でもなんでもない大馬鹿者だ。きっとテレビの前のプレ イヤーも、さぞ困惑している事だろう。今、たった一つ言える事はこうだ。 勇者、早く死なねえかな。 終
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
525 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 07:44:35.43 ID:nN9trvrQ0 - 次のお題くれ↓
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
527 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 07:52:34.51 ID:nN9trvrQ0 - >>526
承知 え、ありがとうございます。
|
- ハルヒ「このエロキョン!////」
112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 08:16:41.95 ID:nN9trvrQ0 - キョン「長門ー、オムライスのライスの部分をアンコで作るとどうなるんだ?」
長門「…オムアンk…ッ!?…オ、オム…アンコ…///」 キョン「なんだよー、繋げて言えってー」 ガラッ ハルヒ「やっほー!皆居るー!?」 キョン「よう、ハルヒ、ちょっと質問なんだが、オムライスのライスの部分をアンコで作るとどうなるんだ?」 ハルヒ「オムァンコッ!!!!!!」
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
534 : ◆LBPyCcG946 []:2008/06/04(水) 08:35:36.00 ID:nN9trvrQ0 - んじゃ、木曜の夜に発表します
|
- バイトの女レイヤーが次回のコスプレを決めかねてるようです
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 09:12:55.30 ID:nN9trvrQ0 - ハガレンのエド
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
536 :葬儀(お題:ノリノリ)0/2 ◆LBPyCcG946 []:2008/06/04(水) 09:14:04.82 ID:nN9trvrQ0 - 通常作投下
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
537 :葬儀(お題:ノリノリ)1/2 ◆LBPyCcG946 []:2008/06/04(水) 09:14:16.41 ID:nN9trvrQ0 - 葬儀は厳粛に進んでいる。厳格な父らしいといえばらしい、そんな葬儀だ。
父の最後を看取った後、母は涙を流さず、淡々と葬儀の準備を進めていた。俺も一人暮らしの家から実家に 帰ってきて、母の手伝いをした。葬儀屋と値段の相談をし、喪服を用意した日の夜、どうしても寝付けなくて 起きると、襖の隙間から父の書斎ですすり泣く母の背中を見た。俺は足音を立てずに自分の部屋に戻り、布団 を頭から被った。父は俺にとって、あまりも遠く大きい存在だった。 思い出す何十年前かの夜、父が家にいる時、我が家の雰囲気は重苦しい物だった。食事をしている時テレビ を見る事も許されず、古風な家庭の取り決めを守り続ける父は、まだ子供だった俺の目には恐ろしい怪物のよ うに写った。悪い事をすればゲンコツをもらい、滅多に怒鳴る事などはないが、母を嗜める口調には静かな怒 りが帯びる。そんなふと見える父の表情に、俺は心底恐怖したものだ。 良い思い出もある。あれは学校で喧嘩をした時の事だ。母の切ってくれた髪形を馬鹿にされ、それに怒って 友達と殴り合いになった。今思えば、小さな理由だしどうでもいい事だが、当時の俺には耐えられない恥だっ たのだろう。 先生に怒られ、職員室で座っていた時、迎えに来たのは父だった。てっきり母が迎えにきてくれるものだろ うと思っていた俺は驚き、真っ先に怒鳴られると予感したが、意外にも父は先生に一礼をし、俺の手を引っ張 って職員室を出た。終始無言で、他の人を圧倒するその顔に、職員室中の先生がビビっていたのをよく覚えて いる。 その帰り道、父は大きな手で俺の頭をなでた。2,3発殴られる覚悟をしていた俺は心底ほっとした。 母が弔辞を述べている。夜に見せた泣き姿とは全く別の、毅然とした態度だった。俺は父と母の出会いに想 像をめぐらせる。きっと母は、父と出会う前は普通の女の人だったのだろう。前に一度だけ高校時代のアルバ ムを見せてもらった時、そう確信した。 父の方のアルバムも見た事がある。今、葬儀の参列者に向けている写真と、全く同じ仏頂面だった。そんな 父に影響され、あるいは教育されて今、母はどうにかその殻を保っているのだろう。そんな事を考えると、胸 から熱い物が込み上げてきた。 参列者達はほとんど、父の部下だった人たちだ。会社ではそれなりの地位まで上り詰めた父。働いている姿 を直接見た事はないが、この粛々とした雰囲気を感じ取れば容易に想像できる。きっと家庭と変わらず、背筋 を伸ばして仕事をしていたのだろう。 俺は前に進み出て、父の入った棺おけの小さな蓋を開けた。そこにはやせ細った父の顔があり、脳裏に焼き ついたあのゴツゴツとした岩のような面影は、すっかりと無くなっていた。
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
538 :葬儀(お題:ノリノリ)2/2 ◆LBPyCcG946 []:2008/06/04(水) 09:14:35.12 ID:nN9trvrQ0 - 「リリッキュア♪ リリッキュア♪」
そんな声が父の書斎から聞こえたのは、俺がまだ実家に住んでいて、大学生だった頃。大学をずる休みして、 自分の部屋でぼーっとしていた時の事だ。その日、父は有給を取って休んでいて、母は友人達と買い物に出か けていた。家には父と俺しかおらず、おそらく父は俺の存在に気づいていなかっただろう。 俺は忍び足で父の書斎へと近づき、そっとドアを開いて中の様子を伺った。 あの厳格な父が、ノリノリで踊っている……。小さなテレビには恐らく録画したであろう子供向けテレビ番 組。「2人はリリキュアMAX HEAT」が流されており、父の手には変身用ステッキと思わしきおもちゃが握られ ていた。オープニングを全力で歌い切った後、画面の中で恐ろしげな怪物と戦うかわいらしい少女達を、ステ ッキを振り回しながら必死に応援する父。俺はそんな見た事もない父の姿に、唖然としながらも釘付けになっ ていた。 20分後、アニメが終わり、ふいに後ろを振り向いた父と俺の目が合った。 そんな衝撃的な事件があったおかげで、俺は今までバイトもせず、金に困らず悠々自適に一人暮らしで生き てこれた。父には感謝しているし、あのアニメにも感謝している。 父が死の間際、そっと俺に言伝をした。 「……すまないが、例のアニメ関係の一式を全部捨てておいてくれないか。母さんにはバレないように」 俺は頷き、父の手をぎゅっと握った。父は俺のその態度にすっかり安心し、その言葉は、父と俺が交わした 最後の言葉となった。 あの夜、母が父の書斎で泣いていたのは、俺がすっかり処分を忘れていたからだ。 そりゃそうだろう。あんな厳しくて頼れる父が、こんな子供向けのアニメにうつつを抜かしていたとあって は、100年の恋も冷めるというものだ。呆れて涙が出るのも頷ける。 出棺の際、俺はリリキュアの一番新しいDVDを父の棺おけにそっと入れた。父の元部下達が驚いていたの で、「趣味だったんです……」と鎮痛な面持ちで言うと、部下の一人が盛大に噴き出した。 父の棺おけに入れた一番新しいDVDは、俺が布教用に買っておいた物だ。遺伝子と言う物は、随分強い物 らしい。だが俺は決して父と同じ間違いを犯さないだろう。死ぬ直前となれば、這いつくばってでも病院を脱 出し、全てのグッズをこの手で燃やしてやる。そんな覚悟を決めた葬儀だった。 終
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
539 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 09:14:53.72 ID:nN9trvrQ0 - 次のお題をもらおうかー↓
|
- ハルヒ「このエロキョン!////」
116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 09:19:30.26 ID:nN9trvrQ0 - キョン「長門ー、ヤッターマンコーヒーライターって言ってみてくれ」
長門「…ヤッターマンk…ッ!?…ヤ、ヤッターマン…コーヒー…ライター…///」 キョン「なんだよー、繋げて言えってー」 ガラッ ハルヒ「やっほー!皆居るー!?」 キョン「よう、ハルヒ、ヤッターマンコーヒーライターって言ってみてくれ」 ハルヒ「やったーッ!!!マンコ開いたーッッッ!!!!」
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
541 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 09:22:04.01 ID:nN9trvrQ0 - >>540
承知
|
- 妹がイフリート召喚できるようになった
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 09:24:09.13 ID:nN9trvrQ0 - これで晴れて妹もSeeDだな
|
- ハルヒ「このエロキョン!////」
119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 10:01:04.42 ID:nN9trvrQ0 - キョン「長門ー、これなんて読むんだ?」
『奥四万湖』 長門「…おくしまんk…ッ!?…お、おくしまこ…///」 キョン「なんだー?最初なんて言おうとしたんだー?」 ガラッ ハルヒ「やっほー!皆居るー!?」 キョン「よう、ハルヒ、これなんて読むんだ?」 ハルヒ「おくちまんこッ!!!!!」
|
- 会社辞めて時間できたしゲーム作りたい
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 10:32:42.88 ID:nN9trvrQ0 - なんのゲームを作りたいのか
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
543 :つまみ(お題:スピード)0/2[]:2008/06/04(水) 10:39:19.03 ID:nN9trvrQ0 - 通常作投下
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
544 :つまみ(お題:スピード)1/2 ◆LBPyCcG946 []:2008/06/04(水) 10:39:42.88 ID:nN9trvrQ0 - 朝起きて、目が覚めて、洗面所の鏡の前で欠伸をした後、自分のおでこにくっついた変な物に気づいた。
つまみが3つある。親指くらいの幅の、プラスチックで出来たようなつまみだ。それぞれ両端に目盛りのよ うな物があり、いかにも「捻ってくれ」という感じのつまみだった。つまみは3つとも真ん中に揃っており、 右にも左にも回せそうだった。 私はそれをつまみ、引っ張って剥がそうとしたものの、剥がれそうにない。寝ている間に誰かにくっつけら れたのだろうか。そんな馬鹿な泥棒、いるはずがない。かといって、到底自分の体の中から出てきたパーツだ とも思えない、歯や爪のような質感ではなく、完全にプラスチックなのだから。 おそるおそる、鏡に映った一番右のつまみを右にひねった。すると、鏡に映る私の髪がみるみる伸びていっ た。恐ろしくなってつまみをすぐ元に戻し、手を見ると爪も伸びている。年老いた、という程の物ではないが 、私の時間が凄いスピードで進んだ事はかろうじて理解できる。めいっぱいつまみを右にして放っておいたら どうなる事かと、考えただけで寒気がした。 逆側につまみを回してみたらどうだろう? 若くなるのだろうか。もしくはまた老化するのだろうか。私は 少し悩んだ挙句、結局回してみることにした。ちょっとだけ回してみて、すぐに髪が伸びたりしたら急いで戻 せばいい。 つまみをゆっくりと逆に回していくと、意外な事に何も起きなかった。髪が元に戻るような事もなければ、 肌が若々しく変化していくという事もない。鏡に写る私はいたって普通に、首をかしげていた。色々と考えた 挙句、一つの結論に辿りついた。 これはあくまでも老化のスピードを調整するつまみなのだ。目盛りが真ん中に合っている時は、通常の老化 スピードで、右に回した時は早く、逆に左に回した時は遅くなるのではないか。これなら何の変化も起きない のも納得できる。 だったら、このつまみはなるべく左に回した方が良いだろう。誰だって老化は遅い方がいい。 次に私は、真ん中のつまみに手をかけた。少々恐ろしくもあったが、試してみなければ何が起こるのかわか らない。まず右に回してみる。 見た目には何の変化も起きなかった。だが、明らかに鏡に映る私の動きは変わっていた。凄まじく速い動き になっている。試しに腕を上げ下げしてみると、強い風が起きた。きっとこの速さで野球のボールを投げれば、 怪物松坂を越えるピッチャーになれる事だろう。鏡の前で高速ラジオ体操をしながら確信を得た。真ん中のつ まみは、体の動くスピード調節用のつまみだ。 反対に、逆方向につまみを回してみた。すると予想通り、自分の動きが緩慢になった。自分でもイライラす る程にゆっくりと、体のスピードが遅くなっている。このつまみは、左に回す意味が無い。少しだけ右に回し ておくのがベストだろう。人より早く動ければ、色々と便利だからだ。
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
545 :つまみ(お題:スピード)2/2 ◆LBPyCcG946 []:2008/06/04(水) 10:40:04.77 ID:nN9trvrQ0 - 最後に、一番左のつまみを回す。まずは右方向にゆっくりと。しかし、鏡に映った自分の見た目に変化は起
きない。一番右の目盛りまで、徐々に回していく。 スピードとつまみについて考える。トランプのスピードが強くなるつまみ。それなら真ん中で十分だ。食べ 物を消化するスピードが早くなるつまみ。腹は減ってない。成長するスピードのつまみ。1つ目のつまみと変 わらない。喋るスピードのつまみ。「赤巻紙黄巻紙青巻紙」変わってない。字を読むスピード。変わってない。 絵を描く。変わらず。 つまみを元に戻しながら、私は考えた。一体何のスピードが変化するつまみなのだろうか。今度は逆方向に 回してみよう。 見た目はまたも変わらない。私はつまみから手を離し、後ろに2、3歩離れてみる。何の変化も起きず、途 方に暮れる。つまみをも〜うすこ〜し回してみても、な〜にも変わらない。首をひね〜ってう〜ん、と考えて み〜るもわからな〜い。さ〜い〜だ〜い〜ま〜で、つ〜ま〜み〜をま〜わ〜し〜て〜み〜た〜が、い〜じょ〜 うなこ〜と〜は、な〜にもお〜き〜ず、わ〜た〜し〜は〜つ〜ま〜み〜を〜も〜と〜にも〜どした。 一番左のつまみは、一体何のスピードが変化するつまみなのか。その答えを得られないまま、私は朝の支度 を済ませて、家を出た。 終
|
- 会社辞めて時間できたしゲーム作りたい
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 10:46:18.85 ID:nN9trvrQ0 - シミュレーションにしよう
武器持った幼女描いてくれ 武器化する幼女でもいいぞ 体の一部が武器の幼女でもいいぞ
|
- 会社辞めて時間できたしゲーム作りたい
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 11:07:59.01 ID:nN9trvrQ0 - スーパー童話大戦 幼女Ver
作ってくれ
|
- 会社辞めて時間できたしゲーム作りたい
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 11:35:49.84 ID:nN9trvrQ0 - 【かぐや姫】
HP3800 NE150 防御:1000 速度:95 移動力:5 仏の御石の鉢 P 1800 1〜4 10/10 - 蓬莱の玉の枝 2300 2〜6 6/6 - 燕の子安貝 P 1〜3 2800 - 30 火鼠の裘 P 3000 1〜1 - 60 120 龍の首の珠 3800 1〜7 3/3 130 サテライトキャノン 5400 1〜9 1/1 - 140
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
548 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 11:43:30.51 ID:nN9trvrQ0 - お題くれ〜↓
|
- ここだけ太平洋戦争中のVIP
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 11:43:47.47 ID:nN9trvrQ0 - 俺、この戦争が終わったら結婚するんだ…(444)
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
551 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 11:49:47.11 ID:nN9trvrQ0 - >>550
承知 解答
|
- 会社辞めて時間できたしゲーム作りたい
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 11:50:20.38 ID:nN9trvrQ0 - つSRC
|
- 会社辞めて時間できたしゲーム作りたい
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 13:28:36.12 ID:nN9trvrQ0 - まずは目で殺すんだ
|
- 朝倉涼子さん!
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 13:41:51.99 ID:nN9trvrQ0 - 朝倉「もきゅ?」
モエモエ「か、かわいー!…そ、そうだ!この子ひげ部のペットにしませんか?」 マサル「…そんなに青くて立派なヒゲ様をそんな額のわけわからんとこにムダ生やしするような奴はいらん!!」
|
- マクドナ高すぎてワロチンコwwwwwwwwww
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 13:43:56.74 ID:nN9trvrQ0 - 元値が6円なんだっけか?
|
- ハルヒ「このエロキョン!////」
130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 13:48:04.75 ID:nN9trvrQ0 - キョン「長門ー、ちょっとこのゲームのタイトル読んでくれ」
ttp://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d383917.jpg 長門「…セクロs…ッ!?…セ、セク…ロ…ス…」 キョン「なんだよー、繋げて言えってー」 ガラッ ハルヒ「やっほー!皆居るー!?」 キョン「よう、ハルヒ、ちょっとこのゲームのタイトル読んでくれ」 ハルヒ「セックスッッッ!!!!!!」
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
573 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 14:03:45.54 ID:nN9trvrQ0 - >>569
感想サンクス 2個目は誤字あるしね、反省してる 最後のつまみの右側は、もうちょっとアイデアを並べようかどうか迷った所だった ここであんまり長い事やると、早い感じが出ないかもなぁとか懸念した 確かに句点抜くと良い感じになるね
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
574 :非有害文章(お題:よもすがら)0/2 ◆LBPyCcG946 []:2008/06/04(水) 14:05:39.78 ID:nN9trvrQ0 - 通常作投下
やりたい事を勝手にやった。後悔はしていない
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
575 :非有害文章(お題:よもすがら)1/2 ◆LBPyCcG946 []:2008/06/04(水) 14:05:54.16 ID:nN9trvrQ0 - 「ひっ……やめて……」
弱々しくそう言う少女(この場合、「少女」とは彼女の名前であり、若い年齢を指す「少女」という単語と は何の関係もありません)が、怯えた目で男を見ている。 「お嬢ちゃん(この作品に登場する人物は全て18歳以上です)、泣き叫んでも無駄だぜ。ここは防音されて るし、周りには家なんか1軒も立っていないからな」 少女は下校中、男に拉致(スカウトの意)され、この薄暗い部屋に監禁(舞台設定において、監禁は一時的 なブームであり、普通の行為)されていた。外はもう夜になっており、どうやら睡眠薬のような物(バファリ ン)で眠らされていた(少女も同意の上)ようだ。 「ミカちゃん……助けてぇ」 呟く少女。男は卑下た笑いを浮かべながら、 「ミカちゃん? ああ、あの青いランドセルを背負ってた(この「ミカちゃん」とはランドセルを背負って出 勤するOLという設定です。小学生であるという根拠を示す言葉ではございません)ショートの子か?」 「まさか……ミカちゃ」 少女の口をガムテープで塞ぎ(少女はガムテープが好物)、男はにやにやと続ける。 「そのまさか、さ。おじさんはねぇ、子供(少女、ミカちゃんと比較した時、男との年齢差を考慮した上での 「子供」という意味)にいやらしい事(ドッキリパーティーなどの、人によっては不快感を感じる事を指す) をするのが大好きなのさ」 もがもがと口を動かしながら、必死に(格差社会に対する)抵抗を試みる少女。しかし後ろの手をガムテー プで縛られている上(少女はガムテープが好物)、子供(この場合、比喩表現としての「子供」であり、実年 齢はあくまでも18歳以上)のような力では、火に油を注ぐような物だった。 「さあ、そろそろ(実験を)始めようか……」 男は少女にそっと近寄り、制服(一部、私立の小学校では、制服が導入されていると聞きますが、そういっ た理由での制服ではなく、少女の勤めている会社の制服)を一枚づつ脱がして(実験を行う為)いった。 少女のまだ小さな乳房(少女は放射脳汚染による影響で、突然変異で生まれたミュータントの一人であり、 女性の乳房によく似た器官を腹部の辺りに持っています。この場合の乳房とは、その謎の器官の通称)が露に なり、男はそれを見て荒い息をたてる。 「おじさん、もう我慢できなくなっちゃったよ(この社会に)」 男はズボンを脱ぐ(2枚着ている)と、いきり立った怪物のようなモノ(物品。おもちゃの類)を少女の前 に突き出した。
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
576 :非有害文章(お題:よもすがら)2/2 ◆LBPyCcG946 []:2008/06/04(水) 14:06:10.89 ID:nN9trvrQ0 - 「ほら、(他の製品と比較した場合)大きいだろ? もしかして、見るのは初めてかなぁ?」
少女は目をつぶり、その汚ないモノ(泥だらけだった)を見ないようにした。少女の出来る範囲で最大の、 (政治的)抵抗だった。 「駄目だよ〜? ちゃんと見なきゃ、これから君の中(精神的な意味での中。胸中という解釈)に入って行く (心理分析を開始する。という意味の言い回し)んだからねぇ……」 男は少女のスカートをゆっくりと脱がしていった(ミュータントを対象にした実験を行う為であり、断じて 性行為を行う為ではない)。少女の真っ白なパンツ(これもミュータント特有の器官。この作品は、SFであ る)が、男の目に飛び込んできて、男はますます自らのモノ(消しゴム)をそそり立たせる。 興奮しきった男は少女のパンツを取り払い(着脱可能な部位であるため、このような事が可能)、少女の股 間へと顔を埋めた(この時男がつまづいて、倒れこむ形で偶然そういう形になった。決して他意はなく、性的 なニュアンスを含まない)。 少女の目にうっすらと涙が浮かび(決して嫌がっている訳ではなく、この実験の結果得られる報酬を想定し た時のうれし涙)、男は恍惚とした表情(科学者としての喜びによる)になる。 こうして、夜は更けて(その間、少女と男の間には男女としての関係は何もなく、いたって健全かつ科学的 な実験が行われた。無論、少女の全面的同意に基づいての進行)いった。 終
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
577 : ◆LBPyCcG946 []:2008/06/04(水) 14:11:24.29 ID:nN9trvrQ0 - 以上
ヒントは漢字2文字だな 木曜の夜にもちゃんと発表するから気にしないでも良いけどね
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
580 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 14:16:31.69 ID:nN9trvrQ0 - >>578
そっちの方がうまいなw >>579 行事 あと作風、オチ、登場人物とかそういうのは一切関係ないよ あくまでキーワード
|
- 会社辞めて時間できたしゲーム作りたい
109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 14:21:09.94 ID:nN9trvrQ0 - 赤ずきん「…お、おばあ…さん…?…ど、どうして…おっきくなってるの…?」
狼「…それはね、お前を食べるためだよ」
|
- 会社辞めて時間できたしゲーム作りたい
116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 14:27:53.89 ID:nN9trvrQ0 - >>115
つテストプレイor保守
|
- MtGのカードバランス壊れすぎワロタwwwwwwwwww
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 14:30:57.99 ID:nN9trvrQ0 - 神話レアとかwwwwwwwwwww
|
- 会社辞めて時間できたしゲーム作りたい
134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 14:42:12.67 ID:nN9trvrQ0 - そういやサンデーに童話をモチーフにした連載あったよな
|
- 文才、小説、あの夏の夜の夢
586 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 14:58:55.34 ID:nN9trvrQ0 - 企業
|
- 会社辞めて時間できたしゲーム作りたい
167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 14:59:32.41 ID:nN9trvrQ0 - >>160
主人公「…な、なんてこった…この世界は…そういうことだったのか…!!」 ナレーター「…どうやら彼もまた、不思議の世界に迷い込んでしまった人たちの一人だったようです」
|
- ハルヒ「このエロキョン!////」
150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 15:01:49.09 ID:nN9trvrQ0 - そして子供になるんですね、わかります
|