- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
314 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 00:01:55.72 ID:EvUjNZq+0 - 翠星石「きゃぁっ」
翠星石は思い切り地面へと叩き落される。 雪華綺晶「これで……おしまい」 鋏を構えて翠星石のところまで全力で飛ぶ。 翠星石「いや……」 当たれば突き刺さり砕けるであろうほどの速さで雪華綺晶は飛ぶ。 翠星石(ジュン、のり、金糸雀。ごめんなさいです……) 金糸雀「攻撃のワルツ!」
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
318 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 00:04:05.65 ID:EvUjNZq+0 - 衝撃波が雪華綺晶に直撃する。
翠星石に当たる寸前。まさに間一髪だった。 金糸雀「間に合ったかしら」 翠星石「金糸雀!」 金糸雀「大丈夫かしら翠星石。助けにきたわ」 翠星石「ありがとうです金糸雀」 金糸雀「さっきのでだいぶダメージを受けてるでしょ? 下がっててかしら」 翠星石「大丈夫ですぅ」 翠星石は立ち上がるがその表情は辛そうだ。
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 00:06:37.96 ID:EvUjNZq+0 - 金糸雀「いいから下がってて」
翠星石「でもっ」 金糸雀「あなたはカナが守ってあげるわ」 翠星石「金糸雀……?」 金糸雀「真紅と約束したの」 金糸雀「私は第2ドール金糸雀。あなたのお姉さん」 金糸雀「姉としてあなたを守るって。だから任せてほしいかしら」 翠星石「……しかたねーです。好意に甘えて翠星石はちょっと休んでるです」 金糸雀「おりこうね翠星石」
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
323 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 00:09:04.29 ID:EvUjNZq+0 - 吹き飛ばされた雪華綺晶が戻ってくる。
雪華綺晶「あなたの技……風かしら。……やっかいね」 金糸雀「翠星石には手はださせないかしら」 雪華綺晶「ふふ……。守りきれるかしらね……」 金糸雀「それで、あなたは結局何者かしら?」 雪華綺晶「私は第7ドール雪華綺晶……」 金糸雀「どうして蒼星石の姿をしているかは知らないけれど」 金糸雀「妹に負けるわけにはいかないかしら」 金糸雀はヴァイオリンを構える。
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
324 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 00:11:30.18 ID:EvUjNZq+0 - 金糸雀「さぁ、かかってくるかしら」
雪華綺晶は物凄い速さで飛ぶ。 フィールド内を縦横無尽の飛び回り、狙いをつけさせないようにしながら距離を詰める。 金糸雀「沈黙のレクイエム」 金糸雀の周りに強い風が吹く。 雪華綺晶を狙うのではなく、自らの壁のように放出するため、 本人を狙わずとも動きを抑えることに成功していた。 雪華綺晶「こんなもの……」 しかし、雪華綺晶は止まらない。
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
327 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 00:14:16.27 ID:EvUjNZq+0 - 金糸雀「クレッシェンド!」
風の勢いがさらに強くなる。 雪華綺晶「近寄れない……」 金糸雀「守ってばかりってわけにもいかないかしら」 金糸雀「終わりのないカノン!」 音符の形をした衝撃波が動きの鈍った雪華綺晶を襲う。 雪華綺晶「くぅっ」 間一髪で避ける。 雪華綺晶「相性が悪い……」 雪華綺晶「でも……弱点はわかった……」
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
328 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 00:16:48.36 ID:EvUjNZq+0 - 金糸雀の猛攻は続く。
雪華綺晶はひたすら避け続ける。 蒼星石の身体を使い、蒼星石と同じ戦闘スタイルで戦っているせいで 遠距離攻撃がメインの金糸雀との相性は悪かった。 突如雪華綺晶は動きを止める。 そして鋏の刃を開き、自らの首にあてる。 翠星石「やめるですぅっ」 金糸雀「どういうことかしら?」 翠星石「あれは……正真正銘蒼星石の身体なのです」 金糸雀「えっ!?」
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
331 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 00:18:55.74 ID:EvUjNZq+0 - 翠星石「蒼星石は誰かに倒されて……空になった身体に雪華綺晶が入ってるのです」
金糸雀「そんな……」 金糸雀は攻撃の手を止める。 金糸雀「蒼星石の魂はどうなったの?」 翠星石「……どこか遠くへ……いってしまったです」 金糸雀「蒼星石……」 雪華綺晶「ふふ……」 突如茨がヴァイオリンめげてて伸びてくる。 金糸雀「しまった……っ」 茨はヴァイオリンに絡みつき、棘のせいで弦が全て切れてしまった。
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
334 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 00:22:41.65 ID:EvUjNZq+0 - 雪華綺晶「これであなたは攻撃手段を失った……」
金糸雀「卑怯……者っ」 雪華綺晶「さぁ……続けましょう……」 雪華綺晶が鋏をもって接近してくる。 金糸雀はヴァイオリンを手放し、弓を構える。 雪華綺晶「そんなもので」 鋏を一閃。弓で防御。 バキッ 金糸雀「ああっ」 翠星石「金糸雀ーっ」
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
336 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 00:25:22.74 ID:EvUjNZq+0 - 翠星石が木の枝を2本、雪華綺晶に向けて伸ばす。
翠星石の顔に苦痛の表情が浮かぶ。今の彼女にはそれが限界のようだ。 雪華綺晶「こざかしい……」 しかしそれをなんなく鋏で切断する。そして鋏での一撃。 金糸雀「ぐぅっ」 思い切り吹き飛ぶ金糸雀。 金糸雀「いいの……貰っちゃったかしら」 翠星石は金糸雀のもとに駆け寄る。
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
339 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 00:27:35.70 ID:EvUjNZq+0 - 金糸雀「大丈夫よ翠星石……」
金糸雀は胴を押さえながらも立ち上がる。 金糸雀「守らなきゃ……」 金糸雀「蒼星石は守れなかったけど」 金糸雀「平穏と……翠星石は……絶対に守ってみせるかしら」 翠星石「無理するんじゃねーです金糸雀。翠星石に任せて休むですっ」 金糸雀「あなただってまだダメージが残ってるでしょう? カナが守るから……」 雪華綺晶「2人まとまってて都合がいい……。まとめてとどめをさしてあげる……」
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- 真紅「これはビデオなのだわ」
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 00:28:16.35 ID:EvUjNZq+0 - マダー?
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
341 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 00:29:39.20 ID:EvUjNZq+0 - 翠星石と金糸雀の身体に茨が巻きつく。
雪華綺晶「ふふふ……」 雪華綺晶の不適な笑み。 鋏の刃を開き、2人のところへと歩み寄る。 雪華綺晶「これで……おしまい」 翠星石(こんなところで……ジュンッ……) その時、黒い嵐が雪華綺晶を襲う。 雪華綺晶「こ、これは……くぅっ」 雪華綺晶に嵐は直撃。大きなダメージを与える。 ???「なぁに? 面白そうなことしてこの私だけ仲間はずれだなんて」 上空から黒い人影が大きな羽を羽ばたかせながら現れる。 ???「不快ねぇ。ジャンクにしてほしいのかしら」 ――黒衣の天使が、舞い降りた。
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- 真紅「これはビデオなのだわ」
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 00:30:51.15 ID:EvUjNZq+0 - じ・・・ごく・・・?
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- 一行で吹いたら死亡
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 00:32:38.72 ID:EvUjNZq+0 - 今日の給食マタドガスだったんだけど
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
344 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 00:33:37.45 ID:EvUjNZq+0 - 今日の投下はこれで終わりです
なんか厨二テイストな話になったきがしないでもない ちなみに今作の主役はもちろん銀ちゃん
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
353 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 00:38:41.23 ID:EvUjNZq+0 - 次の投下はまた今日と同じくらいの時間にします
次回で終了です 保守お願いします
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
409 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 17:25:31.06 ID:EvUjNZq+0 - 保守してくれている人達ありがとう
今日は21時から投下します
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- 暇だからFFT−Aやる
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 17:54:42.85 ID:EvUjNZq+0 - 隠しキャラとりそこねてからやってないな
アサシンの即死技の命中率がやけに高かった事を覚えてる
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- 暇だからFFT−Aやる
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 18:27:52.95 ID:EvUjNZq+0 - そういや隠しキャラでアルテマ系の技もってる弓使いがいたよな
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- ジョジョのスタンドの名前が邦楽になったらダサい
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 18:32:23.27 ID:EvUjNZq+0 - 俺のスタンドSIAM SHAEは影の中を移動できるッ!
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- ジョジョのスタンドの名前が邦楽になったらダサい
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 18:33:02.78 ID:EvUjNZq+0 - >>46
ミスった SIAM SHADEだ
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- 脳 内 に 音 楽 が 流 れ た ら 負 け
127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 18:37:11.91 ID:EvUjNZq+0 - まけないこと
なげださないこと にげださないこと しんじぬくこと
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- ジョジョのスタンドの名前が邦楽になったらダサい
165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 18:57:35.53 ID:EvUjNZq+0 - >>156
普通にいける ほんとに出て欲しいくらい
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- 「デスタムーア」よりセンスの良い名前の敵キャラ挙げてみろよ
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 19:24:19.71 ID:EvUjNZq+0 - アーモデュラハン
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- 暇だからFFT−Aやる
126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 19:37:56.77 ID:EvUjNZq+0 - まだ序盤なのになw
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- 真紅「これはビデオなのだわ」
169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 20:06:42.63 ID:EvUjNZq+0 - よっしゃwktk
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
432 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:04:27.76 ID:EvUjNZq+0 - 投下します
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
433 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:04:40.03 ID:EvUjNZq+0 - 翠・金「水銀燈っ!」
水銀燈「なぁにあなた達。そんなみっともない格好して」 水銀燈は羽を数本飛ばし、2人を縛っていた茨を切る。 金糸雀「ありがとうかしら」 翠星石「まさか水銀燈に助けてもらえるとは思わなかったです」 水銀燈「助ける? 勘違いしないでちょうだい」 水銀燈「私は面白そうな遊びに混ざりにきただけよ」 水銀燈「スリルがあって楽しそうじゃなぁい」 そういって水銀燈は雪華綺晶を睨みつける。
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
435 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:07:32.08 ID:EvUjNZq+0 - 雪華綺晶「まさかあそこから脱出するなんて……」
悔しそうな表情の雪華綺晶。 水銀燈「あなた、この私をなめすぎじゃなぁい?」 水銀燈「私は薔薇乙女第1ドール水銀燈よぉ。あんな水晶の壁、どうってことないわ」 雪華綺晶「さすがは黒薔薇のお姉さま……。予想以上ね」 水銀燈「さてと。それじゃあ今朝の続きとでもいこうかしらぁ」 黒い羽を広げ、それらを飛ばす。 それはまさに全てを巻き込む漆黒の嵐。 翠星石「くぅ……すごい威力ですぅ」
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
436 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:11:16.03 ID:EvUjNZq+0 - 水銀燈「ほらほらほらぁ」
雪華綺晶「くぅ……こざかしい」 雪華綺晶はそれらを必死に避け続ける。 紙一重の攻防。 水銀燈「らちがあかないわねぇ」 水銀燈「もうちょっとペースあげるわよぉ」 さっき以上の勢いで羽が飛ばされる。 漆黒の嵐どころではない。荒れ狂う暴風羽とでもいうべきか。 雪華綺晶「うざい……」
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- 暇だからFFT−Aやる
147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:13:46.26 ID:EvUjNZq+0 - >>144
糞ワロタwwwwwwwww
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
441 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:15:14.31 ID:EvUjNZq+0 - 水銀燈「どうしたのかしらぁ? さっきから避けてばっかりねぇ」
余裕の表情の水銀燈。 雪華綺晶「この程度……猿でも避けれる」 水銀燈「言うじゃなぁい」 雪華綺晶は強気な発言をするが、鋏で防がなければならないほどに追い詰められていた。 しかし、雪華綺晶は決して焦ってはいなかった。 雪華綺晶「そんなに力を使いすぎていいの……?」 前に雪華綺晶と水銀燈が戦った時、 水銀燈はマスターであるめぐの力を使いすぎて 病弱な彼女を追い詰めてしまっていた。 >>439 ジュンかっけえ。thx
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- FFTが面白すぎて徹夜してしまった
281 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:16:36.16 ID:EvUjNZq+0 - FFTとTAじゃだいぶ違う?
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
444 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:18:32.40 ID:EvUjNZq+0 - 雪華綺晶はそのことに気付いていた。
だから長期戦に持ち込めば水銀燈も力を使えないとふんでいた。 しかし、 水銀燈「力? ふふふ。残念ねぇ」 攻撃の勢いは止まらない。 雪華綺晶「っ!?」 水銀燈「今の私には溢れるくらいの力があるわぁ」 雪華綺晶「どういうこと……?」 ???「こういうことだよ」 また1人、この戦いの場に何者かが現れる。 雪華綺晶「なぜお前が……!?」
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- 私は水銀燈。闇を纏わされ逆十字を標された薔薇乙女最凶のドール
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:19:57.56 ID:EvUjNZq+0 - >>19
いや、もう俺のだけど
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- FFTが面白すぎて徹夜してしまった
285 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:21:17.97 ID:EvUjNZq+0 - >>282
TAはやったことあるんだ。ロウ違反でステダウンはきつかった FFTはやったことないもんで けっこうシステムとか違うもんなの?
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
445 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:21:32.35 ID:EvUjNZq+0 - 翠星石「……い、いままでどこにいたですかチビ」
翠星石は涙を流しながらその人物の方を見る。 金糸雀「いなくなってたんじゃなかったかしら……?」 ???「僕だって戦える。この平穏を守るために」 翠星石「……ジュンッ!」 現れたのは翠星石のマスター、桜田ジュンだった。 彼の指輪が物凄い輝きを帯びている。 雪華綺晶「まさか……」 翠星石「どうして……指輪のサイズが大きく……?」
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- >>5の言葉を全力で流行らせなければいけないスレ
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:23:29.30 ID:EvUjNZq+0 - これはひどい
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
446 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:24:15.46 ID:EvUjNZq+0 - ジュンについている契約の指輪が、
真紅と契約していた頃と同じ大きさになっていた。 水銀燈「遅いじゃない。待ちくたびれちゃったわぁ」 水銀燈「マスター」 翠星石「どういうことです!?」 ジュン「簡単な話だよ。僕と水銀燈は契約をした。それだけさ」 水銀燈「もうめぐの心配もすることはないわぁ」 ジュン「ああ。好きなだけ使え水銀燈!」 雪華綺晶「どうして……こんなにもうまくいかない……」
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
448 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:27:31.86 ID:EvUjNZq+0 - ――時は戻り。
水銀燈「……ジュン、大事なお願いがあるわ」 ジュン「なんだ?」 水銀燈「私と、契約して頂戴」 ジュン「……よく聞こえなかった。もっかい」 水銀燈「私と、契約して頂戴」 ジュン「本気……か?」 水銀燈「ええ、本気よぉ」 ジュン「お前、ちゃんとマスターいるんだろ?」
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
449 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:30:28.87 ID:EvUjNZq+0 - 水銀燈「ええ。いるわよぉ」
ジュン「じゃあどうして?」 水銀燈「あなたには、きちんと話しておくべきね」 水銀燈「私のマスター、めぐは病気を患っているのよ」 ジュン「病気……?」 水銀燈「だから、私が力を使いすぎると、あの子の容態はいっきに悪くなってしまう」 ジュン「じゃあなんで契約なんかしたんだよ」 水銀燈「それが、あの子の願いだったの」
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- 暇だからFFT−Aやる
152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:31:37.70 ID:EvUjNZq+0 - マーシュオンリーで最初からとかは?
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
450 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:33:27.30 ID:EvUjNZq+0 - 水銀燈「まだ出会ったばかりの頃。あの子は死にたがっていたわ」
ジュン「死にたがる?」 水銀燈「自分は両親に見捨てられた。世界の誰も自分を必要としていない」 水銀燈「あの子はそう思っていたわ」 水銀燈「私が契約の話をした時、あの子はとても食いついたわ」 水銀燈「私の力を使って。誰かの為に死にたいから。彼女はそう言ったのよ」 ジュン「なんなんだよそれ」 水銀燈「私も同意して、契約をしたわ」
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- 暇だからFFT−Aやる
155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:36:31.79 ID:EvUjNZq+0 - ksk
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
451 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:36:56.08 ID:EvUjNZq+0 - 水銀燈「だけど、力を使うのはどうしても躊躇われたわ」
ジュン「どうして?」 水銀燈「いつのまにか……あの子と過ごす平穏が好きになっていたのよ」 水銀燈「まあそれも無意識でのことだったんだけれどね」 水銀燈「だからその気持ちに気付かずに、私は蒼星石と戦ってしまった……」 ジュン「水銀燈……」 水銀燈「最近、めぐにも大きな変化が現れたのよ」 ジュン「大きな変化?」 水銀燈「あの子は私に言ったの。死にたくないって」
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
452 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:41:04.45 ID:EvUjNZq+0 - 水銀燈「私と過ごす平穏が自分には必要だって」
水銀燈「そこまで言われて、私はあの子の力を使うなんで無理なのよ」 水銀燈「私も、めぐには死んで欲しくない」 水銀燈「けれど、私には戦う力が必要なのよ。めぐの望んだ平穏を守るために」 水銀燈「お願いジュン。私と契約して頂戴」 ジュン「……」 ジュンは水銀燈の意外な一面を見て言葉を失っていた。
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
453 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:44:40.23 ID:EvUjNZq+0 - 水銀燈「ちょっと、聞いてるのぉ?」
ジュン「……ん、ああごめん」 水銀燈「まったくもう」 ジュン「お前、いいやつじゃないか。見直したよ」 水銀燈「なっ……何言ってんのよ! ジャンクにされたいのっ?」 ジュン「ちょ、ジャンクは勘弁してくれ」 水銀燈「生意気いうからよまったく」 ジュン「契約すれば、ここからも脱出できるか?」 水銀燈「もちろんよぉ。私を誰だと思っているの?」
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- 翠星石「最近蒼星石の様子がおかしいですぅ」
454 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:49:46.38 ID:EvUjNZq+0 - ジュン「わかった。契約する」
水銀燈「お利口ね。じゃあ、ちょっと待ってなさい」 水銀燈は羽を広げる。 水銀燈(羽を一転集中させれば、水晶に小さな穴くらいは開けれるはず) 黒い羽を一転集中。槍のように水晶へと飛ばす。 そして水銀燈とジュンを遮る水晶に腕一本程度の穴が開いた。 水銀燈「この指輪をつけて……」 穴の中に手を伸ばし、指輪をジュンへと手渡す。
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- FFTが面白すぎて徹夜してしまった
287 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/06/04(水) 21:50:47.69 ID:EvUjNZq+0 - なるほど
買ってみようかな
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