- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
289 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 00:01:52.50 ID:d5XVOxi80 - みなみ「泉先輩は彼氏と別れたみたい」
ゆたか「やっぱりね、おねえちゃんの様子からして、都合の悪い記憶は消えてたみたいだし。 許せないよね、自分が今まで犯した罪を忘れるなんてさ」 みなみ「ゆたか……」 ゆたか「それはそうとさ、みなみちゃん、どこでその情報を?」 みなみ「え、いや、つかさ先輩から……教室で暴れてたみたいだったし」 ゆたか「嘘だよ、みなみちゃんはつかさ先輩とは最近全然会ってないよね それに、あの男はみんな腫れ物みたいに扱ってたからベラベラ喋る人だっていない」 みなみ「え?」 ゆたか「小神組の下っ端とのこと……私が知らないとでも思った?」 みなみ「ご、ごめん、ゆたか。ゆたかに黙ってて」 ゆたか「みなみちゃん……」 バシッ みなみ「え?」 ゆたか「何勝手なことしてるの?」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 00:09:29.95 ID:d5XVOxi80 - ゆたか「困るよ、みなみちゃん。私の言うとおりに動いてくれないと。
みなみちゃんは私の言うとおりに動いて、喋って、考えてもらわないと。 計画が狂っちゃうよ。みなみちゃんは私の親友じゃないんだ? そんな大事なこと、黙ってるなんて。もうみなみちゃんのこと信じられないよ」 みなみ「ゆ、ゆたか……ごめん」 ゆたか「あーあ、峰岸先輩みたいになってもらおうかなぁ」 みなみ「!!ほ、ほんとうにごめんゆたか!!ごめんゆたか!!」 ゆたか「…………」 みなみ「ごめんなさいごめんなさい……」 ゆたか「……ふふ、あははは、嘘だよみなみちゃん。みなみちゃんはあんなポンコツと違って利口だよ 私のために、黙ってがんばってきたんだよね。ありがとう、みなみちゃん……」 みなみ「ゆ、ゆたか……あ、ありが、ありがとう……」 ゆたか(なーんてね♪これでみなみちゃんも一層動かしやすくなっちゃった♪そろそろ大詰めかなぁ)
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 00:17:23.56 ID:d5XVOxi80 - あやの「うう……もう許して……」
陸上部員A「ばーか、やめるわけねえだろ」 陸上部員B「日下部の兄貴に黙って男漁ってたんだろうが。さっさと咥えろや」 あやの「うぐ、んんんん!!!」 陸上部員B「やべぇ、マジパネェ!!さすがに年季が入ってるねぇ!!」 陸上部員A「まあ、こんな尻軽女性欲処理に使ってもらえるだけありがたいと思わなくちゃな!!」 あやの(どうしてこんなことに……)
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
306 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 00:28:13.15 ID:d5XVOxi80 - こなた「かがみ〜」
かがみ「こ、こなた」 こなた「一緒に帰ろ〜」 かがみ「う、うん、いいわよ」 ゆたか『好きでもない男に処女を奪われ、蹂躙された私たちの苦しみはどうなるんですか?』 かがみ(それでも、私にはできない……) こなた「かがみ、考え事?もうちょっと喋ろうよ〜(≡ω≡.)」 かがみ「そ、そうね、こなたは最近本とか読んでる?」 こなた「本かぁ、漫画しか読まないねぇ、そういえばこの前ようやくアニメ化されて……」 かがみ(そうよ、今のこなたは私の友達、復讐なんて、できっこない!)
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
313 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 00:35:20.88 ID:d5XVOxi80 - つかさ「ゆきちゃん、元気ないねぇ」
みゆき「つかささん……つかささんは、最近元気そうですね」 つかさ「うん、こなちゃんが変わってからね。いじめられなくなったし」 みゆき「それは……よかったですね」 つかさ「ゆきちゃん、何か悩み事?相談に乗るよ?(うまくいけば仲間に引き込めるかも♪) みゆき「いえ、なんでもありません……心配かけてすみません……」 つかさ「そう……(ちぇ、使えない牛だよね)」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
324 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 00:49:02.75 ID:d5XVOxi80 - みゆき(家に帰れば我が物顔で母を犯す同級生がいるなんて……とても言えません)
みゆき(もう、本当にすべてが嫌になります) その頃の高良家 ゆかり「もう、みのるったら、あんまり調子に乗ってると組長さんに言うわよ?」 みのる「すみません、奥さん。でも娘さんの前ではしっかり演技しませんと」 ゆかり「まあねぇ。ほんとにあのバカ亭主ったら、借金隠してブルジョアぶってムカつくわ。 詐欺よ詐欺!!」 みのる「金目的で結婚するからですよ(笑)やっぱ結婚は愛ですよ愛(笑」 ゆかり「アンタが言うか(笑)組長の女に手を出すなんてさ」 みのる「旦那に借金あるとわかった途端に、組長のチンポ咥えた人に言われたくありませんよ(笑)」 ゆかり「ま、おかげでお金の心配なく、真昼間からこんなことできるわけだから、ねぇ?」 みのる「ほんと底なしですね(笑)いいですよ、僕ももう復活しましたから(笑)」 みゆき「私が、お母さんを救わないと……」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
328 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 00:57:46.41 ID:d5XVOxi80 - みき「ねえ、どうしたの?」
そうじろう「…………」 みき「ちっとも夢中になってくれないのね」 そうじろう「すまん……」 みき「こなたちゃんが、ああなってから?」 そうじろう「…………」 こなたが変わって、家の生活は一変した。 すべての家事を、こなたが進んでやるようになり、 いままでは化粧やブランド物に回していた金を、漫画やゲームにつぎ込むようなった。 まるで、俺が理想としていた娘に生まれ変わったようだった……。 そして同時に、みきへの想いが冷めていくことに気づいた。 結局俺は、こなたに対する不満から目をそらすために、みきを利用していたに過ぎないのだ…… そうじろう「もう、やめないか」 みき「…………」 そうじろう「……すまない」 そして俺とみきの、短い不倫は終わった
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
332 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 01:06:40.89 ID:d5XVOxi80 - つかさ(こなちゃんを利用するのはいいんだけど)
つかさ(お姉ちゃんとベッタリでうざいなぁ) つかさ(付け入る隙がないよ) こなた「つかさ〜」 つかさ「あ、こなちゃん、どうしたの?」 こなた「今日さ、かがみが用事あるっていうから。たまには一緒に帰らない?」 つかさ「うん、いいよ(とか言ってるそばからチャンス到来♪)」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
334 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 01:08:37.05 ID:d5XVOxi80 - 帰り道
つかさ「こなちゃんってさ」 こなた「ん?」 つかさ「いつもお姉ちゃんと一緒にいるよね」 こなた「んー、まあね。かがみはツンデレっぽくて可愛いし♪(≡ω≡.)」 つかさ「ふーん(私のほうが可愛いよ、目が腐ってるよね、このチビは)」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
336 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 01:11:26.34 ID:d5XVOxi80 - こなた「あ、つかさももちろん可愛いよ!」
つかさ「うん、ありがとう(何、そのとってつけたような言い方。お姉ちゃんと同列にされたくないし♪)」 つかさ「でもね、こなちゃん」 つかさ「あんまりお姉ちゃんと一緒にいないほうが」 つかさ「いいと思うな」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
343 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 01:18:22.99 ID:d5XVOxi80 - こなた「ど、どうして?私、かがみに迷惑かけてるかな?」
つかさ「逆だよぉ。お姉ちゃんが、こなちゃんに迷惑をかけてるんだよ」 こなた「な、何言ってるの?私別に迷惑なんか……(≡ω≡.;)」 つかさ「お姉ちゃんってさ、夜中に街をウロウロして男引っ掛けるような女だよ?」 こなた「え……?」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
345 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 01:24:09.22 ID:d5XVOxi80 - つかさ「この前なんか、いきなり親に怒鳴り散らして家を飛び出したりして。
何かと思って付いて行ったら逆ナンしてたの。お姉ちゃんって意外と遊び人なんだよ」 こなた「う、嘘だ。かがみは真面目で、勉強もよくできるし……」 つかさ「真面目?勉強ができる?それってこなちゃんが一方的に描いてるイメージだよね。 私は双子だからこなちゃんが知らないお姉ちゃんの秘密をいっぱい知ってるよ」 こなた「でも、でも……」 つかさ「それにさ、知ってた、こなちゃん?」 つかさ「お姉ちゃん、こなちゃんのこと売ろうとしてたんだよ?」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
346 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 01:26:54.47 ID:d5XVOxi80 - こなた「う、売るって?」
つかさ「こなちゃんも子供じゃないんだから判るでしょ?要するに売春だよ。 仲良くなった隙を付いて、無理矢理身体を売らせるの。犠牲になった人結構いるんだよ」 こなた「そ、そんなかがみがそんな……」 つかさ「私も犠牲者の一人なの!!!!!!!!!」 こなた「こ、これ……」 つかさ「私が無理矢理出演させられたAV……全部……お姉ちゃんが……」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
350 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 01:36:36.10 ID:d5XVOxi80 - つかさ(ふふふ、動揺してるね……)
つかさ(本当はそれ、こなちゃんが無理矢理出演させたAVなんだよ?) つかさ(自分が犯した罪を、大好きなお姉ちゃんに被ってももらえてよかったね♪) つかさ(これでこなちゃんはお姉ちゃんに失望するはず……) こなた「ま、まだ……」 つかさ「?」 こなた「まだかがみがやったという証拠はないよ」 つかさ「こなちゃん!?私の言うことが信じられないの?」 こなた「つかさのこと信じないわけじゃないけど……でも、私はかがみも信じたい!!」 つかさ(このアホ毛……結局使えないカスだったよ)
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
354 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 01:43:41.17 ID:d5XVOxi80 - つかさ「もういいよ」
こなた「え?つかさ……」 つかさ「こなちゃんはさ、いっつも自己中だよね。高校入学したばっかのとき、私をパシリに使ったこと覚えてる? あれが始まりだったよね。それからは事あるごとに私を呼びつけてさ、ほんとひどい扱いだったよ。 そして私はこなちゃんの連れてきた男に無理矢理犯されて……」 こなた「な、何を言ってるの?つかさ……」 つかさ「もう、こなちゃんいらないよ」 こなた「え?」 つかさ「手駒にすらならないゴミだよ」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
356 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 01:51:01.27 ID:d5XVOxi80 - つかさ「私、こなちゃんのお父さんに聞いたよ。
こなちゃんは、小学生の頃までは地味で暗い性格の女の子だったって 友達も全然いなくて、いっつも一人ぼっちだったって。 でも、そんなこなちゃんにも中学で彼氏ができたんだよね。 その彼氏はロリコンで、貧相な体型のこなちゃんを抱きたかっただけみたいだけど。 でも、こなちゃんはその彼氏にどんどん夢中になって。 気づいたら、完璧にその彼氏の色に染まってしまった。 可哀想だね、こなちゃん。愛されてると勘違いして、お母さんいなくて寂しくて、友だちもいなくて淋しくて。 でもねぇ、
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
358 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 01:51:45.91 ID:d5XVOxi80 - つかさ「私を汚していいことにはならないよ?」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
362 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 01:54:55.49 ID:d5XVOxi80 - 翌日
かがみ「ちょっと!!こなたがまた入院ってどういうこと!?」 つかさ「全身血だらけで倒れてるところを人が見つけたって……こなちゃん……グス」 かがみ「そんな……、せっかく、せっかく仲良くなれたと思ったのに、こんな……」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
363 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 01:57:16.59 ID:d5XVOxi80 - ゆたか(おねえちゃんが入院……それも何者かに襲われて……)
ゆたか(医者の診断では意識不明の重体……ほぼ意識は戻らないですって?) ゆたか(私の計画を邪魔したのは、誰かな?) ゆたか(おしおきしなくちゃね)
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
366 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 02:04:43.74 ID:d5XVOxi80 - ゆたか「おねえちゃんを恨んでる人はたくさんいたからね、探すのは大変だよ」
みなみ「ゆたか……泉先輩を襲った犯人の見当はついてるの?」 ゆたか「うん、大体はね、みなみちゃん経由で小神組が売っていた裏ビデオの出演者調べれば、 案外楽に見つかると思うよ。あとは襲われた時間帯のアリバイとか調べれば……」 みなみ「……犯人を見つけ出して、どうするの?」 ゆたか「決まってるよ、みなみちゃん」 ゆたか「殺すんだよ」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
370 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 02:08:18.17 ID:d5XVOxi80 - みなみ「殺……す?」
ゆたか「だって、私たちの計画の邪魔をしたんだよ?」 ゆたか「死を以って償うべきだよ」 みなみ(……ゆたか……) ゆたか「協力してくれるよね、みなみちゃん!」 みなみ「私は……」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
372 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 02:13:36.63 ID:d5XVOxi80 - みなみ「私は、ゆたかのために戦うって……誓った」
みなみ「殺すなら、私の手で殺す」 ゆたか「みなみちゃん……ありがとう……ぐすっ……嬉しいよぉ……」 みなみ「ゆたか……」 ゆたか(とうとう殺すという意志まで持つようになったね。みなみちゃんは、本当に私の親友として相応しいよ)
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
380 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 02:28:13.31 ID:d5XVOxi80 - みなみ「ゆたか、これ……頼まれてた資料」
ゆたか「ふーん、なるほど、結構いるもんだね。ははは、あの娘、いっつも威張ってるくせにAVに出演してたんだ♪ 今度からかってみようかな♪」 みなみ「ゆたか、そんなことより……」 ゆたか「わかってるよ、もうみなみちゃんは堅いなぁ。へぇ、あのかがみ先輩の妹も犠牲になってたんだ」 みなみ「そういえば、みゆきさんが言っていた……」 ゆたか「へぇ……」 みなみ「!!!!あ、ごめんゆたか!!!言うの……忘れてた……!!!」 ゆたか「ま、いいよ。許してあげる。これからはもう忘れないでね?」 みなみ「う、うん、ごめん……」 ゆたか(洗脳がほぼ完了してるね……これは最後まで使えそうだよ)
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
384 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 02:35:17.66 ID:d5XVOxi80 - ゆたか「それにしても、つかさ先輩かぁ、ちょっと気になるよね」
ゆたか「かがみ先輩にも探りを入れるかな」 ゆたか「先輩!!」 かがみ「……ゆたかちゃん」 ゆたか「先輩、元気ないですね、やっぱりおねえちゃんのことが……」 かがみ「うん、ゆたかちゃんには悪いけど、やっぱり私、あいつが変わって嬉しかった。 せっかく友達になれたと思ったのに……」 ゆたか「先輩、私も、もう復讐なんて馬鹿なこと考えてません……」 かがみ「そっか……」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
388 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 02:42:43.61 ID:d5XVOxi80 - ゆたか「でも、私、こなたおねえちゃんをあんな目にあわせた人は許せない!」
かがみ「!!ダメよ、ゆたかちゃん!!それじゃあ結局こなたを恨んでいたときと変わらないわ!!」 ゆたか「もちろん、復讐なんて考えてません!ただ、犯人を見つけて、こなたおねえちゃんに謝らせたいんです!」 かがみ「ゆたかちゃん……」 ゆたか「確かにおねえちゃんは悪いことをいっぱいしたけど……こんなのってひどすぎるよ!!」 かがみ「そ、そうよね。やっぱりそう思うわよね!」 ゆたか(お馬鹿さんだなぁ、先輩は。おねえちゃんは自業自得だよ。ただ、誰もこなた擁護派がいなかったものだから相当参ってるねこれは。 味方といえば簡単に堕ちそうだよ)
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
390 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 02:48:38.01 ID:d5XVOxi80 - ゆたか「とりあえず、つかさ先輩のことで、聞きたいことがあるんですが」
かがみ「え?つかさ?ちょっと待ちなさいよ、ゆたかちゃんは、つかさを疑ってるの?」 ゆたか「……はい」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
391 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 02:51:28.23 ID:d5XVOxi80 - ゆたか「つかさ先輩は、おねえちゃんに一番身近で、たくさんいじめられてきました」
ゆたか「だから、おねえちゃんを襲う動機は十分にあります」 ゆたか「事件当日の、つかさ先輩の様子を教えてください」 かがみ(た、確かにつかさはこなたにいじめられてたみたいだったけど……) かがみ(あ!それに事件当日はやけに帰りが遅かったわね……) かがみ「ま、まさか、つかさが本当に……」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
394 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 02:53:13.22 ID:d5XVOxi80 - ゆたか(あれ?まさかいきなりビンゴ?)
ゆたか(正直、でっち上げも覚悟でつかさ先輩を選んだんだけど……) ゆたか(これはひょっとすると……楽しいことになりそうだね)
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
395 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 02:56:04.82 ID:d5XVOxi80 - ゆたか「先輩、私、高良先輩に聞いたんです」
かがみ「え?」 ゆたか「つかさ先輩は、その、私たちと同じように、無理矢理男の人に……」 かがみ「!!??そんな……!!」 かがみ(わ、私は、そんなことまで気づいてあげられなかった……) かがみ(じ、自分のことに……精一杯で……)
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
400 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 03:04:23.37 ID:d5XVOxi80 - かがみ「つかさ……こなた……」
私は一体どちらの味方をすればいいんだろう? 無邪気なこなたは、確かに私の大切な友人だった。 でも一方で、彼女は私やつかさたちを苦しめた「あの」こなたでもあったのだ。 それは確かに許せない…… でも、だからといって復讐をするのは間違っている。 それは、弁護士を目指す私の正義にも反する。 一度は復讐を誓った私だったが、復讐からは何も生まれない。 ならば……やっぱり…… 「ごめん……つかさ……」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
403 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 03:08:05.30 ID:d5XVOxi80 - かがみ「こなたの罪は……許されないと思う……でも、つかさがやったことだとしたら……
それもまた、許されないことよ!」 かがみ「つかさに、問い詰めてみるわ」 ゆたか「……わかりました、お願いします。(この人は自分の正義に心酔するタイプだね 許す、許さないを決めるのは人間の自己満足で低俗なエゴだよ……ふふ、私も人のこと言えないけどね)
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
405 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 03:12:05.10 ID:d5XVOxi80 - かがみ「つかさ、ちょっといいかしら」
つかさ「なぁーに?お姉ちゃん」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
406 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 03:14:35.31 ID:d5XVOxi80 - かがみ「あんた、こなたが襲われた日、どこに行ってた?」
つかさ「え?どこって、街をブラブラしてたけど?」 かがみ「本当に?あんた、こなたと一緒だったんじゃないの?」 つかさ「……もしかしてお姉ちゃん、私を疑ってる?」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
407 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 03:16:02.62 ID:d5XVOxi80 - かがみ「……どうなのよ、はっきり言いなさいよ」
つかさ「ねえ、お姉ちゃん、なんで私を疑うの?ねえ?」 かがみ「答えなさいって言ってるの!!」 つかさ「なんでお姉ちゃんは私を疑うの!!!!????」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
410 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 03:18:11.34 ID:d5XVOxi80 - つかさ(やっぱりお姉ちゃんは敵だ。敵敵敵)
つかさ(私のことが好きなら、信じてたら、疑うことなんてしないよね) つかさ(やっぱりお姉ちゃんは私のことが好きじゃなくて) つかさ(やっぱりお姉ちゃんは自分のことしか考えてない) つかさ(ああ、そうか……) つかさ「ゆたかちゃんだ……」 かがみ「!?」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
412 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 03:23:07.62 ID:d5XVOxi80 - つかさ「ゆたかちゃんが告げ口したんでしょ?そうでしょ?」
かがみ「なっ……!!なんで、ゆたかちゃんが出てくるのよ!!」 つかさ「だって、お姉ちゃんはゆたかちゃんの味方だもんね。妹の私より、ゆたかちゃんのほうが可愛いんだもんね」 かがみ「そ、そんなことは……」 つかさ「じゃあなんで私じゃなくて、ゆたかちゃんを守るって言ったの!!!!!!!!!」 かがみ「!?」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
415 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 03:25:34.07 ID:d5XVOxi80 - かがみ「あ、あんた、あれを聞いて……」
つかさ「そうだよ、全部聞いてたよ!!私が、こなちゃんに大変な目に合わされてるのに気づきもしないで、ゆたかちゃんばっかり!!」 かがみ「そ、それは……」 つかさ「お姉ちゃんは結局自己満足のためにいい子ぶってるだけだよ!!!!!」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
417 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 03:27:27.16 ID:d5XVOxi80 - つかさ「だから、私はお姉ちゃんとゆたかちゃんを殺そうとしたんだよ……」
つかさ「そのために、性格が変わったこなちゃんを利用しようとした……」 つかさ「でも、結局うまくいかなくて……」 つかさ「邪魔だから切り刻んでやったんだよ」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
419 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 03:29:24.39 ID:d5XVOxi80 - かがみ「つかさ……」
つかさ「でもさぁ、もういいや。もういいの」 かがみ「え?」 つかさ「もう、ごちゃごちゃ考えるのはやめたよ。私が悪かったんだよ」 かがみ「じゃ、じゃあ……」 つかさ「うん、ごめんね、お姉ちゃん」 つかさ「私自身の手で殺さないと失礼だよね?」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
421 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 03:33:25.82 ID:d5XVOxi80 - かがみ「つ、つかさ……」
つかさ「これ、なんだかわかる?」 バチッ…… つかさ「私が改造したスタンガンだよ……」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
424 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 03:41:35.98 ID:d5XVOxi80 - つかさ「これで、こなちゃんも切り刻んだんだぁ」
私が改造したスタンガンは電流が流れる部分にサバイバルナイフの刃を搭載している さらに刃の部分は電流を通しやすく改造してあるので、電圧と斬撃によって想像以上のダメージが与えられる つかさ「『蛇纏う銀刃(サバイバルナイフ付きスタンガン)』って私は呼んでるんだよ」 つかさ「じゃあね、お姉ちゃん」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
427 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 03:44:55.74 ID:d5XVOxi80 - かがみ「つかさ……」
つかさ「あははははははは!!」 つかさ(どうせお姉ちゃんみたいな自己中は、泣き叫ぶんだろうなぁ……) つかさ(泣き叫んでいいよ!もうバレても怖くない!!お父さんもお母さんも、いのりお姉ちゃんもまつりお姉ちゃんも、 みんな殺せばいいよ!!) かがみ「つかさ、ごめんね……」 バチッ つかさ「!?」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
428 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 03:46:22.78 ID:d5XVOxi80 - かがみ「ぐっ……」
つかさ「どうして……」 つかさ「なんで泣き叫ばないの!?なんで助けを呼ばないの!?なんで……」 つかさ「笑ってるの……」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
432 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 03:52:53.78 ID:d5XVOxi80 - かがみ「確かに、私は自分のことしか考えてなかったよ」
かがみ「つかさのこと気づいてあげられなかったし……」 かがみ「私もね……こなたに脅されて、つかさと同じ仕打ちを受けてたのよ……」 つかさ「!?そんな……」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
434 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 03:54:37.05 ID:d5XVOxi80 - かがみ「だから……って言ったら言い訳だけどさ」
かがみ「私、本当に自分のことしか考えてなくて」 かがみ「それで、同じ目にあってるって知ったゆたかちゃんを助けることで、自己満足に浸ってたんだよ」
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
438 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 03:58:32.31 ID:d5XVOxi80 - かがみ「でも、やっぱり単なる自己満足だったよ……」
かがみ「結局、私はこなたが変わってから、ゆたかちゃんの味方をやめてしまったんだから……」 かがみ「私自身が……こなたから受けた仕打ちの酷さを知ってるのに……」 つかさ(おかしい、おかしいよ。 私は何も悪くないのに…… 私は一方的な被害者のはずなのに…… なんで、なんで…… 涙が止まらないの……)
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
441 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 04:02:53.98 ID:d5XVOxi80 - つかさ「お、お姉ちゃん……」
かがみ「私はだめな姉よ。つかさがいじめられてるのを知っていながら、こなたが怖くて助けてあげられなかった。 こなたが変わったら、こなたの罪を問いたださずに流れに身を任せていた…… つかさが怒るのも、無理ないわね。だから、そんなことにも気付かなかった自分がおかしくて……」 つかさ(お姉ちゃんは、笑っている。ただ、私をバカにした嘲笑ではなく、微笑……本当に自分の愚かさを笑っているようだった)
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
445 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 04:07:08.10 ID:d5XVOxi80 - つかさ「お、お姉ちゃん、ごめんなさい!!!!!うわぁぁぁぁん!!!!」
かがみ「つ、つかさ!!」 つかさは自分の首めがけて『蛇惑う銀刃』を突きたてようとする。 かがみは動いた。 今度こそ、妹を救ってみせる。 かがみは、つかさの姉なのだから。
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
446 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 04:09:04.29 ID:d5XVOxi80 - 頭がバグってきたかも
蛇惑う」じゃなくて「蛇纏う」w
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- こなた「ヲタクってちょーキモイよね(笑)」
453 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/25(月) 04:14:15.81 ID:d5XVOxi80 - つかさ「お……姉ちゃん?」
かがみ「ぐっ……うっ……」 かがみは気を失いそうになる。 高圧の電流を纏った刃を手の甲で間一髪止めたのだ。 しかし、気を失うわけにはいかない。 このままつかさを一人にしてしまったら、取り返しのつかないことになる。 かがみ「馬鹿なことはやめなさい……!!」
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