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第二次世界大戦で日本がアメリカに勝つ方法を考察するスッドレ
マ ニ ア ッ ク な 歴 史 上 人 物
「将来はイケメン」押尾学、息子の名前は“りあむ”ちゃん
魅 力 的 な ス レ
小説書いたから読んでくれよ
新ジャンル「預言者」
IDにSがある奴だけ水銀燈と一緒に寝れるスレ
埼玉県の名所挙げてこうぜ!

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新ジャンル「預言者」
511 :きゅう[]:2008/01/15(火) 19:46:23.96 ID:jyv4rxIn0
数日間、俺にとって一番の気がかりはIさんの行方だった
あろうことか、しばらくすると彼女の一家までどこへともなく消えた

男「I先輩の家、また電気付いてなかったぜ……」
女「………」
男「何か知ってるのか?」
女「ううん……今日面会に行くから付いてきて」
男「どうして俺を連れて行こうと?」
女「護衛、かな?」
男「俺なんか一番貧弱だぜ?」
女「神様がそうしろと言ってるの」
男「?」
女「男が一番信用できる」

そんなこと言われたの初めてだった
新ジャンル「預言者」
512 :じゅう[]:2008/01/15(火) 19:46:52.72 ID:jyv4rxIn0
Iさんに面会に行った俺たちは、簡単な検査を受けて彼女に会った
思ったより簡素で落ち着いた部屋だった。Iさんも思いのほか元気そう
この日、俺の頭の中で渦巻いてた最悪の予想をようやく追い出すことができた
だが、そこに代わりに入り込んできたのが女に対する疑問だった

女「本日はお日柄もよく………」
女「県西部では夕方頃から雪がちらつくと思います」
男「?」
女「猫が子供を産みました」
女「白二匹に黒一匹」
男「よかったね?」
女「こーら おいしいです」
男「??」
女「それはそうと、手相見てください」

一言ごと真面目に頷くIさんを見て、俺は微妙な気分になった
新ジャンル「預言者」
513 :じゅういち[]:2008/01/15(火) 19:47:27.01 ID:jyv4rxIn0
I「やっぱりね……」
男「その手の痣はいつから?」
女「黒猫に咬まれました」
I「気をつけなさいよ……」
I「で、この人は?」
男「男ですよ、忘れましたか?」
女「信用できます」
I「あなたがそういうなら」
女「おかげでよい子が産めそうです///」
男「!!!」
新ジャンル「預言者」
514 :じゅうに[]:2008/01/15(火) 19:47:50.48 ID:jyv4rxIn0
女「おつかれー」
男「はぁ………」
女「あら、ほんとにお疲れだねー」
男「だって、けむに巻かれっぱなし……結局なんだったの?」
女「これを預かった」
男「なに?」
女「山猫の眼……まあ、忘れて。今はとりあえず、これだけ覚えておいて」

そういうと、女は俺の手のひらに素早く向き合った二つの弧を描いた

男「なにこれ?」
女「おさかな」
男「どういう意味?」
女「いいから」
新ジャンル「預言者」
515 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 19:48:43.82 ID:jyv4rxIn0
さて、休むか
新ジャンル「預言者」
516 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 19:49:43.07 ID:jyv4rxIn0
加筆したからにはオチを変えなくちゃいけない気がしてきた………
新ジャンル「預言者」
518 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 20:02:44.71 ID:jyv4rxIn0
そもそも誰も望んでないだろうけど………


ちなみに以前じゅうさんが欠けたのは宗教的配慮じゃなくて単なる数え違いなんだぜ
新ジャンル「預言者」
519 :じゅうさん[枯れ木も山のにぎわい]:2008/01/15(火) 20:04:10.58 ID:jyv4rxIn0
そんな不可解な出来事を俺が何度も反芻するはめになったのは、
女がなかなか俺を相手にしてくれなくなったからだ
正直まさか女のほうが俺を見捨てるとは思ってもいなかった
気がつくと俺は、Iさんに面会した帰りに立ち寄った場所に
頻繁に立ち寄るようになっていた。出来損ないの公園みたいなところだ
そこに座っていると、女の謎めいた仕草がぼんやりと思い起こされた

気づけばI宅に押し掛けていた例の二人の男が、別のベンチでくつろいでいた
けしからんほど平和な様子でさ。俺は知らない振りをしようと思ったんだ
だが、しばらくして二人はのんびりした足取りでこちらへと向かってきた

B「男君じゃないか」
男「ああ、あのときの」
A「最近女さんとは一緒にいないね」
B「なにかあった?」
男「なぁんにも」

Bは嫌な感じのするやつじゃないんだが、やっぱり粗野な感じが拭えない
俯いて憂わしげに足をぶらぶらさせているさまがなんともだらしないのだ
特に、背筋の伸びた長身のAが脇に立っているとその可笑しさが際立つ

A「棄てられたか……」
男「やっぱり、そうなのかな……」
B「気にするなよ」
A「ああ、よくあることさ」
B「俺で良かったら、暇な時付き合うからさ」
男「ありがとう、人は見かけによらないな」

するとBは落ち着きなく動かしていた足をぴたりと止めた
彼の足先が描いた痕跡はどことなく魚の形を思わせた
新ジャンル「預言者」
520 :じゅうし[]:2008/01/15(火) 20:05:03.39 ID:jyv4rxIn0
名詞代わりにと言って、Aは俺に紹介状とか言うものを渡した
認めたくないが、俺は存在が空気だものな。間諜向きなのだろう
体制側のほうが俺にとっては心地よさそうなのは確かだったね
でも………俺は滅多にない気まぐれを起こしたんだ




路肩に止めてあったトラックの荷台に紹介状を滑り込ませて、
あの冷たい女に一言送ってやったよ。「連絡よこせ!!」って
新ジャンル「預言者」
521 :じゅうご[]:2008/01/15(火) 20:05:41.24 ID:jyv4rxIn0
女が直接連絡をよこさなかったので、俺は選択を誤った自分を恨んだ
ところが翌日になって、唐突に女が話しかけてきたんだ
以前だったらよくあることだったんだけど、俺はなんだか驚いてしまって
一瞬浮かれてしまった心を抑えて冷淡な素振りを装ったもんだ

女「男〜お久しぶり〜」
男「お久しぶり」
女「寂しかったでしょ」
男「まあね……」
女「悪く思わないで欲しいんだよ〜」
男「悪く思ってなんかないよ」
女「でもさ、あやしい奴だって思ってるでしょ」
男「自覚あるんだ」
女「あるよ〜」
男「前々から気になってたんだが、お前俺のことどうしたいんだ?」
女「でさ、週末N号線沿いの廃マンション行かね?」
男「ちゃんと会話しようぜ」
女「都合付くの?」
男「……問題ないけど」
女「決まり〜やた〜」

俺の気分の複雑さとあまりにかけ離れた女の陽気さのせいか、
あいつにダマされてるんじゃないかと俺はなんとなく思った
新ジャンル「預言者」
522 :じゅうろく[加筆すくねえwww]:2008/01/15(火) 20:06:18.67 ID:jyv4rxIn0
男「うわっ!!」
女「男うるせえwww」
男「俺、心霊スポットとか苦手なんだよな……」
女「安心していいよ。神様がついてるから」
男「何言ってるんだよ、宗教の時代はとうに終わったんだぜ」
女「そんなことないよ〜幽霊信じてる男に言われたくないよ〜」
男「それとこれとは話が別!ほら、あそこにも怪しい影が……」
ガサガサ……
男「ひゃあっ!?」そこにはBの姿があった
B「待ってたぜ!」
男「え?なんでお前ここにいんのwww」
B「まあ、俺の足下見ろよ」
男「おさかなさん……」

俺はぼんやりとその意味を察した
新ジャンル「預言者」
523 :じゅうなな[]:2008/01/15(火) 20:07:46.12 ID:jyv4rxIn0
その薄気味悪い建物の一角に、老若の信者が集まってきていた
そう、女は怪しげな宗教の教祖様だったのだ!!

このダサい方式で説明をすっ飛ばさせていただいたのは、
ただ俺がいいかげんだからってだけじゃなくて、
俺も訳が分からないうちに、半強制的に状況を把握したからなんだ
だけど相手はあの女。俺も遠慮せず文句をたれていた

男「善良な市民たる俺が集会やってるとかwwwしかも隣は教祖様www」
幼「不安なの?」

子供の信者が口を挟んだ。だけどこう見えて、
教祖様の近くに座っているから偉いやつなのかもしれない

男「逃げ出したいwwwww」
女「そう言いなさんな、男は大事な人なんだから」
男「なんでwwwww」
女「神様がそう仰ったから」
男「神様ktkr」
幼「本当にこれが男さん?」
女「状況が落ち着くまで彼を巻き込みたくなかったんだよ。しかたないさ」

俺は知らぬ間になにかに祭り上げられてるのだろうか
今まで大目に見てきたが、こんなに迷惑なやつだとは
新ジャンル「預言者」
524 :じゅうはち[]:2008/01/15(火) 20:09:07.52 ID:jyv4rxIn0
ともかくも、女が何をやろうが俺の知ったことではない
俺は女にいつものように接してもらいたかっただけだ
真面目になんかなるものか

男「これでも女のこと信用してたんだぜ」
女「これからは神様を信じてね」
男「よくわかんね」
女「男に頼れと神様が仰ったから」
男「いままでさんざんほっておいたくせに」
女「危険な目に遭わせたくなかったの……」
男「地下集会とか……これより危険なものあるかよ……」
女「あるんだよ。I先輩のこと忘れたの?」

それを知ってるからこそ、こんなことには関わりたくないんだよ

男「……いや、俺もいずれ捕まるって」
新ジャンル「預言者」
525 :じゅうく[]:2008/01/15(火) 20:10:19.47 ID:jyv4rxIn0
女「当面それは心配しないでいいよ〜」
男「なんでさ?」
女「この子がついてるから」
幼「あらためまして。おさかな好きですか?」
男「……誰?」
女「ただの幼女に見えて、実は『大いなる同志』の実孫だよ」
男「!?……たいへん失礼しました!!」
女「彼女が防壁になってる限り、私たちは安泰だってわけ」
女「それから、以降世俗の権力に媚びるような真似はしないで頂戴」
男「親友として言わせてもらうが、お前の発言はいちいち怪しすぎだ」
女「仕方ないじゃん、異端教祖様だよ」
男「自分で異端とかwwwww」
新ジャンル「預言者」
526 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 20:11:43.20 ID:jyv4rxIn0
割り込み歓迎
魅 力 的 な ス レ
122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 20:17:11.07 ID:jyv4rxIn0
>>119
なんて明晰な論理………

芝刈り機持ってない俺は手も足も出ない
新ジャンル「預言者」
528 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 20:24:49.43 ID:jyv4rxIn0
とりあえず一気に終わらせるか
オチとかもうどうでもいいや
新ジャンル「預言者」
529 :にじゅう[]:2008/01/15(火) 20:25:17.58 ID:jyv4rxIn0
俺は集会に何度か出席したが、酷く疲れるのでサボりがちだった
そもそも連絡担当のBが符牒を駆使するせいで俺にはさっぱり
聖者だろうとなんだろうと、俺自身は初心者なんだぜ
そんなわけだから、俺はただ無視を決め込み続けた
女はそのことをとりわけとがめ立てするでもなかった
たまに行けば祭司役や助手役を押し付けられたけど。それと………
俺が行くと少しリラックスして話ができるとかなんとか言ってたっけ
女もはりきっていて、大いなる同志のシンボルを破壊するささやかなテロとか、
神の力を示すために生き物を復活させたりだとか、いろんなことやってた
俺はそういうの苦手なんでノータッチだったんだけど、
当然学校中の噂になっていて、嫌でも耳に入った

……もう最初の集会から二ヶ月が経とうという頃だ

男友「なあ、最近変なこと多いよな」
男「(女が節操なく奇蹟起こしてるからな………自重しろよ……)」
男友「でさ、あのマンションの件なんだけど」
新ジャンル「預言者」
530 :にじゅういち[]:2008/01/15(火) 20:25:44.79 ID:jyv4rxIn0
俺がこの友人に廃マンションの話をしたのは、女に誘われた直後の話
あいつと二人きりになりたくなくてね。彼に同行して頂こうと思ったのさ
その時は彼のほうに用事があって断られたんだが、少なくとも乗り気ではあった
以後彼は何度もその話をするのだが、俺はなんとか関心を逸らそうと腐心した

男「前も言ったが、あそこには立ち入らないほうがいいぜ」
男友「またそれだ。それを聞いて行かないわけにいきますかっての!」
男「(しくじった……!)」
男友「でね、写真取りに行こうとしたらさ、廃マンションなんてないの」
男「?」
男友「勘違いだったのかな」
男「そうかもな(……そういうことにするんだな)」
男友「……だって、あれを跡形もなく片付けるなんて無理だぜ。JK」
男「え?」
男友「例の場所は更地になってたんだぜ?」


新ジャンル「預言者」
531 :にじゅうに[]:2008/01/15(火) 20:26:20.55 ID:jyv4rxIn0
俺が例の場所を訊ねた時、そこは友人の言ったように更地になっていた
でも、ほんの一週間前どの場所に誰が座っていたか、俺は鮮明に覚えていた
なにか残されたものを探しながら、俺は身近な現実が突然終わったことを悟った
ぐったりした空気が喧噪と静謐さの狭間でうねり、皆が何かに酔っている集会所
今ここにそんな場は存在せず、山間の凍てつく澄気が何もかも流し去っていた

A「いつかこうなると思ってたんだよ」
B「仕方ないさ、神様の意志とあらば」
A「やめてくれよ」
B「ただ、お前を導くことができなかったのが悔やまれるな」
A「……それは俺の台詞だよ。まったく」

こんな場面を想像しつつも、気がかりなのは女の行方だった
ここのところ学校ではお目にかからないし、こちらの連絡にも応じない
突然虚無感に襲われた俺は、このまま山間に消えて行きたい衝動に駆られた
でも、それだけのことだ。どうせ俺はのうのうと生き続けるんだろう

教祖様のいない日常をね

新ジャンル「預言者」
533 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 20:31:44.67 ID:jyv4rxIn0
こんなに長命なスレなかなかないよねwww


保守してるひとGJ
新ジャンル「預言者」
534 :にじゅうさん[]:2008/01/15(火) 20:32:38.52 ID:jyv4rxIn0
陰気な更地から帰ってくると、女から連絡が入っていた
彼女は空き家になったI宅に潜伏しているとのこと
だが、相手側に筒抜けの公共の電波を使って、
しかもお得意の符牒も使わない女のことを
怪しむ余裕すら俺にはなかったようだ

男「なんだよ、突然呼び出して」
女「まあまあ、暇なんでしょ」
男「よかった……無事だったんだ」
女「無事じゃないよ。現場おさえられちゃった」
男「それで?」
女「皆のおかげで私は逃げられたけど……」
女「幹部の大部分を失った今、教団の存続は絶望的ね」
男「まあ、そんなに長続きするとも思ってなかったけどな」
女「ねえ、神様はどうして私を選んだんだろ」
男「知るかよ」
女「ほんとは、みんなを導く力なんてないのに」
男「……だからじゃねぇの?」
女「なにそれ、意味わからないよ」
新ジャンル「預言者」
535 :にじゅうよん[]:2008/01/15(火) 20:33:18.49 ID:jyv4rxIn0
頼りない教祖様だな、と俺は思った。だが同時に………
どうしたわけか、情けなく思う気持ち以上に大きいなにかが俺を包んだ
茫漠とした喪失感を運び去り、安堵と自信をもたらしてくれるなにかが

男「そういえば、先週Bが突然連絡よこしてね」
男「それから大量のメールが着たんだけど、符牒ばっかでイミフだったんだ」
女「え?」
男「今まで見せるに見せられなかったけど、見る?」
女「………幼を警戒しろって」
男「どこにそう書いてあるの?」
女「いいから…………よくない」
男「?」
女「幼に山猫の眼を預けてたんだった」
男「それで?」
新ジャンル「預言者」
536 :にじゅうよん[原文ママ]:2008/01/15(火) 20:34:02.09 ID:jyv4rxIn0
女「あれはだね……とっても遠くのものが見える道具で」
男「ほう」
女「衆人を導くのに、あとは自分自身が逃げ回るのに
  人の眼では見えないものを見る必要があったの」
男「それをなんで幼に渡しちゃったの?」
女「幼が下着ドロの犯人探しに使うからって……」
男「まじですか………」
女「くやしい」
男「……お前の話、なんか都合がよすぎるな」
女「うるさいな」
新ジャンル「預言者」
537 :にじゅうろく[ミスった]:2008/01/15(火) 20:39:52.76 ID:jyv4rxIn0
男「するとさ、幼にはこっちのこと筒抜けなわけ?」
女「ぴんぽーん」
男「陽気だな」
女「このさい陽気にやろうよ」
男「やけになんなよ」
女「でね、男呼んだのはね、ひとりで捕まるのを待つのが嫌だからなの」
男「把握した」
女「一緒にいてくれる?」
男「当然ね。だいいち女に課せられたどんなお勤めよりマシ……」
女「この不信心者……」

俺は女みたいに陽気になれなかった
さんざん振り回されてきたことにいまさら文句はないけど、
わけのわからないまま終わってしまうのは嫌だ
どこかに、説明しがたいがとても強い意志があって
俺をこの理不尽な状況に繋ぎ止めていたはず

その意志がなんであったのか、俺はようやく理解しかけていたんだ

男「今だから言うが……」
男「俺は信仰のためにお前と行動共にして来たわけじゃないんだぜ」
女「え?………」

その時、人影が音もなく現れ、暗がりに無感動なふたつの顔が浮かび上がった

A「じゃあ、そろそろ行きましょうか、教祖様+一名」
幼「絶妙のタイミングでしたね……危ないとこでした」
魅 力 的 な ス レ
139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 20:46:16.38 ID:jyv4rxIn0
冷やかす気はないけど、
なんとなくお見合いみたいだなw
新ジャンル「預言者」
539 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 20:52:46.35 ID:jyv4rxIn0
>>538
1000は可能だろうか……
新ジャンル「預言者」
540 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 20:53:26.51 ID:jyv4rxIn0
今気づいたが名刺を名詞って書いてるな
魅 力 的 な ス レ
144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 20:57:52.47 ID:jyv4rxIn0
>>139
え、俺……傍観してるつもりだったのに……


大学4年の25歳だぜ
いろいろおかしいけど気にしない
魅 力 的 な ス レ
147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 20:59:24.52 ID:jyv4rxIn0
安価ミスした

>>140
料理、読書くらい
あと縦笛を少々
魅 力 的 な ス レ
148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 21:00:29.64 ID:jyv4rxIn0
>>146
決まってないwwwどうしようwwwww
なんとかして
魅 力 的 な ス レ
151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 21:03:21.53 ID:jyv4rxIn0
>>150
なんという素敵なお仕事
新ジャンル「預言者」
545 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 21:04:45.06 ID:jyv4rxIn0
>>542
まあ、健闘したよね?
魅 力 的 な ス レ
153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 21:07:57.74 ID:jyv4rxIn0
>>152
>料理
あんま上手じゃないよ
食い意地張ってるけど性格が杜撰でさ
ひとりぐらしだけどたいしたもの食べてない
魚捌くのとか、そういうのが好き
>リコーダー
まあ、そのようなもの

>みんなで……
カオスwww
新ジャンル「預言者」
557 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 21:10:21.94 ID:jyv4rxIn0
kskはじまったか……
後半あんまり手加えてないし、前半となんか違う話になってるから変えようと思ったが
kskついでに投下していくよ
新ジャンル「預言者」
561 :にじゅうなな[]:2008/01/15(火) 21:11:02.48 ID:jyv4rxIn0
ここはどこだ……出してく……と来るのがセオリーのはずだが、
俺が連れてこられたのはお馴染みの教室だった

男「相手は国家権力なんだからもっとすごい牢屋とか期待してたのに……」
幼「男さんはマゾなの?」
男「本格派なのさ」
幼「ふーん」
男「女はどこ?」
幼「まあ、無事だよ」
男「女のやったことは重罪だろ?」
幼「え?別に気にしてないよ」
男「どういうことだ?」

新ジャンル「預言者」
564 :にじゅうはち[]:2008/01/15(火) 21:11:49.47 ID:jyv4rxIn0
幼「ここで私が説明始めると話が終結に向かうじゃない……だから秘密」
男「俺が話してやろうか」
幼「できるものでしたらどうぞ」
男「大いなる同志はもう死んでるんだろ、信者の間では常識だぜ」
幼「まあ、それはそうなんだけどさ」
男「他にも秘密が?」
幼「まあ、いろいろあるよ。私も年頃だから」
幼「この際だから教えちゃおうかなー」
幼「いいや、やめとこ」

頼むから真面目にやってくれ……と俺が思うのは珍しいんだぜ?
新ジャンル「預言者」
565 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 21:12:24.32 ID:jyv4rxIn0
>>562
せっかくだから1000目指そうぜ
新ジャンル「預言者」
567 :にじゅうきゅう[]:2008/01/15(火) 21:13:04.48 ID:jyv4rxIn0
別室にて・・・

女「え?知らなかったの?」
A「面目ない」
女「あの俗物が死んだ今、空位争いのいち候補が幼なの」
A「なんですと?」
女「全体主義の時代になって随分経つというのに」
女「監視網を敷くにはインフラが不足してる」
女「政府が技術者連中と全面衝突起こして」
女「ほとんどが中間地帯に逃げたからね」
女「Iさんと私は監視の届かない田舎を回りながら、不満分子を束ねていった」
新ジャンル「預言者」
569 :さんじゅう[]:2008/01/15(火) 21:13:51.44 ID:jyv4rxIn0
女「幼はその勢力を味方につけて、権力者の座を得ようとした」
女「私はそれを知りながらも、彼女を傍に置き続けた」
A「それはどうして?」
女「…………」


女「だってwww幼必死なんだものwww子供なのにwwwww」
ガラッ
幼「好き勝手言わないで………お願いだから」
女「やだwwwwwww」
幼「きさまもテキトウに相づち撃ちやがって……」
A「はあ………」
幼「山猫の眼で監視網を築くことができる今」
幼「あんたになんか頼る必要ないんだからっ」
新ジャンル「預言者」
570 :さんじゅういち[]:2008/01/15(火) 21:14:24.16 ID:jyv4rxIn0
幼「結局、預言者どもはずるっこしてたんだよね」
幼「あの山猫の眼がなによりの証拠」
幼「能力を失ったあんたには罰を与える価値もない」
女「それは勘違いよ」
幼「なにか文句ある?」
女「預言と千里眼は似て非なるもの」
幼「説明してよ」
女「預言者の力とは、衆人を正しい道へと導くこと」
幼「じゃあ、なんで私のこと洗脳できなかったのさ」
女「神がこの状況を望んだからよ」

ガラッ
男「なあ、俺、帰っていい?」
A「じゃ俺も帰る」
女・幼「空気読んでよ」

新ジャンル「預言者」
572 :さんじゅうに[]:2008/01/15(火) 21:15:00.53 ID:jyv4rxIn0
女は居直っていたが、俺が来たことで余計に調子づいてきた
これだけアグレッシブな彼女はそれまで見たことがなかった

女「男は前、力がないことこそ私が選ばれた理由だって言ったよね」
男「言ったっけ?」
女「説明してよ」
男「ただ、なんとなく言っただけなんだが……」
幼「いいから」
男「まあ……あれだ。驕りがない人間ほど、物事の真理が見通せるってことさ」
男「その謙虚さに俺たちは惹かれるんだよ」
男「女はそういう奴だ。俺は昔から知ってる。教祖様になった今でもな」
男「これでどうだっ」
幼「じゃあ、私はなんなの?」
女「かわいそうな子wwwww」
幼「ちぇっ、けちついた。もうやめるー」
A「なんですと?」

新ジャンル「預言者」
575 :おわり[]:2008/01/15(火) 21:16:15.14 ID:jyv4rxIn0
それが原因だったのかどうかはわからないままに、
俺の育った「国」はそれからしばらくしないうちに瓦解した
それはそれは、ものすごいペテンだらけだった
俺たちが知らされていたよりもその領域がはるかに狭かったこととかね
もしかして、こんな所脱出してしまわなかった俺たちがマヌケだったのかな?

向こう側の世界でお袋は開放の英雄になってたが、家では昔通りだった
体制の言いなりだった親父もいまでは彼女のことを尊敬しているようだ
この調子の良さを俺は受け継いでしまったらしい。後悔しても遅いけど

都合良く……信徒たちは皆無事だったようだ。付き合いのつづいてるやつもいる
だが、あの頃の濃密な連帯感はもはやわずかな名残すらない
あのいかがわしい空気が、今となっては懐かしく思い起こされる。変な話だ
黒幕さんは絶妙の引き際で責任を逃れやがった。神の祝福あれ
今じゃちょっと態度がでかいタダのガキだ。虚言癖がなかなか直らないが



かくして女の主導するやる気のない宗教だけが残った
御神託の及ぶ範囲はわが家庭内に限られているようだ

どっとはらい
新ジャンル「預言者」
577 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 21:16:44.35 ID:jyv4rxIn0
ksk
魅 力 的 な ス レ
157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 21:20:42.34 ID:jyv4rxIn0
>>155
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/ティン・ホイッスル
未熟だが横も吹くよ

俺も栄光ある孤立続いてるなあ……

>>156
ブリ大好き
新ジャンル「預言者」
584 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 21:22:39.73 ID:jyv4rxIn0
>>579
シメを取るほどの話でなくてごめんね
もっといろいろ読みたかったぜ……


されどksk
新ジャンル「預言者」
586 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 21:22:54.46 ID:jyv4rxIn0
ksk
新ジャンル「預言者」
587 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 21:23:05.53 ID:jyv4rxIn0
ksk
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ksk
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590 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/01/15(火) 21:23:28.85 ID:jyv4rxIn0
ksk
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