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【グルメ】フジテレビ伝説の料理『冷やし韓国』が美味!ネトウヨもソウルへ旅立つレベル 朝鮮忍者ファンの金本さんがレシピ伝授★2 [無断転載禁止]©2ch.net
4 :ダース・シコリアン卿 ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 00:01:31.33 ID:CAP_USER
>>2
■かなりウマい冷やし韓国

実際に言われたとおりに作ってみたところ、冷やし中華のタレのおかげで単体だとあぶらっこくなりがちな安い味付け焼肉をサッパリ食べられる。

さらにキムチの辛味で食欲が増進されるため、夏バテしがちな暑い日でもペロッと食べられる完成度の高い冷やし麺だ! コリアウメェ!!

あまりの美味しさに韓国が大嫌いなネトウヨもソウルへ旅立って本場の冷やし韓国を食べに行ってしまうレベルである。

■冷やし韓国で暑い日を乗り切ろう

秋らしくなってきたとはいえ、まだまだ暑い日もある。材料もスーパーで簡単に手に入るものばかりなので、暑い日は『冷やし韓国』で、涼しくランチを摂ってみてはいかがだろうか。

あわせて読みたい→「イケア」「ゴディバ」は通じない! 意外な英語の落とし穴

(取材・文/しらべぇ編集部・雨間ゆうすけ)
おしまい
【中国】「中国人民元経済圏へいずれ日本を引き込む」 「金融工作会議」前倒し開催か、改革への外圧利用に権力闘争の影[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 00:11:00.79 ID:CAP_USER
http://www.sankei.com/images/news/161001/wor1610010007-p1.jpg

 証券取引所のほか、銀行や保険など、世界を代表する金融機関のビル群が林立する上海市内の国際金融センター。中国人民銀行(中央銀行)の幹部はテラスでウイスキーのグラスを傾けながら、「67歳の誕生日にふさわしい日になりそうだな」とつぶやいた。

 1949年に毛沢東が北京で「中華人民共和国」成立を宣言して、1日で67年を迎える。中国経済を象徴する通貨「人民元」がこの日、米ドルに並ぶ国際通貨になったことに幹部は深い感慨を抱いていた。ドル、ユーロ、日本円、英ポンドに続く国際通貨基金(IMF)5番目の特別引き出し権(SDR)構成通貨に正式に組み込まれたのだ。

 2010年に日本を追い抜き国内総生産(GDP)で米国に次ぐ世界第2位に台頭した中国。国慶節と呼ばれる1日、通貨でも世界の中心に躍り出たとして、「SDR」の3文字が国威発揚につながる文脈で喧伝(けんでん)されることになる。

□    □

 そこには深遠な野望も見え隠れしている。「最終目標は中国経済の規模に相当する通貨の地位を得ることだ」。中国人民大学の国際通貨研究所は、「2016年版人民元国際化報告」をまとめ、こんな目標を掲げた。一方で、人民元のSDR組み込みは「一里塚に過ぎない」と戒めた。

 人民元のSDR構成通貨入りは、貿易量や通貨の取引自由度などからIMFが人民元に国際通貨との「お墨付き」を与えた形だ。それでも、報告書は、君臨する米ドル経済圏に対抗しうるパワーを人民元が得るまでは気を抜くなと警告したのだ。

 中国には「東南アジア諸国連合(ASEAN)や欧州などドル離れを起こす地域と『人民元経済圏』を構築し、いずれ日本もそこに引き込む」(上海の大学教授)との思惑がある。日本を含む米ドル経済圏に、中国が改めて挑戦状を突き付けることになる。

□    □

 貿易や金融取引の大半で使われるドルを発行する米国は為替変動の影響が少なく、ドルを世界各国が外貨準備に取り入れることなどで、国際経済の中心的な役割をほぼ独占してきた。

 そのドルを追う人民元は急速に力をつけてきた。新興勢力としてまだまだ安定感に欠く面もある。だが、中国の貿易総額に占める人民元建て決済比率は30%になった。その実力は着実についてきている。

 ただ、人民元を外貨準備に加えた国はまだ10カ国。貿易で人民元が使える直接取引が可能な国は16カ国。通貨を融通し合うスワップ協定を中国と結んだ国も33カ国に過ぎない。それでも英国やドイツなど欧州諸国の中には、ドルと人民元をてんびんにかける先進国も増えている。

 欧州や東南アジア、アフリカなどをチャイナマネーで引き付けながら、白と黒の石が繰り広げる囲碁のような戦いが、ドルと人民元との間の陣取り合戦で火花を散らし始めている。

 1998年公開の米ディズニー映画「ムーラン」がいま、上海や香港の金融市場で話題に上っている。

 世界銀行が9月2日、国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)建て債券を中国で発行し、その愛称が「ムーラン債」と名付けられたからだ。従来も日本円建て債券が「サムライ債」、香港で発行された人民元建て債券が「点心債」と呼ばれ、通貨にかかわる国の歴史や文化のイメージが投影されてきた。

 映画は、老病の父に代わって男装して戦いに出た娘の「木蘭(ムーラン)」が異民族を相手に勝利を収めた、という古代中国の物語に基づく。ムーランは「名誉」を映画の中で歌い上げた。SDR入りはいわば人民元が国際通貨として「名誉ある信認」を得るための一歩だ。金融市場ではムーランと印象が重なった。

 人民元の10月1日のSDR入りに先行した総額5億SDR(約700億円)の債券は、中国の国有商業銀行や三菱東京UFJ銀行などが争って引き受けた。

□    □

 米ドル、ユーロ、日本円と英ポンド。従来のSDR構成4通貨は(1)貿易規模と代金決済で使われる通貨の比率の高さ(2)金融市場で自由に交換や売買ができる−との条件が整っていた。

http://www.sankei.com/world/news/161001/wor1610010007-n1.html

(>>2以降に続く)
【中国】「中国人民元経済圏へいずれ日本を引き込む」 「金融工作会議」前倒し開催か、改革への外圧利用に権力闘争の影[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
2 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 00:11:20.25 ID:CAP_USER
(>>1の続き)

 だが、人民元は貿易で条件を満たすが、「外貨との交換や海外送金で規制が強く、国際通貨と呼べる水準に至っていない」(大手商社幹部)と指摘される。

 日本円や米ドルで投資した中国でのプロジェクトで人民元ベースの収益を上げても、その資金を自由には持ち出せないため、「収益の大半は中国内で内部留保するか再投資に回すしかない」(同)のが実情だ。

 さらに、SDR本来の目的であるIMFからの緊急融資の際、外貨不足に陥った国がSDRをIMFから受け取っても、中国当局の為替管理の壁で自由な交換ができなければ、人民元の構成比率10・9%分は使えないとの問題が生じる。

□    □

 それでもIMFが人民元のSDR入りを認めたのは中国との経済的な結びつきを深めたい英独など欧州勢の圧力に加え、SDR組み入れを条件に中国に金融改革を迫る狙いがあった。

 匿名を条件に取材に応じた中国の銀行首脳は、「5年に1度の中国共産党と政府による『全国金融工作会議』が、次回予定の2017年から1年前倒しし、この10月か11月にも開かれる見通しだ」と明かした。

 同会議では、人民元の為替市場と資本取引の大幅な自由化のほか、タテ割りが続く銀行・保険・証券の3つの監督当局と人民銀行を一体化させる“スーパー金融庁”の創設と、そのトップ人事が決まるという。

□    □

 中国が、金融改革を国際社会が望む方向に一歩進めれば朗報といえる。

 ただ、「いわばSDRという外圧を使って金融政策を仕切る既得権益層や国内の政敵のクビを切るのではないか」(関係筋)と、権力闘争激化を予想する声も聞こえる。最高首脳部の入れ替えもある5年に1度の党大会を来年秋に控え、党や政府は「人事の季節」に大きく揺れ動いている。

 加えて、「国際法を無視して海洋進出による覇権主義をむき出しにする国家の通貨への『信認』が、国際社会から得られるか」(日中関係筋)との根本的な疑念も残る。今年7月、南シナ海をめぐるハーグの仲裁裁判所の裁定で主張が全面否定された中国は、国際法に基づく裁定を「ただの紙くずだ」と切り捨てた。

 国際通貨の地位は国際社会からの信認なくして成り立たない。海洋進出など国際社会との摩擦を引き起こす姿勢と矛盾する。人民元がいつ「名誉ある信認」を得られるか。ムーランのようなハッピーエンドが迎えられるのか。なお予断を許さない。

(おわり)
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん★2[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 00:48:25.19 ID:CAP_USER
 この言いがかりに黙っているわけにはいかない。元朝日新聞記者、植村隆さん(58)は覚悟を決めて反撃する。今年2月に出版した『真実〜私は「捏造記者」ではない』(岩波書店)は増刷と好評。各地で講演を引き受け、ジャーナリズム全体にかけられたバッシングに正面から向き合う。9月7日、福岡市で開かれた集いには110人の参加者があり、質問にも丁寧に応じる姿が印象的だった。本人と話してみて思う。「捏造」を唱えるほうこそ捏造ではないか。「慰安婦」問題と取り組む九州キリスト者の会主催。

●『週刊文春』の記事が火付け

 植村さんの環境が一変したのは2年前、『週刊文春』2月6日号に掲載された「“慰安婦捏造”朝日新聞記者がお嬢様女子大教授に」という記事だった。「見るたびに腹が立つんですが、大事な資料です」と会場に提示する。1991年8月、当時大阪本社社会部の在日・人権担当時代に書いた元「慰安婦」金学順(キム・ハクスン)さんの証言に対し、軍による関与はなかったと考える側を勢いづかせるバッシングである。前年6月の参院予算委で「(慰安婦は)民間業者が連れ歩いた」と政府が答弁し、韓国民主化の中で声を上げる女性たちが出てきた。植村さんは韓国留学の経験もあり、ハングルは得意だ。元「慰安婦」の紹介をされ2週間取材したが、家族にもひた隠しにしてきたつらい体験を日本の若者にそう簡単に打ち明けられるわけがない。「戦後も語れなかった女性たちの胸の痛さに当時は思い至れなかった」と植村さんは自省を込めて振り返る。

 そして翌年、金学順さんが告白する段階で事態は動き出す。植村さんは、韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)が聞き取り調査した録音テープの内容を紹介する形で8月11日、「思い出すと今も涙」という見出しで記事化した。まだこの時は68歳の匿名である。その後、金学順さんに聞き取り調査をする弁護団に同席して12月25日、「かえらぬ青春 恨の半生」との記事を実名と本人の写真付きで書く。「だまされて慰安婦にされた」という表現はあっても「強制連行」という字句はない。

 植村さんをたたく側は、この記事をもって「反日」の極みと考える。しかし、金学順さんの訴えが世界に広く伝わったのは朝日の記事ではなかった。8月11日を節目と見て帰国した植村さんには予想もしなかったことが3日後に起こる。金学順さんが記者会見を開いたのだ。金学順さんはその後、被害者として損害賠償請求を起こした。この勇気ある発言を受けてアジア各地で名乗り出る人が次々と現れた。金東元(キム・ドンウォン)監督のドキュメンタリー映画『終わらない戦争』(2008年)に映し出される金学順さんの会見時の様子を解説しながら植村さんは「二つの記事だけで有名になって、そうして歴史は作られる」とため息をついた。

●西岡力氏の執拗な攻撃やまず

 「それでも執拗に攻撃する人がいる。それが西岡力さんという人です」と続け、どのような内容かを示していく。一番の批判は、金学順さんがキーセン学校に3年間行ったことを書かなかった点。訴状には記されていても芸妓・芸者を目指すことが「慰安婦」になった理由ではないから植村さんは省いた。他のメディアも同様に書かなかったのに、なぜか植村さんだけが指弾される。東京基督教大学教授の西岡氏は1992年から雑誌などで名指し批判をしており、その論理はこうなる。

(1)金学順さんは40円でキーセンに売られ、強制的に連れて行かれた人ではない。

(2)記者会見の3日前のスクープ記事は、金学順さんも加わる訴訟の原告組織「太平洋戦争犠牲者遺族会」のリーダー的存在だった常任理事の娘の夫だから取れた。

(3)記者が自分の義母の裁判を有利にするために意図的に「キーセン」を報じなかった。

http://www.labornetjp.org/news/2016/1001hayasida

(>>2以降に続く)

前スレ
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1475329988/
2016/10/01(土) 22:53:08.06
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん★2[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
2 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 00:48:47.91 ID:CAP_USER
(>>1の続き)

 「慰安婦」はいても「慰安婦問題」にしたのは植村さんも含め朝日の一連の記事であると言いたいようだ。いわゆる「慰安婦狩り」を告白した吉田清治氏(故人)の証言記事を取り消しても朝日の罪は消えないと考え、「国賊朝日新聞は廃刊すべきだ」とジャーナリストの櫻井よしこ氏や産経新聞編集委員の阿比留瑠比氏らとともに、その主張はエスカレートしている。

 西岡氏の憶測は的を射ているか。まず、キーセンに対する考え方が異なる。「40円」というのも、母親がキーセンを養成する家へ養女に出した際に養父が母親に支払った金額であり、意味が違う。また、植村さんも義母との関係を理解しているから読者に予断をもたれないよう留意してきた。8月11日の記事はソウル支局長からもたらされた情報という。そもそも前記の二つの記事に記者の主観はない。挺対協や弁護団の聞き取り調査の内容を起こした客観報道であり、お手盛りのスクープだと邪推するなら肝心の8月14日の記者会見で北海道新聞に抜かれた植村さんの失敗を何と説明するのか。吉田清治氏に関する記事を植村さんも書いているものと思い込んでいた私以上に、西岡氏の批判には勘違いが多々あるようだ。

 『週刊文春』の「“慰安婦捏造”」についても、植村さんはその取材の在り方に疑問を隠さない。函館支局に押しかけてきて「取材するまで帰らない」と居直られ、北海道支社とも相談のうえ広報に任せてトラブル防止のため退所したのだが、出来上がった記事は「タクシーに乗って逃げた」と書きなぐられる。そして「挺身隊の名で戦場に連行され」との記述を西岡氏に解説させて「挺身隊とは軍需工場などに勤労動員する組織で慰安婦とは関係がありません」と“捏造”を示唆する。だが、当時は「挺身隊」と「慰安婦」は混在して理解されており、他紙も同じように書いている。これは、人をおとしめる常套手段であろう。『週刊文春』の記事は「朝日は不都合な真実にいつまで頬被りをするつもりなのか。日本が失った国益はあまりにも大きい」と締めくくる。「慰安婦」の置かれてきた耐え難い苦痛より、国家の利益が第一らしい。

●メディア全体にタブー化狙い

 韓国世論の激高は、1993年の河野談話を否定しようとする日本国内の動きで加速された。河野談話とは当時の河野洋平官房長官が出したもので政府見解に当たる。軍の要請によって慰安所が設立され、募集、移送、管理も旧日本軍が直接あるいは間接的に関与したと認定。「慰安婦」も本人の意思に反して集められた事例も数多くあり、名誉と尊厳を深く傷つけたことを率直におわび、反省している。そして、この事実を教訓として歴史研究、歴史教育を行い、同じ過ちを繰り返さないと表明する。吉田清治氏の証言とは無関係に調査結果をまとめた真摯な内容だ。翌年の村山談話を経て1995年、政府主導で民間のアジア女性基金へとつながる。河野談話をバッシングする側は、16人の元「慰安婦」証言のみで十分な裏付けがないとし、韓国の修正要求を大幅に取り入れた「合作」のために、その後の拡大解釈と日本たたきを韓国に許していると主張する。天と地ほどの開きがある評価といえよう。戦後、曲がりなりにも平和国家として歩んできた日本が過去の過ちを素直に認めることをプラスとは考えないようだ。

 植村さんは、1997年の「新しい教科書をつくる会」発足、2001年の「女性国際戦犯法廷」についてのNHK番組改変など歴史を書き換えようとする不穏な動きを要約しながら、ことに安倍政権復活後の増長ぶりを指摘した。「慰安婦」と接した元日本兵の戦場体験を聞くことが難しくなった戦後70年。政治家や学者も戦争を実感できない世代ばかりである。戦後生まれが人口の8割となっては、よくよく勉強しないと真実は見えてこない。簡単に歴史修正主義に取り込まれてしまう。

(続く)
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん★2[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
3 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 00:49:10.75 ID:CAP_USER
(続き)

 あらぬバッシングに「なぜ自分が」と戸惑い、憂鬱な記事を書かれた悔しさから「冤罪を晴らしたい」思いに植村さんは当初とらわれた。しかし、この一連の策謀は自分をスケープゴートにして朝日を萎縮させ、ひいてはメディア全体に慰安婦問題をタブー化させて国民意識を変えようという狙いを感じ取ってくる。だから、どのような手を使ってでも攻撃してくるし、過去を正視せず「日本人は全く悪くない」と思いたい人の心の隙に入り込む言辞を弄する。今や植民地政策さえ「いいことをした」と開き直られる時代である。安倍晋三首相は昨年、「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そして先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と慰安婦問題にからめて談話を出した。一見、正しい。しかし、これは河野談話を誠実に履行して被害国の人たちが感懐を込めて言うセリフであろう。「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した日韓合意を受けて今夏、韓国の「和解・癒やし財団」に日本政府は10億円を送金した。植村さんは河野談話の重要な柱である「歴史研究、歴史教育」が全くなされていない現実では空中分解する可能性が高いと懸念する。ソウルの日本大使館前に被害女性の象徴として設置された少女像の移転や撤去は、韓国の学生たちが日夜阻止する状況だ。植村さんは女学生たちの写真を紹介しながら、あまりにも無関心な日本の若者たちとの対比に愕然とする。

 「慰安婦」の実態が人数も含め韓国内では過剰に報道されている面はあるだろう。敗戦時、旧日本軍は発覚しては困る資料を徹底的に焼却するなど隠蔽に走った。罪の意識がある。ところが今は「関与の証拠がない」とシラを切る材料に使われている。女性たちの中には長い年月の間に記憶が混乱して些末な部分で矛盾するところもあり、そこを全否定の材料にされる。関東軍731部隊による人体実験を世に知らしめた森村誠一氏の『悪魔の飽食』の中で写真を1枚誤っただけで強烈な反応を引き起こし、光文社版が回収・絶版となった事例を思い出す。だが、被害事実の根幹部分に揺らぎがないことを重視すべきではないか。それらも含めて丁寧に記録に残し、共に考える歴史教育こそ植村さんは大事だと考えているようだ。今の日本政府の対応では、10億円が韓国に後の責任を押しつける一方的な“手切れ金”になりかねない。

●娘の名前と顔をさらす便乗犯

 植村さんは一連のバッシングで神戸松蔭女子学院大学への転職を諦めた。北星学園大学(札幌市)の非常勤講師こそ大学の意志でその後も2年間継続できたが、姉妹校である韓国のカトリック大学校へ客員教授という形で今年3月から移っている。北星学園に感謝する植村さんにとっては、教える留学生は変わらず、場所がソウルに、言葉がハングルに変わっただけとほほ笑む。とはいっても、こうした言論弾圧は許せないし、何より植村さんの娘の名前と顔をツイッター上にさらして中傷する便乗犯まで現れたことが看過できなかった。娘は慰安婦問題とは全く関係がない。有志の弁護団の総力を挙げた特定作業によって発信元を突き止め、娘が原告となり、東京地裁に提訴した。植村さんは「娘のタフさには感謝している。娘の心が折れていたら、私の心も折れていたかもしれない」と、父としてギリギリの判断を迫られる場面だったことを明かした。裁判長は和解を進めたが、娘は判決を求めた。二度とこうしたことが起きないよう判例をつくるためだった。100万円の精神的損害と調査費・弁護士費用70万円の計170万円を損害賠償請求していたが、今年8月の判決では全額認められた。それだけでなく、娘の精神的被害は200万円相当という判断も示していた。「裁判長も怒っていたんですね」と述懐する。

 植村さんは自分にかけられた攻撃に対し、三つの観点から訴訟の意図を説明した。一つは、司法の場で「捏造記者ではない」と証明すること。そして、つらい体験をした元「慰安婦」の傷ついた尊厳の回復。最後に、言論と報道の自由や大学の自治という戦後民主主義を守るためである。

(続く)
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4 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 00:49:32.95 ID:CAP_USER
(続き)

●「抱腹絶倒」産経と読売の姿勢

 メディアの取材に応じる中でバッシングする産経と読売にも向き合った。「これは本当に皆さんにお話ししたい。抱腹絶倒ですよ。いかに産経や読売がインチキな報道を朝日バッシングでやったか」と鼻息を荒くした。産経とは1対3、読売とは1対5。それぞれカメラマンが1人含まれるとはいえ、記者の人数に気おされる。「非常に恐ろしかったが負けませんでした。なぜなら私には事実という武器があった」と?末を語る。産経には阿比留記者も入っている。ところが、話していくうちに、もう1人の記者も含めて事実を知らないことに驚いた。産経こそが1991年12月7日の金学順さんの記者会見の記事で「日本軍に強制的に連行され」と書いているのだ。コピーを見せることで、自社の記事を確認せず植村さんを攻撃していることが判明した。さらに、2人は金学順さんをはじめ被害を訴える女性に一人として会ったことがないことも分かった。当事者の生の声を知らずして書く姿勢が、記者として植村さんには不思議でならなかったが、産経はまだいい。インタビュー記事を植村さんの主張も含め、不十分ながらも読者に届けている。インターネットの「産経ニュース」には全文を載せたので、おかげで勝敗は明らかになった。とはいえ、植村さんの記事の信憑性が揺らいでいると散々批判するため6項目の質問状を社に送ったところ、返信は記事削除の確認1件を除き「個別の記事に関することはお答えできません」「産経新聞社としてお答えする立場にありません」のオンパレード。植村さんは「ほとんど何も答えていない。こんなこと、もし朝日がやったら、今ごろツブれてますね」とメディアでは自殺行為のはずの不誠実さを突く。

 一方、「読売には記事が1行も載りませんでした」とあきれる。インタビュー時に「キーセンとは?」と逆質問して記者たちが答えられなかったからだろうか。あるいは、植村批判の別のページに言い訳のごとく自社もキーセン学校について書かなかったことを記している点を指摘したからだろうか。それとも、1991年の提訴時の記事で読売こそ「強制連行」と書いていることを示したからだろうか。いずれにせよ、掲載しなかった理由は、社のニュース価値に応じて判断した編集方針であろう。新聞社として極めて深刻な劣化を示した2社の対応は「抱腹絶倒」という笑いではすまない気がしてならない。

 「慰安婦問題を否定する勢力は、いったん敵と思ったら、どんなに説明しても、自分たちに矛盾があっても関係なく徹底的にやる」と植村さんは分かった。彼らに誤導され義憤に駆られる人たちは、『週刊文春』を読み、続報の「慰安婦火付け役 朝日新聞記者はお嬢様女子大クビで北の大地へ」という扇情的な広告の見出しを眺める。朝日の内部調査や第三者委員会の検証で植村さんの「捏造」を否定した結論の記事などは読まない。2015年1月号の月刊『文藝春秋』に寄せた植村さんの手記も読まない。北星学園大学へ「売国奴」「日本から出ていけ」といった脅迫が増していく。『マンガ大嫌韓流』にまで植村さんは似顔絵で登場し、吉田清治氏とダブルで「主犯」に挙げられる。

●2年以上の試練も出会いの恵み

 西岡氏と文藝春秋を相手に、また櫻井よしこ氏と新潮社など3社を相手に、それぞれ1650万円の損害賠償と謝罪広告を求めた裁判の行方に注目が集まる。「捏造と言われたら記者生命は終わりです」と植村さんは性根を据えた。被告の西岡氏側が、「捏造」と書いたことについて「事実である」と主張せずに「意見ないし論評である」と答弁書に記す段階で勝敗は決しているはずだが、裁判とは関係なく彼らの攻撃はやまないだろう。

(続く)
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん★2[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
5 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 00:49:48.79 ID:CAP_USER
(続き)

 そんな西岡氏に敬称をつけて呼ぶ植村さんに対し、会場から「なぜ」と問う意見が出た。植村さんは10秒近い沈黙の後、その真意を明かさなかった。内心は怒りに満ちているだろう。貴著の中で、批判し続ける西岡氏の姿を「その憎悪の深さに、慄然とする」と記すほどだ。しかし、呼び捨てにしたところで事態が改善するわけではない。あらぬ所で「植村は呼び捨てにする」とも言われかねない心配もある。しかし、それより礼儀を守り、正々堂々と闘う言論人としての矜持を示したように私には感じられた。不本意ながら訴訟は起こしたにしても……。「戦場でどうだったかが問題。慰安婦になった経緯ではなく、その被害にこそ目を向けてほしい」と植村さんが強調したのを思い返す。強制性の有無が本質ではない、との考えだ。西岡氏らとの闘いを個人攻撃に矮小化しては全体を見誤る。そういうことかもしれない。

 強制連行などなく、民間業者による売春だから慰安婦問題で日本は謝罪する必要はない、という論理は世界に通用しないと植村さんはクギを刺す。しかし、反証に耳を傾けないタコ壺の人たちやインターネットの世界では通ってしまい、それが慰安婦問題を知らない若い世代に広がっていることを危惧する。「捏造」とは、単語をつまみ食いして自己の願望に事実をすり替えていく犯罪である。「捏造」したのはどちらだったか、やがて歴史が明らかにするだろう。1997年に金学順さんが亡くなった時、植村さんは簡単な訃報記事しか出稿しなかった。「心が入っていなかった」と今も悔やむ。ライフワークとして、若い人たちに伝える慰安婦問題の本をこれから書きたいと考えている。

 最後にしみじみとこう語った。「『週刊文春』の記事が出てから2年以上、厳しく苦しかった。しかし、この試練は私にとっても恵みを与えてくれた。各地の出会いで『植村だけの問題ではない』と励まされた。私もこの出会いを大切に、絶対に屈せず勝っていきたい。皆さん、力をお貸しください」。真実の言葉が、そこにある。

林田英明

(おわり)
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
984 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[age]:2016/10/02(日) 00:50:17.08 ID:CAP_USER
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん★2[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1475336905/
次スレ
【韓国】 「群山時間旅行」祭り開幕!時計の針を回して過去に行き、日帝の収奪を目撃できる[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :蚯蚓φ ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 01:10:12.37 ID:CAP_USER
http://www.tournews21.com/news/photo/201610/24079_42827_938.JPG
▲群山(クンサン)時間旅行祭りで日本軍が食糧を収奪して行くために農民らを殴るパフォーマンスをしている
http://www.tournews21.com/news/photo/201610/24079_42835_948.JPG
▲群山(クンサン)時間旅行祭りで太極旗をひるがえしてパレードをしている。
http://www.tournews21.com/news/photo/201610/24079_42828_944.JPG
▲祭り現場で群山キム・ソンウ観光振興課長に会って祭りについて聞いてみた。

[ツアーコリア]過去への時間旅行に出発できる‘群山(クンサン)時間旅行祭り’が去る9月30日開幕、来る2日まで続く。

「近代、思い出に会う」を主題に全北(チョンブク)群山市群山近代歴史博物館および月明洞(ウォルミョンドン)一円で繰り広げられる祭りの現場を直接訪ねて、これまで祭りの成功的開催のために努力してきたキム・ソンウ群山市観光振興課長に会って祭りについて聞いてみた。

群山時間旅行祭りとは?

祭りは1930年代、日帝強制支配期の群山での米収奪現場を背景にする。当時、多くの産業施設を建築をしたが、その時の建築物を活用して祭りを行うことによって、現在を生きる人々に100年余り前の収奪の痛みと日帝に抵抗した先祖の民族魂を祭りを通じて感じることができる意味深い機会を伝えたかった。

祭りは時計の針を回して100年余り前、日帝に抵抗した歴史と民族の痛みを教育的価値で昇華をするために企画された。

祭りのキラーコンテンツは?

祭りの本来の企画意図がよく示しながら同時に旅行客が面白味を多く感じられるコンテンツ強化に努力した。追って追われるカクシタル仮面ゲーム、子供独立軍体験、万歳パレードなど当時の精神的な抵抗文化と抵抗精神をよく入れた代表的な‘キラーコンテンツだ。

観光客らに推薦したい体験番組があれば?

行事場所内に多様な近代文化の思い出遊びを多く作って思い出旅行ができるようにした。その当時の状況の世相を体験したいなら‘カクシタル仮面ゲーム’、‘子供独立軍体験’等を推薦する。教育的価値が高いだけでなく体験しながら面白味も共に満喫できるだろう。

また、秋を満喫したいならレールバイクに乗ってみるのも良い。100メートルほどの鉄道を手でポンプのように上げ下げすれば動くレールバイクを無料で体験できる施設を作り、誰でも自由に体験できる。さらに多くの方々が直接、祭りの現場に来られて過去への時間旅行を楽しんで下さるように願う。
(中略)

また、祭りの開幕式でソン・ハジン全北道(チョンブクト)知事が「歴史を忘れた民族には未来がない」と言ったように、群山時間旅行祭りは過去の日帝の残酷な収奪の歴史を今日の観光資源として格好良く開発、未来へつかつかと一歩踏み出している。そうした点で全羅北道の関門である‘群山’の未来は明るい。セマングムをはじめとして多くの資源を持っているからだ。過去を格好良く新しく昇華させて未来へ力強く進む群山市になるべく切実に希望する。

ソース:ツアーコリア(韓国語) ‘群山時間旅行’開幕!時計の針回して過去で〜
http://www.tournews21.com/news/articleView.html?idxno=24079

関連スレ:【韓国】 「独立軍と日本巡査の息詰まる対決」を体験しよう〜「群山近代時間旅行祭り」、9日から開催[10/02]2015
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1443854413/
【韓国】 群山近代歴史博物館、全国で初めて展示場を使った時代劇公演〜日帝収奪の歴史、忘れないよう「1930年時間旅行」[04/30]2012
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1335800659/
【韓国】今度はロッテ創業者を狙い撃ち 韓国検察はいつまでメディア&大衆の「反日」扇動に乗るつもりなのか?[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 01:15:10.05 ID:CAP_USER
http://www.sankei.com/images/news/161002/prm1610020035-p1.jpg
ソウル中央地裁が逮捕状の請求を棄却し、報道陣に囲まれ待機していた検察庁舎を後にするロッテグループの重光昭夫会長=29日、ソウル(共同)

 日本でロッテといえば“お口の恋人”。このキャッチコピーで製菓業のイメージが定着しているが、韓国ではだいぶ違う。

 若い人ならまず百貨店や大型スーパー、そしてホテルなどの大型リゾートを連想し、中高年は製菓や食品業を思い浮かべる。一方、最近では世界有数の化学製品メーカーで、ゼネコンやマンションデベロッパーのイメージも強い。いずれにしても韓国では五指に数えられる総合企業群(財閥)を形成している。

 知られるようにロッテは在日韓国人の重光武雄(韓国名・辛格浩)氏が日本で創業し、日韓の国交が正常化された2年後の1967(昭和42)年に韓国に進出。日本でガムやチョコレートを作って売って、成した財を韓国に投資して発展。経済にも多大な貢献があったに違いない。

 だがその創業家一族が最近、韓国で脱税・背任などの罪で在宅起訴されてしまった。裁判所に令状発布を拒まれたが、韓国検察はグループ会長を務める武雄氏の次男の逮捕にこだわるなど、盛り上がっている。

 脱税などの真偽は裁判に任せるとして、検察が勢いづく背景には《ロッテは日本企業か韓国企業か!》と企業のアイデンティティーや国家への忠誠心の絵踏みをさせて留飲を下げる韓国メディアの扇動と、それに丸乗りして正義の味方をかたる検察といういつもの構図がある。

 重光氏の内縁の女性=韓国籍=も約300億ウォン(約27億円)の贈与税を納めなかった罪で在宅起訴された。韓国の報道では、女性は日本におり検察は旅券を取り消したとされる。事実だとすれば違法滞在状態で、仮にこのまま帰国を拒み続ければ検察は日本側に女性の身柄の拘束と送還を求めることもあり得る。

×  ×  ×

 実は韓国検察は、靖国神社爆発音事件にからみ警視庁公安部が刑事共助条約によって要請した犯人に関する事実関係照会を理由も言わずに無視するなどの非礼ぶりで日本の法務省や警察の間で評判が悪い。

 筆者はそんな韓国検察とは浅からぬ縁があるが、印象深い記憶がある。

 2014(平成26)年8月18日、朴槿恵大統領の名誉を毀損したとして検察に呼び出された。調べに先だって担当検事室がある4階のトイレに入ろうとしたときのことだ。薄暗い給湯室脇の鉄扉に「賄賂NO! 不公平NO! (ソウル中央地検)金融調査3部」と書かれたハングルの張り紙を見つけた。

 人の犯罪を追及しようとする国家機関が「賄賂をもらって不公平な捜査をするのをやめましょう」と自ら呼びかける…。程度の低さに驚き、それまで体中に充満していた不安と緊張のガスがすっと抜け、代わりに安堵感に包まれたものだ。

×  ×  ×

 韓国で検察は政局を揺るがすほどの強力な権力機関だが、他に厳しく自に甘いの典型で、検事の犯罪・不祥事が異常に多い。

 韓国メディアによると11年から15年までに不祥事で処分を受けた検事は46人。処分対象行為は収賄から飲酒運転、職務怠慢まで多様で、5千万円の収賄や捜査情報漏洩で懲役刑などを受ける検事長がいると思えば、弁護士からベンツをもらい「ベンツ検事」と有名になった女検事らもいる。日本でならば「犯罪の総合商社」と揶揄されるだろう。

 そんな韓国でロッテ問題はさしずめ、ロッテという総合企業群を「犯罪の総合企業群」である検察が追及する図で、韓国の友人は「検察に正義を見いだせず、ロッテにも企業倫理を見いだせない」と嘆く。だがこれも権力が本格的にレームダック(死に体)化する政権末期に検察が活発になる韓国では繰り返されてきた日常的な光景である。(社会部編集委員・加藤達也)

http://www.sankei.com/premium/news/161002/prm1610020035-n1.html
http://www.sankei.com/premium/news/161002/prm1610020035-n2.html
http://www.sankei.com/premium/news/161002/prm1610020035-n3.html
【国際】泣きっ面にハチのサムスン電子 火を噴くスマホ、打倒アップルで墓穴[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 01:30:38.47 ID:CAP_USER
 韓国のサムスン電子が窮地に陥っている。同社製のスマートフォンの発火・爆発事故が続発。9月上旬に最新機種「ギャラクシーノート7」について、バッテリーに欠陥があったとして全世界で250万台のリコール(回収・無償修理)を発表したが、その後、別機種でも事故が起きた。ライバルの米アップルが新機種「iPhone(アイフォーン)7」を投入しシェア争奪戦が激化するなか、経営へのダメージは深刻だ。iPhone7打倒をもくろみ、開発を急いだことが欠陥を招いたとの指摘もある。その間隙を突き、アップルがサムスン電子のおひざ元のソウルに初の直営店を出店するとも伝えられ、まさに“泣きっ面にハチ”状態だ。

 サムスン電子は8月2日、ニューヨークで大型スマホの最新機種「ギャラクシーノート7」を大々的にお披露目し、同19日に韓国や米国、カナダなど約10カ国で発売した。5.7インチの大型ディスプレーを搭載。最大の目玉は、センサーで使用者の瞳の虹彩の模様を読み取り、ロックを解除する個人情報保護機能だ。バッテリーについても、「大容量で充電速度が速い」と宣伝していた。韓国では予約が殺到し供給が間に合わなくなるなどの大人気だった。日本では未発売だった。

 ところが、米国などで充電中にリチウムイオンバッテリーが異常過熱し、発火や爆発する事故が相次いで報告された。米消費者製品安全委員会(CPSC)によると、把握している過熱事例は92件で、うち26件でやけどなどの被害があり、55件で発火し、車が炎上するなどの損害が出たという。

 これを受け、サムスン電子は9月2日に、バッテリーの欠陥が確認されたとして販売を中止し、リコール方針を発表。高東真(コ・ドンジン)無線事業部長の記者会見によると、バッテリーサプライヤーの製造工程に問題があり、欠陥の割合は「100万台のうち24万台」としている。

 さらに、8日には米連邦航空局(FAA)が、機内で電源を入れたり、充電したりしないよう利用者に勧告を出し、日本の国土交通省も9日に追随。同じ日に、サムスン電子が消費者に使用中止を呼びかけ、CPSCも使用中止の勧告を出す事態となった。

 そうしなか、ギャラクシーノート7以外の機種で発火事故が相次いで伝えられた。

 英大衆紙サン(電子版)によると、英国南エセックス州ウィザムにあるカフェで、30歳の女性教師がサムスン電子のスマホ「ギャラクシーS7」を使用していたところ、突如として端末が過熱し煙を噴き出した。同紙は、店内に煙が充満する様子を撮した監視カメラの映像とともに、バッテリー部分が溶けて変形した端末の写真を公開。この女性は、「まるでバーベキューのようだった」と当時の様子を語っている。

 「ギャラクシーS7」は、今年発売されたばかりの主力機種。サムスン電子は発火原因について、同紙に「調査中」と回答しているが、その後、リコールの措置は取られていない。

 そして、9月23日にはインドの格安航空会社(LCC)、インディゴの機内で発火事故が起きた。

http://www.sankei.com/premium/news/161002/prm1610020029-n1.html

(>>2以降に続く)

http://www.sankei.com/images/news/161002/prm1610020029-p1.jpg
発火・爆発事故が相次ぎリコールとなったサムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーノート7」の内部。バッテリーの欠陥が原因だった(ロイター)
http://www.sankei.com/images/news/161002/prm1610020029-p2.jpg
http://www.sankei.com/images/news/161002/prm1610020029-p4.jpg
発火・爆発事故が相次ぎリコールとなったサムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーノート7」(AP)
http://www.sankei.com/images/news/161002/prm1610020029-p3.jpg
記者会見するサムスン電子の高東真・無線事業部長=9月2日、ソウル(ロイター)
http://www.sankei.com/images/news/161002/prm1610020029-p5.jpg
記者会見で頭を下げ謝罪するサムスン電子の高東真・無線事業部長=9月2日、ソウル(AP)
【国際】泣きっ面にハチのサムスン電子 火を噴くスマホ、打倒アップルで墓穴[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
2 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 01:31:01.56 ID:CAP_USER
(>>1の続き)

 現地メディアなどによると、シンガポールからインドのチェンナイに向かう便で、上部の棚に納めてあった手荷物から煙が出ているのに乗客が気づき、客室乗務員が消化器を噴射したという。荷物の中には発火したとみられる「ギャラクシーノート2」があり、着陸まで水に浸した状態でトイレに保管し、運航に影響は出なかった。原因は不明だ。

 その3日後の26日には、米デルタ航空のデトロイト発アムステルダム行きの機内で煙が発生し、英マンチェスターの空港に緊急着陸するトラブルが起きた。海外メディアによると、機内を調べたところ、座席の下からサムスン電子のタブレット端末が見つかった。乗客が座席の間に端末が挟まっていることに気づかず、リクライニング状態に倒し端末が破損して煙が出た可能性があるという。

 韓国の中央日報(電子版)は、「バッテリーそのものの問題ではなく、外部的要因による火災のようだ」とするサムスン電子関係者の声を伝えている。

 リコールの措置が取られたギャラクシーノート7以外の機種の事故は、製品としての欠陥が原因ではなく、使用状況など個別要因によるものの公算が大きい。ただ、リコールで信頼性が揺らぐなか、重大事故につながりかねない航空機内でのトラブルだけに、イメージダウンは避けられない。実際、中国のネット上では、「サムスン電子のスマホは買わない」といった声が噴出している。

 ギャラクシーノート7をめぐっては、世界各国で激しいシェア競争を繰り広げているアップルが新機種のiPhone7を9月に投入することが確実視されるなか、それより前に発売しようと開発を急いだとの見方が強い。

 英国のカフェで発火した主力機種の「ギャラクシーS7」についても、「国内でライバルのLG電子の新機種を出し抜くため、発売を1カ月前倒しした」(ITアナリスト)といい、“二匹目のドジョウ”を狙ったようだ。

 一方で、スマホの性能が急速に進歩するなか、バッテリーも急速充電で長時間使用できるといった高性能化が要求されている。業界関係者は「ただでさえ開発に過剰な負荷がかかっているところに、発売前倒しの圧力が重なれば、欠陥のリスクが高まるのは当然」と指摘する。

 iPhone7打倒をもくろんだものの、逆にその発売時期にリコールで失態をさらし、墓穴を掘ってしまったわけだ。

 “敵失”につけ込むのはビジネスの常道だ。米紙ウォールストリート・ジャーナルは、事情に詳しい関係者の話として、アップルが、ソウルに直営の旗艦店を出店する検討を行っていると報じた。実現すれば、アップルとして韓国初の直営店となる。候補地として、サムスン電子の本社があるビジネス街の江南地区が挙がっているといい、敵の牙城を一気に突き崩そうというアップルの意気込みがうかがえる。

 米国では、スマホに続き、サムスン電子の洗濯機が異常な振動で「破裂」する事例が相次いで報告され、消費者製品安全委員会(CPSC)が9月28日に消費者に注意を呼びかける勧告を出す事態も起きた。

 経営への影響をめぐっては、リコール費用に加え、損害賠償や制裁金で巨額の損失が出る可能性がある。何よりも、メーカーにとって生命線ともいえる品質への信頼を失えば、致命傷となりかねない。

(おわり)
【フィリピン】ヒトラーと呼ばれたくない=虐殺したいのだ−比大統領報道官[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 01:34:38.37 ID:CAP_USER
 【マニラAFP=時事】フィリピンのドゥテルテ大統領がナチス・ドイツ総統ヒトラーのホロコースト(ユダヤ人大虐殺)になぞらえ、麻薬犯罪者殺害に意欲を示した問題で、大統領報道官は1日、「発言がゆがめられている。大統領はヒトラーと呼ばれたいのではない。麻薬密売人300万人を虐殺したいと言ったのだ。次の世代やこの国を救うために」と釈明した。

 発言に対しては米独両政府やユダヤ人団体から批判が相次いだ。国連のディエン事務総長特別顧問(虐殺阻止担当)も声明を出し「差別や憎悪、暴力を激化させ、犯罪行為を奨励する発言が広まり、組織化されていけば、行き着く先は人道に対する罪だ。言葉を自制せよ」と警告した。(2016/10/02-00:44)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100200004&;g=int

関連スレ
【フィリピン】ドゥテルテ大統領、自身をヒトラーになぞらえ「喜んで虐殺する」「次の世代を破滅から救いたい」[9/30] [無断転載禁止]©2ch.net
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1475224155/
【中国】公園の鯉を捕まえて売るちゃっかり市民、食べると実は大変なことに![10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 01:40:17.02 ID:CAP_USER
http://img.recordchina.co.jp/thumbs/m720/201609/20160930-06361935.jpg
写真は鯉。

2016年9月29日、北京青年報によると、中国北京市の地下鉄駅周辺で、市民が公園の湖からすくってきた観賞用の鯉を食用として売っていると問題になっている。

現場は朝陽区にある呼家楼駅の出入口近くにある空き地。販売していた男性の話によると、「鯉は同区の紅領巾公園の湖ですくった。大きいのは1匹40元(約600円)、小さいのは20元。30分ほどで売り切れた」。公園で飼われていた鯉が食べられるかどうかについては「大丈夫。食べたって問題ない」と断言。

この公園では改修工事が行われており、湖の水もほとんど抜かれて底の土が見える状態だ。水たまりになった部分には5、6人の男性が網や素手で魚を捕まえている姿があり、公園を訪れた人は「水が抜かれたばかりの時は毎日20〜30人が同じことをしていた。公園側は魚を別の場所に移していて、彼らは回収から漏れた魚が目当て」と語る。

公園側は市民のこのような行為を問題視しており、「むやみに湖の中に入らないよう注意喚起した」と説明、また湖には藻の成長に作用する薬物を入れるため「魚を食べることも控えてほしい」とコメントしている。さらに市内の弁護士も安全上の問題や違法性を指摘、健康被害が出た場合は魚を販売した側だけでなく、公園も魚の「出所」として一定の責任を負うとの見解を示した。(翻訳・編集/野谷)

http://www.recordchina.co.jp/a151748.html
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん★3[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 02:53:54.21 ID:CAP_USER
 この言いがかりに黙っているわけにはいかない。元朝日新聞記者、植村隆さん(58)は覚悟を決めて反撃する。今年2月に出版した『真実〜私は「捏造記者」ではない』(岩波書店)は増刷と好評。各地で講演を引き受け、ジャーナリズム全体にかけられたバッシングに正面から向き合う。9月7日、福岡市で開かれた集いには110人の参加者があり、質問にも丁寧に応じる姿が印象的だった。本人と話してみて思う。「捏造」を唱えるほうこそ捏造ではないか。「慰安婦」問題と取り組む九州キリスト者の会主催。

●『週刊文春』の記事が火付け

 植村さんの環境が一変したのは2年前、『週刊文春』2月6日号に掲載された「“慰安婦捏造”朝日新聞記者がお嬢様女子大教授に」という記事だった。「見るたびに腹が立つんですが、大事な資料です」と会場に提示する。1991年8月、当時大阪本社社会部の在日・人権担当時代に書いた元「慰安婦」金学順(キム・ハクスン)さんの証言に対し、軍による関与はなかったと考える側を勢いづかせるバッシングである。前年6月の参院予算委で「(慰安婦は)民間業者が連れ歩いた」と政府が答弁し、韓国民主化の中で声を上げる女性たちが出てきた。植村さんは韓国留学の経験もあり、ハングルは得意だ。元「慰安婦」の紹介をされ2週間取材したが、家族にもひた隠しにしてきたつらい体験を日本の若者にそう簡単に打ち明けられるわけがない。「戦後も語れなかった女性たちの胸の痛さに当時は思い至れなかった」と植村さんは自省を込めて振り返る。

 そして翌年、金学順さんが告白する段階で事態は動き出す。植村さんは、韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)が聞き取り調査した録音テープの内容を紹介する形で8月11日、「思い出すと今も涙」という見出しで記事化した。まだこの時は68歳の匿名である。その後、金学順さんに聞き取り調査をする弁護団に同席して12月25日、「かえらぬ青春 恨の半生」との記事を実名と本人の写真付きで書く。「だまされて慰安婦にされた」という表現はあっても「強制連行」という字句はない。

 植村さんをたたく側は、この記事をもって「反日」の極みと考える。しかし、金学順さんの訴えが世界に広く伝わったのは朝日の記事ではなかった。8月11日を節目と見て帰国した植村さんには予想もしなかったことが3日後に起こる。金学順さんが記者会見を開いたのだ。金学順さんはその後、被害者として損害賠償請求を起こした。この勇気ある発言を受けてアジア各地で名乗り出る人が次々と現れた。金東元(キム・ドンウォン)監督のドキュメンタリー映画『終わらない戦争』(2008年)に映し出される金学順さんの会見時の様子を解説しながら植村さんは「二つの記事だけで有名になって、そうして歴史は作られる」とため息をついた。

●西岡力氏の執拗な攻撃やまず

 「それでも執拗に攻撃する人がいる。それが西岡力さんという人です」と続け、どのような内容かを示していく。一番の批判は、金学順さんがキーセン学校に3年間行ったことを書かなかった点。訴状には記されていても芸妓・芸者を目指すことが「慰安婦」になった理由ではないから植村さんは省いた。他のメディアも同様に書かなかったのに、なぜか植村さんだけが指弾される。東京基督教大学教授の西岡氏は1992年から雑誌などで名指し批判をしており、その論理はこうなる。

(1)金学順さんは40円でキーセンに売られ、強制的に連れて行かれた人ではない。

(2)記者会見の3日前のスクープ記事は、金学順さんも加わる訴訟の原告組織「太平洋戦争犠牲者遺族会」のリーダー的存在だった常任理事の娘の夫だから取れた。

(3)記者が自分の義母の裁判を有利にするために意図的に「キーセン」を報じなかった。

http://www.labornetjp.org/news/2016/1001hayasida

(>>2以降に続く)

前スレ
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん★2[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1475336905/
★1…2016/10/01(土) 22:53:08.06
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん★3[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
2 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 02:54:18.97 ID:CAP_USER
(>>1の続き)

 「慰安婦」はいても「慰安婦問題」にしたのは植村さんも含め朝日の一連の記事であると言いたいようだ。いわゆる「慰安婦狩り」を告白した吉田清治氏(故人)の証言記事を取り消しても朝日の罪は消えないと考え、「国賊朝日新聞は廃刊すべきだ」とジャーナリストの櫻井よしこ氏や産経新聞編集委員の阿比留瑠比氏らとともに、その主張はエスカレートしている。

 西岡氏の憶測は的を射ているか。まず、キーセンに対する考え方が異なる。「40円」というのも、母親がキーセンを養成する家へ養女に出した際に養父が母親に支払った金額であり、意味が違う。また、植村さんも義母との関係を理解しているから読者に予断をもたれないよう留意してきた。8月11日の記事はソウル支局長からもたらされた情報という。そもそも前記の二つの記事に記者の主観はない。挺対協や弁護団の聞き取り調査の内容を起こした客観報道であり、お手盛りのスクープだと邪推するなら肝心の8月14日の記者会見で北海道新聞に抜かれた植村さんの失敗を何と説明するのか。吉田清治氏に関する記事を植村さんも書いているものと思い込んでいた私以上に、西岡氏の批判には勘違いが多々あるようだ。

 『週刊文春』の「“慰安婦捏造”」についても、植村さんはその取材の在り方に疑問を隠さない。函館支局に押しかけてきて「取材するまで帰らない」と居直られ、北海道支社とも相談のうえ広報に任せてトラブル防止のため退所したのだが、出来上がった記事は「タクシーに乗って逃げた」と書きなぐられる。そして「挺身隊の名で戦場に連行され」との記述を西岡氏に解説させて「挺身隊とは軍需工場などに勤労動員する組織で慰安婦とは関係がありません」と“捏造”を示唆する。だが、当時は「挺身隊」と「慰安婦」は混在して理解されており、他紙も同じように書いている。これは、人をおとしめる常套手段であろう。『週刊文春』の記事は「朝日は不都合な真実にいつまで頬被りをするつもりなのか。日本が失った国益はあまりにも大きい」と締めくくる。「慰安婦」の置かれてきた耐え難い苦痛より、国家の利益が第一らしい。

●メディア全体にタブー化狙い

 韓国世論の激高は1993年の河野談話を否定しようとする日本国内の動きで加速された。河野談話とは当時の河野洋平官房長官が出したもので政府見解に当たる。軍の要請によって慰安所が設立され、募集、移送、管理も旧日本軍が直接あるいは間接的に関与したと認定。「慰安婦」も本人の意思に反して集められた事例も数多くあり、名誉と尊厳を深く傷つけたことを率直におわび、反省している。そして、この事実を教訓として歴史研究、歴史教育を行い、同じ過ちを繰り返さないと表明する。吉田清治氏の証言とは無関係に調査結果をまとめた真摯な内容だ。翌年の村山談話を経て1995年、政府主導で民間のアジア女性基金へとつながる。河野談話をバッシングする側は、16人の元「慰安婦」証言のみで十分な裏付けがないとし、韓国の修正要求を大幅に取り入れた「合作」のために、その後の拡大解釈と日本たたきを韓国に許していると主張する。天と地ほどの開きがある評価といえよう。戦後、曲がりなりにも平和国家として歩んできた日本が過去の過ちを素直に認めることをプラスとは考えないようだ。

 植村さんは、1997年の「新しい教科書をつくる会」発足、2001年の「女性国際戦犯法廷」についてのNHK番組改変など歴史を書き換えようとする不穏な動きを要約しながら、ことに安倍政権復活後の増長ぶりを指摘した。「慰安婦」と接した元日本兵の戦場体験を聞くことが難しくなった戦後70年。政治家や学者も戦争を実感できない世代ばかりである。戦後生まれが人口の8割となっては、よくよく勉強しないと真実は見えてこない。簡単に歴史修正主義に取り込まれてしまう。

(続く)
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん★3[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
3 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 02:54:39.66 ID:CAP_USER
(続き)

 あらぬバッシングに「なぜ自分が」と戸惑い、憂鬱な記事を書かれた悔しさから「冤罪を晴らしたい」思いに植村さんは当初とらわれた。しかし、この一連の策謀は自分をスケープゴートにして朝日を萎縮させ、ひいてはメディア全体に慰安婦問題をタブー化させて国民意識を変えようという狙いを感じ取ってくる。だから、どのような手を使ってでも攻撃してくるし、過去を正視せず「日本人は全く悪くない」と思いたい人の心の隙に入り込む言辞を弄する。今や植民地政策さえ「いいことをした」と開き直られる時代である。安倍晋三首相は昨年、「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そして先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と慰安婦問題にからめて談話を出した。一見、正しい。しかし、これは河野談話を誠実に履行して被害国の人たちが感懐を込めて言うセリフであろう。「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した日韓合意を受けて今夏、韓国の「和解・癒やし財団」に日本政府は10億円を送金した。植村さんは河野談話の重要な柱である「歴史研究、歴史教育」が全くなされていない現実では空中分解する可能性が高いと懸念する。ソウルの日本大使館前に被害女性の象徴として設置された少女像の移転や撤去は、韓国の学生たちが日夜阻止する状況だ。植村さんは女学生たちの写真を紹介しながら、あまりにも無関心な日本の若者たちとの対比に愕然とする。

 「慰安婦」の実態が人数も含め韓国内では過剰に報道されている面はあるだろう。敗戦時、旧日本軍は発覚しては困る資料を徹底的に焼却するなど隠蔽に走った。罪の意識がある。ところが今は「関与の証拠がない」とシラを切る材料に使われている。女性たちの中には長い年月の間に記憶が混乱して些末な部分で矛盾するところもあり、そこを全否定の材料にされる。関東軍731部隊による人体実験を世に知らしめた森村誠一氏の『悪魔の飽食』の中で写真を1枚誤っただけで強烈な反応を引き起こし、光文社版が回収・絶版となった事例を思い出す。だが、被害事実の根幹部分に揺らぎがないことを重視すべきではないか。それらも含めて丁寧に記録に残し、共に考える歴史教育こそ植村さんは大事だと考えているようだ。今の日本政府の対応では、10億円が韓国に後の責任を押しつける一方的な“手切れ金”になりかねない。

●娘の名前と顔をさらす便乗犯

 植村さんは一連のバッシングで神戸松蔭女子学院大学への転職を諦めた。北星学園大学(札幌市)の非常勤講師こそ大学の意志でその後も2年間継続できたが、姉妹校である韓国のカトリック大学校へ客員教授という形で今年3月から移っている。北星学園に感謝する植村さんにとっては、教える留学生は変わらず、場所がソウルに、言葉がハングルに変わっただけとほほ笑む。とはいっても、こうした言論弾圧は許せないし、何より植村さんの娘の名前と顔をツイッター上にさらして中傷する便乗犯まで現れたことが看過できなかった。娘は慰安婦問題とは全く関係がない。有志の弁護団の総力を挙げた特定作業によって発信元を突き止め、娘が原告となり、東京地裁に提訴した。植村さんは「娘のタフさには感謝している。娘の心が折れていたら、私の心も折れていたかもしれない」と、父としてギリギリの判断を迫られる場面だったことを明かした。裁判長は和解を進めたが、娘は判決を求めた。二度とこうしたことが起きないよう判例をつくるためだった。100万円の精神的損害と調査費・弁護士費用70万円の計170万円を損害賠償請求していたが、今年8月の判決では全額認められた。それだけでなく、娘の精神的被害は200万円相当という判断も示していた。「裁判長も怒っていたんですね」と述懐する。

 植村さんは自分にかけられた攻撃に対し、三つの観点から訴訟の意図を説明した。一つは司法の場で「捏造記者ではない」と証明すること。そして、つらい体験をした元「慰安婦」の傷ついた尊厳の回復。最後に、言論と報道の自由や大学の自治という戦後民主主義を守るためである。

(続く)
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん★3[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
4 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 02:54:59.83 ID:CAP_USER
(続き)

●「抱腹絶倒」産経と読売の姿勢

 メディアの取材に応じる中でバッシングする産経と読売にも向き合った。「これは本当に皆さんにお話ししたい。抱腹絶倒ですよ。いかに産経や読売がインチキな報道を朝日バッシングでやったか」と鼻息を荒くした。産経とは1対3、読売とは1対5。それぞれカメラマンが1人含まれるとはいえ、記者の人数に気おされる。「非常に恐ろしかったが負けませんでした。なぜなら私には事実という武器があった」と顛末を語る。産経には阿比留記者も入っている。ところが、話していくうちに、もう1人の記者も含めて事実を知らないことに驚いた。産経こそが1991年12月7日の金学順さんの記者会見の記事で「日本軍に強制的に連行され」と書いているのだ。コピーを見せることで、自社の記事を確認せず植村さんを攻撃していることが判明した。さらに、2人は金学順さんをはじめ被害を訴える女性に一人として会ったことがないことも分かった。当事者の生の声を知らずして書く姿勢が、記者として植村さんには不思議でならなかったが、産経はまだいい。インタビュー記事を植村さんの主張も含め、不十分ながらも読者に届けている。インターネットの「産経ニュース」には全文を載せたので、おかげで勝敗は明らかになった。とはいえ、植村さんの記事の信憑性が揺らいでいると散々批判するため6項目の質問状を社に送ったところ、返信は記事削除の確認1件を除き「個別の記事に関することはお答えできません」「産経新聞社としてお答えする立場にありません」のオンパレード。植村さんは「ほとんど何も答えていない。こんなこと、もし朝日がやったら、今ごろツブれてますね」とメディアでは自殺行為のはずの不誠実さを突く。

 一方、「読売には記事が1行も載りませんでした」とあきれる。インタビュー時に「キーセンとは?」と逆質問して記者たちが答えられなかったからだろうか。あるいは、植村批判の別のページに言い訳のごとく自社もキーセン学校について書かなかったことを記している点を指摘したからだろうか。それとも、1991年の提訴時の記事で読売こそ「強制連行」と書いていることを示したからだろうか。いずれにせよ、掲載しなかった理由は、社のニュース価値に応じて判断した編集方針であろう。新聞社として極めて深刻な劣化を示した2社の対応は「抱腹絶倒」という笑いではすまない気がしてならない。

 「慰安婦問題を否定する勢力は、いったん敵と思ったら、どんなに説明しても、自分たちに矛盾があっても関係なく徹底的にやる」と植村さんは分かった。彼らに誤導され義憤に駆られる人たちは、『週刊文春』を読み、続報の「慰安婦火付け役 朝日新聞記者はお嬢様女子大クビで北の大地へ」という扇情的な広告の見出しを眺める。朝日の内部調査や第三者委員会の検証で植村さんの「捏造」を否定した結論の記事などは読まない。2015年1月号の月刊『文藝春秋』に寄せた植村さんの手記も読まない。北星学園大学へ「売国奴」「日本から出ていけ」といった脅迫が増していく。『マンガ大嫌韓流』にまで植村さんは似顔絵で登場し、吉田清治氏とダブルで「主犯」に挙げられる。

●2年以上の試練も出会いの恵み

 西岡氏と文藝春秋を相手に、また櫻井よしこ氏と新潮社など3社を相手に、それぞれ1650万円の損害賠償と謝罪広告を求めた裁判の行方に注目が集まる。「捏造と言われたら記者生命は終わりです」と植村さんは性根を据えた。被告の西岡氏側が、「捏造」と書いたことについて「事実である」と主張せずに「意見ないし論評である」と答弁書に記す段階で勝敗は決しているはずだが、裁判とは関係なく彼らの攻撃はやまないだろう。

(続く)
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん★3[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
5 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 02:55:14.29 ID:CAP_USER
(続き)

 そんな西岡氏に敬称をつけて呼ぶ植村さんに対し、会場から「なぜ」と問う意見が出た。植村さんは10秒近い沈黙の後、その真意を明かさなかった。内心は怒りに満ちているだろう。貴著の中で、批判し続ける西岡氏の姿を「その憎悪の深さに、慄然とする」と記すほどだ。しかし、呼び捨てにしたところで事態が改善するわけではない。あらぬ所で「植村は呼び捨てにする」とも言われかねない心配もある。しかし、それより礼儀を守り、正々堂々と闘う言論人としての矜持を示したように私には感じられた。不本意ながら訴訟は起こしたにしても……。「戦場でどうだったかが問題。慰安婦になった経緯ではなく、その被害にこそ目を向けてほしい」と植村さんが強調したのを思い返す。強制性の有無が本質ではない、との考えだ。西岡氏らとの闘いを個人攻撃に矮小化しては全体を見誤る。そういうことかもしれない。

 強制連行などなく、民間業者による売春だから慰安婦問題で日本は謝罪する必要はない、という論理は世界に通用しないと植村さんはクギを刺す。しかし、反証に耳を傾けないタコ壺の人たちやインターネットの世界では通ってしまい、それが慰安婦問題を知らない若い世代に広がっていることを危惧する。「捏造」とは、単語をつまみ食いして自己の願望に事実をすり替えていく犯罪である。「捏造」したのはどちらだったか、やがて歴史が明らかにするだろう。1997年に金学順さんが亡くなった時、植村さんは簡単な訃報記事しか出稿しなかった。「心が入っていなかった」と今も悔やむ。ライフワークとして、若い人たちに伝える慰安婦問題の本をこれから書きたいと考えている。

 最後にしみじみとこう語った。「『週刊文春』の記事が出てから2年以上、厳しく苦しかった。しかし、この試練は私にとっても恵みを与えてくれた。各地の出会いで『植村だけの問題ではない』と励まされた。私もこの出会いを大切に絶対に屈せず勝っていきたい。皆さん、力をお貸しください」。真実の言葉が、そこにある。

林田英明

(おわり)
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん★2[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
994 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[age]:2016/10/02(日) 02:55:42.35 ID:CAP_USER
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん★3[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1475344434/
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【韓国】曲がり角の韓国自動車産業、生産台数でインドに抜かれ世界6位に後退=対中輸出もSUV輸出急減、現地生産増加で初の赤字に[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 05:55:09.32 ID:CAP_USER
2016年10月1日、今年前半の国別自動車生産台数で、韓国は初めてインドに抜かれ世界6位に後退した。中国への輸出でもスポーツ用多目的車(SUV)の急減や現地生産の増加が重なり、赤字に転落した。米国市場で一時、日本を脅かす存在だった韓国の自動車産業は曲がり角に立たされている。

朝鮮日報などがこのほど伝えた韓国自動車産業協会の集計によると、今年1〜7月の累積生産台数は中国が1279万1461台とトップで、2位米国(708万3661台)、3位日本(530万1366台)、4位ドイツ(362万8086台)の順。6位の韓国は国内の生産台数が255万1937台で、5位のインドの生産台数(257万5311台)より2万3374台少なかった。韓国の生産台数がインドを下回った今回が初めてだった。

韓国は2000年代初めまで米国、日本、ドイツ、フランスに次ぐ生産台数5位だったが、02年からは中国に抜かれ6位に転落。その後、性能やと品質アップに伴うブランドイメージの向上で輸出が大幅に増加したため、05年にフランスを抜き5位圏内に再浮上し、昨年まで11年間、5位の座を守ってきた。

このままでは韓国は通年でも12年ぶりに自動車生産上位5位から陥落するが、インドだけではなく、メキシコやブラジルなどの追い上げも急ピッチだ。ハンギョレ新聞は「毎年10%内外の成長をして、中南米最大の自動車生産基地に浮上したメキシコは昨年350万台の完成車を生産し世界7位の自動車生産国になった。20年までに生産台数を500万台に増やす計画であり、停滞状態にある韓国の自動車生産台数を超える可能性が高い」と危機感を深めている。

さらに、ハンギョレ新聞がさきごろ報じた産業研究院の報告書によると、今年1〜5月の中国との完成車貿易収支は175万ドルの赤字を記録した。中国との貿易で完成車部門が赤字となったのは、1992年の国交樹立で貿易が本格化して以来初めてという。

5月までの対中国完成車輸出は2679万ドルで、昨年同期より94.8%も減少。その一方で、価格競争力を武器にした中国企業は小型バスと小型トラックを中心に、昨年同期より9.9%増加の2854万ドル分の車を韓国に輸出した。

大きな理由は、SUVの輸出急減。現代自動車「マックスクルーズ」の対中国輸出は、昨年6月までの2306台から今年は40台にまで激減した。中国企業は昨年から韓国車の50〜60%の価格でSUV市場を集中攻略している。中国の高い自動車関税(22.5%)などを理由に現地生産が増加した点も作用した。韓国メーカーの中国販売完成車のうち、現地生産車の比率は15年に97.1%まで高まった。

こうした中、「労働貴族」の批判もある現代自動車の労働組合は9月26日、会社側に賃上げなどを求め12年ぶりの全面ストライキに突入、生産がストップした。韓国政府は「現代と関連がある数多くの中小企業の被害が雪だるま式に増えている」などと憂慮している。(編集/日向)

http://www.recordchina.co.jp/a151806.html
【国際】中国は「市場経済国」といえるのか? 認定めぐり米国と激突 欧州・カナダは経済力にすり寄るが…[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 06:01:50.03 ID:CAP_USER
http://www.sankei.com/images/news/161002/prm1610020034-p1.jpg

 9月15日。米ニューヨークの会員制組織「経済クラブ」での昼食会で、大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏が登壇した。だがこの日、いつもの身ぶり手ぶりを交えた「トランプ節」がやり玉に挙げたのは、民主党候補のヒラリー・クリントン氏ではなかった。

 「中国は略奪的な貿易、ダンピング(不当廉売)、為替操作、知的財産の窃取で、米国から何百万もの雇用と数兆ドルの富を奪ってきた」

 クリントン氏も「中国の横暴に立ち向かう」と中国を厳しく批判する。両候補に共通するのは、中国の「市場経済国」認定を阻止するという強い決意だ。

 米国では、「不公正な経済慣行で成長した中国経済」への怒りが渦巻く。特に、中国が過剰生産した鉄鋼を不当な安値で輸出しているとの不満は強い。オバマ政権も中国製鋼板に反ダンピング関税を課す。

 中国が市場経済国になれば、輸出がダンピングと判定されにくくなる。中国は2001年に世界貿易機関(WTO)に加盟して以来、「非市場経済国」の地位に甘んじてきたが、WTO加盟15年に当たる今年、加盟時の合意文書の内容を理由に12月11日から市場経済国になると主張してきた。

 15年12月にアジアインフラ投資銀行(AIIB)を設立し、今月1日に人民元の国際通貨基金(IMF)の「主要通貨」入りを果たしたのに続き、中国は市場経済国認定という新たな勲章を狙う。

 中国の識者は「市場経済国認定は当然だ。米国が反対するのは、中国の手足を縛って、米国にだけ好都合な世界を築こうとしているからだ」と主張する。

 しかし、オバマ政権、あるいは次期米政権が中国を「市場経済」と認めれば、米国は中国の言い分を丸ごと受け入れざるを得ないまでに衰えたとの印象を国際社会に与えるのは避けられない。

 オバマ大統領は今年9月3日、中国・杭州での習近平国家主席との首脳会談で「中国は鉄鋼やアルミの過剰生産問題に取り組むべきだ」と詰め寄った。しかし習氏は「すでに問題解消に取り組んでいる」とかわすのみだった。

×  ×  ×

 「米国との交渉は行き詰まった。不公平な内容であることは明らかだ」

 フランスのオランド大統領は8月30日の演説で、米国と欧州連合(EU)が協議中の環大西洋貿易投資協定(TTIP)への不満を訴えた。28日にはドイツのガブリエル経済相も「交渉は事実上の決裂」と発言。EU主要国が足並みをそろえ、来年1月の任期終了までの合意を目指すオバマ大統領に冷水を浴びせた。

 市場経済国認定をめぐっても米国とEUは息が合わない。メルケル独首相は6月の中国の李克強首相との会談後、「15年前の約束の延長線上に解決策を見いだせる」と述べ、中国への配慮を強調した。

 EUの欧州議会は認定に反対だが、「政策執行機関の欧州委員会は中国の顔を立てながら、ダンピングにも対応する道を探っている」(欧州のエコノミスト)とみられている。

×  ×  ×

 6月にEU離脱を決めた英国も、中国との蜜月関係を望む。メイ首相は9月5日の英中首脳会談で「英中の関係は発展を続ける黄金時代のままだ」と述べ、10日後には中国が約3分の1を出資して建設される英南西部の原子力発電所建設計画にゴーサインを出した。

 昨年、AIIB参加を見送ったカナダも、トルドー首相が今年8月末に加盟申請に踏み切った。モルノー財務相は「カナダ企業には機会を、中間層には雇用をもたらす」と期待する。

http://www.sankei.com/premium/news/161002/prm1610020034-n1.html
http://www.sankei.com/premium/news/161002/prm1610020034-n2.html
http://www.sankei.com/premium/news/161002/prm1610020034-n3.html

(>>2以降に続く)
【国際】中国は「市場経済国」といえるのか? 認定めぐり米国と激突 欧州・カナダは経済力にすり寄るが…[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
2 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 06:02:12.26 ID:CAP_USER
(>>1の続き)

 しかし中国は、南シナ海問題でみられるように、自国の利益のためには平然と国際秩序をかき乱す。

 米外交筋は、中国の経済力にすり寄る各国の態度に対し、「中国の経済戦略に国家主義的な色彩が強まった場合に生じる危険を認識すべきだ」と警告した。



【用語解説】市場経済国

 輸出のダンピング(不当廉売)判定に際して、国内価格と輸出価格の差を基準として用いることが認められる国。一方、非市場経済国は国内価格が補助金などで安く設定されている可能性があるため、国内価格より高い価格をダンピング判定の基準とするよう求められる。中国は2001年の世界貿易機関(WTO)加盟時、各国と交わした合意文書で非市場経済国の立場を受け入れている。

(おわり)
【韓国】「秋夕」期間中、ソウル市内はごみだらけ[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 06:08:39.38 ID:CAP_USER
http://www.chosunonline.com/site/data/img_dir/2016/09/30/2016093001573_0.jpg

 秋夕(チュソク=中秋節)連休の3日目だった9月16日午後、ソウル市城東区金湖洞のクムナム市場近くの住宅街では、至る所で普段見られなかった「ごみの山」が見受けられた。50−100リットルの従量制のごみ袋(処理手数料を負担したもの)数十個が歩道に山のように積まれていた。穴が開いた生ごみ袋から漏れ出した生ごみが道路の真ん中にまで流れ出しており、その周りにはハエが飛び回っていた。住宅街から20メートルほど離れている大通り沿いには「ごみ集中取り締まり地域」という看板が立てられていたものの、看板の下には従量制の袋ではない一般のビニール袋に入れられたジュースの空き缶やペットボトル、秋夕のプレゼント用の発泡スチロール箱などが20個余り捨てられていた。住民のチョンさん(46)は「すでに捨てられてあったごみの山の上に通行人たちが飲み残したジュースの空き缶やたばこの吸い殻などを捨てていったため、町中がごみためとなってしまった」と語気を荒らげた。

 5日間の秋夕連休(9月14−18日)の間、ソウル都心の住宅街は、至る所でごみの山に悩まされた。首都圏の埋め立て地やソウル市の各区役所のごみ回収業者が連休を迎えて2−3日ずつ休んでいる間に、各家庭の生活ごみが通りにあふれ出たのだ。ソウル市と各区役所は、住民たちに「秋夕連休の間はごみの回収を中断する」と告知し「回収日ではない秋夕連休にごみを家の外に捨てた場合、罰金として10万ウォン(約9100円)が賦課される」と呼び掛けた。しかし、住宅街の路地はもちろんのこと、飲食店や飲み屋、商店などが密集している都心の大通り沿いには、分別されていないごみが入れられた袋があちこちに捨てられていた。

 秋夕や旧正月などの名節連休には、贈り物に使用される宅配用の箱や包装用の発泡スチロール箱、生ごみなどの発生量が通常に比べて多くなる。ソウル市松坡区によると、昨年の秋夕に出たリサイクルごみは1日平均で約100トンと通常(60トン)の倍近くにまで上った。

 名節連休に出る生ごみも毎年増加する傾向にある。「共に民主党」のイン・ジェグン議員が環境部(日本の省庁に当たる)から入手した資料を分析したところによると、名節期間(旧正月、秋夕)における生ごみの発生量は2013年の7万748トンから15年には10万3978トンに増えた。江南区で環境美化員を務めるキムさん(58)は「名節の間はごみの無断投棄を監視する人がいないのをいいことに、食べ物やリサイクル品が交じったごみ袋を捨てていくちゃっかり者が一気に増える。ごみを回収した後も、また分類しなければならないため、気が遠くなる」と肩を落とす。

 一般の住宅街だけではなく、弘大入り口のようにワンルームマンションが密集している所でも、ごみの無断投棄が数多く見受けられた。9月16日午後7時、弘大入り口駅近くの路地には、生ごみがいっぱいに詰められた従量制のごみ袋20個が積まれていた。コンビニの弁当やカップラーメンの容器などが入った黒いごみ袋もあちこちで捨てられていた。弘大入り口駅近くで精肉店を経営するキムさん(46)は「ごみの山から漂ってくる悪臭がひどすぎて、近くの住民や商店街は窓を開けることができずにいる」と嘆く。

 ソウル市と各区役所は、秋夕の期間中、312人からなる掃除巡察機動班を運営し、毎日主な都心地域を回りながらごみの回収作業を行ったものの、あふれ出るごみを全て回収することはできなかった。ソウル市江東区役所の関係者は「家の前にごみが山積みになっているため今すぐ回収に来てほしいという苦情の電話が毎日10−20回掛かってきたが、従業員が足りなくて全ての苦情に対応するのは大変だった」と内情を語る。ソウル市冠岳区新林洞に住んでいるイムさん(32)は「ごみの回収が連休の間一時中断されるというのを知りながら、ひそかにごみを路地に捨てるのを見ると、隣人への思いやりが消えてしまったようで何だか寂しい」と話した。

イ・ミンソク記者 , チュ・ヒョンシク記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/30/2016093001717.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/30/2016093001717_2.html
【韓国】韓国の天才ホワイトハッカーが転職、サムスンからグーグルへ[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 06:10:33.12 ID:CAP_USER
 韓国のホワイトハッカー(ハッキングによる犯罪を防ぐセキュリティー専門家)のうちでトップに挙げられるイ・ジョンフンさん(23)が、11月に韓国のサムスンSDSを辞めて米グーグルに転職するといいます。

 イさんは20歳のときに米ラスベガスで開かれたハッカーの国際大会「デフコン」で3位に入り、注目を集めました。昨年には韓国チームを率い、同大会でアジアチームとして初優勝を果たしました。また、昨年3月にはカナダのハッカー大会に単身参加して1位になり、ハッカー大会としては史上最高となる約2億5000万ウォン(約2300万円)の賞金を獲得しました。イさんはこの大会で、グーグルや米アップル、米マイクロソフトのインターネット接続プログラムのセキュリティー網を一人で全て突破しました。その気になりさえすれば、現存する全てのスマートフォン(スマホ)やパソコンをハッキングできるということです。

 イさんは昨年10月、大学を中退してサムスンに入社しました。彼の仕事は、スマホやノートパソコン、冷蔵庫などサムスンが製造するあらゆる電子製品についてセキュリティー上の弱点を探し出し、これを補完することでした。その彼が1年でサムスンを去るというのです。

 突然の転職の理由について、イさんは「ハッカーとしてもっと学び、もっと成長したい。グーグルで世界トップのハッカーたちと一緒に働きたい」と説明しました。「英語が下手で心配だし、給料もサムスンの方が多いが、セキュリティー専門家としての夢を育てるにはグーグルの方が適していると考えた」とも話しています。

 イさんのグーグルへの転職を苦々しく思ってしまうのは、彼の後姿にホワイトハッカーを認めない韓国社会の風潮がオーバーラップするためです。ホワイトハッカーたちは「ハッカーだというと犯罪者のように扱われるため、自分の仕事を隠している」と言います。ある40代のハッカーによると、やり手の後輩が突然ハッカーをやめて一般企業に就職するのは十中八九、結婚を控えているときだそうです。仮に国家情報院のような情報機関に就職しても、言われたことをやるだけだといいます。

 トップレベルのハッカーは最高のセキュリティー専門家です。国の機関や企業に対するサイバー攻撃が一段と巧妙化するなか、ハッカーチームを一人で相手にできる「S級ハッカー」が韓国を離れるのですから、これこそまさに人材流出ではないかと思います。

成好哲(ソン・ホチョル)記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/30/2016093001718.html
【朝鮮日報】「ノーベル文学賞候補」コ・ウンと村上春樹の違い[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 06:16:37.71 ID:CAP_USER
 ノーベル文学賞の季節が巡ってきた。今年も韓国の詩人・高銀(コ・ウン)の名前が受賞候補に挙がっている。そして高銀に対する当てこすりも始まった。韓国で10年以上も続いている毎年の「恒例行事」だ。有名ブックメーカーのウェブサイトでノーベル文学賞候補のオッズと順位が発表されるわけだが、だいたい10位前後に高銀の名前が入っているからだ。スウェーデン・アカデミーは公式にはノーベル賞受賞候補を公開していないため、本当に審査対象に名前が挙がっているのかは分からない。賭博的な予想によると、今回も受賞の可能性は高くない。ネットユーザーたちは早くも高銀に対し「スパーリングパートナー」「職業的万年候補」などと好き勝手に批評を始めている。受賞者発表の日に自宅に取材陣が押し掛けて大騒ぎするのを避けるために、高銀は今回、外国でその日を迎える予定だという。

 高銀は悔しい思いをしているだろう。毎年「韓国代表」に選ばれながら、連戦連敗だからだ。ノーベル文学賞の受賞が全面的に作品性を保障するわけでもない。政治的な力関係などが考慮されるからだ。2012年にノーベル文学賞を受賞した中国の小説家、莫言も「ノーベル賞の受賞者が必ずしも卓越しているというわけではない」と断言していた。「ノーベル賞の渇望はゆがんだ西欧中心主義の表れ」と露骨に非難する韓国人作家もいる。しかし、韓国の「ノーベル賞欲しい病」は、今年5月に韓国の小説家、韓江(ハン・ガン)がブッカー賞(イギリスの文学賞)を受賞した際に端的に表れた。メディアも出版社も受賞のニュースを伝える際「ノーベル文学賞と共に世界3大文学賞に挙げられる」という一節を「ブッカー賞」の前に付け加えた。それは「ブッカー賞」の受賞ではなく「ノーベル文学賞に次ぐブッカー賞」の受賞だった。

 日本の小説家・村上春樹も似たような立場に置かれている。日本を代表し、毎年のようにノーベル文学賞の最有力候補に挙げられ、自国民の絶対的関心を集めながら毎年落選している。ただ、高銀の事情と異なる点があるとすれば、自分の国だけでも数百万冊の本が売れているという点だ。2013年の近著『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の発売当時、書店の前で長蛇の列をつくっていた日本人の姿を覚えている。発売からわずか1週間で発行部数100万冊を突破する国。ノーベル文学賞が国の文学的な地位を象徴するとすれば、作家だけでなくその国の国民もノーベル賞受賞に対して一定の取り分と責任がある。そう考えると日本人は村上春樹とノーベル賞に対してあれこれ言う資格があるといえるだろう。

 今年1月、米国の文学評論家、マイティリ・ラオ氏は米国の時事文芸誌ニューヨーカーに寄稿したコラムで、韓国のノーベル文学賞受賞の可能性について悲観的な見方を示した。内容はこうだ。「ソウルで最も大きな書店は『人は本を作り、本は人を作る』というスローガンを掲げている。識字率は98%に達する。出版社は毎年4万冊の新刊を発売する。ただ、2005年に経済規模上位30か国を対象に行った調査で、韓国の1人当たりの読書時間は調査対象国の中で最も短かった。詩人の高銀氏は毎年ノーベル文学賞候補に名前が挙がるが、実際には高銀氏の詩は韓国であまり読まれていない」。韓国統計庁が今年4月に発表した「韓国人の生活時間の変化像」によると、平日の読書時間は1999年の9分から2014年には6分へと減少した。

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チョン・サンヒョク文学部記者

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【韓国】J-POPに対抗し競争力向上、世界を席巻するK-POPアイドル[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 06:22:31.00 ID:CAP_USER
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 ソウル市江南区にある大手芸能事務所「SMエンターテインメント」には毎週新曲が100曲ずつストックされていく。韓国人作曲家の曲だけではない。スウェーデン・デンマーク・オランダ・イギリス・フランス・アメリカなど世界各国の音楽界で活躍する作曲家700−800人が新曲を送ってくる。SMエンターテインメントの新人歌手発掘・新曲採用を担当する4チーム30人がこれらの曲を3回にわたり審査する。最終審査にはイ・スマン総括プロデューサーも参加する。

 SMエンターテインメントは国内外の有名作詞家・作曲家とネットワークを作り、彼らとの協業により新曲を作る方式を採用している。いわゆる「SMソング・ライティング・キャンプ(Songwriting Camp)」だ。人気アイドルグループEXOが今冬リリースする予定の新譜に収録されるジャズ風ナンバーはスウェーデンの作曲家、リズム・アンド・ブルース(R&B)調の曲は米国人作曲家と組んだ作品だ。同事務所のイ・ソンス・プロデュース本部長は「毎年4000−5000曲聴いて評価するため幅広い音楽作りに役立つ。最近では日本や中国の作曲家の発掘や協業にも力を入れている」と語った。

 1996年にデビューしたH.O.T.や97年デビューのSechs Kiesなど「アイドルグループ第1世代」が誕生して今年で20年になる。速くて華やかなダンス・ナンバーとダイナミックなフォーメーション・ダンスが中心のアイドル音楽が、ポピュラー音楽界の勢力図を変えるとは誰も予測できなかった。政府は1990年代後半から4回にわたり日本のドラマ・漫画・ポピュラー音楽といった大衆文化の規制を解除してきた。当時は「日本の大衆文化を開放すれば、韓国ポピュラー音楽市場は『J-POP』と呼ばれる日本のポピュラー音楽に侵食されてしまう」という悲観的な展望が支配的だった。しかし、韓国ポピュラー音楽界は2010年以降も売上高・輸出額とも毎年10%以上ずつの安定した成長を見せている。窮屈な国内市場から脱し、日本・中国・東南アジアはもちろん、米国・中南米・ヨーロッパまで世界を舞台にした「逆転の発想」のたまものだった。

 韓国ポピュラー音楽界が「K-POP」というブランド名を使って世界進出に成功した秘訣(ひけつ)には、まず「グローバル化戦略」がある。中国人(f(x)ビクトリア、Miss Aフェイなど)、日本人(M.I.Bカンナムなど)、タイ系アメリカ人(2PMニックン)らアイドルグループ・メンバーたちの国籍だけでなく、作詞家・作曲家まで徹底して「グローバル市場」を目指したことが、世界進出の原動力になったとの見方だ。ジョージ・メイソン大学仁川グローバル・キャンパスのイ・ギュタク教授は「米国で売られているトッポッキ(もちのコチュジャンいため)がコチュジャン(トウガラシみそ)の代わりにしょうゆを使うように、海外の人々がK-POPに感じるかもしれない抵抗感をできるだけ消す多国籍戦略だ」と語った。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/30/2016093001851.html
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(>>2以降に続く)
【韓国】J-POPに対抗し競争力向上、世界を席巻するK-POPアイドル[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
2 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 06:22:52.30 ID:CAP_USER
(>>1の続き)

 制作過程からグローバル化を目指すうちに、「アイドル音楽はダンスミュージックだけ」と考えられてきた固定観念も変わり始めている。バラード、ロック、ヒップホップ、R&B、さらには演歌に至るまで、アイドル音楽のジャンルも多様化した。例えば、SMエンターテインメントは世界的ブームとなっているエレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)のフェスティバルを10月1日と2日、ソウル市内の蘭芝漢江公園で開催する。アイドル音楽専門批評ウェブマガジン「Idology」のムン・ヨンミン編集長は「ヒップホップ色の強い防弾少年団やロックグループを目指すDAY6のように、アイドル音楽のジャンルは広がった。こうした傾向が続けば、『フォーク・アイドル』や『ジャズ・アイドル』も出ないとは言い切れない」と言った。

 アイドル音楽のジャンルが急速に拡大していることから、「自作曲を歌うフォーク・バラード系シンガーソングライターやインディーズ音楽が衰退してしまうのでは」と懸念する声も強い。文化体育観光部(省に相当)の昨年のコンテンツ産業統計報告書がそれをよく表している。この報告書は、「事実上、SMやYGエンターテインメントに代表される大手芸能事務所や、片手で数えられるくらいの大手企業が音楽市場の50%以上を握り、独占に近い状態で動かしているのが現状だ。長い目で見れば、産業全般の競争力を下げてしまう重要な問題に浮上している」と懸念を示した。イ・ギュタク教授は「アイドル中心の大手芸能事務所とインディーズ音楽の独立系事務所で適切な共存・協力モデルを探る必要がある」と語った。

金性鉉(キム・ソンヒョン)記者

(おわり)
【朝鮮日報】選挙・大学・シンクタンク…米国で猛威を振るう日本 韓国はこのままでは完全な脇役になってしまいそうだ[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 06:27:42.80 ID:CAP_USER
 日本の勢いが米国で猛威を振るっている。ワシントンのシンクタンク、大学、さらには選挙にまで影響力を及ぼそうとしているのだ。

 日本の安倍首相は19日、米国のシンクタンク「アトランティック・カウンシル」主催の「グローバル市民賞」を受賞した直後の演説で「アジア太平洋地域で今後も米国が関与を強めようとするのであれば、日本ほど良く、強く、頼りがいのあるパートナーはない」と述べた。同賞はこれまでシンガポールのリー・クァンユー元首相、ミャンマーのアウンサンスーチー国家顧問、キッシンジャー元米国務長官などが受賞していることもあり、この日の安倍首相の言葉は非常に自信に満ちていた。またアトランティック・カウンシルが計画を進めるアジア・センターの建設を支援する意向も表明した。この日の授賞式は参加費を支払わなければならないものだったが、それでも米国の企業関係者の数が普段よりも多く、これまで毎回赤字が続いていたこのイベントも久しぶりに収益が出たという。これも安倍首相の影響力だ。

 日本は米国の大学にも関与を強めようとしている。例えばジョージタウン大学国際関係大学院のアジア・プログラム卒業生全員とその父兄をワシントンの日本大使館に招待し、パーティーを開催した。米国で将来のアジア政策を担う専門家たちに日本への好印象を事前に植え付けるためだ。

 「勲章外交」も活発に行っている。米国の代表的なシンクタンク「ブルッキングス研究所」の所長を務めるストローブ・タルボット氏に旭日大綬章を授与し、今月初めに駐米日本大使官邸で佐々江賢一郎大使主催の記念パーティーを開催した。タルボット氏のほかにも米国の大学教授など9人が今年に入ってさまざまな勲章を授与されており、昨年はベーカー元国務長官、アーミテージ元国務副長官など18人の米国人に勲章が授与されている。米国のアジア政策に影響力を持つ有力者に日本への好印象を持ってもらうためだ。ワシントンのある外交関係者は「安倍首相は国内での支持率が非常に高く、政権も安定していることから、米国の大統領選挙の行方が不確実な中にあっても、米国で日本政府は非常に活発に動いている」とコメントした。

 11月8日の大統領選挙と同時に行われる連邦下院選挙に介入した疑惑もささやかれている。従軍慰安婦の強制連行などと関連し、日本に謝罪を求める決議の採択を引き出したマイク・ホンダ議員を落選させるため、日本政府や企業は対抗馬のロー・カンナ氏を積極的に支持しているようだ。米議会関係者は「40歳の新人(カンナ氏)に数百万ドル(数億円)の支援を行ったと聞いているが、これは日本政府の関与なしには不可能だ」と指摘する。現職の連邦下院議員でも資金集めは非常に難しく、議員らは1000ドル(約10万円)を集める募金イベントにも積極的に参加するのが普通だが、カンナ氏は300万ドル(約3億円)をはるかに上回る資金をすでに確保したようだ。これに対してホンダ議員は苦しい状況が続いている。ホンダ議員を支援するためホンダ議員の地元のサンノゼをはじめとして、ワシントンやニューヨーク、シカゴ、アトランタなどでも韓国系住民らが支援のための集会を行うようで、韓国人にとっては期待したいところだ。

 日本の動きは米国の大統領選挙後もにらんでいる。クリントン候補とトランプ候補のどちらが当選しても、米国はアジアに対して今ほど力を入れるのは難しいため、代理となる国を立てる可能性が高いが、日本はその地位を占めたいと考えているようだ。米国内で日本びいきの識者の確保に成功しつつある日本の前に、韓国はこのままでは完全な脇役になってしまいそうだ。

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ワシントン=ユン・ジョンホ特派員

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【朝鮮日報】アベノミクスが変えた無気力日本 かつて活気に満ちていた韓国は正反対の方向に向かっている[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 06:36:19.26 ID:CAP_USER
 日本の安倍晋三首相の経済政策である「アベノミクス」をめぐる論争が絶えない。アベノミクスは財政出動の拡大と金融緩和を通じた資金供給で景気浮揚を図った上で構造改革を行うとする政策だ。資金供給による円安効果で大企業の輸出が増え、株価が急騰した。しかし、産業競争力強化のための構造改革にはまだ疑問符が付く。輸出物価が上昇したほか、資産バブルを招き、庶民の生活が苦しくなったとする不満も根強い。経済が見かけだけ回復したように装う「アホノミクス」という批判も聞かれる。

 しかし、明らかなことは日本の政治、経済が無気力と敗北主義から脱却している点だ。日本の20年にわたる長期不況の根本原因は政治的無能だ。首相が1−2年ごとに入れ替わり、長期不況を克服するための長期政策には踏み切れなかった。一方、安倍首相はアベノミクスという一貫した政策を強力に推進している。

 韓国ではいつも妄言ばかりで「日本を戦争ができる国」にしようとする極右傾向の政治家として評価されているが、安倍首相は日本では就任4年目で62%(読売新聞調査)の支持を維持するカリスマ政治家だ。彼に代わる政治家は野党のみならず、与党内にもいないため、「安倍1強体制」という言葉も流行している。

 安倍首相は2006年、最年少の首相として就任したが、1年で支持率低下と潰瘍性大腸炎で辞任した。12年12月に首相に返り咲いた際も「いつ病気が再発して辞任するかもしれない」と揶揄(やゆ)された。そんな安倍首相が長期にわたり政権を維持しているのはポピュリズム政策のせいではない。支持勢力に苦痛を強いる「改革主義者」としての姿もある。自民党の伝統的支持基盤である農民や党内一部勢力の反対を押し切り、農産物の市場開放が盛り込まれた環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉と農業改革を急いでいる。地方都市の反発を受けても、東京など大都市を「戦略特区」に指定し、規制撤廃で投資と起業を促している。「ドローン特区」「自動運転車特区」「医療特区」を設置し、新たな産業を創出している。人口減少問題の解決に向け、外国人の家事ヘルパーを許容することなど移民政策の検討も本格化している。

 国民の心を読むのも得意だ。安倍首相はまるで労組の代弁者にでもなったかのように大企業に圧力をかけ、賃上げを促す。今年4月に九州で地震が起き、観光客の足が途絶えると、1800億ウォンを投じ、被災地への旅行商品を最大70%割り引く措置を取った。リオデジャネイロ五輪の閉会式にスーパーマリオにふんして登場する演出で2020年の東京五輪を世界に宣伝した。高齢者の資産を早期に相続させ、若年層の消費を増やす「事前相続(生前贈与)奨励税制」のような奇抜な政策も打ち出している。

 アベノミクスは単純な資金供給ではない。日本国民が安倍首相を支持するのは、アベノミクスの成否よりもさまざまな政策的試みが無気力と敗北主義に陥っていた日本を変える上で役立つと考えているからだろう。日本が変化のためにもがく中、かつて活気に満ちていた韓国は正反対の方向に向かっている。政府官僚が公に「政府主導で構造調整を行えば、素人が失敗を招くようなものだ」と発言し、共倒れの危機に直面した産業の構造調整を無視していることだけ見ても明らかだ。

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車学峯(チャ・ハクポン)産業1部長

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【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん★4[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 06:40:51.06 ID:CAP_USER
 この言いがかりに黙っているわけにはいかない。元朝日新聞記者、植村隆さん(58)は覚悟を決めて反撃する。今年2月に出版した『真実〜私は「捏造記者」ではない』(岩波書店)は増刷と好評。各地で講演を引き受け、ジャーナリズム全体にかけられたバッシングに正面から向き合う。9月7日、福岡市で開かれた集いには110人の参加者があり、質問にも丁寧に応じる姿が印象的だった。本人と話してみて思う。「捏造」を唱えるほうこそ捏造ではないか。「慰安婦」問題と取り組む九州キリスト者の会主催。

●『週刊文春』の記事が火付け

 植村さんの環境が一変したのは2年前、『週刊文春』2月6日号に掲載された「“慰安婦捏造”朝日新聞記者がお嬢様女子大教授に」という記事だった。「見るたびに腹が立つんですが、大事な資料です」と会場に提示する。1991年8月、当時大阪本社社会部の在日・人権担当時代に書いた元「慰安婦」金学順(キム・ハクスン)さんの証言に対し、軍による関与はなかったと考える側を勢いづかせるバッシングである。前年6月の参院予算委で「(慰安婦は)民間業者が連れ歩いた」と政府が答弁し、韓国民主化の中で声を上げる女性たちが出てきた。植村さんは韓国留学の経験もあり、ハングルは得意だ。元「慰安婦」の紹介をされ2週間取材したが、家族にもひた隠しにしてきたつらい体験を日本の若者にそう簡単に打ち明けられるわけがない。「戦後も語れなかった女性たちの胸の痛さに当時は思い至れなかった」と植村さんは自省を込めて振り返る。

 そして翌年、金学順さんが告白する段階で事態は動き出す。植村さんは、韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)が聞き取り調査した録音テープの内容を紹介する形で8月11日、「思い出すと今も涙」という見出しで記事化した。まだこの時は68歳の匿名である。その後、金学順さんに聞き取り調査をする弁護団に同席して12月25日、「かえらぬ青春 恨の半生」との記事を実名と本人の写真付きで書く。「だまされて慰安婦にされた」という表現はあっても「強制連行」という字句はない。

 植村さんをたたく側は、この記事をもって「反日」の極みと考える。しかし、金学順さんの訴えが世界に広く伝わったのは朝日の記事ではなかった。8月11日を節目と見て帰国した植村さんには予想もしなかったことが3日後に起こる。金学順さんが記者会見を開いたのだ。金学順さんはその後、被害者として損害賠償請求を起こした。この勇気ある発言を受けてアジア各地で名乗り出る人が次々と現れた。金東元(キム・ドンウォン)監督のドキュメンタリー映画『終わらない戦争』(2008年)に映し出される金学順さんの会見時の様子を解説しながら植村さんは「二つの記事だけで有名になって、そうして歴史は作られる」とため息をついた。

●西岡力氏の執拗な攻撃やまず

 「それでも執拗に攻撃する人がいる。それが西岡力さんという人です」と続け、どのような内容かを示していく。一番の批判は、金学順さんがキーセン学校に3年間行ったことを書かなかった点。訴状には記されていても芸妓・芸者を目指すことが「慰安婦」になった理由ではないから植村さんは省いた。他のメディアも同様に書かなかったのに、なぜか植村さんだけが指弾される。東京基督教大学教授の西岡氏は1992年から雑誌などで名指し批判をしており、その論理はこうなる。

(1)金学順さんは40円でキーセンに売られ、強制的に連れて行かれた人ではない。

(2)記者会見の3日前のスクープ記事は、金学順さんも加わる訴訟の原告組織「太平洋戦争犠牲者遺族会」のリーダー的存在だった常任理事の娘の夫だから取れた。

(3)記者が自分の義母の裁判を有利にするために意図的に「キーセン」を報じなかった。

http://www.labornetjp.org/news/2016/1001hayasida

(>>2以降に続く)

前スレ
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん★3[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1475344434/
★1・・・2016/10/01(土) 22:53:08.06
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん★4[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
2 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 06:41:15.76 ID:CAP_USER
(>>1の続き)

 「慰安婦」はいても「慰安婦問題」にしたのは植村さんも含め朝日の一連の記事であると言いたいようだ。いわゆる「慰安婦狩り」を告白した吉田清治氏(故人)の証言記事を取り消しても朝日の罪は消えないと考え、「国賊朝日新聞は廃刊すべきだ」とジャーナリストの櫻井よしこ氏や産経新聞編集委員の阿比留瑠比氏らとともに、その主張はエスカレートしている。

 西岡氏の憶測は的を射ているか。まず、キーセンに対する考え方が異なる。「40円」というのも、母親がキーセンを養成する家へ養女に出した際に養父が母親に支払った金額であり、意味が違う。また、植村さんも義母との関係を理解しているから読者に予断をもたれないよう留意してきた。8月11日の記事はソウル支局長からもたらされた情報という。そもそも前記の二つの記事に記者の主観はない。挺対協や弁護団の聞き取り調査の内容を起こした客観報道であり、お手盛りのスクープだと邪推するなら肝心の8月14日の記者会見で北海道新聞に抜かれた植村さんの失敗を何と説明するのか。吉田清治氏に関する記事を植村さんも書いているものと思い込んでいた私以上に、西岡氏の批判には勘違いが多々あるようだ。

 『週刊文春』の「“慰安婦捏造”」についても、植村さんはその取材の在り方に疑問を隠さない。函館支局に押しかけてきて「取材するまで帰らない」と居直られ、北海道支社とも相談のうえ広報に任せてトラブル防止のため退所したのだが、出来上がった記事は「タクシーに乗って逃げた」と書きなぐられる。そして「挺身隊の名で戦場に連行され」との記述を西岡氏に解説させて「挺身隊とは軍需工場などに勤労動員する組織で慰安婦とは関係がありません」と“捏造”を示唆する。だが、当時は「挺身隊」と「慰安婦」は混在して理解されており、他紙も同じように書いている。これは、人をおとしめる常套手段であろう。『週刊文春』の記事は「朝日は不都合な真実にいつまで頬被りをするつもりなのか。日本が失った国益はあまりにも大きい」と締めくくる。「慰安婦」の置かれてきた耐え難い苦痛より、国家の利益が第一らしい。

●メディア全体にタブー化狙い

 韓国世論の激高は1993年の河野談話を否定しようとする日本国内の動きで加速された。河野談話とは当時の河野洋平官房長官が出したもので政府見解に当たる。軍の要請によって慰安所が設立され、募集、移送、管理も旧日本軍が直接あるいは間接的に関与したと認定。「慰安婦」も本人の意思に反して集められた事例も数多くあり、名誉と尊厳を深く傷つけたことを率直におわび、反省している。そして、この事実を教訓として歴史研究、歴史教育を行い、同じ過ちを繰り返さないと表明する。吉田清治氏の証言とは無関係に調査結果をまとめた真摯な内容だ。翌年の村山談話を経て1995年、政府主導で民間のアジア女性基金へとつながる。河野談話をバッシングする側は、16人の元「慰安婦」証言のみで十分な裏付けがないとし、韓国の修正要求を大幅に取り入れた「合作」のために、その後の拡大解釈と日本たたきを韓国に許していると主張する。天と地ほどの開きがある評価といえよう。戦後、曲がりなりにも平和国家として歩んできた日本が過去の過ちを素直に認めることをプラスとは考えないようだ。

 植村さんは1997年の「新しい教科書をつくる会」発足、2001年の「女性国際戦犯法廷」についてのNHK番組改変など歴史を書き換えようとする不穏な動きを要約しながら、ことに安倍政権復活後の増長ぶりを指摘した。「慰安婦」と接した元日本兵の戦場体験を聞くことが難しくなった戦後70年。政治家や学者も戦争を実感できない世代ばかりである。戦後生まれが人口の8割となっては、よくよく勉強しないと真実は見えてこない。簡単に歴史修正主義に取り込まれてしまう。

(続く)
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん★4[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
3 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 06:41:37.70 ID:CAP_USER
(続き)

 あらぬバッシングに「なぜ自分が」と戸惑い、憂鬱な記事を書かれた悔しさから「冤罪を晴らしたい」思いに植村さんは当初とらわれた。しかし、この一連の策謀は自分をスケープゴートにして朝日を萎縮させ、ひいてはメディア全体に慰安婦問題をタブー化させて国民意識を変えようという狙いを感じ取ってくる。だから、どのような手を使ってでも攻撃してくるし、過去を正視せず「日本人は全く悪くない」と思いたい人の心の隙に入り込む言辞を弄する。今や植民地政策さえ「いいことをした」と開き直られる時代である。安倍晋三首相は昨年、「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そして先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と慰安婦問題にからめて談話を出した。一見、正しい。しかし、これは河野談話を誠実に履行して被害国の人たちが感懐を込めて言うセリフであろう。「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した日韓合意を受けて今夏、韓国の「和解・癒やし財団」に日本政府は10億円を送金した。植村さんは河野談話の重要な柱である「歴史研究、歴史教育」が全くなされていない現実では空中分解する可能性が高いと懸念する。ソウルの日本大使館前に被害女性の象徴として設置された少女像の移転や撤去は、韓国の学生たちが日夜阻止する状況だ。植村さんは女学生たちの写真を紹介しながら、あまりにも無関心な日本の若者たちとの対比に愕然とする。

 「慰安婦」の実態が人数も含め韓国内では過剰に報道されている面はあるだろう。敗戦時、旧日本軍は発覚しては困る資料を徹底的に焼却するなど隠蔽に走った。罪の意識がある。ところが今は「関与の証拠がない」とシラを切る材料に使われている。女性たちの中には長い年月の間に記憶が混乱して些末な部分で矛盾するところもあり、そこを全否定の材料にされる。関東軍731部隊による人体実験を世に知らしめた森村誠一氏の『悪魔の飽食』の中で写真を1枚誤っただけで強烈な反応を引き起こし、光文社版が回収・絶版となった事例を思い出す。だが、被害事実の根幹部分に揺らぎがないことを重視すべきではないか。それらも含めて丁寧に記録に残し、共に考える歴史教育こそ植村さんは大事だと考えているようだ。今の日本政府の対応では、10億円が韓国に後の責任を押しつける一方的な“手切れ金”になりかねない。

●娘の名前と顔をさらす便乗犯

 植村さんは一連のバッシングで神戸松蔭女子学院大学への転職を諦めた。北星学園大学(札幌市)の非常勤講師こそ大学の意志でその後も2年間継続できたが、姉妹校である韓国のカトリック大学校へ客員教授という形で今年3月から移っている。北星学園に感謝する植村さんにとっては、教える留学生は変わらず、場所がソウルに、言葉がハングルに変わっただけとほほ笑む。とはいっても、こうした言論弾圧は許せないし、何より植村さんの娘の名前と顔をツイッター上にさらして中傷する便乗犯まで現れたことが看過できなかった。娘は慰安婦問題とは全く関係がない。有志の弁護団の総力を挙げた特定作業によって発信元を突き止め、娘が原告となり、東京地裁に提訴した。植村さんは「娘のタフさには感謝している。娘の心が折れていたら、私の心も折れていたかもしれない」と、父としてギリギリの判断を迫られる場面だったことを明かした。裁判長は和解を進めたが、娘は判決を求めた。二度とこうしたことが起きないよう判例をつくるためだった。100万円の精神的損害と調査費・弁護士費用70万円の計170万円を損害賠償請求していたが、今年8月の判決では全額認められた。それだけでなく、娘の精神的被害は200万円相当という判断も示していた。「裁判長も怒っていたんですね」と述懐する。

 植村さんは自分にかけられた攻撃に対し、三つの観点から訴訟の意図を説明した。一つは司法の場で「捏造記者ではない」と証明すること。そして、つらい体験をした元「慰安婦」の傷ついた尊厳の回復。最後に言論と報道の自由や大学の自治という戦後民主主義を守るためである。

(続く)
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん★4[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
4 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 06:41:58.14 ID:CAP_USER
(続き)

●「抱腹絶倒」産経と読売の姿勢

 メディアの取材に応じる中でバッシングする産経と読売にも向き合った。「これは本当に皆さんにお話ししたい。抱腹絶倒ですよ。いかに産経や読売がインチキな報道を朝日バッシングでやったか」と鼻息を荒くした。産経とは1対3、読売とは1対5。それぞれカメラマンが1人含まれるとはいえ、記者の人数に気おされる。「非常に恐ろしかったが負けませんでした。なぜなら私には事実という武器があった」と顛末を語る。産経には阿比留記者も入っている。ところが、話していくうちに、もう1人の記者も含めて事実を知らないことに驚いた。産経こそが1991年12月7日の金学順さんの記者会見の記事で「日本軍に強制的に連行され」と書いているのだ。コピーを見せることで、自社の記事を確認せず植村さんを攻撃していることが判明した。さらに、2人は金学順さんをはじめ被害を訴える女性に一人として会ったことがないことも分かった。当事者の生の声を知らずして書く姿勢が、記者として植村さんには不思議でならなかったが、産経はまだいい。インタビュー記事を植村さんの主張も含め、不十分ながらも読者に届けている。インターネットの「産経ニュース」には全文を載せたので、おかげで勝敗は明らかになった。とはいえ、植村さんの記事の信憑性が揺らいでいると散々批判するため6項目の質問状を社に送ったところ、返信は記事削除の確認1件を除き「個別の記事に関することはお答えできません」「産経新聞社としてお答えする立場にありません」のオンパレード。植村さんは「ほとんど何も答えていない。こんなこと、もし朝日がやったら、今ごろツブれてますね」とメディアでは自殺行為のはずの不誠実さを突く。

 一方、「読売には記事が1行も載りませんでした」とあきれる。インタビュー時に「キーセンとは?」と逆質問して記者たちが答えられなかったからだろうか。あるいは、植村批判の別のページに言い訳のごとく自社もキーセン学校について書かなかったことを記している点を指摘したからだろうか。それとも、1991年の提訴時の記事で読売こそ「強制連行」と書いていることを示したからだろうか。いずれにせよ、掲載しなかった理由は、社のニュース価値に応じて判断した編集方針であろう。新聞社として極めて深刻な劣化を示した2社の対応は「抱腹絶倒」という笑いではすまない気がしてならない。

 「慰安婦問題を否定する勢力は、いったん敵と思ったら、どんなに説明しても、自分たちに矛盾があっても関係なく徹底的にやる」と植村さんは分かった。彼らに誤導され義憤に駆られる人たちは、『週刊文春』を読み、続報の「慰安婦火付け役 朝日新聞記者はお嬢様女子大クビで北の大地へ」という扇情的な広告の見出しを眺める。朝日の内部調査や第三者委員会の検証で植村さんの「捏造」を否定した結論の記事などは読まない。2015年1月号の月刊『文藝春秋』に寄せた植村さんの手記も読まない。北星学園大学へ「売国奴」「日本から出ていけ」といった脅迫が増していく。『マンガ大嫌韓流』にまで植村さんは似顔絵で登場し、吉田清治氏とダブルで「主犯」に挙げられる。

●2年以上の試練も出会いの恵み

 西岡氏と文藝春秋を相手に、また櫻井よしこ氏と新潮社など3社を相手に、それぞれ1650万円の損害賠償と謝罪広告を求めた裁判の行方に注目が集まる。「捏造と言われたら記者生命は終わりです」と植村さんは性根を据えた。被告の西岡氏側が「捏造」と書いたことについて「事実である」と主張せずに「意見ないし論評である」と答弁書に記す段階で勝敗は決しているはずだが、裁判とは関係なく彼らの攻撃はやまないだろう。

(続く)
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん★4[10/01] [無断転載禁止]©2ch.net
6 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 06:42:13.40 ID:CAP_USER
(続き)

 そんな西岡氏に敬称をつけて呼ぶ植村さんに対し、会場から「なぜ」と問う意見が出た。植村さんは10秒近い沈黙の後、その真意を明かさなかった。内心は怒りに満ちているだろう。貴著の中で、批判し続ける西岡氏の姿を「その憎悪の深さに、慄然とする」と記すほどだ。しかし、呼び捨てにしたところで事態が改善するわけではない。あらぬ所で「植村は呼び捨てにする」とも言われかねない心配もある。しかし、それより礼儀を守り、正々堂々と闘う言論人としての矜持を示したように私には感じられた。不本意ながら訴訟は起こしたにしても……。「戦場でどうだったかが問題。慰安婦になった経緯ではなく、その被害にこそ目を向けてほしい」と植村さんが強調したのを思い返す。強制性の有無が本質ではない、との考えだ。西岡氏らとの闘いを個人攻撃に矮小化しては全体を見誤る。そういうことかもしれない。

 強制連行などなく、民間業者による売春だから慰安婦問題で日本は謝罪する必要はない、という論理は世界に通用しないと植村さんはクギを刺す。しかし反証に耳を傾けないタコ壺の人たちやインターネットの世界では通ってしまい、それが慰安婦問題を知らない若い世代に広がっていることを危惧する。「捏造」とは、単語をつまみ食いして自己の願望に事実をすり替えていく犯罪である。「捏造」したのはどちらだったか、やがて歴史が明らかにするだろう。1997年に金学順さんが亡くなった時、植村さんは簡単な訃報記事しか出稿しなかった。「心が入っていなかった」と今も悔やむ。ライフワークとして、若い人たちに伝える慰安婦問題の本をこれから書きたいと考えている。

 最後にしみじみとこう語った。「『週刊文春』の記事が出てから2年以上、厳しく苦しかった。しかし、この試練は私にとっても恵みを与えてくれた。各地の出会いで『植村だけの問題ではない』と励まされた。私もこの出会いを大切に絶対に屈せず勝っていきたい。皆さん、力をお貸しください」。真実の言葉が、そこにある。

林田英明

(おわり)
【中韓】ギルバート・ロズマン教授「二分法的な中国の歴史認識は韓国に中間的な立場を許さない」[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 07:03:57.31 ID:CAP_USER
 「1992年の韓中国交正常化の後、歴史問題は両国関係に大きな影響を及ぼし、今後も東アジアの秩序をめぐる両国の歴史的理解の差が対立の要因になるだろう」

 峨山政策研究院(咸在鳳〈ハム・ジェボン〉院長)が発行する英文の国際関係隔月刊誌『峨山フォーラム』7・8月号で、「歴史のレンズを通して見た北東アジア」特集が組まれた。この特集では、米国の東アジア専門家らが、過去20年余りにわたる韓中関係と歴史問題の相互作用を分析した。

 ブリガム・ヤング大学のカーク・ラーセン教授(史学科)は、最近の中国に対する韓国人の認識変化を追跡した記事で「韓国の政治家や官僚は、中国との関係において地政学的・経済的問題が優先されるよう努力を傾けてきたが、国民は歴史問題に深い関心を示した」と主張した。ラーセン教授によると、90年代は両国の経済的・人的交流の増大と韓国社会の反米的傾向の増大に伴い、韓国人の対中観は友好的だった。しかし00年代初めに中国の東北工程が知られるようになり、韓国で反中感情が台頭した。韓中当局は外交交渉を通して問題を取り繕ったが、民間レベルの歴史対立は続いた。そうして10年代に入ると、中国は韓中の抗日闘争連帯という歴史的経験を両国友好の連結環として浮き彫りにし、韓国を日本・米国から遠ざけることに力を注いだ。これにより、東北工程など韓中の歴史摩擦に対する韓国側の問題提起は減ったが、対立要因は潜在している−というのがラーセン教授の分析だ。

 プリンストン大学のギルバート・ロズマン教授(社会学科)は、韓国に対する中国人の認識を取り上げた記事で「中国の対外関係認識は歴史に根差しており、中国の指導者は『歴史カード』を好んで利用する。韓国に対しても例外ではない」と主張した。中国の知識人は、中国の「周辺地域」に位置して模範的な朝貢国だった韓国について「文明の恩恵を伝えてやりつつも領土を征服はしなかった中国に感謝すべき」と考えている。そして19世紀中盤以降、中国が「屈辱の時期」と冷戦期を過ごす中、韓国は中国と疎遠になったが、今こそ再び中国側に立ち、復活する日本軍国主義に立ち向かうべきだと主張している。

 中国の知識人は、中国中心の朝貢体制が東アジアの自然な秩序だと見なしている。韓国は米国など外部勢力とのつながりではなく、東アジア地域主義という枠組みの中で統一と国益を模索すべきであって、北朝鮮に対しても敵対的な態度を捨て、中国を北朝鮮との関係改善の懸け橋として活用すべきだと主張している。これらの知識人は、韓国政府による日本との慰安婦交渉の終結や高高度防衛ミサイル(THAAD)配備決定を、冷戦時代に戻る反歴史的な決定だと非難している。米中間で「正しい歴史認識」を要求する中国の二分法的な歴史認識は、韓国が中間的な立場を取ることを許さない−とロズマン教授は分析した。

李先敏(イ・ソンミン)記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/30/2016093001714.html
【中国】毛沢東の遺体が北京から湖南省へ 個人崇拝禁止の意向か[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 07:12:41.43 ID:CAP_USER
http://parts.news-postseven.com/picture/2016/10/beijing_moutakutou_image.jpg
【毛沢東の遺体安置所が移転する理由は(天安門広場)】

 中華人民共和国の建国を指導した毛沢東の遺体が安置されている毛沢東紀念堂が北京中心部の天安門広場から毛沢東の生誕の地である湖南省韶山市に移転することが分かった。香港の月刊誌「争鳴」が報じた。これは「個人崇拝を禁じるべきだ」と主張する習近平国家主席の強い意向が働いているが、逆に、習氏への権力一極集中を招くことも考えられる。

 同誌によると、中国では1980年代以降の改革・開放路線の進展により、毛沢東の評価が変化し、個人崇拝を嫌う傾向も高まっており、紀念堂の移転や廃止が取りざたされてきたという。

 今年3月の全国人民代表大会(全人代=国会に相当)でも、20人以上の委員が紀念堂移転を提案。これを重視した習氏が党政治局会議で討議した結果、党政治局員25人中、賛成は23人で、棄権が2人、反対ゼロで可決された。

 習氏は移転の時期について、「すでに決定されたからには、速やかに実行したい」などと述べており、早ければ来年にも移転されるとの情報も出ている。

 毛沢東紀念堂は毛沢東死去1周年の1977年9月に落成されて以来、中国各地からの観光客らのために、防腐処理された遺体を観覧できるようになっている。

 今年9月9日は毛沢東死去40周年に当たることから、紀念堂では開館から閉館まで見学者が長い列を作っていたほか、献花する人も見られた。だが、中央政府による大規模な記念行事は実施されず、中国の主要メディアも毛沢東については触れなかった。

 北京の外交筋は「これは、中国内にはいまだに毛沢東の評価をめぐって、意見が分かれており、党内で40周年記念日を祝うことは党内の論争を激化させる可能性があるためではないか」と指摘している。

 ネット上でも、毛沢東については「建国の英雄」と評価する声がある一方、「文化大革命で多くの国民を殺した犯罪者」との書き込みもあり、死後40年が経った今も、毛沢東の評価は定まっていないようだ。

http://www.news-postseven.com/archives/20161002_453328.html
【北核実験】韓国外相「5回目の核実験は米同時テロと同じ」=危機を強調[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 07:15:07.31 ID:CAP_USER
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官が最近行われた各国外相との会談で、北朝鮮が9月9日に行った5回目の核実験は韓国人にとって、2001年9月の米中枢同時テロのようなものと説明し、北朝鮮核問題が切迫した問題であると強調していたもようだ。韓国の外交消息筋が2日、明らかにした。

 2001年9月のテロにより、米国人のテロに対する認識と、米政府のテロ対策が変わったように、5回目の核実験が行われたのを機に北朝鮮の核に対する認識と対応を根本的に転換する必要があるとの趣旨だったという。

 韓国の外交部関係者は「米国は9月11日のテロ以降、考え方やテロ対策が完全に変わった」とした上で、「北が(5回目の核実験を通じ)核能力を高度化し、核による先制攻撃にまで言及している現状況について、普段と同じように考えてはいけないという意味で長官が9月11日のテロに触れて説明したものと承知している」と話した。

 また「北に対する対応や姿勢など様々なものを革命的に変えてこそ北の核による威嚇に対処し、防ぐことができるという点を強調した発言」と説明。その上で、5回目の核実験は米中枢同時テロのような事態ととらえ、完全に新しい考え方を持たなければならないと強調した。

 尹長官は9月17日から22日にかけて、主に国連を舞台に2国間会談や多国間協議を行い、約40カ国の外相と会談。北朝鮮に対する圧力への協力を訴えた。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2016/09/30/0200000000AJP20160930004700882.HTML
【日中】中国人風刺漫画家が日本に「亡命」した事情 習近平政権下で強まる言論への規制[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 07:29:54.73 ID:CAP_USER
ネット上の言論が原因で中国を逃れた人物がいる。「逃亡」先は日本だ。去年9月10日。50年に一度という強雨が関東地方を襲った。慣れない日本の大雨に彼もさぞかし戸惑っているだろう、などと考えながら、私は、彼が当時住んでいた、さいたま市にある埼玉大学の寮に向かった。

インターホンで訪問を告げると、にこにこした大柄な男性がわざわざ階下まで迎えに来てくれた。その王立銘さん(42歳)は、日本の化粧品や電化製品を中国で売るネットショップを開き生計を立てる一方、趣味で風刺漫画を描き、変態辛椒(激辛唐辛子の意味)のペンネームでネットに発表していた。

妻と二人で事実上の亡命生活

ところが、王さんが日本を旅行中だった一昨年、中国のショップのアカウントが突然、閉鎖された。王さんは、身の危険を感じ帰国を断念。8月のことだ。その後、埼玉大学の研究員の身分を得てこの寮に移り、妻と二人で事実上の亡命生活を送っていた。

「もし帰国したら、おそらく商品を密輸したなどの罪を被せて私を逮捕したでしょう。漫画を描いたからだとは一切言わないで」

――その理由は何だと思いますか?

「習近平を描いたからです」。王さんはきっぱりとそう言った。

最近の作品を見せてもらった。彼のパソコン画面に現れたのは、中国政府が大々的に喧伝した戦後70周年の記念式典を皮肉った漫画。走行中の戦車の砲塔から上半身を出した習近平氏が描かれている。

習氏は口ひげを生やし右手を斜め上方に突き出してハイルヒトラー式の敬礼をしている。王さんが指さすのは、5列ずつ横に並んだ人で作られているように描かれているキャタピラーだ。それは、キャタピラーに踏まれペタンコになった人が張り付いているようにも見える。戦車の後方には赤く染まった走行跡と天安門が描かれている。そう、民主化学生運動を武力弾圧した天安門事件を連想させる漫画ではないか。

「この人たちは軍事パレードに参加した人たちであり犠牲者です。いつか国民を鎮圧するかもしれない」

同じ戦後70周年の式典を揶揄した別の漫画は、共産党の赤い旗が風に靡いて「中共(=中国共産党)反ファシスト勝利70周年」と書かれているはずの横断幕の「反」の文字を隠し「中共ファシスト勝利」と読めるようになっている。その横で、習氏がハイルヒトラーのポーズで直立している。習近平氏をヒトラー同様の独裁者と描き、共産党こそがファシズムと断じる。漫画の見どころを「面白いでしょう」といわんばかりに嬉しそうに説明してくれる王さんだが、その柔らかな雰囲気からは想像がつかないほど風刺は辛辣で強烈だ。

習近平氏を茶巾絞りのよう形に

ところで、これらの習近平氏はどれも頭のてっぺんシワが入り、顔全体がちょうど茶巾絞りのよう形になっている。

「最近は習近平を肉マンに似せて描いています。彼が北京で肉マンを食べたことがあり、それから周囲の人々がゴマをするようになりました。だから私は彼を肉マン皇帝と呼び始めたのです」

王さんが皮肉っているのは、2013年の年末、習氏が、北京にある肉マンのチェーン店「慶豊包子」を訪れたエピソードだ。中国のトップが警備もなく庶民の店に足を運ぶなどはあり得ない。当時、習氏は、贅沢禁止を謳い反腐敗キャンペーンに強権を振っていたが、これはその習氏本人は、質素で庶民的な指導者である、と印象付けるための国を上げての演出だ。

余談だが私もその肉マン店に行き、習氏が食べたとされる豚と白菜肉マンを食べてみた。大きさは中村屋の肉マンと比べると小ぶりで大き目のシューマイくらいだが、固めの生地はずっしりと腹にたまり餡も脂身たっぷりだ。一つ20円程度。値段も庶民的である。店には習氏が訪れた際のニュースの録画が流れ、来店時の写真を引き伸ばした大きなパネルも貼ってあった。地味な服の男たちとテーブルを囲んだ習氏が、真剣な面持ちで訓示を垂れているかのような写真で、どう見ても店の雰囲気に溶け込んでいるようには見えなかったが。

中国当局は何を恐れているのだろうか?

http://toyokeizai.net/articles/-/137839

(>>2以降に続く)
【日中】中国人風刺漫画家が日本に「亡命」した事情 習近平政権下で強まる言論への規制[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
2 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 07:30:14.42 ID:CAP_USER
(>>1の続き)

そのヒントは王さんが最初に「お茶を飲んだ」体験を語ってくれた中にあった。問題となった作品を見せてもらった。赤や青の投票用紙を掲げる無数の手が描かれており、「一人一票で中国を変えよう」と大きな文字が記されている。中国にも選挙はある。しかし国民一人一人が投票できる直接選挙は村民委員会など末端に限られ、国の重要ポストは、国を指導する立場である共産党内の協議で決定される。

漫画はその体制を批判している。王さんがこの漫画を発表した後、ファンの一人がこれをプリントしたTシャツを作りネットで売り出した。王さんは「結構売れたみたいですよ」と笑うが、その後、Tシャツを販売した人物は逮捕されてしまい、王さんの元にも国家安全部の男が「漫画の件で来た」と現れた。

心配しているのは「組織の存在」

「私が漫画を描いた点にはあまり注目していないようで、これを描くのに他人の指示があったかどうかに関心を持っていました。彼らの怖がっているものが、話しているうちに段々と分かるようになりました。彼らは組織化が怖いらしく、単純な言論ならいいけど、デモに参加したり政治的の反対の組織的な運動をしたりすると、厳しく取り締まろうとするのです。だから彼らは私の後ろで、何らかの組織が指示を出したりしていないかを心配していたのです」

不安に駆られた王さんが、今後も漫画を描き続けていいかどうか恐る恐る尋ねたところ、「そこはあなたの言論の自由だが、描き方は抑制して欲しい」と言われたという。発信のどの部分が問題なのか明示しない点も、花夫人の場合と同様である。これは発信する側にとっては厄介である。明文化されるなどの明確な基準があるのではない。少なくとも発言する庶民の側に、その基準は知らされない。基準は当局側が恣意的に何時でも如何ようにでも変えることができるし、同時に取り締まられる側には反論の余地を与えない。

「明確に漫画を描いてはいけないと言われていたら描くのをやめたはず」と王さんは振り返るが、結局、その後も常に当局から呼び出しを受ける心の準備をしながらも、漫画を描き続け、今日に至ったという。その彼でさえ、一昨年から去年にかけ一層圧力が厳しさを増したと感じていると話す。その状況を「敏感な時期が無くなった」と表現する。これまでは全人代の開催時期や天安門事件のあった6月4日前後などは「敏感な時期」として、圧力や取り締まりが強まったが、「もはや一年中敏感だからです」と風刺漫画家らしい説明を加えてくれた。ネット上での言論統制を強める習近平政権は、何に触れられるのを一番恐れているのだろうか?

「共産党が政権を握ってから(中国で)本当の選挙は一回もありません。党内の選挙も偽物です。習近平はあらかじめ指定された後任者であり、選挙で就任したわけではありませんからね」

静かに微笑んで王さんはこう断言した。「中国共産党の統治の合法性です」。

去年12月。中国が主催するインターネットの国際会議で、習近平国家主席が演台に立った。そこで「ネットの管理方式などを各国が自主的に選択する権利を尊重すべきだ」と西側諸国などからの言論抑圧への批判をけん制し、ネット上での言論の自由について考えを明らかにした。

「ネット民の交流の思想と意見表明の権利を尊重するからには、法に基づき良好な秩序を築かなくてはいけない。ネット空間は無法地帯ではない。ネット空間は虚構であるが、ネットを運用する主体は現実である。皆、法律を遵守しなくてはならない」

かつて毛沢東が巻き返しを図るため、開放的な思想や知識人を弾圧した血塗られた歴史、文化大革命を引き合いに、今「ネット上の文革」が起きているなどとも揶揄されている。相次ぐ言論抑圧は、国民を統治し続ける能力に対する共産党自身の自信の無さの表れなのか。そこまでして中国が守ろうとしているものは、国民が自由に考えを述べられる空間と引き換えるに本当に値するものなのだろうか。


宮崎 紀秀(みやざき のりひで)
日本テレビ報道局、社会部警視庁担当記者、外報部デスク、北京総局長などを経て現在はジャーナリストとして北京在住。主に「バンキシャ!」「ミヤネ屋」「ウェークアップ」など日本テレビ系列で放送する報道番組にコンテンツを提供。中国がらみのルポを得意とする

(おわり)
【経済】中国は「何をやっても儲からない時代」?、今こそ日本を見習え=中国報道[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 07:34:21.79 ID:CAP_USER
 日本で馴染み深い「お客様は神様」というフレーズを耳にしたことのない日本人はいないだろう。この言葉は日本の商売、サービス精神の高さを示す言葉として中国でも広く知られている。短い言葉だが、商売において大切な理念を見事に言い表している。

 中国メディアの新浪はこのほど、経済成長率が低下している中国では「もはや何をやっても儲からない時代になりつつある」と主張する一方で、停滞から抜け出して発展へと向かうには、「これまでの思考パターンを転換させる必要がある」と指摘している。

 記事は、中国企業には「生産者がモノを生産すれば、消費者はそれを買う」という思考パターンが伝統的に根付いていると指摘。確かに計画経済のころの中国であれば、この思考パターンでも経営は成り立ったかもしれない。モノが不足していた時代はそれで通用したが、現在はモノがあふれているうえに、中国の消費者も「個性」を重視するようになっているため、伝統的な思考パターンでの経営は企業を「窮地」に追い込むと説明した。

 続けて、中国企業は今こそ思考パターンを転換させるよう提言、「作れば売れる」という生産者中心の考え方を「消費者は何を求めているか」という消費者中心の考え方に転換させる必要があると説明した。さらに個性が非常に重視されるようになった現在、大量生産を多品種少量生産に変化させることも大切だと指摘した。

 日本を旅行で訪れた中国人が感銘を受ける点の1つに、日本の様々な店舗における店員の接客態度の良さが挙げられている。たとえ商品を買わなくても礼儀正しく接する日本の店員の姿が深く印象に残るようだが、この背景には中国人旅行客たちが普段中国でどのような接客を受けているかを物語る事例ともいえる。

 この事実と記事の内容を結び付けて考えると、日本人の接客態度の良さにはもちろん礼儀に対する日本人独特の考え方も関係しているが、消費者中心の思考パターンがしっかり根付いていることが分かる。逆に言えば、記事が指摘する思考パターンの転換を中国企業が達成できたかどうかは、中国国内における小売店での接客態度を見ていれば分かるとも言えるだろう。(編集担当:村山健二)

http://news.searchina.net/id/1619961?page=1
【韓国】「地方自治体」という言葉は日帝残滓 国際的に使用される「地方政府」に修正すべき[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 07:40:26.15 ID:CAP_USER
 「地方自治体を『地方政府』と言う韓国メディアの表現はおかしい」(本紙9月11日付「読者の意見」)という指摘に反対する。中央政府の呼び方は国ごとに異なる。米国は「連邦政府」、英国は「国家政府」と呼ぶ。また米国には州ごとに「州政府」があり、州の中には県、市、郡の政府もあるが、これらは「地方政府」と呼ばれている。英国もスコットランドやウェールズを除く地方の政府を「地方政府」と呼んでいる。

 「『地方政府』という表現が何か『中央政府』と対立する対等な機関という印象を与える」との指摘もあったが、これも地方の公務員組織を「地方政府」と呼ぶべきでない理由にはならない。「中央政府」や「地方政府」が対立、あるいは対等であるべき理由などないからだ。

 (日本の植民地支配からの)解放後、さまざまな分野で専門的な概念を示す韓国語を作り上げる能力がなかった時代、日本の教育を受けた公務員たちは日本語をそのまま受け入れて使った。「地方自治体」という言葉もその中の一つだ。今こそ「地方自治体」という言葉ではなく、国際的に使用される「地方政府」に修正すべき時だ。

イ・デギュさん(釜山大学名誉教授)

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/30/2016093001711.html
【書評】韓国から「反日」が消える日は来るのか? 元「朝日」記者が放つ日韓論[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 08:08:08.12 ID:CAP_USER
http://www.sankei.com/images/news/161002/lif1610020020-p1.jpg
前川惠司『交わらないから面白い 日韓の常識』(祥伝社新書・840円+税)

 慰安婦問題が生じた当初から強制連行はなかったと言い続けた元朝日新聞記者の日韓関係論。

 夫婦げんかをした際、相手の悪口を通りの聴衆に向かい大声で言い立てる国民性と朴槿恵(パク・クネ)大統領の告げ口外交の共通点や、児童会選挙のため高額なスピーチ塾に通い相手を言い負かす術を身に付ける子供たち、教師に謝礼の現金を渡す親など、日常生活から見た韓国人の価値観をつづる。人より優位に立つために手段を選ばない国民性は、そのまま対日姿勢にも通じる。国交正常化から51年。この先も韓国から反日が消える日はないことを強く示唆する内容だ。

http://www.sankei.com/life/news/161002/lif1610020020-n1.html
【中国】北朝鮮の核開発を支援した中国人美人企業家は「優秀な共産党員」として毎年表彰されていた…[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 08:12:35.22 ID:CAP_USER
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中国の女性起業家、馬暁紅氏(中国のサイトより)

 中国の治安当局は9月中旬、北朝鮮の核開発を支援した疑いで女性実業家、馬暁紅氏を拘束した。遼寧省丹東で創業した企業グループ「鴻祥実業発展有言公司」(丹東鴻祥)が、遠心分離機に使用可能なアルミニウムなどを北朝鮮に輸出したことが原因だと報じられた。

 しかし、中国は国内安定維持のため武器関連物質の管理を徹底的に行っている。包丁を買うのに実名登録を必要とする地域さえあるのに、民間企業が政府の許可なしに核兵器の関連部品を輸出することは考えられない。馬氏の正体をめぐり、北京の外国メディア関係者の間でさまざまな臆測が飛び交っている。

 中国メディアなどの報道によると、丹東のデパートの店員だった馬氏は1996年ごろから対北朝鮮貿易に従事するようになり、2000年に丹東鴻祥を創業。十数年で社員約700人の中堅商社に育て上げた。北朝鮮への衣類、食糧の輸出のほか、同国の鉱山採掘権を確保するなど経営分野は多岐にわたる。

 一方、水面下では核開発関連物資のほか、通常兵器の関連部品も大量に輸出し、今年3月には戦車用バッテリーをリンゴの箱に入れ、税関検査をくぐり抜けて北朝鮮に輸出したとの報道もある。

 近年の国際社会による北朝鮮への制裁は馬氏の企業にとって荒稼ぎのチャンスとなったようで、米韓の研究機関が発表した報告書によると、丹東鴻祥1社だけで、11年から15年の間の北朝鮮との貿易額が5億3200万ドル(約530億円)に達したという。

 中国で貿易会社を経営する場合、工商局や税務局、質量検査局など多くの官庁に業務内容を報告し、定期的に検査を受けなければならない。対外貿易を行うなら、税関だけでなく国家安全省、公安局からもマークされる。国連による北朝鮮への制裁には中国も参加しており、馬氏の企業が北朝鮮に禁輸品を輸出するためには、国内で一連の検査にパスしなければならない。

 強力な後ろ盾があることは想像に難くない。

 馬氏をめぐっては、武器関連部品を取り扱っていたことから、軍の関係者だと指摘する声がある。また、地元の共産党組織から「優秀な共産党員」として毎年のように表彰されていたことから、共産党の対外組織、中央対外連絡部(中連部)の北朝鮮支援の代理人だとの指摘も聞かれる。

 中国の対北朝鮮外交には、軍、党(中連部)、外務省の3ルートがあるといわれている。最近、中朝関係の悪化で、外務省ルートはほぼ閉ざされたといわれているが、軍と党のルートはほとんど影響を受けていないとの指摘もある。

 馬氏がこの時期に突然、中国の治安当局に摘発された理由についても複数の説がある。(1)北朝鮮との取引が米国はじめ国際社会にばれてしまったから(2)北朝鮮の5度目の核実験実施に中国が激怒し、制裁に本腰を入れ始めたから(3)馬氏が遼寧省の選挙違反事件に巻き込まれたため、中国側が“代理人”を代えようとしたから−などだ。

 真相は定かではないが、これだけはいえる。馬氏の事件は、「国連決議に従って北朝鮮を厳しく制裁している」という中国の主張が、まったくの嘘だったということを示したのだ。(北京)

http://www.sankei.com/premium/news/161002/prm1610020011-n1.html
http://www.sankei.com/premium/news/161002/prm1610020011-n2.html
http://www.sankei.com/premium/news/161002/prm1610020011-n3.html
【北朝鮮】60もの村々を「濁流」に沈めた金正恩体制…死者数千人か[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 08:22:03.51 ID:CAP_USER
北朝鮮は、8月末に上陸した台風10号(ライオンロック)によって発生した深刻な水害被害を「解放後初の大災難(建国以来の災害)」と公式にアナウンスした。しかし、その裏で被害規模を隠蔽している疑いが出てきた。どうやら、犯罪的な人災を隠そうとしているようだ。

「兵士も大量に死んだ」

北朝鮮当局には、大事故や災害が起こった際、国の体面を守るため、そして安全対策の不備を国内外から非難されないよう被害規模を隠蔽する悪弊がある。過去にも、橋梁の建設現場で500人が一度に死亡する地獄絵図のような大惨事が起きたにもかかわらず、事故の詳細は一切明らかにされなかった。

今回の水害について、国連の平壌常駐調整官室は先月14日、死者は138人、行方不明者は400人、被災者は14万人に上るとの発表を行った。

朝鮮中央通信は先月6日、「死者60人、行方不明者25人」と報じながら、14日には「死者と行方不明者は数百人に達した」と具体的な数字の言及を避けるようになる。

被害規模を曖昧にする裏には、国連を通じて海外向けに発表した数字が「意図的に低く見積もられているから」と平壌在住のデイリーNK内部情報筋は指摘する。

高位の官僚にもつながるこの情報筋によれば、「国連が発表した犠牲者の数は民間人のものだけだ。駐屯している兵士やその家族、他の地方からやってきた臨時労働者は含まれていない」という。

高さ15メートルの鉄砲水

当局は調査を通じて、被害状況の全容をある程度把握しているようだが、犠牲者全体の数については箝口令を敷いている。その理由は、中央の“ある指示”が被害拡大を招いたからだ。

「中央の指示で、西頭水発電所に流す水を貯めている両江道(リャンガンド)大紅湍(テホンダン)郡の円峰(ウォンボン)貯水池と、咸鏡北道茂山郡を流れる城川水(ソンチョンス)の上流にある馬養(マヤン)貯水池の水門を開いたのだ」(情報筋)

円峰貯水池は面積が12平方キロ、堤高が70〜80メートルに達する大きなダムだ。貯まった水が一気に流れ出すとどんな結果を生み出すかは火を見るより明らかだ。しかし、当局は発電設備の崩壊を避けるため、予告もせずに放流を決定。その結果、村が次々に濁流に飲み込まれた。その生々しい実態を情報筋は伝える。

「予告もなく高さ15メートルの水が急に押し寄せてきた。茂山(ムサン)、会寧(フェリョン)、穏城(オンソン)など流域の町が次々に濁流に飲まれた。60あまりの村が跡形もなく消え去り、国境警備隊の哨所(監視塔)、兵舎、軍官(将校)用の住宅もあらかた押し流された」(情報筋)

放流すれば、間違いなく被害は拡大するが、当局は人命より既存設備を守ることを優先した。本欄で、今回の水害における被害拡大は「人災の側面が大きい」と述べていたが、まさにその通りのようだ。

軍や民間の被害も大きく、全体の犠牲者数は数千人に達すると情報筋は見ている。しかし、当局は国内世論の動向を気にして、被害状況の隠蔽を図ろうとしているのだ。

繰り返される「阿鼻叫喚」

「住宅の損壊や山崩れなど目に見える被害は、外国からの援助を引き出すために誇張する。しかし、人的な被害は、通告なしのダム放流や、水害対策が皆無だったことが問題視されないよう、隠蔽、矮小化しようとしている」

また、金正恩党委員長は、多数の犠牲者が発生しているにもかかわらず被害対策よりも核実験を優先させた。こうしたなか、人的被害が広く知れ渡れば当局に対する非難の声が高まるのは避けられない。すでに不十分な水害対策をめぐり、住民の間では反発が生じている。

今後も、韓国や米国のラジオ放送などを通じて、北朝鮮当局の人命軽視の姿勢、そして水害被害拡大が「人災」でであることが、北朝鮮の民衆に広まるのは時間の問題だろう。自然災害以外でも、北朝鮮では阿鼻叫喚の人災が繰り返されている。それを止めるためにも、国際社会は可能な限り内部の被害状況を知り、そして不十分な安全対策を指摘し是正させるよう動くべきだ。

http://dailynk.jp/archives/74784
【韓国】クチェン味作の内釜(写真)[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :HONEY MILKφ ★@無断転載は禁止[]:2016/10/02(日) 08:29:37.17 ID:CAP_USER
(写真)
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10月29日、京畿道(キョンギド)スターフィールド河南(ハナム)エレクトロマート売り場で、モデルが
クチェン(CUCHEN)ミジャク(味作)の『3段IH』が適用されたミョンプムチョルジャン(名品鉄鼎)の
内釜を紹介している。

ソース:NAVER/ソウル=NEWSIS(韓国語)
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=shm&sid1=101&oid=003&aid=0007497644
【神奈川】横浜アリーナのドアを蹴って破損 韓国人歌手のライブに訪れていた李愛肖容疑者を現行犯逮捕[10/02] [無断転載禁止]©2ch.net
1 :ねこ名無し ★@無断転載は禁止[sage]:2016/10/02(日) 08:47:10.06 ID:CAP_USER
 横浜アリーナ(横浜市港北区)の出入り口ドアを蹴って破損させたとして、港北署は1日、器物損壊の疑いで、国籍、住所不詳の自称記者、李愛肖容疑者(27)を現行犯逮捕した。「自分でやったわけではない」と容疑を否認している。

 署によると、李容疑者は中国語で書かれた身分証を所持。韓国人歌手のライブに友人と訪れていた。会場には撮影禁止の貼り紙が中国語で書かれていたが、李容疑者が携帯電話で撮影していたため、外に連れ出されていた。

 逮捕容疑は1日午後3時15分ごろ、出入り口のドアを足で蹴り、ガラスを破損させた疑い。

http://www.sankei.com/affairs/news/161002/afr1610020002-n1.html
【話題】有田芳生「在日学生に奨学金を出している朝鮮奨学会で講演します。福沢諭吉にたどる日本の差別意識の根絶は歴史的課題です」 [無断転載禁止]©2ch.net
1 :動物園φ ★@無断転載は禁止[]:2016/10/02(日) 09:05:24.10 ID:CAP_USER
有田芳生 @aritayoshifu 8分前

在日韓国・朝鮮の学生に奨学金を出している「朝鮮奨学会」で
「ヘイトスピーチ解消法の成立と展開」について講演します。
福沢諭吉にたどる日本の差別意識の根絶は歴史的な課題です。
在日の弁護士で構成されるLAZAK編の『ヘイトスピーチはどこまで規制されるか』は現実的なテーマで刺激的でした。

https://twitter.com/aritayoshifu/status/782367618015440897
【朝日新聞】韓流は朝鮮古代史を一気に日本のお茶の間に持ち込んだ [無断転載禁止]©2ch.net
1 :動物園φ ★@無断転載は禁止[]:2016/10/02(日) 09:22:15.66 ID:CAP_USER
(みちのものがたり)高麗王若光の道 埼玉県 渡来人が故郷を見た土地
2016年10月1日03時30分

高麗川にかかる橋の上を母と子が犬の散歩で渡る。夏は橋の下で水遊びをする子どもたちの声でにぎわう=いずれも埼玉県日高市

 炎天下でも、歩きたくなる道はある。この夏、埼玉県日高市の高麗(こま)神社へ通った。

 山あいの何げない小道が気持ちいい。

 渡来文化の日本への影響を追究した在日朝鮮人作家の金達寿(キムダルス)(1919〜97)もまた、この地を何度も訪れ、西武線の高麗駅から高麗神社まで約3キロの道のりを歩いた。「都塵(とじん)のなかではちょっと想像もできないような、いい道」と書き、高麗川のほとりに座ると、帰れない故郷を思う気持ちが慰められるとも語った。「高句麗人が居を定めたのも、この土地に故郷を見たからだと思う」

 高句麗とは、中国東北部から朝鮮半島北部にかけて668年まで約700年間存在した古代国家。日本では高麗(こま)と呼ばれ、多くの高句麗人が日本に渡って来たといわれる。

 「続日本紀(しょくにほんぎ)」には716年、上総(かずさ)など東国7カ国に住む高麗人1799人を武蔵国に移住させ、高麗郡を建郡したとある。現在の日高、飯能両市にまたがる一帯だ。

 1970年代後半、発掘調査に携わり、高麗郡の存在を考古学的に実証した高麗浪漫学会会長の高橋一夫さん(70)は言う。

 「風景が似ていることは、渡来人にとって、治水など自分たちが持つ高度な技術を発揮できる場所として、重要な要素だったんですよ」

 高麗人は無人だった土地を開拓し、三つも寺院を建てた。建郡は大規模な国家プロジェクトだったとみられる。

 「地方行政機構のモデルを示そうとした。対外的には、滅びた王族が国内にいることをアピールし、天皇を中心とする“日本型の小中華思想”を示したのではないか」

     *

 高句麗といえば、韓国ドラマで知った人も多いだろう。始祖の生涯を描いた「朱蒙(チュモン)」、中興の祖・広開土(こうかいど)王をペ・ヨンジュンが演じた「太王四神記(たいおうしじんき)」。日本で放映された当時は、高麗神社に「ヨン様」ファンが大勢訪れた。韓流は朝鮮古代史を一気にお茶の間に持ち込んだ。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12583027.html?rm=150
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