- 〜歴代死刑囚について語ろう〜確定百十八年目〜 ©2ch.net
502 :朝まで名無しさん[sage]:2015/11/13(金) 23:43:32.93 ID:vHVsuf9T - 第一審は最初の事件は山口の方が罪が重く、息子の事件は同等であり、控訴審で山口が
死刑回避になり、諸情状が変更されたが、何となく辻褄合わせの感があり、実際には 父親を殺され、母親が死刑では子どもがあまりに不憫だからの死刑回避だと思うが、 第一審の裁判官は死刑判決を書いたものの、控訴を勧めているし、相当苦悶したと思う。 外尾も一応内縁夫だし、家庭内の事件とはいえ、巨額の保険金殺人だから、家庭内で 収束しないとはいえ、やはり家庭内の事件の性格が色濃い。 この事件は残った子ども以外の夫側の遺族も含めて遺族に死刑求刑をしたものがいない。 外尾へも同様で、実際には裁判官も推測しているように、外尾への死刑求刑が山口の判決 への影響を懸念してのものだと思うが、両親が破綻者にしては子どもがこの対応や家計補助に 新聞配達など出来すぎというのが切ない。 検察は山口に対して検察上告はしなかったが、その辺りを酌んでのことかな。 このあたりの遺族の話を除けば、外尾は保険金の大半を数カ月で浪費したとはいえ、 保険金をだしに誘ったのは山口だし、浪費というか、使い方で外尾を死刑回避しない 理由にならないと思うし、山口の夫関係の情状をいれても、山口のみの死刑回避と するのはどうにも無理があるというか、死刑回避というか、よく量刑を分けたなと思う。 執行はともかく社会的影響、判例もあるから、死刑囚をつくらないといけなかったのかな。 何にしても外尾は執行できず、獄死確実だろう。
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