- 歴代死刑囚について語ろう〜確定九十二年目〜
155 :朝まで名無しさん[sage]:2013/01/09(水) 22:59:53.63 ID:l9R/d/H4 - >>119
刑法では傷害致死罪では死刑にならない。 「精神が未熟」と「殺意が無い」が競合しているとは限らないし、 大月孝行は犯行当時何をやったかわかっていないと主張している。 なお、「メス犬」云々その他の手紙は裁判ではさほど重視されなかった。 なお、「精神が未熟」は裁判において決着がつかなかったからこそ 反対意見が判決に明記される事態となった。 最高裁の死刑判決に反対意見がつくのは「三鷹事件」以来の 異例のケースのため運用面でも執行の回避理由になりえる。 「殺意がなかった」は再審請求の理由の一つであるが、 「精神が未熟」は「心神耗弱ないしは心神喪失」に準ずるものであり (差し戻し控訴審の段階で弁護団が大月孝行の未熟さに驚いて裁判所の 了解を得て精神鑑定を申請したほど)、「再審請求」とは独立して 運用面での執行の回避理由になる。 なお、死刑囚本人が無罪を主張しているだけで「冤罪の可能性」に 該当するとは限らないが、無罪を主張せず再審請求を行う死刑囚も 少なくない。 たとえば綿引誠、宇治川正、藤島光雄、猪熊武夫、山野静二郎、 柴嵜正一、松井喜代司、関光彦、小林薫、加納恵喜、小林光弘、造田博、 加賀聖商、神田司、小林正人などがあげられる。 大月孝行はこれらの死刑囚と比較しただけでも執行されにいと 考えられる。(綿引誠、山野静二郎を除く)
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