- 【雅子妃】皇室における東宮問題を語りつくす【小和田家】★52
80 :朝まで名無しさん[sage]:2011/11/21(月) 08:54:31.19 ID:lW6FmqYH - 週刊誌レポ。ウロな部分が多いのでメモとして。詳細は各自ご確認ください。
週刊現代(2011/12/03)明日を知る風を感じる人を見る/激務の疲れか、咳が止まらない天皇 ・1/2頁弱の記事。40℃近くまで熱が上がったときには食事がのどを通らず点滴を受ける、など今上の病状について。 〆は国民から尊敬されている今上だが年齢を考えれば静養していただきたい、だったような。 同誌同号:明日を知る風を感じる人を見る/日銀株が下落して天皇家も大損の「悲劇」 ・1/2頁弱の記事。天皇家は20万株の日銀株を始め様々な債券などを組み合わせて財産運用をしているが株価暴落で(私財産は)目減りしている。 ・昭和天皇の遺産18億円余りを相続された香淳皇后の遺産が2億円以下だった、など。 〆は忘れました、済みません。 以上です。
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- 【雅子妃】皇室における東宮問題を語りつくす【小和田家】★52
96 :朝まで名無しさん[sage]:2011/11/21(月) 18:03:40.95 ID:lW6FmqYH - 今は休刊している「月刊現代」の2冊を入手したのでレポさせてもらいます。
月刊現代(2006/11)特集 悠仁親王誕生と皇室の未来/東宮家「新たなる苦悩」1/4 ・原武史氏、9頁の記事。悠仁様誕生により、典範改正がない限り秋篠宮家が本流となり東宮家は一代で断絶する。 ・ここ数年、東宮家は愛子様が女性天皇になるかもしれない可能性がある中で「開かれた皇室」のあり方を目指していた。 ホームビデオ公開やTDLなどの私的外出を増やすなど"ファミリー"を演出し、国民一般家庭との垣根を低くしようと模索していたのでは。 愛子様が女性皇太子、女性天皇となったとき国民に親しみを持って受け入れてもらえるように、との願いが込められていたのだろう。 さらに究極の目的としては女性であるが故に心身ともに負担となる宮中祭祀のしきたりを見直し、女性として幸福な一生を送るための環境作りを完成させたいという思いもあったのでは。 ・しかし「お濠の外側」に自らを合わせようとする東宮家の動きは「お濠の内側」との軋轢を生み、模索は頓挫しているように見える。 ※傍系ゆえに正統を意識する(※は各見出し、以下同) ・秋篠宮家の宮中祭祀へのこだわりは両陛下の影響も大きいが、2004年に断絶した高松宮家を意識しているようにも見える。 もし本当に高松宮を意識しているならば、有栖川宮家から高松宮家へと継承された祭祀の伝統をも引き継ごうとしているのではないか。 ・今の皇太子と秋篠宮殿下を幼少期から知る人々は現在の二人のふるまいを見て、まるで「逆転現象」が起こったかのように言う。 これは「傍系の方が正統を意識しやすい」で説明できるのではないか、として寛仁親王殿下が髭を伸ばしている理由に始まって光格天皇について。 ※「部分前置胎盤発表」と前例 ・紀子妃殿下が部分前置胎盤と発表されたことなど、様々な面で今の皇室の伝統を受け継いでいくのは秋篠宮家の方であると言えるだろう。
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97 :朝まで名無しさん[sage]:2011/11/21(月) 18:06:57.85 ID:lW6FmqYH - 月刊現代(2006/11)特集 悠仁親王誕生と皇室の未来/東宮家「新たなる苦悩」2/4
※「現実から浮き上がる皇室報道」 ・秋篠宮家の新宮が男児であれば「万世一系」は維持されることになり、愛子様誕生以上の盛り上がりになると予想し、 9/6に学生達を要所に張りつけ街頭の様子を取材させてみた。しかし人々の盛り上がりは予想以上に低調だった。 マスコミが報道する「慶祝ムードに包まれる日本」というイメージとは裏腹に実際の国民は案外冷めているなと言う印象。 ・今回調査してみて改めて思い知らされたのは、マスコミが報道するイメージと実態に大きな落差があると言うこと。 国民の間には蚊帳の外に置かれた東宮家や雅子妃に対する同情やそれに伴う冷めた反応が広がっているにもかかわらず、 慶祝ムードにふさわしい「空気」だけを切り取って伝えようとする。結果、皇室報道が現実から浮き上がってしまっている。 ・昭和天皇死去、愛子様誕生の時と比べても2006年9月の皇居前にはわずかな右翼を除けば普段通りの光景が広がっている。 昭和が終わって17年余りでこれだけの変化が起こっている。「(親王誕生で)これであと数十年は皇統安泰」と喜んでも、 17年後、皇室がどのようになっているか誰にも想像できない。 ※ナショナリズムと「強い天皇」の復活は割愛 ※鍵を握る皇太子妃 ・今皇室の話題で国民がもっとも関心を持っているのはやはり雅子妃の病気ではないか。 先述したように東宮家や妃に対する同情が国民の間にかなりあることが今回の親王誕生に対する冷めた反応にもつながっているように思う。 ・皇太子は宮中祭祀に出席し公務も務めているが、それが主体的なものか、秋篠宮殿下を意識してのものか、皇太子の意識はどこに向かっているかわからない。 しかしもっとも大事なのが雅子妃であることは間違いない。オランダ静養に触れ、今後もこういった意味で皇太子が雅子妃に合わせることは十分想像できる。 ・皇太子にとっての究極の選択は皇位継承権を秋篠宮に譲り皇籍離脱することだが、典範の規定によりその道は選べない。
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98 :朝まで名無しさん[sage]:2011/11/21(月) 18:09:22.74 ID:lW6FmqYH - 月刊現代(2006/11)特集 悠仁親王誕生と皇室の未来/東宮家「新たなる苦悩」3/4
※「神」を信じることができるか、どうか ・雅子妃の病気がずっと続いたとしても時が来れば確実に次の代になるが、皇太子妃と皇后では全く立場が異なる。 今は両陛下が様々な面でカバーしてもらっているが皇太子夫妻が即位したときにカバーはないので自分たちが矢面に立たなくてはならなくなる。雅子妃には大変なプレッシャー。 ・「お濠の内側」は宮中祭祀には出席しないのに私的外出はできる雅子妃のようなやり方はとうてい許せるものではない、 もっと努力するべきと考えているだろうが、祭祀の根本は「神」を信じることが出来るかどうかなのでこれは勉強して身につくほどたやすいものではない、としてS11年の高松宮の日記を。 ・たた、皇室に嫁ぐと犠牲が大きく、何が何でも不幸になる、と言う風に考えるのは雅子妃の病気を過度に一般化しすぎるような気がしないでもない。 紀子妃殿下を見るとあまり悲壮な感じはしないし、むしろ楽しんでいるようにも見える。さらに皇后陛下をお手本として積極的にコンタクトを取り非常に可愛がられている。 ※酷似する母と息子の関係 ・近代の天皇制において、女性、妻や母親が担う役割はとても大きい、として祭祀を巡る貞明皇后と昭和天皇の確執など。 ・東宮家の立場が今まで以上に微妙なものになるのは避けられないことかもしれない。
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99 :朝まで名無しさん[sage]:2011/11/21(月) 18:13:58.29 ID:lW6FmqYH - 月刊現代(2006/11)特集 悠仁親王誕生と皇室の未来/東宮家「新たなる苦悩」4/4
※予想できない将来の皇室の立場 ・皇太子が天皇になったとき、天皇制のあり方は大きく変わるのではないかと考えている。 それは象徴天皇制そのものが今よりももっと不安定になるのではないか、と言う意味も含む。 ・天皇制を一番底辺から支えているのは社会の目が行き届かないような所にいる人々。両陛下はちゃんと目配りできていて全国を飛び回っている。 ・もし現皇太子夫妻が天皇皇后になって宮中祭祀に熱心になり、公務として国内隅々まで足を運び国民との交流に努めるならば天皇制のあり方に大きな変化はなく、支持基盤は保たれるだろう。 しかし実際にはそのようなことが想像しにくい状況に置かれている。 ・悠仁親王誕生によって、典範改正、あるいは東宮家に親王が誕生しない限り東宮家は一代限りとなる。 ・さらに皇太子が天皇になったとき、現行の公務よりも新しい公務や現在続けている私的外出を優先させるならば、 これまで天皇制を底辺で支えてきた支持基盤が不安定になる。さらに今回露見した親王誕生に対する国民の冷めた反応と、 表裏一体としての東宮家や雅子妃に対する同情という「ねじれ現象」。このような状況を考えた場合、典範改正の是非の前に、 将来の皇室の立場が今と全く同じであるという前提自体を疑う必要がある。 〆は悠仁親王誕生で典範改正の危機は去ったと安堵する人もいるようだが、依然天皇制のあり方が問われている現実に変わりはない。天皇制は今もまだ危機に直面している。 高橋紘氏の「それでもお世継ぎプレッシャーは繰り返される。裸の皇室と象徴天皇」 瀬戸内寂聴氏などのコメント「本音の皇室論」はしばらくお待ちください。
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