- 【大麻】事件やその周辺のニュース議論総合スレ Part2【愛と憎】
8 :朝まで名無しさん[]:2011/08/22(月) 10:31:31.08 ID:4mhjNZez -
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110820/erp11082009270000-n2.htm オランダが、大半の国で所持も販売も栽培も禁止されている大麻を「合法」としているのには、歴史的経緯がある。 18〜19世紀にかけて、アヘン貿易で潤ったオランダでは早くから薬物市場が形成され、 国民の多くが、一説には「たばこよりも害が少なく常習性がない」とされる大麻などのソフトドラッグを使用してきた。 このため、政府は大麻を全面的に禁止することは不可能と判断。 さらに大麻使用を法で押さえつければ、大麻がハードドラッグと同じ闇市場に出回り、 大麻使用者がより害の強いハードドラッグ使用に走る機会が増し、薬物禍がより深刻になると考えたのだった。 いわばガス抜きのために、消極的大麻容認政策を進めてきた。 騒動や事故深刻化 しかし、近年、これを逆手に取った外国人客が急増。 オランダ南部のマーストリヒトでは1日約4000人、年間140万人が麻薬観光に訪れ、 大麻使用者の騒ぎや交通事故、需要増に伴う違法販売が深刻化している。 また、オランダの大麻寛容策は諸外国からも、各国の薬物規制に少なからぬ悪影響を及ぼしていると批判されてきた。 日本でも、大麻取締法は種子を規制の対象外としているため、 オランダで購入した大麻の種子をネット販売するなどの「違法ビジネス」が散見されている。 外国人への大麻販売が禁止され、麻薬観光が廃止されれば、 厳しい減収が必至のコーヒーショップ側は、「国籍差別だ」と抗議している。 16〜17世紀にスペインから大量のユダヤ人を受け入れるなど、多くの迫害者を受け入れてきた歴史を持つオランダだが、 今度ばかりは枢密院(行政訴訟の最高裁に相当)も、外国人への販売規制を認める判断を示している。
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