- 歴代死刑囚について語ろう〜確定六十五年目〜
471 :傍聴係 ◆7CIaP.edcOML [sage]:2010/07/01(木) 17:17:56 ID:/5UOUME8 - 最高裁判所 第一小法廷 18(あ)2151 刑事口頭弁論期日 2010年7月1日13時30分
裁判官 横田(裁判長),宮川,櫻井,金築,白木 検察官 高木和哉 事件名 非現住建造物等放火,現住建造物等放火,殺人,器物損壊,現住建造物等放火未遂 被告人 (勾留)高尾康司 弁護人 (国選)大熊裕起,外3名 弁護側の主な主張(13:30〜13:55): ・捜査段階での殺意があった旨の供述に任意性はない。下級審で任意性の根拠とされた自発性、 自然性は認められない。強く言われると反論できず相手の言い分に合わせてしまうという 被告人の性格特性を無視している。← 足利事件を思い出させる意見 ・本件放火は殺人の実行行為にあたらない。放火した建物は店舗兼住居、夜に一見しただけでは 住居性、現住性は明らかでない。「人がいる認識」ではなく「人がいる可能性の認識」が あったにすぎない。未必の故意というよりは認識ある過失にすぎない。殺人については無罪。 ・死刑は違憲である。 ・利欲目的の犯行でなく、殺意があるとしても未必的にとどまり、自首が成立し、罰金前科1犯が あるにすぎず、無期懲役相当の事案。 余分な話: 大熊さんは上告趣意書を「陳述いたします」と言ったのみで、弁論は「外3名」のうちの1人がした。 「外3名」の残り2人のうちの1人は、三橋歌織で主任をやった坂根真也さんだという気がしないでもない。 検察官がカタい、良くも悪くも。最高検の前は公安調査庁。 傍聴券が硬いカードではなく下級裁判所と同様の紙になった。 いきなり法廷に案内するのではなく、傍聴人待合ロビーに15分ほど待機させるようになった。 開廷前に法廷で告げられる注意事項の文言が、やわらかい言い回しになった。 最高裁も少しずつ変わっているのね。 一般傍聴人21人+検察側寄りに特別傍聴人2人。カメラ撮影なし。 14時02分閉廷。
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