>>198 禑王3年(1377年)に清州の興徳寺(清州市興徳区)で刊行された金属活字本は、本の最後に“在C州興コ寺用金屬活字印製而成”と書かれていて 全世界に残っている金属活字で印刷された本の中で最古のものといわれている。 2001年9月4日に『承政院日記』と共に世界の記憶に登録された。金属活字本と呼ばれているもののうち現存しているのは下巻だけで、 19世紀末から20世紀初頭にかけて駐韓フランス公使コリン・デ・プランシ(Victor Emile Marie Joseph Collin de Plancy)が韓国で蒐集した古書の中に含まれていた。