- 【速報】大阪が「大阪都」になるぞよかったな! んで大阪”都”になると何が変わるんだ?
173 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 00:03:25.34 ID:Bn9YpvF6O - 橋下が臨時財政対策債を増やしたため、大阪府は不景気が20年間(20年償還)確定。他の自治体の住民も、自分の地域の臨時財政対策債についてきちんと監視しよう。
★《借金頼みの理想郷》の真の姿…臨時財政対策債の前提は、その自治体の景気が良くなってはならない・敢えて良くしないこと 「所詮はマイナーな問題」と思って、大局を見誤い《甘美な感情に支配され情緒で動く》と、 「大きな均衡」を崩し、《小さな正義は守るが大きな正義を失い》、国民生活だけでなく果ては国家を滅ぼす。 ■借金の負担者 ▽地方交付税…交付団体の自治体のみに交付 =「他の」自治体の住民 ▽臨時財政対策債(赤字債)…元利償還金は、返済年度に国からの地方交付税で措置(返済) =「返済時の将来の」、「他の」自治体の住民 ▽赤字市債・県債…「返済時の将来の」住民 これが、《借金を収入に含めた財政》の仕組み「他の住民や将来の住民にツケを回す」。 ■あまり指摘されていないが重要な事…《借金を収入に含めた財政》の前提 名古屋市を例にとると、そもそも名古屋市は本来、地方交付税の“不”交付団体。 現在は、リーマンショックによる法人市民税の税収悪化で、交付団体「他の自治体から恵んでもらう身分」に転落。 もし、名古屋市の景気が良くなったり、産業育成や企業誘致に成功し法人市民税が増収してしまうと、 地方交付税の「“不”交付団体」になり、『臨時財政対策債の返済年度に、その借金返済分の地方交付税が、交付されなくなってしまう』。 (単純に言えば、財政力指数が1.0を、上回れば、地方交付税が支給されない、財政の自立度が高い不交付団体。下回れば、支給される交付団体となる) つまり、『《借金を収入に含めた財政》理論は、 「その自治体の景気は、良くなってはならない。産業育成や企業誘致に成功しない」=「それらの対策を積極的に行わない」ことを前提としている』。 この前提が崩れると、「ツケ(借金返済)を他の自治体の住民に回す」部分が狂い、借金の返済を、名古屋市の将来の住民が負担することになってしまう。 これが、《借金頼みの理想郷》の真の姿である。ドラッカー曰く《すでに起こった未来(The Ecological Vision)》。
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175 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 00:03:52.63 ID:Bn9YpvF6O - >>173
■ドラッカー曰く《すでに起こった未来(The Ecological Vision)》 ドラッカーは未来学者と言われるが、違う。ドラッカーは「既に起こった事の帰結」を見ているだけ。 ドラッカーはそれに対して、《すでに起こった未来(The Ecological Vision)》という言葉を使っている。 例えば、今年50万人の子供が生まれれば、18年後には大学入学だが、これは既に18年前に起こった事。 社会的な事象は、その影響が出るまで時間を要する。 ◆「われわれは未来についてふたつのことしか知らない。 ひとつは、未来は知りえない、もうひとつは、未来は今日存在するものとも、今日予測するものとも違うということである」(『創造する経営者』) ありがたいことにドラッカーは、ここで終わりにしない。続けて言う「それでも未来を知る方法は、ふたつある」と。 一つは、自分で創ることである。成功してきた人、成功してきた企業は、すべて自らの未来を、みずから創ってきた。 ドラッカー自身、マネジメントなるものが生まれることを予測する必要はなかった。自分で生み出した。 『もう一つは、すでに起こったことの帰結を見ることである。そして行動に結びつけることである。これを彼は、「すでに起こった未来」と名付ける』。 あらゆる出来事が、その発生と、インパクトの顕在化とのあいだにタイムラグを持つ。 出生率の動きを見れば、少子高齢化の到来は誰の目にも見えたはずだ。対策もとれたはずである。 だが、高齢化社会がいかなる社会となり、いかなる政治や経済を持つことになるかを初めて論じたのはドラッカーだった。 こうして東西冷戦の終結、転換期の到来、テロの脅威も彼は予見していた。 「未来を築くためにまず初めになすべきは、明日何をなすべきかを決めることでなく、明日を創るために今日何をなすべきかを決めることである」(『創造する経営者』) ◆未来を知ることができる2つの方法|3分間ドラッカー「経営学の巨人」の名言・至言 http://www.r-agent.co.jp/guide/drucker/20091224_1.html
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178 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 00:06:24.73 ID:Bn9YpvF6O - >>177
■大阪都構想:「評価」ゼロ 迅速な政策実行「実現困難」13人−−東京23区長に聞く[毎日新聞 2011/10/19 大阪夕刊] 「評価する」と回答した区長はおらず、 「迅速な政策実行」「産業活性化」など維新の会が主張するメリットの実現性については、ほとんどが「困難」「判断不能」と答えた。 都の実現が大阪の再生につながらないとする見方が強かった。 地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹知事)が来春統一選のテーマに掲げる「大阪都構想」について、 毎日新聞が東京23区長に実施したアンケート調査のうち、各区長の自由記述の骨子は表の通り。 ◆石川雅己・千代田区長 都区制度は20世紀の残滓(ざんし) ◆矢田美英・中央区長 大阪府・市町村が分析、議論すべきだ ◆武井雅昭・港区長 『都区制度の実情をよく研究すべきだ』 ◆中山弘子・新宿区長 『普通地方公共団体を目指す動きに逆行』 ◆成沢広修・文京区長 どんなメリットがあるのか説明必要 ◆山崎昇・墨田区長 都区の検討委で事務配分を議論中 ◆山崎孝明・江東区長 『権限と財源について都区間の協議必要』 ◆浜野健・品川区長 都区制度は特別区への権限移譲の過程 ◆松原忠義・大田区長 具体的な制度設計の提示なく評価困難 ◆桑原敏武・渋谷区長 『都区財政調整制度では財源に不公平感』 ◆田中良・杉並区長 『権限強化を目指す特別区の動きに逆行』 ◆高野之夫・豊島区長 『特別区の自治権獲得の流れに逆流』 ◆西川太一郎・荒川区長 基礎自治体と広域行政の役割明確化を ◆坂本健・板橋区長 住民サービス向上のため議論が必要 ◆志村豊志郎・練馬区長 『都区制度は権限拡大や財政調整に課題』 ◆近藤弥生・足立区長 『基礎自治体の役割が重要な現状に逆行』 ◆青木克徳・葛飾区長 一概には評価、コメントできない ※台東、目黒、中野、北の4区長は自由記述なし。世田谷、江戸川両区長はアンケート全体に無回答。
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179 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 00:07:58.77 ID:Bn9YpvF6O - ★あなた達には、この都構想の内側から漂う「匂い」が解らないのか?…都制度は戦火の残滓(ざんし:残りカス)
■東京“都”設置の目的は、官僚(大本営)支配のためだった ▽1868(明治元)年…江戸府 →数ヵ月後、東京府に(当時はトウ“ケイ”フと呼ばれていた) 「府」とは、中国の言葉で「政治を行う場所」。明治政府は、「国の重要地」を府とした。 ▽翌年、「府」は最大で10ヵ所に。函館、越後、甲斐(甲府)、東京、神奈川、度会(わたらい:三重)、京都、奈良、大阪、長崎。 「国の重要な場所」…港がある函館・神奈川・長崎、金山がある越後・甲斐、伊勢神宮がある三重、そして京都・奈良・大阪・東京 ▽1871年…廃藩置県で3府302県に ▽1888(明治22)年…東京市を設置。東京市(現在の8区に相当)、豊多摩郡、北豊島郡、荏原(えばら)郡、南足立郡、南葛飾郡、これらを合わせて現在の23区 ▽1932(昭和7)年…政治の中心となり、東京府の人口の93%が東京市に住み、府税の96%は東京市から。権力が東京都<東京市に ▽1941(昭和16)年…太平洋戦争開戦 「帝都防衛」と『戦費捻出』のために、莫大な税収があり民間管理だった東京市を、『大本営の支配下に置く必要性に迫られた』 ▽東京府…戦前からTOPは内務省の官僚=統治 ▽東京市…TOPは公選の民間市長=自治 ▽戦中、1943(昭和18)年…東京府+東京市=東京都、誕生。 『TOPは、選挙を行なっていないから、「知事」ではなく官僚の「東京都“長官”」』。 事実上、東京“都”を国の管理下に置いた。『「市民をどうコントロールするか」という大本営の“統治(≠自治)”のために』。 ▽戦後、1947(昭和22)年…都制度は廃止されず、現在の23区(特別区)設置 特別区ごとに議会設置。区議選はあるが区長選はなく、区長は区議会が選任。1975(昭和50)年にようやく区長公選制に。 特別区は、市町村と同じような課税権「市民サービスのための安定財源(三税…固定資産税・市町村民税の法人分・特別土地保有税)」を、都に奪われ持てない。 政令市の場合は、県にその課税権を奪われない。
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180 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[]:2011/11/28(月) 00:08:44.85 ID:Bn9YpvF6O - >>179
★新しい時代を創るのは、戦争を生み出した「都制度」ではない ■この税収搾取の仕組みが、「財源よこせ(戦費捻出)」「官僚(都)統治(≠自治)下に置く」ためという、戦中の悪しき目的の名残りなのだ。 東京都が今でも残り、都構想を目指す者が現れ、それに同調する国民が多い、今の日本の中で、恐ろしいほど戦中と同じ問題が生きている。 『そういう意味では、日本では「戦争は全く終わっていない」』。今、日本は再び、戦争の匂いのするモノを手にしようとしている。 ■例えば、不動産評価からすると、千代田区などは3500億円近い固定資産税が見込めるとされる。 だが、それは都に吸い上げられ、分配される。そのため、固定資産税収は数十億(1%弱の分配)にとどまる。 世田谷区では政令市として見た場合、98%の税収が都に奪われていて、やるべき政策が出来ずにいる。 東京23区の区長らは、非効率な特別区制度(都制度)を止め、政令市か旧東京市にする事(=財源返せ)を目指している。 ■歴史を未来へ。未来は突然来るものではない。ちゃんと歴史を記録しておかなければ、正しい未来は来ない ◆「愚者は体験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 by プロシャ(プロイセン)の宰相オットー・フォン・ビスマルク 愚か者は自らの失敗体験から学ぶが、賢い者はそれを歴史(読書や教育から得る知識)から学ぶ。 人は、学んで身につけた知識よりは、自ら体験した事の方が、印象が強く残るし記憶に残りやすく、何かの際に思い出しやすいもの。しかし、人が一生のうちに経験できる事には限りがある。数少ない自分の体験からだけで、何かをやろうとすれば失敗する確率が高い。 歴史から学ぶ事は、多くの人の経験を学ぼうとすることであり効果的。 読書とは、自分の時間を自分のお金を出して買う「投資」。 読んだことによって何を得たかが重要。それは、多くの場合、自分が何を考えたか、だ。
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189 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 00:59:12.28 ID:Bn9YpvF6O - >>182
国は関係ないけど
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- アメリカ「高齢化がひどいから若者優遇するわ」 日本「高齢化は若者の甘えだろ、もっと老人に金回せ」
41 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 01:04:06.86 ID:Bn9YpvF6O - ■「2010年、今の現役世代は、高齢者は若者に負担を押し付けるな」と言うが…
『あまり指摘されていないが、実は、そう高齢者を批判する、40歳以下の現役世代が高齢者になった時の方が、若者に負担を押し付ける度合いが大きい』。 2050年前後に、団塊Jr.がどっと前期高齢者、そして75歳以上の後期高齢者になる。 ▽2040年…団塊ジュニア65〜69歳 ▽2050年…団塊ジュニア75〜79歳 そうすると、今は「現役3人で高齢者1人」を支えているが、それが2050年からは「現役1人で高齢者1人」を支える状況になる。 この40年後の40〜65歳の人口の数字は「確定数字」。今から少子化対策を打っても、それで変わるのはこの後の数字であり、40年後の40歳以上の人口はもう変化しない。 ◆2050年、60歳以上の人口 ▽《少子高齢化が“世界最速のスピード”で進む》日本…3800万人
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- 平松「橋下が知事になったら大阪市が解体されるかもしれないんだが、市民に伝わらなかった」
237 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 01:27:53.89 ID:Bn9YpvF6O - ■感覚の不思議さ。預金封鎖を経験した世代なのに…
1946年(昭和21年2月16日)の「金融緊急措置令」および「日本銀行券預入令」。いわゆる「預金封鎖と新円切替」。 働いても、得た給与では何も買えない《無貨幣時代》だった。物―物交換。モノ不足だから(だけ)ではなく、モノに対するマネーの価値が減価し、逆転してしまったから。 今までは(金銭的に)貧しくても、働きさえすれば食えていたが、その金すら国家に奪われた。働いても食べて行けなくなった。 高齢者(2010年現在、70歳代は10代・80歳代は20代の時に)は、自分の親が受けたのを子供心に見て覚えているはず。 団塊の世代(1947年〜1949年生まれ)は、生まれておらず直接は知らないが、成長した後に親や祖父母から聞いている人もいるはず。 それなのに、なぜ、その経験や日本の歴史から学ばず、平気で臨時財政対策債を増やす(増やした)人を望むのか?ホント、理解に苦しむ。 結末を知っているはずなのに…。 経済教育を受けず、経済リテラシーがないせいなのだろうか。
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- 平松「橋下が知事になったら大阪市が解体されるかもしれないんだが、市民に伝わらなかった」
238 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 01:28:41.45 ID:Bn9YpvF6O - >>237
■70代以上の大阪市民は正しい判断が出来たようだが、痛みを経験していないそれ以下の年代は勘違いしてしまったようだ。 ◆大阪市長選、70代以外の全年代6割以上が橋下氏に投票 30代は74.2%が橋下氏 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/news/1322397499/ http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111127/waf11112721090027-n1.htm 年代別では、70歳以上の51.5%が平松氏に投票したものの、他の年代ではいずれも6割以上が橋下氏に投票。30代では74.2%が橋下氏に投票した。 ■歴史を未来へ。未来は突然来るものではない。ちゃんと歴史を記録しておかなければ、正しい未来は来ない。 痛みを伴わない教訓には意味がないのか。人は何かの犠牲無しには、何も学べないのか。 ◆「愚者は体験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 by プロシャ(プロイセン)の宰相オットー・フォン・ビスマルク 愚か者は自らの失敗体験から学ぶが、賢い者はそれを歴史(読書や教育から得る知識)から学ぶ。 人は、学んで身につけた知識よりは、自ら体験した事の方が、印象が強く残るし記憶に残りやすく、何かの際に思い出しやすいもの。しかし、人が一生のうちに経験できる事には限りがある。数少ない自分の体験からだけで、何かをやろうとすれば失敗する確率が高い。 歴史から学ぶ事は、多くの人の経験を学ぼうとすることであり効果的。 読書とは、自分の時間を自分のお金を出して買う「投資」。 読んだことによって何を得たかが重要。それは、多くの場合、自分が何を考えたか、だ。
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- 平松「橋下が知事になったら大阪市が解体されるかもしれないんだが、市民に伝わらなかった」
240 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[]:2011/11/28(月) 01:30:25.92 ID:Bn9YpvF6O - >>238
橋下が臨時財政対策債を増やしたため、大阪府は不景気が20年間(20年償還)確定。他の自治体の住民も、自分の地域の臨時財政対策債についてきちんと監視しよう。 ★《借金頼みの理想郷》の真の姿…臨時財政対策債の前提は、その自治体の景気が良くなってはならない・敢えて良くしないこと 「所詮はマイナーな問題」と思って、大局を見誤い《甘美な感情に支配され情緒で動く》と、 「大きな均衡」を崩し、《小さな正義は守るが大きな正義を失い》、国民生活だけでなく果ては国家を滅ぼす。 ■借金の負担者 ▽地方交付税…交付団体の自治体のみに交付 =「他の」自治体の住民 ▽臨時財政対策債(赤字債)…元利償還金は、返済年度に国からの地方交付税で措置(返済) =「返済時の将来の」、「他の」自治体の住民 ▽赤字市債・県債…「返済時の将来の」住民 これが、《借金を収入に含めた財政》の仕組み「他の住民や将来の住民にツケを回す」。 ■あまり指摘されていないが重要な事…《借金を収入に含めた財政》の前提 名古屋市を例にとると、そもそも名古屋市は本来、地方交付税の“不”交付団体。 現在は、リーマンショックによる法人市民税の税収悪化で、交付団体「他の自治体から恵んでもらう身分」に転落。 もし、名古屋市の景気が良くなったり、産業育成や企業誘致に成功し法人市民税が増収してしまうと、 地方交付税の「“不”交付団体」になり、『臨時財政対策債の返済年度に、その借金返済分の地方交付税が、交付されなくなってしまう』。 (単純に言えば、財政力指数が1.0を、上回れば、地方交付税が支給されない、財政の自立度が高い不交付団体。下回れば、支給される交付団体となる) つまり、『《借金を収入に含めた財政》理論は、 「その自治体の景気は、良くなってはならない。産業育成や企業誘致に成功しない」=「それらの対策を積極的に行わない」ことを前提としている』。 この前提が崩れると、「ツケ(借金返済)を他の自治体の住民に回す」部分が狂い、借金の返済を、名古屋市の将来の住民が負担することになってしまう。 これが、《借金頼みの理想郷》の真の姿である。ドラッカー曰く《すでに起こった未来(The Ecological Vision)》。
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- 平松「橋下が知事になったら大阪市が解体されるかもしれないんだが、市民に伝わらなかった」
245 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 01:31:54.97 ID:Bn9YpvF6O - >>240
■ドラッカー曰く《すでに起こった未来(The Ecological Vision)》 ドラッカーは未来学者と言われるが、違う。ドラッカーは「既に起こった事の帰結」を見ているだけ。 ドラッカーはそれに対して、《すでに起こった未来(The Ecological Vision)》という言葉を使っている。 例えば、今年50万人の子供が生まれれば、18年後には大学入学だが、これは既に18年前に起こった事。 社会的な事象は、その影響が出るまで時間を要する。 ◆「われわれは未来についてふたつのことしか知らない。 ひとつは、未来は知りえない、もうひとつは、未来は今日存在するものとも、今日予測するものとも違うということである」(『創造する経営者』) ありがたいことにドラッカーは、ここで終わりにしない。続けて言う「それでも未来を知る方法は、ふたつある」と。 一つは、自分で創ることである。成功してきた人、成功してきた企業は、すべて自らの未来を、みずから創ってきた。 ドラッカー自身、マネジメントなるものが生まれることを予測する必要はなかった。自分で生み出した。 『もう一つは、すでに起こったことの帰結を見ることである。そして行動に結びつけることである。これを彼は、「すでに起こった未来」と名付ける』。 あらゆる出来事が、その発生と、インパクトの顕在化とのあいだにタイムラグを持つ。 出生率の動きを見れば、少子高齢化の到来は誰の目にも見えたはずだ。対策もとれたはずである。 だが、高齢化社会がいかなる社会となり、いかなる政治や経済を持つことになるかを初めて論じたのはドラッカーだった。 こうして東西冷戦の終結、転換期の到来、テロの脅威も彼は予見していた。 「未来を築くためにまず初めになすべきは、明日何をなすべきかを決めることでなく、明日を創るために今日何をなすべきかを決めることである」(『創造する経営者』) ◆未来を知ることができる2つの方法|3分間ドラッカー「経営学の巨人」の名言・至言 http://www.r-agent.co.jp/guide/drucker/20091224_1.html
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- 平松「橋下が知事になったら大阪市が解体されるかもしれないんだが、市民に伝わらなかった」
250 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 01:33:41.05 ID:Bn9YpvF6O - >>245
★あなた達には、この都構想の内側から漂う「匂い」が解らないのか?…都制度は戦火の残滓(ざんし:残りカス) ■東京“都”設置の目的は、官僚(大本営)支配のためだった ▽1868(明治元)年…江戸府 →数ヵ月後、東京府に(当時はトウ“ケイ”フと呼ばれていた) 「府」とは、中国の言葉で「政治を行う場所」。明治政府は、「国の重要地」を府とした。 ▽翌年、「府」は最大で10ヵ所に。函館、越後、甲斐(甲府)、東京、神奈川、度会(わたらい:三重)、京都、奈良、大阪、長崎。 「国の重要な場所」…港がある函館・神奈川・長崎、金山がある越後・甲斐、伊勢神宮がある三重、そして京都・奈良・大阪・東京 ▽1871年…廃藩置県で3府302県に ▽1888(明治22)年…東京市を設置。東京市(現在の8区に相当)、豊多摩郡、北豊島郡、荏原(えばら)郡、南足立郡、南葛飾郡、これらを合わせて現在の23区 ▽1932(昭和7)年…政治の中心となり、東京府の人口の93%が東京市に住み、府税の96%は東京市から。権力が東京都<東京市に ▽1941(昭和16)年…太平洋戦争開戦 「帝都防衛」と『戦費捻出』のために、莫大な税収があり民間管理だった東京市を、『大本営の支配下に置く必要性に迫られた』 ▽東京府…戦前からTOPは内務省の官僚=統治 ▽東京市…TOPは公選の民間市長=自治 ▽戦中、1943(昭和18)年…東京府+東京市=東京都、誕生。 『TOPは、選挙を行なっていないから、「知事」ではなく官僚の「東京都“長官”」』。 事実上、東京“都”を国の管理下に置いた。『「市民をどうコントロールするか」という大本営の“統治(≠自治)”のために』。 ▽戦後、1947(昭和22)年…都制度は廃止されず、現在の23区(特別区)設置 特別区ごとに議会設置。区議選はあるが区長選はなく、区長は区議会が選任。1975(昭和50)年にようやく区長公選制に。 特別区は、市町村と同じような課税権「市民サービスのための安定財源(三税…固定資産税・法人住民税・特別土地保有税)」を、都に奪われ持てない。 政令市の場合は、県にその課税権を奪われない。
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- 平松「橋下が知事になったら大阪市が解体されるかもしれないんだが、市民に伝わらなかった」
253 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 01:35:02.14 ID:Bn9YpvF6O - >>250
★新しい時代を創るのは、戦争を生み出した「都制度」ではない ■この税収搾取の仕組みが、「財源よこせ(戦費捻出)」「官僚(都)統治(≠自治)下に置く」ためという、戦中の悪しき目的の名残りなのだ。 東京都が今でも残り、都構想を目指す者が現れ、それに同調する国民が多い、今の日本の中で、恐ろしいほど戦中と同じ問題が生きている。 『そういう意味では、日本では「戦争は全く終わっていない」』。今、日本は再び、戦争の匂いのするモノを手にしようとしている。 ■例えば、不動産評価からすると、千代田区などは3500億円近い固定資産税が見込めるとされる。 だが、それは都に吸い上げられ、分配される。そのため、固定資産税収は数十億(1%弱の分配)にとどまる。 世田谷区では政令市として見た場合、98%の税収が都に奪われていて、やるべき政策が出来ずにいる。 東京23区の区長らは、非効率な特別区制度(都制度)を止め、政令市か旧東京市にする事(=財源返せ)を目指している。 ■歴史を未来へ。未来は突然来るものではない。ちゃんと歴史を記録しておかなければ、正しい未来は来ない。 痛みを伴わない教訓には意味がないのか。人は何かの犠牲無しには、何も学べないのか。 ◆「愚者は体験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 by プロシャ(プロイセン)の宰相オットー・フォン・ビスマルク 愚か者は自らの失敗体験から学ぶが、賢い者はそれを歴史(読書や教育から得る知識)から学ぶ。 人は、学んで身につけた知識よりは、自ら体験した事の方が、印象が強く残るし記憶に残りやすく、何かの際に思い出しやすいもの。しかし、人が一生のうちに経験できる事には限りがある。数少ない自分の体験からだけで、何かをやろうとすれば失敗する確率が高い。 歴史から学ぶ事は、多くの人の経験を学ぼうとすることであり効果的。 読書とは、自分の時間を自分のお金を出して買う「投資」。 読んだことによって何を得たかが重要。それは、多くの場合、自分が何を考えたか、だ。
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- 平松「橋下が知事になったら大阪市が解体されるかもしれないんだが、市民に伝わらなかった」
256 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 01:36:13.67 ID:Bn9YpvF6O - >>253
★これから、大阪市民(と堺市民)は、『この覚悟を問われる』事になる ■府の借金までも、大阪市(と堺市)の負担に 現実として、「大阪“府と市”が抱える合わせて10兆円以上の借金(府の方が多い。橋下府政になりさらに増えた)を、 大阪“都”が引継ぎ、都の傘下になる大阪市(と堺市)の資産と税金で賄う事になる」 のは、都の仕組み上、間違い無いだろう。 橋下知事は、自らの努力を放棄し、大阪都構想により、大阪“市”民の資産(=結果的に大阪市の市民サービスカット)で、“府”の借金の減少を狙っているのではないか? まさか、これを言わないで隠して闘うなんて事はないですよね、橋下大阪府知事。 あまり指摘されていないが重要なこと ■国にツケたはずの借金も、都化で大阪市民(と堺市民)の負担に 現在、都化する事は、地方財政の「自殺行為」に他ならない。地方財政が危機的状況に陥ってしまう原因になる。 ▼橋下・大阪府知事などは「国は財源をよこせ」と言っているが、それは、「現在の地方交付税交付金が、地方自治体の財源になる」ということ。 つまり、『国にツケ(地方交付税による振替)たはずの借金(臨時財政対策債の返済)も、自分に舞い戻ってくる』ことを意味する。 ▼都化すれば、地方交付税の交付は無くなるだろう(少なくとも、大阪市と堺市に投入されていた分は無くなる)。 国から交付されるはずだった臨時財政対策債の返済分の地方交付税交付金も、国から交付されなくなる。 つまり、都化で都に吸収された府県と市町村の両方の借金(臨時財政対策債)を、都自ら返済しなければいけなくなる。 ■『借金返済は、「支出節約できない経費」。最低限必要とされる経費が増加しては、投資や新規事業の余剰財源が限定されてしまい、財政硬直化が起きる』。 『ただでさえ税収が少ないのにもかかわず、それが端から過去の借金払い(公債費)に消えていくことになる』。 それでもやるならば、《増税か借金頼みの理想郷》になる。子孫へのツケを誘発する。
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- 平松「橋下が知事になったら大阪市が解体されるかもしれないんだが、市民に伝わらなかった」
260 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[]:2011/11/28(月) 01:38:38.13 ID:Bn9YpvF6O - >>256
★あなたは、何のために政治をしているのですか? ■《大阪都構想=デスティニープラン》…基礎自治体の自由意思を封殺した統治 「大阪都構想=大きな政府化」により提唱された社会システム構想。 国からの権限と財源、市の権限と財源、その両方を大阪都に集中させ、より効率的な社会運営を目指すというもので、 その結果として、基礎自治体である区間の諍い、しいては府(知事)と旧市(長)間の争い事が無くなるという、「(見せかけの)基礎自治体救済措置」であるとされる。 区化された基礎自治体(市町村)では行政における自由意志(自治)がほとんど認められない、徹底的な統治管理社会となるが、 最終的には全ての都民が「最小不幸社会」で生活できる、とある。 デスティニープランを拒否すれば、行政的に抹殺され、政治家として生きていけなくなる。 「政令市が2つ」という同じ遺伝子(行政構造)を持つ大阪府と違った答えを出した、静岡県。 これは、「都構想プランは間違い」という証拠である。 しかし、都構想という政策自体は人々に知れ渡ってしまったので、消滅したわけではないからやっかいである。 橋下徹・大阪府知事による大阪都構想=デスティニープランの発表後、府内の市町村が一時的に混乱と困惑の空気に包まれ、 市町村や府議会は事実上の無視を決め込むが、真っ先に大阪市のみが明確にこのプランへの反対を表明した。 また、大阪市議会と府議会の一部もプランへの反対の姿勢を示すも、これに対し知事は、橋下新党・大阪維新の会によりレクイエムをもって各議会を攻撃し、 大阪市以外の市長選で自らが応援した市長を当選させ、選挙における強さを見せることで、現職議員の切り崩しをし橋下新党に入党させる形で、 反対派を消滅させようという強硬な姿勢を露わにした。 そしてこの事が、大阪市および府議会と、橋下派の対立を決定的なものにする。 ◆デスティニープラン - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3
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- 平松「橋下が知事になったら大阪市が解体されるかもしれないんだが、市民に伝わらなかった」
270 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 01:44:47.28 ID:Bn9YpvF6O - >>248
★生活保護、大阪市はフロントランナー ■全国の生活保護受給率は、大阪市よりも低いが、「その他世帯の構成割合」や「世帯類型別」を見ると、趨勢は同じ。 つまり、『大阪市だけ生活保護が急増に陥っているというよりも、日雇い労働者が特に多かった大阪市が先行しているだけ』。 「人口動態」を背景に、他の基礎自治体の生活保護は、大阪市を10年程度遅れて追っている。 ■実は、その他世帯の半分は、若い人ではなく、もう仕事に就けない(求人が無い)50歳以上 ◆その他世帯の構成割合(全国) ▽49歳以下…45.1% ▽『50歳以上…54.9%』 ■高齢化を原因とする生活保護の急増は、大阪市に限らない ◆世帯類型別の保護世帯数[厚生労働省] ●1999(平成11)年度 『▽高齢者世帯…44.9%(31万5933) ▽傷病・障害者…39.6%(27万8520)』 ▽母子世帯…8.3%(5万8435) ▽その他世帯=働ける世代…7.1%(5万184世帯) ●2009(平成21)年度 『▽高齢者世帯…44.3%(56万3061) ▽傷病・障害者…34.3%(43万5956)』 ▽母子世帯…7.8%(9万9592) ▽その他世帯=働ける世代…13.5%(17万1978世帯) ←10年間で、割合は2倍・世帯数は3倍以上に ■受給者の高齢化 「働ける世代の生活保護受給者が多い」と言うが… 確かに、2009年の「通達」により基準を緩め、稼働年齢世代「その他世帯」が増え、生活保護費が急増した。 しかし、『同じ204万人でも、戦後の余波が残る1951年度は、受給者のほとんどが働ける世帯だった(だからこそ、経済成長とともに減少した)』。 しかし、『2011年度の生活保護の内訳は、高齢者世帯…4割強、傷病・障害者世帯…4割弱』。いわゆる働ける世代は、2割弱でしかない。 『生活保護の高齢者世帯が、この後も増加の一途をたどることは、確定済み。高齢者と傷病・障害者には医療費がかかるため、生活保護費の半分が医療扶助になるのも必然』。 『不正受給は確かにあるが、たとえ不正受給を完全にゼロにしても、生活保護予算の悪化に歯止めがかからないことは、確定済み』。
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273 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 01:46:48.31 ID:Bn9YpvF6O - >>270
■本当の危機の到来は30年後 高齢化で生活保護が増える原因は、非正規・無職で年金が少ないまたは無年金だったから。 ドラッカー曰く《すでに起こった未来》に対応するために、 国は、各年齢ごと・各基礎自治体(市町村)ごとの、年金未加入者数や小額になる人数を把握し公開すべき。 現在の非正規・無職が高齢者に流れ込む危機到来は、非正規・無職でも必ず加入している国保から解る。 ◆国民健康保険加入者の職業の変化[厚生労働省] ●1962年(1961年に皆保険達成):『▽農業・漁業・自営業者…64.2%』 ▽非正規労働者…13.2% ▽無職…8.9% ▽その他・不明…13.7% ●1965年:『▽農業・漁業…38.9% ▽自営業者…23.5%』 ▽非正規労働者…18.0% ▽無職…6.1% ▽その他・不明 ●2009年:▽農業・漁業・自営業者…15.8% 『▽非正規労働者…32.4% ▽無職…36.7%』 ▽その他・不明…15.1% ◆就職氷河期の無職・非正規のうち、約77万人が65歳から生活保護受給者になると推定すると… 死ぬまで生活保護を受給すると、生活扶助と住宅扶助を含めて、累計で約20兆円必要。彼らが65歳以上になるのは30年後。 ■「2010年、今の現役世代は、高齢者は若者に負担を押し付けるな」と言うが… 『あまり指摘されていないが、実は、そう高齢者を批判する、40歳以下の現役世代が高齢者になった時の方が、若者に負担を押し付ける度合いが大きい』。 2050年前後に、団塊Jr.がどっと前期高齢者、そして75歳以上の後期高齢者になる。 ▽2040年…団塊ジュニア65〜69歳 ▽2050年…団塊ジュニア75〜79歳 そうすると、今は「現役3人で高齢者1人」を支えているが、それが2050年からは「現役1人で高齢者1人」を支える状況になる。 この40年後の40〜65歳の人口の数字は「確定数字」。今から少子化対策を打っても、それで変わるのはこの後の数字であり、40年後の40歳以上の人口はもう変化しない。 ◆2050年、60歳以上の人口 ▽《少子高齢化が“世界最速のスピード”で進む》日本…3800万人
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276 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 01:49:30.28 ID:Bn9YpvF6O - >>273
■ドラッカー曰く《すでに起こった未来(The Ecological Vision)》…大阪市や東京都台東区の生活保護急増は、高度経済成長の40年前に確定していた 大阪万博に沸いた1970年、大阪市には全国から仕事を求めて多くの日雇い労働者が集まって来た。 その多くは、あいりん地区とその周辺に住み、建築現場などで働き、次第に老いて行き、50歳を超えると仕事が無くなった。 高度成長期を支えてきた「東京の山谷(さんや)」や「大阪あいりん地区」のドヤ街の日雇い労働者は、50歳を超えて働き口が無くなってきた。 そして、全国より先に生活保護が急増し始めた。 ▽山谷を抱える東京都台東区…生活保護受給率が東京都23区内で1位 ▽大阪あいりん地区を抱える大阪市西成区…区民4人に1人が生活保護 ▽西店区を抱える大阪市…市民18人に1人が生活保護受給者。生活保護予算は、2916億円(過去最高。一般会計の実に17%近く) ▽山谷(さんや)…東京都台東区・荒川区にある寄せ場(日雇い労働者の滞在する場所、俗に言うドヤ街)の通称(旧地名) ▽あいりん地区(愛隣地区)…大阪府大阪市西成区萩之茶屋周辺のJR大阪環状線新今宮駅より南に位置する ドヤ街・寄せ場(日雇労働者の就労する場所)となっている地区の愛称 ■生活保護受給率と相関関係がある3要素「失業率・離婚率・高齢化率」 ◆失業率(2010年) ▽全国平均…5.1% ▽大阪市…6.9% ◆離婚率(2010年)(パーミル=1000人につき、何人) ▽全国平均…1.99パーミル ▽大阪市…2.75パーミル ◆高齢化率(2010年)(65歳以上が総人口に占める割合) ▽全国平均…19.4% ▽大阪市…21.3% 特に、大阪市の高齢化は、他の自治体とは意味が違う。日雇い労働者が大勢住むあいりん地区の人達の高齢化が一段と進み、大きな影響が出ている。
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336 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 02:42:02.02 ID:Bn9YpvF6O - >>310
★議員定数削減で削減できる議員歳費の金額は、《失う民意の代価》としては安過ぎないか? ■そもそも、議員歳費の削減、議員定数の削減をすれば、財政再建できるのか? 否。議員歳費削減により、議員活動(スタッフを雇って調査など)がまともにできなくなる。議員定数削減により、幅広い民意の反映がされなくなる。 そして、逆に、市民が望むような政策や公的サービスが提供できなくなる。 これから毎年、生産年齢人口(=経済成長=税収)の減少により、税収が伸び悩むどころか、減少。県レベルだけでなく、政令市レベルでも、毎年“数百”億円の税収不足に。 (名古屋市は、毎年300億円超の税収不足 +減税による税収減200億円超、合計600億円) しかし、議員定数をゼロ=議員歳費をゼロにしても、削減できる経費は約“20”億円未満。 『削減できる経費よりも、それで失われる民意の反映=民主主義から遠ざかるか否かの方が、民主主義においては価値が大きいのではないだろうか』。 ●県議・市議の場合 ▽大阪市…86議席 ▽名古屋市…75議席 議員定数をゼロにしても、削減できる経費は16.5〜18.9億円、20億円未満のレベル(議員1人2200万円と計算)。 一方、これから毎年、政令市である名古屋市は約300億円の税収不足。 名古屋市の20011年度の財政収支見通し…収支不足393億。 赤字市債(借金)である臨時財政対策債の発行増(320億円→460億円)などにより、149億円に。借金を増やしているだけ。 因みに、河村名古屋市長になってから、名古屋市の財政は急速に悪化。 支出が減るどころか、437億円も支出増。さらに、市民税10%減により161億円の税収減。差し引き600億円も余分にお金を使っている。 この借金を支払うのは、子供達。 一方、前任の松原・名古屋市政では5年連続、借金減。河村市政になってから借金残高が急激に増。 ▽名古屋市の公債費(毎年の借金と利息の返済額)…1500億円超 ▽大阪府の借金…約4兆円 ▽大阪市の借金…約2.8兆円
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345 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 02:44:53.02 ID:Bn9YpvF6O - >>336
■商品の価格 見えないものを知ることで、「商品の価格」の意味が解る。自分の目の前にあるものが、全てではないことを知る。 目の前の商品価格(議員歳費)だけを見て「ぼったくり過ぎる」「暴利過ぎだ」と非難する風潮。 その風潮が高まりを見せているのは、「その商品に、どんなに多くの人の労苦を必要としているのか」を、理解していない・知らされていないから。 これを多くの人に知ってもらうことで、昨今の悪しき風潮にブレーキをかけることはできるはず。 《不信感こそが双方の共通の敵である》ことは覚えておいた方がいい。(双方…議員と国民) 国民は、「マスコミ受けが良く、声の大きい」人により作られる風潮に流される形で、むやみやたらと「ぼったくり」「暴利」と声高に叫んで石つぶてを投げていると、 『気がつけば、その石つぶてが自分自身の身に降りかかってくる』。 必要不可欠なものを、「目の前に無いから」という理由だけで無駄扱いされるのは理不尽だと解る。 ■一番大事なのは… 「議員なんて減らせば良い」と思っている人が多いだろうが、その考えを改めて欲しい。 もっと大事なことは、「少数意見を含めて、国民の意見が議会で議論される」こと。これがより良い日本社会に繋がる。 行き着く先は、国民が政治に期待や興味を持たなくなる、選べる道が減り停滞する。 国民には、事業の決定や法案通過に対して、議員の定数が影響することを見てもらいたい。「見えないものの価値」を知ってもらいたい。 ■議員定数削減の思惑 事業・法案・首長などに『反対する議員を、議員定数削減で排除し、首長の王国を作る事が目的』。 ▽国…「2大政党制」化 ▽地方…「地方選挙での3人区以上→1人区・2人区」化 議員定数を削減すると、一般の地域から議員が出られない。議会が有力者だけの意見になってしまう。 議員定数が多いからこそ、少数意見派の人も当選できる。 何より、「憲法で規定された二元代表制」である地方議会の存在意義を矮小化してしまう。日本国憲法を否定した人達が首長として陣取った未来に、何が待つのか。
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- 平松「橋下が知事になったら大阪市が解体されるかもしれないんだが、市民に伝わらなかった」
353 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 02:51:28.64 ID:Bn9YpvF6O - >>312
■橋下は、これについて答えるべき 【大阪】橋下前知事パー券あっせん者の会社 6億超の府事業受注…しんぶん赤旗★2 http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1320497531/ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-11-05/2011110501_02_1.html ◆橋下に献金した不正受注疑惑の企業は同和と - 先住民族末裔の反乱 http://blogs.yahoo.co.jp/nothigcat2000/21805840.html ◆共産党に公開質問状で問われた不正入札疑惑に橋下は如何に答えるか - 先住民族末裔の反乱 http://blogs.yahoo.co.jp/nothigcat2000/21729761.html ■橋下は、あれだけパフォーマンスを繰り広げた「朝鮮学校への補助金」を再開するというのだから呆れるばかりだ ◆大阪府議会 朝鮮学校への補助金どうなる? http://www.nicovideo.jp/watch/sm15919293 http://www.youtube.com/watch?v=k9FGar6Amug
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- 平松「橋下が知事になったら大阪市が解体されるかもしれないんだが、市民に伝わらなかった」
362 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 02:55:10.94 ID:Bn9YpvF6O - >>355
普通にニュース記事だよ 朝鮮学校のは、新聞記事にもなっている
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- 平松「橋下が知事になったら大阪市が解体されるかもしれないんだが、市民に伝わらなかった」
366 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 02:58:03.37 ID:Bn9YpvF6O - >>339
■そもそも大阪市の財政や効率性はそんなに悪いのか? 規模の割には上手くいっている方。横浜市や名古屋市よりずっと良く、むしろ5大・政令指定都市の中で一番まともなくらい。 橋下・大阪府知事の人気取りのために、敵に仕立て上げて、愚者がそれに煽られてるようにしか見えない。 ▽橋下・大阪府知事の行政…刺激的な文言で世間の注目を引きつけ、敵にダメージを与えて、自分のポジションを良くする。 『決して、自分のポジションが上がるわけではない』。だから、敵を倒したとしても、県民サービスが良くなるとは限らない。 ▽真の行政(石川・静岡県知事(当時)など)…橋下行政では敵扱いになっている他の人(市町)の立場を良くして、それに連動して自分の立場を上げる。 だから、県民サービスや市民サービスはどんどん良くなる。 橋下知事になってから、大阪府の借金は減るどころか、さらに増加、「赤字回避宣言」も撤回。 一方、大阪市の借金は、平松市長になってから減少。 府の財政状況は、市よりも深刻。 県都・政令指定都市で危ないのは、千葉市と横浜市。実質公債費率で見れば解るが、大阪市の財政は騒ぐほど悪くない。大阪市より大阪府の方が悪い。 ◆都道府県と県都(県庁所在地)の財政状況の比較 2009(平成21)年度、実質公債費比率 ▽大阪府 17.2 ▽大阪市 10.4 ▽兵庫県 20.7 ▽神戸市 13.9 ▽神奈川県 9.2 ▽横浜市 19.1 ▽千葉県 11.4 ▽千葉市 21.1 ▽愛知県 11.8 ▽名古屋市 12.7 ■都化のまやかしがこれだけで解る ▽大阪・市議会議員… 89人 ▽東京・区議会議員…899人 人口が3倍違うとはいえ、大阪市のコストパフォーマンスの良さが光る。 都化すれば区ごとに議会(議員)を置くことになり肥大化する。 少なくとも、現在の大阪市会議員89人より多い、200人以上の区議会議員が誕生する。また、当然、公務員の数も増える。 『固定費=人件費(定数と賃金)を減らすどころか、増やしてそれを固定化させる。その分、市民サービスに回せる金が減るから、市民サービスは悪化する』。 マスコミは東京の酷さを隠すために、大阪は二重行政とか言っているだけ。
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- 平松「橋下が知事になったら大阪市が解体されるかもしれないんだが、市民に伝わらなかった」
832 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 09:47:39.58 ID:Bn9YpvF6O - >>368
■都構想と道州制では、根本的に概念が異なる ▼都構想…《統一行政システムである広域的団体は変えずに、市を分割して特別区にし、疑似・基礎自治体を増やす》 区の税収は都が握るため、区ごとの格差は広がり、自主権も市に比べ弱体化。 大阪都は、東京都23区に倣い、政令市を中心に有力市を合併再編して都にし、人口30万人の20の特別区を置く。 ▼道州制…《統一行政システムである広域的団体を大きくして、基礎自治体である市町村の自主権強化》 税収は、基礎自治体が握ったまま。 地方分権は、基礎自治体である市町村を自立させ、活性化させるもの。 その基礎自治体の自立のため、広域的団体の見直しが必要。 市町村の自主独立といっても、近隣の一定範囲における行政サービスの統一性が求められるから。 その統一行政システムをどこに置くか、というところで生まれたのが、道州制。 ▼平成の大合併…《人口減少社会に備え、基礎自治体である市町村の大規模化》 ■都化と道州制は全くの別物 都化は、市がやっていた業務を都がやるのではなく、市を分割し特別区がやる、つまり市が増えるのと同じ。 それなのに、特別区は、市町村の課税権「市民サービスの安定的財源(三税…固定資産税・法人住民税・特別土地保有税)」は都に奪われ、 個人住民税しか自由に使えず、市民サービスは悪化する。 東京23区の区長らは、非効率な特別区を止め政令市か旧東京市にする事(=財源返せ)を目指している。 道州制でも、権限を市に移譲するが、市を増やすわけではない。 ■『行政サービスは、「分野ごとに、サービスを行っている地域の区割り」が違う』。 例えば、「税の管理徴収」「道路の維持管理」「水道の維持管理と利用料徴収」「ゴミ収集と焼却場」など、みんなバラバラ。 現在の区を基準とした、サービスの区割りをしているわけではない。 仮に、都化して、現在の政令市の区を合併し、30万人ずつ人口配分した特別区にして、特別区ごとに独自でサービスを行うことになれば、『返って非効率な事態が生じる』。 また、『都化して、特別区が分野ごとに独自サービスをすることになれば、それぞれの区ごとに新たな公務員が必要となる』。
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834 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 09:48:21.46 ID:Bn9YpvF6O - >>832
■目指すべき方向性…《道州制+基礎自治体の規模を政令市化》 これからの基礎自治体(市町村)のあり方は、全て、政令指定都市か中核市以上にする。 その上で、都道府県を無くして、道州制をどういう枠組みで考えるか議論していくべき。 県が持っている権限は、権限を実行するに必要な財源(県民税)と共に、政令市・中核市に移譲。 県はそうして権限と財源を移譲し、空いた所に国から国の権限と財源を移譲する。 基礎自治体は区役所を廃止して、本庁一括にする。区役所にあった端末を使った窓口業務は、市民サービスセンター(現在10人くらいで行なっているもの)に格下げ。 区役所全廃と区割り見直しで、政令市・中核市の公務員は1/3削減できる。 ■政令市である静岡県浜松市では… NPOや地元産業界らが委員を務める、首長の諮問機関「行革審(行財政改革推進審議会)」からの提言。 ▽「行政区の廃止による区役所全廃で、そこで働く正規の地方公務員1/3削減」 窓口業務は、区役所の代わりに、現在ある市民サービスセンター(10人ほどで全員、非正規公務員)に置き換える。 確かに、市民は不便になるが、支出の大半を占める人件費を減らせる。将来にツケを残すよりはマシという考え方。 ■「借金をしないで、どこまで市民生活の向上に寄与できるか?」が、行財政改革の真骨頂。『子孫にツケを残さないのが、最大の“こども第一主義”』。
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842 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 10:03:07.52 ID:Bn9YpvF6O - >>835
まさか大学とか上水道とかいわないよね? 政令市制度の問題例として、高速道路・淀川左岸線延伸部が挙げられる。 大阪市民の利便性だけを考えると少なくて、莫大な建設費が負えないが、大阪府全体なら合理性があるという。 だから、大阪市がこういう権限を持つのは良くないという理屈。 でもそれなら府が建設費を負担することで解決する。 大阪府全体のことを考えて大阪市が費用負担して建設しろと求めるからこじれる。 「利益の帰属するエリアの単位で費用を負担する」原則を曲げているからね。 「大阪市民の財源の使いみちを、(大阪市民の利益と関係なく)大阪府が決められるようにする。そうすれば大阪府全体の利益は向上する」そうだ。 でもこれって、間違ってないかい?大阪市民は大阪市民の財源になる市税の他に、ちゃんと広域行政の財源になる府民税も払ってるんだよ。 橋下前知事は、大阪市が大阪水道企業団に参加しないと批判する。 でも大阪水道企業団は府水道部の受け皿になっただけで、現在の参加市も浄水場を持つ市は、不足分の購入だけ。 なぜ、自前の浄水場で市の需要を賄える大阪市が参加するのか。 なぜ、大阪市だけ企業団参加で浄水場供出を求められるのか? 水道は、大阪市は水道設備の減価償却が終わって、その分水道料金が安かった。 それなのに、橋下が、「同じ淀川を使っているのに、大阪市だけ安いのは不公平、大阪府と大阪市の二重行政の弊害だ」 と頓珍漢な事を言って、大阪のマスコミも橋下の主張に乗ってキャンペーンした。 そして、浄水場の提供で、大阪市民は減価償却終わっていたのに、全く関係ない大阪市以外の水道設備の減価償却まで、一緒に肩代わりさせられることになった。 ローンを返し終わったのに、他人のローンを肩代わりさせられるのと同じ。 橋下の餌食になった大阪市民。 しかし、大阪のマスコミはこの事(ローンを返し終わったのに他人のローンを肩代わり)は報道せず。 一つにしたいなら、HD(ホールディングス)化して各浄水場をぶら下げれば良いだけで簡単なのに。しかし、それでは大阪府の借金を大阪市に押し付けることができないから、しない。
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- 平松「橋下が知事になったら大阪市が解体されるかもしれないんだが、市民に伝わらなかった」
852 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 10:14:25.72 ID:Bn9YpvF6O - >>842
大学はどちらも定員割れしていない。しかも市立の方が優秀な人を輩出している。 大阪市立…坂根正弘・コマツ会長、山中伸弥・京都大学教授(iPS細胞の研究) ◆大阪市大と府大を/統合した場合の影響は http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20111106-OYT8T00071.htm 市大、府大も統合されると、学科再編が必至だろう。今まで両大学がそれぞれ築き上げてきた知の蓄積が、失われる事態になりかねない。 ◆大阪市大と府大の比較 市大は1880年に創立された大阪商業講習所が起源で、1928年に大阪商科大、49年に市立大になった。 8学部10研究科があり、公立大で最大規模の総合大学。 府大は1883年に設置された獣医学講習所が起源。1949年に「浪速(なにわ)大学」となり、55年に府大に改称された。 2005年、大阪女子大と府立看護大が統合された。 現在、全国の公立大学は81校。 東京都は2005年、都立4大学を首都大学東京に統合。 京都府には府立大、府立医科大、京都市立芸術大の3校、 兵庫県には県立大と神戸市外国語大、神戸市看護大の3校がある。
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- 読売「大阪都ムリ。財政力が東京の1/2の大阪では破綻する」
62 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 11:04:52.82 ID:Bn9YpvF6O - ★そんなに都制度が素晴らしいのならば、なぜ東京都23区の区長は誰も都制度を支持しないのか?
そこに、マスコミが報道しない、橋下が言わない、現実がある ■東京都の区長達は、誰一人、大阪府を大阪都にすることは評価せず。 「都区制度の実情(貧しくなるだけ)をよく研究すべき(知るべきだ)」と言い、「権限や予算の配分をめぐって半世紀に渡って不満があり」、 「23区は政令市や旧東京市を目指しているのに、その地方分権に逆行」と発言。 千代田区長は「都区制度は20世紀の残滓(ざんし:残りカス)」とまで言って切捨てて警鐘を鳴らしている。 ▽都区制度は20世紀の残滓(ざんし:残りカス)=民間管理だった旧東京市を、大本営が統治する東京都傘下に置いた、戦争の悪しき名残ということ では、それを目指す橋下達は一体何者で、その目的と結末は…? ◆「愚者は体験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 by プロシャ(プロイセン)の宰相オットー・フォン・ビスマルク 愚か者は自らの失敗体験から学ぶが、賢い者はそれを歴史(読書や教育から得る知識)から学ぶ。 人は、学んで身につけた知識よりは、自ら体験した事の方が、印象が強く残るし記憶に残りやすく、何かの際に思い出しやすいもの。しかし、人が一生のうちに経験できる事には限りがある。数少ない自分の体験からだけで、何かをやろうとすれば失敗する確率が高い。 歴史から学ぶ事は、多くの人の経験を学ぼうとすることであり効果的。 読書とは、自分の時間を自分のお金を出して買う「投資」。 読んだことによって何を得たかが重要。それは、多くの場合、自分が何を考えたか、だ。
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- 読売「大阪都ムリ。財政力が東京の1/2の大阪では破綻する」
65 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 11:05:29.03 ID:Bn9YpvF6O - >>62
■大阪都構想:「評価」ゼロ 迅速な政策実行「実現困難」13人−−東京23区長に聞く[毎日新聞 2011/10/19 大阪夕刊] 「評価する」と回答した区長はおらず、 「迅速な政策実行」「産業活性化」など維新の会が主張するメリットの実現性については、ほとんどが「困難」「判断不能」と答えた。 都の実現が大阪の再生につながらないとする見方が強かった。 地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹知事)が来春統一選のテーマに掲げる「大阪都構想」について、 毎日新聞が東京23区長に実施したアンケート調査のうち、各区長の自由記述の骨子は表の通り。 ◆石川雅己・千代田区長 都区制度は20世紀の残滓(ざんし) ◆矢田美英・中央区長 大阪府・市町村が分析、議論すべきだ ◆武井雅昭・港区長 『都区制度の実情をよく研究すべきだ』 ◆中山弘子・新宿区長 『普通地方公共団体を目指す動きに逆行』 ◆成沢広修・文京区長 どんなメリットがあるのか説明必要 ◆山崎昇・墨田区長 都区の検討委で事務配分を議論中 ◆山崎孝明・江東区長 『権限と財源について都区間の協議必要』 ◆浜野健・品川区長 都区制度は特別区への権限移譲の過程 ◆松原忠義・大田区長 具体的な制度設計の提示なく評価困難 ◆桑原敏武・渋谷区長 『都区財政調整制度では財源に不公平感』 ◆田中良・杉並区長 『権限強化を目指す特別区の動きに逆行』 ◆高野之夫・豊島区長 『特別区の自治権獲得の流れに逆流』 ◆西川太一郎・荒川区長 基礎自治体と広域行政の役割明確化を ◆坂本健・板橋区長 住民サービス向上のため議論が必要 ◆志村豊志郎・練馬区長 『都区制度は権限拡大や財政調整に課題』 ◆近藤弥生・足立区長 『基礎自治体の役割が重要な現状に逆行』 ◆青木克徳・葛飾区長 一概には評価、コメントできない ※台東、目黒、中野、北の4区長は自由記述なし。世田谷、江戸川両区長はアンケート全体に無回答。
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- 読売「大阪都ムリ。財政力が東京の1/2の大阪では破綻する」
70 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 11:07:11.68 ID:Bn9YpvF6O - >>65
★あなた達には、この都構想の内側から漂う「匂い」が解らないのか?…都制度は戦火の残滓(ざんし:残りカス) ■東京“都”設置の目的は、官僚(大本営)支配のためだった ▽1868(明治元)年…江戸府 →数ヵ月後、東京府に(当時はトウ“ケイ”フと呼ばれていた) 「府」とは、中国の言葉で「政治を行う場所」。明治政府は、「国の重要地」を府とした。 ▽翌年、「府」は最大で10ヵ所に。函館、越後、甲斐(甲府)、東京、神奈川、度会(わたらい:三重)、京都、奈良、大阪、長崎。 「国の重要な場所」…港がある函館・神奈川・長崎、金山がある越後・甲斐、伊勢神宮がある三重、そして京都・奈良・大阪・東京 ▽1871年…廃藩置県で3府302県に ▽1888(明治22)年…東京市を設置。東京市(現在の8区に相当)、豊多摩郡、北豊島郡、荏原(えばら)郡、南足立郡、南葛飾郡、これらを合わせて現在の23区 ▽1932(昭和7)年…政治の中心となり、東京府の人口の93%が東京市に住み、府税の96%は東京市から。権力が東京都<東京市に ▽1941(昭和16)年…太平洋戦争開戦 「帝都防衛」と『戦費捻出』のために、莫大な税収があり民間管理だった東京市を、『大本営の支配下に置く必要性に迫られた』 ▽東京府…戦前からTOPは内務省の官僚=統治 ▽東京市…TOPは公選の民間市長=自治 ▽戦中、1943(昭和18)年…東京府+東京市=東京都、誕生。 『TOPは、選挙を行なっていないから、「知事」ではなく官僚の「東京都“長官”」』。 事実上、東京“都”を国の管理下に置いた。『「市民をどうコントロールするか」という大本営の“統治(≠自治)”のために』。 ▽戦後、1947(昭和22)年…都制度は廃止されず、現在の23区(特別区)設置 特別区ごとに議会設置。区議選はあるが区長選はなく、区長は区議会が選任。1975(昭和50)年にようやく区長公選制に。 特別区は、市町村と同じような課税権「市民サービスのための安定財源(三税…固定資産税・法人住民税・特別土地保有税)」を、都に奪われ持てない。 政令市の場合は、県にその課税権を奪われない。
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- 読売「大阪都ムリ。財政力が東京の1/2の大阪では破綻する」
75 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 11:07:59.25 ID:Bn9YpvF6O - >>70
■特別区になると、市町村の課税権「市民サービスの安定的財源(三税…固定資産税・市町村民税の法人分・特別土地保有税)」を、都に奪われ持てなくなる。 特に固定資産税というのは、所得に関係なく納めなければならない税。いわば、地方自治体における根元的な税。 自分達が納めた税の使い途を、監視できなくなる。都に奪われた課税権は、自分達の意思が全然反映されていない形で使われる。 負担とサービスとの関係は、透明性が低くなり不鮮明になる。 自治から遠ざかり、都による統治・管理になる。戦争のために作られた都制度という事実を、まさに象徴する悪しき名残。
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77 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 11:08:49.28 ID:Bn9YpvF6O - >>75
★新しい時代を創るのは、戦争を生み出した「都制度」ではない ■この税収搾取の仕組みが、「財源よこせ(戦費捻出)」「官僚(都)統治(≠自治)下に置く」ためという、戦中の悪しき目的の名残りなのだ。 東京都が今でも残り、都構想を目指す者が現れ、それに同調する国民が多い、今の日本の中で、恐ろしいほど戦中と同じ問題が生きている。 『そういう意味では、日本では「戦争は全く終わっていない」』。今、日本は再び、戦争の匂いのするモノを手にしようとしている。 ■例えば、不動産評価からすると、千代田区などは3500億円近い固定資産税が見込めるとされる。 だが、それは都に吸い上げられ、分配される。そのため、固定資産税収は数十億(1%弱の分配)にとどまる。 世田谷区では政令市として見た場合、98%の税収が都に奪われていて、やるべき政策が出来ずにいる。 東京23区の区長らは、非効率な特別区制度(都制度)を止め、政令市か旧東京市にする事(=財源返せ)を目指している。 ■歴史を未来へ。未来は突然来るものではない。ちゃんと歴史を記録しておかなければ、正しい未来は来ない。 痛みを伴わない教訓には意味がないのか。人は何かの犠牲無しには、何も学べないのか。 ◆「愚者は体験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 by プロシャ(プロイセン)の宰相オットー・フォン・ビスマルク 愚か者は自らの失敗体験から学ぶが、賢い者はそれを歴史(読書や教育から得る知識)から学ぶ。 人は、学んで身につけた知識よりは、自ら体験した事の方が、印象が強く残るし記憶に残りやすく、何かの際に思い出しやすいもの。しかし、人が一生のうちに経験できる事には限りがある。数少ない自分の体験からだけで、何かをやろうとすれば失敗する確率が高い。 歴史から学ぶ事は、多くの人の経験を学ぼうとすることであり効果的。 読書とは、自分の時間を自分のお金を出して買う「投資」。 読んだことによって何を得たかが重要。それは、多くの場合、自分が何を考えたか、だ。
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79 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 11:09:33.65 ID:Bn9YpvF6O - >>77
★これから、大阪市民(と堺市民)は、『この覚悟を問われる』事になる ■府の借金までも、大阪市(と堺市)の負担に 現実として、「大阪“府と市”が抱える合わせて10兆円以上の借金(府の方が多い。橋下府政になりさらに増えた)を、 大阪“都”が引継ぎ、都の傘下になる大阪市(と堺市)の資産と税金で賄う事になる」 のは、都の仕組み上、間違い無いだろう。 橋下知事は、自らの努力を放棄し、大阪都構想により、大阪“市”民の資産(=結果的に大阪市の市民サービスカット)で、“府”の借金の減少を狙っているのではないか? まさか、これを言わないで隠して闘うなんて事はないですよね、橋下大阪府知事。 あまり指摘されていないが重要なこと ■国にツケたはずの借金も、都化で大阪市民(と堺市民)の負担に 現在、都化する事は、地方財政の「自殺行為」に他ならない。地方財政が危機的状況に陥ってしまう原因になる。 ▼橋下・大阪府知事などは「国は財源をよこせ」と言っているが、それは、「現在の地方交付税交付金が、地方自治体の財源になる」ということ。 つまり、『国にツケ(地方交付税による振替)たはずの借金(臨時財政対策債の返済)も、自分に舞い戻ってくる』ことを意味する。 ▼都化すれば、地方交付税の交付は無くなるだろう(少なくとも、大阪市と堺市に投入されていた分は無くなる)。 国から交付されるはずだった臨時財政対策債の返済分の地方交付税交付金も、国から交付されなくなる。 つまり、都化で都に吸収された府県と市町村の両方の借金(臨時財政対策債)を、都自ら返済しなければいけなくなる。 ■『借金返済は、「支出節約できない経費」。最低限必要とされる経費が増加しては、投資や新規事業の余剰財源が限定されてしまい、財政硬直化が起きる』。 『ただでさえ税収が少ないのにもかかわず、それが端から過去の借金払い(公債費)に消えていくことになる』。 それでもやるならば、《増税か借金頼みの理想郷》になる。子孫へのツケを誘発する。 ◆大阪市 市債残高の推移(全会計)と大阪府 府債残高の推移(全会計) http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu210/mayor/img/100430_02.pdf
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140 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 11:25:20.11 ID:Bn9YpvF6O - >>120
橋下が臨時財政対策債を増やしたため、大阪府は不景気が20年間(20年償還)確定。他の自治体の住民も、自分の地域の臨時財政対策債についてきちんと監視しよう。 ★《借金頼みの理想郷》の真の姿…臨時財政対策債の前提は、その自治体の景気が良くなってはならない・敢えて良くしないこと 「所詮はマイナーな問題」と思って、大局を見誤い《甘美な感情に支配され情緒で動く》と、 「大きな均衡」を崩し、《小さな正義は守るが大きな正義を失い》、国民生活だけでなく果ては国家を滅ぼす。 ■借金の負担者 ▽地方交付税…交付団体の自治体のみに交付 =「他の」自治体の住民 ▽臨時財政対策債(赤字債)…元利償還金は、返済年度に国からの地方交付税で措置(返済) =「返済時の将来の」、「他の」自治体の住民 ▽赤字市債・県債…「返済時の将来の」住民 これが、《借金を収入に含めた財政》の仕組み「他の住民や将来の住民にツケを回す」。 ■あまり指摘されていないが重要な事…《借金を収入に含めた財政》の前提 名古屋市を例にとると、そもそも名古屋市は本来、地方交付税の“不”交付団体。 現在は、リーマンショックによる法人市民税の税収悪化で、交付団体「他の自治体から恵んでもらう身分」に転落。 もし、名古屋市の景気が良くなったり、産業育成や企業誘致に成功し法人市民税が増収してしまうと、 地方交付税の「“不”交付団体」になり、『臨時財政対策債の返済年度に、その借金返済分の地方交付税が、交付されなくなってしまう』。 (単純に言えば、財政力指数が1.0を、上回れば、地方交付税が支給されない、財政の自立度が高い不交付団体。下回れば、支給される交付団体となる) つまり、『《借金を収入に含めた財政》理論は、 「その自治体の景気は、良くなってはならない。産業育成や企業誘致に成功しない」=「それらの対策を積極的に行わない」ことを前提としている』。 この前提が崩れると、「ツケ(借金返済)を他の自治体の住民に回す」部分が狂い、借金の返済を、名古屋市の将来の住民が負担することになってしまう。 これが、《借金頼みの理想郷》の真の姿である。ドラッカー曰く《すでに起こった未来(The Ecological Vision)》。
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157 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 11:27:49.37 ID:Bn9YpvF6O - >>140
■ドラッカー曰く《すでに起こった未来(The Ecological Vision)》 ドラッカーは未来学者と言われるが、違う。ドラッカーは「既に起こった事の帰結」を見ているだけ。 ドラッカーはそれに対して、《すでに起こった未来(The Ecological Vision)》という言葉を使っている。 例えば、今年50万人の子供が生まれれば、18年後には大学入学だが、これは既に18年前に起こった事。 社会的な事象は、その影響が出るまで時間を要する。 ◆「われわれは未来についてふたつのことしか知らない。 ひとつは、未来は知りえない、もうひとつは、未来は今日存在するものとも、今日予測するものとも違うということである」(『創造する経営者』) ありがたいことにドラッカーは、ここで終わりにしない。続けて言う「それでも未来を知る方法は、ふたつある」と。 一つは、自分で創ることである。成功してきた人、成功してきた企業は、すべて自らの未来を、みずから創ってきた。 ドラッカー自身、マネジメントなるものが生まれることを予測する必要はなかった。自分で生み出した。 『もう一つは、すでに起こったことの帰結を見ることである。そして行動に結びつけることである。これを彼は、「すでに起こった未来」と名付ける』。 あらゆる出来事が、その発生と、インパクトの顕在化とのあいだにタイムラグを持つ。 出生率の動きを見れば、少子高齢化の到来は誰の目にも見えたはずだ。対策もとれたはずである。 だが、高齢化社会がいかなる社会となり、いかなる政治や経済を持つことになるかを初めて論じたのはドラッカーだった。 こうして東西冷戦の終結、転換期の到来、テロの脅威も彼は予見していた。 「未来を築くためにまず初めになすべきは、明日何をなすべきかを決めることでなく、明日を創るために今日何をなすべきかを決めることである」(『創造する経営者』)
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169 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 11:31:07.19 ID:Bn9YpvF6O - >>155
はあ… 特別区と普通の区は違う あと、普通の区でも、区割り変更には自治法改正が必要
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173 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 11:31:58.90 ID:Bn9YpvF6O - >>163
痛みを伴わない教訓には意味がないのか。人は何かの犠牲無しには、何も学べないのか。 ◆「愚者は体験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 by プロシャ(プロイセン)の宰相オットー・フォン・ビスマルク 愚か者は自らの失敗体験から学ぶが、賢い者はそれを歴史(読書や教育から得る知識)から学ぶ。 人は、学んで身につけた知識よりは、自ら体験した事の方が、印象が強く残るし記憶に残りやすく、何かの際に思い出しやすいもの。しかし、人が一生のうちに経験できる事には限りがある。数少ない自分の体験からだけで、何かをやろうとすれば失敗する確率が高い。 歴史から学ぶ事は、多くの人の経験を学ぼうとすることであり効果的。 読書とは、自分の時間を自分のお金を出して買う「投資」。 読んだことによって何を得たかが重要。それは、多くの場合、自分が何を考えたか、だ。
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- 読売「大阪都ムリ。財政力が東京の1/2の大阪では破綻する」
188 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 11:37:06.12 ID:Bn9YpvF6O - ★行政コストを増やす都化
■「借金や固定費を増やさないで、どこまで市民生活の向上に寄与できるか?」が、行財政改革の真骨頂。 『子孫にツケを残さないのが、最大の“こども第一主義”』。 ■都化と道州制は全くの別物 都化は、市がやっていた業務を都がやるのではなく、市を分割し特別区がやる、つまり市が増えるのと同じ。 それなのに、特別区は、財源である税収のうち住民税しか自由に使えなくなり、固定資産税などの税収は都に握られ、市民サービスは悪化する。 東京都23区では、「特別区を止めて政令市にして欲しい(=財源奪うな。返せ)」と区長らが言い始めた。 道州制でも、権限を市に移譲するが、それは市(特別区)を増やすわけではない。 「平成の大合併」は政治コストの削減ができた。「道州制」も政治コストの削減ができる。 ところが、「都化」は、平成の大合併や道州制度と似ているようで、違う。 実は、都化が実現すれば、市を分割した特別区それぞれに、議会と議員が必要となる。 だから、議員定数と議員歳費の総額が、市の時の数倍に増える。都化により、逆に政治コストは増加する。 なんじゃそりゃ!?という話。 ▼都構想…《統一行政システムである広域的団体は変えずに、市を分割して特別区にし、疑似・基礎自治体を増やす》 区の税収は都が握るため、区ごとの格差は広がり、自主権も市に比べ弱体化。 大阪都は、東京都23区に倣い、政令市を中心に有力市を合併再編して都にし、人口30万人の20の特別区を置く。 ▼道州制…《統一行政システムである広域的団体を大きくして、基礎自治体である市町村の自主権強化》 税収は、基礎自治体が握ったまま。 地方分権は、基礎自治体である市町村を自立させ、活性化させるもの。 その基礎自治体の自立のため、広域的団体の見直しが必要。 市町村の自主独立といっても、近隣の一定範囲における行政サービスの統一性が求められるから。 その統一行政システムをどこに置くか、というところで生まれたのが、道州制。 ▼平成の大合併…《人口減少社会に備え、基礎自治体である市町村の大規模化》
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- 読売「大阪都ムリ。財政力が東京の1/2の大阪では破綻する」
202 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 11:39:11.51 ID:Bn9YpvF6O - >>188
■橋下大阪府知事や河村名古屋市長は「区役所の権限を強化する」と宣言しているが… 「区役所の権限強化」は、公務員の定数つまり総人件費を増やし、 「これから生産年齢人口減少で税収減が確定している」時代、「税収減のために市町村合併で基礎自治体を政令市化していく」時代に、逆行する。 今、自治体はギリギリの公務員定数でやっている。 そこに新たな権限を増やせば、それを実行するだけの公務員数が必要となり、最低限必要とされる定数(人件費)が増える。 増えなければ、やるべき権限が行使できなくなり、市民サービスが悪化する。 ■「区役所の権限強化」をすることになる「都化」をすれば、区役所が行なう権限が増えるから、当然実働部隊の公務員定数も増える。 ■大阪都を創る方が、多くのムダが生じる ▼現在の大阪市会議員89人より多い、200人以上の区議会議員が誕生する。また、当然、公務員の数も増える。 『固定費=人件費(定数と賃金)を減らすどころか、増やしてそれを固定化させる。その分、市民サービスに回せる金が減るから、市民サービスは悪化する』。 ▼『行政サービスは、「分野ごとに、サービスを行っている地域の区割り」が違う』 例えば、「税の管理徴収」「道路の維持管理」「水道の維持管理と利用料徴収」「ゴミ収集と焼却場」など、それぞれ、みんなバラバラである。 現在の区を基準とした、サービスの区割りをしているわけではない。 仮に、都化して、現在の政令市の区を合併し、30万人ずつ人口配分した特別区にして、その区ごとに独自でサービスを行うことになれば、『返って非効率な事態が生じる』。 『都化して、特別区が分野ごとに独自サービスをすることになれば、それぞれの区ごとに新たな公務員が必要となる』。
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214 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 11:41:13.69 ID:Bn9YpvF6O - >>202
■そもそも大阪市の財政や効率性はそんなに悪いのか? 規模の割には上手くいっている方。横浜市や名古屋市よりずっと良く、むしろ5大・政令指定都市の中で一番まともなくらい。 橋下・大阪府知事の人気取りのために、敵に仕立て上げて、愚者がそれに煽られてるようにしか見えない。 ▽橋下・大阪府知事の行政…刺激的な文言で世間の注目を引きつけ、敵にダメージを与えて、自分のポジションを良くする。 『決して、自分のポジションが上がるわけではない』。だから、敵を倒したとしても、県民サービスが良くなるとは限らない。 ▽真の行政(石川・静岡県知事(当時)など)…橋下行政では敵扱いになっている他の人(市町)の立場を良くして、それに連動して自分の立場を上げる。 だから、県民サービスや市民サービスはどんどん良くなる。 橋下知事になってから、大阪府の借金は減るどころか、さらに増加、「赤字回避宣言」も撤回。 一方、大阪市の借金は、平松市長になってから減少。 府の財政状況は、市よりも深刻。 県都・政令指定都市で危ないのは、千葉市と横浜市。実質公債費率で見れば解るが、大阪市の財政は騒ぐほど悪くない。大阪市より大阪府の方が悪い。 ◆都道府県と県都(県庁所在地)の財政状況の比較 2009(平成21)年度、実質公債費比率 ▽大阪府 17.2 ▽大阪市 10.4 ▽兵庫県 20.7 ▽神戸市 13.9 ▽神奈川県 9.2 ▽横浜市 19.1 ▽千葉県 11.4 ▽千葉市 21.1 ▽愛知県 11.8 ▽名古屋市 12.7 ■都化のまやかしがこれだけで解る ▽大阪・市議会議員… 89人 ▽東京・区議会議員…899人 人口が3倍違うとはいえ、大阪市のコストパフォーマンスの良さが光る。 都化すれば区ごとに議会(議員)を置くことになり肥大化する。 少なくとも、現在の大阪市会議員89人より多い、200人以上の区議会議員が誕生する。また、当然、公務員の数も増える。 『固定費=人件費(定数と賃金)を減らすどころか、増やしてそれを固定化させる。その分、市民サービスに回せる金が減るから、市民サービスは悪化する』。 マスコミは東京の酷さを隠すために、大阪は二重行政とか言っているだけ。
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374 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 12:44:57.70 ID:Bn9YpvF6O - >>366
◆大阪20都区構想 現在の大阪市の24区を合併し8都区に、堺市は7つの区を3都区に再編。周辺9市も都区とし大阪都20区を新たに設置。 首長には選挙で選ばれる区長を置き、選挙で選ばれる区議会議員による区議会を設置するとされている。
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388 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 12:53:25.50 ID:Bn9YpvF6O - >>367
■ほとんどの自治体の公務員人件費は、既に支出の20%未満 よく勘違いしている人が多いが… 窓口公務員や公民館員など、住民と直接触れる公務員は、もう年収200万円台の非正規公務員(若い男性や女性が窓口にいるが、彼彼女らは非正規)。 だから、正規公務員の給与を半減しても、単純に支出の人件費が半減になるわけではない。 確かに正規公務員の給与は中小企業を反映させた給与にすべきだが、たとえ削っても、財政へのプラスの影響はたかが知れていることは認識しておくべき。
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404 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 13:03:59.45 ID:Bn9YpvF6O - >>396
うん、知っている。コロコロ変えているから維新は。
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506 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 13:49:52.74 ID:Bn9YpvF6O - >>466
■大阪都構想の発端は、WTCへの大阪府本庁舎の移転問題 橋下大阪府知事は、大阪市の第三セクターが所有するWTCを買い取り、府の本庁舎を移転し、将来は関西州の本拠とすることを目論んでいた。 しかし、大阪府議会と大阪市議会(後に賛成はするが)がこれに抵抗したため、橋下大阪府知事は「府と市を統合をすれば解決する」と考えた。 これが世紀のホラ話「大阪都構想」の発端。 橋下大阪府知事は、議会を制圧するため、弱体化してい自民党大阪府連に揺さぶりをかけ、何人かの同調者を集めることに成功。 そして、地域政党「大阪維新の会」を旗揚げ。 その経緯を正当化するために、(府民の賛成が少ない)WTC移転とは違う「二重行政の解消」なる理由をデッチあげ、 大阪市や堺市、周辺9市を20の「特別区」に分割することにより、行政の効率化や地域主権が進展する、 などという与太話を持ち出すようになった。 ◆当初の大阪都構想「大阪20都区構想」 現在の大阪市の24区を合併し8都区に、堺市は7つの区を3都区に再編。周辺9市も都区とし大阪都20区を新たに設置。 首長には選挙で選ばれる区長を置き、選挙で選ばれる区議会議員による区議会を設置するとされている。
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- 読売「大阪都ムリ。財政力が東京の1/2の大阪では破綻する」
508 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 13:50:47.24 ID:Bn9YpvF6O - >>506
■しかし、3・11東日本大震災で、耐震性に問題があるWTC移転は不可能に。引っ込みがつかなくなってしまっているのが、現在。先が見えないのに、痩せ我慢して突っ走っている状態。 これからも、その偽の目的「都構想」を正当化するために、色々な事をするだろう。 ◆大阪都構想について、橋下大阪府知事の本音 「やってみないとわからない(→前代未聞の改革のため、どういう結果になるのかわからない)」 by 橋下徹 大阪府知事[スッキリ 2011/10/21] ■これと同じ手法を行なったのがナチス ナチスの場合は、実現不可能な事を独裁でやってしまって、体裁を保つために、 ▽軍需生産は、完全雇用を提供するための手段として膨張すること ▽それを正当化するために、戦争を至善のものとして位置づけること ▽これらの秩序に敵対する宗教やブルジョア、その象徴としてのユダヤは迫害される となって行った。 橋下の場合は、大阪市民と公務員か? ■そして今、新たな目的が… 都構想には、地方自治法の改正か特別法の立法が必要。 つまり、新たな目的の一つは、国に法改正を働きかけるという名目で、河村名古屋市長の減税日本と同様、「国政進出の口実」ができる。
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542 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 14:15:17.10 ID:Bn9YpvF6O - >>535
議員はボランティアで務まると言って当選した名古屋市や愛知県の減税日本の議員らは、ボロボロ。 あまりの酷さに、減税日本と河村を応援していた週刊ダイヤモンドは手の平を返して、議員はボランティアでは務まらない、専門化しろと記事で言い始めた。
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- 2chの様子がまんまヒトラー崇拝してた民衆と酷似しててワロタ 所詮ν速も大衆レベルだったか・・・
200 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 21:11:14.56 ID:Bn9YpvF6O - ★あなたは、何のために政治をしているのですか?
■《大阪都構想=デスティニープラン》…基礎自治体の自由意思を封殺した統治 「大阪都構想=大きな政府化」により提唱された社会システム構想。 国からの権限と財源、市の権限と財源、その両方を大阪都に集中させ、より効率的な社会運営を目指すというもので、 その結果として、基礎自治体である区間の諍い、しいては府(知事)と旧市(長)間の争い事が無くなるという、「(見せかけの)基礎自治体救済措置」であるとされる。 区化された基礎自治体(市町村)では行政における自由意志(自治)がほとんど認められない、徹底的な統治管理社会となるが、 最終的には全ての都民が「最小不幸社会」で生活できる、とある。 デスティニープランを拒否すれば、行政的に抹殺され、政治家として生きていけなくなる。 「政令市が2つ」という同じ遺伝子(行政構造)を持つ大阪府と違った答えを出した、静岡県。 これは、「都構想プランは間違い」という証拠である。 しかし、都構想という政策自体は人々に知れ渡ってしまったので、消滅したわけではないからやっかいである。 橋下徹・大阪府知事による大阪都構想=デスティニープランの発表後、府内の市町村が一時的に混乱と困惑の空気に包まれ、 市町村や府議会は事実上の無視を決め込むが、真っ先に大阪市のみが明確にこのプランへの反対を表明した。 また、大阪市議会と府議会の一部もプランへの反対の姿勢を示すも、これに対し知事は、橋下新党・大阪維新の会によりレクイエムをもって各議会を攻撃し、 大阪市以外の市長選で自らが応援した市長を当選させ、選挙における強さを見せることで、現職議員の切り崩しをし橋下新党に入党させる形で、 反対派を消滅させようという強硬な姿勢を露わにした。 そしてこの事が、大阪市および府議会と、橋下派の対立を決定的なものにする。 ◆デスティニープラン - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3
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204 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 21:13:30.79 ID:Bn9YpvF6O - ■あまり指摘されないが重要なこと
本来は、「行政改革(の議論や実行)をしてから→それに合うように制度改革」。 『その逆、いきなり制度改革(の信を問う事)から、つまり「制度改革→行政改革」の順番で行なうのは危険。 制度が間違っていたら、行政改革は、その制度を維持するために間違ったものになるから。まさにそれが、ヒトラー。全権委譲を得てから、行政改革をしようとした』。 ■よく「小泉の郵政選挙と、橋下の大阪都選挙を、同質のもの」のように言う人がいるが… 全く違う。小泉政権は、2年間も国会で議論してから解散。橋下は、議会で議論しないまま選挙。 ■橋下は、「大阪市の区役所と東京都の特別区の区役所を比べて、大阪市の区役所はこんな少ない仕事しかしていない」と批判するが… そもそも制度が違うのに、違うものを比べて、さも同じものであるかのように混同錯覚させている。 ■大阪都構想について、橋下大阪府知事の本音 ◆「やってみないとわからない(→前代未聞の改革のため、どういう結果になるのかわからない)」 by 橋下徹 大阪府知事[スッキリ 2011/10/21] まるで、橋下・大阪府知事は、河村たかし・名古屋市長みたいだ。 ■河村たかし・名古屋市長の治世は、『議会と対立することで人気を得ることが目的』 河村たかし・名古屋市長が総務課長会で「議会が反対することは何かないか。反対することを提案し対立したい」と発言したことを、渡辺義郎議員は(2010/06/17)本会議で紹介した。 河村市長が『市民生活のため』ではなく、『対立することを目的』に市政運営していることを「市民不在」と憂えた。 因みに、渡辺義郎議員と河村たかし市長は、民社党時代からのお付き合い(河村市長は民社党のドン・春日一幸氏の秘書だった)。 河村市長が衆議院選挙で初当選した時も、渡辺義郎議員が選挙事務所を取り仕切った。河村市長が頭が上がらない数少ない人物。 その渡辺義郎議員が、議会で「市長は若い頃、素直で純情だった。それがどうしてこんな風になってしまったのか?」と訴えた。
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206 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 21:14:06.11 ID:Bn9YpvF6O - ■橋下は嫉妬に狂っている。仕事のできる平松への、できない男の嫉妬はみっともない。
橋下は行政能力はチキンなのでしょう。借金増やしているし。 重要なのは、声高でなくていいから、行政能力の高さ。平松大阪市長はこれに当たる。 ■なぜ、橋下大阪府知事になっても、大阪府は良くならなかったのか? ▼橋下・大阪府知事の行政…刺激的な文言で世間の注目を引きつけ、敵にダメージを与えて、自分のポジションを良くする。 『決して、自分のポジションが上がるわけではない』。だから、敵を倒したとしても、県民サービスが良くなるとは限らない。 ▼真の行政(石川・静岡県知事(当時)など)…橋下行政では敵扱いになっている他の人(市町)の立場を良くして、それに連動して自分の立場を上げる。 だから、県民サービスや市民サービスはどんどん良くなる。 ■橋下の行政手法 「実現不可能なことで注目を集め、用が済んだら撤回」の繰り返し。 橋下の政治手法は、これに尽きる。 何かを撤回しても、その頃には既に別の事をブチまけて注目を集めているので、 そちらをメインに報道されるから、非難される事はあまりない。 それで、少なくともテレビから映る橋下像は、積極的に何かを頑張っている印象しか残らない虚像だから、 大した成果は残せていないにもかかわらず、一向に支持率は落ちない。 橋下の断定的な口調がウケてしまう社会の方を考えないといけない。 とにかく敵を作りたいだけ。豊臣秀吉みたい。そして秀吉と同じく、出来ない事をやると言って、失敗する。 2011大阪W選挙を「大阪・秋の陣」と言うマスコミのネーミングが、当に大阪市の未来を示す。大阪の陣は、大阪城が陥落した。 ■これと同じ手法を行なったのがナチス ナチスの場合は、実現不可能な事を独裁でやってしまって、体裁を保つために、 ▽軍需生産は、完全雇用を提供するための手段として膨張すること ▽それを正当化するために、戦争を至善のものとして位置づけること ▽これらの秩序に敵対する宗教やブルジョア、その象徴としてのユダヤは迫害される となって行った。 橋下の場合は、大阪市民と公務員か?
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214 :名無しさん@涙目です。(東海地方)[sage]:2011/11/28(月) 21:16:51.35 ID:Bn9YpvF6O - ■「背理(まさにそれを信じないが)ゆえに信ず」という大衆心理は、ファシズムの特徴
「都にしたら“魔法のように”大阪が良くなる」を、信じて“いない”からこそ、余計に信じてしまう。これこそが全体主義、ファシズムの特徴。 小泉の場合は、国会で2年間も議論してから郵政解散したから、ファシズムとは違う。 最初の年、小泉は先ず、不良債権処理をする前に日本経済が倒れてはいけないと、緊急経済対策10兆円で不良債権処理までの「つなぎ」を行い経済を下支えた。 それから、金融再生プログラム(不良債権処理)を行い、経済の下支えの土壌ができた後は、補正予算は組まなくて済んだ。世界で初めて多額の不良債権処理を成功させた。 その後、自分がやりたい事、郵政民営化を2年間議論。 ■「大衆の絶望」こそ、全体主義を理解する上でのカギ…やらないと現実の不安に負けてしまうから、さらにやってしまう、そしてもっと不幸に 全体主義は、「あらゆるものの否定」《絶望の闇》においてのみ、存在している。 逆に言えば、『全体主義は、何一つ積極的な価値を打ち出すことが出来ない』、そういうものなのだ。 大衆は、失業や貧困などの「現実の絶望」から、「(現実の)絶望を絶望で否定し忘却させる」全体主義を支持する。 『全体主義は「自身の現実の不満(絶望)を何一つ解決してくれない」が、 「全体主義を信じないならば、悲痛な現実(の絶望)に目を向けなければならなくなる」ため、ますます全体主義を信じようとする』。 希望が色あせ、絶望に染まっていく。絶望している者を引きずり込む絶望の闇は、絶望の匂いを嗅ぎ付ける。そして、絶望の闇に呑み込まれる。全体主義は麻薬。
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