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名無しさん@涙目です。(東京都)
ツァラトゥストラ読めよ、ニーチェ曰く「かつて人類に贈られた贈り物のなかでの、最大の贈り物」だぞ

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ツァラトゥストラ読めよ、ニーチェ曰く「かつて人類に贈られた贈り物のなかでの、最大の贈り物」だぞ
406 :名無しさん@涙目です。(東京都)[]:2011/04/22(金) 00:46:59.34 ID:MAXzIMOS0
全然ニーチェを理解してない奴が多すぎるよなーー

ニーチェほど重要で刺激的で価値のある思想はないと思うぞ

ニーチェを知らないで生きるなんてあまりにももったいない
ツァラトゥストラ読めよ、ニーチェ曰く「かつて人類に贈られた贈り物のなかでの、最大の贈り物」だぞ
427 :名無しさん@涙目です。(東京都)[]:2011/04/22(金) 00:55:58.73 ID:MAXzIMOS0
>>410
>>401の永遠回帰解釈は間違いね。ジンメルなんかが言ってるけど誤りです。

永遠回帰とは「ルサンチマンを克服する思想」。人間はルサンチマンを持つから神だのイデアだの彼岸に
おける「真理」を求めてしまう。苦悩する者は「現実は苦しい!だけど現実で苦しんでいる自分こそが正しい
んだ!楽しんでいる奴は悪だ!」と考える。そして現実と正反対の神の国を求める。そして現実なんか仮の
世界だと考える・・・。

こんな生き方はダメだ。ニーチェはそう考えた。「この世に意味なんかない。神の国なんかない。この世は永遠
に意味も無く繰りかえすんだ。だからこそ生きる価値や意味は自分でこの世の中に創っていかなきゃだめなん
だよ」

簡単に言うとこれが永遠回帰思想。
ツァラトゥストラ読めよ、ニーチェ曰く「かつて人類に贈られた贈り物のなかでの、最大の贈り物」だぞ
432 :名無しさん@涙目です。(東京都)[sage]:2011/04/22(金) 00:59:53.91 ID:MAXzIMOS0
あと「キリスト教じゃない日本人がニーチェを読んでも意味ない」というのは完全に間違い。

ニーチェの思想はそんな浅いものではまったく無い。キリスト教批判は一部に過ぎない。

ニーチェの思想は現代を生きるうえで不可欠なもの。
ツァラトゥストラ読めよ、ニーチェ曰く「かつて人類に贈られた贈り物のなかでの、最大の贈り物」だぞ
446 :名無しさん@涙目です。(東京都)[sage]:2011/04/22(金) 01:06:48.89 ID:MAXzIMOS0
>>437
まあ〜それも少しはあるかもしれないけど・・・
なんか「ニーチェはキリスト教批判の思想だからキリスト教じゃない日本人が読んでも意味ない」
みたいな事言う人がいるからさ、それは全くの誤りだよと指摘しておく。

ニーチェはキリスト教批判ではなくプラトニズム批判をしたんだからね。ここが超重要な根本。

ツァラトゥストラ読めよ、ニーチェ曰く「かつて人類に贈られた贈り物のなかでの、最大の贈り物」だぞ
452 :名無しさん@涙目です。(東京都)[sage]:2011/04/22(金) 01:10:31.49 ID:MAXzIMOS0
>>439
ドゥルーズの解釈は「永遠回帰は肯定の思想だから否定的なものが回帰するわけない」みたいな
やつでしょ。>ぜったい後悔しないと思える選択をして生きろ みたいなのはジンメルだよ。

これは間違った解釈。「後悔しない選択」が「キリスト教的なルサンチマンを元にした選択」だったら
意味ないわけ。永遠回帰はニヒリズムを完全に克服する超人の思想。
ツァラトゥストラ読めよ、ニーチェ曰く「かつて人類に贈られた贈り物のなかでの、最大の贈り物」だぞ
454 :名無しさん@涙目です。(東京都)[sage]:2011/04/22(金) 01:12:31.95 ID:MAXzIMOS0
>>441
>俺みたいなへたれは、すぐに、どーせ意味ないとか、みんな中身は悪いやつ
>とか、ひねくれちゃうもんよ
 それを「受動的ニヒリズム」といってニーチェは批判した。それも克服しないとダメ。

>>442
>現代日本人の多くがナチュラルに到達してる方向なんだよな「神は死んだ」
 同じくこれも受動的ニヒリズム。

ツァラトゥストラ読めよ、ニーチェ曰く「かつて人類に贈られた贈り物のなかでの、最大の贈り物」だぞ
464 :名無しさん@涙目です。(東京都)[sage]:2011/04/22(金) 01:23:19.92 ID:MAXzIMOS0
>>455
克服の方法もニーチェは言ってるぞ。それは「ニヒリズムを徹底しろ」ってこと。

そもそも何で「神」とか求めちゃうか?人間の意志は何か理由とか意味を求めちゃうんだよね。だから神とか金
とか生きる意味を求める。でもそれらが所詮は虚構(=無)だと分かった。すると意志はどうするか??「この世
に意味もなければ価値もない」という無を求めるようになるわけ。人間の意志は必ず何らかの目標を必要とする。
昔は神、今は金、そしてそれらが信じられなくなったら今度は「無」というある意味での「真理」を求めるようになる。

そうやって「常に何かを求めちゃう自分の意志」をある意味で救っている。でも無という目標を意志し続けてもそ
れはまさにニヒリズムな生き方。だからそれすらも否定するような、つまり無という目標すらも否定するほど徹底
的にあらゆることを否定する。すると、、、、神も金も無も信じなくなる。そんなもんで自分の意志を救うのはやめる
ようになる。その結果、今まさに生きている自分や世界を肯定する「赤子」のような超人になれる。

簡単に言うとこんな感じだけど、ここまで到達するには死ぬほどの苦しみを経なければならないとも言っている。
ツァラトゥストラ読めよ、ニーチェ曰く「かつて人類に贈られた贈り物のなかでの、最大の贈り物」だぞ
466 :名無しさん@涙目です。(東京都)[sage]:2011/04/22(金) 01:26:17.88 ID:MAXzIMOS0
>>461
ドゥルーズの「ニーチェと哲学」「ニーチェ」は今手元にあるけどね。

永遠回帰思想の根本はルサンチマン克服の原理で間違いないよ。
ツァラトゥストラ読めよ、ニーチェ曰く「かつて人類に贈られた贈り物のなかでの、最大の贈り物」だぞ
484 :名無しさん@涙目です。(東京都)[sage]:2011/04/22(金) 01:42:54.50 ID:MAXzIMOS0
>>470
まあ>>464はかなり簡単に言ってるからね。実際はもっとずっと深い思想だよ。

ニーチェは「神などの絶対的な真理に依存する生き方」も「神など絶対的な真理を否定しているだけ
の生き方」も強烈に批判している。人間はなぜそうなってしまうか、それはどういう構造かということを
恐ろしく深く洞察している。その上でそれをいかに克服するかという思想を打ち出したから、ちゃんと
体系的に理解しないと正しく伝わらない。

「世の中に真理なんてないんだ〜」という人はよくいるけど、彼らはあくまでも受動的に「神はいない」
という無を受け入れているに過ぎない。そうやって自分を納得させて受動的に生きているに過ぎない。
そうではなく、この世は無だからこそ価値を自分で創る。その過程で苦悩するがそこで神、金などの
真理に逃げずに今この瞬間を肯定するように生きなければならない。

ここで重要なのは自分の感性。神や金といった真理を信じるとそれに反する自分の感性は否定される。
それはダメ。「より良い人生」のためには自分の感性こそが一番大事。だからニーチェは芸術を高く評
価する。芸術は感性こそを「真理」とするから。だから芸術家になれってのがニーチェの答え。
ツァラトゥストラ読めよ、ニーチェ曰く「かつて人類に贈られた贈り物のなかでの、最大の贈り物」だぞ
503 :名無しさん@涙目です。(東京都)[sage]:2011/04/22(金) 01:56:34.80 ID:MAXzIMOS0
>>471
>いや、だからルサンチマンの克服で超人になるのが永遠回帰思想の核心だ、とかいうのは
>読めば誰でも分かるんであって、
 
いやいやそうでもないぞwはっきりと永遠回帰をルサンチマン克服の原理として分かりやすく説明し
てる人はあまりいないんじゃないかな。ルサンチマン克服の原理として永遠回帰を捉えないとニーチ
ェの思想の全体像がぼやけるんだよね。

>>474
人間の意志は常に何か目標や意味を求める。意志は常に「人生や苦しみには意味がある。それを探
そう」と意欲する。昔は神という意味を見つけた。今は科学とか金。でも真理を誠実に求める結果ついに
「意味なんか無い」と意志は発見した。それでも意志は何か「真理」を求める。そこで「この世には意味な
んか無い=無」というある意味での「真理」を見つけた。こうして求める目標を見つけることが出来た意志
は救われた。でもこれは「受動的なニヒリズム」でダメ。「何かを求める意志」のせいで人間は神だの金
だの虚構を信じた。「真理への意志」は悪いものである。でも、むしろその性質を肯定的に使い、つまり
さらに徹底的に何かを求め続けることで「この世は無」という真理すらも否定する位徹底的に意志し続け
る。これで無すらも否定することになる。

そして彼岸の神も信じなければ、この世は無だという「真理」も信じなくなる。結果、今ある世界や自分そ
のものを肯定する「赤子」としての超人があらわれる。
ツァラトゥストラ読めよ、ニーチェ曰く「かつて人類に贈られた贈り物のなかでの、最大の贈り物」だぞ
514 :名無しさん@涙目です。(東京都)[sage]:2011/04/22(金) 02:06:03.72 ID:MAXzIMOS0
>>492
ニーチェは欲望を否定はしてない。キリスト教は人間の欲望を否定してるからそこを批判していた。
ただし「欲望」と言っても単純ではない。ただ欲望のままに生きてればいいわけではない。その欲望
とは「あくまでも社会的に作られた欲望」であるから。「金もちになりたい」「いい大学に行っていい会
社に行っていい家をもって・・」これも「欲望」に従う生き方。

でもこれは実は自分の感性を殺して社会的に作られた価値評価に従っているだけ。現代社会は人
間の欲望をむしろ開放している。ドルゥーズが言ったことだけど、現代は人間の欲望をむしろ開放
させて欲望を「資本の増殖」という目標に方向付けて人々を統制している。現代社会ではみんなの
欲望は開放されていた方が都合がいい。みんな金持ちになりたいと思ってくれた方がいい。

だけどそんな欲望は虚構である。ニーチェはそう答える。だからまずは目の前にある「真理」を否定
する作業が不可欠。その上で自分の欲望を開放する必要がある。

ツァラトゥストラ読めよ、ニーチェ曰く「かつて人類に贈られた贈り物のなかでの、最大の贈り物」だぞ
523 :名無しさん@涙目です。(東京都)[sage]:2011/04/22(金) 02:11:27.92 ID:MAXzIMOS0
>>505
>「この世は永遠に繰り返す
>だからこそこの目の前の一瞬一瞬に、自分の生命を全て燃やし尽くすような生き方を常に心がけよう」

だからさ、その>自分の生命を全て燃やし尽くすような生き方 ってのがニーチェが徹底的に批判したキ
リスト教な生き方だったら意味ないわけでしょ??ニーチェはキリスト教的な生き方を徹底的に完膚なき
までに否定したあとに永遠回帰を打ち出した。だからその思想はキリスト教的な生き方を克服する原理じゃ
なきゃ意味がないわけ。で、キリスト教的な生き方の根本はルサンチマンね。だから永遠回帰思想はルサ
ンチマンを克服する原理と解釈するのが正しいもの。
ツァラトゥストラ読めよ、ニーチェ曰く「かつて人類に贈られた贈り物のなかでの、最大の贈り物」だぞ
532 :名無しさん@涙目です。(東京都)[sage]:2011/04/22(金) 02:23:19.57 ID:MAXzIMOS0
「ニーチェは人生訓にすぎないのか」みたいなこと言う人いるけどそれは批判してるのだろうか?

ニーチェの思想は「生を刺激する思想」だ。生を刺激して人間を超人へと登らせようと試みたのが
ニーチェ。「円とは中心から等距離の点の集まりである」・・・・こんな「客観的な真理」を見つけるよ
り自分の感性が高揚するような「自分なりの円」を苦しみながらも書ける人生こそ価値のあるものだ。

ニーチェはそう答える。本当の哲学とは難解な言葉で語られる意味不明な机上の空論では決して
ない。生きることに直結している思想であるべきなんだ。
ツァラトゥストラ読めよ、ニーチェ曰く「かつて人類に贈られた贈り物のなかでの、最大の贈り物」だぞ
537 :名無しさん@涙目です。(東京都)[sage]:2011/04/22(金) 02:31:00.11 ID:MAXzIMOS0
>>535
そうだよ。ニーチェが求める超人は並大抵のことではなれない。
彼岸にある神、科学、金に依存するのもだめ。神も金も何も信じないのもだめ。
今生きているまさにこの瞬間の自分や世界を肯定し常に成長し流転しながら生きよう
って話だからね。

このためには目の前にある真理を否定する作業が必要。どんな人間でも生きていれば自分が
住む社会の常識に影響され「社会化」されるから。まずはそれらの常識を徹底的に批判してそ
の虚構を暴く必要がある。その上で芸術的に生きる必要がある。だから何もしないニートとかとは
正反対の存在だよ超人は。超人になるためには徹底的に勉強して社会の仕組みを知る必要があ
るから。
ツァラトゥストラ読めよ、ニーチェ曰く「かつて人類に贈られた贈り物のなかでの、最大の贈り物」だぞ
543 :名無しさん@涙目です。(東京都)[sage]:2011/04/22(金) 02:35:47.99 ID:MAXzIMOS0
>>536
岩波文庫でいいんでないの。でもその前に竹田の「ニーチェ入門」とか貫の「ニーチェ」とかの解説書
読んだ方がいい。いきなり読んでも意味不明だと思う。特に貫の「ニーチェ」青灯社は分かりやすい。

>>538
だからその閃いた考えがキリスト教などのニーチェが徹底的に否定したそれまでの一切の価値を克
服する原理なんだよ。
ツァラトゥストラ読めよ、ニーチェ曰く「かつて人類に贈られた贈り物のなかでの、最大の贈り物」だぞ
549 :名無しさん@涙目です。(東京都)[sage]:2011/04/22(金) 02:49:29.12 ID:MAXzIMOS0
>>539
ニーチェはまず「この世の中の一切の真理や価値は虚構だ」という。
その上で「だからこそ価値は自分で創って生きろ」という。

前者の作業は「あらゆることを徹底的に疑う」という作業。つまり「あらゆる現象の根本を追求
し続ける」という作業。これは「真理への意志」。人間の意志は昔からこの性質を持っていた。そして
この意志が神をつくり科学を作った。それでも「あらゆる現象の根本を追求し続けた」結果、この世に
意味や価値なんてないと発見してしまった。

「あらゆる現象の根本的な意味等を追求し続ける人間の意志」というのは遅かれ早かれ「この
世に意味なんてないんだ」という結論に必然的に達してしまう。つまりこの「真理への意志」そのもの
にニヒリズムが隠されているのだ。「真理を求め続ける人間の意志」は最終的には「この世に真理なん
てない」という地点に到達してしまう。つまりこの意志はニヒリズムそのものなのだ。

でも、その意志をむしろ積極的にさらに使って「この世に意味なんかない」という真理すらも否定する。
「この世に意味なんか無い」というのも実はある意味で真理だから、やっぱり真理に依存して生きている
ことには変わりない。だからそれすらも否定するくらい徹底的にニヒリズムを推し進める。

すると、どこかにある真理ではなく今ある世界や自分をそのまま肯定する超人が現れる。
ツァラトゥストラ読めよ、ニーチェ曰く「かつて人類に贈られた贈り物のなかでの、最大の贈り物」だぞ
572 :名無しさん@涙目です。(東京都)[sage]:2011/04/22(金) 03:12:53.37 ID:MAXzIMOS0
>>567
でも「神も金も地位も信じない」でさらに「どうせこの世は意味ないんだ〜」ともならないで
この世の中や自分を肯定してる人ってなかなかいないと思うよ。これはかなり難しいはず。

それこそ赤ん坊ならそんな感じでその日その日を楽しめるけど人は赤ん坊のままではいられない
からね。

ま、ニーチェは凄く面白く刺激的な思想なのでみなさんも暇な時にでも読んだらものの見方が
変わるかも・・・



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