- 目が輝いてるとか濁ってるとか言い出す奴は信用できない
1 : KEIちゃん(関西地方)[]:2011/01/28(金) 20:15:20.02 ID:yisBBNJ30● ?-2BP(0) - sssp://img.2ch.net/ico/anime_monar03.gif
★ベトナム経済を支えるヒト ベトナムで、現地の経営者と意見交換する機会があった。マクロ的にみれば、ベトナム経済には光と影が混在している。 近年、ベトナムは5〜8%の高成長を遂げており、生産拠点の集積や、約9千万人の人口を抱える大きな市場としての潜在力に注目が集まっている。 またベトナムは、環太平洋経済連携協定(TPP)への参画など、グローバル経済化への対応にも積極的である。 一方で、課題も多い。インフレ率は2桁近傍まで高まっているし、経常収支赤字や財政赤字も大きい。 労働集約的分野が主体となっている産業基盤のもろさも指摘されている。実際、賃金上昇は、企業経営者の悩みのタネだ。自由化の進展が遅いという声も聞く。 しかし、見聞録風に言えば、活気があった。数え切れないほどのバイクが軍団のごとく街中を駆け抜ける様や、雑多な店々の集積とにぎわいは、いかにもアジア的だが、印象に強く残ったのは、工場やオフィスで働くベトナムの人々だった。 若者が多く(平均年齢は27歳といわれる)、その勤勉さや向上心の高さを、多くの経営者が称賛していた。彼らのモノづくり技術はかなり高いレベルに達しつつあるし、日本語や英語の習得意欲も強い。 工場や事務所の日々の運営を現地の人々に任せられるほど、組織運営の能力や信頼感も高まっている。そして何より、若者の目がきらきらと輝いてみえた。 ベトナムは、中国やインドに比べ華やかさはないかもしれないが、 高い生産技術と豊かな市場をともに備えた国として、静々と成長していくのだろう。 その原動力がヒトであることは疑いない。 日本の若者に、彼らの目の輝きを見せてやりたいと思った。(山人) 「経済気象台」は、第一線で活躍している経済人、学者など社外筆者の執筆によるものです。 ソース 朝日新聞 2011年1月28日0時54分 http://www.asahi.com/business/topics/column/TKY201101270539.html
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