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名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スッップ Sdaa-IYUA)
第六猟兵by富岡6 オチスレ43
第六猟兵by富岡6 オチスレ44

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第六猟兵by富岡6 オチスレ44
114 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スッップ Sdaa-IYUA)[]:2021/07/02(金) 20:48:07.63 ID:Zd8hjJ2dd
俺はベビンネ達を同時に湯船の中に放り込む。
「ミッ・・・ミプゥ!ミピィー・・・ッ!」
ベビンネ達は両腕を縛られた状態で、足をバタバタと上下させ、何とか水面にたどり着いては、泳ぎ疲れてまた沈む、を繰り返している。
しばらくその状態を観察する。苦しそうな表情で上下し、時たま思い出したかのように俺を見つめ「チィィ!」と助けをこう事も忘れない。

10分位が経過しただろうか。二号がついに、どんなに足をばたつかせても浮かび上がらなくなった。湯船の底に足が着いてしまい、苦悶の表情でもがいている。
「ミッ・・・チィッ・・・」
なんとかぎりぎり水面付近を保っていた一号も、後を追うように湯船の底へと沈んでいく。
ベビンネ達は示し合わせたように湯船の底でもがき苦しんでいる。俺はその様にしばし時を忘れ見入っていた。

しかしその状態も長くは続かなかった。二号がコポッと大きな気泡を出したかと思うと、ゆっくりと浮かび上がってきたのだ。
俺は慌てて二匹を掴み上げると、隣接する脱衣所のマットの上に放り投げた。ベビンネ達はケホッと小さなせきをすると、それを皮切りに、うつ伏せになって大量の水を吐き出した。
そして、恐怖のためか、または寒さのためかは分からないが、ブルブルと震えだし、か細い声で「ミィィ・・・チィィ・・・」と再び鳴き始めた。

俺はしゃがみこみ、縛り上げたベビンネ達に再び語りける。
「で、ごめんなさいは?」
ベビンネ達はビクッとして俺の顔を見る。すると今まで以上に怯えだし、芋虫のように二匹で寄り添いあい、こちらを見つめたままさめざめと泣き始めた。
なぜベビンネ達がこんなに怯えているのか、今度は俺もはっきりと理由が分かる。自分を水攻めに合わせた男が、苦しむ自分達を眺めて嬉々としているからだ。そう、俺は笑っていた。

俺は一旦ベビンネ達を放置し、汚れた部屋の片付けへと向かった。リビングに飛び散ったガラスを拾い集め、ベビンネ達の足跡を雑巾でふきあげる。自分でも気づかないうちに鼻歌まで歌っていた。
窓の大穴をガムテープで塞ぐと、俺は台所へ向かった。野菜室は案の定散々だった。まるで鼠に食い荒らされたかのように、ほぼ全ての野菜に歯型がついてしまっている。
第六猟兵by富岡6 オチスレ44
116 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スッップ Sdaa-IYUA)[]:2021/07/02(金) 20:53:33.80 ID:Zd8hjJ2dd
だが俺は30分前のように激昂したりはしなかった。むしろ、これからベビンネ達に行う事への大義名分が出来たとさえ思える。俺は野菜室から目当ての物を取り出すと、脱衣所へ戻っていった。

脱衣所へ戻ってみると、うつ伏せの二号に縛りついているビニール紐を、一号が口を使って噛み切ろうとしていた。
「手伝おうか?」
「ミピッ!?」
一号は文字通り二号の上から飛び跳ねると、うつ伏せのまま額を床に擦り付け、「ミィ…ミィィ…」と媚びた鳴き声を出す。二号は俺から少しでも遠ざかろうと、匍匐前進を披露している。
俺はベビンネ達を一瞥すると、謝罪に夢中な一号を掴み上げ、逃げる二号の足を持って手繰りよせた。

俺は怯えるベビンネ達を、まるで愛おしいものをそうするように胸にそっと抱き寄せた。ベビンネ達は俺の態度の急変に、その可愛らしい目をパチパチさせていたが、野生の本能がそうさせるのか、二匹とも俺の胸に触覚をあてがった。
「ミィーッ!ミピィーッ!チィーッ!」
ベビンネ達は、俺が抱いている感情をその触覚で察したのだろう、胸の中でもぞもぞと暴れだした。
俺は試しにベビンネ達を床に放り投げてみる。ベビンネ達は競い合うように俺から遠ざかろうとしてもがいている。その姿に俺は思わず口元をゆがませる。

俺は逃げる一号の尻尾を掴み手元に手繰り寄せ仰向けにさせる。一号はその綺麗な目から涙を流してチィチィともがいている。俺は一号の胴を手で押さえつけ、逃げるのに必死な二号に語りかける。
「もっと遠くまで逃げてみせろ!もしかしたらお前は助かるかもしれないぞ!」
二号はビクッとこちらを振り向く。その二号に対して一号は「ミピィーッ!チィーッ!」と叫び始めた。これが「助けて」なのか「君だけでも逃げて」なのかはわからないが、
二号は悲しそうな顔で一号にむかって「チィ・・・」とか細くなくと、再び前に向き直り這いながらリビングへと姿を消した。

「さあ糞っ垂れ。用意はいいかい?」
俺は口元を歪ませて、一号の体を優しく撫で回す。先ほどの水攻めでしめった毛並みが指に絡み付いてくるが、なぜかとても心地よかった。
一号はその小さな体をブルブルと震わせながらも、「ミィ・・・ミィ・・・」と媚びた鳴き声を喉から絞り出している。
俺は愛撫する手とは逆の手で懐をまさぐると、熟れたレモンの果実を取り出した。
第六猟兵by富岡6 オチスレ44
117 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スッップ Sdaa-IYUA)[]:2021/07/02(金) 20:58:50.61 ID:Zd8hjJ2dd
俺は愛撫するのを止め、一号の頬に手をあてがうと、ぐっと握るように力を込め無理やり口を開かせた。
「ミュッ・・・!アアイ・・・!」
舌足らずな口調になった一号の口の真上で、レモンの果実を思い切り握りつぶす。果汁が一号の口、そして図らずも鼻の穴に流れ込んでいく。
「ミュッ・・・ミピィ!」
一号はレモンの酸味に顔を歪ませ、鼻の穴から果汁を吹き出しながら、いやいやという風に顔を左右に振り始めた。

「こら、そんなに頭をうごかしちゃ、他のところにも入っちゃうかもしれないよ?」
俺は優しく一号に語り掛けると、一号の目蓋を無理やり開かせた。一号は、俺の意思を知ってか知らずか、「ミュィィ!ピィィ!」と俺の手の中でもがいている。
俺は一号の眼球に、レモンの果汁を真上から大量に注ぎ込んだ。

「ピィィィ!チィィィ!」
あらかた注ぎ終えたところで、押さえつけていた手を放してやる。相当しみるのだろう、一号は涙とも果汁ともつかない液体をかたく瞑った目蓋から流し、床の上をゴロゴロと転げ周っている。
俺はレモンの果肉を手のひらで握りつぶし、再び一号の目蓋を開かせると、潰れた果肉が眼球内に入るよう、念入りにこすりつけた。

「ミピィィィ!ピィィィ!ピキャァァ!」
俺は一号の悲鳴を背に、脱衣所からリビングへと戻ってきた。次は二号だ。俺は一本のボールペンを手に取ると、辺りを見渡した。
どうやらリビングに二号の姿は無いようだった。まさか本当に逃げ出したのか?俺はさらに念入りに探すため、玄関の方を覗いてみた。
俺が帰宅時に投げ捨てた鞄。その中から、真っ白なホイップクリームが覗いている。俺は思わず吹き出しそうになったが、あえて何も口に出さず、鞄へ近づいていく。

そして鞄に顔を近づけて、まじまじと鞄から飛び出した尻尾を観察してみる。おそらくさっきの一号の悲鳴も聞いていたはずだ。恐怖のためか、プルプルと細かく震えているのが愛らしい。
本人は完全に隠れたつもりなのだろうか。だとすれば、無駄に毛の多い尻尾が完全に仇になった。野生の過酷な環境下でこんな物をどう使うのかは皆目見当が付かない。
第六猟兵by富岡6 オチスレ44
118 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スッップ Sdaa-IYUA)[]:2021/07/02(金) 21:04:40.62 ID:Zd8hjJ2dd
俺はあえて無言で二号を鞄から引っ張り出す。二号は「ミピッ!」と短い悲鳴を上げたが、無様にも尻尾をつかまれさかさまにぶら下がっている二号は、この場に似つかわしくない光を目に宿していた。

「ミーッ!ミィィィィ!!」
二号は俺の顔を真っ直ぐ見つめ、瞬きすらすることなく、乳歯をむき出しにして、威嚇と思われるうなり声を上げた。これには俺も面食らった。今までずっと無様にはいずって逃げ回ってばかりだった二号が、いっちょまえに威嚇行動とは。
まったくこいつらは、本当に笑わせてくれる。

俺は二号を床に叩きつける。
「ミキュッ!ミィィィ!!」
縛り上げられて受身のとれない二号は、体をしたたか打ちつけた衝撃で可愛い悲鳴を上げたが、すぐさま威嚇行動に転じてきた。俺はうつ伏せの二号の尻尾を軽く摘み上げると、目当ての部位を探す。
その間二号はずっと威嚇していたが、どうあがいても自由の利かない体、声色に若干の不安げな音も混じり始めた。見つけた。肛門だ。

俺は二号の尻尾を持ち上げ、ほぼ逆さまの状態にすると、先ほどのボールペンを肛門に三分の一ほど挿入した。
「ミィ!ミッ!キュッ!!」
雄雄しかった鳴き声から一転、二号は苦しそうな鳴き声をあげると、陸にうちあげられた魚のように口をパクパクさせている。俺はまるで肛門を拡張するように、ボールペンを円を描くように回し始めた。

「ミィィ!キュァァぁ!ミキュッ!」
プッと小気味のいい音がしたかと思うと、肛門とボールペンの間から軟便が飛び出してきて床を汚してしまった。二号の顔をあらためて覗いてみると、苦しさのためか羞恥のためか、目をギュっと瞑り、歯を食いしばり、顔を真っ赤に染めている。
しかし俺が覗き込んでいるのがわかると、再び「ミィィィ!!」と威嚇してきた。だが先ほどより元気がないのは気のせいではないだろうが。

俺は無言のまま、二号の肛門にボールペンを、さらに奥深くまで挿入する。ボールペンの半分が二号の肛門に収まった。
「ミィィ・・!ミ・・・ッ!」
威嚇途中に挿入したためか、二号の鳴き声はまるでステレオのボリュームを下げるように小さく、か細くなっていく。俺はボールペンを垂直に持ち上げ、串刺しになった二号の顔を俺の顔の正面にもってくると、優しく声をかけた。
「自分の粗相は、自分で片付けないと駄目だぞ」
第六猟兵by富岡6 オチスレ44
119 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スッップ Sdaa-IYUA)[]:2021/07/02(金) 21:10:31.92 ID:Zd8hjJ2dd
俺はボールペンが挿入されたままの二号を、ボールペン部分を取っ手に、まるで小さなモップのように持ちながら汚物へと近づけていく。二号もなにをされるのか検討がついたのだろう、頭を左右に振りながら、「ミーッ!ミィーッ!」と叫んでいる。
俺はまるで顔に摺り込むように、二号を器用に使い汚物を擦り始めた。
「ミッ・・・ェッ!チィィ・・・!」
先ほどの威嚇の威勢はどこへやら、二号はえづきまじりの小さな悲鳴をあげながら、体を強張らせ、俺のなすがままに汚物まみれになっていった。

俺は汚物にまみれた二号を手に、再び脱衣所へと戻ってきた。一号は目を固く瞑りながら、未だ涙を流し、縛られている両手をモゾモゾ動かしていた。おそらく本能的に手で目に入った異物を取り除こうとしているのだろう。かなわぬと知っていても、痛みのあまりといったところか。
俺は二号を洗面台の上にもってくると、腸内が傷つかぬようゆっくりとボールペンを引き抜き始めた。
「ミ・・・!チキュィ・・・!」
二号は体をプルプルと震わせ、歯を食いしばりながら、腸内で異物が蠢く苦痛を必死に耐えていた。ようやく全部が抜け終わると、「チィ・・・」とか細く鳴き、糸の切れた人形のように脱力した。

俺は二号を洗面台でざっと洗うと、涙を流して頭をフリフリ振っている一号もつかみあげ、洗濯ネットの中に放り込み、ジッパーで封をする。サイズ的には若干余裕があるといったところか。
二号は一号が涙を流して「チィ・・・チィィ・・・」と鳴いているのを見ると、献身的に一号の目蓋の辺りをペロペロと舐めてやっている。
俺はベビンネ達の入った洗濯ネットを洗濯機に放り込むと、すぐさま蓋を閉めた。

俺は間髪いれず注水ボタンを押す。水量は最も少ない20リットルだ。ベビンネ達に死なれたり、障害を残してはこまる。
洗濯機の中に注水が始まった。うすら恐ろしい、くぐもった音を鳴らしながら、洗濯機の中が水で満たされていく。
「ミッ・・・ポッ!ミピィィィ!ミキャァァ!・・・!」
ベビンネ達の悲鳴は、悲しいかな洗濯機の駆動音にかき消されてしまった。
この有給は、どうやら実りある物になりそうだ。

一日目 終
第六猟兵by富岡6 オチスレ44
121 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スッップ Sdaa-IYUA)[]:2021/07/02(金) 21:18:01.74 ID:Zd8hjJ2dd
2日目
カーテンの隙間から柔らかな朝日が部屋に入り込み、ベッドの上、俺の顔を暖かく照らしている。俺は寝転んだまま大きく伸びをすると、ベッドから起き上がり、煙草に火をつけ、ゆっくりと紫煙をはきだす。
俺は思う。今まで生きてきた20余年で、こんなにも清清しい朝が過去にいったい何度あったろうか。俺は昨晩の刺激的で、それでいてどこか淫靡な体験の一つ一つを頭の中で反芻していた。
俺はしんと静まり返った脱衣所にやってくると、洗濯機の蓋を開いた。中ではベビンネ達の入った洗濯ネットが、まるで本物の洗濯物のようにドラムの壁面にへばりついていた。

ベビンネ達は、洗濯ネットの中で体を縛られたまま、スウスウと小さな寝息を立てていた。時折寝苦しいのか「ミヒュゥ・・・」と小さな鳴き声も交じっている。
俺はその光景に満足すると、ベビンネ達を起こさないようゆっくりと洗濯機の蓋を閉め、寝巻きから私服に着替えると、バケツを持って外出した。
俺は家から5分とかからない近所の公園に到着すると、周りに誰も人がいないことを確認し、砂場の砂を持参したバケツの中に適当にかきこむ。ある程度大きな生き物を飼育するとなればトイレは欠かせない。

帰宅し、以前実家の母親に送ってもらった物資が入っていた大き目の発泡スチロールに公園の砂をぶちまけると、手で平坦にならした。簡素だがトイレはこれで十分だろう。
そうこうしていると脱衣所からゴトゴトという物音と「ミッミッ」という鳴き声が聞こえ始めた。どうやら我が家の新しいアイドルがお目覚めのようだ。俺は逸る気持ちと共に脱衣所へ向かうと、洗濯機の蓋を開ける。
「ミピッ!」
仰向けでもがいていたベビンネ達は、俺の顔を見るとビクッとしてもがくのを止め、引き換えにプルプルと体を震わせながら「ミィ・・・ミィ・・・」と媚びるように、怯えるように鳴きだすと、その綺麗な目から涙を流し始めた。

俺はそのいじらしい仕草に言い知れぬ満足感を覚えた。どうやら昨日の洗濯機攻めの効果は抜群だったようだ。俺はベビンネ達をネットから取り出すと、震えるベビンネ達を片手に一匹ずつ持って先ほど自作した簡易トイレの上に放り投げた。
「ミキュッ!」
うつ伏せに落下した衝撃でベビンネ達は短い悲鳴をあげたが、すぐに二匹で競いあうように匍匐前進して簡易トイレから脱出する。
第六猟兵by富岡6 オチスレ44
122 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スッップ Sdaa-IYUA)[]:2021/07/02(金) 21:24:23.14 ID:Zd8hjJ2dd
そして昨日ベビンネ達が叩き割った、ガムテープで補強済みの窓ガラスの前にやってきて、困り顔で俺を見上げてきた。

「ミィ・・・ミィィ・・・」
ベビンネ達は上目遣いで俺と窓ガラスを交互に見つめながら、媚びた声で鳴く。おそらく「外に出して。僕らを解放して」という意思表示だろう。
「ああ。いいとも」
俺はうつ伏せのベビンネ達を立たせてやったあと、窓ガラスの鍵を開け、窓を開放した。開け放った窓から秋の朝特有の肌寒い風が吹き込んできて、ベビンネ達の体毛をさわさわと撫でている。
だがベビンネ達は外に駆け出すことなく、困り顔で俺の顔を見上げると「ミィ・・ミィ・・」と例のごとく媚びた鳴き声をあげ始めた。

その理由は簡単だ。未だにベビンネ達の胴体は、荷造り用のビニール紐で腕ごと縛り上げられているからだ。この媚びた鳴き声は「この拘束を解いてほしい」というとこだろう。
「その紐はお前達への罰だ。ほどかないよ。さあ、出て行くか、ここに留まるかを選ぶんだ」
ベビンネ達は絶望の表情で俺を見つめると「ミッ・・ミッ・・」とか細い鳴き声と共にさめざめと涙を流し始めた。当然の反応だろう。手も満足に使えない状態では餌をとるとれないの問題以前に、天敵に捕食される運命が定まったようなものだ。
いくら幼いとはいえ、野生の経験上その程度のことはちゃんと理解しているらしい。俺はニヤリと口元を歪ませると、絶望するベビンネ達の前で窓ガラスをゆっくりと閉めた。ベビンネ達は名残惜しそうに、涙を流しながら外の光景を眺めていた。

俺は朝食を済ませた後、ベビンネ達の餌を作り始めた。ベビンネ達のちょうど首までが納まるくらいの深さの鍋で湯を沸かすと、その中に、昨日ベビンネ達が歯形をつけて使い物にならなくなった野菜を投入する。
申し訳程度に塩、胡椒をふったあと、水溶き片栗粉を混ぜ、あんかけ状にしあげた。火を止めた後試しに指を突っ込んでみると、案の定飛び上がるような熱さに仕上がっている。
俺は突っ込んだ指をさますために口でしゃぶりながら、これから起こることを想像すると笑みをこぼすのを禁じえなかった。

「さあ、餌の時間だぞ」
俺は窓辺でたそがれているベビンネ達に声をかけると、あんかけの入った鍋をリビングの床に直接置いた。
第六猟兵by富岡6 オチスレ44
123 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スッップ Sdaa-IYUA)[]:2021/07/02(金) 21:29:44.91 ID:Zd8hjJ2dd
ベビンネ達はこちらを振り向くと、鼻をスンスンとさせ、涙目から一転、嬉しそうな顔で「ミッ!ミッ!」と鳴くと、転ばないよう気をつけながらヨチヨチと鍋に近づいてきた。
ベビンネ達は鍋を覗き込むと、綺麗な目をより輝かせる。ベビンネ達が野生でどんな物を食べていたかは分からないが、昨日野菜室で嬉々としていたことを考えると、目の前のこれはご馳走の部類に入るのだろう。

ベビンネ達は「ミッミッ!」と嬉しそうな声で鳴くと、俺を見つめながらまるで鳥の雛のように口をあんぐりと空けている。手の自由が利かない自分達に代わって、俺が餌を食わせてやるのを期待しているのだろう。
「食事の時間は10分だ」
俺はそう言い残すと鍋から離れ、ベッドに腰掛けてベビンネ達を観察する体制に入った。ベビンネ達は俺が食事の補助をしてくれないと悟ると「ミィ・・ミィ・・」と例のごとく媚びた鳴き声をあげ始めたが、
しばらく放置していると、諦めたのか鍋のふちへと近づいていった。

ベビンネ達は前かがみになり、ほぼ同時にあんかけに舌をつけるが「ミピッ!」と悲鳴をあげるとこちらを振り向き「ミィ・・ミィ・・」と困った顔で鳴き始めた。あんかけが熱すぎる事に対して「どうにかしてほしい」というアピールのつもりだろう。
「あと8分」
俺が抑揚のない声でそう告げたのを聞くと、一号はまだ俺に向かって「ミィ・・ミィィ・・」と鳴いていたが、二号が行動に出た。
二号は鍋に対して前かがみになると、あんかけの表面に浮いていたホウレンソウを咥えあげる。

「ムミィーッ!チィーッ!」
咥えあげたホウレンソウは思いのほか長く、熱々のあんかけと共に二号の体にベッタリとへばりついている。一号はその姿を見て「ミィィ!」と慌てていたが、やはり熱いのはいやなのだろう、何も行動出来ずにいた。
だが二号はプルプルと震えながらも熱さに必死に耐え、頭をフルフルと振り体からホウレンソウを引き離すと、それを床に落とした。そして一号に「ミッ!ミッ!」と呼びかける。「食べて」といったところか。
一号は目を輝かせると、特に二号に対する礼もなくホウレンソウにむさぼりつき始めた。二号はまた鍋に向き直ると、あんかけの表面に浮いた野菜を探している。

俺は思った。なかなか二号はいじらしい奴だ。だがいじらしい奴ほど、虐めてやりたくなる。
第六猟兵by富岡6 オチスレ44
124 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スッップ Sdaa-IYUA)[]:2021/07/02(金) 21:35:10.25 ID:Zd8hjJ2dd
「それじゃ探しづらいだろ。どれ、手伝ってあげるよ」
「ミキュッ!?」
俺はそう言うと、前かがみになっている二号のフワフワな尻尾をつまみ上げ、二号を鍋の真上までもってくる。二号は俺の意図に気がついているのかどうかは分からないが、やはり尻尾は相当敏感なのだろう「ミィィ!」と鳴きながらもがいている。

俺は二号をあんかけの中に叩き付けた。二号の姿は完全にあんかけの中に沈んでしまったが、すぐにあんかけの表面から頭を出すと、けたたましい声で泣き叫び始めた。
「ミピィィィ!ピィィィ!ミキュィィィ!」
やはり相当熱いのだろう、二号はあんかけまみれの頭をフルフルと振り回しながら、苦悶の表情を浮かべている。ホウレンソウに夢中だった一号も二号の悲鳴に驚き、鍋の中の二号を見るや否や「ミィィィ!」と慌てふためいている。

「ピィィィ!!ンミィィィ!!」
一号がまごついている間にも、二号の悲鳴はどんどん大きくなり、顔も赤くなっていく。反対に一号は顔を青くして俺の足元までよちよち歩いてくると、自らうつ伏せになり、額を床に擦り付けながら「ミィィ・・ミィィ・・!」と媚はじめた。
おそらく「二号を助けて」といったところだろう。俺は近くにあったハサミを手に取り、笑みを浮かべながら一号に語りかけた。
「いいだろう、助けてあげようじゃないか」
一号は俺の言葉に顔を上げる。その顔には若干の希望の色もみえた。だが俺はさらに続ける。
「君がその可愛い尻尾を俺にくれるならね」

一号は俺の言葉に顔をさらに青くさせ、「ミィィ!ミィィ!」と鳴きながら頭を左右に振る。俺は一号を掴み上げ、鍋の方向、灼熱の責め苦に苦しみ、先ほどより弱弱しくもがく二号を見せ付けてやった。
俺は苦しむ二号を目の当たりにしてプルプルと震える一号をそっと床に戻し、優しい声色で語りかける。
「で、どうする?」
一号は震えながら涙を流しつつも「ミィ・・・」とか細い声で鳴くと、俺に向かってゆっくりと尻を突き出した。一号は自分の尻尾よりも二号を選んだようだ。

一方二号は鍋の中で虚ろな目をして「ミ・・ミッ・・」と弱弱しく鳴いているが、もがくことだけは止められないようだ。それを横目に俺はまず、プルプル震える一号の尻尾の半分をハサミで切った。ダンボールのようになかなか切りごたえがある。
第六猟兵by富岡6 オチスレ44
126 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スッップ Sdaa-IYUA)[]:2021/07/02(金) 21:41:02.25 ID:Zd8hjJ2dd
「ミキャァァァ!!ンミピィィィ!!」
一号は、この小さな体のどこからこんな大きな声が出せるのだろうというほどの大きく、甲高い悲鳴をあげ、体を激しく震わせた。俺は言い知れぬ高揚感を覚え、少しずつ、じわりじわりと尻尾を切り進んでいく。
「ピィィィ!!ミャピィィィ!!」
途中一号は興奮の余り脱糞していたが、そんなことは気にならなかった。俺は一号の尻尾を切り取り終えると、約束どおり鍋の中の二号を引きずり出し、芋虫のように痛みにもがいている一号のそばへ放り投げた。

二号は床の冷たさに一時の涼を得たようだったが、尻尾のない一号が「ミィィ・・!ミピィィ・・!」とのた打ち回っているのを見ると「ミィ・・ミィ・・」と、涙を流しながら一号の元へ這っていき、かつて尻尾があったであろう傷口をペロペロと舐め始めた。
一号はそれがどうやら傷口にしみるようで「ミキュゥ・・!」と苦しそうな声をあげたが、二号の優しさを無碍にはできないのだろう、プルプルと体を震わせて耐えていた。
2日目午前 終


2日目午後
噂には聞いていたが、タブンネという種族の再生力は、俺が思っていた以上に素晴らしいもののようだ。一号の切り取られた尻尾のあとの傷口は、二号が涙しながらペロペロと舐めている献身的なサポートの効果もあってか、既に薄く皮膚が張られ、さながら円形脱毛症のようになっていた。
俺が切り取った一号の尻尾を物珍しく思い眺めていると、一号は泣きはれた顔のまま俺の足元まで芋虫のように這ってきて、か細い声で「ミィ・・ミィ・・」と、俺の手にある、自分自身の文字通り形見である尻尾を見つめながら鳴き始めた。「おねがい、僕の尻尾を返して」といったところか。
俺はそのいじらしい姿を見て形容しがたい興奮をおぼえると、一号に対してニヤリと笑いかけ、一号の尻尾を勢いのままにハサミでズタズタに切り刻み始めた。
「・・!ミィィ・・!ミキュィィ・・!」
一号は自分の目の前でズタズタに引き裂かれていく尻尾を見つめながら、いやいやをするように頭を左右に振りつつ、再びさめざめと涙を流し始めた。俺は一号の反応を存分に満喫すると、ズタズタになった尻尾を生ごみ用のごみ箱へと放り込んだ。
第六猟兵by富岡6 オチスレ44
129 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スッップ Sdaa-IYUA)[]:2021/07/02(金) 21:47:49.99 ID:Zd8hjJ2dd
一号は自分の尻尾が放り込まれたごみ箱へ「ミッ・・ミッ・・」と泣きながら這っていくが、所詮は一人で起き上がることさえままならない体、自分の力では取り出すことは出来ないと悟り、体をプルプルと震わせ、声もなく静かに泣いていた。

朝食から大体2時間くらいがたったろうか。二号はすっかり塞ぎこんでしまった一号に「ミッ!ミッ!」と、困ったような顔をしつつも、一号に対して励ますような声をかけ続けていた。
すると突然二号は一号の元を離れ、俺の足元まで這ってくると、俺と窓を交互に見つめながら「ミィ・・ミィ・・」と媚びた声を上げ始めた。例の「僕達を解放して」アピールだ。これ以上自分と一号に被害が及ぶ前にここから逃げ出したいのだろう。
俺は二号を顔の前まで持ち上げ、二号の耳元でこうささやいた。
「一号の前で、その可愛い尻尾を俺がいいと言うまでフリフリと振って来い。そうすればお前をここから解放してやる。もちろんその紐も解いてな」

俺の言葉を受けて二号は泣きそうな顔になると「そんなこと出来ない」とでもいうように頭を左右に振った。尻尾を失った一号の前で自分の健全な尻尾をアピールするなどとても出来ないのだろう。だが俺はさらに追い討ちをかける。
「ならお前らは一生俺の玩具だ。身も、心も、お前らが死にたいと願うほどボロボロにしてやる」
俺の言葉を受けると、二号はプルプルと震えながら、ブルーの美しい瞳から涙を流し始めた。俺がしばらくその姿をニヤニヤしながら眺めていると、二号は観念したようにコクンと頷いた。

俺は二号を立たせてやる。二号はしばらく俺と一号を、まだ涙も乾ききってない顔でチラチラと見比べていたが、観念したようにヨチヨチと一号の方へ歩き始めた。二号は、うつ伏せでまだ放心している一号に向かって「ミ・・ミィィ・・」と遠慮がちに鳴く。一号は虚ろな目をしつつも、うつ伏せのままゆっくりと二号を見上げた。
二号は泣きそうな顔でしばらく躊躇していたが、おもむろに後ろを振り返ると、一号に対して尻を突き出し、真っ白でフワフワな尻尾をフリフリと左右に振り始めた。
「ミ・・ィィ?ミィィ・・?」
一号は二号の可愛らしい仕草を、口をあんぐりと空け「信じられない」といった表情で見つめた。一号の目から再び涙が流れ出す。対して二号も、今にも泣き出しそうな顔で、唇を噛み締めながら懸命に尻尾を振っていた。
第六猟兵by富岡6 オチスレ44
131 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スッップ Sdaa-IYUA)[]:2021/07/02(金) 21:54:43.59 ID:Zd8hjJ2dd
俺は二号を再び掴み上げると、追い討ちをかけるように耳元で再びささやいた。
「一緒に歌も歌ってやれ。きっと一号も喜ぶ」
そして二号を、プルプルと震えている一号の近くにそっと下ろした。二号は再び涙しながら俺を見つめていたが、俺がキッと睨み付けると、二号は脅えたように俺から目をそらし、再び一号に向かって尻を突き出す。
「ミ・・ミ〜ミィ・・♪ミ〜ミ〜ミィ〜♪」
二号は俺の指示通り、一号に向かって尻尾をフリフリ振りながら、若干震えのまじる声で歌を歌い始めた。一号はしばらくその様を涙を流しながら呆然とした表情で見つめていたが、徐々に震えが大きくなり、歯をギリギリと噛み締めだし始めた。

「ミィィ・・!ミフーッ!ミフーッッ!!」
一号はついに怒りが頂点に達したようだ。流れるくやし涙を気にも留めず、白い乳歯をむき出しにして、二号に対して激しい威嚇をはじめ、うつ伏せで自由の利かない体のまま激しくもがき始めた。体二号はその威嚇に体をビクッとさせ、泣きそうな顔で俺を見つめてきたが、俺が険しい表情で二号を睨み付けると、再び一号に対して「・・ミ、ミィ〜♪ミ〜ィィ♪」と歌いながら尻尾を振り始めた。
「ミフーッ!!・・ミキュゥゥ・・ミフゥゥー!!」
一号は二号の行為に対して激しく激昂していたが、どうやら怒りの感情の中に悲しみも混じり始めたようで、威嚇の中に時折悲しい鳴き声も混ざり始めた。一号は最後に「ミィィィ・・」と涙声で鳴くと床に突っ伏し、体をプルプルと震えるのみになってしまった。

「よし」
俺が二号に止めの合図をすると、二号は涙を流しながら一号の元へ駆け寄り「ミィ・・ミィ・・」と悲しそうな声で一号に呼びかけながら、うつ伏せの一号の頭をペロペロと舐め始めた。しかし一号は、しんと黙ったまま体をプルプルと震わせるのみで、二号の方など見向きもしなかった。二号はそれがつらいらしく媚びた鳴き声をさらに媚びさせ一号に呼びかけるが、まったくもって効果はないようだった。
俺は相変わらず一号をペロペロと舐め続ける二号を持ち上げると、ハサミで二号を束縛していた紐を切り、窓辺に二号を放り投げると、窓を開け放った。
「出て行け」
俺が二号にそう語りかけると、二号は困惑の表情を浮かべ、うつ伏せで死んでいるような一号を指差し「ミッ!ミッ!」とけたたましく鳴き始めた。「一号も開放して」といったところだろう。
第六猟兵by富岡6 オチスレ44
132 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スッップ Sdaa-IYUA)[]:2021/07/02(金) 21:59:55.10 ID:Zd8hjJ2dd
「誰が一号も開放すると言った。どうする?出て行くのか、ここに留まるのか」

二号は俺の言葉を受けるとさめざめと泣き出し、外と一号を交互に見つめていた。きっとこいつは一号の身を案じてここに留まるだろう。俺はそう思っていた。
しかし二号は一号に向かって「ミィィ!」とひときわ大きな声で鳴くと、脱兎の如く外へと飛び出して行ったのだった。

二号の行動には俺も少々面食らった。二号はこちらを振り返ることなく茂みまで一目散に走っていくと、茂みをガサガサと揺らしながら奥の方へと去っていったようだった。
少々もったいないことをしたかな。俺はそんなことを考えながら窓をしめ終わると、あらためて一号の様子をうかがう。一号はまだうつ伏せのまま体をプルプルと震わせていた。うつ伏せの状態なのでよくは分からないが、どうやら声もなく涙を流しているようだ。
俺は一号を軽くつま先で小突き、見下ろす形で語りかけた。
「二号は去っていったよ。お前を見捨ててな」

一号は俺の言葉に耳をピクリと動かしたが、それ以上の反応はなく、相変わらず体をプルプルと震わせるのみだ。俺はさらに続ける。
「二号はこれからどうするんだろうな。お前と違って何の束縛もない自由な体で存分に人生を満喫して生きていくんだろうか。あのフリフリで可愛い尻尾で雌をたぶらかしてな」
俺の言葉に一号は2,3回耳をピクピク動かし体の震えも徐々に大きくなっていったが、それだけだった。うんともすんとも言うことなく、うつ伏せの状態を維持している。俺はそれが気に食わなかった。
「おい、何とか言えよてめぇ」
俺は乱暴に一号を掴みあげてこちらを向かせる。一号の顔は俺の想像通り涙と鼻水でグチャグチャになり、人間の子供のようにしゃっくりまでしていた。だが、以前のように媚びた鳴き声も、脅えた鳴き声も上げることなく、ただ俺を光のない目で見つめていた。

だめなんだよ。それじゃあだめなんだ。わかるか一号?お前らベビンネ達は常に俺に畏怖の感情を抱き、俺が求めるときにはもがき、媚び、泣き叫ばなきゃならない。俺は一号の細く短い首に指をあてがうと、グッと締め付けるように力をこめた。
「・・ッ!ミ・・ッ・・ミチュ・・!」
俺が一号の首を締め付ける力と比例して、徐々に一号の可愛らしい目に光が戻ってくる。
第六猟兵by富岡6 オチスレ44
133 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スッップ Sdaa-IYUA)[]:2021/07/02(金) 22:05:38.39 ID:Zd8hjJ2dd
半開きになった口からは小さな舌がチロチロとのぞき、耳をピンと立たせ、苦しそうに足をパタパタと動かし始めた。目が裏返りそうになったところで、締め付けていた指を離してやる。
一号はケホケホと咳き込み、目は涙ぐんでいたものの、やはり以前のように媚びることも、泣き叫ぶことはなかった。いいだろう。お前が生意気にも俺の意思に従わないというのなら、そのお前の意思を俺が試してやる。

「参ったよ一号。お前も立派になったもんだ。それじゃあ一つゲームをしようじゃないか」
俺は一号を砂の敷き詰められた簡易トイレに叩きつける。一号は衝撃でピクンピクンと2,3回痙攣したが、それ以上の反応はすることなく、静かに俺を見上げた。
「10分だ。10分間お前が一度も泣き叫ばなければ、二号のようにお前も解放してやる」
一号の表情がパアと明るくなり、俺の顔を見ながらコクンコクンと何度もうなずいた。俺は一号の承諾を確認すると、さらに続けた。
「よし。俺はゲームの準備に取り掛かる。ちょっと待っていろ。そうそう言い忘れた、お前がゲームに負けた場合、俺は、お前を殺す」
一号は俺の言葉を受けると、希望を取り戻しかけていた表情を恐怖に満ち溢れた表情に変え、俺の顔を見つめたまま、足の先から耳の先までプルプルと震わせていた。

「またせたな。さあ始めようじゃないか」
俺はハサミとボールペンを持って一号に近づく。準備といっても簡単なものだった。フライパンを空焼きし、レモンの果汁にマスタードを混ぜたものを用意しただけだ。ベビンネ達の体は実に可愛らしい。俺は必要以上に一号の体を傷つけるのを嫌った。
俺はうつ伏せでプルプルと震え恐怖に耐えていた一号を仰向けにした。一号の表情には若干の希望も見えるが、やはり何をされるか分からない恐怖の方が大きいのだろう、今にも泣き出しそうな顔をしている。実にいじらしい。俺はまず、一号の目蓋を無理やり持ち上げると、先ほど自作したレモン水溶液を一号のブルーの瞳に注ぎ込んだ。先に視界を奪うことで、恐怖を倍増させるためだ。
「ミ・・!・・ミッ・・!」
一号は、泣き叫びこそしないものの、やはり相当の痛みなのだろう、体をプルプルと震わせ、足と耳をピンと硬直させながら、若干のか細い声をもらした。もちろんこの程度でゲームオーバーにする気はない。
第六猟兵by富岡6 オチスレ44
134 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スッップ Sdaa-IYUA)[]:2021/07/02(金) 22:10:42.82 ID:Zd8hjJ2dd
レモン水溶液を注ぎ終える。一号は昨日のように、目を固く瞑って涙を流し始め、依然体を硬直させている。俺は次にボールペンを手に取ると、まるで赤ん坊のオムツを換えるときのように、仰向けの一号の両足を持ち上げた。尻尾を切り取ったおかげで肛門は簡単に見つかった。俺は一号の肛門にボールペンをあてがうと、ゆっくりと挿入を始めた。
「・・ミ・・!・・ッ!・・ミキュ・・!」
俺は円を描くようにボールペンを回しながら挿入する。一号は口を半開きにし、肛門をヒクヒクと動かしながら、腸内に異物が進入してくる不快感に耐えている。ボールペンを半分ほど挿入すると、突如ボールペンの先が柔らかい壁に当たったような感触がした。どうやらここが行き止まりのようだ。俺はその柔らかい部分をボールペンでグッグッと刺激してみた。
「ムミィ・・!ミィィ・・!」
やはり相当苦しいようで、相変わらず耳の先をピンと硬直させ、体をプルプルと震わせながら、か細い声で鳴いた。

俺はボールペンを挿入したまま次の作業へ移る。一号はまだ苦しそうだが、さっきと比べると若干落ち着いたようだ。俺はハサミを手に取ると、一号の真っ白で可愛らしい足にあてがった。突然足に冷たい感触をおぼえた一号は体をビクッと反応させる。挿入したままのボールペンがピクピクと微かに動いている。俺は一号の反応を楽しむと、縦にゆっくりと一号の足に切れ目を入れた。
「ミ・・!・・ッ!ミピ・・・!」
動物は皮膚に近い部分に神経が集中していると聞く。一号の足に浅くつけられた傷から、ジワリと血がにじみ出てきた。一号は目潰しされた目を固く瞑り、口をあんぐりと空け、尻尾の代わりに挿入されたボールペンをヒクヒクと上下させている。俺はその調子で足、腹、耳など、至るところに切り傷をつけた。特に耳を傷つけた時の反応は愉快だった。体をブルブルと震わせ、涙を流し、失禁までしたのだ。まあそれを計算の上で、簡易トイレの上で拷問しているわけだが。
さてそろそろクライマックスだ。俺は一号に挿入してあるボールペンを、ジワリジワリ、回しながらゆっくりと抜いていく。一号はボールペンが円を描くのにあわせて「ミ・・ミ・・」とリズムよく小さな声で鳴いていた。俺はもう一度一号にレモン水溶液で目潰しすると、一号を掴み上げ、先ほどから空焼きしていたフライパンの前までやってきた。
第六猟兵by富岡6 オチスレ44
136 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スッップ Sdaa-IYUA)[]:2021/07/02(金) 22:19:22.45 ID:Zd8hjJ2dd
既に十分熱され、油もしいていないフライパンからは、白い煙が立ち上がっている。俺はその中に、残ったレモン水溶液を全て注ぎ込んだ。ジュウという音をたて、一気に水溶液は沸騰する。俺はその中に傷だらけの一号を放り込んだ。

「ミ・・!ミ・・!ミピィィィ!!ミピャァァァ!!ミィィィィ!!」
一号の目に、口に、傷口に、沸騰したレモン水溶液が入っていく。一号は頭を左右に振り回し、全身でもがき、ついに泣き叫んだ。おそらくこの悲鳴の中には「もうやめて」という意思表示も含まれているのだろう。だが俺はそう簡単にやめるつもりはなかった。俺はしゃもじを取り出すと、水溶液が一号の体中にいきわたるよう一号を炒め始めた。
「ミピャァァァ!!ンミィィィ!!ミピィィィ!!・・・ミッ・・・ミッ・・」
ついに一号は気を失ったようだ。フライパンの中で脱力し、肌の赤い部分はより赤く、白い部分も心なしか赤くなっていた。俺はフライパンをシンクの上に持ってくると中身をぶちまけた。グッタリとした一号もシンクの上に転がる。蛇口を目いっぱい回し、一号に冷水を浴びせかけた。一号は体をピクッピクッと痙攣させると、ゆっくりと目を開けた。俺は、まだ呆然としている一号を掴みあげると耳元でささやいた。
「約束は守ってもらうぞ、一号」
一号は俺の言葉を受けるとじょじょに目に光を取り戻し、同時にさめざめと涙を流し始め、イヤイヤをするように頭を左右に振りながら「ミィ・・ミィィ・・」と、久しぶりに媚びた鳴き声を上げ始めた。最後にその鳴き声が聞けてよかったよ。一号。

「ンミィィ!ンミィィィ!」
俺の部屋にくぐもった一号の鳴き声が木霊する。一号は、簡易トイレの砂の中に生き埋めにした。いずれ酸素が無くなり、一号は死ぬだろう。しかしこの楽しい遊びも終わりか。俺は少々寂しい気もしたが、割れたガラス代くらいは楽しませてもらった。これでよしとしよう。
相変わらず部屋には一号のくぐもった悲痛な叫び声が響いていたが、俺はもう一つあることに気がついた。部屋の中が臭いのだ。確かに振り返ってみると、ベビンネ達はいたるところで粗相をしていたから当然といえば当然か。
俺は換気のために窓を少し開けると、眠気を覚え、ベッドに横になったのだった。
第六猟兵by富岡6 オチスレ44
137 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スッップ Sdaa-IYUA)[]:2021/07/02(金) 22:25:45.62 ID:Zd8hjJ2dd
「ミイィィィ!!ミイィィィ!!」
まどろみから覚めると随分と部屋が騒がしい。俺が薄目を開けて一号を葬った簡易トイレを見てみると、予想外の光景が広がっていた。あれは・・・二号か?どうやら空けていた窓から入って来たようだ。俺が一号を埋めた場所を必死の形相で掘り返している。そしてついに、一号の顔が砂の中から顔をだした。
「ミ・・ミ・・ミィィィィィ!!」
どうやら一号はまだ死んでいなかったようだ。ケホッケホッと咳き込んだと思ったら、けたたましい声で泣き叫び始めた。二号もその姿に涙し、一号に抱きついた。ベビンネ達は「ミッ・・ミッ・・!」と安堵の声を上げながら抱き合っている。しかし何で二号はわざわざ帰ってきたんだろうか。俺はしばらく、寝たふりをしてベビンネ達を観察することにした。

二号は何かを思い出すように一号から身を放すと、自分の尻尾を手で探り始め、一つのオボンの実を取り出すと、それを一号の前に置き「ミィ・・ミィ・・」と媚びた声を上げ始めた。どうやら二号は、さっきの尻尾フリフリに相当の罪悪感を感じていたようだ。謝罪の印といったところか。
一号は二号とオボンの実を交互に見ると「ミィィィ・・!」と鳴きさめざめと泣き始めた。そしてベビンネ達は、再び熱い抱擁をした。俺はベビンネ達が感傷に浸っている隙をつき、ベッドから跳ね起きると、空いていた窓をピシャリとしめた。俺が寝ていると思っていたベビンネ達は「ミピッ!?」と驚きの声を上げる。
「おかえり二号また派手に汚してくれたなあ。んん?」
どうやらこの楽しい遊びは、まだ終わりではないようだ。


俺は洗濯機の中を覗き込んでいる。その中では縛り上げられたベビンネ達が、洗濯機の回転する水流にもまれてグルグルと回っていた。かつてのトラウマを再び味わうこととなったベビンネ達は、時折水面から顔を上げると「ミィィ!!ミピィィ!」と悲痛な声を上げるが、息つく暇もなく容赦ない水流に流されていくのだった。
すると洗濯機がガコンという音をたて、その回転をやめた。そして中の水を排水していく。排水溝を中心に出来た渦巻きの中で、その回転に合わせてベビンネ達もグルグルと回っている。ベビンネ達は何とか渦巻きから脱出しようと、固く目を瞑り必死の形相で足をばたつかせているようだが、それも徒労に終わり、水が完全に排水されるのと同時に排水溝に思い切り叩きつけられた。
第六猟兵by富岡6 オチスレ44
139 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スッップ Sdaa-IYUA)[]:2021/07/02(金) 22:31:21.13 ID:Zd8hjJ2dd
「ミッキュ!!・・ミィ・・ミィ・・」
ベビンネ達は洗濯機の底で、肩で息をしながらグッタリとしている。どうやらこれで終わりだと思っているようだが、こんなビチャビチャな体で部屋を歩かせるわけにはいかない。きちんと脱水もしなければな。洗濯機がゆっくりと回りだす。ベビンネ達は「ミ・・ミィ?」と不安な表情を浮かべキョロキョロと回転するドラムを見ていたが、あっという間に洗濯機は凄まじいスピードで回り始めた。
「ミィィィィ・・・・!!」
洗濯機の中からガコンガコンと、壁面にベビンネがぶつかる音が響く。ベビンネ達はまるでスーパーボールのように、ドラムの中で跳ね、叩きつけられ、振り回されていた。

俺は洗濯機を開けると、脱水の終わったベビンネ達を掴みあげた。ベビンネ達はゼイゼイと肩で息をし、その表情は虚ろで、瞳からは涙を流し「ミィ・・ミィ・・」と鳴いていた。特に二号の表情は愉快だった。一度は自由の身になれたが、情にながされまたこの地獄に帰ってきた二号。二号は俺の手の中でゆっくりと頭を左右に振りながら絶望の表情でしゃくりあげていた。
俺はベビンネ達をリビングの床に放り投げた。そして俺は二号がさっきもって入ったオボンの実を手に取り、まじまじと眺める。俺はポケモンには詳しくないのでわからないが、こんなものがこいつらの好物なのだろうか。そうしていると、一号と二号が俺の足元まで這ってきて、懇願する表情で「ミィ・・ミィ・・」と、オボンの実を見つめながら鳴き始めた。そういえば、俺はこいつらに昨日から何も食わせてやってない。相当腹が減っているのだろう、二号は汚らわしくもヨダレまで垂らしている始末だ。外で何も食ってこなかったのか。この間抜けめ。
「もっといいものを食わせてやるよ」
俺はそう言うと、オボンの実を生ごみのごみ箱へ放り込む。ベビンネ達はそれを見ると「ミィィ・・」と、泣きそうな顔でごみ箱を見つめていた。

俺は冷凍庫を開けると冷凍チャーハンを取り出し、500g全てを皿に移すと、電子レンジで加熱を始めた。部屋にチャーハンのいい匂いが漂ってくると、泣き顔でごみ箱を見つめていたベビンネ達は一転「ミッ!ミッ!」期待のまじる声で鳴き始め、鼻をひくつかせながら俺の足元へと這ってきた。どうやら空腹のベビンネ達は食欲に翻弄されているようだ。そんなにせかさなくてもたらふく食わせてやるよ。たらふくな。
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