- NHK朝の連続テレビ小説 「おしん」 part13 [無断転載禁止]©2ch.net
243 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2017/06/11(日) 00:12:59.90 ID:NvaK761U - 土地をただで手に入れたのは確かに棚ぼたではあるけど、
あの戦後の混乱期は、現在ほどは(あるいはおしんが出た1980年代ほどは) 土地の評価は高くなかったことは留意していい。 戦後数十年間は土地や建物の評価は結構低くて、ただで下宿させたり 空き地を遊ばせておいたり、そんな土地や建物は結構多かった。 フーテンの寅さんの時代だからな。のどかというかギスギスしたものが少なかった。 土地神話が生まれだしたのは1950年代〜60年代以降。 高度成長期に入って立地条件が重要なファクターと認識されるようになってからだ。 川村だって一等地を目ざとく二足三文で手に入れたわけだし、当時は目利きの力があれば たくさんチャンスがあったわけだな。 まあ棚ぼた物語にはちがいないが、当時の時代背景を考えれば有り得無い話ではない。
|
- NHK朝の連続テレビ小説 「おしん」 part13 [無断転載禁止]©2ch.net
244 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2017/06/11(日) 00:37:59.94 ID:NvaK761U - 現在でも銀行は駅前の一等地をたくさん保有しているが、
この多くは戦後の混乱期に安く入手したものが多いのだ。 銀行に限らず大手の企業はどこもこの時期に安い優良土地を手に入れている。 これが1970年代〜80年代の土地神話の話にもつながっているのな。 新日鉄などは70年代を通じて本業は毎年赤字経営でいつも無配当だったのだが、 戦前から保有していた簿価の安い土地をほんの少し売却するだけで 打ち出の小づちのように特別利益を計上するというマジックを使っていた。 いくら赤字を出しても潰れることのない会社として ハーバードレビューなど米国の経営雑誌にも掲載された。 70年代の日本は東京の土地だけで米国全土を購入できるほどの経済力、金融力を持っていた。 要するに戦前〜戦後混乱期ってのは今では考えられないほど簿価の安い時代があったってこった。
|
- NHK朝の連続テレビ小説 「おしん」 part13 [無断転載禁止]©2ch.net
246 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2017/06/11(日) 08:47:23.36 ID:NvaK761U - >>245
当時の地価なんて一坪1万円以下でも買える時代だぜ。 いくら商業地域でも今(あるいは80年代)と比べりゃタダみたいな値段だよ。
|