- なぜ「飛び出すミステリ」はないのか [無断転載禁止]©2ch.net
285 :名無しのオプ[sage]:2020/06/18(木) 12:40:07.50 ID:DjxmmgAg - 3.庄内式土器
■ 庄内式土器の特徴 庄内式土器は、弥生時代と古墳時代の間の時期の土器である。 庄内式土器と、それ以前の弥生式土器の違いについて関川尚功氏は 「近畿・庄内式土器の動向」(『三世紀の九州と畿内』河出書房新社)の中で述べている。 煮沸形態に関連して重要なことの一つに甕の器壁の薄さ、つまり、 煮沸したときの熱の通りの良さがあります。 弥生後期タイプの甕は大体4ミリから5ミリぐらいの厚さですが、庄内あるいは それに続く布留式の甕になると、1.5ミリから2ミリぐらいの非常に薄い器壁になります。 庄内甕の特徴の一つに内面を削って薄くするという手法がある。 これはもともと畿内の弥生後期の甕にはみられなかったもので、 瀬戸内、日本海側の地域にそれ以前からみられるものである。
|
- なぜ「飛び出すミステリ」はないのか [無断転載禁止]©2ch.net
286 :名無しのオプ[sage]:2020/06/18(木) 12:42:07.61 ID:DjxmmgAg - ■ 九州.北部での庄内式土器の分布
http://yamatai.cside.com/katudou/image/238-11.gif 庄内式土器は北九州一円と、近畿地方では、大阪府八尾市近辺と 奈良県の天理市から櫻井市にかけての地域に分布する。 北九州ではかなり広い地域に分布しているのに対し、 近畿地方では大阪と奈良のかぎられた地域にしか分布しない。 これは、庄内式土器が九州から近畿地方にもたらされたと考える方が自然である。
|
- なぜ「飛び出すミステリ」はないのか [無断転載禁止]©2ch.net
287 :名無しのオプ[sage]:2020/06/18(木) 12:51:14.19 ID:DjxmmgAg - 大阪や奈良の庄内式土器の出土地は、物部氏と関係の強い地域である。
物部氏が、饒速日命とともに九州から近畿地方に天降ったり、 九州の人びとが神武天皇に従って奈良に入ったことと関係すると思われる。 奈良県と大阪府の地名の類似や、さらに、同じ地名が九州にもあることも、 饒速日命や神武東征の伝承で伝えられるような、 九州から近畿地方への人の移動を裏付けるものである。 この時期に卑弥呼.邪馬壹國が奈良.邪靡堆へと移動した時期だろな。 だからこそ、その他の遠絶国に巴利国播磨や支惟国吉備、鬼奴国紀ノ國とか 瀬戸内海沿いの国名に合う国が多いんだよ。 『隋書』では俀国について「都於邪靡堆 則魏志所謂邪馬臺者也」 邪靡堆(奈良ヤマト)を都にする。すなわち、魏志の言うところの邪馬臺(卑弥呼ヤマト)である。
|
- なぜ「飛び出すミステリ」はないのか [無断転載禁止]©2ch.net
288 :名無しのオプ[sage]:2020/06/18(木) 12:53:32.06 ID:DjxmmgAg - 『隋書』では倭国について
|