- 1行ずつミステリー小説を作って行くスレッド2
213 :名無しのオプ[sage]:2011/10/13(木) 01:05:54.14 ID:T1MqAqQ3 - あまりに無理矢理なので帰って行った。
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216 :名無しのオプ[sage]:2011/10/13(木) 15:13:42.60 ID:T1MqAqQ3 - その頃十津川は、青春18切符でやっと西村京太郎記念館へとたどり着いた。
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- かっこいい探偵の登場の仕方
285 :名無しのオプ[sage]:2011/10/13(木) 23:42:08.48 ID:T1MqAqQ3 - 「はい。こちら明智探偵事務所です」
「あ。私だ私だ」 「はい?ワタシダ様ですか?」 「いや私だよ私。うぉっほん。げほげほ」 「あ。先生ですか。どうかなさいましたか?声がなんだか」 「げっほんげっほん。いやちょっと風邪をなうおっほん。ごほごほ」 「大丈夫ですか先生?二十面相のアジトは分かったのですか?」 「いやその件なんだがな。実はその二十面相を追っていま瀬戸内海のある小さな村にいるのだよ」 「瀬戸内海ですか先生?どこですか?何という村ですか?」 「ん。いやあのなんだ。小さいからな、君に言っても分かるまい。ん。それはそれは小さな村だよ」 「そうですか。そんなところによくまあ電話がありましたね。大変でしたね先生」 「げっほんげっほんげっほん。いやそうだよほんとに。天の助けだよ。ん。でその、天の助けがまた必要なのだよ」 「どうなさったんですか?」 「実は二十面相を追うのに金を使い過ぎてしまってね。困っているのだよ」 「それはさぞやお困りでしょう。では早速ぼくがお持ちします!」 「いやいやいや!君にそんな大変なことはさせられん!振り込んでくれたまえ!」 「ええ?こんなぼくだってきっと何かのお役に立ちますよ!行きます瀬戸内海へ!」 「いやいや。危険なことに君を巻き込むことは出来ない。振り込みで充分だ」 「そうですか……。残念だなあ」 「分かってくれたまえ。で。これから言う帝都銀行の東銀座支店の口座に振り込んで欲しいのだが」 「え?東銀座?もしもし?東銀座ってあの」 「いやいや。いいんだ。東銀座でね。いいんだよ」 「でも先生いま瀬戸内海…」 「私の言う通りにしたまえ。いいかね。口座は…あ。いかん十円玉が」 「もしもし?」 「あああ。いかん。十円玉がもう無……プツ。ツーツーツーツー」 「もしもし?あれ?先生?もしもし?変だなあ今の先生。違う人みたいだ」
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