トップページ > ミステリー > 2011年07月30日 > UuWbyOBj

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名無しのオプ
アガサ・クリスティ 21

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アガサ・クリスティ 21
816 :名無しのオプ[sage]:2011/07/30(土) 20:21:07.98 ID:UuWbyOBj
ナイルの人物造形について評判高いようだけど、
クリスティに対する「カードボード・キャラクター」批判を踏まえての
いわゆる「人間が描けている」とされる後世の作家たちの人物造形とはどう一線を画します?
この辺を明確にしてもらえないと、人物造形から見たナイル評が、
のちの人物造形にかまけてミステリとして魅力を失いなったような作品との評価と
変わらないように見えます。
アガサ・クリスティ 21
820 :名無しのオプ[sage]:2011/07/30(土) 23:56:03.08 ID:UuWbyOBj
>>818
>伏線が照応したときに完成する人物描写。
この点はわかりやすいです。
以前からクリスティの手腕で感心していたのは、
例えば好人物に描かれていたにもかかわらず、邪悪な意思を秘めていた犯人だとわかっても、
読後感が不快になったり、ダウナーな締めにならないことで、
そうまとめてもらえると、クリスティ作品の人物描写はミステリとして完成することと
不可分であるといえますよね。
個人的に心配だったのは「人物描写を評価する」ことがイコール「(日本の)自然主義文学」的に評価される、
もしくはその罠にはまって「人間を描く」という表面的な評価に拘泥してしまうことで、
またこのような評価をするには、クリスティ作品には案外奇抜な登場人物が多いと思うので。


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