トップページ > ミステリー > 2011年07月24日 > DHvsQCVs

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名無しのオプ
新・面白い叙述トリック考えた 4
都筑道夫

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新・面白い叙述トリック考えた 4
161 :名無しのオプ[sage]:2011/07/24(日) 00:04:52.43 ID:DHvsQCVs
初投稿ですが、こんなのはどうでしょう?

「どうかしましたか?小林さん」
ターゲットが俺にそう訊ねた。小林というのは、今俺が名乗っている偽名だ。ターゲットに渡した名刺には『投資信託会社 営業部 小林 清』と印刷されている。
俺の本職は探偵だ。時間を掛けて充分にターゲットの事を調査した俺は、満を持して今日彼に初めて接触したのだ。
ターゲットは俺が『小林 清』ではないなどとは、微塵も疑ってはいない。変装は探偵の心得の一つで、今の俺はどこからどう見てもお堅い会社の営業マンにしか見えないはずだ。
「いえ、何も…失礼しました」
俺がターゲットに不審を抱かせるというちょっとしたヘマをしたのは、今居る喫茶店によく知った刑事が入ってくる姿を見たからだ。
もし万一、刑事が俺の姿に気付いて声でも掛けて来ようものなら、今までの努力がすべて無駄になりかねない。
その焦りのせいで、俺は目の前のターゲットから注意を逸らしてしまい、質問を聞きもらしたようだった。
再度ターゲットが発した質問に俺は集中しながら答えた。刑事達を意識の外に置いておけば、存在しないのと同じこと。決して声など掛けては来ないはずだと、祈るような気持ちで。
俺の祈りは天に通じなかった。
俺達が座るテーブルに近寄った刑事達は、しっかりと俺の本名を告げて声を掛けてきた。
「辻本」
刑事はまだ話を続けていたが、俺の耳にはまったく届いていなかった。水の泡となった今までの努力を思い、ただ絶望に打ちひしがれていた。
店を出るように促された俺は、素直に刑事の前に手を差し出した。

「先輩、辻本の事を以前から知っている様子でしたが…」
俺を挟むようにして両脇を固める刑事達。俺が知らない刑事の方が、もう一方の刑事に訊ねた。
「ああ、コイツは俺が何度もパクッた事のある、探偵崩れの詐欺師なんだ…。今度の投資信託詐欺もコイツにはお馴染の手口だったよ…」

都筑道夫
548 :名無しのオプ[sage]:2011/07/24(日) 15:49:49.42 ID:DHvsQCVs
>>547
まあまあ、実際問題謝るべきは書斎にではなく、スレを荒らし続けた事による
スレ住民全員に対しての謝罪が先だろう。
しかし、謝罪よりも出て行って二度と荒らしに戻って来ない方が、スレ住人の為
になる。
なので、イイワケも含めて二度と書き込まない事で、手打ちとしないか?
都筑道夫
553 :名無しのオプ[sage]:2011/07/24(日) 18:09:46.18 ID:DHvsQCVs
>>550
いえいえ、君が残る事など誰も望んでませんので。
謝罪など不要ですので、二度と荒らさないでください。
どうぞ、お引き取りを。

都筑道夫
569 :名無しのオプ[sage]:2011/07/24(日) 23:54:30.37 ID:DHvsQCVs
あんまりいじめると、2chで叩かれた悲しさを世間に判って欲しかった、
とか言いながら、秋葉原で連続殺傷したりするかも知れないから、
ホドホドにね。
基地害は何をしでかすか判らないところからね。
都筑道夫
570 :名無しのオプ[sage]:2011/07/24(日) 23:55:38.54 ID:DHvsQCVs
>>569
×基地害は何をしでかすか判らないところからね。
○基地害は何をしでかすか判らないところがあるからね。


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