- マジで「やられた!」ミステリ 第十九巻
831 :名無しのオプ[sage]:2011/07/24(日) 10:45:22.75 ID:2dbzqvw1 - >>825
文章の上手い下手を野球の守備に例えているが、ちょっと違うと思う。 野球の守備の上手い下手は、結果として現れるエラーの少なさや 広い守備範囲など、目にみえる尺度によって、野球をよく知らない人 でも判断が可能だ。 一方、文章の上手い下手を判断する尺度が何かというと、個人的には 「文章が表している内容のわかりやすさ」だと思うが、これは読み手の 読解力や知識容量で評価が変わり、はっきりしない。 さらに、文章の上手い下手は、表現の美しさや芸術性といった観点から 語られることも多いので、ますます評価の個人差が大きくなる。 文章の上手い下手は、人によって評価が違うものだと思う。
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- マジで「やられた!」ミステリ 第十九巻
832 :名無しのオプ[sage]:2011/07/24(日) 10:59:30.36 ID:2dbzqvw1 - 連城三紀彦は、表現の美しさや芸術性で評価されている作家だと思う。
「文章が表している内容のわかりやすさ」で評価すると、個人的には東野圭吾 が文章の上手い作家だと思う。 それほどたくさん読んだわけではないが、文章が丁寧で、言葉の順番などにも 神経が良く行き届いていると思う。 また、意外かもしれないが、有栖川有栖も文章は非常に丁寧だと思う。
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839 :名無しのオプ[sage]:2011/07/24(日) 12:55:07.17 ID:2dbzqvw1 - <<834
歌の例も野球とほぼ同じで、例としてはイマイチだなあ。 歌も音程の確かさや声量といった、万人に共通な具体的評価尺度が ある点では一緒。 文章の例示としては、絵画の方がまだ似ていると思うが、 絵画も「実物との比較」という、評価尺度があると言えなくもない。 「上手・下手」と「好き嫌い」とは異なるという主張はわかるのだが、 そもそも文章の上手・下手を客観的に評価する尺度が何なのか という部分の説明がない。 文章の上手・下手を評価する具体的な尺度とは、いったい何なのか? 言葉使いの正確さや文法的な正確さ? 正確さだけを評価尺度とすると、文章が下手な作家はほとんどいないと思う。 それが内容のわかりやすさだというのであれば、人によって評価が 違ってくると思う。
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