- アガサ・クリスティ 21
372 :名無しのオプ[sage]:2011/06/30(木) 06:33:19.04 ID:AmkVXys+ - >>370
当然、「意外な犯人」だった。 だって、これがルーツだものw ヒントとなったのは、過去スレでも言及された短編Gだろうけど、 それをこの「型」に仕上げたのは、まぎれもなくクリスティー。 その影響力(とくに日本作家へねw)の大きさだけでも、高い評価 にあたいするよ。
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- アガサ・クリスティ 21
373 :名無しのオプ[sage]:2011/06/30(木) 06:55:07.64 ID:AmkVXys+ - >>368
初期作から再読してるんだね。 新作を追いかけるだけで、ヒーヒー言ってる身としては、なんか羨ましい。 >みなさん一押しの「ナイルに死す」 これはちょっと、違うかな。少なくとも俺の場合、全盛期の開幕を告げる (自分の資質をフルにいかせる、クリスティー流本格を具現化した)堂々 たる代表作だと評価してるけど、本当に脂がのってくるのはこの先だ、と 思ってる。 具体的には、「杉の柩」や「五匹の子豚」を推したい。 再読していくのであれば、そのへんも是非。
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- 【本格の】鮎川哲也 Nホテル六〇六号室【鬼】
67 :64[sage]:2011/06/30(木) 07:29:43.91 ID:AmkVXys+ - >>66
確かにそうなんだけど・・・ 「本格推理の驍将」というイメージや、神格化したような解説が、普通 の読者の敷居を高くしてる気がしてね。俺にとって鮎川哲也は、まず面 白い作家なんだよ。けっしてマニアしか楽しめない難しい話を書く人じゃ ない(マニアの尻尾が残ってた初期に、同類のマニアを唸らせる超絶技巧 の傑作を書いたわけで、それをそのままカタギの衆には薦めにくいw)。 ユーモアのセンスがちと微妙なのがアレだけど、鉄道ものなんか、いまと なっては時代小説みたいな味があるわけで、売りかた次第では、もう少し広 い読者層にアピールできると思うんだけどね。
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