- 江戸川乱歩
279 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w []:2011/06/13(月) 19:58:00.21 ID:DDUe5lTj - >>275が荒らし目的なのか、マジ基地なのかは不明だが、
>『死の十字路』(少年向けリライト) >内容はほぼ同じ。後者はほぼそのまま映画化された。 >これは少年少女層に受けヒット映画となった。 映画「死の十字路」は、ジュブナイルではなく原作準拠の成人向き一般映画であった。 少年探偵団シリーズと混同していると思われる。 >『ぺてん師と空気男』(中編) >前者はアメリカの作家E・A・ポーの翻案小説 完全なる事実誤認。上記作品は大乱歩のオリジナルである。
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- アガサ・クリスティ 21
146 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w []:2011/06/13(月) 19:59:44.39 ID:DDUe5lTj - ジャップ警部から、再度スレ違いの流れへ。
アガサオタは全く何やってんだか(w フランス人刑事ジローというネーミングにしても、 (ジローはポワロとの探偵合戦においては道化そのもの) 何かアガサが我が極東の島国に「含むところ」があったと思われるのは致し方 なかろうか。
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- ミステリ板雑談スレ〜リーダーはでつまつマン〜
824 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w []:2011/06/13(月) 20:00:49.27 ID:DDUe5lTj - 昔懐かしい削除屋Xネタは、名鑑読めば決着ですな(w
フェードアウトに至るまでの醜態ぶりは、まじ笑えるものあり。 大乱歩には単独スレあり。ここではもっとマイナーな話題の作家を取り上げて 逝こうぜ! 例えば、ミッチーこと都筑道夫、大阪圭吉、蒼井雄(注 蒼井優ちゃんではない(w ) 等々。
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- アガサ・クリスティ 21
149 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w []:2011/06/13(月) 21:44:32.87 ID:DDUe5lTj - 非常に残念なことではあるけど、
アガサ作品に関する精神障害に関する時代性から来る固定観念、 中近東ものに覗い見える現地人に対する蔑視と言わぬまでも大きな違和感等、 この辺を見ると、やっぱり第2次世界大戦の敵国、しかも東洋人である日本に 対して、アガサ個人が好感情を抱いていたとは思えないんだよね。
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- 『読みました』報告・海外編Part.6
306 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w []:2011/06/13(月) 21:46:45.58 ID:DDUe5lTj - 「アガサ・クリスティを読んだ少年」
正直言うて、田舎町の事件そのものは、奇妙ではあるがミステリとして面白い ものではない。しかし、ポワロオタなベルギー人少年の本家気取りぶりが、 何とも笑えるものあり。さすがに後にジュブナイルも多数著したという作者 らしいものを感じた。 「コナン・ドイルを読んだ男」 ホームズ談のパロディでもパスティーシュでもなく、ホームズネタ程度の作。 メーンテーマとなる暗号の謎解きも日本人には面白さは薄い。 ホームズ談の贋作は多いため、ブリテンとしては変った趣向を狙ったの かもしれぬが、成功しているとは言い難いものあり。 「G・K・チェスタトンを読んだ男」 まず、事件がブラウン神父ネタで扱うにはミスマッチ感あり。 (ハードコアポルノとは・・・) もっと辛気臭いぐらいの事件が適当。 カーテンに関する謎解きはまあまあの面白さだけに設定に工夫が欲しかった ところである。
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- 『読みました』報告・海外編Part.6
307 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w []:2011/06/13(月) 21:47:20.17 ID:DDUe5lTj - 「ダシール・ハメットを読んだ男」
これもハメットネタ程度の作。メーンストーリーは図書館内における手がかり解読による本探索、ハードボイルドとは程遠い内容である。 解決はマザー・グースネタだが、これまた多くの日本人には馴染が乏しいものである。主人公の最後の「そう、どちらも好きだったから」 に共感を抱く程度かな。(これは作者のブリテンの感でもあろうか) 「ジョルジュ・シムノンを読んだ男」 メーンの登場人物3人(2人の運送屋と屋敷の用心棒)はメグレ・シリーズの 傍役に出て来そうなキャラのようでもあるが、やはり米人作家の手になると どこか違う感あり。仏的メランコリー不足か。 これもメグレネタという感じの作で、雰囲気は米ノワール風である。 「ジョン・クリーシーを読んだ少女」 ねらー待望な少女探偵登場!(w だが、はて?ジョン・クリーシーって? と思うたら、ギデオン警視シリーズのJ・J・マリックであった。 これも警察小説的要素は無く、英語ネタの謎解きがあるだけ。 「アイザック・アシモフを読んだ男たち」 そもそもヘンリー役を無視した黒後家蜘蛛の会もどきは有り得ないはずなの だが?というのが読み始めた正直な感想。 当初の疑問解決に応じたエンディングと相成る。 わりと上手く本歌取りした感じの作ではなかろうか。
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- 『読みました』報告・海外編Part.6
308 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w []:2011/06/13(月) 21:48:45.67 ID:DDUe5lTj - 「読まなかった男」
シリーズ番外編的作か。 最後に作中で言及されるポー作品ネタを軽くアメリカン・ミステリにして みました程度の作。勿論、本家の如き緊迫感・重量感は無い。 「ザレッキーの鎖」 富豪によりお膳立てされたマジシャン怪盗と彼を追う元名刑事の探偵による 一騎打ち・・・さてその趣向の中身とは? 遊び心には富んだ作かとは思うが、脱出トリックが力業過ぎ、 しかもわかり辛いのが難。 「うそつき」 犯罪工作ならぬ犯人設定工作とでも称すべきネタ。 フーダニットとしては平板だが、わりと面白く読めた。 「プラット街イレギュラーズ」 これもホームズ関連ネタ。意外にドンデン返しが楽しめた作ではある。 下町プラット街の住人たちを描く作者の筆も冴えている感あり。 解説によれば、作者は、あのホックと同郷・同年齢とのことだが、 やはりパズラー、短編ミステリ作家としては、1歩も2歩も譲るという感を 否めない。 成人向き作品を書かなくなっていったのは、ジャンルや作風が似た ホックの存在がやはり大きかったのであろうか?
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