- アガサ・クリスティ 21
29 :名無しのオプ[sage]:2011/06/04(土) 18:32:48.25 ID:cG1tscLs - >>23
デビューは30歳だし、意外と大器晩成タイプかもしれませんね。 人気作家になったけど30代後半で失踪離婚、40歳で再婚。 「五匹の子豚」は50代の脂ののりきった時代、「鏡は横にひび割れ」は70代、円熟期の作品。 初期はトリック重視というより、冒険小説っぽいのも多いですね。(七つの時計とか) その頃のも好きだけど、円熟期以降のほうがたしかにコクはある。
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- 山田風太郎 其の十七
134 :名無しのオプ[sage]:2011/06/04(土) 18:40:59.50 ID:cG1tscLs - 高木彬光は全集の月報に解説の連載をしてたけど、
高木彬光はあまり読んでないので、山田風太郎が解説書いたかはわからないなあ。 山風先生、人の解説なんてあまり書かない印象があるけど。 高木彬光とは合作もしてるね。トリックは高木、文章は風太郎だったような。
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- アガサ・クリスティ 21
31 :名無しのオプ[sage]:2011/06/04(土) 19:19:06.21 ID:cG1tscLs - 逆に言うと知らない世界を想像で書くことはしなかったということだね
毒殺が多いのは薬剤師の助手の仕事をしていて毒薬に詳しいからだし 考古学者と再婚してからは、ナイルの死すみたいの書いたり。 俺も(自分とは縁がない)イギリス上流階級の人々の話は新鮮で面白いけどね。 むしろ庶民系の作家が書く上流階級人士は紋切り型で類型的だけど、 クリスティはさすがに上流階級を知ってるだけに、その中の個性が書き分けられてて面白い。
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