- 再復活!横溝正史スレ!
124 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w []:2011/02/11(金) 09:02:08 ID:2ofk1WJP - 「仮面舞踏会」が旧作の犯人パターン使い回しと知らされて発狂状態の奴がいるな(w
憐れなりという感あり。
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- 江戸川乱歩
896 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w []:2011/02/11(金) 09:03:19 ID:2ofk1WJP - >>891のレスに「黒蜥蜴」リライト版が無い不思議。
昭和40年代に出た講談社のソフトカバーの全集も思い出深いものあり。 これは新古書店等では近年は全く見かけず。
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- 【寺島トヨ】 松本清張-10- 【藤島チセ】
772 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w []:2011/02/11(金) 09:04:53 ID:2ofk1WJP - 文春在籍当時にシバリョウ、清張先生の2人の担当編集者を務めた
半藤一利氏が、既に何年か前にシバリョウに比べて清張先生は読まれなくなって 来ている旨を記していた。 やはり時代を経ると、 ミステリをはじめとした現代小説は歴史・時代小説(物語の設定年代が古いので、 逆に「小説」としては時代を超越しているとも言える)よりも不利な感は否めないもの がある。 (まあ、多くの清張作品の舞台となった昭和30年代も「歴史」と化す時代が来れば、 状況変化もあるかとも思うが) そして歴史・時代小説という土俵では、専門職とも言い得る巨人シバリョウとほぼ同時代に 存した点が、清張作品評価にあたって不利な面もあったかに思う。
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- 『読みました』報告スレッド その2
703 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w []:2011/02/11(金) 09:06:58 ID:2ofk1WJP - 「銭形平次捕物控(十四)雛の別れ」を読んだ。
収録作品全話講評 「駕籠の行方」 平次が犯罪者にシンパシーを示し過ぎるラストがひっかかるが、 八五郎の追跡談から始まり、シリーズ十八番のご家中ネタへ展開、 それなり読ませるものあり。 「雛の別れ」 おなじみ大店の犯罪な一編。和風ジョンなトリック、意外な犯人と工夫は 凝らされている。 「井戸の茶碗」 本作の売りであろうアリバイ工作もありきたりで、落語かおなタイトルが 少し面白く感じられるだけの作や。 「仏師の娘」 まあ、アーティスト気質による犯罪とでも称すべき異色作。 「火の呪い」 連続放火犯グループと平次&八五郎の対決を描いた推理より活劇中心な作。 ゆえに鬼平っぽい。
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- 『読みました』報告スレッド その2
704 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w []:2011/02/11(金) 09:07:38 ID:2ofk1WJP - 「鐘五郎の死」
密室ちゅーより、不可能犯罪ネタ。保護色に着眼したトリックはなかなか 面白い。平次に助力を請う同業者、三河町の佐吉のネーミングは、 三河町の半七+人形佐七か。この辺のお遊びも面白い。 「紅いしごき」 犯人設定に矛盾(剣の腕前は良いのか悪いのか?)が生じており、 偶然性も強過ぎる展開で、出来は良くない。 「第廿七吉」 十八番のご家中ネタだが、二転三転する展開でサスペンスミステリとして 面白いものあり。 「父の遺書」 このシリーズを読み慣れていると、犯人は見え見えのうえ、犯行方法が 上手く行き過ぎという感あり。駄作の部類に入るかと思う。 「五つの命」 子供誘拐ねた。でも土蔵を見落としていたってのは名探偵平次として頂けない ものあり、まあ、凡作でしょ。
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