トップページ > 邦楽男性ソロ > 2017年08月11日 > IhM5BhnAM

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NO MUSIC NO NAME (アウーイモ MM6b-WUXM [106.139.6.102])
浅井健一 Part12

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浅井健一 Part12
833 :NO MUSIC NO NAME (アウーイモ MM6b-WUXM [106.139.6.102])[sage]:2017/08/11(金) 16:24:28.70 ID:IhM5BhnAM
彼の歌声は特殊だった

悪夢の中で母親を呼ぶ叫びを思わせた

虚ろな瞳の奥には生命の墓場が広がり乾いていた

物事を歪めて映す狂眼である

美しい蝶が舞い毒性の強い鱗粉を振り撒き土台となって往く

唄が自然と沸き上がるばしょである





彼の世界は完成された
浅井健一 Part12
834 :NO MUSIC NO NAME (アウーイモ MM6b-WUXM [106.139.6.102])[sage]:2017/08/11(金) 18:48:25.23 ID:IhM5BhnAM
彼の歌声は特殊だった
悪夢の中で母親を呼ぶ叫びを思わせた
虚ろな瞳の奥には生命の墓場が広がり乾いていた
物事を歪めて映す凶眼である
美しい蝶が舞い毒性の強い鱗粉を振り撒き土台と成って行く
唄が自然に沸き上がる場所である
彼の世界は完成された
浅井健一 Part12
835 :NO MUSIC NO NAME (アウーイモ MM6b-WUXM [106.139.6.102])[sage]:2017/08/11(金) 18:49:48.90 ID:IhM5BhnAM
彼等の核に在るのは怒りと腐敗である
時にそれ等に形を与え美しい叙情的物語に見せたりする
それ故言葉に真実は無く虚言であり、まやかしである
これは批判でなく称賛である
その悪的行為は面白く趣を感じるからである
その独自性は国内でも最高位に属すものである
浅井健一 Part12
836 :NO MUSIC NO NAME (アウーイモ MM6b-WUXM [106.139.6.102])[sage]:2017/08/11(金) 18:50:35.70 ID:IhM5BhnAM
彼等の音楽性に根拠はない
臨床的事実より宗教的直感が勝っているからである
大脳的感覚視野でなく海馬的記憶視野を刺激するのである
拠って音楽性に知性はない
否これは個人による運命であろう
結局何もわからない
浅井健一 Part12
837 :NO MUSIC NO NAME (アウーイモ MM6b-WUXM [106.139.6.102])[sage]:2017/08/11(金) 18:51:32.44 ID:IhM5BhnAM
彼等のルックスは支持されるに重要であった
その締まった肉体は楽曲に説得力を与え、性的なシンボルでもあった
それは男女を問わず、その特異な世界観の中に陶酔して行った
それは強力な男性像の確立であった
背景の時代と相成ったその姿は悪鬼の降臨を思わせた
浅井健一 Part12
838 :NO MUSIC NO NAME (アウーイモ MM6b-WUXM [106.139.6.102])[sage]:2017/08/11(金) 18:52:21.78 ID:IhM5BhnAM
彼等は時に無邪気な笑顔を見せた
無防備であり稚拙にすら感じられた
独立した空間があり時間が流れていた
其処は王国であった
自らの旋律と鼓動が造り出した新世界に居たのである
その輝きは破壊の衝動であり未来への空想に思えた
浅井健一 Part12
839 :NO MUSIC NO NAME (アウーイモ MM6b-WUXM [106.139.6.102])[sage]:2017/08/11(金) 18:53:28.10 ID:IhM5BhnAM
彼等の思考は引き裂かれた傷口の様に思える
生命に対する祝福そして偏見である
それ等を眺める事が出来るなら背後に大きな闇を見るだろう
それは美的な感性を微妙に狂わす元凶である
自分自身の感情に誤解を生じさせ己を欺くのである
自覚のないままに

THE END
浅井健一 Part12
840 :NO MUSIC NO NAME (アウーイモ MM6b-WUXM [106.139.6.102])[sage]:2017/08/11(金) 18:54:34.88 ID:IhM5BhnAM
彼等は演じざるを得なかった
狂言回しの猿の役割である
偽善者に対する憤り故に悪に成り得たのである
さ迷い模索したが真の悪に実体は無かった
叫び続ける事が唯一の慰めであった
積み重なって行く廃棄物
精神は逆説的に高揚し始めていた
浅井健一 Part12
841 :NO MUSIC NO NAME (アウーイモ MM6b-WUXM [106.139.6.102])[sage]:2017/08/11(金) 18:55:40.80 ID:IhM5BhnAM
彼等は背負っていた
それは高尚な十字架等ではない
少年が思春期に抱える空想への罪悪感や嫌悪感
その程度であろう
しかしそれ等は他者に知られるに耐え難い秘密である
隔離された特異な世界観
其処では成熟した思想など塵に等しかった
浅井健一 Part12
842 :NO MUSIC NO NAME (アウーイモ MM6b-WUXM [106.139.6.102])[sage]:2017/08/11(金) 18:57:44.47 ID:IhM5BhnAM
彼等に友情は有り得たか
小動物を互いに威嚇し狩猟する関係
会議が始まる
人道的配慮に欠けてないか
否食する事が供養である
画して料理は公開される
支持者を巡る晩餐会の旅
その時絆を再確認するのだ
輝く星空
一人の男が食い入る様に見ていた


浅井健一 Part12
843 :NO MUSIC NO NAME (アウーイモ MM6b-WUXM [106.139.6.102])[sage]:2017/08/11(金) 19:00:02.09 ID:IhM5BhnAM
小動物→楽曲
互いに威嚇し狩猟→刺激し合う曲作り
食する→発売する
料理の公開→作品の発表
晩餐会→ライブツアー


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