- ★★ 吉田拓郎〜よしだたくろう vol19 ★★
96 :NO MUSIC NO NAME[]:2011/02/14(月) 20:24:03 ID:nnly2exo0 - あらためて聴いた「ロングタイムノーシー」だが
聴けば聴くほど失望感が広がっていった。その失望は 感覚的なものであったのでモヤモヤしたものが胸の中 に残った。いったいこの失望感は具体的にどういうものなのか はっきりさせたかった。自分のなかで納得したかった。
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97 :NO MUSIC NO NAME[]:2011/02/14(月) 20:28:29 ID:nnly2exo0 - そこでロングタイムノーシーのダメさ加減が、このアルバム自体による
ものなのか、年代的なものによるものなのか確かめてみようと 思った。そこで思いついたのがニール・ヤングの 「ハーベストムーン」(92年)だ。このアルバム、10年以上全く 聴いていない。この前本棚を整理していたときに発見し、 あ、これ持ってたなと思い出した次第。曲調だけでいうと ロングタイム〜に近いのだ。これと聴き比べてみれば ロングタイム〜に抱いたモヤモヤの内容がはっきりするのではないか?
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98 :NO MUSIC NO NAME[]:2011/02/14(月) 20:40:52 ID:nnly2exo0 - そして「ハーベストムーン」を聴いてみた。あ然とした。
一聴瞭然である。音が全く違う。生ギターの音、ドラム、 ベース、そして女声コーラス、全体の臨場感全く違うのだった。
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99 :NO MUSIC NO NAME[]:2011/02/14(月) 20:48:21 ID:nnly2exo0 - 3曲目のユーアンドミーという曲、生ギター1本でイントロが
奏でられるのだが、誰もが、ああ、生ギターの音っていいね、 と思う音なのだ。暗闇のなかでやさしく光を放つ音、それが じんわりと浸透してくるのである。ドラムは音楽の背景をささえ スネアも微妙に柔らかい音である。音楽の背中部分、背景を 作っているのだ、そしてリードの生ギターは右から左から 時折激しい攻撃的な顔をのぞかせ、ベースは 中央の底を支えながら地面を躍動させているのだ
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100 :NO MUSIC NO NAME[]:2011/02/14(月) 21:02:57 ID:nnly2exo0 - アマゾンのレビューを見てみた。そこにはわずか6人の
レビューしかなかったがそのうち3人の人がそれぞれこういう 表現をしていた。 「秋の大平原のような・・・」「夕暮れの音」「風の中で聞えるような・・」 つまり、そういう音なのだ。誰しもがこのサウンドのなかにそういう 自然の風景ををイメージできる、というわけだ。
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