- 佐野元春 #45
193 :NO MUSIC NO NAME[sage]:2011/02/11(金) 00:41:38 ID:UHfR6MDRP - そういえばむかし最愛の彼女にフラれ、メシも喉を通らず、眠ることも出来ず、テレビはもちろん、
部屋にある数百枚のCDも聴くことが出来ず、 ただ「虚無」という名の空虚な時間に怯えていた時、 藁をもつかむ様に手に取ったのが、何年も聴いたことが無かった元春のCDだったな 一端の音楽通を気取り、もはや少年期に熱狂的な元春ファンだったことなんて無かったことになってた自分が、 なんで最後に救いを求めたのが元春だったのかは分からないが、 あの時、ザ•サークルとスウィート16が無ければ俺は狂ってたと思う 欲望、トゥモロー、レインガール、君を連れてゆく、新しいシャツ、彼女の隣人、ボヘミアングレイヴヤード、 そしてレインボーインマイソウル。それらの曲だけが「虚無」を埋めてくれた 俺を恐怖から救ってくれた 肉親を失った巨大な喪失感を抱えたコインの裏と表、陰と陽のような この二枚のアルバムだけで、とにかく俺は数年間をやり過ごした 後日談を聞いた知り合いの女性が、ぜひ、そのCDを貸して欲しいというので貸してやった スウィート16がとてもお気に入りになったそうだ。サークルはちょっと重いらしい 俺はまた、いやったらしい音楽通気取りに戻ったが、ザ•サークルだけ今でも名盤だと思ってる
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- 佐野元春 #45
241 :NO MUSIC NO NAME[sage]:2011/02/11(金) 21:58:23 ID:UHfR6MDRP - >>214
ビジターズでオーバーダビングを駆使した非情緒的なボーカルスタイルを発明して、 それをライブ用にアレンジしたのがあの独特な歌い方だったよね ビジターズの頃は、メロディという情緒性を否定する発言を積極的にしてて、 情緒に流されるから日本人はダメなんだ的な感じだった なんというか、まあ、○○だから日本人はダメなんだ的な中二病のカリスマだったしね 俺は当時からあの歌い方嫌いだったな。何にも有難くなかった ビジターズツアーSpecialで、城ホールの天井まで積み上げられたビルみたいに巨大なスピーカーシステムを震わせながら、 建物ごと吹っ飛ぶんじゃないかと思わせる爆音で聴かされたシェイムはよく覚えている(これ誰得?的な意味で) これが進化し、一本調子で声を張り上げて歌うようになり、 さらに誰得感が増した究極がエイジアンフラワーだと思う デリカシーのカケラもない
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- 佐野元春 #45
249 :NO MUSIC NO NAME[sage]:2011/02/11(金) 23:55:37 ID:UHfR6MDRP - そんな >>247がガッチガチのハードコアテクノとか聴いてるんなら分かるが、
スプリングスティーンみたいな情緒性の塊であるアメリカン演歌聴いてるという つまり、○○だから日本人はダメなんだ!ってのは、結局、日本的なモノの否定でしかなかったんよね 日本カッコ悪い、欧米様カッコいいという印象付けでしかなかった そういうアメリカのソフトパワー戦略にやられた可哀想な子供達の一人が元春であり、 その息子が >>247
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